JP5577551B1 - コースター - Google Patents

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Abstract

【課題】自己のコップを容易に識別することが出来るとともに、繰り返し使用することが可能なコースターを提供する。
【解決手段】本コースター1は、防水性シート11の一面111に、複数の微細な孔が吸盤として機能する吸着層12を設けた吸着シート10で構成される。本コースター1は、コップ2の底面20に配置される底面部13と、外面141が前記防水性シート10の他面112とされ、前記コップ2の外側面21に対向する内面142が前記吸着シート10の吸着層12とされ、当該コップ2の外側面21の一部に吸着される側面部14と、一端151が前記底面部13の一端131に接続され、他端152が前記側面部14の一端143に接続され、幅15wが前記底面部13の一端131の幅13w及び前記側面部14の一端143の幅14wより狭く形成され、前記側面部14を前記底面部13に対して折り曲げ可能に支持する首部15とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、コースターに関し、詳しくは、自己のコップを容易に識別することが出来るとともに、繰り返し使用することが可能なコースターに関する。
従来より、コップ等の下面に配置するコースターの技術は多数存在する。例えば、特開2002−248044号公報(特許文献1)には、平面の紙、又はプラスチック等のシートを自在に折り曲げることができる折り線で折り曲げ、切り込み(4)にストッパー(10)を差し込む事によって、かまぼこ形の立体を形成した、紙コップ等転倒防止の組み立て式立体コースターが開示されている。このコースターでは、前記立体に山の頂点を中心にコップ差し込み用の穴を有し、又、そのコップ差込み用の穴の周りに多数の半円形のひだを内側に折り曲げる事により、べろ(2)を形成している。又、特開2006−218265号公報(特許文献2)には、湾曲状に形成した本体の、凸状の頂点を中心にコップ差し込み用の穴を有し、そのコップ差込み用の穴には吸水するスポンジ状のシートを設け、さらにヒダを設けたことを特徴とする、紙コップ等転倒防止の立体コースターが開示されている。これにより、紙コップ等、安定の悪いコップを風や揺れからの転倒を防ぎ、又、他人と混同しないよう色や柄、文字を書き入れる事で分別出来るとしている。
又、特開平8−150060号公報(特許文献3)には、コップ等の下部を嵌挿すべき筒状胴部を有する有底の紙製コースターが開示されている。このコースターは、前記筒状胴部が周方向で細かい波板状に成形されることで径方向拡縮自在に構成されている。これにより、飲み物を入れたコップ等の下部に装着することで、コップ等の表面に結露した水を適切に吸収することが出来るとしている。
又、特開2002−330854号公報(特許文献4)には、中央部を缶飲料等が勘合するよう円形にカットした板状のポリエチレンフォーム等の素材とその下にコースターを固定するための吸着性を有した吸着シートを貼り合わせ、一体化した構造とする吸着機能付きコースターが開示されている。これにより、ヨット、モーターボート、車内等揺れが激しい場所であっても、揺れによりコースター上の缶飲料等が倒れないようにすることが出来るとしている。
又、特開2011−147742号公報(特許文献5)には、吸水性と断熱性のある吸水断熱帯(1)に、接合帯(2)を上下に設けた、巻きつけコースターが開示されている。又、特開2013−132546号公報(特許文献6)には、容器の表面の下部から1/3乃至4/5までを覆うことにより、空気や水分の移動を遮断し、圧縮すれば縮みその形を維持する機能を持つ薄いアルミ箔を、空気の層を作って断熱性をもたせるためエンボス加工した吸水性のある柔らかい紙で挟み込んで三層とし、これの右端部に粘着テープ2乃至3か所(吸水断熱帯の幅の広さに依る)を設け、これにより容器に固定させる、巻きつけコースターが開示されている。このように、容器(コップ、グラス等)にコースターを巻き付けることで、容器の水滴の発生を抑え、水滴が発生した場合も素早く吸収することが出来るとしている。又、容器と空気との接触を遮断することにより、保冷効果が生じて容器内の氷の溶解が遅くなり、飲み物の希釈時間や冷たさの持続時間を延長させることが出来るとしている。
又、特開2000−177038号公報(特許文献7)には、エマルジョン樹脂に整泡剤を添加して機械発泡させた発泡エマルジョンをシートの片面にコーティングし、このコーティング層の表面を削いで気泡を開口させ表面平滑にしてなる吸着シートと、これを用いたコースターが開示されている。これにより、吸着シート及びコースターをガラスなどの表面に吸着して、通常の状態では剥がれず、必要なときは容易に剥ぎ取ることができ、剥ぎ取ったあとには跡形が残らないとしている。
特開2002−248044号公報 特開2006−218265号公報 特開平8−150060号公報 特開2002−330854号公報 特開2011−147742号公報 特開2013−132546号公報 特開2000−177038号公報
しかしながら、上述した特許文献1〜7に記載の技術では、部品点数が多くなったり、繰り返し使用することが出来なかったり、コップのサイズに応じて適用出来なかったりする問題がある。
又、近年では、コースターの機能面の他に、趣向性、装飾性に優れ、消費者の購買力を惹起させる目新しいコースターが存在しないという問題がある。
そこで、本発明は、前記問題を解決するためになされたものであり、自己のコップを容易に識別することが出来るとともに、繰り返し使用することが可能なコースターを提供することを目的とする。
本発明者は、鋭意研究を重ねた結果、本発明に係る新規なコースターを完成させた。即ち、本発明は、コップの底面に敷かれるコースターであって、以下の構成を採用する。先ず、本コースターは、防水性シートの一面に、複数の微細な孔が吸盤として機能する吸着層を設けた吸着シートで構成される。又、本コースターは、コップの底面に配置される底面部と、外面が前記防水性シートの他面とされ、前記コップの外側面に対向する内面が前記吸着シートの吸着層とされ、当該コップの外側面の一部に吸着される側面部と、一端が前記底面部の一端に接続され、他端が前記側面部の一端に接続され、幅が前記底面部の一端の幅及び前記側面部の一端の幅より狭く形成され、前記側面部を前記底面部に対して折り曲げ可能に支持する首部とを備えることを特徴とする。
又、前記底面部の一端に第一の首部を介して第一の側面部を設け、当該底面部の一端と対向する底面部の他端に第二の首部を介して第二の側面部を設け、前記第一の側面部を前記コップの外側面の一部に吸着させ、前記第二の側面部をコップの外側面の一部と対向するコップの外側面の他部に吸着させる。
又、前記側面部は、キャラクターの形状に切り取られ、前記側面部が前記コップの外側面の一部に吸着されると、当該側面部のキャラクターが前記コップの外側面の一部を装飾する。
又、前記キャラクターの形状を有する複数の側面部がそれぞれの首部を介して前記底面部に設けられる場合に、前記複数の側面部が前記コップの外側面にそれぞれ吸着されると、当該複数の側面部のキャラクターが一体となって一つのモチーフを醸し出す。
本発明に係るコースターによれば、自己のコップを容易に識別することが出来るとともに、繰り返し使用することが可能となる。
本発明に係る第一のコースターの正面図(図1A)と、本発明に係る第一のコースターの底面図(図1B)と、本発明に係る第一のコースターをコップに装着した際の正面断面図(図1C)と、本発明に第一のコースターをコップに装着した際の斜視図(図1D)である。 本発明に係る第二のコースターの正面図(図2A)と、本発明に係る第二のコースターの底面図(図2B)と、本発明に係る第二のコースターをコップに装着した際の斜視図(図2C)である。 本発明に係る第三のコースターの正面図(図3A)と、本発明に係る第三のコースターの底面図(図3B)と、本発明に係る第三のコースターをコップに装着した際の斜視図(図3C)である。 本発明に係る複数の種類のコースターの底面図である。 本発明に係る複数の種類のコースターをコップにそれぞれ装着した際の正面図である。
以下に、添付図面を参照して、本発明に係るコースターの実施形態について説明し、本発明の理解に供する。尚、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
本発明は、コップの底面に敷かれるコースター1(第一のコースター)であって、図1A、図1Bに示すように、本コースター1は、防水性シート11(吸着層支持体)の一面111(裏面、内面)に、複数の微細な孔が吸盤として機能する吸着層12を設けた吸着シート10で構成される。
又、本コースター1は、図1C、図1Dに示すように、コップ2の底面20に配置される底面部13と、外面141が前記防水性シート10の他面112(表面、外面)とされ、前記コップ2の外側面21に対向する内面142が前記吸着シート10の吸着層12とされ、当該コップ2の外側面21の一部に吸着される側面部14とを備える。又、本コースター1は、一端151が前記底面部13の一端131に接続され、他端152が前記側面部14の一端143(下方側の一端)に接続され、幅15wが前記底面部13の一端131の幅13w及び前記側面部14の一端143の幅14wより狭く形成され、前記側面部14を前記底面部13に対して折り曲げ可能に支持する首部15を備える。これにより、自己のコップを容易に識別することが出来るとともに、繰り返し使用することが可能となる。
即ち、ユーザーは、コースター1の側面部14をコップ2の外側面21に所望の角度や形状で吸着することで、この側面部14を目印とすることが可能となる。そのため、ユーザーは、自己のコップ2と他人のコップ2とを間違えること無く、自己のコップ2を容易に識別することが可能となる。パーティー、バーベキュー、キャンプ等において、複数のユーザーが同じ形状のコップ2を使用する場合、本コースター1の識別性は、特に有効である。
又、図1Dに示すように、ユーザーが、コースター1の側面部14の外面141(防水性シート11の他面112)に、自己の名前等の文字を油性ペン等のペンで書くことで、この側面部14の外面141の文字に基づいて、自己のコップ2を確実に見分け易くすることが可能となる。
又、ユーザーが、コースター1の側面部14をコップ2の外側面21の一部に貼り付ける際に、当該側面部14の外面141をコップ2の外側面21に押し当てると、コップ2の外側面21と側面部14との間の吸着層12の無数の孔が、真空に近い状態となって吸盤として機能して、当該側面部14をコップ2の外側面21の一部に吸着する。そして、ユーザーが、コップ2の外側面21の一部に側面部14を吸着させた後に、この側面部14を剥がすと、吸盤として機能した吸着層12の孔に空気が入って、吸着力が失われる。そのため、前記吸着層12をコップ2の外側面21の一部に残すこと無く、綺麗にこの側面部14を剥がすことが出来る。つまり、本発明では、側面部14の吸着に吸着シート10の吸着層12を利用しているため、粘着剤や接着剤を利用したコースターと異なり、着脱が容易の上、コップ2の外側面21の一部に粘着剤等を残すこと無く、再度、前記吸着層12で再吸着することが可能となる。
又、本コースター1の材質は、防水性シート11に吸着層12を設けた吸着シート10としている。つまり、本コースター1は全体として水洗いすることが可能である。ここで、コップ2の外側面21の一部への吸着層12の再吸着により、この吸着層12の吸着面が汚れて、当該吸着層12の吸着力が低下したとしても、この吸着面を水洗いして当該吸着面の汚れを落とせば、前記吸着層12の吸着力は回復する。従って、本コースター1全体を水洗い可能とすることで、長期間にわたって繰り返し使用することが可能となるのである。
更に、本コースター1は、底面部13と側面部14とを接続する箇所に幅狭の首部15を設けることで、ユーザーが側面部14を底面部13に対して折り曲げ易くすることが出来る。そのため、コップ2の外側面21がどのような種類の曲面であっても、ユーザーは、コップ2の外側面21の一部に側面部14を追従させて、当該側面部14をコップ2の外側面21の一部に確実に吸着させることが可能となる。
尚、首部15を無くし、底面部13と側面部14とを直接接続したコースターでは、コースター自身の剛性により、底面部13に対して側面部14を折り曲げても、当該側面部14が元に戻ったり、側面部14をコップ2の外側面21の一部に追従させることが出来なかったりするため、当該側面部14をコップ2の外側面21の一部に吸着させることが出来ない場合がある。
又、本コースター1は、一枚の吸着シート10で構成し、底面部13と側面部14と首部15とを一体成形しているため、部品点数を減らし、コストダウンを図ることが可能である。
又、側面部14の外面141を防水性シート10の他面112とし、当該側面部14の内面142を吸着層12とすることで、底面部13の外面が防水性シート10の他面112となり、底面部13の内面が吸着層12となるから、当該底面部13が吸着層12を介してコップ2の底面20に吸着される。これにより、本コースター1をコップ2に強固に吸着させておくことが可能となる。
尚、図1に示すコースター1では、正方形の底面部13に首部15を介して長方形の一の側面部14を備えるように構成したが、底面部13、側面部14の形状は、特に限定は無い。
又、本コースター1の側面部14の数は、特に限定は無く、複数であっても構わない。例えば、図2A、図2Bに示すように、本発明に係る第二のコースター1では、底面部13の一端131aに第一の首部15aを介して第一の側面部14aを設け、当該底面部13の一端131aと対向する(反対方向の)底面部13の他端131bに第二の首部15bを介して第二の側面部14bを設ける。そして、図2Cに示すように、第一の側面部14aをコップ2の外側面21の一部に吸着させ、第二の側面部14bをコップ2の外側面21の一部と対向するコップ2の外側面21の他部に吸着させる。尚、第一の側面部14aと第二の側面部14bの形状は同一形状の長方形としている。これにより、第一の側面部14aと第二の側面部14bとをコップ2の外側面21の両部に挟み込むように立位させることが可能となる。この状態で、例えば、このコップ2の中に、氷等の入った冷たい飲料水を入れると、コップ2の外側面21に結露水が生じるが、ユーザーが、二つの側面部14a、14bを指で触ってコップ2を持ち上げれば、指を結露水で濡らすこと無く、コップ内の飲料水を飲むことが可能となる。更に、二つの側面部14a、14bは、ユーザーの指に伝わる飲料水の冷たさを緩和することが出来る。
ここで、コースター1の側面部14の構成は、本発明の目的を阻害しない限り、特に限定は無いが、前記側面部14は、キャラクターの形状に切り取られ、前記側面部14が前記コップ2の外側面21の一部に吸着されると、当該側面部14のキャラクターが前記コップ2の外側面21の一部を装飾すると好ましい。前記側面部14は、例えば、キャラクターの外縁を示す形状に切り取られたり、キャラクターの種類に応じて側面部14の内部の所定領域が切り抜かれたりされる。これにより、ユーザーは、自己のコースター1の側面部14のキャラクターを覚えていれば、更に、自己のコップ2を識別し易くなるとともに、側面部14のキャラクターで視覚的に楽しむことが可能となる。
又、側面部14のキャラクターの種類は、本発明の目的を阻害しない限り、特に限定は無く、例えば、動物、植物、飲食用具、食器、飲食物、人物の各部、人物像、道具、服装、装飾品、建物、風景、文字(アルファベット、平仮名、片仮名、漢字等)等を採用することが出来る。
更に、前記キャラクターの形状を有する複数の側面部14がそれぞれの首部15を介して底面部13に設けられる場合に、複数の側面部14が前記コップ2の外側面21にそれぞれ吸着されると、当該複数の側面部14のキャラクターが一体となって一つのモチーフを醸し出すと好ましい。ここで、モチーフとは、複数の側面部14のキャラクターが相互に観念的共通点を有し、一体となって何らかのイメージを形成することを意味する。
例えば、図3A、図3Bに示すように、第三のコースター1では、第一の側面部14aは、三匹のアヒルの子を示すキャラクターの形状に切り取られ、底面部13を介して当該第一の側面部14aの位置と対向する位置に設けられた第二の側面部14bは、一匹の白鳥を示すキャラクターの形状に切り取られている。第一の側面部14aは、第一の首部15aを介して底面部13の一端131aに接続され、第二の側面部14bは、第二の首部15bを介して底面部13の一端131bに接続される。そして、図3Cに示すように、第一の側面部14aをコップ2の外側面21の一部に吸着させ、第二の側面部14bを当該コップ2の外側面21の他部に吸着させ、二つの側面部14a、14bをコップ2を挟んで起立した状態とする。この状態にすると、三匹のアヒルの子と一匹の白鳥とが一体となって「みにくいアヒルの子の物語」のイメージを形成する。これにより、ユーザーは、より一層、本コースター1を視覚的に楽しむことが可能となる。
複数の側面部14のキャラクターは、更に、他のキャラクターとし、他のモチーフを醸し出すように構成出来る。例えば、図4Aに示すように、第一の側面部14aは、スプーンを示すキャラクターの形状に切り取られ、第二の側面部14bは、苺や葡萄等の果物を示すキャラクターの形状に切り取られると、スプーンと果物とが一体となって「食後のデザート」のイメージを形成する。又、図4Bに示すように、第一の側面部14aは、カクテルを示すキャラクターの形状に切り取られ、第二の側面部14bは、横に広げた手を示すキャラクターの形状に切り取られると、カクテルと手とが一体となって「カクテルを手に取る紳士」のイメージを形成する。又、図4Cに示すように、第一の側面部14aは、上を向いた狐を示すキャラクターの形状に切り取られ、第二の側面部14bは、大きな木を示すキャラクターの形状に切り取られると、狐と木とが一体となって「森に住む狐」のイメージを形成する。
又、図4Dに示すように、第一の側面部14aは、帽子を被った男性の横顔を示すキャラクターの形状に切り取られ、第二の側面部14bは、弧を描く鞭を示すキャラクターの形状に切り取られると、男性と鞭とが一体となって「カウボーイ」のイメージを形成する。又、図4Eに示すように、第一の側面部14aは、冠を被った女性の横顔を示すキャラクターの形状に切り取られ、第二の側面部14bは、冠を示すキャラクターの形状に切り取られると、女性と冠とが一体となって「プリンセス」のイメージを形成する。
ここで、図4D、図4Eに示すように、側面部14のキャラクター(鞭、冠)に、吹き出しを示す形状16を設けると、ユーザーが側面部14の外面141に自由に文字を追加出来るため、ユーザーの独自性、趣向性、装飾性を高めることが出来る。
尚、図3、図4では、本コースター1の一方の側面部(第一の側面部14a)のキャラクターを、他方の側面部(第二の側面部14b)のキャラクターと異なるキャラクターとしたが、複数の側面部14a、14bのキャラクターが一つのモチーフを醸し出すのであれば、一方の側面部のキャラクターを、他方の側面部のキャラクターと同一のキャラクターとしても構わない。又、本コースター1の側面部14の設置位置は、側面部14の数に応じて適宜設計変更しても良い。
図5A1に示すように、コップ2の外側面21の一部には、三匹のアヒルの子を示す第一の側面部14aが吸着され、図5A2に示すように、コップ2の外側面21の他部には、一匹の白鳥を示す第二の側面部14bが吸着されている。又、図5B1に示すように、コップ2の外側面21の一部には、黒色のドレスを示す第一の側面部14aが吸着され、図5B2に示すように、コップ2の外側面21の他部には、ピンク色のドレスを示す第二の側面部14bが吸着されている。このように、第一の側面部14aと第二の側面部14bとの色や形状をそれぞれ異なるよう構成しても良い。
又、図5Cに示すように、コップ2の外側面21の一部及び他部に、イタリアのコロシアムを示す第一の側面部14a及び第二の側面部14bがそれぞれ吸着され、図5Dに示すように、コップ2の外側面21の一部及び他部に、イタリアの教会を示す第一の側面部14a及び第二の側面部14bがそれぞれ吸着されている。このように、第一の側面部14aと第二の側面部14bとの色や形状をそれぞれ同一になるよう構成しても良い。
又、図5E1に示すように、コップ2の外側面21の一部には、内部が夜間のピラミッドを示すキャラクターの形状に切り抜かれた長方形の形状の第一の側面部14aが吸着され、図5E2に示すように、コップ2の外側面21の他部には、内部が夜間の太陽神ラーを示すキャラクターの形状に切り抜かれた長方形の形状の第二の側面部14bが吸着されている。このように、内部をキャラクターの形状に切り抜くことにより、側面部14がキャラクターの形状に切り取られても良い。
又、図5F1に示すように、コップ2の外側面21の一部には、バレエをしている男女を示す第一の側面部14aが吸着され、図5F2に示すように、コップ2の外側面21の他部には、バレエの完了ポーズをする男女を示す第二の側面部14bが吸着されている。このように、二つの側面部14a、14bが、経時的な変化を示すキャラクターの形状に切り取られても良い。
ところで、側面部14の外面141の形態は、特に限定は無く、例えば、文字、図柄、模様のいずれかの装飾加工を施したり、ユーザーの指に対する滑り止め加工を施したりしても良い。更に、側面部14の外面141に、立体的形状を適宜設けて、更に、コップ2の外側面21の装飾性を向上させても構わない。
又、コップ2の上下方向に対応する側面部14の長手方向のサイズは、特に限定は無く、例えば、図2に示すように、コップ2の上下方向のサイズに対応させても、コップ2の上下方向のサイズよりも短いサイズに対応させても、コップ2の上下方向のサイズよりも長いサイズに対応させても構わない。
又、側面部14と首部15との間の境界線、又は首部15と底面部13との間の境界線は、例えば、溝やミシン目等の折り加工を施して、側面部14を底面部13に対して折り曲げ易くしても良い。
又、首部15の形状は、特に限定は無く、例えば、図1に示すように、両方の縁を円弧とした形状でも四角形状でも構わない。
又、本コースター1の切り取り方法は、特に限定は無く、例えば、吸着シート10をレーザーカットしたり所定の型刃で抜きカットしたりして、本コースター1の底面部13、側面部14、首部15を一度に切り取る方法等を挙げることが出来る。
又、本コースター1(吸着シート10)の厚みは、特に限定は無く、例えば、1mm〜3mmであると好ましい。これにより、本コースター1に適度な剛性を付与することが出来て、長期的に繰り返し使用が可能となる。
又、防水性シート11の材質は、特に限定は無く、例えば、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル等の様々なプラスチックシート、プラスチックフィルム、合成紙、不織布等を挙げることが出来る。
又、防水性シート11の色は、特に限定は無く、例えば、白色、黒色、青色、ピンク色等の単色、多色(フルカラー)、レインボーカラー等を挙げることが出来る。
又、吸着層12の材質は、特に限定は無く、例えば、表面に微細な凹状孔が無数に配置された樹脂等の材質、表面及び内部に孔が無数に配置され、内外の孔が連結している材質、マイクロ吸盤層の材質等を挙げることが出来る。又、吸着層12の孔は、特に限定は無く、例えば、独立孔でも連続孔でも構わない。
又、本コースター1が敷かれるコップは、特に限定は無く、ガラス製のコップ(グラス)、透明性又は半透明性のコップ、陶器製のコップ等を採用することが出来る。又、前記コップの形状は、本発明の目的を阻害しない限り、特に限定は無く、逆円錐台形状、逆角錐台形状、円柱形状、多角柱形状等を採用することが出来る。
以上のように、本発明に係るコースターは、飲食店等の業務用や家庭用のコースターとして有用であり、自己のコップを容易に識別することが出来るとともに、繰り返し使用することが可能なコースターとして有効である。
1 コースター
10 吸着シート
11 防水性シート
12 吸着層
13 底面部
14 側面部
15 首部
2 コップ
20 コップの底面
21 コップの外側面

Claims (2)

  1. コップの底面に敷かれるコースターであって、
    本コースターは、防水性シートの一面に、複数の微細な孔が吸盤として機能する吸着層を設けた吸着シートで構成され、
    コップの底面に配置される底面部と、
    外面が前記防水性シートの他面とされ、前記コップの外側面に対向する内面が前記吸着シートの吸着層とされ、当該コップの外側面の一部に吸着される側面部と、
    一端が前記底面部の一端に接続され、他端が前記側面部の一端に接続され、幅が前記底面部の一端の幅及び前記側面部の一端の幅より狭く形成され、前記側面部を前記底面部に対して折り曲げ可能に支持する首部と
    を備え
    前記側面部は、キャラクターの形状に切り取られ、
    前記側面部が前記コップの外側面の一部に吸着されると、当該側面部のキャラクターが前記コップの外側面の一部を装飾することを特徴とするコースター。
  2. 前記キャラクターの形状を有する複数の側面部がそれぞれの首部を介して前記底面部に設けられる場合に、前記複数の側面部が前記コップの外側面にそれぞれ吸着されると、当該複数の側面部のキャラクターが一体となって一つのモチーフを醸し出す
    請求項に記載のコースター。
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