JP3222081U - コースタースタンド - Google Patents
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Abstract
【課題】グラスの下に敷いて使用するだけでなく、立てて飾っておくことのできるコースタースタンドを提供する。【解決手段】1枚のプラスチックシートに打ち抜き加工を施し、1枚もしくは複数枚のコースターとそのコースターを飾るためのスタンドが、余白部分に一部が繋がった状態で形成され、使用する際に使用者が切り離して使用するコースタースタンド3であって、コースタースタンド3には大小二つの方形の切り込みC、Eが形成され、いずれも根元となる一辺には切り込みを入れず、スタンドと連続しており、小さい方の切り込みEの両端を繋ぐ辺には折り筋Aが形成され、大きい方の対向する切り込みCからそれぞれ直角に端辺まで伸びる折り筋Bが形成され、それらを折り曲げることによりコースターを保持できる。【選択図】図3
Description
本考案はプラスチック製のコースター及び専用のスタンドに関するものである。
通常コースターは紙、木、プラスチックなど様々な材質で製造されており、使用後は廃棄又は所定の場所に収納されるのが一般的な使用方法であるが、コースターは広告媒体やキャラクターグッズとして利用されることも多く、店名や企業のロゴマーク、キャラクター等を印刷して製作され店舗やイベント等で使用されている。
しかしながら、企業ノベルティやキャラクターグッズなど主にプロモーション用途の場合、コースターとして使用されない時は人目に触れずその効果が期待できないという課題がある。また、お気に入りの絵柄やキャラクター等が印刷されたコースターを見える所に飾っておきたいという要望に応えられないことも課題である。紙製のコースターの場合、使用後は廃棄されることがほとんどであるため、プロモーションの効果は限られたものとなるうえに、環境保護の観点から見ても課題がある。
上記の課題を解決するため本考案は、コースターを使用した後、組み立て式の専用のスタンドを用いて、立てて飾ることができる構造を備え、部屋などに置いて鑑賞できると同時に、人目に触れる場所に置くことによりプロモーションの効果が期待できる。また、主にプロモーショングッズとして製作することを考慮し、複数のコースターとスタンドを1枚のプラスチックシートを用いて形成し、使用者が切り離し組み立てる構造とすることによりコストダウンを図る。
コースターを繰り返し使用できるプラスチック製とすることで廃棄される紙を減らすことができるほか、コースターを飾ることができる構造を備えることにより、プロモーショングッズとしてのより高い効果が期待できる。
以下、本考案の形態を図に基づいて説明する。
本考案の実施例である図1の示す通り、1枚のプラスチックシート1を打抜き加工することにより、形成されたコースター2とスタンド3は完全には切り抜かれておらず、分離しないようにシート1に一部が固定されており、それらを手を使い切り離すことにより、図2の示す通りコースター2及びスタンド3が形成される。スタンド3には図3の示す通り、折り筋AとB、切り込みCとEが形成されており、図4の示す通り、折り筋Aを谷折りにしてストッパーDを手前に起こし、折り筋Bを山折りにして背あて部Fを形成し、図5の示す通り背あて部をたわませストッパーDの背面に当て、可撓性のあるプラスチックシート素材の反発力を制止する。コースター2を飾る場合は、図6及び図7の示す通りストッパーDと背あて部Fの間に重ねて差し込み挟む。本考案では可撓性のあるプラスチックシートを使用することにより、折り曲げた背あて部Fが元に戻ろうとする力を利用し、1枚または複数のコースター2を背面から背あて部Fが押す構造を備えており、ストッパーDとの間に挟んだコースター2が倒れたりすることなく保持することができる。そのため、例えばコースターが円形の場合でもスタンドから左右に転げ落ちることなく飾ることができる他、ストッパーDを折り加工し形成した際にできた穴Gに、円形のコースターの下部が嵌ることにより、素材の厚みをもって容易に左右に転げ落ちるのを防止する構造を備える。本考案を実現するための最適な方法として、可撓性のあるプラスチック素材を使用し、コースター2を立てるスタンド3の背あて部Fを図7の示す通り湾曲させ、反発力をもってコースター2を背面から押さえる構造が考えられる。この構造を用いることにより挟むコースター2の枚数が一定で無く、例えば1枚の時と5枚の時いずれの場合であっても、背あて部Fがコースター2を背面から押さえる力により、安定して保持することが可能である。また、プラスチック素材を使用することにより耐水性及び防汚性に優れ、紙製のコースターのように使い捨てでは無く、繰り返し使用できることも特長である。
1 プラスチックシート
2 コースター
3 スタンド
A 折り筋
B 折り筋
C 切り込み
D ストッパー
E 切り込み
F 背あて部
2 コースター
3 スタンド
A 折り筋
B 折り筋
C 切り込み
D ストッパー
E 切り込み
F 背あて部
Claims (2)
1枚のプラスチックシートに打ち抜き加工を施し、1枚もしくは複数枚のコースターとそのコースターを飾るためのスタンドが、余白部分に一部が繋がった状態で形成され、使用する際に使用者が切り離して使用することを特長とするコースタースタンド。
請求項1に記載のコースタースタンドであって、スタンド3に形成された折り筋Aを谷折りにしてストッパーDを手前に起こし、折り筋Bを山折りにして背あて部Fを形成し、プラスチックシートの可撓性による反発力により、ストッパーDと背あて部Fとの間に挟んだコースター2を保持することを特長とする請求項1のコースタースタンド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019000315U JP3222081U (ja) | 2019-01-30 | 2019-01-30 | コースタースタンド |
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Publications (1)
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JP3222081U true JP3222081U (ja) | 2019-07-11 |
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ID=67212029
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019000315U Active JP3222081U (ja) | 2019-01-30 | 2019-01-30 | コースタースタンド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3222081U (ja) |
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2019
- 2019-01-30 JP JP2019000315U patent/JP3222081U/ja active Active
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