JP2005198420A - アウターロータ型電動機 - Google Patents

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Katsuhiro Mochizuki
克洋 望月
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Mahle Electric Drive Systems Co Ltd
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Kokusan Denki Co Ltd
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Abstract

【課題】 樹脂ボス内のメタル軸受やメタル回転軸が帯電するのを防止できるアウターロータ型電動機を得る。
【解決手段】 樹脂ボス8の端面に重ねてメタル軸受9に接触する導通板16を設ける。導通板16は樹脂ボス8を軸線方向に貫通するメタルネジ15でメタル取付けプレート12に導通接続する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、樹脂ボスの外周にステータ鉄心を支持しているアウターロータ型電動機に関するものである。
従来のこの種のアウターロータ型電動機は、図8に示す構造であった。即ち、カップ状のロータヨーク1の内周に永久磁石2が固定されて構成されているアウターロータ3と、該アウターロータ3の永久磁石2に対向する複数の磁極部4aを環状部4bの外周に突設させているステータ鉄心4の磁極部4aに樹脂ボビン5を介してコイル6が巻装されたステータ7と、ステータ鉄心4の環状部4bの内周に設けられて固定された樹脂ボス8と、該樹脂ボス8の軸心をメタル軸受9を介して回転自在に貫通していて先端にロータヨーク1の中心部が固定され且つ基端に樹脂ギヤー10が設けられているメタル回転軸11と、ステータ7を支持体に取付けるためのメタル取付けプレート12と、このメタル取付けプレート12にネジ13で固定されていて電動機の駆動回路を搭載した回路基板14と、メタル取付けプレート12を樹脂ボス8に固定しているメタルネジ15とを備えた構造であった(例えば、特許文献1参照。)。
このように樹脂ボス8の外周にステータ鉄心4の環状部4bが支持されていると、ステータ鉄心4の環状部4bを樹脂ボス8の外周に鋳込み固定することができ、ステータ鉄心4の環状部4bと樹脂ボス8の外周との間に隙間がなくなって、しかも相互の位置が決まるので、ボス8に対するステータ7の取付け精度を向上させることができる。
特開2002−369480号公報(図1)
しかしながら、このような構造のアウターロータ型電動機では、樹脂ギヤー10と噛み合う相手ギヤーとの摺動(摩擦)によって発生した静電気が、メタル回転軸11,メタル軸受9,樹脂ギヤー10に帯電して、実機の筐体またはコントローラに放電した場合、システムの誤動作や電子部品の破損等を招く恐れがあった。
本発明の目的は、樹脂ボス内のメタル軸受やメタル回転軸が帯電するのを防止できるアウターロータ型電動機を提供することにある。
本発明は、カップ状のロータヨークの内周に永久磁石が固定されて構成されているアウターロータと、該アウターロータの永久磁石に対向する複数の磁極部を環状部の外周に突設させているステータ鉄心の磁極部にコイルが巻装されたステータと、ステータ鉄心の環状部の内周に配置されて固定された樹脂ボスと、該樹脂ボスの軸心をメタル軸受を介して回転自在に貫通していて先端にロータヨークの中心部が固定され且つ基端に樹脂ギヤーが設けられているメタル回転軸と、ステータを支持体に取付けるためのメタル取付けプレートとを備えたアウターロータ型電動機を対象とする。
本発明に係るアウターロータ型電動機では、樹脂ボスの端面に重ねられてメタル軸受に接触する導通板が設けられ、該導通板は前記樹脂ボスを軸心方向に貫通するメタルネジで前記メタル取付けプレートに導通接続されていることを特徴とする。
この場合、導通板はメタル軸受に接触するバネ接触部を有するバネワッシャで構成されていることが好ましい。
また本発明に係るアウターロータ型電動機では、メタル軸受に一体に導通板が設けられ、該導通板は樹脂ボスの端面に重ねられて該樹脂ボスを軸心方向に貫通するメタルネジでメタル取付けプレートに導通接続されていることを特徴とする。
また、メタルネジはメタル取付けプレートを樹脂ボスに固定するメタルネジで兼用されていることが好ましい。
本発明に係るアウターロータ型電動機では、樹脂ボスの端面に重ねられてメタル軸受に接触する導通板が設けられ、該導通板は樹脂ボスを軸心方向に貫通するメタルネジでメタル取付けプレートに導通接続されているので、樹脂ボス内にメタル軸受やメタル回転軸が配置されていても、メタル回転軸はメタル軸受に電気的につながり、メタル軸受は導通板とメタルネジとメタル取付けプレートを経てアースされており、樹脂ボス内のメタル軸受やメタル回転軸が帯電するのを防止できる。このためメタル軸受やメタル回転軸からの放電により、電気回路や電子部品の誤動作や損傷を防止することができる。
この場合、導通板はメタル軸受に接触するバネ接触部を有するバネワッシャで構成されていると、バネ性によりメタル軸受に安定して接触させることができ、電気的接触を安定させることができる。
また本発明に係るアウターロータ型電動機では、樹脂ボス内にメタル軸受やメタル回転軸が配置されていても、メタル回転軸はメタル軸受に電気的につながり、メタル軸受はこれと一体の導通板とメタルネジとメタル取付けプレートを経てアースされているので、樹脂ボス内のメタル軸受やメタル回転軸が帯電するのを防止できる。このためメタル軸受やメタル回転軸からの放電により、電気回路や電子部品の誤動作や損傷を防止することができる。また、メタル軸受に導通板が一体に設けられているので、部品点数の増加を防止でき、組立て作業も容易に行うことができる。
これらの発明で、メタルネジはメタル取付けプレートを樹脂ボスに固定するメタルネジで兼用されていると、メタルネジを増やすことなく、導通板をアースすることができる。
図1乃至図3は本発明に係るアウターロータ型電動機を実施するための最良の形態の第1例を示したもので、図1は本例のアウターロータ型電動機の縦断面図、図2(A)は本例で用いている導通板の平面図、図2(B)は図2(A)のA−A線断面図、図3は本例のアウターロータ型電動機のステータの一部端面図である。なお、前述した図8と対応する部分には、同一符号を付けて示している。
本例のアウターロータ型電動機では、樹脂ボス8の端面に重ねられてメタル軸受9に接触する導通板16が設けられている。導通板16はメタル軸受9に接触するバネ接触部16aを有するバネワッシャで構成されている。導通板16の基部にはネジ通し孔16bが開けられている。該導通板16は、樹脂ボス8を軸心方向に貫通する前述したメタルネジ15でメタル取付けプレート12に導通接続されている。メタルネジ15は、メタル取付けプレート12を樹脂ボス8に固定しているネジであって、頭部がロータヨーク1の底部側に位置し、樹脂ボス8をその軸線方向に貫通し、メタル取付けプレート12に螺合されている。
このようなアウターロータ型電動機では、樹脂ボス8内にメタル軸受9やメタル回転軸11が配置されていても、メタル回転軸11はメタル軸受9に電気的につながり、メタル軸受9は導通板16とメタルネジ15とメタル取付けプレート12を経てアースされているので、樹脂ボス8内のメタル軸受9やメタル回転軸11が帯電するのを防止できる。このためメタル軸受9やメタル回転軸11からの放電により、電気回路や電子部品の誤動作や損傷を防止することができる。
この場合、導通板16がメタル軸受9に接触するバネ接触部16aを有するバネワッシャで構成されていると、バネ性によりメタル軸受9に安定して接触させることができ、電気的接触を安定させることができる。
また、メタルネジはメタル取付けプレート12を樹脂ボス8に固定するメタルネジ15で兼用されていると、メタルネジを増やすことなく、導通板16をアースすることができる。
なお、導通板16をアースするメタルネジは、メタル取付けプレート12を樹脂ボス8に固定するメタルネジ15を兼用することなく、別個のメタルネジを用いることもできる。
図4乃至図6は本発明に係るアウターロータ型電動機の実施の形態の第2例を示したもので、図4は本例のアウターロータ型電動機の縦断面図、図5は本例のアウターロータ型電動機のステータの一部端面図、図6は本例で用いているメタル軸受に一体の導通板の平面図である。
本例のアウターロータ型電動機では、メタル軸受6の端面外周に一体にフランジ状に導通板16が設けられている。この導通板16は、樹脂ボス8の端面に重ねられて該樹脂ボス8を軸心方向に貫通するメタルネジ15でメタル取付けプレート12に導通接続されている。メタルネジ15は、メタル取付けプレート12を樹脂ボス8に固定しているネジであって、頭部がロータヨーク1の底部側に位置し、樹脂ボス8をその軸線方向に貫通し、メタル取付けプレート12に螺合されている。メタル軸受6の外周に環状に突設されているフランジ形の導通板16には、周方向の3箇所にネジ通し孔16bが開けられ、メタルネジ15が通されてメタル取付けプレート12に螺合されている。
このようなアウターロータ型電動機では、樹脂ボス8内にメタル軸受9やメタル回転軸11が配置されていても、メタル回転軸11はメタル軸受9に電気的につながり、メタル軸受9はこれと一体の導通板16とメタルネジ15とメタル取付けプレート12を経てアースされているので、樹脂ボス8内のメタル軸受9やメタル回転軸11が帯電するのを防止できる。このためメタル軸受9やメタル回転軸11からの放電により、電気回路や電子部品の誤動作や損傷を防止することができる。また、メタル軸受9に導通板16が一体に設けられているので、部品点数の増加を防止でき、組立て作業も容易に行うことができる。
なお、導通板16をアースするメタルネジは、メタル取付けプレート12を樹脂ボス8に固定するメタルネジ15を兼用することなく、別個のメタルネジを用いることもできる。
図7(A)(B)は実施の形態の第2例で用いる導通板16の更に2種の各例を示した平面図である。
図7(A)に示す導通板16は、メタル軸受6の端面外周に一体にフランジ状に導通板16が設けられ、この導通板16の周方向の3箇所に設けられているネジ通し孔16bはこの導通板16の外周に開口されている。
図7(B)に示す導通板16は、メタル軸受6の端面の周方向の1箇所から所要の幅で突設され、この導通板16の先端側にネジ通し孔16bが設けられている。
本発明に係るアウターロータ型電動機を実施するための最良の形態の第1例を示した縦断面図である。 第1例で用いている導通板の詳細図である。 本例のアウターロータ型電動機のステータの一部端面図である。 本発明に係るアウターロータ型電動機を実施するための最良の形態の第2例を示した縦断面図である。 本例のアウターロータ型電動機のステータの一部端面図である。 第2例で用いる導通板の平面図である。 第2例で用いる導通板の更に2種の各例を示した平面図である。 従来のアウターロータ型電動機の縦断面図である。
符号の説明
1 ロータヨーク
2 永久磁石
3 アウターロータ
4 ステータ鉄心
4a 磁極部
4b 環状部
5 樹脂ボビン
6 コイル
7 ステータ
8 樹脂ボス
9 メタル軸受
10 樹脂ギヤー
11 メタル回転軸
12 メタル取付けプレート
13 ネジ
14 回路基板
15 メタルネジ
16 導通板
16a バネ接触部

Claims (4)

  1. カップ状のロータヨークの内周に永久磁石が固定されて構成されているアウターロータと、前記アウターロータの前記永久磁石に対向する複数の磁極部を環状部の外周に突設させているステータ鉄心の前記磁極部にコイルが巻装されたステータと、前記ステータ鉄心の前記環状部の内周に配置されて固定された樹脂ボスと、前記樹脂ボスの軸心をメタル軸受を介して回転自在に貫通していて先端に前記ロータヨークの中心部が固定され且つ基端に樹脂ギヤーが設けられているメタル回転軸と、前記ステータを支持体に取付けるためのメタル取付けプレートとを備えたアウターロータ型電動機において、
    前記樹脂ボスの端面に重ねられて前記メタル軸受に接触する導通板が設けられ、該導通板は前記樹脂ボスを軸心方向に貫通するメタルネジで前記メタル取付けプレートに導通接続されていることを特徴とするアウターロータ型電動機。
  2. 前記導通板は前記メタル軸受に接触するバネ接触部を有するバネワッシャで構成されていることを特徴とする請求項1に記載のアウターロータ型電動機。
  3. カップ状のロータヨークの内周に永久磁石が固定されて構成されているアウターロータと、前記アウターロータの前記永久磁石に対向する複数の磁極部を環状部の外周に突設させているステータ鉄心の前記磁極部にコイルが巻装されたステータと、前記ステータ鉄心の前記環状部の内周に配置されて固定された樹脂ボスと、前記樹脂ボスの軸心をメタル軸受を介して回転自在に貫通していて先端に前記ロータヨークの中心部が固定され且つ基端に樹脂ギヤーが設けられているメタル回転軸と、前記ステータを支持体に取付けるためのメタル取付けプレートとを備えたアウターロータ型電動機において、
    前記メタル軸受に一体に導通板が設けられ、該導通板は前記樹脂ボスの端面に重ねられて該樹脂ボスを軸心方向に貫通するメタルネジで前記メタル取付けプレートに導通接続されていることを特徴とするアウターロータ型電動機。
  4. 前記メタルネジは前記メタル取付けプレートを前記樹脂ボスに固定するメタルネジで兼用されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のアウターロータ型電動機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016082876A (ja) * 2014-10-20 2016-05-16 アスモ株式会社 ブラシレスモータ
CN108631466A (zh) * 2017-03-21 2018-10-09 本田技研工业株式会社 发电装置

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JP2016082876A (ja) * 2014-10-20 2016-05-16 アスモ株式会社 ブラシレスモータ
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