JP2005198256A - 画像再生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 再生する画像を選択するときや、再生形態を選択するときにおいて、より直感的に動作させ得る操作性を備えた画像再生装置を提供する。
【解決手段】 画像再生装置に設けた液晶モニタを用いて、再生モード時に液晶モニタを回動操作することにより、その回転角度や回転方向に応じて、再生する画像ファイルの選択やサーチ、又は再生形態の選択を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、液晶ディスプレイ等から構成される回動可能なモニタを具備した画像再生装置に関する。
デジタルビデオカメラ或いはデジタルスチルカメラなどの画像記録再生装置は、具備する記録媒体に記録されている画像ファイルを選択して再生する機能を有している。再生する画像ファイル(又はシーン)を選択するための操作部材としては、一般的に正方向、負方向を示すサーチボタン、十字キー、ジョグシャトル等の操作部材が知られている。
また、スライドショー、コマ送り、倍速再生、逆再生等の特殊な再生機能を実行できるカメラがあり、このようなカメラを使用するユーザーは、設けられた専用のモードボタンを用いて設定したり、或いはメニュー画面を用いて設定したりして、所望の再生形態を選択している。なお、このようなカメラに関しては、例えば、特許文献1などに開示されている。
このように、再生する画像ファイル(又はシーン)を選択する場合や、再生形態を選択する場合には、ユーザーは操作ボタンを用いたり、メニュー画面を用いたりして選択操作を行うことが多かった。
特開平11−331739号公報
しかしながら、デジタルビデオカメラやデジタルスチルカメラ等のカメラの多くは小型化が進み、搭載可能な操作部材の数は限界に近づき、追加が難しくなってきている。また、操作ボタンがカメラ本体に搭載された場合、装置の小型化を阻害するばかりでなく、デザイン性を低下させる場合もある。また、操作ボタンを本体でなくリモートコントローラに搭載したとしても、リモートコントローラを大きくすることはカメラと一緒に携帯するメリットを損なわせ、商品性を低下させるおそれがある。
また、カメラは多機能化が進んでおり、メニューの項目やその内容は著しく複雑化している。したがって、新たな動作形態を追加した際に、メニュー項目を追加することはユーザーにとって一層の混乱を招きかねない。もとよりメニューを用いた設定方法は、階層的でユーザー操作工数が多く複雑であり、直感的な操作が難しいので、操作性の点で優れているとはいえなかった。
すなわち、カメラに所定の動作を行わせる際に、その動作を指示するための操作ボタンを専用に設けることにはスペース的、デザイン的な制限があり、またメニュー画面を用いて動作を設定する方法では操作が複雑となってしまう問題があった。
本発明は、上記のような点に鑑みてなされたものであり、再生する画像を選択するときや、再生形態を選択するときにおいて、より直感的に動作させ得る操作性を備えた画像再生装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の画像再生装置は、該画像再生装置の本体に接続され、該本体に接続された部位の全部または一部を支点にして回動可能な構成を有し、回動に応じて表示のオンオフを切り替え可能な表示手段と、前記表示手段の表示がオンになっている状態において、前記表示手段の回転方向、回転量及び回転角度のうち、いずれか一つ以上の変化を検出して回転情報を出力する検出手段と、前記記録媒体から前記画像データを再生して前記表示手段に出力する再生手段と、前記検出手段から出力された回転情報に基づいて、前記再生手段で再生される画像データを選択する選択手段とを具備したことを特徴とする。
また、本発明の画像再生装置は、該画像再生装置の本体に接続され、該本体に接続された部位の全部または一部を支点にして回動可能な構成を有し、回動に応じて表示のオンオフを切り替え可能な表示手段と、前記表示手段の表示がオンになっている状態において、前記表示手段の回転方向、回転量及び回転角度のうち、いずれか一つ以上の変化を検出して回転情報を出力する検出手段と、複数の再生形態に対して選択された再生形態で前記記録媒体から前記画像データを再生して前記表示手段に出力する再生手段と、前記検出手段から出力された回転情報に応じて、前記再生手段で実行される再生形態を選択する選択手段とを具備したことを特徴とする。
本発明によれば、液晶モニタ等の表示部を回転操作するといった、ユーザーにとって直感的な操作によって、再生する画像データの選択や再生形態の選択が行える。
以下、図面を参照しながら本発明の好適な実施の形態を説明する。
参照すべき図として、図1は本発明に係る画像記録再生装置のブロック図である。図2は、本発明に係る画像記録再生装置の外観図である。図3は、画像記録再生装置における再生画像を選択する際の操作イメージである。図4は、画像記録再生装置における動画ファイルの再生形態を選択する際の操作イメージである。図5は図3の如き再生画像の選択に係る処理を表わしたフローチャートである。図6は図4の如き動画ファイルの再生形態の選択に係る処理を表わしたフローチャートである。これらの図を参照しながら順を追って説明する。
まず、図1に示した本発明の画像記録再生装置を構成する各部の説明を行う。101は光学レンズであり、102は光学レンズ101を透過した被写体像を取り込んで撮像信号を生成するCCDイメージセンサー等の撮像素子、103はCCD102から出力される撮像信号に対してカメラ信号処理を施すカメラ信号処理部である。
104は記録動作時にカメラ信号処理部103から出力された画像信号を圧縮・符号化し、また再生動作時には記録/再生部110から出力された再生データを伸張・復号化する画像圧縮/伸張部である。105は画像記録再生装置全体の動作を制御するシステムコントローラである。
106は開閉煽り機能及び回動機能の機構を有する液晶モニタであり、107は液晶モニタ106の回転量、角度及び方向を検出する回動角度検出部、108は液晶モニタの開閉煽り量、角度及び方向を検出する煽り検出部である。液晶モニタ106は、画像記録再生装置が撮影動作を行っているときはカメラ信号処理部103から出力された画像信号を撮影画として表示可能であり、また再生動作を行っているときは画像圧縮/伸張部104から出力された伸張後の画像信号を再生画として表示可能である(伸張が不要の画像データについては、記録/再生部110から出力された再生データを用いて表示可能である)。
109は電源及び各種機能のオンオフや記録・再生モードを切り替えるための指示入力等を行う操作キー、110は記録動作時に画像圧縮/伸張部104から出力された圧縮画像データを記録媒体111に記録し、また再生動作時には記録媒体111に記録されている圧縮画像データを再生する記録/再生部である。111はメモリカード、光ディスク、磁気テープ等の記録媒体である。なお、これら各部は制御バス或いはデータバスで接続されている。
図2は、本発明に係る画像記録再生装置の外観図である。図2において、(1)は前面からの外見図、(2)は側面からの外見図、(3)は上面からの外見図である。開閉煽り機能及び回動機能の機構を有する液晶モニタ106は、図2のように画像記録再生装置本体の側面にヒンジ等で接続されており、本体と接続した部位の一部または全部が回動する構成である。開閉煽り機能も回動機構であるので、液晶モニタ106は複数の回転機構を備えているものである。なお、図2において液晶モニタ106は、開閉煽り機能により本体と略垂直となる角度まで開いている状態であり、表示面を後方に向けている状態である。この状態から、液晶モニタ106の表示面は、基本は本体後方側(被写体と反対の方向)を向いて表示するものであるが、回転機能により下方、上方や前方側(被写体と同じ方向)まで表示面の向きを変えることができる。また、液晶モニタ106の開閉煽り機能により、液晶モニタ106を本体に収納する如き状態へ回転動作により移動(閉じ)させれば表示をオフすることができ、本体から開くことで表示をオンにすることができる。
図3は、画像記録再生装置における再生画像を選択する際の操作イメージである。前提として、記録媒体111にはN個の画像ファイルが記録されており、それらのファイルが再生されて液晶モニタ106に表示可能な状態とする。液晶モニタ106は表示オンの状態となっている。
現在再生中の画像ファイルがn番目のファイルであるとする場合、図3の(a)の例は、液晶モニタ106を所定位置から上方向に回転することで、再生される画像ファイルを+(順)方向へと送り(すなわち、n,n+1,n+2,・・・の順番で再生画像をサーチする)、液晶モニタ106を所定位置から下方向に回転することで、再生される画像ファイルを−(逆)方向へと送る(すなわち、n,n−1,n−2,・・・の順番で再生画像をサーチする)ことを示している。このときの回転方向は回動角度検出部107で検出され、検出された回転情報に応じてシステムコントローラ105によって記録/再生部110の再生動作の制御が行われて、このような画像送りが実現される。また、画像ファイルの送りに限らず、再生される動画のシーンサーチに上記構成を用いることができる。
また、図3の(b)の例は、(a)の構成をさらに高度化したものであり、順方向への画像送りを行う場合、液晶モニタ106を所定位置から上方向へ回転するが、その際、回動角度検出部107によって検出された液晶モニタ106の最大変化回転角度θmに応じて再生する画像ファイルを選択し、液晶モニタ106に再生表示する例である。このとき、ユーザーが所望の画像を決定し、液晶モニタ106の回転角度θを0にした場合(所定位置に戻した場合)に、最大変化回転角度θmを0にリセットし、画像送りは行われなくなる。現在再生中の画像ファイルがn番目のファイルであるとする場合、最大回転角度θmに応じて選択される画像ファイルは以下のようになる。
0<θm≦1/8π ・・・ n+1番目
1/8π<θm≦2/8π ・・・ n+2番目
2/8π<θm≦3/8π ・・・ n+3番目
また、3/8π<θm≦4/8πの場合には、画像ファイルのサムネイルを用いて、これを所定の間隔で+(順)方向に順番に表示していく(+方向へのINDEXサーチ)。液晶モニタ106の回転角度θが3/8π<θ≦4/8πの条件を満たさなくなった時点で、表示しているサムネイルに対応する本画像を表示する。
一方、逆方向への画像送りを行う場合、液晶モニタ106を所定位置から下方向へ回転するが、その際には、上記順方向のときと同様の再生動作が逆方向に対して行われる。現在再生中の画像ファイルがn番目のファイルであるとする場合、最大回転角度θmに応じて選択される画像ファイルは以下のようになる。
−1/8π≦θm<0 ・・・ n−1番目
−2/8π≦θm<−1/8π ・・・ n−2番目
−3/8π≦θm<−2/8π ・・・ n−3番目
また、順方向画像送りと同様に、−4/8π≦θm<−3/8πの場合には、画像ファイルのサムネイルを用いて、これを所定の間隔で−(逆)方向に順番に表示していく(−方向へのINDEXサーチ)。液晶モニタ106の回転角度θが−4/8π≦θ<−3/8πの条件を満たさなくなった時点で、表示しているサムネイルに対する本画像を表示する。
なお、上記の回転方向、回転角度や回転量は回動角度検出部107で検出され、検出された回転情報に応じてシステムコントローラ105によって記録/再生部110の再生動作の制御が行われて、このような画像送りが実現される。
以上、図3の(b)の例は、すなわち、液晶モニタ106の回転方向や回転角度θ等に応じて、再生画像の画像送りをする際の再生間隔(速さ)を切り替え、さらに所定の角度になったらサムネイルを用いたINDEXサーチに切り替えることを示している。
本発明の画像記録再生装置では、このように、液晶モニタ106の回転操作を行うことにより、複数の画像ファイルから所望の画像ファイルを選択し、再生表示することができる。
次に、図4は画像記録再生装置における動画ファイルの再生形態を選択する際の操作イメージである。前提として、記録媒体111には画像ファイルとしてMotionJPEGやMPEG等の動画ファイルが記録されており、それらの動画ファイルが再生されて液晶モニタ106に表示可能な状態とする。液晶モニタ106は表示オンの状態になっている。さらに、インデックス画面等により再生候補としていずれかの動画ファイルが選択されている状態であるか、もしくは既に選択された動画を再生中の状態であるとする。
ユーザーは動画再生を行う場合に、液晶モニタ106を“開き方向”又は“閉じ方向”へ操作し、煽り角度αを変化させて再生形態を選択する。具体的には、図4のように、液晶モニタ106が本体と垂直になる状態をα=0とした場合、煽り角度検出部108でその位置からの煽り角度αの最大変化値を検出し、その検出結果に基づいて動画ファイルの再生形態を決定する。このとき煽り角度αの数値に応じて異なる再生形態を選択することができる。その後、ユーザーが煽り角度α=0の状態に液晶モニタ106を戻したならば、既に決定している再生形態で選択されている動画ファイルの再生動作を開始する(既に再生中のときは、新たな再生動作形態へと移行する)。液晶モニタ106の煽り角度αに応じて選択される再生形態は以下のようになる。
(液晶モニタ106を開き方向に操作した場合は順方向再生)
0<α≦1/8π ・・・スロー再生(例えば、1/3倍速再生)
1/8π<α≦2/8π ・・・通常再生(1倍速再生)
2/8π<α≦3/8π ・・・2倍速再生
(液晶モニタ106を閉じ方向に操作した場合は逆方向再生)
−1/8π≦α<0 ・・・逆スロー再生(例えば、−1/3倍速再生)
−2/8π≦α<−1/8π ・・・逆再生(−1倍速再生)
−3/8π≦α<−2/8π ・・・先頭画像の表示に戻る
なお、上記の煽り方向、煽り角度や煽り量は煽り角度検出部108で検出され、検出された回転情報に応じてシステムコントローラ105によって記録/再生部110の再生動作の制御が行われて、このような再生形態の選択が実現される。
本発明の画像記録再生装置では、このように、液晶モニタ106に所定の煽り操作を行うことで動画ファイルの通常再生又はn倍速再生等の指定が可能な、再生形態の選択を行うことができる。
また、図3を用いて説明した画像の選択動作や、図4を用いて説明した再生形態の選択動作を、必要に応じて有効化又は無効化するよう構成してもよく、その際は、有効化または無効化するためのコマンド(ユーザー指示入力)を操作キー109から受信するよう構成する。
次に、図5は前述した図3の(b)の如き再生画像の選択に係る処理を表わしたフローチャートである。図5のフローチャートはシステムコントローラ105によって実行される制御プログラムに基づく処理を表したものである。
まず、記録媒体111にはN個の画像ファイルが記録されており、現在再生中の画像ファイルがn番目(nの初期値は0)のファイルであるとする。また、n>Nの場合は画像ファイル再生時にnにn−Nが代入され、n<0の場合にはnにN−nが代入される。また液晶モニタ106の回転角度をθ、最大変化回転角度をθmとする。さらに図5のフローチャート中にある条件式を以下に示す。
0<θm≦1/8π ・・・条件式1
1/8π<θm≦2/8π ・・・条件式2
2/8π<θm≦3/8π ・・・条件式3
3/8π<θm≦4/8π ・・・条件式4
−1/8π≦θm<0 ・・・条件式5
−2/8π≦θm<−1/8π ・・・条件式6
−3/8π≦θm<−2/8π ・・・条件式7
−4/8π≦θm<−3/8π ・・・条件式8
以下、上記の条件式並びに図5のフローチャートを参照しながら本発明の画像記録再生装置における再生画像の選択動作について説明する。
システムコントローラ105は画像記録再生装置を再生モードにする(S501)。次に液晶モニタ106の回転角度θを回動角度検出部107で検出する(S502)。S502で検出した回転角度θが0か判断し(S503)、NOならばS502に移り、YESならばn番目の画像を再生し液晶モニタ106に表示し、最大変化回転角度θmに0を代入する(S504)。液晶モニタ106の回転角度θを回動角度検出部107で検出する(S505)。S505で検出した回転角度θがθ≧0か判断する(S506)。
S506でYESならばθ>θmか判断する(S507)。S507でNOならばS504へ移り、YESならばθmにθの値を代入する(S508)。次に条件式1を満たすか判断する(S509)。S509でYESならばnにn+1を代入し(S510)、S504へ移る。S509でNOならば条件式2を満たすか判断する(S511)。S511でYESならばnにn+2を代入し(S512)、S504へ移る。S511でNOならば条件式3を満たすか判断する(S513)。S513でYESならばnにn+3を代入し(S514)、S504へ移る。S513でNOならば条件式4を満たすか判断する(S515)。S515でNOならばS504へ移り、YESならばnにn+4を代入する(S516)。次にn番目の画像ファイルに対応するサムネイル画像を再生し、液晶モニタ106にインデックス画像として再生表示する(S517)。次にnにn+1を代入する(S518)。そして、液晶モニタ106の回転角度θを回動角度検出部107で検出し(S519)、S515へ移る。
一方、S506でNOならばθ<θmか判断する(S520)。S520でNOならばS504へ移り、YESならばθmにθの値を代入する(S521)。次に条件式5を満たすか判断する(S522)。S522でYESならばnにn−1を代入し(S523)、S504へ移る。S522でNOならば条件式6を満たすか判断する(S524)。S524でYESならばnにn−2を代入し(S525)、S504へ移る。S524でNOならば条件式7を満たすか判断する(S526)。S526でYESならばnにn−3を代入し(S527)、S504へ移る。S526でNOならば条件式8を満たすか判断する(S528)。S528でNOならばS504へ移り、YESならばnにn−4を代入する(S529)。次にn番目の画像ファイルに対応するサムネイル画像を再生し、液晶モニタ106にインデックス画像として再生表示する(S530)。次にnにn−1を代入する(S531)。そして液晶モニタ106の回転角度θを回動角度検出部107で検出し(S532)、S528へ移る。
以上のような動作フローをシステムコントローラ105が行うことで、図3の(b)の如き再生画像の選択動作を実現できる。
図6は前述した図4の如き動画ファイルの再生形態の選択に係る処理を表わしたフローチャートである。図6のフローチャートはシステムコントローラ105によって実行される制御プログラムに基づく処理を表したものである。
まず、現在設定されている動画の再生形態としてMが設定されているとする。また、液晶モニタ106の煽り角度をα、最大煽り角度をαmとする。さらに、図6のフローチャート中にある条件式を以下に示す。
0<α≦1/8π ・・・ 条件式9
1/8π<α≦2/8π ・・・ 条件式10
2/8π<α≦3/8π ・・・ 条件式11
−1/8π≦α<0 ・・・ 条件式12
−2/8π≦α<−1/8π ・・・ 条件式13
−3/8π≦α<−2/8π ・・・ 条件式14
以下、上記の条件式並びに図6のフローチャートを参照しながら本発明の画像記録再生装置における動画ファイルの再生形態の選択動作について説明する。
システムコントローラ105は画像記録再生装置を再生モードにする(S601)。次に現在再生表示されている画像ファイルが動画ファイルか判断する(S602)。S602でNOならば終了となり、YESならば煽り角度検出部108で煽り角度αを検出する(S603)。次に煽り角度αが0か判断する(S604)。
S604でNOならば煽り角度α≧0を満たすか判断する(S605)。
S605でYESならばさらにα>αmを満たすか判断する(S606)。S606でNOならばS601へ移り、YESならばαmにαを代入する(S607)。次に条件式9を満たすか判断する(S608)。S608でYESならば再生形態Mにスロー再生を設定し(S609)、S601へ移る。S608でNOならば条件式10を満たすか判断する(S610)。S610でYESならば再生形態Mに通常再生を設定し(S611)、S601へ移る。S610でNOならば条件式11を満たすか判断する(S612)。S612でYESならば再生形態Mに2倍速再生を設定し(S613)、S601へ移る。S612でNOならばS601へ移る。
一方、S605においてNOならばα<αmを満たすか判断する(S614)。S614でNOならばS601へ移り、YESならばαmにαを代入する(S615)。次に条件式12を満たすか判断する(S616)。S616でYESならば再生形態Mに逆スロー再生を設定し(S617)、S601へ移る。S616でNOならば条件式13を満たすか判断する(S618)。S618でYESならば再生形態Mに逆再生を設定し(S619)、S601へ移る。S618でNOならば条件式14を満たすか判断する(S620)。S620でYESならば再生形態Mに先頭画像の再生表示を設定し(S621)、S601へ移る。S620でNOならばS601へ移る。
また、S604においてYESならば再生形態Mに従った再生形態で、現在選択されている動画ファイルを再生表示し、最大煽り角度αmに0を代入し(S622)、S601へ移る。
以上のような動作フローをシステムコントローラ105が行うことで、図4の如き動画ファイルの再生形態の選択動作を実現できる。
なお、上記した画像記録再生装置は、デジタルビデオカメラやデジタルスチルカメラの他、画像再生が可能な携帯電話、PC、PDA等の携帯機器であっても良い。
本発明に係る画像記録再生装置のブロック図である。 本発明に係る画像記録再生装置の外観図である。 画像記録再生装置における再生画像を選択する際の操作イメージである。 画像記録再生装置における動画ファイルの再生形態を選択する際の操作イメージである。 画像記録再生装置における再生画像の選択に係る処理を表わしたフローチャートである。 画像記録再生装置における動画ファイルの再生形態の選択に係る処理を表わしたフローチャートである。
符号の説明
101 光学レンズ
102 撮像素子
103 カメラ信号処理部
104 画像圧縮/伸張部
105 システムコントローラ
106 液晶モニタ
107 液晶モニタの回動角度検出部
108 液晶モニタの煽り角度検出部
109 操作キー
110 記録/再生部
111 記録媒体

Claims (8)

  1. 記録媒体に記録された画像データを再生して表示する画像再生装置において、
    前記画像再生装置の本体に接続され、該本体に接続された部位の全部または一部を支点にして回動可能な構成を有し、回動に応じて表示のオンオフを切り替え可能な表示手段と、
    前記表示手段の表示がオンになっている状態において、前記表示手段の回転方向、回転量及び回転角度のうち、いずれか一つ以上の変化を検出して回転情報を出力する検出手段と、
    前記記録媒体から前記画像データを再生して前記表示手段に出力する再生手段と、
    前記検出手段から出力された回転情報に基づいて、前記再生手段で再生される画像データを選択する選択手段とを具備したことを特徴とする画像再生装置。
  2. 記録媒体に記録された画像データを再生して表示する画像再生装置において、
    前記画像再生装置の本体に接続され、該本体に接続された部位の全部または一部を支点にして回動可能な構成を有し、回動に応じて表示のオンオフを切り替え可能な表示手段と、
    前記表示手段の表示がオンになっている状態において、前記表示手段の回転方向、回転量及び回転角度のうち、いずれか一つ以上の変化を検出して回転情報を出力する検出手段と、
    複数の再生形態に対して選択された再生形態で前記記録媒体から前記画像データを再生して前記表示手段に出力する再生手段と、
    前記検出手段から出力された回転情報に応じて、前記再生手段で実行される再生形態を選択する選択手段とを具備したことを特徴とする画像再生装置。
  3. ユーザーからの指示入力を受け付ける操作部をさらに有し、該操作部に入力されたユーザー指示に応じて、前記選択手段の動作を有効化または無効化すること特徴とする請求項1または2記載の画像再生装置。
  4. 前記選択手段は、前記回転情報に応じて、再生する画像データの順番を選択することを特徴とする請求項1に記載の画像再生装置。
  5. 前記選択手段は、前記回転情報に応じて、再生する画像データの再生間隔を選択することを特徴とする請求項1または4に記載の画像再生装置。
  6. 前記選択手段は、前記回転情報に応じて、再生する画像データのサーチを選択することを特徴とする請求項1に記載の画像再生装置。
  7. 前記選択手段は、前記回転情報に応じて、インデックス再生を選択することを特徴とする請求項1に記載の画像再生装置。
  8. 前記選択手段は、前記回転情報に応じて、通常再生、スロー再生、n倍速再生、逆再生、又は先頭画像の再生のうち、いずれか一つ以上を選択可能であることを特徴とする請求項2に記載の画像再生装置。
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