JP2005197833A - 多機能画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 多機能画像形成装置の各機能を動作させるための設定ファイル中に、設定された動作を実行する時期に関する時期情報を記録可能とし、スケジュール管理部により予約時期が到来した際に自動的に実行できる多機能画像形成装置を提供する。
【解決手段】 多機能画像形成装置10の動作条件を設定した設定ファイルを記憶するファイル記憶部26と、設定ファイルに記録された動作条件に従って各部を制御して所定の動作を実行する主制御部25とを備えた多機能画像形成装置10において、多機能画像形成装置10は、設定ファイルに実行時期に関する時期情報が記録されている場合に、設定ファイル名とともに時期情報を記憶した実行予約リスト244を有し、予約リスト244から該当するファイル名を検索しファイル記憶部26から該当する設定ファイルを呼出すスケジュール管理部24dを備えた。
【選択図】 図5

Description

本発明は、スキャナ、ファクシミリ、プリンタ、複写など複数の機能を有する複合機と称される多機能画像形成装置に関するものであり、特に、多機能画像形成装置の各機能を連続して動作させるために作成した設定ファイル中に、設定された動作を実行する時期に関する時期情報を記録可能とし、実行予約リストに時期情報と設定ファイルのファイル名を記憶し、スケジュール管理部により予約時期が到来した際に自動的に設定ファイルに設定された動作を実行するようになした多機能画像形成装置に関するものである。
近年の端末装置(パーソナルコンピュータ、PC)やデジタルカメラなどデジタルデータの利用の拡大により、端末装置で作成した文書を印刷したり、デジタルカメラで撮影した画像をプリントしたりするプリンタの需要が拡大しており、種々の機能を備えたプリンタが製造されている。中でも多機能な画像形成装置としてプリンタ機能に加えてコピー機能、スキャナ機能、及びファックス機能などの機能を兼ね備えた機種が開発されている。以下の説明ではこの多機能画像形成装置と称することとする。
一方、情報処理についてのハードウェア、ソフトウェア技術の進展により、各企業はワークステーション、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置を大量に採用し、それらをLAN(Local Area Network)で接続して、相互に通信を行うことにより業務の効率化を図っている。多機能画像形成装置は、企業内もしくは企業内の各部門毎にLAN環境で多用され、インターネットやイントラネットの発達により、遠隔地や別フロアなどの離れて設置された端末装置から多機能画像形成装置を利用することが一般的となってきている。
多機能画像形成装置プリンタを用いて、実際に端末装置にデータ形式で保存されている文書データと、既に紙などに印刷されている原稿をスキャナで読み取って前記文書データと混在させ所定部数の一連の資料を作成する際に、利用者は端末装置で対象となる文書の印刷指示を出した後、多機能画像形成装置の設置場所に赴き、既に印刷された原稿をスキャナで読み取れるように操作パネルで指示(各種の設定入力)を出して利用することになる。
多機能画像形成装置を利用するためには次の三つの要素を指定する。第一は各機能が動作するための動作条件、例えば、プリント機能であれば、印刷用紙タイプ(A版、B版とその縦横指定)や印刷用紙サイズ(はがきシールプリント、インデックスプリント等)、印刷部数、印刷品質等の装置動作の指定である。
第二は入出力のデータ形式、例えばはがきプリントの場合、上部に画像を入れ表左側には縦に発信者の住所氏名をプリントしたり、上述した端末装置にデータ形式で保存されている文書と既に紙などに印刷されている原稿の内容を読み取って、両者を混在させて一連の資料を作成する場合に両者の配置を指定する。これは、入出力となる対象データのレイアウトに関する指定である。
第三は複数の機能を連結して利用する指定である。すなわち、まずスキャナとして多機能プリンタに組み込まれた画像読取機能により画像等を読み取って得られたデータを、プリント機能を利用して印刷したり、また多機能画像形成装置のスキャナ部で画像を読み取って得られたデータを、通信回線を介して指定されたFAX番号先に送信したりする指定であり、特定のデータを異なる機能で連続して処理する指定である。
以上の多機能画像形成装置を利用するための三指定を、以降、動作条件指定(または動作条件の指定)、レイアウト指定(またはレイアウトの指定)、連続実行指定(または連続実行の指定)と称し、これらの指定を組み合わせて作成した多機能画像形成装置の動作設定を設定ファイルと称することとする。
多機能画像形成装置には、以上の動作条件の設定、レイアウトの指定、および連続実行の指定をするために操作パネル(ユーザインタフェイス装置)が多機能画像形成装置本体に設けられている。各種の印刷条件等は操作パネルによって利用者(ユーザ)が設定できるように設計されている。そして利用者が操作パネルを利用して作成した設定ファイルは多機能画像形成装置内のハードディスク等の記憶装置に保存し、再利用ができるようにされている。従って多機能画像形成装置を利用する定型的な業務は一度設定ファイルを作成して保存しておき、保存した設定ファイルを呼出して実行することで容易に繰り返し定型業務を遂行できるようになる。しかしながら、保存した設定ファイルを実行する際は、担当者が目的とする設定ファイルを呼出して実行させる操作をすることが前提であり、担当者がこの作業を忘れた場合には所定の業務が実行できないことになる。
このような問題を解決するために、例えば、下記の特許文献1に開示された技術が知られている。すなわち、下記特許文献1に開示された事務処理装置は、複写機能、ファクシミリ機能、プリンタ機能等を有する複合機において、業務を予約でき、予約日時を過ぎた場合には警告メッセージを出すことを目的とするものであり、複合機において、予約する複合機の機能および日時を入力する入力手段と、前記入力情報を記憶する記憶手段と、時計手段と、前記記憶手段に記憶されている予約日時と時計手段から出力される現在時刻とを比較し予約日時が過ぎたことを検出する比較手段と、前記比較手段からの出力に基づき予約日時が過ぎたことを表示する警告表示手段とを備えたものである。
特開平6−274497号公報
前記特許文献1に開示された事務処理装置は、前述したように多機能画像形成装置の動作条件を設定した設定ファイルに実行日時を予約情報として記録し、予約日時を過ぎたことを検出すると警告情報を表示するだけのものであって、予約した処理の実行を保証するものではなく、厳密な意味での実行予約ではなかった。すなわち、警告情報が表示されてもその表示を見なかったり、警告の表示を無視された場合には予約した処理は実行できず、警告が表示された後で時間がたってから表示を見て処理実行の操作をした場合には、予約時期よりも遅れて処理が実行されることになるという問題点があった。
本願は、上記の問題点に鑑み、多機能画像形成装置の各機能を連続して動作させるために作成した設定ファイル中に、設定された動作を実行する時期に関する時期情報を記録可能とし、実行予約リストに時期情報と設定ファイルのファイル名を記憶し、スケジュール管理部により予約時期が到来した際に自動的に設定ファイルに設定された動作を実行できる多機能画像形成装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本願の請求項1に係る発明は、複数の機能を備えた多機能画像形成装置であって、該多機能画像形成装置の動作条件を設定した設定ファイルを記憶するファイル記憶部と、前記設定ファイルに記録された動作条件に従って各部を制御して所定の動作を実行する主制御部とを備えた多機能画像形成装置において、
該多機能画像形成装置は更に、前記設定ファイルに実行時期に関する時期情報が記録されている場合に当該設定ファイル名とともに時期情報を記憶した実行予約リストと、スケジュール管理部とを備え、前記スケジュール管理部は所定の周期で前記実行予約リストを検出して指定された実行時期に該当するファイル名を検索する検索手段と、前記検索手段で得たファイル名に基づいて前記記憶ファイル部から該当する設定ファイルを呼出す呼出し手段とから構成したことを特徴とする。
また、本願の請求項2に係る発明は、請求項1の多機能画像形成装置において、多機能画像形成装置は、更に、操作部と、操作部から入力されるキー情報に基づいてキー定義情報を参照して設定ファイルを編集するファイル編集処理部を有するファイル処理部を備え、前記設定ファイルを編集するようになしたことを特徴とする。
また、本願の請求項3に係る発明は、請求項2の多機能画像形成装置において、ファイル処理部は、更に、登録処理部と送受信処理部を備え、前記送受信処理部は多機能画像形成装置に接続された端末装置から前記設定ファイルを受信し、登録処理部は送受信処理部で受信した設定ファイルを前記ファイル記憶部に記憶するとともに、前記設定ファイルに実行時期に関する時期情報が記録されている場合に前記実行予約リストに当該設定ファイル名とともに時期情報を記憶することを特徴とする。
請求項1に係る発明においては、多機能画像形成装置は、設定ファイルに実行時期に関する時期情報が記録されている場合に当該設定ファイル名とともに時期情報を実行予約リストに記憶し、スケジュール管理部が所定の周期で実行予約リストを検出して指定された実行時期に該当するファイル名を検索し、検索の結果得られたファイル名に基づいて記憶ファイル部から該当する設定ファイルを呼出すように構成したため、予約した実行時期になると自動的に該当する設定ファイルがファイル記憶部から呼出されて実行されるようになる。
また、請求項2に係る発明においては、請求項1の多機能画像形成装置が、更に、操作部と、操作部から入力されるキー情報に基づいてキー定義情報を参照して設定ファイルを編集するファイル編集処理部を有するファイル処理部を備え、前記設定ファイルを編集するように構成されているから、利用者は容易に多機能画像形成装置の各機能を動作させるための設定ファイルを編集することができるようになる。
また、請求項3に係る発明においては、請求項2の多機能画像形成装置においてファイル処理部が更に、登録処理部と送受信処理部を備え、前記送受信処理部は多機能画像形成装置に接続された端末装置から前記設定ファイルを受信し、登録処理部は送受信処理部で受信した設定ファイルを前記ファイル記憶部に記憶するとともに、前記設定ファイルに実行時期に関する時期情報が記録されている場合に前記実行予約リストに当該設定ファイル名とともに時期情報を記憶するように構成したものであるから、利用者がパーソナルコンピュータ(PC)等の端末装置で作成した設定ファイルを多機能画像形成装置に送信して保存し、実行予約ができるようになる。
以下、本発明の第の具体例を実施例及び図面を用いて詳細に説明する。図1は、本発明に係る多機能画像形成装置の構成を示すブロック図、図2は、設定ファイルの編集の概念を示す模式図、図3は、設定ファイルの編集、保存の手順を示すフローチャート、図4は、実行時期に関する時期情報を含む設定ファイルの一例を示す模式図、図5は、スケジュール管理部の構成を示すブロック図、図6は、スケジュール管理部の処理手順を示すフローチャートである。
本発明の実施例にかかる多機能画像形成装置10は、図1に示すように、少なくとも、操作部12、ファクシミリ部14、スキャナ部16、外部メモリインタフェース部18、入力画像処理・生成部20、インタフェース22、ファイル処理部24、ファイル記憶部26、出力制御部28、印刷部30、ソート部31及び内部メモリ32を備えている。
操作部12、ファクシミリ部14、スキャナ部16、外部メモリインタフェース部18及びインタフェース22は、多機能画像形成装置10への入力手段を構成し、それぞれこれらの入力データを管理する入力画像処理・生成部20へ接続されている。
操作部12はキーボード入力手段やタッチパネル式入力手段と表示手段を備え、入力画像処理・生成部20への文書画像の入力操作を行う他、多機能プリンタ10の各機能を利用した動作処理の設定を行うものである。この設定処理については後述する。ファクシミリ部14は公衆網の電話回線34に接続され、定められた通信方式に従って外部からのファクシミリデータ及び入力画像処理・生成部20を経て供給された画像データの送受信を行うようになされている。
外部メモリインタフェース部18は、汎用的に用いられているパラレルインタフェース、シリアルインタフェース、USB(Universal Serial Bus)、IEEE1394、PC−Cardバス等の各種インタフェースを含み、この外部メモリインタフェース部18に半導体メモリ、HDD、CD、CD−R、CD−RW、DVD、DVD−R、DVD−RW、FD等の外部メモリ(記憶手段)36を接続して、これらの外部メモリ36を介して各種画像データの入出力を行うことができる。
また、インタフェース22は、ネットワーク38を介して接続された利用者の端末装置であるコンピュータ(PC)40a、40b、40c、プリントサーバーやファイルサーバーなどの各種サーバ(SV)40d、ワークステーション(WS)40eに接続されている。出力制御部28は、入力画像処理・生成部20を経て送られてきた画像データをその目的に応じて印刷部30で用紙に印刷したり、外部メモリ36に記憶したり、あるいは、インタフェース22を経てコンピュータ40a〜40cやサーバ、ワークステーション40d、40eに送信するようになされている。
ファイル処理部24は、登録処理部24a、編集処理部24b、送受信処理部24c、スケジュール管理部24dとから構成されている。このファイル処理部24は、操作部12の操作画面やキー(押しボタン、操作画面に表示されるソフトキー)を用いて多機能画像形成装置10の動作手順を設定した設定ファイル(簡便なプログラムファイル)を編集し、ファイル記憶部26に登録保存し、あるいは、利用者の端末装置(PC40a等)に設定ファイルを送信、あるいは、端末装置(PC40a等)から設定ファイルを受信する処理を行うものである。また、ファイル処理部24は、編集された設定ファイルに実行時期を示す時期情報が記憶されている場合に、設定された実行時期になると該設定ファイルで設定された処理を自動的に実行する。この予約実行の動作は後述する。
編集処理部24bは、操作部12の操作画面として表示される設定画面中に表示されるソフトキーを選択、操作して多機能画像形成装置10の動作手順を逐次設定ファイルに編集するものである。設定ファイルの編集処理は図2の概念図に示すようなものである。ここで、操作部12に表示される操作画面は一般のプリンタ装置やファクシミリ装置に表示される操作、設定画面と同様のものであり、初期画面に表示された各種の機能キーを選択、操作して必要な画面遷移を行いながら所望の機能、動作を多機能画像形成装置10に指示するものである。初期画面において表示されるプログラム登録キーを操作すると、プログラム登録画面に遷移し、このプログラム登録画面に表示されるキーを選択、操作していくことで、キーに割り当てられた定義情報(多機能画像形成装置10の各種機能およびその動作を定義する情報)が逐次設定ファイルに記録される。
すなわち、図2に示すように操作部12に表示されるプログラム登録の操作画面に表示される固定キー121、プログラムキー122から所望の動作手順を示すキーを選択、操作するとファイル処理部24の編集処理部24bはキー定義情報123を参照し、操作されたキーおよびその定義情報を逐次設定ファイルFに記録していくものである。固定キー121は1つのキーに固定的に1つの定義が割り付けられたキーであり、プログラムキー122は1つのキーにいくつかの定義がシーケンシャルに割り付けられたキーである。操作画面から入力された設定情報はこのようにして設定ファイルFに記録され、所望の設定ファイルが編集される。この過程で編集した設定ファイルに記録した動作を多機能画像形成装置10に実行させる実行時期を記録し、スケジュール管理部24dで予約した実行時期が到来した際に自動実行させることができる。
設定ファイルの編集が終了すると、登録処理部24aが登録処理画面を操作部12に表示し、例えば、登録処理画面からプログラム番号あるいはファイル名を付してファイル記憶部26に保存する。また登録処理画面は、ファイル記憶部26への登録保存する。なお、この設定ファイルをファイル記憶部26に登録、保存せずに利用者の端末装置へ送信して保存するように操作画面における登録操作画面を構成することもできる。
次に、上記の設定ファイルの編集、保存の処理手順を図3のフローチャートに基づいて説明する。先ず、ステップS10において操作部12の操作画面でプログラム登録が選択されて多機能プリンタ10の動作条件設定が開始される。そしてステップS11で操作画面に表示されるソフトキーから所望のキーが選択、操作されると、ファイル処理部24の編集処理部24bはステップS13でキー定義情報123(図2参照)を参照してステップS13で操作されたキーとその定義情報による設定を適用し、キーおよびその定義情報を設定ファイルFに記録する。ステップS14で設定完了でなければステップS11〜ステップS13の処理を繰り返して設定ファイルFを編集する。
ステップS14で設定ファイルFの編集を完了すると、登録処理部24aは操作部12の操作画面に登録操作画面を表示する。ステップS15で実行予約操作画面を表示し、この画面で編集した設定ファイルの実行時期の実行予約が作成できる。すなわち、ステップS15で実行予約が選択されると、操作画面は実行予約入力画面に遷移し、実行の条件として実行日時、頻度など(毎日特定の時間に実行など)の時期情報をステップS16で入力して設定ファイルに付加する。
図4は、実行予約が付加された設定ファイルの一例を示すものであり、入力1に指定されたデータを出力1に指定した場所に送信する処理を設定したものである。この例では、入力1として文書BOX(図示せず)が指定され、そのBOX番号1に保存されている全てのデータ(All)が処理対象であることが設定されている。出力1には電子メールで送信することが設定されており宛て先のメールアドレスが設定されている。そして実行予約には18:00、毎日(daily)のように実行時期が設定されている。すなわち、この設定ファイルによる処理は、BOX番号1に保存されている全てのデータを毎日、18:00に電子メールで所定の宛て先に送信する処理を設定したものである。実行予約を行わない場合はステップS17に進む。
次に、ステップS11〜S13で編集した設定ファイルに基づく動作処理をその時点で実行するかステップS17において操作画面から指定する。処理実行が指定されたらステップS18で登録処理部24aは編集された設定ファイルの設定を主制御部25に渡し、制御部25は、この設定に基づいて多機能画像形成装置10の各機能を設定された順序で動作させる。ステップS17で処理実行が指定されなければ、ステップS19で操作部12に設定ファイルの保存をするか否かを選択させる登録操作画面が表示され、設定ファイルの保存が選択されなければ処理を終了する。
ステップS19で設定ファイルの保存が指定されると、ステップS20で操作部12の登録操作画面が遷移してファイル名の入力画面が表示される。この画面でステップS11〜ステップS13で編集された設定ファイルFにファイル名やプログラム番号が付加される。このファイル名の設定において、更に、設定ファイルの作成者IDやパスワードを付加入力するようにしてもよい。そして、次のステップS21でスケジュール管理部24dは、設定ファイルに実行予約があるか判定する。実行予約がなければステップS23で登録処理部24aは、設定ファイルFを指定されたファイル名でファイル記憶部26に保存(記憶)する。
ステップS21で実行予約があると判定すると、スケジュール管理部24dは、図5に示す実行予約リスト244に実行時期を示す時期情報として実行日や実行時間とともにファイル名を記憶する。この実行予約リスト244は、例えば、スケジュール管理部24d内に設けてもよく、ファイル記憶部26を構成するハードディスク内に領域を割り当てて設けてもよい。ステップS22で実行予約リスト244への登録が終わると、登録処理部24aは、ステップS23で設定ファイルFをファイル記憶部26に保存して処理を終了する。
なお、ステップS15、ステップS16において設定ファイルに実行予約を付加した場合には、通常、当該設定ファイルを自動実行することが意図されているものであるから、自動的に設定ファイルを保存するようにすることが好ましい。この場合、例えば、ステップ16の処理の後、ステップS22、ステップ23の処理を自動的に実行するようにスケジュール管理部24dを構成すればよい。
このようにして編集された設定ファイルのファイル記憶部26への保存と、実行予約がある場合には、ファイル名と実行時期の実行予約リスト244への登録が終了すると、実行予約リストに登録された設定ファイルは、実行時期が到来するとスケジュール管理部24dによって自動的にファイル記憶部26から呼出されて実行される。
図5は、スケジュール管理部24dの構成を示すブロック図である。図5に示すようにスケジュール管理部24dは、時計241と検索手段242と、呼出し手段243を有している。実行予約リスト244はスケジュール管理部24dの内部あるいはファイル記憶部26内にあってもよい。スケジュール管理部24dには所定の間隔で管理タイミングが定められており、管理タイミングになるとスケジュール管理部24dが起動し、時計241から年月日、時刻情報を得て、検索手段242を起動する。検索手段242は、起動されると時計241から時刻情報を得て、実行予約リストからその時刻に実行が予約されている設定ファイルを検索し、該当する設定ファイルが検索されるとそのファイル名を呼出し手段243に送り、呼出し手段243は、該当する設定ファイルをファイル記憶部26から呼出す。
ファイル処理部24の登録処理部24aは、呼出し手段243によって設定ファイルが呼出されると、呼出された設定ファイルの設定を、主制御部25に渡し、主制御部25はこの設定に基づいて多機能画像形成装置10の各機能を、設定ファイルに設定された順序で動作させる。これによって、ファイル記憶部26に保存した設定ファイルは、実行予約をしておくことによって、予約した実行条件になると、スケジュール管理部24dによって自動的にファイル記憶部26から呼出され実行される。
図6は、上記のスケジュール管理部24dの処理手順を示すフローチャートである。スケジュール管理部24dは、所定の間隔で管理タイミングが定められており、ステップS30で管理タイミングになると、ステップS31でスケジュール管理部24dか起動し、ステップS32で時計241から年月日、時刻情報を得て、ステップS33で検索手段242を起動する。検索手段242は、起動されると時計241から時刻情報を得て、実行予約リスト244からその時刻に実行が予約されている設定ファイルを検索し、ステップS34で該当する設定ファイルが検索されると、そのファイル名を呼出し手段243に送る。
呼出し手段243はステップS35でファイル記憶部26から該当するファイル名の設定ファイルを呼出す。該当する設定ファイルが呼出されると、ステップS36において、設定ファイルに設定された処理が実行される。ステップS33において実行予約リスト244が検索された結果、ステップS34において実行予約リスト244に該当時間の実行予約が検索されなければスケジュール管理部24dは次の管理タイミングまで処理を終了する。
管理タイミングの間隔は多機能プリンタ10の運用の状態に即した間隔に定めればよい。例えば、10分間隔、30分間隔、1時間間隔等の間隔で管理タイミングを定めておけばよい。この場合、実行予約の時間の設定もその管理タイミングに合わせて設定するルールとしておけばよい。あるいは、ある管理タイミングで実行予約リストを検索する際に検索条件を次の管理タイミングまでの間に予約時間が入る実行予約を検索するようにしてもよい。
なお、図3の設定ファイル編集・保存の処理手順においては、多機能画像形成装置10のファイル処理部24において、設定ファイルを編集し、必要に応じて実行予約の設定を行って、ファイル記憶部26に保存する構成としたが、本発明はこれに限られるものでなく、例えば、利用者の端末装置40a等に、多機能画像形成装置10における設定ファイル編集のプログラムを準備することによって端末装置40a等において多機能画像形成装置10の設定ファイルを編集することも可能であり、端末装置40a等で編集した設定ファイルを多機能画像形成装置10に送信してそのファイル記憶部26に保存することもできる。
その場合においても設定ファイル編集の際に実行予約の時期情報を付加しておけば、多機能画像形成装置10で設定ファイルを受信した際に、ファイル処理部24の送受信部24cで実行予約の有無を判定し、実行予約の付加された設定ファイルの場合には、スケジュール管理部24dで実行予約リストに登録した上でファイル記憶部26に設定ファイルを保存するようにすれば、多機能画像形成装置10で編集した設定ファイルと同様に、予約した実行時間に自動的に実行されるようになる。
以上、説明したように本発明に係る多機能画像形成装置によれば、ファイル記憶部26に保存した設定ファイルに実行時期に関わる時期情報を付加して実行予約しておけば、予約した実行条件になると、スケジュール管理部24dによって自動的にファイル記憶部26から呼出され実行させることができるようになる。
本発明に係る多機能画像形成装置の構成を示すブロック図である。 設定ファイルの編集の概念を示す模式図である。 設定ファイルの編集、保存の手順を示すフローチャートである。 実行時期に関する時期情報を含む設定ファイルの一例を示す模式図である。 スケジュール管理部の構成を示すブロック図である。 スケジュール管理部の処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
10 ・・・多機能画像形成装置
12 ・・・操作部
14 ・・・ファクシミリ部
16 ・・・スキャナ部
18 ・・・外部メモリインタフェース部
20 ・・・入力画像処理・生成部
22 ・・・インタフェース
24 ・・・ファイル処理部
24a ・・・登録処理部
24b ・・・編集処理部
24c ・・・送受信処理部
24d ・・・スケジュール管理部
241 ・・・時計
242 ・・・検索手段
243 ・・・呼出し手段
244 ・・・実行予約リスト
25 ・・・主制御部
26 ・・・ファイル記憶部
28 ・・・出力制御部
30 ・・・印刷部
31 ・・・ソート部
32 ・・・内部メモリ
34 ・・・電話回線
36 ・・・外部メモリ
38 ・・・ネットワーク
40a〜40c・・・端末装置(コンピュータ)
40d ・・・サーバ
40e ・・・ワークステーション

Claims (3)

  1. 複数の機能を備えた多機能画像形成装置であって、該多機能画像形成装置の動作条件を設定した設定ファイルを記憶するファイル記憶部と、前記設定ファイルに記録された動作条件に従って各部を制御して所定の動作を実行する主制御部とを備えた多機能画像形成装置において、
    該多機能画像形成装置は更に、前記設定ファイルに実行時期に関する時期情報が記録されている場合に当該設定ファイル名とともに時期情報を記憶した実行予約リストと、スケジュール管理部とを備え、前記スケジュール管理部は所定の周期で前記実行予約リストを検出して指定された実行時期に該当するファイル名を検索する検索手段と、前記検索手段で得たファイル名に基づいて前記記憶ファイル部から該当する設定ファイルを呼出す呼出し手段とから構成したことを特徴とする多機能画像形成装置。
  2. 前記多機能画像形成装置は、更に、操作部と、操作部から入力されるキー情報に基づいてキー定義情報を参照して設定ファイルを編集するファイル編集処理部を有するファイル処理部を備え、前記設定ファイルを編集するようになしたことを特徴とする請求項1に記載の多機能画像形成装置。
  3. 前記ファイル処理部は、更に、登録処理部と送受信処理部を備え、前記送受信処理部は多機能画像形成装置に接続された端末装置から前記設定ファイルを受信し、登録処理部は送受信処理部で受信した設定ファイルを前記ファイル記憶部に記憶するとともに、前記設定ファイルに実行時期に関する時期情報が記録されている場合に前記実行予約リストに当該設定ファイル名とともに時期情報を記憶することを特徴とする請求項2に記載の多機能画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009267675A (ja) * 2008-04-24 2009-11-12 Kyocera Mita Corp 画像処理装置
JP2012030490A (ja) * 2010-07-30 2012-02-16 Kyocera Mita Corp 画像形成装置及び画像形成システム

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