JP2005204107A - 多機能画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 多機能画像形成装置の操作部から所望の動作条件を組み合わせて作成した動作設定を記録した設定ファイルを多機能画像形成装置に保存することなく、ネットワーク等を介して多機能画像形成装置と接続されている利用者自身の端末装置に送信して保存することの可能な画像形成装置を提供する。
【解決手段】 複数の機能を備えた多機能画像形成装置10であって、多機能画像形成装置はその動作設定を行うための操作部12と、前記操作部12から入力されるキー情報に基づいてキー定義情報を参照して設定ファイルを編集するファイル編集処理部24bを有するファイル処理部24を備え、前記ファイル処理部24は更に前記設定ファイルを多機能画像形成装置10に接続された端末装置40a等に送信するための/または前記端末装置から設定ファイルを受信するための送受信処理部24cを備えた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、スキャナ、ファクシミリ、プリンタ、複写など複数の機能を有する複合機と称される多機能画像形成装置に関するものであり、特に、多機能画像形成装置の各機能を連続して動作させるための設定ファイルを当該画像形成装置の操作部(操作パネル)を利用して作成し、作成を行った利用者のパーソナルコンピュータ等の端末装置にその設定ファイルを送信して保存できるようにした多機能画像形成装置に関するものである。
近年の端末装置(パーソナルコンピュータ、PC)やデジタルカメラなどデジタルデータの利用の拡大により、端末装置で作成した文書を印刷したり、デジタルカメラで撮影した画像をプリントしたりするプリンタの需要が拡大しており、種々の機能を備えたプリンタが製造されている。中でも多機能な画像形成装置としてプリンタ機能に加えてコピー機能、スキャナ機能、及びファックス機能などの機能を兼ね備えた機種が開発されている。以下の説明ではこのような多機能プリンタを多機能画像形成装置と称することとする。
一方、情報処理についてのハードウェア、ソフトウェア技術の進展により、各企業はワークステーション、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置を大量に採用し、それらをLAN(Local Area Network)で接続して、相互に通信を行うことにより業務の効率化を図っている。多機能プリンタは、企業内もしくは企業内の各部門毎にLAN環境で多用され、インターネットやイントラネットの発達により、遠隔地や別フロアなどの離れて設置された端末装置から多機能画像形成装置を利用することが一般的となってきている。
多機能画像形成装置を用いて、実際に端末装置にデータ形式で保存されている文書データと、既に紙などに印刷されている原稿をスキャナで読み取って前記文書データと混在させ所定部数の一連の資料を作成する際に、利用者は端末装置で対象となる文書の印刷指示を出した後、多機能画像形成装置の設置場所に赴き、既に印刷された原稿をスキャナで読み取れるように操作パネルで指示(各種の設定入力)して利用することになる。
多機能画像形成装置を利用するためには次の三つの要素を指定する。第一は各機能が動作するための動作条件、例えば、プリント機能であれば、印刷用紙タイプ(A版、B版とその縦横指定)や印刷用紙サイズ(はがきシールプリント、インデックスプリント等)、印刷部数、印刷品質等の装置動作の指定である。
第二は入出力のデータ形式、例えば、はがきプリントの場合上部に画像を入れ表左側には縦に発信者の住所氏名をプリントしたり、上述した端末装置にデータ形式で保存されている文書と既に紙などに印刷されている原稿の内容を読み取って、両者を混在させて一連の資料を作成する場合に両者の配置を指定する。これは、入出力となる対象データのレイアウトに関する指定である。
第三は複数の機能を連結して利用する指定である。すなわち、まずスキャナとして多機能画像形成装置に組み込まれた画像読取機能により画像等を読み取って得られたデータを、プリント機能を利用して印刷したり、また多機能画像形成装置のスキャナ部で画像を読み取って得られたデータを、通信回線を介して指定されたFAX番号先に送信したりする指定であり、特定のデータを異なる機能で連続して処理する指定である。
以上の多機能画像形成装置を利用するための三指定を、以降、動作条件指定(または動作条件の指定)、レイアウト指定(またはレイアウトの指定)、連続実行指定(または連続実行の指定)と称し、これらの指定を組み合わせて作成した多機能画像形成装置の動作設定を設定ファイルと称することとする。
多機能画像形成装置には、以上の動作条件の設定、レイアウトの指定、および連続実行の指定をするために操作パネル(ユーザインタフェイス装置)が多機能画像形成装置本体に設けられている。各種の印刷条件等は操作パネルによって利用者(ユーザ)が設定できるように設計されている。そして利用者が操作パネルを利用して作成した設定ファイルは多機能画像形成装置内のハードディスク等の記憶装置に保存し、再利用ができるようにされている。そして、多機能画像形成装置においてはその機能が多岐にわたること、操作パネルの画面の大きさが限られることから、動作条件指定、レイアウト指定、連続実行指定に際して画面遷移が複雑で、かつ、設定項目も多数になり設定操作が複雑になるという問題があった。そのため、多機能画像形成装置における利用者の設定方法に関しては種々の提案がなされている。
例えば、下記の特許文献1には、「プリンタおよびプリンタの印刷レイアウト設定方法」が開示されている。この技術は、印刷条件の指定を含むレイアウトの指定を操作パネルのそばに設けた外部記憶媒体にファイルとして登録し、この登録ファイル内容に従って、多機能画像形成装置の動作条件とレイアウトの指定ができる技術である。多機能画像形成装置は、登録されたレイアウトの中から動作条件の一致する候補群を抽出して一覧表示を出力し、利用者はその中から必要とするレイアウトを選択して多機能画像形成装置を利用するようにしたものである。
特開20030−200637号公報
ところで、多機能画像形成装置にも高級機から普及型の機種まで多様な機種が存在する。高級機は、処理速度の速いプロセッサや大容量のハードディスク装置を内蔵し、また高機能のソフトウェアが装備され価格も高価なものである。これに対して普及型の多機能プリンタは価格を低く設定し利用者が導入し易い設計であり、プロセッサの処理能力やハードディスク容量もできるだけ抑えたハードウェア構成になっているのが一般的である。
従って、普及型の多機能画像形成装置の場合、利用者が操作パネルから作成した設定ファイルを多機能画像形成装置に内蔵されたハードディスク装置の保存領域に保存して再利用しようとした場合、保存領域の容量が十分でない場合には設定ファイルを保存することができず、その都度設定ファイルを作成し直す必要が生ずるという不都合が生ずることがある。
また、作成した設定ファイルを多機能画像形成装置の保存領域に保存した場合には、当該多機能画像形成装置を共有する他の利用者が保存してある設定ファイルの内容を見ることができる。利用者によっては自分の作成した設定ファイルの内容を他の利用者に知られたくないという場合が存在する。例えば、スキャナが読み取った画像データを電子メールやファクシミリ機能で特定の宛先に送信する設定ファイルを作成した場合、その宛先やメールアドレスを他の利用者に知られたくないという場合である。このような場合、利用者は設定ファイルを保存することなく、その都度操作パネルから設定を行って利用しなければならないという不都合が生ずる。
本願は、上記の問題点に鑑み、多機能画像形成装置の操作部から所望の動作条件を組み合わせて作成した動作設定を記録した設定ファイルを多機能画像形成装置に保存することなく、ネットワーク等を介して多機能画像形成装置と接続されている利用者自身の端末装置に送信して保存することの可能な画像形成装置およびその機能設定方式を提供することを目的とするものである。
前記課題を解決するために、本願の請求項1に係る発明は、複数の機能を備えた多機能画像形成装置であって、
多機能画像形成装置はその動作設定を行うための操作部と、前記操作部から入力されるキー情報に基づいてキー定義情報を参照して設定ファイルを編集するファイル編集処理部を有するファイル処理部を備え、
前記ファイル処理部は更に前記設定ファイルを多機能画像形成装置に接続された端末装置に送信するための/または前記端末装置から設定ファイルを受信するための送受信処理部を備えたことを特徴とする。
また、本願の請求項2に係る発明は、請求項1の多機能画像形成装置において、該多機能画像形成装置は、設定ファイルを記憶するファイル記憶部を備え、
前記ファイル処理部は、前記ファイル編集処理部で編集された前記設定ファイルを前記ファイル記憶部に記憶する登録処理部を備えたことを特徴とする。
請求項1に係る発明においては、利用者は操作部から多機能画像形成装置の動作設定をするための入力を行い、ファイル処理部で設定ファイルの編集を行う。ファイル処理部は設定ファイルを外部と送受信するための送受信処理部を有するから、利用者は編集した設定ファイルを送受信処理部によって利用者の端末装置に送信して保存することができるようになる。従って、多機能画像形成装置のファイル記憶部の設定ファイル保存領域がオーバーフローするような状態にあっても利用者は自分の端末装置に設定ファイルを保存し、必要に応じて保存した設定ファイルを送受信処理部によって多機能画像形成装置から呼出して再利用することができるようになる。
また、請求項2に係る発明においては、請求項1の多機能画像形成装置が設定ファイルを記憶するファイル記憶部を備え、ファイル処理部がファイル編集処理部で編集された設定ファイルをファイル記憶部に記憶する登録処理部を有するから、利用者はファイル処理部で編集した設定ファイルを多機能画像形成装置に保存するか、あるいは、自分の端末装置に送信して保存するかを選択的に決定することができるようになる。
以下、本発明の具体例を実施例及び図面を用いて詳細に説明する。図1は、本発明に係る多機能画像形成装置の構成を示すブロック図、図2は、設定ファイルの編集の概念を示す模式図、図3は、設定ファイルの編集、保存の手順を示すフローチャート、図4は設定ファイルの呼出しおよび設定ファイルの実行の手順を示すフローチャートである。
本発明の実施例にかかる多機能画像形成装置10は、図1に示すように、少なくとも、操作部12、ファクシミリ部14、スキャナ部16、外部メモリインタフェース部18、入力画像処理・生成部20、インタフェース22、ファイル処理部24、ファイル記憶部26、出力制御部28、印刷部30、ソート部31及び内部メモリ32を備えている。
操作部12、ファクシミリ部14、スキャナ部16、外部メモリインタフェース部18及びインタフェース22は、多機能画像形成装置10への入力手段を構成し、それぞれこれらの入力データを管理する入力画像処理・生成部20へ接続されている。
操作部12はキーボード入力手段やタッチパネル式入力手段と表示手段を備え、入力画像処理・生成部20への文書画像の入力操作を行う他、多機能画像形成装置10の各機能を利用した動作処理の設定を行うものである。この設定処理については後述する。ファクシミリ部14は公衆網の電話回線34に接続され、定められた通信方式に従って外部からのファクシミリデータ及び入力画像処理・生成部20を経て供給された画像データの送受信を行うようになされている。
外部メモリインタフェース部18は、汎用的に用いられているパラレルインタフェース、シリアルインタフェース、USB(Universal Serial Bus)、IEEE1394、PC−Cardバス等の各種インタフェースを含み、この外部メモリインタフェース部18に半導体メモリ、HDD、CD、CD−R、CD−RW、DVD、DVD−R、DVD−RW、FD等の外部メモリ(記憶手段)36を接続して、これらの外部メモリ36を介して各種画像データの入出力を行うことができる。
また、インタフェース22は、ネットワーク38を介して接続された利用者の端末装置であるコンピュータ(PC)40a、40b、40c、プリントサーバーやファイルサーバーなどの各種サーバ(SV)40d、ワークステーション(WS)40eに接続されている。出力制御部28は、入力画像処理・生成部20を経て送られてきた画像データをその目的に応じて印刷部30で用紙に印刷したり、外部メモリ36に記憶したり、あるいは、インタフェース22を経てコンピュータ40a〜40cやサーバ、ワークステーション40d、40eに送信するようになされている。
ファイル処理部24は、登録処理部24a、編集処理部24b、送受信処理部24cとから構成されている。このファイル処理部24は、操作部12の操作画面やキー(押しボタン、操作画面に表示されるソフトキー)を用いて多機能画像形成装置10の動作手順を設定した設定ファイル(簡便なプログラムファイル)を編集し、ファイル記憶部26に登録保存し、あるいは、利用者の端末装置(PC40a等)に設定ファイルを送信、あるいは、端末装置(PC40a等)から設定ファイルを受信する処理を行うものである。
編集処理部24bは、操作部12の操作画面として表示される設定画面中に表示されるソフトキーを選択、操作して多機能画像形成装置10の動作手順を逐次設定ファイルに編集するものである。設定ファイルの編集処理は図2に示す概念図に示すようなものである。ここで、操作部12に表示される操作画面は一般のプリンタ装置やファクシミリ装置に表示される操作、設定画面と同様のものであり、初期画面に表示された各種の機能キーを選択、操作して必要な画面遷移を行いながら所望の機能、動作を多機能画像形成装置10に指示するものである。初期画面において表示されるプログラム登録キーを操作すると、プログラム登録画面に遷移し、このプログラム登録画面に表示されるキーを選択、操作していくことで、キーに割り当てられた定義情報(多機能プリンタ10の各種機能およびその動作を定義する情報)が逐次設定ファイルに記録される。
すなわち、図2に示すように操作部12に表示されるプログラム登録の操作画面に表示される固定キー121、プログラムキー122から所望の動作手順を示すキーを選択、操作するとファイル処理部24の編集処理部24bはキー定義情報123を参照し、操作されたキーおよびその定義情報を逐次設定ファイルFに記録していくものである。固定キー121は1つのキーに固定的に1つの定義が割り付けられたキーであり、プログラムキー122は1つのキーにいくつかの定義がシーケンシャルに割り付けられたキーである。操作画面から入力された設定情報はこのようにして設定ファイルFに記録され、所望の設定ファイルが編集される。
設定ファイルの編集が終了すると、登録処理部24aが登録処理画面を操作部12に表示し、例えば、登録処理画面からプログラム番号あるいはファイル名を付してファイル記憶部26に保存する。また登録処理画面は、ファイル記憶部26への登録保存だけでなく、後述するように利用者の端末装置へ送信して保存する処理が選択できるように画面構成が構築されている。さらに、設定ファイルを作成した後、設定ファイルをどこにも保存せず、設定した処理を多機能画像形成装置10に実行させることもできる。
次に、上記の設定ファイルの編集、保存の処理手順を図3のフローチャートに基づいて説明する。先ず、ステップS10において操作部12の操作画面でプログラム登録が選択されて多機能画像形成装置10の動作条件設定が開始される。そしてステップS11で操作画面に表示されるソフトキーから所望のキーが選択、操作されると、ファイル処理部24の編集処理部24bはステップS13でキー定義情報123(図2参照)を参照してステップS13で操作されたキーとその定義情報による設定を適用し、キーおよびその定義情報を設定ファイルFに記録する。ステップS14で設定完了でなければステップS11〜ステップS13の処理を繰り返して設定ファイルFを編集する。
ステップS14で設定ファイルFの編集を完了すると、登録処理部24aは操作部12の操作画面に登録操作画面を表示する。ステップS15で登録操作画面を表示し、この画面で設定(編集した設定ファイル)の処理実行が指定されたらステップS16で登録処理部24aは編集された設定ファイルの設定を図1には図示されていない制御部に渡し、制御部はこの設定に基づいて多機能画像形成装置10の各機能を設定された順序で動作させる。ステップS15で処理実行が指定されなければ、ステップS17で操作部12に設定ファイルの保存をするか否かを選択させる登録操作画面が表示され、設定ファイルの保存が選択されなければ処理を終了する。
ステップS17で設定ファイルの保存が指定されると、ステップS18で操作部12の登録操作画面が遷移して保存先の入力画面が表示される。ここで指定できる保存先は多機能画像形成装置10のファイル記憶部26または端末装置40a等の装置機番、PC名、IPアドレスなど(設定ファイルを編集している利用者の端末装置を特定するための情報)である。次いでステップS19で登録操作画面が遷移して設定ファイル名の入力画面が表示される。この画面でステップS11〜ステップS13で編集された設定ファイルFにファイル名やプログラム番号が付加される。このファイル名の設定において、更に、設定ファイルの作成者IDやパスワードを付加入力するようにしてもよい。
次に、ステップS20ではステップS18で指定された設定ファイルの保存先が多機能画像形成装置10(MFP)であるかを判定する。保存先が多機能画像形成装置10、(MFP)であれば、登録処理部24aは編集処理部24bで編集された設定ファイルをステップS21でファイル記憶部26に記憶する。記憶する設定ファイルのファイル名はステップS19で指定されたファイル名である。このファイル名に基づいて登録した設定ファイルを呼出して再利用することができる。
保存先が多機能画像形成装置10でない場合はステップS22に進み、設定ファイルの保存先が端末装置40a等であるかを判定する。保存先が端末装置40a等であれば、送受信処理部24cはステップS23で設定ファイルFを指定の端末装置40a等にインタフェース部22を介して送信して処理を終了する。ここで設定ファイルFを送信する保存先はステップS18で指定された端末装置40a等であり、ファイル名はステップS19で指定されたものである。ステップS22で保存先が端末装置40a等でない場合は処理を終了する。この時、指定された保存先が誤りである表示を操作部12の操作画面に表示するようにしてもよい。
なお、ステップS23の設定ファイル送信処理は、送信先(保存先)の端末装置との接続確認やIPアドレスの確認処理を経た上で行われることはいうまでもなく、もしも送信先の端末装置と接続失敗(送信先端末装置が電源オフで認識不能などの場合)したような場合にはその旨操作部12の操作画面に表示することもできる。
次に、端末装置40aに保存した設定ファイルの呼出しおよびその実行の処理手順を図4のフローチャートに基づいて説明する。先ず、ステップS30において操作部12に表示される操作初期画面において設定ファイルの呼出しキーが操作されると、ステップS31で操作部12の呼出し操作画面に保存先、ファイル名入力の画面が表示され、端末装置40a等の装置機番、PC名、IPアドレスなど(設定ファイルを編集している利用者の端末装置を特定するための情報)が入力され、ステップS32で設定ファイルのファイル名が入力されると、ファイル送受信処理部24cはステップS33で指定された端末装置40a等との接続する。接続が完了しなければこのループを繰り返す。接続完了までに時間が経過する場合には時間監視を行い、タイムアウトによるエラー表示をすればよい。
接続が完了すると、送受信処理部24cはステップS34でファイル名を送信する。接続した端末装置40a等からの返信で指定したファイル名の設定ファイルが無い場合にはエラー表示を行って処理を終了し、指定したファイル名の設定ファイルがある場合には送受信処理部24cはステップS36で接続した端末装置40a等にデータ要求を送信する。端末装置40a等から指定したファイル名の設定ファイルを受信すると、送受信処理部24cは、受信した設定ファイルFに記録されたキー、キーの定義等の設定内容をステップS38で表示操作部12の操作画面に表示する。
ステップS39で利用者が操作部12の操作画面に表示されたキーを操作して設定を変更した後確定すると、ステップS40で設定が完了し、操作部12の操作画面は登録操作画面に遷移し、ステップS41で処理実行が指定されたかを判定する。処理実行が指定されていれば登録処理部24aは設定内容を前述の制御部に引次いで処理を実行する。処理実行が指定されなければ処理を終了する。なお、処理実行が指定されない場合、処理を終了せずに図3に示すステップS17の設定保存処理以降の処理に継続させる処理フローとすることもできる。また、ステップS39、S40の処理は表示された設定ファイルの内容表示に対して、キー操作により設定を変更するようにしたが、呼出した設定ファイルの設定内容をそのまま実行するようにファイル処理部24を構成することも可能である。その場合、図4の処理フローからステップS39およびステップS40を省いた処理手順とすればよい。
以上説明した図3、図4の処理手順は、多機能画像形成装置10の操作パネルを用いて設定した設定ファイルをユーザの端末装置40a等に保存し、多機能画像形成装置10からその設定ファイルを呼出して確認し、必要に応じて設定内容を変更して多機能画像形成装置10に実行させる手順であるが、呼出した設定ファイルを多機能画像形成装置10で自動的に実行させるようにすることもできる。
その場合は、設定の項目に「自動実行」の項目を設け、図3のステップS11における操作パネルの操作によって行うようにすればよい。また、設定ファイルを使用する場合には、図4のステップS37で設定ファイルを受信した後、ファイル処理部24が設定ファイルに「自動実行」が設定されているか否かを判断し、自動実行の設定がされている場合にはステップS38〜ステップS41を経ずにステップS42に移行して設定内容を実行するように構成すればよい。
なお、多機能画像形成装置10側で設定ファイルの設定内容の確認をせずにそのまま実行するオプション設定をしておき、ユーザ側の端末装置40a等から呼出した設定ファイルの設定内容のままその設定を実行するように構成しておくこともできる。この設定は図3、図4の処理手順(ユーザ操作)とは別に多機能画像形成装置10の初期設定(一般的には機器の管理者操作)によって行う。この設定がなされている場合、ファイル処理部24は、ステップS37で設定ファイルを呼出した後、ステップS38〜ステップS41を経ずにステップS42に移行して設定内容を実行するように構成すればよい。
以上、説明したように本発明に係る多機能画像形成装置によれば、操作部から所望の動作条件を組み合わせて作成した動作設定を記録した設定ファイルを多機能画像形成装置に保存することなく、ネットワーク等を介して多機能画像形成装置と接続されている利用者自身の端末装置に送信して保存することが可能になる。
本発明に係る多機能画像形成装置の構成を示すブロック図である。 設定ファイルの編集の概念を示す模式図である。 設定ファイルの編集、保存の手順を示すフローチャートである。 設定ファイルの呼出しおよび設定ファイルの実行の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
10 ・・・多機能画像形成装置
12 ・・・操作部
14 ・・・ファクシミリ部
16 ・・・スキャナ部
18 ・・・外部メモリインタフェース部
20 ・・・入力画像処理・生成部
22 ・・・インタフェース
24 ・・・ファイル処理部
24a ・・・登録処理部
24b ・・・編集処理部
24c ・・・送受信処理部
26 ・・・ファイル記憶部
28 ・・・出力制御部
30 ・・・印刷部
31 ・・・ソート部
32 ・・・内部メモリ
34 ・・・電話回線
36 ・・・外部メモリ
38 ・・・ネットワーク
40a 〜40c・・・端末装置(コンピュータ)
40d ・・・サーバ
40e ・・・ワークステーション

Claims (2)

  1. 複数の機能を備えた多機能画像形成装置であって、
    多機能画像形成装置はその動作設定を行うための操作部と、前記操作部から入力されるキー情報に基づいてキー定義情報を参照して設定ファイルを編集するファイル編集処理部を有するファイル処理部を備え、
    前記ファイル処理部は更に前記設定ファイルを多機能画像形成装置に接続された端末装置に送信するための/または前記端末装置から設定ファイルを受信するための送受信処理部を備えたことを特徴とする多機能画像形成装置。
  2. 前記多機能画像形成装置は、前記設定ファイルを記憶するファイル記憶部を備え、
    前記ファイル処理部は、前記ファイル編集処理部で編集された前記設定ファイルを前記ファイル記憶部に記憶する登録処理部を備えたことを特徴とする請求項1に記載の多機能画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008205583A (ja) * 2007-02-16 2008-09-04 Brother Ind Ltd 周辺装置及び情報処理システム

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