JP2005197129A - スイッチギヤ - Google Patents

スイッチギヤ Download PDF

Info

Publication number
JP2005197129A
JP2005197129A JP2004003323A JP2004003323A JP2005197129A JP 2005197129 A JP2005197129 A JP 2005197129A JP 2004003323 A JP2004003323 A JP 2004003323A JP 2004003323 A JP2004003323 A JP 2004003323A JP 2005197129 A JP2005197129 A JP 2005197129A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
free copper
oxygen
flexible conductor
movable electrode
foil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004003323A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4394963B2 (ja
Inventor
Takayuki Itotani
孝行 糸谷
Seiichi Miyamoto
聖一 宮本
Minoru Kobayashi
稔 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2004003323A priority Critical patent/JP4394963B2/ja
Publication of JP2005197129A publication Critical patent/JP2005197129A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4394963B2 publication Critical patent/JP4394963B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • High-Tension Arc-Extinguishing Switches Without Spraying Means (AREA)

Abstract

【課題】 電流開閉時の荷電粒子拡散を抑制し、可とう性導体の金属箔が折損した場合においても地絡事故に至らないスイッチギヤを提供する。
【解決手段】 金属製真空容器1の一端部に配設され、可動電極棒7の外径より大きい内径を有する円環状の無酸素銅製端子13と、上記金属製真空容器1内で上記円環状の無酸素銅製端子13から離隔して上記可動電極棒7に配設され、上記円環状の無酸素銅製端子13の内径より大きく、上記金属製真空容器1の最大内径より小さい外径を有する円盤形状の無酸素銅製端子15とを設け、上記円環状及び円盤形状の無酸素銅製端子13、15間に可とう性導体16を配設する構成とする。
【選択図】図1

Description

この発明は、スイッチギヤに関するものである。
従来のスイッチギヤは、接地した金属製真空容器内に遮断器用の固定電極と可動電極とを配置し、この両電極の周囲に地絡防止及び電流開閉時における荷電粒子の拡散抑制のため、絶縁物を用いて浮遊電位となるアークシールドを配置している。
可動電極に結合されている可動導体は電流通電阻止用の絶縁物を介して、可動ブレードに結合され、可動導体と側壁との間にフレキシブル導体が絶縁物を介して固定される構成とされている。(例えば特許文献1参照)。
特開2001−351438号公報(段落0011、0040−0046、図1、図4)
従来のスイッチギヤは、上記のように構成されているため、電流開閉時における荷電粒子の拡散抑制のために配置する浮遊電位にするための絶縁物とアークシールドの固定が複雑になるという問題点があった。また、フレキシブル導体を構成している金属箔の表面の1枚が万一折損した場合には、地絡に至る可能性があるという問題点があった。
この発明は、上記のような問題点を解決するためになされたもので、電流開閉時における荷電粒子の拡散を抑制し、可とう性導体の金属箔の表面の1枚が万一折損した場合においても地絡事故に至らない、構造簡単で信頼性が高く、かつ、小形化できるスイッチギヤを提供することを目的とする。
この発明に係るスイッチギヤは、金属製真空容器の両端にそれぞれ固定された絶縁物容器と、一方の絶縁物容器内に配設され主回路を開閉し得るようにされた固定電極及び可動電極と、上記可動電極に結合され、上記金属製真空容器を貫通すると共に、他方の絶縁物容器内に配設された絶縁物を介して操作装置に連結された可動電極棒と、上記金属製真空容器内で上記可動電極棒及び上記金属製真空容器間に跨って配設された可とう性導体とを有する主回路開閉用真空バルブにおいて、上記金属製真空容器の一端部に配設され、上記可動電極棒の外径より大きい内径を有する円環状の無酸素銅製端子と、上記金属製真空容器内で上記円環状の無酸素銅製端子から離隔して上記可動電極棒に配設され、上記円環状の無酸素銅製端子の内径より大きく、上記金属製真空容器の最大内径より小さい外径を有する円盤形状の無酸素銅製端子とを設け、上記円環状及び円盤形状の無酸素銅製端子間に上記可とう性導体を配設するようにしたものである。
この発明に係るスイッチギヤは、上記のように構成されているため、小形化を図ることができると共に、電気的絶縁性能の信頼性を向上することができる。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1を複合絶縁スイッチギヤに適用した例を図にもとづいて具体的に説明する。
図1は、実施の形態1の要部の構成を示す断面図、図2は、実施の形態1を複合絶縁スイッチギヤに適用した構成を示す断面図、図3は、実施の形態1の主要部を構成する可とう性導体の構成を示すもので、(a)は無酸素銅製の箔の構成を示す平面図、(b)は同じくステンレス製の箔の構成を示す平面図、(c)は(a)に示す無酸素銅製の箔と(b)に示すステンレス製の箔をそれぞれ複数枚重ね合わせて形成した可とう性導体の構成を示す平面図、(d)は(c)において円Dで囲まれている部分の構成を示す側面図、(e)は可とう性導体の他の構成の例を示す平面図、図4は、可とう性導体と円盤形状の無酸素銅製端子との固定部の構成を示す断面図である。
実施の形態1は、銅製の真空容器部1aを有する金属製真空容器1と、この金属製真空容器1の一端、即ち図において下端に結合された第1の絶縁物容器2と、金属製真空容器1の他端、即ち図において上端に結合された第2の絶縁物容器3とで構成されている。第1の絶縁物容器2内には、主回路開閉部4を形成する固定電極4aと可動電極4bとが配設され、固定電極4aは固定電極棒5によって支承され、固定電極棒5は封着部材6を介して第1の絶縁物容器2に固定されている。
また、可動電極4bは金属製真空容器1を貫通する可動電極棒7によって支承され、可動電極棒7は第2の絶縁物容器3内に配設された電流通電阻止用の絶縁物8を介して操作棒9に結合され、操作棒9は後述する操作装置に連結され、この操作装置によって図1において上下方向に駆動し得るようにされている。
第2の絶縁物容器3内では操作棒9にベローズ10の一端が固定され、ベローズ10の他端は封着部材11を介して第2の絶縁物容器3に固定されているため、容器内の真空を維持しつつ、操作棒9及び可動電極棒7を駆動することができ、可動電極4bと固定電極4aとからなる主回路開閉部4を開閉することができる。
また、主回路開閉部4による電流開閉時に発生するアークの拡散を抑制し、第1の絶縁物容器2の内面の汚損を防ぐため、主回路開閉部4の周囲を囲むように、アークシールド12が第1の絶縁物容器2に配設されている。なお、第1、第2の絶縁物容器2、3及び可動電極棒7と操作棒9とを結合する絶縁物8は、真空バルブ製作時における真空、ろう付け時の高温条件に耐える必要があるため、例えばアルミナセラミックで製作されている。
金属製真空容器1は、真空容器部1aの一端に設けられて、ほぼ中央部に可動電極棒7が貫通する貫通孔を有する円環状の無酸素銅製端子13と、この無酸素銅製端子13の外面に設けられた通電用の外部接続用端子14とを有する。
また、円環状の無酸素銅製端子13から離隔した位置で可動電極棒7に円盤形状の無酸素銅製端子15が設けられ、可とう性導体16の一端がステンレス製の押え板17によって上記円盤形状の無酸素銅製端子15に押さえ付けられた状態でねじ18により固定されている。
可とう性導体16の詳細構成については後述するが、図示のように複数個所で内側または外側に湾曲して蛇行する形状とされ、主回路開閉部4の開閉動作時に各湾曲部が変形するようにされると共に、可動電極棒7と真空容器部1aとを電気的に接続している。また、可とう性導体16の他端は真空容器部1aの円環状の無酸素銅製端子13にステンレス製の押え板19によって押さえ付けられた状態でねじ20により固定されている。従って、主回路開閉部4が閉状態の場合には、固定電極棒5−固定電極4a−可動電極4b−可動電極棒7−円盤形状の無酸素銅製端子15−可とう性導体16−円環状の無酸素銅製端子13−外部接続用端子14の経路で通電路が形成されることになる。
なお、円盤形状の無酸素銅製端子15は必ずしも円盤形状に限られるものではなく、中央部に貫通孔を有する円環状として貫通孔に可動電極棒7を挿通して適宜の位置で無酸素銅製端子15と可動電極棒7とを接合して一体化するようにしてもよい。
また、可動電極棒7と操作棒9とを結合し、両者間の通電を阻止する絶縁物8は、電気的絶縁に優れた真空中に配設されるため、絶縁物8自身を小形化することができ、従って、複合絶縁スイッチギヤとしても小形化することができる。
更に、金属製真空容器1と第1、第2の絶縁物容器2、3は、それぞれ円筒形状とされているため、製作が容易である他、周囲に絶縁層であるモールドを形成する際、応力集中を軽減することができ、モールドの製作も容易となる。
次に、図2にもとづいて上述した実施の形態1を適用した複合絶縁スイッチギヤについて説明する。図2において、図1と同一または相当部分には同一符号を付して説明を省略する。図1で説明した実施の形態1の周囲に絶縁層であるモールド30を設けると共に、モールド30の外側表面に導電処理31を施し、この部分を接地電位としている。
固定電極棒5、外部接続用端子14にはそれぞれ外部導体32、33が接続され、モールド30によってブッシング構造34、35が一体的に形成されており、図示しないケーブル等が接続できるようになっている。
外部導体32、33は固定電極棒5、外部接続用端子14と一体的に製作されていてもよい。
操作棒9は絶縁物8によって通電部と電気的に絶縁されており、操作棒9、ベローズ10及び封着部材11は接地電位とすることが可能であるため、可動側のモールド30の終端は封着部材11となり、可動部位である操作棒9の周囲までモールド30でバリヤ等を形成する必要がなく、モールド30の形状の簡素化を図ることができる。主回路開閉部4を開閉動作させる操作装置40との結合は操作棒9を接地電位にすることができるため、絶縁物を介することなく直接結合することができ、従って、簡素化を図ることができる。また、充電露出部がないため、相間、回路間、盤との絶縁距離をとる必要がなく、従って、盤として小形化を図ることが可能であり、更に、塩害、結露等の外部環境に左右されない信頼性の高いスイッチギヤを提供することができる。
なお、円盤形状の無酸素銅製端子15の外径φAは、図1に示すように、金属製真空容器1の最大内径部となるφCより小さく、円環状の無酸素銅製端子13の内径φBよりも大きくされている。また、円環状の無酸素銅製端子13の内径φBは可動電極棒7の最大外径φDより大きくされている。
このような寸法関係に加え、無酸素銅製端子15及び13間には可とう性導体16が配設されているため、主回路開閉部4の電流開閉によって発生する荷電粒子が円環状の無酸素銅製端子13を越えて接地電位部となる操作棒9、ベローズ10、封着部材11に到達することはない。従って、電流開閉によって発生する荷電粒子の拡散防止を簡単な構造で実現することができる上、絶縁物8の表面が汚損されることもなく、電気的絶縁性の信頼性が向上する。
次に、可とう性導体16の構成の一例を図3にもとづいて説明する。可とう性導体16は無酸素銅箔16aとステンレス箔16bとを交互に積層することにより構成するものであるが、図3(a)は、そのうち無酸素銅箔16aの構成を示す平面図、図3(b)は、ステンレス箔16bの構成を示す平面図、図3(c)は、ステンレス箔16bと無酸素銅箔16aとを交互に積層した状態の平面図、図3(d)は、図3(c)の円Dで囲んだ部分の側面図、図3(e)は、図3(a)〜(d)とは異なる形状の例を示す平面図である。
図3(a)〜(d)に示す例は、中央部から放射状に4本の延在部が設けられ、十字状となるように形成したものである。
図3(a)に示すように、無酸素銅箔16aは、中央部161と、中央部から放射状に延在する4本の延在部162とから構成され、中央部161には径がφEの孔163が設けられ、その周囲で各延在部162の付け根部分に固定用と位置決め用を兼ねた孔164が設けられている。なお、孔164は4個所に形成する必要はなく、2個所以上に形成すれば十分である。また、各延在部162の先端部にも固定用と位置決め用を兼ねた孔165が設けられている。
図3(b)に示されるステンレス箔16bも、中央部166と中央部から放射状に延在する4本の延在部167とから構成されている。延在部167の長さは図3(a)に示す無酸素銅箔16aの延在部162より短くされており、図3(c)に示すように、無酸素銅箔16aとステンレス箔16bとを中央部を合わせて積層した時、先端部に斜線で示すように無酸素銅箔の集合体となる通電部168が形成されるようにしている。ステンレス箔の中央部166には、無酸素銅箔の中央部の孔163の径φEより大きい径であるφFの径の孔169が形成されている。この孔は、図3(c)に示すように、無酸素銅箔16aとステンレス箔16bとを積層した時、中央部に斜線で示すように、無酸素銅箔の集合体となる通電部170を形成するためである。
なお、ステンレス箔の中央部166の孔169の周囲には無酸素銅箔16aと同様に、固定用と位置決め用とを兼ねた孔164が設けられ、各延在部167の先端部にも同様な目的で孔165が設けられている。また、無酸素銅箔16aとステンレス箔16bとは図3(d)に示すように、両端面にステンレス箔16bが位置するようにして交互に積層され、各箔の相互間はろう付けによって固定されている。
この状態で各延在部162、167は図1に示すように、複数個所で内側または外側に湾曲され、主回路開閉部4の開閉時に変形し得るようにされている。
なお、ステンレス箔16bは、通常表面に酸化皮膜を形成しており、真空中で無酸素銅箔16aと凝着を起こさないが、温度によっては酸化皮膜がとれ、凝着を起こす。従って、酸化皮膜がとれない温度でのろう付けを実施し、ステンレス箔の凝着防止の効果を得るため、例えばBAG−8のようなろう材を使用する。また、ステンレスは銅よりも強度が大きいため、ステンレス箔16bの肉厚を無酸素銅箔16aより薄くして、可とう性導体の組立性を向上すると共に、主回路開閉部4を動作させる際の操作装置40の負荷を軽減し、操作装置40の小形化を図っている。
具体的には、無酸素銅箔16aの肉厚は0.5mm以下、ステンレス箔16bの肉厚は0.1mm以下とするのが理想的である。可とう性導体16の両端面をステンレス箔としている理由は、変形の疲労により箔が折損する一枚目の強度を大きくすること及びステンレスの材料そのものの耐電圧性能が銅より良いためである。
図3(e)に可とう性導体16の他の例として中央部から6本の延在部が放射状に延びた形状のものを示している。符号は図3(a)〜(d)と対応する部分に同符号を付している。通電部168が延在部162の延長方向の先端ではなく、円周方向に突出する形で形成されているため、図3(c)の場合よりも金属製真空容器1を小径にすることができる。なお、以上の説明では延在部の数が4本、6本の例を示したが、これに限られるものではなく、2本以上の延在部を放射状に配設した構成であれば同様な効果を期待することができる。延在部の本数、幅、箔の枚数、通電部面積は通電電流の大きさと金属製真空容器の径に応じて適宜選択されることになる。
次に、可とう性導体16の可動電極棒7への固定構造について説明する。
図4は、可動電極棒7の円盤形状の無酸素銅製端子15と可とう性導体16の一端(図3における中央部161、166近傍)との固定部を拡大して示した概略図である。可とう性導体16は、その中央部161、166を円盤形状の無酸素銅製端子15とステンレス製押え板17とで挟み込み、可とう性導体16の孔164にねじまたはボルト18を挿入して固定する。図は皿ねじ18による例を示しているが、他のねじ、ボルトでもよいことは云うまでもない。
中央部161、166の通電部170を押え板17の肉厚の厚い部位17aで押え、無酸素銅箔16aとステンレス箔16bとが積層されている部分を肉厚の薄い部位17bで押えている。肉厚の厚い部位17aの厚さKは、肉厚の薄い部位17bの厚さJにステンレス箔16bの肉厚と枚数とを掛けた厚さを加えた寸法となっている。
ねじ18で予め固定することにより組立作業性が向上する上、通電部170の積層部は、ねじ18を締めることによって加圧され、補助的にはろう材を加えるが、真空中のろう付け時に箔間が凝着して接合される。ステンレス製押え板17はねじ18のみの固定ではなく、ろう付けによって可とう性導体16及び可動電極棒7と強固に接合される。円盤形状の無酸素銅製端子15についても同様に固定部が形成される。
なお、図示のステンレス製押え板17の形状は一例を示すものであり、図示の形状に限定されるものではない、即ち可とう性導体16の通電部170に合わせて肉厚の厚い部位17aを形成し、可とう性導体16の固定用孔164に合わせてねじ孔を形成すればよい。
また、可とう性導体16は主回路開閉部4の開閉動作に合わせて湾曲部が変形するが、変形時に可動電極棒7と接触した場合には、一部の電流の通電経路が接触部を介するようになるため、接触部において可とう性導体16と可動電極棒7との軽度の溶着が発生し、不都合を招く。このため、図1、図2に示すように、円環状の無酸素銅製端子13の貫通孔の部分に可動電極棒7を取り囲む溶着防止用のカバー50を配設し、可とう性導体16の寿命の向上を図っている。
実施の形態1は、以上のように、可とう性導体16を可動電極棒7に固定しているため、可動電極棒7と可とう性導体16と金属製真空容器1とが同電位となる結果、万一可とう性導体16の折損が発生した場合でも地絡事故には至らず、電気的絶縁性能の信頼性を向上することができる。
この発明の実施の形態1の要部の構成を示す断面図である。 実施の形態1を複合絶縁スイッチギヤに適用した構成を示す断面図である。 実施の形態1の要部を構成する可とう性導体の構成を示すもので、(a)は無酸素銅箔の構成を示す平面図、(b)はステンレス箔の構成を示す平面図、(c)は無酸素銅箔とステンレス箔とを交互に積層した状態の平面図、(d)は図3(c)の円Dで囲まれた部分の側面図、(e)は可とう性導体の他の形状を示す平面図である。 可とう性導体と可動電極棒との固定部を拡大して示す概略図である。
符号の説明
1 金属製真空容器、 1a 真空容器部、 2 第1の絶縁物容器、
3 第2の絶縁物容器、 4 主回路開閉部、 4a 固定電極、
4b 可動電極、 5 固定電極棒、 6 封着部材、 7 可動電極棒、
8 絶縁物、 9 操作棒、 10 ベローズ、 11 封着部材、
12 アークシールド、 13 円環状の無酸素銅製端子、
14 外部接続用端子、 15 円盤形状の無酸素銅製端子、
16 可とう性導体、 17、19 押え板、 30 モールド、
31 導電処理層、 34、35 ブッシング、 40 操作装置、
50 カバー、 161、166 中央部、 162、167 延在部、
163、169 孔、 168、170 通電部。

Claims (7)

  1. 金属製真空容器の両端にそれぞれ固定された絶縁物容器と、一方の絶縁物容器内に配設され主回路を開閉し得るようにされた固定電極及び可動電極と、上記可動電極に結合され、上記金属製真空容器を貫通すると共に、他方の絶縁物容器内に配設された絶縁物を介して操作装置に連結された可動電極棒と、上記金属製真空容器内で上記可動電極棒及び上記金属製真空容器間に跨って配設された可とう性導体とを有する主回路開閉用真空バルブにおいて、上記金属製真空容器の一端部に配設され、上記可動電極棒の外径より大きい内径を有する円環状の無酸素銅製端子と、上記金属製真空容器内で上記円環状の無酸素銅製端子から離隔して上記可動電極棒に配設され、上記円環状の無酸素銅製端子の内径より大きく、上記金属製真空容器の最大内径より小さい外径を有する円盤形状の無酸素銅製端子とを設け、上記円環状及び円盤形状の無酸素銅製端子間に上記可とう性導体を配設するようにしたことを特徴とするスイッチギヤ。
  2. 上記可とう性導体は、2種類の異種金属箔を交互に重ね合わせて構成され、上記可動電極棒が貫通する孔部及び上記孔部の周囲に形成されたリング状の通電部並びに各金属箔を固定する第1の固定部を有する中央部と、この中央部から放射状に延在すると共に、上記固定電極及び可動電極の開閉動作時に変形する複数の部位を有し、先端部に各金属箔を固定する第2の固定部及び通電部を有する複数の延在部とから構成されていることを特徴とする請求項1記載のスイッチギヤ。
  3. 上記可とう性導体は、無酸素銅箔とステンレス箔とを交互に重ね合わせて構成すると共に、端面にステンレス箔を配設したことを特徴とする請求項1または請求項2記載のスイッチギヤ。
  4. 上記可とう性導体は、上記ステンレス箔の肉厚を上記無酸素銅箔の肉厚より薄くすることを特徴とする請求項3記載のスイッチギヤ。
  5. 上記円盤形状の無酸素銅製端子と可とう性導体との固定は、円盤形状の無酸素銅製端子上に配設された可とう性導体を押え板で押圧し、上記円盤形状の無酸素銅製端子と押え板とをねじまたはボルトで固定すると共に、上記可とう性導体の各箔をろう付け接合することを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項記載のスイッチギヤ。
  6. 上記可とう性導体は、ステンレス表面の酸化膜を真空中で維持し得る温度でろう付け可能なろう材により各箔をろう付けすることを特徴とする請求項3または請求項4記載のスイッチギヤ。
  7. 上記円環状の無酸素銅製端子の内径部に、上記可とう性導体と可動電極棒との接触を抑制するカバーを設けたことを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか1項記載のスイッチギヤ。
JP2004003323A 2004-01-08 2004-01-08 スイッチギヤ Expired - Fee Related JP4394963B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004003323A JP4394963B2 (ja) 2004-01-08 2004-01-08 スイッチギヤ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004003323A JP4394963B2 (ja) 2004-01-08 2004-01-08 スイッチギヤ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005197129A true JP2005197129A (ja) 2005-07-21
JP4394963B2 JP4394963B2 (ja) 2010-01-06

Family

ID=34818272

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004003323A Expired - Fee Related JP4394963B2 (ja) 2004-01-08 2004-01-08 スイッチギヤ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4394963B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8110769B2 (en) 2006-09-07 2012-02-07 Switchcraft Europe Gmbh Vacuum circuit breaker
EP2933817A4 (en) * 2012-12-14 2016-08-10 Eaton Corp VACUUM SWITCH AND VACUUM BREAKER WITH VACUUM SWITCH

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8110769B2 (en) 2006-09-07 2012-02-07 Switchcraft Europe Gmbh Vacuum circuit breaker
US8198562B2 (en) 2006-09-07 2012-06-12 Switchcraft Europe Gmbh Vacuum circuit breaker
EP2933817A4 (en) * 2012-12-14 2016-08-10 Eaton Corp VACUUM SWITCH AND VACUUM BREAKER WITH VACUUM SWITCH

Also Published As

Publication number Publication date
JP4394963B2 (ja) 2010-01-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4522490B1 (ja) ガス絶縁開閉装置
JP4359260B2 (ja) 二次電池
EP1906443B1 (en) Pressure-contact semiconductor device
JP2003536221A (ja) 2つの接触子装置を有する真空バルブ
JP7059623B2 (ja) 二次電池
JP6296153B2 (ja) 蓄電装置
US10010004B2 (en) Electrical module containing an electrical component and a converter containing the electrical module
JP2012164653A (ja) 真空回路遮断器の真空インタラプタ
JP4394963B2 (ja) スイッチギヤ
JP2002538592A (ja) リング状絶縁体を備えた真空遮断室
EP2787520B1 (en) Vacuum chamber with a one-piece metallic cover for self-centering
JP4339724B2 (ja) スイッチギヤおよびスイッチギヤの製造方法
CN114270461A (zh) 开关装置
JP6176338B2 (ja) 蓄電装置
WO2016194571A1 (ja) 電流遮断装置及びこれを備える蓄電装置
JP4343649B2 (ja) インバータ装置
JP6281423B2 (ja) 蓄電装置
JP2002502083A (ja) リング状の絶縁体を備えた真空遮断室
JP6716343B2 (ja) 電流遮断装置、蓄電装置及び蓄電装置の製造方法
WO2020235047A1 (ja) 半導体装置
JP2000260421A (ja) 電池の感圧電路遮断機構
KR101018342B1 (ko) 진공 스위치 기어
JP6533299B2 (ja) 電流遮断装置及びこれを用いた蓄電装置
JP4401199B2 (ja) スイッチギヤおよびスイッチギヤの製造方法
KR100335318B1 (ko) 가요성도체 및 그것을 사용한 스위치기어

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060809

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081125

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081202

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090126

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090707

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090904

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091006

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091016

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4394963

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121023

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131023

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees