JP2005197085A5 - - Google Patents

Claims (7)

1. 燃料ガスと酸化ガスの供給を受けて発電する燃料電池と、
   前記燃料電池のアノード入口への燃料ガス供給を遮断する燃料ガス供給遮断手段と、
   前記燃料電池のアノード出口からのアノードオフガスを遮断するアノードオフガス遮断手段と、
   前記アノード出口から排気されたアノードオフガスの水素濃度を低減する水素濃度低減装置と、
   前記燃料電池のカソード入口に酸化ガスを供給するための酸化ガス供給手段と、
   前記燃料電池のカソード出口から排気されたカソードオフガスを前記水素濃度低減装置に導入するためのカソードオフガス流路と、を備え、
   前記燃料ガス供給遮断手段はシステムの異常発生時に前記アノード入口への燃料ガス供給を遮断する一方で、
   前記アノードオフガス遮断手段はシステムの異常が発生してから所定の条件が満たされるまで前記アノード出口の開放を維持し、
   前記酸化ガス供給手段はシステムの異常が発生してから前記アノード出口が開放されている期間において、前記カソード入口へ酸化ガスを継続的に供給することにより前記カソード出口から排気されたカソードオフガスを前記水素濃度低減装置に導入する、燃料電池システム。
2. 請求項１に記載の燃料電池システムであって、
   前記所定の条件はアノードガスチャンネルの内圧が所定圧力以下に達することである、燃料電池システム。
3. 請求項１に記載の燃料電池システムであって、
   前記所定の条件はシステムの異常が発生した時点から所定時間経過することである、燃料電池システム。
4. 請求項１乃至請求項３のうち何れか１項に記載の燃料電池システムであって、
   前記アノード出口から排気されるアノードオフガスを吸引する吸引手段を更に備え、
   前記吸引手段は前記アノード出口が開放されている間は前記アノード出口から排気されるアノードオフガスを吸引する、燃料電池システム。
5. 請求項４に記載の燃料電池システムであって、
   前記吸引手段は前記アノード出口から排気されたアノードオフガスを前記アノード入口に還流させるための循環ポンプである、燃料電池システム。
6. 燃料ガスと酸化ガスの供給を受けて発電する燃料電池を備えた燃料電池システムの運転方法であって、
   システムの異常発生時に前記燃料電池のアノード入口への燃料ガス供給を遮断する一方で、
   システムの異常が発生してから所定の条件が満たされるまでアノード出口の開放を維持し、
   システムの異常が発生してから前記アノード出口が開放されている期間は、カソード入口へ酸化ガスを継続的に供給することにより前記カソード出口から排気されるカソードオフガスにて、前記アノード出口から排気されたアノードオフガスの水素濃度を低減する、燃料電池システムの運転方法。
7. 請求項６に記載の燃料電池システムの運転方法であって、
   前記アノード出口が開放されている期間は前記アノード出口から排気されるアノードオフガスを吸引する、燃料電池システムの運転方法。