JP2005197037A - 多方向入力装置 - Google Patents

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Abstract

【目的】 小型でありながらクリック感を持ってアナログとデジタルの両方を入力できるようにする。
【構成】 ケース10内にフレキシブル基板20、ラバー接点30及び操作部材40を順番に収容し、ケース10の上面開口部をカバー50で閉じる。ラバー接点30は操作部材40を中立位置に弾性保持すると共に操作部材40の中心回りに導電性ラバーとして配置された導電部33を有する。同基板20は導電部33に対応するアナログ回路パターンを上面に有し、下面には同じく導電部33に対応するデジタル回路パターンを有する。同パターンは同プレート70と組み合わされている。操作部材40を傾倒操作すると、押下側では導電部33が対応する同パターンに操作量に応じた圧力で押し付けられアナログ信号を生成する。同時に、同パターンに組み合わされた同プレート70が反転変形してデジタル信号を生成し、クリック感を発生させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、アナログ入力機構とデジタル入力機構とを併せ持つ多方向入力装置に関する。
ジョイスティックと呼ばれるこの種の多方向入力装置は、通常、周囲の全方向へ傾倒操作可能に支持された操作部材と、直角な2方向へ動作可能に組み合わされ、操作部材の傾倒操作に伴って操作方向に対応する方向へ回動する1組の動作変換部材と、操作部材を中立位置に弾性的に保持するスプリングと、1組の動作変換部材の各一端部に連結されて、各動作変換部材の回動角度に対応する信号を出力する一組の信号出力手段とを備えている。
一組の信号出力手段としては、ボリュームに代表される電気的センサ、磁気的センサ、光学的センサなどが使用されるが、主にコスト等の点からボリュームが比較的多く使用されている(特許文献1及び2参照)
実公平5−19925号公報 実公平5−19926号公報
しかしながら、このような従来の多方向入力装置の場合、操作部材の傾倒動作を2方向の回転動作に変換する1組の動作変換部材が必要であり、しかも、これを2段に重ねる必要がある。更に、操作部材を中立位置に弾性保持するスプリングも、動作変換部材とは別に必要となる。更に又、1組の動作変換部材に対応するボリューム等も必要である。これらのために、形状が大きくなり、小型化が困難である。
本発明はかかる事情に鑑みて創案されたものであり、アナログ信号とデジタル信号の両方を入力でき、しかも、クリック感をもってデジタル信号の入力を行うことができる小型化に適した多方向入力装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る多方向入力装置は、基板上に配置され、周囲へ傾倒操作が可能な操作部材と、該操作部材の中心回りの複数箇所に配置され、各配置箇所で基板の表面に形成された抵抗体パターンに接触すると共に、前記操作部材の傾倒操作に伴う弾性変形により抵抗値を変化させる複数の導電性ラバーと、複数の導電性ラバーに対応するように前記操作部材の中心回りの複数箇所に配置され、各配置箇所で基板の表面に形成された接点パターンを、前記操作部材の傾倒操作に伴う弾性変形により短絡させる複数のスナッププレートとを具備している。
本発明に係る多方向入力装置においては、複数の導電性ラバーが操作部材の中心回りの複数箇所に平面的に配置され、操作部材の傾倒操作に伴う弾性変形により抵抗体パターンとの接触位置を変化させることにより、操作部材の傾倒動作を2方向動作に変換する動作変換部材を兼ねる。しかも、複数の導電性ラバーは、基板上の抵抗体パターンと共に信号出力手段を構成し、ボリューム等の外付け部品が不要である。また、操作部材の中心回りの複数箇所にアナログ入力用の導電性ラバー及びデジタル入力用のスナッププレートを配置したので、デジタル信号の入力時にクリック感を発生させることができる。複数の導電性ラバーは、アナログ回路を構成するのみならず、操作部材を中立位置に弾性的に保持するスプリングとしての機能も有する。
アナログ回路に関しては、操作部材の傾倒操作に伴う弾性変形により、導電性ラバーの抵抗体パターンに対する接触位置(導電性ラバーと電極パターンの短絡位置)を変化させ、その位置変化に対応した抵抗値を出力させる構成でもよいし、導電性ラバーの抵抗体パターンに対する接触面積を変化させて、抵抗体パターンの見かけ上の抵抗値を変化させる構成でもよいが、精度の点からは前者の構成が好ましい。
複数の導電性ラバー及びスナッププレートは、基板を挟んで両側に分離して配置することができるし、操作部材が配置される操作側の表面にまとめて配置することもでき、いずれの構成を採用することも可能である。以下、前者の構成をもつ多方向入力装置を第1の多方向入力装置と称し、後者の構成をもつ多方向入力装置を第2の多方向入力装置と称する。
第1の多方向入力装置においては、基板は複数の導電性ラバーに対応する複数の抵抗体パターンを一方の表面に有すると共に、前記複数のスナッププレートに対応する複数の接点パターンを他方の表面に有し、複数の導電性ラバーと複数のスナッププレートは前記基板を挟んで反対の側に配置される。
即ち、基板の一方の表面側にアナログ入力用の抵抗体パターンを形成し、他方の表面側にデジタル入力用の接点パターンを形成すると共に、抵抗体パターンに対しては導電性ラバーを組み合わせ、接点パターンに対してはスナッププレートを組み合わせるという基板の両面利用が行われる。これにより、装置の全高を抑制しつつデジタル信号の入力を可能とし、且つその入力時にクリック感を発生させることができる。
複数の導電性ラバーは、十字状に形成されたラバー接点の4腕部に形成された導電部により構成する構成が好ましい。十字状のラバー接点を使用することにより、操作部材を中立位置に保持したり導電性ラバーを固定するための金属スプリングが不要になり、装置の小型化や低背化、軽量化を図ることができる。
前記ラバー接点に関しては、中心部に向かって傾斜したスカート状の支持部を中心部に有する構成が好ましい。この構成により、操作部材を中立位置により安定に保持することが可能となる。
十字状のラバー接点を使用する場合、操作部材は、そのラバー接点に対応する十字形状とするのが合理的であるが、円盤形状であってもよく、必ずしもラバー接点の形状に対応させる必要はない。
操作部材は又、下端面がドーム状に形成された軸状の支持部を中心部に有する構成が好ましい。この構成により、操作部材はドーム状の下端面を支点としたシーソー運動を行い、中心軸方向の上下動を回避できるため、中心を挟んで対向配置された回路がアナログ・デジタル共に同時操作される事態を回避でき、同時操作による誤作動・誤操作を防止できる。
操作部材に関しては、更に、カバーに設けられた貫通孔に操作部材を嵌合させると共に、操作部材の外縁部がカバーの裏側へ潜り込むようにその外縁部をフランジ状に形成し、且つそのフランジ部とカバーとの間の隙間を埋めるべくその隙間にクッションを配置する構成が好ましい。この構成で操作部材とカバーの間の隙間を埋めることにより、操作部材が弾性的に押圧され、そのガタつきを軽減できる。また、隙間からのゴミの侵入を防止できる。
第2の多方向入力装置においては、基板は、操作部材が配置される操作側の表面に、複数の導電性ラバーに対応する複数の抵抗体パターンを有すると共に、複数のスナッププレートに対応する複数の接点パターンを同じ側の表面に有し、複数の導電性ラバーと複数のスナッププレートは共に前記基板の操作側に配置される。
即ち、基板の操作側の表面側に、アナログ入力用の抵抗体パターン及びデジタル入力用の接点パターンを共に形成し、抵抗体パターンに対しては導電性ラバーを組み合わせ、接点パターンに対してはスナッププレートを組み合わせるという基板の片面利用が行われる。これによっても、装置の全高を抑制しつつデジタル信号の入力を可能とし、且つその入力時にクリック感を発生させることができる。
複数の導電性ラバーの操作構造に関しては、操作部材の下方で基板上に傾倒可能に支持され、操作部材によって傾倒操作されるボディーを併用し、複数の導電性ラバーをそのボディ下面の傾倒支点周囲に固定するのが好ましい。そうすると、操作部材とボディとの間に、導電性ラバーより軟らかい弾性材料からなるスペーサを配置することができ、これにより軽操作で押下ストロークを大きくすることができ、操作性を高めることができる。
複数のスナッププレートの操作構造に関しては、複数のスナッププレートを複数の導電性ラバーの外周側に配置し、操作部材の外周部下面に、それらのスナッププレートを操作するための複数の突起を設けるのが好ましい。これにより、スナッププレートの確実な操作が可能になる。
前記ボディを併用する場合は、複数の導電性ラバーをそのボディ下面の傾倒支点周囲に固定すると共に、操作部材の外周部を前記ボディの外周側へ張り出し、その張出部下面に複数のスナッププレートを操作するための複数の突起を設けるのが、薄型化の点から好ましい。
基板に関しては、その表面を、少なくとも複数の抵抗体パターン及び複数の接点パターンの各部分を残して被い、外周部がケースと密着するように壁状に立ち上がったカバーゴムと組み合わせるのが好ましい。これにより、接点部へのゴミの侵入や水滴の侵入を抑制することができる。
本発明に係る多方向入力装置は、複数の導電性ラバーを操作部材の中心回りの複数箇所に平面的に配置し、操作部材の傾倒操作に伴う弾性変形により抵抗体パターンとの接触位置を変化させることにより、操作部材の傾倒動作及びその傾動量を検出するようにしている。よって、部品点数の増加を最小限に抑制でき、且つ全高の増大も最小限に抑制できるので、装置を小型化することができる。しかも、基板上に操作部材を配置すると共に、その基板に導電性ラバーを用いたアナログ回路と、スナッププレートを用いたデジタル回路とを構成することにより、アナログ信号とデジタル信号の両方を入力でき、更に、クリック感をもってデジタル信号の入力を行うことができる。
以下に本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1〜図8は本発明に係る第1の多方向入力装置についての実施形態を示しており、図1はその実施形態に係る多方向入力装置を無負荷状態について示す縦断面図、図2は同多方向入力装置を最大変位状態について示す縦断面図、図3は同多方向入力装置を分解して示す斜視図、図4は同多方向入力装置に使用されたケース及び基板を表面側から示す斜視図、図5は同多方向入力装置に使用された操作部材及びラバー接点を裏面側から示す斜視図、図6は同多方向入力装置に使用されたカバーを裏面側から示す斜視図、図7は同多方向入力装置に使用された基板を表面側から示す斜視図、図8は同基板を裏面側から示す斜視図である。
本実施形態に係る多方向入力装置は、図1〜図3に示すように、広さに対して底が浅い偏平な樹脂製のケース10と、ケース10内に収容されたフレキシブル基板20と、フレキシブル基板20の上からケース10内に収容されたラバー接点30と、ラバー接点30に被さるようにケース10内に収容された操作部材40と、操作部材40の露出部分を残してケース10の上面開口部を閉じるカバー50とを備えている。
ケース10は、図4に詳しく示すように、樹脂からなるほぼ略八角形状の偏平な箱体であり、底板部11の中央部表面に操作部材40を支持するボス部12が突設されている。ボス部12の先端面は下に凸のドーム状の受け面になっている。ボス部12の周囲には、4つの凹部13が等間隔で設けられている。凹部13は、後述するスナッププレートを収容するためのもので、浅い円形に形成されている。凹部13の中心部には、そのスナッププレートを効果的に押圧するために突起14が設けられている。隣接する凹部13,13の間には、フレキシブル基板20を位置決めするための突起15が設けられている。4つの凹部13の外側には、4つの突起状のストッパー16が、フレキシブル基板20の外側に位置するように周壁部17の近傍に位置して設けられている。
ケース10の周壁部17には、カバー50を固定するために、4つの爪部18が等間隔で設けられている。また、フレキシブル基板20のリード部をケース10外へ引き出すためのスリット状の第1開口部19aと、そのフレキシブル基板20の折り曲げ部をケース10外へ突出させるための切り込み状の第2開口部19bが、ケース10の中心を挟んで対向的に設けられている。
フレキシブル基板20は、図7及び図8に示すように、円形をした2つの本体部21,22が重なるように折り曲げた2段構造になっている。2つの本体部21,22は、対応する円形の中間プレート60を挟んで重ね合わされてた3層構造になっており、この状態でケース10内に収容される。
本体部21,22及び中間プレート60の中心部には、ケース10のボス部12が挿通する円形の貫通孔23が3枚を貫通して設けられており、また、その周囲にはケース10の突起15が貫通する4つの位置決め用の貫通孔25が、同じく3枚を貫通して設けられている。
上段の本体部21の上面には、4つのアナログ回路パターン24が、貫通孔23を取り囲み且つ隣接する貫通孔25,25の間に位置するように印刷により形成されている。4つのアナログ回路パターン24は、何れも、中心から外側へ伸びる直線状の抵抗体パターン24aと、その両側に平行に形成された2つの電極パターン24b,24bとから構成されている。
一方、下段の本体部22の下面には、4つのデジタル回路パターン26がアナログ回路パターン24の裏側に位置して形成されている。4つのデジタル回路パターン26は、円形の第1電極パターンとその外側に設けられたほぼ環状の第2電極パターンとからなり、これらに被さるように、本体部22の下面には4つのスナッププレート70が貼り付けられている。各スナッププレート70は下に凸の薄いドーム状の導電板であり、外力を受けない状態では外周部がほぼ環状の第2電極パターンに接触し、中心部は第1電極パターンから離れると共に、ケース10の底板部11に形成された凹部13内の突起14に当接している。
フレキシブル基板20の上段の本体部21からは、機器との接続のためのリード部27が延出しており、ケース10のスリット状の第1開口部19aからケース10外へ突出している。本体部21,22から反対方向へ突出する折り曲げ部28は、ケース10の切り込み状の第2開口部19bからケース10外へ突出している。
ラバー接点30は、図5に示すように、平面視で十字状に形成された非導電性のラバー( 例えば非導電性シリコンゴム) からなる本体部31と、本体部31の中心部から4方向に突出した腕部32の裏面にそれぞれ接合された4つの導電部33とからなる。本体部31の中心部には、中心に向かって下方へ傾斜したスカート状の支持部34を介して環状のベース部35が設けられている。支持部34は、弾性変形し易いように他の部分より薄肉に形成されている。ベース部35の内側は、ケース10のボス部12及び後述する操作部材40の軸状支持部43が貫通する円形の貫通孔36である。
導電部33は導電性ラバー( 例えば導電性シリコンゴム) で構成されており、その下面は、中心側の一部に形成された平面部37を除いて、外側へ向かって上方へ傾斜するテーパー面38になっている。
ケース10内に収容されたラバー接点30は、ベース部35がフレキシブル基板20の上段の本体部21の中心部上に載る。また、4つの導電部33が本体部21の上面に形成された4つのアナログ回路パターン24の上に位置し、平面部37がアナログ回路パターン24の中心側の一部に接触する。
操作部材40は、ケース10及びカバー50などと共に樹脂からなり、十字状のラバー接点30に対応する十字形状に形成されている。この操作部材40は、ラバー接点30が下方から嵌合するように上へ凸のカバー形式に形成された十字状の本体部41と、本体部41の外側面下端部から外側へほぼ水平に延出したフランジ部42とからなる。
本体部41の天板部の中心部分は、操作性を高めるために、下方へ窪んでいる。この中心部分の下面には、軸状の支持部43が下方へ突出して設けられている。支持部43の下端面は下方へ凸のドーム状に形成されており、ケース10のボス部12の上端面に形成された下に凸のドーム状の受け面に嵌合する。これにより、操作部材40は、ケース10内で周囲全方向へシーソー運動による傾倒操作が可能なる。天板部の中心部分から4方向へ延びる腕部には、ラバー接点30との固定のために、下向きの突起44が設けられている。
カバー50は、図3及び図6に示すように、ケース10の上面開口部を閉じるほぼ八角形の天板部51と、天板部51の周囲4箇所から下方へ延出した4つの係合部52とからなる。天板部51には、操作部材40の本体部41を上方へ露出させるために、十字状の開口部53が設けられている。操作部材40のフランジ部42は、開口部53の近傍で天板部51の下に潜り込んでいる。フランジ部42とその上の天板部51との間には、操作部材40の傾倒操作を許容するために、隙間が確保されている。
カバー50の4つの係合部52は、ケース10の周壁部17に設けられた4つの爪部18に係合することにより、当該カバー50をケース10に固定する。
天板部51の下面には、十字状の貫通孔53を取り囲むように、十字状に形成された環状のクッション80が取付けられている。クッション80は、図1及び図2に示すように、カバー50の天板部51の下に潜り込んだ操作部材40のフランジ部42と、天板部51との間に形成される隙間に圧縮状態で配置されている。
これにより、クッション80は上記隙間を埋めると共に、操作部材40を下方に軽く押圧してそのガタつきをなくし、且つ当該クッションの弾性変形により、操作部材40の傾倒操作を許容する。また、操作部材40を介してラバー接点30を下方へ押圧することにより、4つの導電部33をフレキシブル基板20の対応する4つのアナログ回路パターン24に均等な圧力で接触させると共に、4つのデジタル回路パターン26に組み合わされたスナッププレート70を、ケース10の底板部11に対応して設けられた凹部13内の突起14に当接させる。
次に、本実施形態に係る多方向入力装置の機能について説明する。
十字状に形成されたラバー接点30及び操作部材40の4つの腕部が突出する方向をX(+)、X(−)、Y(+)、Y(−)とする。操作部材40のX(+)方向へ延びる腕部を押下すると、操作部材40はX(+)の側で下がり、X(−)の側で上がる。この傾倒運動は、支持部43の下端面を支点するシーソー運動で、支持部43の上下動を伴わない。このため、ラバー接点30のX(+)の側に配置された導電部33が対応するアナログ回路パターン24に強く押し付けられ、抵抗体パターン24aと、その両側に平行に形成された2つの電極パターン24b,24bとの短絡位置が外側へ移動し、抵抗値が変化する。
操作部材40のシーソー運動は、フランジ部42がケース10の底板部11に設けられたストッパー16により規制され、これにより操作部材40の最大操作角度が決定される(図2参照)。
このとき、フレキシブル基板20の本体部21,22は、中間プレート60と共に、ケース10の底板部11上に、4つの突起14上に配置された4つのスナッププレート70を介して、フローティング状態に支持されている。このため、X(+)の側で導電部33によりフレキシブル基板20の本体部21,22が押圧されると、X(+)の側のスナッププレート70が、ケース10の底板部11に対応して設けられた凹部13内の突起14に強く押し付けられ、上方へ反転変形( 断面視略逆M字状に変形) して、対応するデジタル回路パターン26をオフ状態からオン状態へ変化させ、同時にクリック感を発生させる。
X(−)の側では、前記シーソー運動により、導電部33が上昇し、対応するアナログ回路パターン24から離れる傾向となる。また、スナッププレート70も対応する突起14から離れる傾向となる。このため、X(+)とX(−)の両側で、両方の導電部33,33や両方のスナッププレート70,70が同時に押下される事態が回避される。
操作部材40のX(−)方向へ延びる腕部、Y(+)方向へ延びる腕部、Y(−)方向へ延びる腕部を押下した場合も、同様に押下側で、ラバー接点30の導電部33が対応するアナログ回路パターン24に強く押し付けられると共に、スナッププレート70が突起14による突き上げで上方へ反転変形して、対応するデジタル回路パターン26をオフ状態からオン状態へクリック感を伴って変化させる。
かくして、本実施形態に係る多方向入力装置では、4個のラバー接点30が、操作部材40の傾倒方向をX−Y方向の水平成分に変換する1組の動作変換部材を兼ねている。その上、4個のラバー接点30は、操作部材40を中立位置に弾性的に保持するスプリングを兼ねると共に、ボリューム回路を構成する摺動ブラシを兼ねている。従って、本実施形態に係る多方向入力装置では、装置の小型化、特に装置の全高を低減することができる。しかも、操作部材40の操作方向及び操作量に応じたアナログ信号を出力できると同時に、その操作をデジタル信号で出力することが可能となり、しかも、デジタル信号の出力時に明確なクリック感を発生させることができる。
これに加え、本実施形態に係る多方向入力装置では、ラバー接点30の中央部に、中心部に向かって傾斜したスカート状の支持部34を設けたことにより、本体部31の動きがスムーズになり、操作部材40の中立位置への自動復帰動作等が安定化する。また、操作部材40の外縁部がカバー50の裏側へ潜り込むようにその外縁部をフランジ状に形成し、そのフランジ部42と、カバー50の天板部51との間に形成される隙間に、クッション80を圧縮状態で配置したことにより、その隙間が塞がれ、隙間からのゴミの侵入が防止されると共に、操作部材40が下方へ押圧され、そのガタつきがなくなる。
上記実施形態では、操作部材40は十字状としたが、円盤状であってもよい。アナログ回路は、導電性ラバーである導電部33のアナログ回路パターン24に対する接触位置、即ち、抵抗体パターン24aが電極パターン24b,24bと短絡する短絡位置を変化させ、その位置変化に対応した抵抗値を出力させる構成としたが、導電部33の抵抗体パターン24aに対する接触面積を変化させて、抵抗体パターン24aの見かけ上の抵抗値を変化させる構成でもよい。
また、導電性ラバーである導電部33(アナログ回路)と、スナッププレート70(デジタル回路)の位置関係について、上記実施形態では前者をフレキシブル基板20の上側に配置し、後者をフレキシブル基板20の下側に配置した。換言すればフレキシブル基板20の上面側にアナログ回路パターン24を形成し、下面側にデジタル回路パターン26を形成した。しかし、この逆も可能であることは言うまでもない。
図9〜図14は本発明に係る第2の多方向入力装置についての実施形態を示しており、図9はその実施形態に係る多方向入力装置を無負荷状態について示す縦断面図、図10は同多方向入力装置を最大変位状態について示す縦断面図、図11は同多方向入力装置に使用された操作部材を裏面側から示す斜視図、図12は同多方向入力装置に使用されたボディ及び導電性ラバーを裏面側から示す斜視図、図13は同多方向入力装置に使用されたカバーゴムを表面側から示す斜視図、図14は同多方向入力装置に使用された基板を表面側から示す斜視図である。
本実施形態に係る多方向入力装置は、図9及び図10に示すように、使用機器のハウジング100と、当該使用機器の主基板110との間に配置された十字状の操作部材120と、操作部材120の下方に位置してこの間に配置された十字状のボディ130と、操作部材120とボディ130との間に配置された十字状のスペーサー140と、主基板110上に重ねられたフレキシブル基板150と、フレキシブル基板150の上に重ねられたカバーゴム160とを具備している。
使用機器のハウジング100は、主基板110と共に、当該多方向入力装置のケース及びカバーを構成している。ハウジング100の天板部101は、操作部材120の部分に対応する円形の部分が下方へ窪んでおり、その窪みには、操作部材120を上方へ露出させるために、十字状の開口部102が設けられている。天板部101の裏面には、操作部材120を包囲するように環状の壁部103が設けられている。
操作部材120は、図11に示すように、十字状のボディ130及びスペーサー140が下方から内側に嵌合するよう上へ凸のカバー形式に形成された十字状の本体部121と、本体部121の外側面下端部から外側へほぼ水平に延出したフランジ部122とからなる。本体部121は、ハウジング100の天板部101に設けられた開口部102からハウジング100上に突出している。フランジ部122は、開口部102の近傍で天板部101の下に潜り込み、抜け止め部を兼ねた構成になっている。フランジ部122の裏面には、操作部材120の4つの腕部に対応して4つの突起123が設けられている。
ボディ130は、図12に示すように、操作部材120の本体部121に嵌合する十字状に形成された本体部131と、本体部131の4つの腕部の各先端から上方へ突出した4つのストッパー132とを有している。本体部131の中心部下面には、下面が下へ突のほぼ球面に形成された支持部133が突設されており、該支持部133により、ボディ130は、操作部材120と共に、フレキシブル基板150上に周囲全方向へ傾倒可能に支持されている。
本体部131の4つの腕部の各裏面には、4つの導電性ラバー170が取付けられている。各導電性ラバー170は、前述した多方向入力装置に設けられた導電性ラバー(ラバー接点30の導電部33)と同様に直方体状のブロックに形成されており、下面は、本体部131の中心側の一部に形成された平面部を除いて、外周側へ向かって上方へ傾斜するテーパー面になっている。そして、4つの導電性ラバー170は、フレキシブル基板150の表面に圧接しおり、その復元力により操作部材120をボディ130と共に上方へ弾性的に押圧して中立位置に弾性的に保持している。
スペーサー140は、操作部材120の本体部121と、ボディ130の本体部131との間に圧縮状態で挟まれた十字状の弾性体であり、4つの導電性ラバー170よりも軟らかい材料で構成されている。
フレキシブル基板150は、図14に示すように、主基板110の上に重ねられる四角形の本体部151と、使用機器との接続のために本体部151から延出したリード部152とからなる。本体部151の表面には、4つのアナログ回路パターン153が中心を取り囲むように等間隔で印刷により形成されている。4つのアナログ回路パターン153は、前述した多方向入力装置におけるアナログ回路パターン24と同様に、4つの導電性ラバー170に対応する位置に形成されており、何れも、中心から外側へ延びる直線状の抵抗体パターンと、その両側に平行に形成された2つの電極パターンとから構成されている。そして、各導電性ラバー170に対して、対応する導電性ラバー170が抵抗体パターン及び両側の電極パターンに跨がって接触し、抵抗体パターンを短絡させている。
本体部151の表面には又、4つのデジタル回路パターン154が、4つのアナログ回路パターン153の外周側に位置して印刷により形成されている。4つのデジタル回路パターン154は、前述した多方向入力装置におけるデジタル回路パターン26と同様に、円形の第1電極パターンとその外側に設けられたほぼ環状の第2電極パターンとからなり、これらに被さるように、本体部151の表面には4つのスナッププレート180が貼り付けられている。各スナッププレート180は上に凸の薄いドーム状の導電板であり、外力を受けない状態では外周部がほぼ環状の第2電極パターンに接触し、中心部は第1電極パターンから離れている。
そして、4つのスナッププレート180は、デジタル回路パターン154と共に、操作部材120のフランジ部122の裏面に設けられた4つの突起123の真下に位置しており、操作部材120が中立位置に保持されている状態では、4つの突起123から所定の隙間をあけて離反し、操作部材120を傾倒操作したときに、その操作の最終段階で対応する突起123に押圧されるようになっている。
カバーゴム160は、図13に示すように、操作部材120に対応する十字状に形成されており、操作部材120よりも若干広く設計されている。このカバーゴム160は、フレキシブル基板150に被せられる十字状の本体部161と、本体部161の周縁部から立ち上がった環状の壁部162とを有している。
本体部161の中央部には、フレキシブル基板150の表面に形成された4つのアナログ回路パターン153を露出させるためと、ボディ130の支持部133をフレキシブル基板150の表面に直接接触させるために、開口部163が中央部に位置して設けられている。また、本体部161の4つの腕部に対応する部分には、フレキシブル基板150上の4つのスナッププレート180を露出させるために、4つの開口部164が設けられている。
一方、カバーゴム160の壁部162は、ハウジング100の天板部101に設けられた環状の壁部103に外側から当接して、壁部103の内側に設けられた各種の接点部をシールする。
次に、本実施形態に係る多方向入力装置の機能について説明する。
十字状に形成された操作部材120及びボディ130の4つの腕部が突出する方向をX(+)、X(−)、Y(+)、Y(−)とする。操作部材120のX(+)方向へ延びる腕部を押下すると、操作部材120はX(+)の側で下がり、X(−)の側で上がる。この傾倒運動は、ボディ130の支持部133を支点するシーソー運動で、ボディ130の上下動を伴わない。このため、ボディ130のX(+)の側に配置された導電性ラバー170が対応するアナログ回路パターン153に強く押し付けられ、抵抗体パターンと、その両側に平行に形成された2つの電極パターンとの短絡位置が外側へ移動し、抵抗値が変化する。
そして、押下操作の最終段階で、操作部材120の押下側に設けられた突起123が対応するスナッププレート180に当たり、下方へ反転変形( 断面視略M字状に変形) して、対応するデジタル回路パターン154をオフ状態からオン状態へ変化させ、同時にクリック感を発生させる。
X(−)の側では、前記シーソー運動により、導電性ラバー170が上昇し、対応するアナログ回路パターン153から離れる傾向となる。操作部材120のフランジ部122がハウジング100の天板部101で規制されるため、突起123とスナッププレート180の位置関係は殆ど変わらない。このため、X(+)とX(−)の両側で、両方の導電性ラバー170,170や両方のスナッププレート180,180が同時に押下される事態が回避される。
このような操作部材120とボディ130の異なる傾斜運動により、両者の間に挟まれたスペーサー140が押し潰される。なぜなら、スペーサー140は導電性ラバー170よりも軟らかい材料で構成されているからである。このスペーサー140の潰れにより、操作部材120の押下操作が吸収され、ボディ130の傾きが軽減される。このため、軽動作で操作部材120の押下ストロークを長くすることが可能となる。図11は、操作部材120がスナッププレート180に当接するまで押下された状態を示しており、スペーサー140は操作部材120がボディ130のストッパー132に当接するまで押し潰されている。
操作部材120のX(−)方向へ延びる腕部、Y(+)方向へ延びる腕部、Y(−)方向へ延びる腕部を押下した場合も、同様に押下側で、導電性ラバー170が対応するアナログ回路パターン153に強く押し付けられると共に、その押下操作の最終段階でスナッププレート180が突起123による押し込みで下方へ反転変形して、対応するデジタル回路パターン154をオフ状態からオン状態へクリック感を伴って変化させる。
かくして、本実施形態に係る多方向入力装置でも、前述の実施形態に係る多方向入力装置と同様に、装置の小型化、特に装置の全高を低減することができる。しかも、操作部材120の操作方向及び操作量に応じたアナログ信号を出力できると同時に、その操作をデジタル信号で出力することが可能となり、且つデジタル信号の出力時に明確なクリック感を発生させることができる。
これに加え、本実施形態に係る多方向入力装置では、フレキシブル基板150を、接点部及びボディ130の支持部を除いて、カバーゴム160により覆い、外周の立ち上げ壁部162を、ハウジング100の天板部101に設けられた環状の壁部103に密着させて、壁部103の内側に設けられた各種の接点部をシールする構造が採用されているので、接点部へのゴミの侵入や水滴の侵入を抑制することができる。
操作部材120は、上記実施形態では十字状としたが、円盤状であってもよい。アナログ回路も、導電性ラバー170のアナログ回路パターン153に対する接触位置、即ち抵抗体パターンが両側の電極パターンと短絡する短絡位置を変化させ、その位置変化に対応した抵抗値を出力させる構成としたが、導電性ラバー170の抵抗体パターンに対する接触面積を変化させて、抵抗体パターンの見かけ上の抵抗値を変化させる構成でもよい。
また、いずれの実施形態でも、ラバー接点及びスナッププレートの数は4に限定するものではない。
本発明の一実施形態に係る多方向入力装置を無負荷状態について示す縦断面図である。 同多方向入力装置を最大変位状態について示す縦断面図である。 同多方向入力装置を分解して示す斜視図である。 同多方向入力装置に使用されたケース及び基板を表面側から示す斜視図である。 同多方向入力装置に使用された操作部材及びラバー接点を裏面側から示す斜視図である。 同多方向入力装置に使用されたカバーを裏面側から示す斜視図である。 同多方向入力装置に使用された基板を表面側から示す斜視図である。 同基板を裏面側から示す斜視図である。 本発明の他の実施形態に係る多方向入力装置を無負荷状態について示す縦断面図である。 同多方向入力装置を最大変位状態について示す縦断面図である。 同多方向入力装置に使用された操作部材を裏面側から示す斜視図である。 同多方向入力装置に使用されたボディ及び導電性ラバーを裏面側から示す斜視図である。 同多方向入力装置に使用されたカバーゴムを表面側から示す斜視図である。 同多方向入力装置に使用された基板を表面側から示す斜視図である。
符号の説明
10 ケース
11 底板部
12 ボス部
17 周壁部
20 フレキシブル基板
21,22 本体部
24 アナログ回路パターン
26 デジタル回路パターン
27 リード部
30 ラバー接点
31 本体部
32 腕部
33 導電部(導電性ラバー)
40 操作部材
41 本体部
42 フランジ部
50 カバー
51 天板部
52 係合部
53 貫通孔
60 中間プレート
70 スナッププレート
80 クッション
100 ハウジング
111 天板部
110 主基板
120 操作部材
121 本体部
122 フランジ部
123 突起
130 ボディ
133 支持部
140 スペーサー
150 フレキシブル基板
151 本体部
152 リード部
153 アナログ回路パターン
154 デジタル回路パターン
160 カバーゴム
170 導電性ラバー
180 スナッププレート

Claims (14)

  1. 基板上に配置され、周囲へ傾倒操作が可能な操作部材と、該操作部材の中心回りの複数箇所に配置され、各配置箇所で基板の表面に形成された抵抗体パターンに接触すると共に、前記操作部材の傾倒操作に伴う弾性変形により抵抗値を変化させる複数の導電性ラバーと、複数の導電性ラバーに対応するように前記操作部材の中心回りの複数箇所に配置され、各配置箇所で基板の表面に形成された接点パターンを、前記操作部材の傾倒操作に伴う弾性変形により短絡させる複数のスナッププレートとを具備することを特徴とする多方向入力装置。
  2. 前記複数の導電性ラバーは、前記操作部材の傾倒操作に伴う弾性変形により抵抗体パターンとの接触位置が変化して、接触位置に対応した抵抗値を出力させる請求項1に記載の多方向入力装置。
  3. 前記基板は複数の導電性ラバーに対応する複数の抵抗体パターンを一方の表面に有すると共に、前記複数のスナッププレートに対応する複数の接点パターンを他方の表面に有しており、複数の導電性ラバーと複数のスナッププレートは前記基板を挟んで反対の側に配置されている請求項1に記載の多方向入力装置。
  4. 前記複数の導電性ラバーは、十字状に形成されたラバー接点の4腕部に形成された導電部により構成されている請求項3に記載の多方向入力装置。
  5. 前記ラバー接点は、中心部に向かって傾斜したスカート状の支持部を中心部に有する請求項4に記載の多方向入力装置。
  6. 前記操作部材は、前記ラバー接点に対応する十字状又は円盤形状である請求項4に記載の多方向入力装置。
  7. 前記操作部材は、下端面がドーム状に形成された軸状の支持部を中心部に有する請求項6に記載の多方向入力装置。
  8. 前記操作部材は、カバーに設けられた貫通孔に嵌合すると共に、外縁部がカバーの裏側へ潜り込むようにフランジ状に形成されており、且つそのフランジ部とカバーとの間の隙間を埋めるべくその隙間に配置されたクッションと組み合わされている請求項6に記載の多方向入力装置。
  9. 前記基板は、前記操作部材が配置される操作側の表面に、複数の導電性ラバーに対応する複数の抵抗体パターンを有すると共に、前記複数のスナッププレートに対応する複数の接点パターンを同じ側の表面に有しており、複数の導電性ラバーと複数のスナッププレートは共に前記基板の操作側に配置されている請求項1に記載の多方向入力装置。
  10. 前記操作部材の下方で基板上に傾倒可能に支持され、前記操作部材によって傾倒操作されるボディーを具備しており、前記複数の導電性ラバーはそのボディ下面の傾倒支点周囲に固定されている請求項9に記載の多方向入力装置。
  11. 前記操作部材と前記ボディとの間に、導電性ラバーより軟らかい弾性材料からなるスペーサを具備する請求項10に記載の多方向入力装置。
  12. 前記複数のスナッププレートは前記複数の導電性ラバーの外周側に配置されており、前記操作部材はそれらのスナッププレートを操作するための複数の突起を外周部下面に有する請求項9に記載の多方向入力装置。
  13. 前記操作部材の下方で基板上に傾倒可能に支持され、前記操作部材によって傾倒操作されるボディーを具備しており、前記複数の導電性ラバーはそのボディ下面の傾倒支点周囲に固定されると共に、前記操作部材は前記ボディの外周側へ張り出しており、その張出部下面に複数のスナッププレートを操作するための複数の突起を有する請求項12に記載の多方向入力装置。
  14. 前記基板の表面を、少なくとも複数の抵抗体パターン及び複数の接点パターンの各部分を残して被い、外周部がケースと密着するように壁状に立ち上がったカバーゴムを具備する請求項9に記載の多方向入力装置。
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