JP2005196836A - 可搬性記録媒体、記録媒体再生装置、及び記録媒体再生方法 - Google Patents

可搬性記録媒体、記録媒体再生装置、及び記録媒体再生方法 Download PDF

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Abstract

【課題】可搬性記録媒体に記録されている複数のプログラムから、いくつかのプログラムを抽出し、抽出されたプログラムから非シーケンシャルにプログラムを選択し、再生することを可能にする可搬性記録媒体、記録媒体再生装置及び記録媒体再生方法を提供する。
【解決手段】コンテンツデータ情報221とコンテンツインデックス情報220Aが記録されたディスクであって、コンテンツデータ情報221はプログラムを複数含み、コンテンツインデックス情報220Aはコンテンツデータ情報221内のプログラムの非シーケンシャル再生の有無及び種別を示すフラグ300と、非シーケンシャル再生時におけるプログラムのリピート回数情報301と、番組選択条件情報テーブル302Aとを含み、番組選択条件情報テーブル302Aは再生装置側のユーザー定義番組選択条件情報に対応してプログラム単位毎に非シーケンシャル再生時の再生可否を示す再生可否情報を含む。
【選択図】 図3

Description

本発明は、DVD−R(Digital Versatile Disk Recordable)やDVD−RW(Digital Versatile Disk Rewitable)を含む各種DVD又は半導体メモリ等のような可搬性記録媒体、並びに、この可搬性記録媒体に記録されている複数の番組(プログラム)を非シーケンシャルに選択し再生する記録媒体再生装置及び記録媒体再生方法に関するものである。
DVDやCD等のようにデジタルデータが記録された可搬性記録媒体(ディスク)の再生方式の一つに、ディスクに保持されているコンテンツインデックス情報に基づいた一定の順序でプログラムを順次再生するシーケンシャル再生がある。しかし、ディスク中のプログラムが常に同じ順序で再生されると、ユーザー(視聴者)は次のプログラム内容を予想できてしまうので、再生内容に飽きが来るのが早い。そこで、一般的には、記録媒体再生装置には、シーケンシャル再生に加え、プログラムの再生順序に変化をつける非シーケンシャル再生(例えば、ランダム再生)やリピート再生を行う機能が具備されている(例えば、特許文献1参照)。ここで、ランダム再生機能とは、記録媒体再生装置内で乱数を発生させ、取得した乱数に対応したプログラムを自動的に選択し再生する機能である。また、ランダム再生時に、ユーザーが過去に再生した回数や記録時間等のコンテンツ使用状況をディスク上に保持しておき、この使用状況に応じた出現頻度でプログラムが選択されるランダム再生方式もある(例えば、特許文献2参照)。なお、以下の説明において、「番組(プログラム)」には、動画である「映像」と、この動画に同期して対応付けられた「音声」や「字幕」が必要に応じて含まれる。また、「映像」は、複数の静止した画像の「フレーム」から構成される。さらに、「番組(プログラム)」には、「映像」を含まない「音声」データだけのプログラムも含まれる。
WO97/07509号公報(第10−11頁、第7B図) 特開2001−229652号公報(第6頁、図1)
可搬性記録媒体が保持しているプログラムを再生する場合、効果的にユーザーに訴求できる時間帯や地域等が存在する。例えば、「関東地方だけで放送している番組を、九州地方で再生すること」、「大人向け深夜番組を、昼間に再生すること」、及び「期間限定番組を、対象期間を経過した後に再生すること」は、宣伝効果が薄く、また、ユーザーに必要のない情報の提供であるため、コンテンツ供給元及びユーザーの両方にとって望ましくない。
また、例えば、局所的な地方を対象に制作されたテレビプログラムを記録したディスクを全国のユーザーに向けて配布する場合、1枚のディスク容量を地方数で分割して、地方毎のプログラムを保持しておく必要がある。プログラムの中には、複数の地方で共用できるものもあるが、ランダム再生を行うためにはデータ共用が困難であるため、ディスクには地方毎に同じプログラムデータを複数個保持しておく必要があった。このため、1プログラム当たりの収録時間を短くせざるを得ないという問題があった。また、この問題は、各地方で各々のディスクを製作すれば解決できるが、ディスク製作費が高騰し、しかも、スケールメリットによるディスクのコストダウンが見込めなくなるという問題がある。また、地方毎に流通・販売経路を分けて管理する必要があるため、管理が煩雑になることが予想される。
さらに、イベント情報や広告情報のような期間限定番組を、対象期間を経過した後に再生する場合には、ユーザーに誤った情報を与えることになりかねず、ユーザーに無用な混乱を引き起こす可能性があった。
さらにまた、例えば、可搬性記録媒体に記録されたプログラムがコマーシャル(CM)情報であるような場合には、コンテンツ供給元にとっては、記録媒体再生装置によりプログラムを所定回数再生したときに、各プログラムの再生回数が必ず予め定められた回数となることが保証されることが重要である。しかし、非シーケンシャル再生(例えば、ランダム再生)で且つ予め定められた再生回数が必ず保証できる可搬性記録媒体は知られていない。
そこで、本発明は、上記したような従来技術の課題を解消するためになされたものであり、その目的は、可搬性記録媒体に記録されている複数のプログラムから、番組選択条件情報に基づいて、いくつかのプログラムを抽出し、抽出されたプログラムから非シーケンシャルにプログラムを選択し再生することを可能にする可搬性記録媒体、並びに、この可搬性記録媒体を再生することができる記録媒体再生装置及び記録媒体再生方法を提供することである。
また、本発明の他の目的は、再生時期が可搬性記録媒体に記録されたコンテンツインデックス情報の有効期限から外れたプログラムを再生させないことを可能にする可搬性記録媒体、並びに、この可搬性記録媒体を再生することができる記録媒体再生装置及び記録媒体再生方法を提供することである。
また、本発明のさらに他の目的は、記録媒体再生装置により可搬性記録媒体に記録されたプログラムを所定回数再生したときに、可搬性記録媒体に記録された出現頻度パラメータ情報に基づいた再生回数が必ず保証されるようにプログラムを非シーケンシャル再生させることを可能にする可搬性記録媒体、並びに、この可搬性記録媒体を再生することができる記録媒体再生装置及び記録媒体再生方法を提供することである。
本発明の可搬性記録媒体は、符号化圧縮されたコンテンツデータ情報と、コンテンツインデックス情報とが記録され、前記コンテンツデータ情報は、再生の単位であるプログラムを複数含み、前記コンテンツインデックス情報は、前記コンテンツデータ情報内のプログラムの非シーケンシャル再生の有無及び種別を示すフラグと、非シーケンシャル再生時におけるプログラムのリピート回数情報と、番組選択条件情報テーブルとを含み、前記番組選択条件情報テーブルは、非シーケンシャル再生時において、記録媒体再生装置側のユーザー定義番組選択条件情報に対応してプログラム単位毎に非シーケンシャル再生時の再生可否を示す再生可否情報を含むことを特徴とするものである。
本発明の他の可搬性記録媒体は、符号化圧縮されたコンテンツデータ情報と、コンテンツインデックス情報と、メニュー画面用コンテンツデータ情報とが記録され、前記コンテンツデータ情報は、再生の単位であるプログラムを複数含み、前記コンテンツインデックス情報は、前記コンテンツデータ情報内のプログラムの非シーケンシャル再生の有無及び種別を示すフラグと、非シーケンシャル再生時におけるプログラムのリピート回数情報と、番組選択条件情報テーブルとを含み、前記メニュー画面用コンテンツデータ情報は、前記番組選択条件情報テーブル中から有効な番組選択条件情報をメニュー画面で選択できるようにするメニュー画面情報を含み、前記番組選択条件情報テーブルは、非シーケンシャル再生時において、前記メニュー画面情報に基づいて表示されたボタンに割り当てられたユーザー定義番組選択条件情報に対応してプログラム単位毎に非シーケンシャル再生時の再生可否を示す再生可否情報を含むことを特徴とするものである。
本発明のさらに他の可搬性記録媒体は、符号化圧縮されたコンテンツデータ情報と、コンテンツインデックス情報とが記録され、前記コンテンツデータ情報は、再生の単位であるプログラムを複数含み、前記コンテンツインデックス情報は、前記コンテンツデータ情報内のプログラムの非シーケンシャル再生の有無及び種別を示すフラグと、非シーケンシャル再生時におけるプログラムのリピート回数情報と、有効期限情報テーブルとを含み、前記有効期限情報テーブルは、プログラム単位毎の視聴有効期間情報を含むことを特徴とするものである。
本発明のさらに他の可搬性記録媒体は、符号化圧縮されたコンテンツデータ情報と、コンテンツインデックス情報とが記録され、前記コンテンツデータ情報は、再生の単位であるプログラムを複数含み、前記コンテンツインデックス情報は、前記コンテンツデータ情報内のプログラムの非シーケンシャル再生の有無及び種別を示すフラグと、非シーケンシャル再生時におけるプログラムのリピート回数情報と、番組選択条件情報テーブルとを含み、前記番組選択条件情報テーブルは、非シーケンシャル再生時におけるプログラム単位毎の出現頻度パラメータ情報を含み、前記非シーケンシャル再生の種別の一つに、記録媒体再生装置によりプログラムを所定回数再生したときに、前記出現頻度パラメータ情報に基づいた再生回数が保証されるようにプログラムを非シーケンシャルに再生する回数保証擬似ランダム再生が含まれることを特徴とするものである。
本発明によれば、記録媒体再生装置は、可搬性記録媒体に記録されている番組選択条件情報テーブルに基づいて可搬性記録媒体から複数のプログラムを抽出し、抽出されたプログラムにより非シーケンシャル再生を行うことができる。このため、本発明によれば、可搬性記録媒体内においてコンテンツデータのカテゴリ分けやデータ共有を行うことができ、可搬性記録媒体内のデータの利用効率を飛躍的に向上させることができるという効果が得られる。
また、本発明において可搬性記録媒体がメニュー画面用コンテンツデータ情報を含む場合には、ユーザーは映像を視聴しながら画面表示されたボタンを選択するといった簡単な操作によって、記録媒体再生装置における番組選択条件情報の設定をすることができるので、設定操作が容易になるという効果が得られる。
さらに、本発明において可搬性記録媒体が有効期限情報テーブルを含む場合には、期間限定プログラムを非シーケンシャル再生するときに、有効期限を過ぎたプログラムが抽出されないので、ユーザーに誤った情報を与えることを防ぐことができるという効果が得られる。
さらにまた、本発明において可搬性記録媒体が出現頻度パラメータ情報を含む場合には、可搬性記録媒体の提供元は、非シーケンシャル再生であってもユーザーに視聴させたいプログラムの出現率を自由かつ簡便に設定することができるという効果が得られる。
まず始めに、以下に説明する本発明の実施の形態1乃至7における前提条件を具体的に説明する。以下の説明においては、可搬性記録媒体がDVD−ROM(Digital Versatile Disk Read Only Memory)ディスクである場合を記述する。また、以下の説明においては、DVD−ROMディスク中に、MPEG−2で圧縮されたコマーシャル(CM)番組が収録されている場合を記述する。ただし、本発明を適用できる可搬性記録媒体は、上記ディスクに限定されず、本発明を適用できる可搬性記録媒体には、DVD−RAM(Digital Versatile Disk Random Access Memory)、DVD−R、及び、スマートメディア(登録商標)等の半導体メモリのような各種記録媒体が含まれる。また、可搬性記録媒体に収録されている番組(プログラム)は、CM番組に限定されず、音楽、映画、教育等のような他の種類の番組であってもよい。
また、以下の説明においては、可搬性記録媒体に記録される番組選択条件情報テーブル、及び、記録媒体再生装置に保持されるユーザー定義番組選択条件情報として、地域(地方)特定情報を説明しているが、可搬性記録媒体に記録される番組選択条件情報、及び、記録媒体再生装置に保持されるユーザー定義番組選択条件情報は、地域特定情報には限定されない。例えば、可搬性記録媒体に記録される番組選択条件情報、及び、記録媒体再生装置に保持されるユーザー定義番組選択条件情報として、視聴者の年齢情報、視聴者の性別情報、再生時間情報、若しくは、これらの情報の組み合わせ、又は、これらの情報と地域特定情報との組み合わせ等を用いることもできる。
なお、本明細書及び特許請求の範囲において、「非シーケンシャル再生」とは、可搬性記録媒体のコンテンツインデックス情報に基づく順序通り再生するシーケンシャル再生とは異なり、再生順序に変化を持たせた再生方式である。また、「非シーケンシャル再生」には、後述する「ランダム再生」、「シャッフル再生」、及び「回数保証擬似ランダム再生」が含まれる。
実施の形態1.
以下に、実施の形態1における可搬性記録媒体100A、記録媒体再生装置101、及び記録媒体再生方法を説明する。図1は、実施の形態1における記録媒体再生装置101の構成を概略的に示すブロック図である。図1に示されるように、記録媒体再生装置101は、可搬性記録媒体としてのDVD−ROMディスク100Aに記録されている番組(プログラム)を再生する。記録媒体再生装置101は、DVD−ROMディスク100Aから情報の読み取りを行う再生ドライブ部110と、DVD−ROMディスク100Aから読み込んだ符号化圧縮信号を伸張しアナログ映像を生成する番組再生部111と、記録媒体再生装置101の全体を統合管理しているシステム制御部112と、システム制御部112に対してユーザーが入力を行う操作部113とを有する。操作部113は、例えば、記録媒体再生装置101の前面パネルに備えられているボタン入力装置であるが、遠隔入力装置(外部リモコン)等であってもよい。また、記録媒体再生装置101は、操作部113から入力された装置再生地域情報をユーザー定義番組選択条件情報として格納する地域選択情報蓄積部114と、非シーケンシャル再生時に地域選択情報蓄積部114の装置再生地域情報に基づき、非シーケンシャル再生で選択対象となるプログラムを抽出する番組抽出部115と、乱数を発生させる乱数生成部116とを有する。番組抽出部115は、抽出された複数のプログラムの中から、乱数生成部116で発生した乱数に基づいて次の再生を行うプログラムを選択する。システム制御部112の指令により、番組再生部111が、選択されたプログラムをアナログ映像信号に変換し、表示部120に送出する。
図2は、実施の形態1における可搬性記録媒体としてのDVD−ROMディスク100Aの内部データ構造の一例を示す説明図である。図2に示されように、DVD−ROMディスク100Aには、ディスク内周側201からディスク外周側202までの間にデータが記録されている。DVD−ROMディスク100Aには、ディスク内周側201からディスク外周側202に向かって、DVD−ROMディスク100Aの開始情報や物理特性等が記述されたリードイン領域210、DVD−ROMディスク100Aのファイルデータのアドレス情報を管理しているファイル管理情報領域211、予めコンテンツ供給元が情報を記録できるデータ領域212、及びディスク終端情報が記述されたリードアウト領域213が配置されている。
また、図2に示されるように、データ領域212には、少なくとも1つ以上の再生ブロック230が含まれている。再生ブロック230は一連のコンテンツを示しており、コンテンツインデックス情報220と、コンテンツデータ情報221の2つの情報から構成されている。コンテンツデータ情報221は、再生制御の最小単位である複数のプログラム(以下「PG」とも記す。)から構成されている。また、コンテンツインデックス情報220には、コンテンツデータ情報221に格納されている複数のプログラムの再生順序、非シーケンシャル再生の有無及び種別、及び非シーケンシャル再生におけるリピート回数等の情報が含まれている。すなわち、コンテンツインデックス情報220には、コンテンツデータ情報221に含まれているプログラムをどのような順序で再生するかを示すルールが記述されている。
図2は、データ領域212が、再生ブロック#1、再生ブロック#2、…、再生ブロック#NというN個の再生ブロック230を含んでいる例を示している。図2は、各再生ブロック230内の先頭部分(内側)にコンテンツインデックス情報220が記述され、コンテンツインデックス情報220の後方部分(外側)にコンテンツデータ情報221が記述されている場合を例示しているが、コンテンツインデックス情報220とコンテンツデータ情報221の配置は図2の例に限定されない。例えば、データ領域212の先頭部分に、すべての再生ブロック230のコンテンツインデックス情報220をまとめて記述するなど、データ領域212の内部構造は、他の構造であってもよい。
図3は、実施の形態1におけるDVD−ROMディスク100Aの再生ブロック230の内部構造の一例を示す説明図である。図3に示されるように、コンテンツインデックス情報220Aは、非シーケンシャル再生時においてランダム再生又はシャッフル再生のいずれであるかを示す非シーケンシャル再生種別フラグ300と、非シーケンシャル再生を何回実行するかを示す非シーケンシャル再生リピート回数情報301と、記録媒体再生装置101のユーザー定義番組選択条件情報である地域選択情報毎に関連付けられたプログラム(番組)303の番組選択可否を示す情報を保持する番組選択条件情報テーブル302Aとを含む。
番組選択条件情報テーブル302Aは、1つ以上の番組選択条件フィールド304A(例えば、図3においては、「001、東北、0、0、0、1、1」で示される情報が1フィールドを構成する。)を持つ。例えば、図3に示されるように、番組選択条件情報テーブル302Aは、複数の番組選択条件フィールド304Aを縦(列方向)に並べ、再生ブロック230を構成している複数のプログラム(例えば、図3においては、PG#1〜PG#5である。)を横(行方向)に並べた2次元のテーブル情報である。実施の形態1においては、複数の番組選択条件フィールド304Aは、地方をカテゴリとして分類されている。この番組選択条件フィールド304A中で使用されている分類コード情報は、DVD−ROMディスク100Aと記録媒体再生装置101側で予め相互に決められたコード体系で記録するよう規格化されている。図3においては、DVD−ROMディスク100A側においては、全国を5つの地域に分割しておき、各地域(例えば、図3においては、東北、関東、関西、中国、九州である。)における非シーケンシャル再生時の番組抽出可否を1ビットの情報として保持する例を示している。なお、地域分割の単位をより一層細かくすることによって、より厳密な地域管理を行うこともできる。
一方、コンテンツデータ情報221は、少なくとも1つ以上のプログラム303から構成されている。プログラム(番組)303は、非シーケンシャル再生時において再生制御を行うことができる最小単位である。実施の形態1においては、コンテンツデータ情報221は、5個のプログラム303(例えば、図3においては、PG#1〜PG#5である。)から構成される。ただし、コンテンツデータ情報221に含まれるプログラムの数は5個に限定されず、4個以下又は6個以上であってもよい。
実施の形態1におけるDVD−ROMディスク100Aは、番組選択条件情報テーブル302Aを新規に設けることにより、非シーケンシャル再生時において、記録媒体再生装置101においてユーザーが定義するユーザー定義番組選択条件情報(実施の形態1においては、地域情報である。)に応じた番組抽出を実行することができ、抽出されたプログラムを用いて非シーケンシャル再生を実行することができる。
図4は、実施の形態1における記録媒体再生装置101によるDVD−ROMディスク100Aの再生処理を示すフローチャートである。また、図5は、実施の形態1における記録媒体再生装置101が非シーケンシャル再生の候補となるプログラムを抽出する処理(図4のステップS410)を示すフローチャートである。さらに、図6は、実施の形態1におけるDVD−ROMディスク100Aからのプログラム抽出のアルゴリズム構造を示す説明図である。
以下に、図1から図6までを用いて、実施の形態1における再生ブロック230に対する再生処理動作の一例を説明する。ここでは、DVD−ROMディスク100Aに、コンテンツインデックス情報220Aとして保持されている非シーケンシャル再生種別フラグ(以下「RT(Repeat Type)」とも記す。)を1に設定し(すなわち、ランダム再生に設定し)、非シーケンシャル再生リピート回数情報(以下「RN(Repeat Number)」とも記す。)を3に設定した場合の処理について説明する。
記録媒体再生装置101によって、DVD−ROMディスク100Aの再生ブロック230の再生を行う場合、まず再生ブロック230からコンテンツインデックス情報220(図3においては、符号220A)を読み出す(図4のステップS401)。
次に、システム制御部112は、コンテンツインデックス情報220から非シーケンシャル再生リピート回数情報301を読み出す。実施の形態1においては、非シーケンシャル再生リピート回数情報301の記録領域として、7ビットの情報領域が設けられており、設定できる値(リピート回数)の範囲は0〜127の範囲内である。読み出された値に応じて、以下に示すような条件分岐を行う(図4のステップS402)。非シーケンシャル再生リピート回数情報301に、値0が設定されている場合(すなわち、RN=0の場合)、再生ブロック230を再生する方式として通常再生方式であるシーケンシャル再生を行う(図4のステップS403)。シーケンシャル再生とは、DVD−ROMディスク100Aのコンテンツインデックス情報220に基づいた順序(実施の形態1においては、コンテンツデータ情報221に記録されているプログラム303の収録順でもあり、PG#1、PG#2、PG#3、PG#4、PG#5の順番である。)通り再生する再生方式である。一方、非シーケンシャル再生リピート回数情報301に、0以外の値が設定されている場合(すなわち、RN≠0の場合)は、システム制御部112は、非シーケンシャル再生が実行されると判断し、非シーケンシャル再生リピート回数情報301を記憶し、処理を装置情報取得処理ステップ(図4のステップS410)に進める。
実施の形態1における装置情報取得処理ステップ(図4のステップS410)においては、図5のフローチャートに示される処理を実行する。システム制御部112は、地域選択情報蓄積部114に保持されている地域選択情報(ユーザー定義番組選択条件情報)を取得する(図5のステップS501)。地域選択情報は、DVD−ROMディスク100A内の番組選択条件フィールド304Aの収録数の範囲内で値が設定される。例えば、図3においては、番組選択条件フィールド304Aは、5つの地方に分割されているため、地域選択情報(以下「RI(Region Information)」とも記す。)は、‘001’,…,‘005’のいずれかの値をとる。実施の形態1においては、地域選択情報RIとして‘003’(すなわち、関西地方)の値が設定されている場合を説明する。なお、地域選択情報RI等のユーザー定義番組選択条件情報は、ユーザーが操作部113により手動で入力してもよく、記録媒体再生装置101の販売地域に応じて製造者が予め入力しておいてもよく、また、ユーザーによって接続されたネットワーク等を通じて自動的に記録媒体再生装置101に設定されるように構成してもよく、さらに、後述の実施の形態5において説明されるメニュー画面から設定するように構成してもよい。
次に、システム制御部112は、DVD−ROMディスク100Aの番組選択条件情報テーブル302Aから、記録媒体再生装置101に記憶された地域選択情報の値に対応した番組選択条件フィールド304Aを取得する(図5のステップS502)。実施の形態1においては、地域選択情報RIを‘003’としているので、関西地方(RI=003)の番組選択条件フィールド304A(すなわち、図3の番組選択条件情報テーブル302Aの中の「003、関西、0、1、1、1、0」)を取得する。図3に示されるように、番組選択条件フィールド304A内においては、0と1の2値で情報が記録されている。番組選択条件フィールド304A内おいて、値1は、そのプログラムが再生許可プログラムであることを示し、値0は、そのプログラムが再生禁止プログラムであることを示す。次に、番組選択条件フィールド304Aのプログラムの再生可否を判別し(図5のステップS503)、再生許可プログラム番号を番組抽出部115に保持する(図5のステップS504)。このようにして、非シーケンシャル再生時において再生対象となるプログラム303の抽出を行うことができる。このような再生可否の判別処理を、すべてのプログラムに対して行う(図5のステップS505)ことで、再生ブロック内における非シーケンシャル再生対象プログラム番号情報をすべて番組抽出部115に保持できる。図3に示される例において、地域選択情報RI=003を設定した場合には、非シーケンシャル再生される対象プログラムとしては、PG#2、PG#3、及びPG#4が抽出される。
その後、システム制御部112は、コンテンツインデックス情報220(図3においては、符号220A)から非シーケンシャル再生種別フラグ300を取得し、処理を非シーケンシャル再生の種別選択ステップ(図4のステップS404)に進める。実施の形態1においては、非シーケンシャル再生種別フラグ300の記録領域として、1ビットの情報領域が設けられているものとし、設定値の範囲は0又は1のいずれかの値である。非シーケンシャル再生種別フラグ300が、1に設定されている場合は、ランダム再生方式で再生処理が行われ(図4のステップS405)、0に設定されている場合は、シャッフル再生方式による再生処理が行われる(図4のステップS406)。ランダム再生方式とシャッフル再生方式のいずれも、番組(プログラム)が非シーケンシャルに読み出され再生される非シーケンシャル再生方式に属するが、唯一の相違点はプログラムの重複読み出しが許可されているか、いないかである。言い換えれば、ランダム再生方式は、重複読み出しを許可しており、PG#3、PG#1、PG#3といった順番のプログラム選択、すなわち、プログラム303の重複選択(PG#3が重複している)をすることができる。これに対して、シャッフル再生方式は、重複読み出しを許可しておらず、1度選択されたプログラム303が重複読み出しされることはなく、PG#3、PG#1、PG#4といったプログラムの重複のない順番で再生が行われる。
その後、システム制御部112は、ステップS402で記憶した非シーケンシャル再生リピート回数情報に設定された繰り返し回数RN分だけ、非シーケンシャルにプログラムが選択される(図4のステップS405、S407、又は、ステップS406、S408)。
実施の形態1においては、非シーケンシャル再生種別が1に設定(すなわち、RT=1)されているため、ランダム再生(図4のステップS405)方式による再生が実行される場合を説明する。ランダム再生においては、まず、装置情報取得処理(図4のステップS410)においては、非シーケンシャル再生時において選択されるプログラムの抽出を行い、次に、乱数生成部116で、番組抽出部115で抽出されたプログラムの再生許可フラグの値の総和の範囲内で乱数を発生させることで、ランダム再生時におけるプログラムの選択を行う。
実施の形態1においては、図6に示されるように、番組抽出部115にはPG#2、PG#3、PG#4の3つのプログラム303に関する情報(例えば、プログラムナンバー(PG#番号))が格納されている。すなわち、各プログラムの再生許可フラグを値1とみなし、この値1を、PG#2、PG#3、PG#4の再生許可フラグの値の総和(すなわち、1+1+1=3)で除した値が、ランダム再生で各プログラムが選択される確率(選択確率)となる。図6に示されるように、PG#2、PG#3、PG#4は、それぞれ1/3、1/3、1/3の確率で選択されることになる。
その後、乱数生成部116において、1〜3の範囲内で乱数を発生させ、乱数として値1が生成されればPG#2を選択し、乱数として値2が生成されればPG#3を選択し、乱数として値3が生成されればPG#4を選択する。このような処理により、発生した乱数に対応したプログラムが選択される。以下に、PG#3が選択された場合を説明する。
システム制御部112は、再生ドライブ部110に対してDVD−ROMディスク100AからPG#3のプログラム303を読み出すよう指令する。読み出されたプログラム303は番組再生部111によって符号化伸張され、アナログ映像として表示部120へ出力される。
PG#3の再生が終了すると、図4における再生回数iに1を加算し、非シーケンシャル再生リピート回数情報301の回数RNだけ非シーケンシャル再生が行われたかを判定し(図4のステップS407)、まだ非シーケンシャル再生リピート回数情報301の回数RNに達していない場合は、再度ランダム再生処理を実施する。ここでは、ランダム再生方式であるため、現在番組抽出部115に保持してあるプログラム303内で、新たにランダム再生番組の選択を行う。
なお、ステップS404においてシャッフル再生方式が選択された場合には、処理は、図4のステップS406、S408に進む。ステップS406においては、1度選択されたプログラムは、番組抽出部115による選択対象から除かれる。
以上説明したように、実施の形態1によれば、記録媒体再生装置101側のユーザー定義番組選択条件情報とDVD−ROMディスク100Aの番組選択条件情報に基づいてDVD−ROMディスク100Aから複数のプログラムを抽出し、抽出されたプログラムにより非シーケンシャル再生を行うことができる。このため、DVD−ROMディスク100A内においてコンテンツデータのカテゴリ分けやデータ共有を行うことができ、DVD−ROMディスク100A内のデータの利用効率を飛躍的に向上させることができる。
実施の形態2.
以下に、実施の形態2における可搬性記録媒体100B、記録媒体再生装置102、及び記録媒体再生方法を説明する。図7は、実施の形態2におけるDVD−ROMディスク100Bの再生ブロックの内部構造を示す説明図である。図7に示されるように、実施の形態2においては、コンテンツインデックス情報220Bが、再生単位毎の出現頻度パラメータ情報を保持した番組選択条件情報テーブル302Bを有する。この点を除き、実施の形態2におけるDVD−ROMディスク100Bの構成は、上記実施の形態1におけるDVD−ROMディスク100Aの構成と同じである。なお、実施の形態2の説明においては、実施の形態1の説明に用いた図1、図2、図4をも参照する。
図8は、実施の形態2における記録媒体再生装置102が非シーケンシャル再生の候補となるプログラムを抽出する処理(図4のステップS410)を示すフローチャートである。また、図9は、実施の形態2の非シーケンシャル再生時におけるDVD−ROMディスク100Bからのプログラム抽出のアルゴリズム構造(再生確率の計算例)を示す説明図である。
図1、図2、図4、図7、図8、及び図9を用いて、実施の形態2のDVD−ROMディスク100Bの再生ブロック230に対する再生処理動作の一例を説明する。実施の形態2においては、コンテンツインデックス情報220Bに保持されている非シーケンシャル再生種別フラグRTを1に設定し(すなわち、ランダム再生に設定し)、非シーケンシャル再生リピート回数情報のリピート回数RNを3に設定した場合の処理について説明する。
記録媒体再生装置102においてDVD−ROMディスク100B中の再生ブロック230の再生を行う場合、まず、再生ブロック230からコンテンツインデックス情報220を読み出す(図4のステップS401)。
次に、コンテンツインデックス情報220Bから非シーケンシャル再生リピート回数情報301を読み出す。非シーケンシャル再生リピート回数情報301の記録領域として、7ビットの情報領域が設けられており、設定できる値(リピート回数)の範囲は0〜127の範囲内である。読み出された値に応じて、以下に示すような条件分岐を行う(図4のステップS402)。非シーケンシャル再生リピート回数情報301が、値0に設定されている場合(すなわち、RN=0の場合)、再生ブロック230を再生する方式として通常再生方式であるシーケンシャル再生を行う(図4のステップS403)。シーケンシャル再生とは、DVD−ROMディスク100Bのコンテンツインデックス情報220に基づいた順序(実施の形態1においては、コンテンツデータ情報221に記録されているプログラム303の収録順でもあり、PG#1、PG#2、PG#3、PG#4、PG#5の順番である。)通り再生する再生方式である。一方、非シーケンシャル再生リピート回数情報301に0以外の値が設定されている場合(すなわち、RN≠0の場合)は、システム制御部112は、非シーケンシャル再生が実行されると判断し、非シーケンシャル再生リピート回数情報301を記憶し、処理を装置情報取得処理ステップ(図4のステップS410)に進める。
実施の形態2における装置情報取得処理ステップ(図4のステップS410)においては、図8のフローチャートに示される処理を実行する。システム制御部112は、地域選択情報蓄積部114に保持されている地域選択情報(ユーザー定義番組選択条件情報)を取得する(図8のステップS601)。地域選択情報は、DVD−ROMディスク100B内の番組選択条件フィールド304Bの収録数の範囲内で値が設定される。例えば、図7においては、番組選択条件フィールド304Bは、5つの地方に分割されているため、地域選択情報RIも‘001’〜‘005’の範囲内の値をとる。実施の形態2においては、地域選択情報に‘003’(すなわち、関西地方)の値が設定されている場合を説明する。なお、地域選択情報等のユーザー定義番組選択条件情報は、ユーザーが操作部113により手動で入力してもよく、記録媒体再生装置102の販売地域に応じて製造者が予め入力しておいてもよく、また、ユーザーによって接続されたネットワーク等を通じて自動的に記録媒体再生装置102に設定されるように構成してもよく、さらに、後述の実施の形態5において説明されるメニュー画面から設定するように構成してもよい。
システム制御部112においては、DVD−ROMディスク100B内の番組選択条件情報テーブル302Bから、記録媒体再生装置102に記憶された地域選択情報の値に対応した番組選択条件フィールド304Bを取得する(図8のステップS602)。実施の形態2においては、地域選択情報RIを‘003’としているので、関西地方(RI=003)の番組選択条件フィールド304Bを取得する。図7に示されるように、番組選択条件フィールド304B内においては、再生単位毎に8ビット長の出現頻度パラメータ情報を保持する。出現頻度パラメータ情報は0から255までの範囲内で値を設定することが可能であり、値255が設定されている場合、ランダム再生でプログラムが選択される確率が最も高いことを意味しており、値0が設定されている場合、ランダム再生においてプログラムが選択されないことを示している。
次に、システム制御部112は、番組選択条件フィールド304Bのプログラムの出現頻度パラメータを判別(図8のステップS603)し、出現頻度パラメータに値0が設定されていないプログラム番号と出現頻度パラメータを関連付けて番組抽出部115に保持する(図6のステップS604)ことで、ランダム再生時における選択対象番組を抽出するとともに、再生プログラムの重み付け情報を持つ。このような判別処理を、すべてのプログラムに対して行う(図8のステップS605)。ここでは、RI=003であるので、出現頻度パラメータに値0が設定されていないプログラムであるPG#2、PG#3、及びPG#4が抽出される。
その後、システム制御部112は、コンテンツインデックス情報220から、非シーケンシャル再生種別フラグ300を取得し、処理を非シーケンシャル再生の種別選択ステップ(図4のステップS404)に進める。非シーケンシャル再生種別フラグ300の記録領域として、1ビットの情報領域が設けられているものとし、設定値の範囲は0又は1のいずれかの値である。非シーケンシャル再生種別フラグ300が、1に設定されている場合は、ランダム再生方式で再生処理が行われ(図4のステップS405)、0に設定されている場合は、シャッフル再生方式による再生処理が行われる(図4のステップS406)。
その後、システム制御部112は、ステップS402で記憶した非シーケンシャル再生リピート回数情報に設定された繰り返し回数RN分だけ、非シーケンシャルにプログラムが選択される(図4のステップS405、S407、又は、ステップS406、S408)。
実施の形態2においては、非シーケンシャル再生種別が1に設定(すなわち、RT=1に設定)されており、ランダム再生(図4のステップS405)方式による再生が実行される場合を説明する。実施形態2においては、まず、装置情報取得処理(図4のステップS410)においては、非シーケンシャル再生時において選択されるプログラムの抽出を行い、次に、乱数生成部116で、番組抽出部115で抽出されたプログラムの出現頻度パラメータの値の総和の範囲内で乱数を発生させることで、ランダム再生時におけるプログラムの選択を行う。
実施の形態2においては、図9に示されるように、番組抽出部115にはPG#2、PG#3、PG#4の3つのプログラム303に関する情報(例えば、プログラムナンバー(PG#番号)とその出現頻度情報)が格納されている。すなわち、PG#2、PG#3、PG#4の各出現頻度パラメータを、PG#2、PG#3、PG#4の出現頻度パラメータの総和で除した確率が、ランダム再生で各プログラムが選択される選択確率となる。すなわち、PG#2、PG#3、PG#4は、それぞれ20/100、50/100、30/100の確率で選択されることになる。
その後、乱数生成部116にて、番組抽出部115に選択されたプログラムの出現頻度パラメータの総和の範囲内で乱数を発生させる。実施の形態2においては、1から100までの範囲内で乱数を発生させ、乱数として1〜20の範囲内の値が生成されればPG#2が選択され、乱数として21〜70の範囲内の値が生成されればPG#3が選択され、乱数として71〜100の範囲内の値が生成されればPG#4が選択される。このような計算例により、発生した乱数に対応したプログラムが選択される。実施の形態2においては、PG#3が選択された場合を説明する。
システム制御部112においては、再生ドライブ部110に対してDVD−ROMディスク100からPG#3のプログラム303を読み出すよう指令し、読み出されたプログラム303は番組再生部111にて符号化伸張され、アナログ映像として表示部120へ出力を行う。
PG#3の再生が終了すると、図4における再生回数iに1を加算し、非シーケンシャル再生リピート回数情報301の回数RNだけ非シーケンシャル再生が行われたかを判定し(図4のステップS407)、まだ非シーケンシャル再生リピート回数情報301の回数に達していない場合は、再度ランダム再生処理を実施する。ここでは、ランダム再生方式であるため、現在番組抽出部115に保持してあるプログラム303内で、新たにランダム再生番組の選択を行う。一方、シャッフル再生方式が行われた場合については、1度選択されたプログラムは、番組抽出部115の選択対象から除かれる。
以上説明したように、実施の形態2によれば、記録媒体再生装置102側のユーザー定義番組選択条件情報とDVD−ROMディスク100Bの番組選択条件情報に基づいてDVD−ROMディスク100Bから複数のプログラムを抽出し、抽出されたプログラムにより非シーケンシャル再生を行うことができる。このため、DVD−ROMディスク100B内においてコンテンツデータのカテゴリ分けやデータ共有を行うことができ、DVD−ROMディスク100B内のデータの利用効率を飛躍的に向上させることができる。また、実施の形態2によれば、記録媒体再生装置102に保持されているユーザー定義番組選択条件情報と関連付けされた番組選択条件フィールド304Bを利用することで、コンテンツ供給元は、ランダム再生であってもユーザーに視聴させたいプログラムの出現率を自由かつ簡便に設定することができる。この機能により、CMコンテンツ専用のランダム再生ディスクを制作した場合、スポンサー料に応じた割合で、プログラムを選択することを容易に行うことができる。
実施の形態3.
以下に、実施の形態3における可搬性記録媒体100C、記録媒体再生装置103、及び記録媒体再生方法を説明する。実施の形態3のDVD−ROMディスク100Cは、コンテンツインデックス情報が、コンテンツデータ情報内のプログラムの非シーケンシャル再生の有無及び種別を示すフラグと、非シーケンシャル再生時におけるプログラムのリピート回数情報と、有効期限情報テーブルとを含み、この有効期限情報テーブルが、プログラム単位毎の視聴有効期間情報を含む点が、上記実施の形態1のDVD−ROMディスク100Aと相違する。
図10は、実施の形態3における記録媒体再生装置103の構成を概略的に示すブロック図である。図10において、図1の構成と同一又は対応する構成には同じ符号を付す。図10に示されるように、記録媒体再生装置103は、DVD−ROMディスク100Cに記録されているプログラムを再生する。記録媒体再生装置103は、DVD−ROMディスク100Cから情報の読み取りを行う再生ドライブ部110と、DVD−ROMディスク100Cから読み込んだ符号化圧縮信号を伸張しアナログ映像を生成する番組再生部111と、記録媒体再生装置103の全体を統合管理しているシステム制御部112と、システム制御部112に対してユーザーが入力を行う操作部113とを有する。また、記録媒体再生装置103は、操作部113から入力された装置再生地域情報を格納する地域選択情報蓄積部114と、非シーケンシャル再生時に地域選択情報蓄積部114の装置再生地域情報に基づき非シーケンシャル再生で選択されるプログラムを抽出する番組抽出部115と、乱数を発生させる乱数生成部116とを有する。番組抽出部115は、抽出された番組群から、乱数生成部116で発生した乱数に基づいて次の再生を行うプログラムを選択する。システム制御部112の指令により、番組再生部111が、選択されたプログラムをアナログ映像信号に変換し、表示部120に送出する。また、記録媒体再生装置103は、現在時刻情報を保持する時間情報取得部117を有する。時間情報取得部117に保持される現在時刻情報は、ユーザーが操作部113から手動で入力してもよく、また、ネットワークから情報を入手してもよい。時間情報取得部117に保持される現在時刻情報は、時間情報取得部117が保有する時計機能(日付時間管理機能)によって取得してもよい。
図11は、実施の形態3におけるDVD−ROMディスク100Cの再生ブロック230の内部構造の一例を示す説明図である。図11において、図3の構成と同一又は対応する構成には同じ符号を付す。図11に示されるように、コンテンツインデックス情報220Cは、再生単位毎に有効期限情報を保持した有効期限情報テーブル310Cを持つ。
また、図12は、実施の形態3における記録媒体再生装置103が非シーケンシャル再生の候補となるプログラムを抽出する処理(図4のステップS410)を示すフローチャートである。さらに、図13は、実施の形態3におけるDVD−ROMディスク100Cからのプログラム抽出のアルゴリズム構造(再生頻度の計算例)を示す説明図である。
図2、図4、図10、図11、図12、及び図13を用いて、実施の形態3における再生ブロック230に対する再生処理動作について説明する。実施の形態3においては、コンテンツインデックス情報220Aに保持している非シーケンシャル再生種別フラグRTを1に設定し(すなわち、ランダム再生に設定し)、非シーケンシャル再生リピート回数情報に基づくリピート回数RNを3に設定する場合の処理について説明する。
記録媒体再生装置103によって、DVD−ROMディスク100Cの再生ブロック230の再生を行う場合、システム制御部112は、まず再生ブロック230からコンテンツインデックス情報220を読み出す(図4のステップS401)。
次に、システム制御部112は、コンテンツインデックス情報220から非シーケンシャル再生リピート回数情報301を読み出す。実施の形態3においては、非シーケンシャル再生リピート回数情報301の記録領域として、7ビットの情報領域が設けられており、設定できる値(リピート回数)の範囲は0〜127の範囲内である。読み出された値に応じて、以下に示す条件分岐を行う(図4のステップS402)。非シーケンシャル再生リピート回数情報301が、値0に設定されている場合(RN=0)、再生ブロック230を再生する方式として通常再生方式であるシーケンシャル再生を行う(図4のステップS403)。一方、非シーケンシャル再生リピート回数情報301が、0以外の値に設定されている場合は、システム制御部112は、非シーケンシャル再生が実行されると判断し、非シーケンシャル再生リピート回数情報301を記憶し、処理を装置情報取得処理ステップ(図4のステップS410)に進める。
実施の形態3における装置情報取得処理ステップ(図4のステップS410)においては、図12のフローチャートに示される処理を実行する。システム制御部112は、現在時刻情報を取得する(図12のステップS701)。現在時刻情報は、6桁の数値情報で保持されるものとする。現在時刻情報の数値情報は、「YYMMDD」という形態で保持されており、先頭2桁YYは「西暦年の下2桁」を示し、次の2桁MMは「月」を示し、最後の2桁DDは「日」を示す。それぞれの数値情報はBCD方式で記録されているものとする。ただし、時間情報の単位をさらに細かく(例えば、時間や分を含むように)することで、より厳密な時間管理を行ってもよい。
次に、システム制御部112は、DVD−ROMディスク100Cの有効期限情報テーブル310Cを読み出し、プログラム毎の有効期限情報を取得する(図12のステップS702)。各プログラムにも再生が許可される有効期限情報を、時間情報取得部117にて保持されている現在時刻情報と同一な形式で保持する。すなわち、プログラム毎に同様の形態である6桁の数値情報を記録している。
現在時刻情報とプログラム毎の有効期限情報を比較し(図12のステップS703)、現在時刻情報がプログラムの有効期限情報を超えている場合、このプログラムは再生禁止プログラムであると判断される。逆に、現在時刻情報がプログラムの有効期限情報内である場合は、再生許可プログラムであると判断され、この再生許可プログラム番号を番組抽出部115に保持する(図12のステップS704)ことで、ランダム再生される対象プログラムの抽出を行う。このような再生可否の判別処理を、すべてのプログラムに対して行う(図12のステップS705)。実施の形態3においては、現在時刻情報は「04/01/20」、すなわち、2004年1月20日であるので、ランダム再生される対象となるプログラムは、「04/01/20」の現在時刻を越えて有効期限情報が設定されているPG#2、PG#4、及びPG#5となる。
その後、システム制御部112は、コンテンツインデックス情報220から非シーケンシャル再生種別フラグ300を取得し、処理を非シーケンシャル再生の種別選択ステップ(図4のステップS404)に進める。非シーケンシャル再生種別フラグ300の記録領域として、1ビットの情報領域が設けられているものとし、設定値の範囲は0又は1のいずれかの値が記録されている。非シーケンシャル再生種別フラグ300が、1に設定されている場合は、ランダム再生方式で再生処理が行われ(図4のステップS405)、0に設定されている場合は、シャッフル再生方式による再生処理が行われる(図4のステップS406)。
その後、ステップS402で記憶した非シーケンシャル再生リピート回数情報に設定された繰り返し回数RN分、非シーケンシャルにプログラムが選択される(図4のステップS405、S407、又は、ステップS406、S408)。
実施の形態3においては、非シーケンシャル再生種別が1に設定(すなわち、RT=1に設定)されているので、ランダム再生(図4のステップS405)方式による再生が実行された場合を説明する。実施の形態3においては、まず、装置情報取得処理(図4のステップS410)においては、非シーケンシャル再生時において選択されるプログラムの抽出を行い、次に、乱数生成部116で、番組抽出部115で抽出されたプログラムの再生許可フラグの値の総和の範囲内で乱数を発生させる。
実施の形態3においては、図13に示されるように、番組抽出部115にはPG#2、PG#4、PG#5の3つのプログラム303に関する情報(例えば、プログラムナンバー(PG#番号))が格納されている。すなわち、各プログラムの再生許可フラグを値1とみなし、PG#2、PG#3、PG#4の再生許可フラグの値の総和(すなわち、1+1+1=3)で除した値が、ランダム再生で各プログラムが選択される確率(選択確率又は出現確率)となる。図6に示されるように、PG#2、PG#3、PG#4は、それぞれ1/3、1/3、1/3の確率で選択されることになる。
その後、乱数生成部116において、1〜3の範囲内で乱数を発生させ、乱数として値1が生成されればPG#2を選択し、乱数として値2が生成されればPG#3を選択し、乱数として値3が生成されればPG#4を選択する。このような処理により、発生した乱数に対応したプログラムが選択され、再生される。以下に、PG#4が選択された場合を説明する。
システム制御部112においては、再生ドライブ部110に対してDVD−ROMディスク100CからPG#4のプログラム303を読み出すよう指令し、読み出されたプログラム303は番組再生部111にて符号化伸張され、アナログ映像として表示部120へ出力を行う。
PG#4の再生が終了すると、図4における再生回数iに1を加算し、非シーケンシャル再生リピート回数情報301の回数RNだけ非シーケンシャル再生が行われたかを判定し(図4のステップS407)、まだ非シーケンシャル再生リピート回数情報301の回数に達していない場合は、再度ランダム再生処理を実施する。ここでは、ランダム再生方式であるため、現在番組抽出部115に保持してあるプログラム303内で、新たにランダム再生番組の選択を行う。一方、シャッフル再生方式が行われた場合については、1度選択されたプログラムは、番組抽出部115から除かれる。
以上説明したように、実施の形態3によれば、記録媒体再生装置103に保持されている現在時刻情報及びDVD−ROMディスク100Cの番組選択条件情報を利用することにより、イベント情報や広告情報のような期間限定番組をランダム再生する場合に、対象期間経過後においては自動抽出されない。このように、ユーザーに誤った情報を与えることを防ぐことができるため、信頼性の高いコンテンツの提供を行うことができる。
実施の形態4.
以下に、実施の形態4における可搬性記録媒体100D、記録媒体再生装置104、及び記録媒体再生方法を説明する。実施の形態4においては、可搬性記録媒体に各プログラムの出現頻度パラメータ情報を持たせた点が、上記実施の形態3と相違する。
図14は、実施の形態4におけるDVD−ROMディスク100Dの再生ブロック230の内部構造の一例を示す説明図である。図14において、図1の構成と同一又は対応する構成には、同じ符号を付す。図14に示されるように、再生ブロック230は、コンテンツインデックス情報220Dと、コンテンツデータ情報221の2つの情報から構成されている。コンテンツデータ情報221は、再生制御の最小単位である複数のプログラム(PG)から構成されている。また、コンテンツインデックス情報220Dは、コンテンツデータ情報221に格納されている複数のプログラムの再生順序、非シーケンシャル再生の有無及び種別、非シーケンシャル再生におけるリピート回数等の情報を含む。さらに、コンテンツインデックス情報220Dは、再生単位毎の出現頻度パラメータ情報を保持した番組選択条件情報テーブル302Dと、同様に再生単位毎の再生許可される有効期限情報を保持した有効期限情報テーブル310Dを含む。
図15は、実施の形態4における記録媒体再生装置104が非シーケンシャル再生の候補となるプログラムを抽出する処理(図4のステップS410)を示すフローチャートである。また、図16は、実施の形態4の非シーケンシャル再生時におけるDVD−ROMディスク100Dからのプログラム抽出のアルゴリズム構造(再生頻度の計算例)を示す説明図である。
図2、図4、図10、図14、図15、及び図16を用いて、実施の形態4のDVD−ROMディスク100Dの再生ブロック230に対する再生処理動作の一例を説明する。実施の形態4においては、コンテンツインデックス情報220Dに保持している非シーケンシャル再生種別フラグRTを1に設定(すなわち、ランダム再生)し、非シーケンシャル再生リピート回数情報に基づくリピート回数RNを3に設定した場合の処理について説明する。
記録媒体再生装置104においてDVD−ROMディスク100D中の再生ブロック230の再生を行う場合、まず、再生ブロック230からコンテンツインデックス情報220を読み出す(図4のステップS401)。
次に、コンテンツインデックス情報220Dから非シーケンシャル再生リピート回数情報301を読み出す。非シーケンシャル再生リピート回数情報301の記録領域として、7ビットの情報領域が設けられており、設定できる値(リピート回数)の範囲は0〜127の範囲内である。読み出された値に応じて、以下に示すような条件分岐を行う(図4のステップS402)。非シーケンシャル再生リピート回数情報301に、値0が設定されている場合(すなわち、RN=0の場合)、再生ブロック230を再生する方式として通常再生方式であるシーケンシャル再生を行う(図4のステップS403)。一方、非シーケンシャル再生リピート回数情報301に0以外の値が設定されている場合は、システム制御部112は、非シーケンシャル再生が実行されると判断し、非シーケンシャル再生リピート回数情報301を記憶し、処理を装置情報取得処理ステップ(図4のステップS410)に進める。
実施の形態4における装置情報取得処理ステップ(図4のステップS410)においては、図15のフローチャートに示される処理を実行する。システム制御部112は、地域選択情報蓄積部114に保持されている地域選択情報(ユーザー定義番組選択条件情報)を取得する(図15のステップS801)。地域選択情報は、DVD−ROMディスク100D内の番組選択条件フィールド304Dの収録数の範囲内で値が設定される。例えば、図14においては、番組選択条件フィールド304Dは、5つの地方に分割されているため、地域選択情報RIも‘001’〜‘005’の範囲内の値をとる。実施の形態4においては、地域選択情報RIに‘003’(すなわち、関西地方)の値が設定されている場合を説明する。なお、地域選択情報等のユーザー定義番組選択条件情報は、ユーザーが操作部113により手動で入力してもよく、記録媒体再生装置104の販売地域に応じて製造者が予め入力しておいてもよく、また、ユーザーによって接続されたネットワーク等を通じて自動的に記録媒体再生装置104に設定されるように構成してもよく、さらに、後述の実施の形態5において説明されるメニュー画面から設定するように構成してもよい。
システム制御部112においては、DVD−ROMディスク100Dの番組選択条件情報テーブル302Dから、記録媒体再生装置104に記憶された地域選択情報の値に対応した番組選択条件フィールド304Dを取得する(図15のステップS802)。実施の形態4においては、地域選択情報RIを‘003’としているので、関西地方(RI=003)の番組選択条件フィールド304Dを取得する。図14に示されるように、番組選択条件フィールド304D内においては、再生単位毎に8ビット長の出現頻度パラメータ情報を保持する。出現頻度パラメータ情報は0から255までの範囲内で値を設定することが可能であり、値255が設定されている場合、ランダム再生でプログラムが選択される確率が最も高いことを意味しており、値0が設定されている場合、ランダム再生においてプログラムが選択されないことを意味している。
次に、システム制御部112は、時間情報取得部117に保持されている現在時刻情報を取得する(図15のステップS803)。現在時刻情報は、例えば、6桁の数値情報で保持される。現在時刻情報の数値情報は、例えば、「YYMMDD」という形態で保持されており、先頭2桁は「西暦年の下2桁」を示し、次の2桁は「月」を示し、最後の2桁は「日」を示す。それぞれの数値情報はBCD方式で記録されている。
次に、システム制御部112は、DVD−ROMディスク100Dの有効期限情報テーブル310Dを読み出し、プログラム毎の有効期限情報を取得する(図15のステップS804)。各プログラムにも再生が許可される有効期限情報を、時間情報取得部117にて保持されている現在時刻情報と同一な形式で保持する。すなわち、プログラム毎に同様の形態で6桁の数値情報を記録している。
次に、システム制御部112は、番組選択条件フィールド304Dのプログラムの出現頻度パラメータを判別し(図15のステップS805)、出現頻度パラメータに値0が設定されていないプログラム番号であるかを判断する。出現頻度パラメータに0以外の値が設定されているプログラムの中から、現在時刻情報とプログラム毎の有効期限情報を比較し(図15のステップS806)、現在時刻情報がプログラムの有効期限情報内である場合は、再生許可プログラムであると判断され、当該再生許可プログラム番号と出現頻度パラメータを関連付けて番組抽出部115に保持する(図15のステップS807)ことで、ランダム再生される対象となるプログラム抽出を行う。このような再生可否の判別処理を、すべてのプログラムに対して行う(図15のステップS808)。
実施の形態4においては、RI=003であるので、PG#2、PG#3、及びPG#4が抽出される。その後、抽出されたプログラムに対して、各プログラムの有効期限情報と現在時刻情報の比較を行う。実施の形態4においては、現在時刻情報は「03/12/10」であるので、すべてのプログラムが現在時刻に対して有効な期限情報を保持していると判断され、PG#2、PG#3、及びPG#4が抽出され、当該プログラム303の出現頻度パラメータと関連付けて番組抽出部115に保持される。
そして、システム制御部112は、コンテンツインデックス情報220より、非シーケンシャル再生種別フラグ300を取得し、処理を非シーケンシャル再生の種別選択ステップ(図4のステップS404)に進める。非シーケンシャル再生種別フラグ300の記録領域として、1ビットの情報領域が設けられているものとし、設定値の範囲は0又は1のいずれのかの値が記録されている。非シーケンシャル再生種別フラグ300が、1に設定されている場合は、ランダム再生方式で再生処理が行われ(図4のステップS405)、0に設定されている場合は、シャッフル再生方式による再生処理が行われる(図4のステップS406)。
実施の形態4においては、図16に示されるように、番組抽出部115にはPG#2、PG#4、PG#5の3つのプログラム303に関する情報(例えば、プログラムナンバー(PG#番号)と出現頻度情報)が格納されている。当該各プログラムの出現頻度パラメータを、PG#2、PG#3、PG#4の出現頻度パラメータの総和で除した確率が、各プログラムにおけるランダム再生で選択される確率となる。すなわち、PG#2、PG#3、PG#4は、それぞれ20/100、50/100、30/100の確率で選択されることになる。
その後、乱数生成部116にて、1〜100の範囲内で乱数を発生させ、乱数として1〜20の範囲内の値が生成されればPG#2が選択され、乱数として21〜70の範囲内の値が生成されればPG#3が選択され、乱数として71〜100の範囲内の値が生成されればPG#4が選択される。このような処理により、発生した乱数に対応したプログラムが選択される。実施の形態4においては、PG#3が選択された場合を説明する。
システム制御部112においては、再生ドライブ部110に対してDVD−ROMディスク100からPG#3のプログラム303を読み出すよう指令し、読み出されたプログラム303は番組再生部111にて符号化伸張され、アナログ映像として表示部120へ出力を行う。
PG#3の再生が終了すると、図4における再生回数iに1を加算し、非シーケンシャル再生リピート回数情報301の回数RNだけ非シーケンシャル再生が行われたかを判定し(図4のステップS407)、まだ非シーケンシャル再生リピート回数情報301の回数に達していない場合は、再度ランダム再生処理を実施する。ここでは、ランダム再生方式であるため、現在番組抽出部115に保持してあるプログラム303内で、新たにランダム再生番組の選択を行う。一方、シャッフル再生方式が行われた場合については、1度選択されたプログラムは、番組抽出部115から除かれる。
その後、ある一定期間経過後に、同じDVD−ROMディスク100Dの再生を行う場合を説明する。番組選択条件フィールド304Dのプログラムの出現頻度パラメータを判別(図15のステップS805)するまでのステップまでは、同じ処理が行われる。そのため出現頻度パラメータにより抽出されるプログラムは、前回と同じくRI=003であるので、PG#2、PG#3、及びPG#4が抽出される結果となる。その後、抽出されたプログラムに対して、各プログラムの有効期限情報と現在時刻情報の比較を行う。実施の形態4においては、現在時刻情報は「04/01/20」としているので、現在時刻に対して有効な期限情報を保持しているプログラムである、PG#2、及びPG#4が抽出され、当該プログラム番号と出現頻度パラメータを関連付けて番組抽出部115に保持されることになる。
なお、実施の形態4において、乱数を用いてプログラムが選択されるアルゴリズムは、図16の通りである。すなわち、各プログラムの出現頻度パラメータを、PG#2、PG#4の出現頻度パラメータの総和で除した確率が、各プログラムにおけるランダム再生で選択される確率(選択確率又は出現確率)となる。すなわち、PG#2、PG#4の選択確率は再計算されることで、それぞれ20/50、30/50の確率で選択されることになる。
このように、有効期限が到来したプログラムに対して、ランダム再生に対する番組抽出しないことで、抽出されたプログラムに対してプログラムの出現確率を自動的に割りあてるよう再計算できることができる記録媒体再生装置104と記録媒体を提供することができる。
その後、乱数生成部116においては、番組抽出部115に選択されたプログラムの出現頻度パラメータの総和の範囲内で乱数を発生させる。実施の形態4においては、1〜50までの範囲内で乱数を発生させ、乱数として1〜20の範囲内の値が生成されればPG#2が選択され、乱数として21〜50の範囲内の値が生成されればPG#4が選択される。このように発生した乱数に対応したプログラムが選択される。実施の形態4においては、PG#4が選択された場合を説明する。
その後、システム制御部112においては、再生ドライブ部110に対してDVD−ROMディスク100DからPG#3のプログラム303を読み出すよう指令し、読み出されたプログラム303は番組再生部111にて符号化伸張されアナログ映像として表示部120へ出力を行う。
PG#4の再生が終了すると、非シーケンシャル再生リピート回数情報301の回数だけ非シーケンシャル再生が行われたかを判定し(図4のステップS407)、まだ非シーケンシャル再生リピート回数情報301の回数に満たない場合は、再度ランダム再生処理を実施する。ここでは、ランダム再生方式であるため、現在番組抽出部115に保持してあるプログラム303内で、新たにランダム再生番組の選択を行う。一方、シャッフル再生方式が行われた場合については、1度選択されたプログラムは、番組抽出部115から除かれることにより、次の選択からは外される。
以上説明したように、実施の形態4によれば、ランダム再生であってもユーザーに視聴させたいプログラムの出現率を自由かつ簡便に設定することが可能であり、さらに期間限定番組を非シーケンシャル再生する場合に、対象期間経過後においては自動抽出されないようにできるため、コンテンツの有効活用を行うことができる。
実施の形態5.
以下に、実施の形態5における可搬性記録媒体100E、記録媒体再生装置105、及び記録媒体再生方法を説明する。上記実施の形態1乃至4においては、予め記録媒体再生装置側で保持されているユーザー定義番組選択条件情報に基づいて、ディスク内に保持している番組選択条件情報テーブル内の地域番号を特定する場合を説明したが、実施の形態5においては予め記録媒体再生装置側でユーザー番組選択条件情報を保持させておくのではなく、ディスク内のメニュー画面用コンテンツデータ情報に基づいて表示されたメニュー画面からユーザー定義番組選択条件情報の設定を行う方式について説明する。なお、以下の説明は、実施の形態1の説明に準じた方法で行うが、実施の形態5の態様を、実施の形態2乃至4に適用することも可能である。
図17は、実施の形態5におけるDVD−ROMディスク100Eの内部データ構造の一例を示す説明図である。データ領域212は、メニュー画面用コンテンツデータ情報250と、少なくとも1つ以上の再生ブロック230から構成されている。メニュー画面用コンテンツデータ情報250は、映像パック(V_Pack)251、音声パック(A_Pack)252、副映像パック(SP_Pack)253といった、複数種別のパックデータがインターリーブされて構成されている。それぞれのパックデータサイズは同じであり、種類毎のパックデータを集めて再統合することにより、それぞれ映像データ情報、音声データ情報、副映像データ情報を構成するデジタルデータ情報となる。図17においては、映像データ情報、音声データ情報、副映像データ情報といった3種類のパック情報に分類した例を示しているが、音声データが存在しなくてもよい。また、図17に示される3種類のパック情報の他に、静止画データ、制御データなど異なる目的を持った種別のパック情報を含んで記述されていてもよい。他の構成に関しては、DVD−ROMディスク100Eの構成は、上記実施の形態1で説明したDVD−ROMディスク100Aの構成と同じである。
図18は、実施の形態5において記録媒体再生装置105によりDVD−ROMディスク100Eのメニュー画面用コンテンツデータ情報250を再生したときに、表示部120に表示されるメニュー画面を示す説明図である。図18に示されるように、メニュー画面901は、映像データ情報902と副映像データ情報903を合成表示することで構成されている。映像データ情報902はメニュー画面上の背景画像情報であり、副映像データ情報903は映像データ情報902に重畳表示されるボタン情報を示している。
図18においては、副映像データ情報903として6つのボタン情報を保持しており、5つのボタン911,…,915は、地域選択情報の設定を行うためのボタンを示し、ボタン916は、本編(プログラム)再生を開始するためのボタンを示す。メニュー画面901は、現在選択されているボタンに対して1つだけハイライトが存在する。図18においては、地域情報選択ボタン(東北)911がハイライトされている。このとき、ユーザーが操作部113の右矢印キー、左矢印キー、上矢印キー、又は下矢印キー(図示せず)を押下することにより、ハイライトされているボタンを移動させることができる。さらに、操作部113の決定キー(図示せず)を押下することにより、ハイライトされているボタンに割り当てられたコマンドが実行される。
上記の操作は、DVD−Video規格のディスクでも採用されている技術であるが、実施の形態5においては、このボタンに割り当てられたコマンドを拡張し、当該コマンドにユーザー番組選択条件情報としての地域選択条件情報を設定するコマンドを用意している。
図19は、実施の形態5における副映像データ情報の論理データ構造を示す説明図である。図19において、副映像データ情報1000は、メニュー画面用コンテンツデータ情報250中の副映像パック253を集めて統合したものである。副映像データ情報1000は、グラフィックス制御データ1001とグラフィックス画像データ1002から構成されている。グラフィックス画像データ1002は、図18の副映像情報(サブピクチャ映像)903自身の情報であり、メニュー中に存在するボタン数に応じた副映像情報であるボタンデータ1012を含んでいる。また、グラフィックス制御データ1001は、メニュー中に存在するボタン数に応じたボタン情報1011を含んでいる。ボタン情報1011とボタンデータ1012は、1:1で対応した情報である。なお、実施の形態5においては、6つのボタンが存在するので、6つのボタン情報1011とボタンデータ1012が存在するものとして説明する。
図19に示されるように、各ボタン情報1011は、ボタン位置情報1021、隣接ボタン情報1022、ボタンコマンド1023から構成されている。ボタン位置情報1021は、グラフィックス画像データ1002に含まれるサブピクチャ映像中からボタンとして割り当てられる座標と大きさを示す。また、隣接ボタン情報1022は、操作部113より入力された情報に応じて、ハイライト移動先のボタン番号を示す。ボタンコマンド1023には、ボタンの選択決定時の記録媒体再生装置105の挙動を定義したコマンド情報が格納されている。
図19に示されるように、ボタンコマンド1023は、コマンド種別1031とコマンド引数1032で構成されている。コマンド種別1031は基本的な命令の種類を示し、コマンド引数1032はコマンド種別1031の修飾子として扱われる。DVD−Video規格においても同様の技術が用いられており、「ジャンプコマンド」や「セットコマンド」等が一般的に使用されている。例えば、「ジャンプコマンド」の場合のデータ構造は、コマンド種別1031に「ジャンプコマンド」を示すビット列が記録されており、コマンド引数1032には「タイトル番号」が保持される。このようなボタンコマンド1023が実行された場合は、コマンド引数1032に保持されたタイトル番号の再生ブロック230に遷移し、この再生ブロック230の再生を開始する。
実施の形態5においては、ボタンコマンド1023のコマンド種別1031に、番組選択条件情報を特定するための「地域選択コマンド」、コマンド引数1032には「地域選択情報番号」を保持している。
図19においては、ボタンコマンド1023のビット長を64ビットと想定した場合のコード実装例を示している。例えば、コマンド種別1031として、第63ビット目から第40ビット目までの14bitの領域に対して、すべて値‘1’が割り当てられていれば、「地域選択コマンド」として取り扱うこととする。
コマンド引数1032には、「地域選択情報番号」が、BCD単位などで記録されている。なお、このビット割り当て例としては、第39ビット目から第0ビット目までの40bitの領域に対して、地域選択情報番号の百の位から一の位までの数値情報を保持している。実施の形態5においては、図19に示す通り‘001’から‘005’までの範囲内の値が設定されているものとする。
実施の形態5においては、ボタンコマンド1023内のコマンド引数1032として地域選択情報番号を保持した例を示しているが、地域選択情報番号1033をボタンコマンド1032内のデータとは独立した場所に保持しておくことも可能であり、その場合にも同様の効果を得ることができる。
図20は、実施の形態5における地域選択条件情報の設定処理を示すフローチャートである。図1、図17、図18、図19、図20を使用して、実施の形態5における地域情報設定処理動作について説明する。
DVD−ROMディスク100Eを再生ドライブ部110に挿入(図20のステップS1101)すると(又は、ディスク挿入後、メニュー画面呼び出しの操作をすると)、システム制御部112の要求に基づきDVD−ROMディスク100E内に記録されているメニュー画面用コンテンツデータ情報250を再生する。メニュー画面用コンテンツデータ情報250を再生すると、表示部120にはメニュー画面901が表示される(図20のステップS1102)。実施の形態5においては、メニュー画面901に6つのボタンが用意されており、その内1つがハイライトされている。
ユーザー(視聴者)は、操作部113の各方向の矢印キー(上下左右キー)のいずれかを押下し(図20のステップS1103)、ハイライトの移動が可能である。ハイライトの移動を行った後も、表示部120にはメニュー画面901が表示され続けている。
また、視聴者は操作部113の決定キーを押下することにより(図20のステップS1104)、ハイライトしているボタンの選択決定を行うことができる。システム制御部112は、ボタンの選択決定が行われると、押下されたボタンに対応するボタン情報1011中のボタンコマンド1023の情報を取得し、ボタンコマンド1023のデータ解析を行う(図20のステップS1105)。
次に、システム制御部112は、当該ボタンコマンド1023のコマンド種別1031に「地域選択コマンド」を特定するビット列が割り当てられていれば、地域選択情報設定のボタンコマンド1023であると判定し、当該ボタンコマンド1023のコマンド引数1032から地域選択情報番号(RI:Region Information)1033を取得する(図20のステップS1106)。なお、コマンド引数1032に設定されている地域選択情報番号1033は、ボタンに関連つけられたコード番号が設定されているものとする。すなわち、メニュー画面901上の地域情報選択ボタン(東北)911のコマンド引数1032には、東北地方を示す‘001’、地域情報選択ボタン(関東)912のコマンド引数1032には、関東地方を示す‘002’、地域情報選択ボタン(関西)913のコマンド引数1032には、関西地方を示す‘003’といったような値が設定されている。
ここで、地域選択情報番号1033を、ボタンコマンド1032の内部データとは異なる場所、例えば、ボタン情報1011中に独立して保持していた場合の処理を具体的に説明する。操作部113によりボタンが決定されると、まず始めに、コマンド種別1031にかかわらず、当該ボタン情報1011中の地域選択情報番号1033を、記録媒体再生装置105内の地域選択情報蓄積部114に保持する。その後、当該ボタンコマンド1023に記述されたコマンドが実行される。このとき、例えば、ボタンコマンド1023に、ランダム再生が設定されている再生ブロック230へのジャンプコマンドが割り当てられていれば、地域設定パラメータの設定と同時にその再生ブロック230の再生が行われることで、同様の効果が得られる。
実施の形態5においては、メニュー画面901上の地域情報選択ボタン(関西)913が選択押下されたものとして具体的に説明する。システム制御部112は、地域情報選択ボタン(関西)913が押下(図20のステップS1104)されると、コマンド引数1032から地域選択情報番号1033内のコード番号である‘003’を取得する。その後、本コード番号を、記録媒体再生装置105内の地域選択情報蓄積部114に保持し、メニュー画面901に戻る。なお、地域選択情報蓄積部114は、図で示されるように記録媒体再生装置105内の内部メモリでもよいし、システム制御部112のレジスタでもよい。
その後、メニュー画面901にて、本編遷移ボタン916を押下する(図20のステップS1104)。本編遷移ボタン916のコマンド種別1031には「ジャンプコマンド」を示すビット列が格納されており、コマンド引数1032に示すタイトル番号を取得し(図20のステップS1107)、当該タイトル番号の再生ブロック230を再生する(図20のステップS1108)。このような操作により、ランダム再生が設定されている再生ブロック230である本編(プログラム)の再生を行う。
その後の再生処理は、実施の形態1の場合と同様である。例えば、ランダム再生が設定されている再生ブロック230の再生処理動作は、実施の形態1に準じた形態でのランダム再生処理が行われる。なお、実施の形態5は、必ずしも、実施の形態1と同様の再生方式を採用しなくてもよい。例えば、再生種別として、通常のシーケンシャル再生、シャッフル再生、ランダム再生のいずれか1つ以上を含むものであってもよい。また、再生種別として、後述する実施の形態6又は7に示される回数保証擬似ランダム再生が含まれてもよい。
以上説明したように、実施の形態5によれば、ユーザーはメニュー画面映像を視聴しながらボタンを選択するといった簡単な操作によって地域選択情報番号の設定をすることができ、また、予め記録媒体再生装置105に手入力による地域選択情報番号の設定を行う必要がなくなるので、操作性の向上及びユーザーの負担軽減を実現することができる。
実施の形態6.
以下に、実施の形態6における可搬性記録媒体100F、記録媒体再生装置106、及び記録媒体再生方法を説明する。実施の形態6は、非シーケンシャル再生種別RTとして、シャッフル再生及びランダム再生に加えて、回数保証擬似ランダム再生を追加した点が、上記実施の形態2と相違する。ここで、回数保証擬似ランダム再生とは、記録媒体再生装置によりプログラムを所定回数再生したときに、可搬性記録媒体に記録されている出現頻度パラメータ情報に基づいた再生回数が必ず保証されるようにプログラムを非シーケンシャルに再生する再生方式である。実施の形態6における可搬性記録媒体100F、記録媒体再生装置106、及び記録媒体再生方法は、回数保証擬似ランダム再生の機能を持たせた点を除いて、上記実施の形態2の可搬性記録媒体100B、記録媒体再生装置102、及び記録媒体再生方法と同じである。
図21は、実施の形態6における記録媒体再生装置106の構成を概略的に示すブロック図である。図21において、図1の構成と同一又は対応する構成には同じ符号を付す。図21に示されるように、記録媒体再生装置106は、可搬性記録媒体としてのDVD−ROMディスク100Fに記録されている番組情報を再生する。記録媒体再生装置106は、DVD−ROMディスク100Fから情報の読み取りを行う再生ドライブ部110と、DVD−ROMディスク100Fから読み込んだ符号化圧縮信号を伸張しアナログ映像を生成する番組再生部111と、記録媒体再生装置106の全体を統合管理しているシステム制御部112と、システム制御部112に対してユーザーが入力を行う操作部113とを有する。また、記録媒体再生装置106は、操作部113から入力された装置再生地域情報を格納する地域選択情報蓄積部114と、非シーケンシャル再生時に地域選択情報蓄積部114の装置再生地域情報に基づき非シーケンシャル再生で選択されるプログラムを抽出する番組抽出部115と、乱数を発生させる乱数生成部116とを有する。番組抽出部115は、抽出された番組群から、乱数生成部116で発生した乱数に基づいて次の再生を行うプログラムを選択する。システム制御部112の指令により、番組再生部111が、選択されたプログラムをアナログ映像信号に変換し、表示部120に送出する。また、記録媒体再生装置106は、回数保証擬似ランダム再生時において、各プログラムの再生回数を記録する再生回数記録部(例えば、DRAM)118と、残り再生回数等(後述する図23の内容)を記憶するメモリ(例えば、不揮発性メモリ)119とを有する。なお、各プログラムの再生回数及び、残り再生回数等を記憶する領域は、図示の構成に限定されない。また、回数保証擬似ランダム再生時においては、抽出されたプログラムを所定回数再生したときに、出現頻度パラメータ情報に基づいた再生回数が必ず保証されるようにプログラムを非シーケンシャルに再生する。
実施の形態6においては、DVD−ROMディスク100Fに記録されているコンテンツインデックス情報220Bが、再生単位毎の出現頻度パラメータ情報を保持した番組選択条件情報テーブル302Bを有する(図7参照)。実施の形態6の説明においては、実施の形態2の説明に用いた図2及び図7をも参照する。
図22は、実施の形態6における記録媒体再生装置106の動作を示すフローチャートである。また、図23は、回数保証擬似ランダム再生時における動作を示す説明図である。実施の形態6においては、非シーケンシャル再生種別フラグ300の記録領域として、2ビットの情報領域が設けられているものとし、設定値の範囲は0、1、2のいずれかの値である。非シーケンシャル再生種別フラグ300が、1に設定されている場合は、ランダム再生方式で再生処理が行われ(図22のステップS405)、0に設定されている場合は、シャッフル再生方式による再生処理が行われ(図22のステップS406)、2に設定されている場合は、回数保証擬似ランダム再生による再生処理が行われる(図22のステップS1200)。
以下に、図23に示されるように、回数保証擬似ランダム再生の対象プログラム(すなわち、ステップS410で抽出されたプログラム)がコマーシャル情報CM#1、CM#2、CM#3、CM#4の4つのプログラムであり、DVD−ROMディスク100Fに記録されている出現頻度パラメータが、コマーシャル情報CM#1、CM#2、CM#3、CM#4のそれぞれについて30、10、50、10であり、リピート回数RNが1である場合を説明する。実施の形態6においては、例えば、100回(=30+10+50+10)のプログラム再生を実行したときに、コマーシャル情報CM#1、CM#2、CM#3、CM#4のそれぞれについての再生回数が、必ず30回、10回、50回、10回になることを保証している。また、実施の形態6においては、コマーシャル情報CM#1、CM#2、CM#3、CM#4のそれぞれの選択に際しては、一定の選択確率30/100、10/100、50/100、10/100を用いる。
乱数生成部116が、番組抽出部115によって抽出されたプログラムの出現頻度パラメータ(すなわち、30、10、50、10)の総和(すなわち、100)の範囲内で乱数を発生させる。実施の形態6においては、1から100までの範囲内で乱数を発生させ、乱数として1〜30の範囲内の値が生成されればCM#1が選択され、乱数として31〜40の範囲内の値が生成されればCM#2が選択され、乱数として41〜90の範囲内の値が生成されればCM#3が選択され、乱数として91〜100の範囲内の値が生成されればCM#4が選択される。このような方法により、発生した乱数に対応したプログラム、すなわち、CM#1、CM#2、CM#3、CM#4のいずれかが、選択確率30/100、10/100、50/100、10/100で選択される。
以下に、図23に示される例を説明する。図23に示される例では、回数保証擬似ランダム再生時において、抽出されたプログラムCM#1、CM#2、CM#3、CM#4を100回再生したときに、出現頻度パラメータ情報に基づいた再生回数である30回、10回、50回、10回が必ず保証されるように、プログラムを非シーケンシャルに再生する。
図23に示されるように、再生開始前(再生回数0回)においては、CM#1、CM#2、CM#3、CM#4の残り再生回数はそれぞれ、30回、10回、50回、10回である。
次に、1回目の再生が行われる。1回目の再生においては、先ず、プログラムの選択が行われる。プログラムが選択される確率(選択確率)は、CM#1、CM#2、CM#3、CM#4のそれぞれについて、30/100、10/100、50/100、10/100である(図22のステップS1201)。ここでは、CM#1が選ばれ、CM#1の残り再生回数が1以上であるか否かを判定する(図22のステップS1202)。CM#1の残り再生回数は、30回であるので、選択されたCM#1の再生を実行し(図22のステップS1203)、再生したCM#1の残り再生回数を示すカウンタ値を1デクリメントし、30回から29回にする。この結果、CM#1、CM#2、CM#3、CM#4の残り再生回数はそれぞれ、29回、10回、50回、10回になる。
次に、2回目の再生が行われる。2回目の再生においては、先ず、プログラムの選択が行われる。プログラムが選択される確率(選択確率)は変更されず、CM#1、CM#2、CM#3、CM#4のそれぞれについて、30/100、10/100、50/100、10/100である(図22のステップS1201)。ここでは、CM#2が選ばれ、CM#2の残り再生回数が1以上であるか否かを判定する(図22のステップS1202)。選択されたCM#2の残り再生回数は、10回であるので、CM#2の再生を実行し(図22のステップS1203)、再生したCM#2の残り再生回数を示すカウンタ値を1デクリメントし、10回から9回にする。この結果、CM#1、CM#2、CM#3、CM#4の残り再生回数はそれぞれ、29回、9回、50回、10回になる。
以下、同様のプログラムの選択処理及び再生処理を繰り返す。例えば、95回目の再生について説明する。95回目の再生においては、先ず、プログラムの選択が行われる。プログラムが選択される確率(選択確率)は変更されず、CM#1、CM#2、CM#3、CM#4のそれぞれについて、30/100、10/100、50/100、10/100である(図22のステップS1201)。ここで、CM#2が選ばれたとすると、CM#2の残り再生回数が1以上であるか否かを判定する(図22のステップS1202)。CM#2の残り再生回数は、0回であるので、CM#2の再生を実行せず、再度プログラムの選択が行われる(図22のステップS1201)。ここで、CM#3が選ばれたとすると、CM#3の残り再生回数が1以上であるか否かを判定する(図22のステップS1202)。CM#3の残り再生回数は、4回であるので、CM#3を再生し(図22のステップS1203)、再生したCM#3の残り再生回数を示すカウンタ値を1デクリメントし、4回から3回にする。この結果、CM#1、CM#2、CM#3、CM#4の残り再生回数はそれぞれ、1回、0回、3回、1回になる。
以下、CM#1、CM#2、CM#3、CM#4の残り再生回数がすべて0回になるまで、同様のプログラムの選択処理及び再生処理を繰り返す。なお、再生途中でディスク100Fを記録媒体再生装置106から取り出す場合があるが、ディスク特定情報とともに、図23に示される残り再生回数情報を、例えば、記録媒体再生装置106のメモリ119やディスク自体(ディスクが書き込み可能ディスクである場合)に記録しておくことにより、次に当該ディスクの再生を再開した場合であっても、所定の再生回数を保証することができる。
以上説明したように、実施の形態6によれば、記録媒体再生装置106側のユーザー定義番組選択条件情報とDVD−ROMディスク100Fの番組選択条件情報に基づいてDVD−ROMディスク100Fから複数のプログラムを抽出し、抽出されたプログラムにより非シーケンシャル再生を行うことができる。このため、DVD−ROMディスク100F内においてコンテンツデータのカテゴリ分けやデータ共有を行うことができ、DVD−ROMディスク100F内のデータの利用効率を飛躍的に向上させることができる。また、実施の形態6によれば、記録媒体再生装置106に保持されているユーザー定義番組選択条件情報に関連付けされた番組選択条件フィールド304Bを利用することで、コンテンツ供給元は、ランダム再生であってもユーザーに視聴させたいプログラムの出現率を自由かつ簡便に設定することができる。この機能により、CMコンテンツ専用のランダム再生ディスクを制作した場合、スポンサー料に応じた割合で、プログラムを選択することを容易に行うことができる。
なお、実施の形態6の可搬性記録媒体100F、記録媒体再生装置106、及び記録媒体再生方法に、実施の形態3、4、及び5の構成を組み合わせてもよい。
また、上記説明においては、非シーケンシャル再生種別を3種類とした場合について説明したが、非シーケンシャル再生種別の種類を、実施の形態6の回数保証擬似ランダム再生を含む2種類以下としてもよく、また、さらに他の種別を追加した4種類以上としてもよい。
実施の形態7.
以下に、実施の形態7における可搬性記録媒体100G、記録媒体再生装置107、及び記録媒体再生方法を説明する。実施の形態7は、回数保証擬似ランダム再生に際して用いる選択確率を変更する点が、上記実施の形態6における可搬性記録媒体100F、記録媒体再生装置106、及び記録媒体再生方法と相違する。この点を除き、実施の形態7は、上記実施の形態6と同じである。
図24は、実施の形態7における回数保証擬似ランダム再生(選択確率を変更する場合)の動作を示すフローチャートである。また、図25は、実施の形態7における回数保証擬似ランダム再生(選択確率を変更する場合)の説明図である。実施の形態7のDVD−ROMディスク100Gにおいては、非シーケンシャル再生種別フラグ300の記録領域として、2ビットの情報領域が設けられているものとし、設定値の範囲は0、1、2のいずれかの値である。非シーケンシャル再生種別フラグ300が、1に設定されている場合は、ランダム再生方式で再生処理が行われ(図24のステップS405)、0に設定されている場合は、シャッフル再生方式による再生処理が行われ(図24のステップS406)、2に設定されている場合は、回数保証擬似ランダム再生による再生処理が行われる(図24のステップS1300)。
以下に、図25に示されるように、回数保証擬似ランダム再生の対象プログラムがコマーシャル情報CM#1、CM#2、CM#3、CM#4の4つのプログラムであり、可搬性記録媒体に記録されている出現頻度パラメータが、コマーシャル情報CM#1、CM#2、CM#3、CM#4のそれぞれについて30、10、50、10であり、リピート回数RNが1回である場合を説明する。実施の形態7においては、例えば、100回(=30+10+50+10)のプログラム再生を実行したときに、コマーシャル情報CM#1、CM#2、CM#3、CM#4のそれぞれについての再生回数が、必ず30回、10回、50回、10回になることを保証している。また、実施の形態6においては、コマーシャル情報CM#1、CM#2、CM#3、CM#4のそれぞれの選択に際しては、選択確率30/100、10/100、50/100、10/100を用いたが、実施の形態7においては、選択確率をプログラムの残り再生回数に基づいて変更する。
以下に図25に示される例を説明する。図25に示される例は、回数保証擬似ランダム再生時において、抽出されたプログラムCM#1、CM#2、CM#3、CM#4を100回再生したときに、出現頻度パラメータ情報に基づいた再生回数である30回、10回50回10回が必ず保証されるようにプログラムを非シーケンシャルに再生する。
乱数生成部116は、1回目のプログラム選択に際して、番組抽出部115により抽出されたプログラムの残り再生回数(すなわち、30、10、50、10)の総和(すなわち、100)の範囲内で乱数を発生させる。このときには、1から100までの範囲内で乱数を発生させ、乱数として1〜30の範囲内の値が生成されればCM#1が選択され、乱数として31〜40の範囲内の値が生成されればCM#2が選択され、乱数として41〜90の範囲内の値が生成されればCM#3が選択され、乱数として91〜100の範囲内の値が生成されればCM#4が選択される。
また、1回目の再生プログラムがCM#1である場合には、乱数生成部116においては、2回目のプログラム選択に際して、番組抽出部115に選択されたプログラムの残り再生回数(すなわち、29、10、50、10)の総和(すなわち、99)の範囲内で乱数を発生させる。このときには、1から99までの範囲内で乱数を発生させ、乱数として1〜29の範囲内の値が生成されればCM#1が選択され、乱数として30〜39の範囲内の値が生成されればCM#2が選択され、乱数として40〜89の範囲内の値が生成されればCM#3が選択され、乱数として90〜99の範囲内の値が生成されればCM#4が選択される。
以降も同様に、図25に示されるように、各プログラムの残り再生回数の総和と、各プログラムについての残り再生回数に基づいて、プログラムの選択確率を変更する。
以下のようにプログラムの選択確率を変更しながら、図25に示される回数保証擬似ランダム再生が実行される。図25に示されるように、再生開始前(再生回数0回)においては、CM#1、CM#2、CM#3、CM#4の残り再生回数はそれぞれ、30回、10回、50回、10回である。
次に、1回目の再生が行われる。1回目の再生においては、先ず、プログラムの選択が行われる。プログラムが選択される確率(選択確率)は、CM#1、CM#2、CM#3、CM#4のそれぞれについて、30/100、10/100、50/100、10/100である(図24のステップS1301)。ここでは、CM#1が選ばれているので、CM#1の再生を実行し(図24のステップS1302)、再生したCM#1の残り再生回数を示すカウンタ値を1でデクリメントし(図24のステップS1303)、30回から29回にする。この結果、CM#1、CM#2、CM#3、CM#4の残り再生回数はそれぞれ、29回、10回、50回、10回になる。次に、次のプログラムの選択に際して用いられる選択確率を変更する(図24のステップS1304)。ここでは、CM#1の選択確率を30/100から29/99に変更する。この結果、選択確率は、CM#1、CM#2、CM#3、CM#4のそれぞれについて、29/99、10/99、50/99、10/99になる。
次に、2回目の再生が行われる。2回目の再生においては、先ず、プログラムの選択が行われる。プログラムが選択される確率(選択確率)は、変更された値であり、CM#1、CM#2、CM#3、CM#4のそれぞれについて、29/99、10/99、50/99、10/99である(図24のステップS1301)。ここでは、CM#2が選ばれているので、CM#2の再生を実行し(図24のステップS1302)、再生したCM#2の残り再生回数を示すカウンタ値を1デクリメントし(図24のステップS1303)、10回から9回にする。この結果、CM#1、CM#2、CM#3、CM#4の残り再生回数はそれぞれ、29回、9回、50回、10回になる。次に、次のプログラムの選択に際して用いられる選択確率を変更する(図24のステップS1304)。ここでは、CM#2の選択確率を10/99から9/98に変更する。この結果、選択確率は、CM#1、CM#2、CM#3、CM#4のそれぞれについて、29/98、9/98、50/98、10/98になる。
以下、同様のプログラム選択及び再生処理を繰り返す。例えば、95回目の再生について説明する。95回目の再生においては、先ず、プログラムの選択が行われる。プログラムが選択される確率(選択確率)は、変更された値であり、CM#1、CM#2、CM#3、CM#4のそれぞれについて、1/6、0/6、4/6、1/6である(図24のステップS1301)。ここで、CM#2の選択確率は0/6、すなわち、0であるから、CM#2が選ばれることはない。したがって、実施の形態7においては、実施の形態6のステップS1202の処理のように、残り再生回数が1回以上であるか否かの判定を行う必要がない。CM#3が選ばれたとすると、CM#3の再生をし(図24のステップS1302)、再生したCM#3の残り再生回数を示すカウンタ値を1デクリメントし(図24のステップS1303)、4回から3回にする。この結果、CM#1、CM#2、CM#3、CM#4の残り再生回数はそれぞれ、1回、0回、3回、1回になる。次に、次のプログラムの選択に際して用いられる選択確率を変更する(図24のステップS1304)。ここでは、CM#3の選択確率を4/6から3/5に変更する。この結果、選択確率は、CM#1、CM#2、CM#3、CM#4のそれぞれについて、1/5、0/5、3/5、1/5になる。
以下、CM#1、CM#2、CM#3、CM#4の残り再生回数がすべて0回になるまで、同様のプログラムの選択処理及び再生処理を繰り返す。
以上説明したように、実施の形態7によれば、実施の形態6の場合と同様の効果が得られる。また、実施の形態7によれば、プログラムの残り再生回数に応じてプログラムの選択確率を減らしているので、各プログラムの残り再生回数の減少割合の均一化を図ることができる。
なお、実施の形態7の可搬性記録媒体100G、記録媒体再生装置107、及び記録媒体再生方法に、実施の形態1乃至6の構成又はプロセスを組み合わせてもよい。
また、上記説明においては、非シーケンシャル再生種別を3種類とした場合について説明したが、非シーケンシャル再生種別の種類を、実施の形態7の回数保証擬似ランダム再生を含む2種類以下としてもよく、また、さらに他の種別を追加した4種類以上としてもよい。
実施の形態1、2、及び5における記録媒体再生装置の構成を概略的に示すブロック図である。 実施の形態1、2、3、4、6、及び7におけるDVD−ROMディスクの内部データ構造の一例を示す説明図である。 実施の形態1におけるDVD−ROMディスクの再生ブロックの内部構造を示す説明図である。 実施の形態1、2、3、及び4におけるDVD−ROMディスクの再生処理を示すフローチャートである。 実施の形態1における記録媒体再生装置が非シーケンシャル再生の候補となるプログラムを抽出する処理を示すフローチャートである。 実施の形態1におけるDVD−ROMディスクからのプログラム抽出のアルゴリズム構造を示す説明図である。 実施の形態2におけるDVD−ROMディスクの再生ブロックの内部構造を示す説明図である。 実施の形態2における記録媒体再生装置が非シーケンシャル再生の候補となるプログラムを抽出する処理を示すフローチャートである。 実施の形態2のランダム再生時におけるDVD−ROMディスクからのプログラム抽出のアルゴリズム構造を示す説明図である。 実施の形態3及び4における記録媒体再生装置の構成を概略的に示すブロック図である。 実施の形態3におけるDVD−ROMディスクの再生ブロックの内部構造を示す説明図である。 実施の形態3における記録媒体再生装置が非シーケンシャル再生の候補となるプログラムを抽出する処理を示すフローチャートである。 実施の形態3におけるDVD−ROMディスクからのプログラム抽出のアルゴリズム構造を示す説明図である。 実施の形態4におけるDVD−ROMディスクの再生ブロックの内部構造を示す説明図である。 実施の形態4における記録媒体再生装置が非シーケンシャル再生の候補となるプログラムを抽出する処理を示すフローチャートである。 実施の形態4におけるDVD−ROMディスクからのプログラム抽出のアルゴリズム構造を示す説明図である。 実施の形態5におけるDVD−ROMディスクの内部データ構造の一例を示す説明図である。 実施の形態5におけるメニュー画面を示す説明図である。 実施の形態5における副映像データ情報の内部データ構造の一例を示す説明図である。 実施の形態5における地域選択条件情報の設定処理を示すフローチャートである。 実施の形態6及び7における記録媒体再生装置の構成を概略的に示すブロック図である。 実施の形態6における回数保証擬似ランダム再生(選択確率一定の場合)の動作を示すフローチャートである。 実施の形態6における回数保証擬似ランダム再生(選択確率一定の場合)の説明図である。 実施の形態7における回数保証擬似ランダム再生(選択確率を変更する場合)の動作を示すフローチャートである。 実施の形態7における回数保証擬似ランダム再生(選択確率を変更する場合)の説明図である。
符号の説明
100A,100B,100C,100D,100E,100F,100G DVD−ROMディスク(可搬性記録媒体)、 101,…,106 記録媒体再生装置、 110 再生ドライブ部、 111 番組再生部、 112 システム制御部、 113 操作部、 114 地域選択情報蓄積部、 115 番組抽出部、 116 乱数発生部、 117 時間情報取得部、 118 再生回数記憶部、 119 不揮発性メモリ、 120 表示部、 201 ディスク内周側、 202 ディスク外周側、 210 リードイン領域、 211 ファイル管理情報領域、 212 データ領域、 213 リードアウト領域、 220,220A,220B,220C,220D コンテンツインデックス情報、 221 コンテンツデータ情報、 230 再生ブロック、 250 メニュー画面用コンテンツデータ情報、 251 映像パック、 252 音声パック、 253 副映像パック、 300 非シーケンシャル再生種別フラグ、 301 非シーケンシャル再生リピート回数情報、 302A,302B,302D 番組選択条件情報テーブル、 303 プログラム(PG)、 304A,304B,304D 番組選択条件フィールド、 310C,310D 有効期限情報テーブル、 901 メニュー画面、 902 映像データ情報、 903 副映像データ情報、 911 地域情報選択ボタン(東北)、 912 地域情報選択ボタン(関東)、 913 地域情報選択ボタン(関西)、 914 地域情報選択ボタン(中国)、 915 地域情報選択ボタン(九州)、 916 本編遷移ボタン、 1000 副映像データ情報、 1001 グラフィック制御データ、 1002 グラフィック画像データ、 1011 ボタン情報、 1012 ボタンデータ、 1021 ボタン位置情報、 1022 隣接ボタン情報、 1023 ボタンコマンド、 1031 コマンド種別、 1032 コマンド引数、 1033 地域選択情報番号。

Claims (42)

  1. 符号化圧縮されたコンテンツデータ情報と、コンテンツインデックス情報とが記録された可搬性記録媒体であって、
    前記コンテンツデータ情報は、再生の単位であるプログラムを複数含み、
    前記コンテンツインデックス情報は、前記コンテンツデータ情報内のプログラムの非シーケンシャル再生の有無及び種別を示すフラグと、非シーケンシャル再生時におけるプログラムのリピート回数情報と、番組選択条件情報テーブルとを含み、
    前記番組選択条件情報テーブルは、非シーケンシャル再生時において、記録媒体再生装置側のユーザー定義番組選択条件情報に対応してプログラム単位毎に非シーケンシャル再生時の再生可否を示す再生可否情報を含む
    ことを特徴とする可搬性記録媒体。
  2. 前記番組選択条件情報テーブルは、非シーケンシャル再生時におけるプログラム単位毎の出現頻度パラメータ情報をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の可搬性記録媒体。
  3. 符号化圧縮されたコンテンツデータ情報と、コンテンツインデックス情報と、メニュー画面用コンテンツデータ情報とが記録された可搬性記録媒体であって、
    前記コンテンツデータ情報は、再生の単位であるプログラムを複数含み、
    前記コンテンツインデックス情報は、前記コンテンツデータ情報内のプログラムの非シーケンシャル再生の有無及び種別を示すフラグと、非シーケンシャル再生時におけるプログラムのリピート回数情報と、番組選択条件情報テーブルとを含み、
    前記メニュー画面用コンテンツデータ情報は、前記番組選択条件情報テーブル中から有効な番組選択条件情報をメニュー画面で選択できるようにするメニュー画面情報を含み、
    前記番組選択条件情報テーブルは、非シーケンシャル再生時において、前記メニュー画面情報に基づいて表示されたボタンに割り当てられたユーザー定義番組選択条件情報に対応してプログラム単位毎に非シーケンシャル再生時の再生可否を示す再生可否情報を含む
    ことを特徴とする可搬性記録媒体。
  4. 前記番組選択条件情報テーブルは、非シーケンシャル再生時におけるプログラム単位毎の出現頻度パラメータ情報をさらに含むことを特徴とする請求項3に記載の可搬性記録媒体。
  5. 符号化圧縮されたコンテンツデータ情報と、コンテンツインデックス情報とが記録された可搬性記録媒体であって、
    前記コンテンツデータ情報は、再生の単位であるプログラムを複数含み、
    前記コンテンツインデックス情報は、前記コンテンツデータ情報内のプログラムの非シーケンシャル再生の有無及び種別を示すフラグと、非シーケンシャル再生時におけるプログラムのリピート回数情報と、有効期限情報テーブルとを含み、
    前記有効期限情報テーブルは、プログラム単位毎の視聴有効期間情報を含む
    ことを特徴とする可搬性記録媒体。
  6. 前記コンテンツインデックス情報は、番組選択条件情報テーブルをさらに含み、
    前記番組選択条件情報テーブルは、非シーケンシャル再生時において、記録媒体再生装置側のユーザー定義番組選択条件情報に対応してプログラム単位毎に非シーケンシャル再生時の再生可否を示す再生可否情報を含む
    ことを特徴と請求項5に記載の可搬性記録媒体。
  7. 前記可搬性記録媒体には、メニュー画面用コンテンツデータ情報がさらに記録され、
    前記番組選択条件情報テーブルは、非シーケンシャル再生時において、各番組選択条件情報に対応したプログラム単位毎に非シーケンシャル再生時の再生可否を示す再生可否情報を含み、
    前記メニュー画面用コンテンツデータ情報は、前記番組選択条件情報テーブル中から有効な番組選択条件情報をメニュー画面で選択できるようにするメニュー画面情報を含む
    ことを特徴とする請求項5に記載の可搬性記録媒体。
  8. 前記番組選択条件情報テーブルは、非シーケンシャル再生時におけるプログラム単位毎の出現頻度パラメータ情報をさらに含むことを特徴とする請求項6又は7のいずれかに記載の可搬性記録媒体。
  9. 符号化圧縮されたコンテンツデータ情報と、コンテンツインデックス情報とが記録された可搬性記録媒体であって、
    前記コンテンツデータ情報は、再生の単位であるプログラムを複数含み、
    前記コンテンツインデックス情報は、前記コンテンツデータ情報内のプログラムの非シーケンシャル再生の有無及び種別を示すフラグと、非シーケンシャル再生時におけるプログラムのリピート回数情報と、番組選択条件情報テーブルとを含み、
    前記番組選択条件情報テーブルは、非シーケンシャル再生時におけるプログラム単位毎の出現頻度パラメータ情報を含み、
    前記非シーケンシャル再生の種別の一つに、記録媒体再生装置によりプログラムを所定回数再生したときに、前記出現頻度パラメータ情報に基づいた再生回数が保証されるようにプログラムを非シーケンシャルに再生する回数保証擬似ランダム再生が含まれる
    ことを特徴とする可搬性記録媒体。
  10. 前記回数保証擬似ランダム再生において、
    いずれかのプログラムが選択される選択確率が、前記保証された再生回数に基づく値であり、
    前記保証された再生回数の再生が終了するまでの間、前記選択確率が一定である
    ことを特徴とする請求項9に記載の可搬性記録媒体。
  11. 前記回数保証擬似ランダム再生において、
    最初のプログラム再生では、いずれかのプログラムが選択される選択確率が、前記保証された再生回数に基づく値であり、
    その後、前記保証された再生回数のプログラム再生が終了するまでの間は、各プログラムの選択確率が、各プログラムについての前記保証された再生回数から実際に各プログラムが再生された回数を減じることによって得られた各プログラムについての残り再生回数に基づく値になるように、各プログラムの選択確率を変更する
    ことを特徴とする請求項9に記載の可搬性記録媒体。
  12. 前記番組選択条件情報テーブルは、非シーケンシャル再生時において、記録媒体再生装置側のユーザー定義番組選択条件情報に対応してプログラム単位毎に非シーケンシャル再生時の再生可否を示す再生可否情報を含む
    ことを特徴とする請求項9から11までのいずれかに記載の可搬性記録媒体。
  13. 前記可搬性記録媒体には、メニュー画面用コンテンツデータ情報がさらに記録され、
    前記番組選択条件情報テーブルは、非シーケンシャル再生時において、各番組選択条件情報に対応したプログラム単位毎に非シーケンシャル再生時の再生可否を示す再生可否情報を含み、
    前記メニュー画面用コンテンツデータ情報は、前記番組選択条件情報テーブル中から有効な番組選択条件情報をメニュー画面で選択できるようにするメニュー画面情報を含む
    ことを特徴とする請求項9から11までのいずれかに記載の可搬性記録媒体。
  14. 前記コンテンツインデックス情報は、有効期限情報テーブルをさらに含み、
    前記有効期限情報テーブルは、プログラム単位毎の視聴有効期間情報を含む
    ことを特徴とする請求項9から13までのいずれかに記載の可搬性記録媒体。
  15. 請求項1に記載の可搬性記録媒体を再生できる記録媒体再生装置であって、
    ユーザー定義番組選択条件情報を保持するユーザー定義情報記録部と、
    非シーケンシャル再生時において、前記可搬性記録媒体から読み出した番組選択条件情報テーブルと前記ユーザー定義番組選択条件情報に基づいて、前記可搬性記録媒体内から使用可能なプログラムを抽出する番組抽出部と、
    非シーケンシャル再生時において、前記可搬性記録媒体から前記番組抽出部によって抽出されたプログラムの中から再生対象プログラムを非シーケンシャルに選択し、選択された再生対象プログラムを読み出して再生する番組再生部と
    を有することを特徴とする記録媒体再生装置。
  16. 請求項2に記載の可搬性記録媒体を再生できる記録媒体再生装置であって、
    ユーザー定義番組選択条件情報を保持するユーザー定義情報記録部と、
    非シーケンシャル再生時において、前記可搬性記録媒体から読み出した番組選択条件情報テーブルと前記ユーザー定義番組選択条件情報に基づいて、前記可搬性記録媒体内から使用可能なプログラム及び出現頻度パラメータ情報を抽出する番組抽出部と、
    非シーケンシャル再生時において、前記可搬性記録媒体から前記番組抽出部によって抽出されたプログラムの中から再生対象プログラムを出現頻度パラメータ情報に基づいた確率で非シーケンシャルに選択し、選択されたプログラムを読み出して再生する番組再生部と
    を有することを特徴とする記録媒体再生装置。
  17. 請求項3に記載の可搬性記録媒体を再生できる記録媒体再生装置であって、
    非シーケンシャル再生時において、前記可搬性記録媒体から読み出した番組選択条件情報テーブル、及び、メニュー画面情報に基づいて表示されたボタンに割り当てられたユーザー定義番組選択条件情報に基づいて、前記可搬性記録媒体内から使用可能なプログラムを抽出する番組抽出部と、
    非シーケンシャル再生時において、前記可搬性記録媒体から前記番組抽出部によって抽出されたプログラムの中から再生対象プログラムを選択し、選択された再生対象プログラムを読み出して再生する番組再生部と
    を有することを特徴とする記録媒体再生装置。
  18. 請求項4に記載の可搬性記録媒体を再生できる記録媒体再生装置であって、
    非シーケンシャル再生時において、前記可搬性記録媒体から読み出した番組選択条件情報テーブル及び前記メニュー画面用コンテンツデータ情報を用いて選択された情報に基づいて、前記可搬性記録媒体内から使用可能なプログラムを抽出する番組抽出部と、
    非シーケンシャル再生時において、前記可搬性記録媒体から前記番組抽出部によって抽出されたプログラムの中から再生対象プログラムを出現頻度パラメータ情報に基づいた確率で非シーケンシャルに選択し、選択された再生対象プログラムを読み出して再生する番組再生部と
    を有することを特徴とする記録媒体再生装置。
  19. 請求項5に記載の可搬性記録媒体を再生できる記録媒体再生装置であって、
    現在時刻情報を保持する時間情報取得部と、
    非シーケンシャル再生時において、前記可搬性記録媒体から読み出した有効期限情報テーブル及び前記現在時刻情報に基づいて、前記可搬性記録媒体内から使用可能なプログラムを抽出する番組抽出部と、
    非シーケンシャル再生時において、前記可搬性記録媒体から前記番組抽出部によって抽出されたプログラムの中の再生対象プログラムを非シーケンシャルに選択し、選択された再生対象プログラムを読み出して再生する番組再生部と
    を有することを特徴とする記録媒体再生装置。
  20. 請求項6に記載の可搬性記録媒体を再生できる記録媒体再生装置であって、
    ユーザー定義番組選択条件情報を保持するユーザー定義情報記録部と、
    現在時刻情報を保持する時間情報取得部と、
    非シーケンシャル再生時において、前記可搬性記録媒体から読み出した有効期限情報テーブルと前記現在時刻情報、及び、前記可搬性記録媒体から読み出した番組選択条件情報テーブルと前記ユーザー定義番組選択条件情報に基づいて、前記可搬性記録媒体内から使用可能なプログラムを抽出する番組抽出部と、
    非シーケンシャル再生時において、前記可搬性記録媒体から前記番組抽出部によって抽出されたプログラムの中の再生対象プログラムを非シーケンシャルに選択し、選択された再生対象プログラムを読み出して再生する番組再生部と
    を有することを特徴とする記録媒体再生装置。
  21. 請求項7に記載の可搬性記録媒体を再生できる記録媒体再生装置であって、
    現在時刻情報を保持する時間情報取得部と、
    非シーケンシャル再生時において、前記可搬性記録媒体から読み出した有効期限情報テーブル及び前記現在時刻情報、並びに、前記可搬性記録媒体から読み出した番組選択条件情報テーブル及びメニュー画面情報に基づいて表示されたボタンに割り当てられたユーザー定義番組選択条件情報に基づいて、前記可搬性記録媒体内から使用可能なプログラムを抽出する番組抽出部と、
    非シーケンシャル再生時において、前記可搬性記録媒体から前記番組抽出部によって抽出されたプログラムの中から再生対象プログラムを選択し、選択された再生対象プログラムを読み出して再生する番組再生部と
    を有することを特徴とする記録媒体再生装置。
  22. 請求項8に記載の可搬性記録媒体を再生できる記録媒体再生装置であって、
    ユーザー定義番組選択条件情報を保持するユーザー定義情報記録部と、
    現在時刻情報を保持する時間情報取得部と、
    非シーケンシャル再生時において、前記可搬性記録媒体から読み出した有効期限情報テーブルと前記現在時刻情報、及び、前記可搬性記録媒体から読み出した番組選択条件情報テーブルと前記ユーザー定義番組選択条件情報に基づいて、前記可搬性記録媒体内から使用可能なプログラムを抽出する番組抽出部と、
    非シーケンシャル再生時において、前記可搬性記録媒体から前記番組抽出部によって抽出されたプログラムの中から再生対象プログラムを出現頻度パラメータ情報に基づいた確率で非シーケンシャルに選択し、選択された再生対象プログラムを読み出して再生する番組再生部と
    を有することを特徴とする記録媒体再生装置。
  23. 請求項9に記載の可搬性記録媒体を再生できる記録媒体再生装置であって、
    前記可搬性記録媒体内から使用可能なプログラムを抽出する番組抽出部と、
    回数保証擬似ランダム再生時において、各プログラムの再生回数を記録する再生回数記録部と、
    回数保証擬似ランダム再生時において、前記抽出されたプログラムを所定回数再生したときに、出現頻度パラメータ情報に基づいた再生回数が保証されるようにプログラムを非シーケンシャルに再生する番組再生部と
    を有することを特徴とする記録媒体再生装置。
  24. 請求項10に記載の可搬性記録媒体を再生できる記録媒体再生装置であって、
    前記可搬性記録媒体内から使用可能なプログラムを抽出する番組抽出部と、
    回数保証擬似ランダム再生時において、各プログラムの再生回数を記録する再生回数記録部と、
    回数保証擬似ランダム再生時において、前記抽出されたプログラムを所定回数再生したときに、出現頻度パラメータ情報に基づいた再生回数が保証されるように、かつ、あるプログラムが選択される選択確率が前記保証された再生回数に基づく一定値となるように、プログラムを非シーケンシャルに再生する番組再生部と
    を有することを特徴とする記録媒体再生装置。
  25. 請求項11に記載の可搬性記録媒体を再生できる記録媒体再生装置であって、
    前記可搬性記録媒体内から使用可能なプログラムを抽出する番組抽出部と、
    回数保証擬似ランダム再生時において、各プログラムの再生回数を記録する再生回数記録部と、
    回数保証擬似ランダム再生時において、前記抽出されたプログラムを所定回数再生したときに、出現頻度パラメータ情報に基づいた再生回数が保証されるように、かつ、最初のプログラム再生では、いずれかのプログラムが選択される選択確率が、前記保証された再生回数に基づく値であり、その後、前記保証された再生回数のプログラム再生が終了するまでの間は、各プログラムの選択確率が、各プログラムについての前記保証された再生回数から実際に各プログラムが再生された回数を減じることによって得られた各プログラムについての残り再生回数に基づく値になるように、各プログラムの選択確率を変更しながら、プログラムを非シーケンシャルに再生する番組再生部と
    を有することを特徴とする記録媒体再生装置。
  26. 請求項12に記載の可搬性記録媒体を再生できる記録媒体再生装置であって、
    ユーザー定義番組選択条件情報を保持するユーザー定義情報記録部と、
    非シーケンシャル再生時において、前記可搬性記録媒体から読み出した番組選択条件情報テーブルと前記ユーザー定義番組選択条件情報に基づいて、前記可搬性記録媒体内から使用可能なプログラムを抽出する番組抽出部と、
    回数保証擬似ランダム再生時において、各プログラムの再生回数を記録する再生回数記録部と、
    回数保証擬似ランダム再生時において、前記抽出されたプログラムを所定回数再生したときに、出現頻度パラメータ情報に基づいた再生回数が保証されるようにプログラムを非シーケンシャルに再生する番組再生部と
    を有することを特徴とする記録媒体再生装置。
  27. 請求項13に記載の可搬性記録媒体を再生できる記録媒体再生装置であって、
    非シーケンシャル再生時において、前記可搬性記録媒体から読み出した番組選択条件情報テーブル、及び、前記メニュー画面用コンテンツデータ情報を用いて選択された情報に基づいて、前記可搬性記録媒体内から使用可能なプログラムを抽出する番組抽出部と、
    回数保証擬似ランダム再生時において、各プログラムの再生回数を記録する再生回数記録部と、
    回数保証擬似ランダム再生時において、前記抽出されたプログラムを所定回数再生したときに、出現頻度パラメータ情報に基づいた再生回数が保証されるようにプログラムを非シーケンシャルに再生する番組再生部と
    を有することを特徴とする記録媒体再生装置。
  28. 請求項14に記載の可搬性記録媒体を再生できる記録媒体再生装置であって、
    現在時刻情報を保持する時間情報取得部と、
    非シーケンシャル再生時において、前記可搬性記録媒体から読み出した有効期限情報テーブルと前記現在時刻情報に基づいて、前記可搬性記録媒体内から使用可能なプログラムを抽出する番組抽出部と、
    回数保証擬似ランダム再生時において、各プログラムの再生回数を記録する再生回数記録部と、
    回数保証擬似ランダム再生時において、前記抽出されたプログラムを所定回数再生したときに、出現頻度パラメータ情報に基づいた再生回数が保証されるようにプログラムを非シーケンシャルに再生する番組再生部と
    を有することを特徴とする記録媒体再生装置。
  29. 請求項1に記載の可搬性記録媒体を再生する記録媒体再生方法であって、
    非シーケンシャル再生時において、前記可搬性記録媒体から読み出した番組選択条件情報テーブルとユーザー定義番組選択条件情報に基づいて、前記可搬性記録媒体内から使用可能なプログラムを抽出し、
    非シーケンシャル再生時において、前記可搬性記録媒体から抽出されたプログラムの中から再生対象プログラムを非シーケンシャルに選択し、選択された再生対象プログラムを読み出して再生する
    ことを特徴とする記録媒体再生方法。
  30. 請求項2に記載の可搬性記録媒体を再生できる記録媒体再生方法であって、
    非シーケンシャル再生時において、前記可搬性記録媒体から読み出した番組選択条件情報テーブルとユーザー定義番組選択条件情報に基づいて、前記可搬性記録媒体内から使用可能なプログラム及び出現頻度パラメータ情報を抽出し、
    非シーケンシャル再生時において、前記可搬性記録媒体から抽出されたプログラムの中から再生対象プログラムを出現頻度パラメータ情報に基づいた確率で非シーケンシャルに選択し、選択された再生対象プログラムを読み出して再生する
    ことを特徴とする記録媒体再生方法。
  31. 請求項3に記載の可搬性記録媒体を再生できる記録媒体再生方法であって、
    非シーケンシャル再生時において、前記可搬性記録媒体から読み出した番組選択条件情報テーブル、及び、メニュー画面情報に基づいて表示されたボタンに割り当てられたユーザー定義番組選択条件情報に基づいて、前記可搬性記録媒体内から使用可能なプログラムを抽出し、
    非シーケンシャル再生時において、前記可搬性記録媒体から抽出されたプログラムの中から再生対象プログラムを選択し、選択された再生対象プログラムを読み出して再生する
    ことを特徴とする記録媒体再生方法。
  32. 請求項4に記載の可搬性記録媒体を再生できる記録媒体再生方法であって、
    非シーケンシャル再生時において、前記可搬性記録媒体から読み出した番組選択条件情報テーブル、及び、前記メニュー画面用コンテンツデータ情報を用いて選択された情報に基づいて、前記可搬性記録媒体内から使用可能なプログラムを抽出し、
    非シーケンシャル再生時において、前記可搬性記録媒体から抽出されたプログラムの中から再生対象プログラムを出現頻度パラメータ情報に基づいた確率で非シーケンシャルに選択し、選択された再生対象プログラムを読み出して再生する
    ことを特徴とする記録媒体再生方法。
  33. 請求項5に記載の可搬性記録媒体を再生できる記録媒体再生方法であって、
    現在時刻情報を保持し、
    非シーケンシャル再生時において、前記可搬性記録媒体から読み出した有効期限情報テーブルと前記現在時刻情報に基づいて、前記可搬性記録媒体内から使用可能なプログラムを抽出し、
    非シーケンシャル再生時において、前記可搬性記録媒体から抽出されたプログラムの中の再生対象プログラムを非シーケンシャルに選択し、選択された再生対象プログラムを読み出して再生する
    ことを特徴とする記録媒体再生方法。
  34. 請求項6に記載の可搬性記録媒体を再生できる記録媒体再生方法であって、
    現在時刻情報を保持し、
    非シーケンシャル再生時において、前記可搬性記録媒体から読み出した有効期限情報テーブルと前記現在時刻情報、及び、前記可搬性記録媒体から読み出した番組選択条件情報テーブルと前記ユーザー定義番組選択条件情報に基づいて、前記可搬性記録媒体内から使用可能なプログラムを抽出し、
    非シーケンシャル再生時において、前記可搬性記録媒体から抽出されたプログラムの中の再生対象プログラムを非シーケンシャルに選択し、選択された再生対象プログラムを読み出して再生する
    ことを特徴とする記録媒体再生方法。
  35. 請求項7に記載の可搬性記録媒体を再生できる記録媒体再生装置であって、
    現在時刻情報を保持し、
    非シーケンシャル再生時において、前記可搬性記録媒体から読み出した有効期限情報テーブル及び前記現在時刻情報、並びに、前記可搬性記録媒体から読み出した番組選択条件情報テーブル及びメニュー画面情報に基づいて表示されたボタンに割り当てられたユーザー定義番組選択条件情報に基づいて、前記可搬性記録媒体内から使用可能なプログラムを抽出し、
    非シーケンシャル再生時において、前記可搬性記録媒体から前記番組抽出部によって抽出されたプログラムの中から再生対象プログラムを選択し、選択された再生対象プログラムを読み出して再生する
    ことを特徴とする記録媒体再生方法。
  36. 請求項8に記載の可搬性記録媒体を再生できる記録媒体再生方法であって、
    現在時刻情報を保持し、
    非シーケンシャル再生時において、前記可搬性記録媒体から読み出した有効期限情報テーブルと前記現在時刻情報、及び、前記可搬性記録媒体から読み出した番組選択条件情報テーブルと前記ユーザー定義番組選択条件情報に基づいて、前記可搬性記録媒体内から使用可能なプログラムを抽出し、
    非シーケンシャル再生時において、前記可搬性記録媒体から前記番組抽出部によって抽出されたプログラムの中から再生対象プログラムを出現頻度パラメータ情報に基づいた確率で非シーケンシャルに選択し、選択された再生対象プログラムを読み出して再生する
    ことを特徴とする記録媒体再生方法。
  37. 請求項9に記載の可搬性記録媒体を再生できる記録媒体再生方法であって、
    前記可搬性記録媒体内から使用可能なプログラムを抽出し、
    回数保証擬似ランダム再生時において、前記抽出されたプログラムを所定回数再生したときに、出現頻度パラメータ情報に基づいた再生回数が保証されるようにプログラムを非シーケンシャルに再生する
    ことを特徴とする記録媒体再生方法。
  38. 請求項10に記載の可搬性記録媒体を再生できる記録媒体再生方法であって、
    前記可搬性記録媒体内から使用可能なプログラムを抽出し、
    回数保証擬似ランダム再生時において、前記抽出されたプログラムを所定回数再生したときに、出現頻度パラメータ情報に基づいた再生回数が保証されるように、かつ、あるプログラムが選択される選択確率が前記保証された再生回数に基づく一定値となるように、プログラムを非シーケンシャルに再生する
    ことを特徴とする記録媒体再生方法。
  39. 請求項11に記載の可搬性記録媒体を再生できる記録媒体再生方法であって、
    前記可搬性記録媒体内から使用可能なプログラムを抽出し、
    回数保証擬似ランダム再生時において、前記抽出されたプログラムを所定回数再生したときに、出現頻度パラメータ情報に基づいた再生回数が保証されるように、かつ、最初のプログラム再生では、いずれかのプログラムが選択される選択確率が、前記保証された再生回数に基づく値であり、その後、前記保証された再生回数のプログラム再生が終了するまでの間は、各プログラムの選択確率が、各プログラムについての前記保証された再生回数から実際に各プログラムが再生された回数を減じることによって得られた各プログラムについての残り再生回数に基づく値になるように、各プログラムの選択確率を変更しながら、プログラムを非シーケンシャルに再生する
    ことを特徴とする記録媒体再生方法。
  40. 請求項12に記載の可搬性記録媒体を再生できる記録媒体再生方法であって、
    非シーケンシャル再生時において、前記可搬性記録媒体から読み出した番組選択条件情報テーブルと前記ユーザー定義番組選択条件情報に基づいて、前記可搬性記録媒体内から使用可能なプログラムを抽出し、
    回数保証擬似ランダム再生時において、前記抽出されたプログラムを所定回数再生したときに、出現頻度パラメータ情報に基づいた再生回数が保証されるようにプログラムを非シーケンシャルに再生する
    ことを特徴とする記録媒体再生方法。
  41. 請求項13に記載の可搬性記録媒体を再生できる記録媒体再生方法であって、
    前記可搬性記録媒体から読み出した番組選択条件情報テーブル、及び、前記メニュー画面用コンテンツデータ情報を用いて選択された情報に基づいて、前記可搬性記録媒体内から使用可能なプログラムを抽出し、
    回数保証擬似ランダム再生時において、前記抽出されたプログラムを所定回数再生したときに、出現頻度パラメータ情報に基づいた再生回数が保証されるようにプログラムを非シーケンシャルに再生する
    ことを特徴とする記録媒体再生方法。
  42. 請求項14に記載の可搬性記録媒体を再生できる記録媒体再生方法であって、
    現在時刻情報を保持し、
    前記可搬性記録媒体から読み出した有効期限情報テーブルと前記現在時刻情報に基づいて、前記可搬性記録媒体内から使用可能なプログラムを抽出し、
    回数保証擬似ランダム再生時において、前記抽出されたプログラムを所定回数再生したときに、出現頻度パラメータ情報に基づいた再生回数が保証されるようにプログラムを非シーケンシャルに再生する
    ことを特徴とする記録媒体再生方法。
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