JP2005196001A - 薄型表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 サイドスピーカタイプの液晶テレビにおいて、回路等で発生した熱をスピーカグリルの部分からも前面側に排出して放熱性を向上させる。
【解決手段】 画面2部分の両側にスピーカを配置したサイドスピーカタイプの液晶テレビ1において、小径の孔を多数形成したパンチングメタル7により覆われた画面部分両側のスピーカグリル3,4と、該スピーカグリル3,4の後方の後キャビネット11内に配置された基板ユニット12と、前記スピーカグリル3,4の内側であってスピーカが配置されない前キャビネット6の部分に小板片8を縦または横または斜め方向に並べて配置した遮光用グリルとを備えて、基板ユニット12から発生した熱を前記遮光用グリルおよびパンチングメタル7の小径の孔を介して排出する。
【選択図】 図3
【解決手段】 画面2部分の両側にスピーカを配置したサイドスピーカタイプの液晶テレビ1において、小径の孔を多数形成したパンチングメタル7により覆われた画面部分両側のスピーカグリル3,4と、該スピーカグリル3,4の後方の後キャビネット11内に配置された基板ユニット12と、前記スピーカグリル3,4の内側であってスピーカが配置されない前キャビネット6の部分に小板片8を縦または横または斜め方向に並べて配置した遮光用グリルとを備えて、基板ユニット12から発生した熱を前記遮光用グリルおよびパンチングメタル7の小径の孔を介して排出する。
【選択図】 図3
Description
本発明は、画面部分の両側にスピーカを配置したサイドスピーカタイプの液晶テレビ等の薄型表示装置に関し、詳しくは回路等からの発熱をスピーカが取り付けられているスピーカグリルの部分からも前面側に排出して放熱性を向上させた薄型表示装置に関する。
最近の液晶テレビの傾向として、音響面での品質向上や、PCカードを用いた録画機能の追加等のため、取り付けられる回路基板の数が増え、またそれぞれの基板の消費電力も増えて、これら基板からの排出熱量が大きくなる傾向にある。従来は、これら基板からの排出熱量は、液晶テレビの背面の後キャビネット部分から、輻射や自然対流により排出されていた。従来の液晶テレビ等におけるキャビネット内の高温対策として、特許文献1および特許文献2に記載の「表示装置」がある。特許文献1の「表示装置」は、内部の発熱を効率良く排出するために、フレームの上端に放熱フィンを設けたものである。特許文献2の「表示装置」は、表示パネルの発熱をシャーシに伝熱させてから空気中に放熱するように構成したものである。
特開平7−322171号公報
特開平11−237844号公報
このよう従来から、液晶テレビ等の薄型の表示装置では、背面の後キャビネット部分および後キャビネットの上部から効率良く熱を排出させる試みがなされているが、最近の機能向上のための回路基板の増加に対しては、これら従来の熱排出の方法では対応できなくなり、より大量の熱排出が可能な技術の開発が望まれていた。そこで、本発明は、回路等で発生した熱をスピーカグリルの部分からも前面側に排出して放熱性を向上させた液晶テレビ等の薄型表示装置を提案することを目的とした。
上記課題を解決するために、本発明は、画面周囲に前面パネルを設けた薄型表示装置において、前記前面パネルに放熱用の小径孔を多数形成したことを特徴とする。ここで、前記前面パネルを金属薄板により形成し該金属薄板に放熱用の小径孔を多数形成することも可能である。また、本発明は、画面部分の両側にスピーカを配置したサイドスピーカタイプの薄型表示装置において、スピーカが配置される本体両側の後部に回路基板を配置するとともに、本体両側前部全面を小径の孔が多数形成された金属板により覆ったことを特徴とする。また、本発明は、画面部分の両側にスピーカを配置したサイドスピーカタイプの薄型表示装置において、小径の孔を多数形成した金属板により覆われた画面部分両側のスピーカグリルと、該スピーカグリルの後方の後キャビネット内に配置された回路基板と、前記スピーカグリルの内側であってスピーカが配置されない部分に小板片を縦または横または斜め方向に並べて配置した遮光用グリルとを備えたことを特徴とする。ここで、前記遮光用グリルの小板片を縦方向に配置するとともに、小板片の断面の一端を前内側に他端を後ろ外側とする斜め方向に配置することが好ましい。また、前記スピーカグリルの内側に前キャビネットを配置するとともに、該前キャビネットにスピーカを取付けかつ前キャビネットに前記遮光用グリルを形成することも可能である。
以上述べたように本発明によれば、画面周囲に前面パネルを設けた薄型表示装置において、前記前面パネルに放熱用の小径孔を多数形成したり、スピーカが配置される本体両側の後部にも回路基板を配置するとともに、本体両側前部全面を小径の孔が多数形成された金属板により覆ったことで、回路基板から発生した熱の一部は前記金属板から対流または輻射により排出されて、液晶テレビの多機能化による排出熱量の増大に対応可能となる。
以下、図に基づいて本発明の実施形態を説明する。
図1は本発明に係る薄型表示装置を液晶テレビに適用した場合の正面図であり、図2は図1の右上部分を拡大して示した拡大図であり、図3は図2のA−A線断面図である。図1に示されるように、本発明に係る液晶テレビ1は、いわゆるサイドスピーカタイプの液晶テレビであり、画面2の左右両側が外側に突出してスピーカグリル3,4が形成されてスピーカが配置されている。スピーカグリル3,4の表面には、小径の孔が多数形成されたパンチングメタルが張設されている。なお、スピーカグリル4の右上の一部が欠けているのは、状態表示のインジケータ5が配置されているためである。
図1は本発明に係る薄型表示装置を液晶テレビに適用した場合の正面図であり、図2は図1の右上部分を拡大して示した拡大図であり、図3は図2のA−A線断面図である。図1に示されるように、本発明に係る液晶テレビ1は、いわゆるサイドスピーカタイプの液晶テレビであり、画面2の左右両側が外側に突出してスピーカグリル3,4が形成されてスピーカが配置されている。スピーカグリル3,4の表面には、小径の孔が多数形成されたパンチングメタルが張設されている。なお、スピーカグリル4の右上の一部が欠けているのは、状態表示のインジケータ5が配置されているためである。
スピーカグリル4は、図2および図3に示されるように、前キャビネット6の前面に、パンチングメタル7が取り付けられている。図示しないがスピーカは、前キャビネット6の下部に取り付けられている。前キャビネット6の上部には、断面クランク形をした複数の小板片8が縦方向に配設されて通気孔が形成されている。この小板片8は、前端を左側に後端を右側に配置されたことで、画面2の背面側に配置されているバックライト装置9から横方向に漏れた光を遮蔽して、パンチングメタル7の孔から外部に漏れないようにして遮光グリルを形成している。これらの構成は、前キャビネット6の左側も略同様に配置されている。
前キャビネット6の端部は後キャビネット11に接続され、後キャビネット11に囲まれる空間内に、基板ユニット12が配置されている。基板ユニット12は、スピーカが配置されている前キャビネット6の後方の位置まで左右に広く配置することが可能となる。本発明では、特に前キャビネット6の左右両側の上部に、小板片8を縦方向に配設して通気孔を形成してあるため、メインの基板等の発熱量の多い基板を、前キャビネット6の左右両側の下部のスピーカの背面位置に配置している。配置されたメインの基板等の発熱は周囲の空気を加熱し、加熱された空気が上昇して、小板片8の間に形成された通気孔を通過してパンチングメタル7の孔を通り外部に排出される。
なお、図3中の後キャビネット11の中央部分にも、縦方向にスリット13が形成されて、加熱された空気を外部に排出可能にしている。このスリット13を後キャビネット11の両側に形成することで、さらに、熱の排出能力を向上することが可能である。また、図示例では、前キャビネット6の左右両側の上部に、小板片8を縦方向に配設して通気孔を形成しているため、下方のスピーカにより発生した音波がパンチングメタル7の内側空間を伝わり、上方の通気孔部分の空気を振動させるため、加熱空気の排出効果が高められる。
また、図示例では、小板片8を縦方向に配置して通気孔を形成しているが、バックライト装置9から漏れた光を遮蔽できるのであれば、小板片8を横方向または斜め方向さらには格子状に配置することも可能である。また、図3では、小板片8として断面クランク形の板を用いたが単純な形状の板を鎧戸のように並べて配置することも可能である。また、図示例では、スピーカグリル3,4の表面にパンチングメタル7を取り付けているが、エッチングにより化学的に孔を形成したエッチングメタルを用いることも可能である。
本発明は、サイドスピーカタイプの液晶テレビ以外には、画面の周囲にスピーカが配置された液晶表示装置、PDP等の薄型表示装置にも利用可能である。
1 液晶テレビ
2 画面
3,4 スピーカグリル
5 インジケータ
6 前キャビネット
7 パンチングメタル
8 小板片
9 バックライト装置
11 後キャビネット
12 基板ユニット
13 スリット
Claims (6)
- 画面周囲に前面パネルを設けた薄型表示装置において、
前記前面パネルに放熱用の小径孔を多数形成したことを特徴とする薄型表示装置。 - 請求項1に記載の薄型表示装置において、
前記前面パネルを金属薄板により形成し該金属薄板に放熱用の小径孔を多数形成したことを特徴とする薄型表示装置。 - 画面部分の両側にスピーカを配置したサイドスピーカタイプの薄型表示装置において、
スピーカが配置される本体両側の後部に回路基板を配置するとともに、本体両側前部全面を小径の孔が多数形成された金属板により覆ったことを特徴とする薄型表示装置。 - 画面部分の両側にスピーカを配置したサイドスピーカタイプの薄型表示装置において、
小径の孔を多数形成した金属板により覆われた画面部分両側のスピーカグリルと、
該スピーカグリルの後方の後キャビネット内に配置された回路基板と、
前記スピーカグリルの内側であってスピーカが配置されない部分に小板片を縦または横または斜め方向に並べて配置した遮光用グリルと、
を備えたことを特徴とする薄型表示装置。 - 請求項4に記載の薄型表示装置において、
前記遮光用グリルの小板片を縦方向に配置するとともに、小板片の断面の一端を前内側に他端を後ろ外側とする斜め方向に配置したことを特徴とする薄型表示装置。 - 請求項4または5に記載の薄型表示装置において、
前記スピーカグリルの内側に前キャビネットを配置するとともに、該前キャビネットにスピーカを取付けかつ前キャビネットに前記遮光用グリルを形成したことを特徴とする薄型表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004003696A JP2005196001A (ja) | 2004-01-09 | 2004-01-09 | 薄型表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004003696A JP2005196001A (ja) | 2004-01-09 | 2004-01-09 | 薄型表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005196001A true JP2005196001A (ja) | 2005-07-21 |
Family
ID=34818517
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004003696A Pending JP2005196001A (ja) | 2004-01-09 | 2004-01-09 | 薄型表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2005196001A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103272921A (zh) * | 2013-05-30 | 2013-09-04 | 福清市伊鑫机械有限公司 | 用薄板冲压成液晶显示器屏蔽罩减小扭曲的生产方法 |
US10775552B2 (en) | 2016-02-09 | 2020-09-15 | Sony Corporation | Display device |
-
2004
- 2004-01-09 JP JP2004003696A patent/JP2005196001A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN103272921A (zh) * | 2013-05-30 | 2013-09-04 | 福清市伊鑫机械有限公司 | 用薄板冲压成液晶显示器屏蔽罩减小扭曲的生产方法 |
CN103272921B (zh) * | 2013-05-30 | 2015-07-22 | 福清市伊鑫机械有限公司 | 用薄板冲压成液晶显示器屏蔽罩减小扭曲的生产方法 |
US10775552B2 (en) | 2016-02-09 | 2020-09-15 | Sony Corporation | Display device |
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