JP2005195644A - レンズ機構 - Google Patents
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Abstract
【課題】 簡素かつコンパクトな構造でありながら、超至近距離物体の撮影または無限遠距離物体の撮影のうちの少なくとも一方が可能であると共に、良好な光学性能の得られるレンズ機構を提供する。
【解決手段】 第1のレンズ群G12を保持する前方レンズ枠1と、第2のレンズ群G3を保持する後方レンズ枠3と、前方レンズ枠1の突起部1Kと当接されるカム面K21と、後方レンズ枠3の突起部3Kと当接されるカム面K22とを有する調整部材2と、保持部材4とを備えている。光軸Z1を中心とした調整部材2の回転動作により、前方および後方レンズ枠1,3が光軸Z1に沿って相互間隔を変化させるように移動すると共に第1のレンズ群G12および第2のレンズ群G3が構成する撮像光学系のバックフォーカスが変化する。このため、超至近距離から無限遠距離までの撮影を可能としつつ、良好な光学性能を得ることができる。
【選択図】 図2
【解決手段】 第1のレンズ群G12を保持する前方レンズ枠1と、第2のレンズ群G3を保持する後方レンズ枠3と、前方レンズ枠1の突起部1Kと当接されるカム面K21と、後方レンズ枠3の突起部3Kと当接されるカム面K22とを有する調整部材2と、保持部材4とを備えている。光軸Z1を中心とした調整部材2の回転動作により、前方および後方レンズ枠1,3が光軸Z1に沿って相互間隔を変化させるように移動すると共に第1のレンズ群G12および第2のレンズ群G3が構成する撮像光学系のバックフォーカスが変化する。このため、超至近距離から無限遠距離までの撮影を可能としつつ、良好な光学性能を得ることができる。
【選択図】 図2
Description
本発明は、遠景から近景に至るまでのパンフォーカスに対応するカメラへの搭載に適したレンズ機構に関する。
一般に、小型のデジタルカメラや携帯電話に搭載されるカメラには、レンズを移動させることなく遠景から近景に至るまでピントが合う、いわゆるパンフォーカスレンズを有するレンズ機構が備えられている。一方で、オートフォーカス機構やフローティング機構を備えたカメラであれば、遠景から近景に至るまでより良好な画像が得られる。例えば、特許文献1には、無限遠物体から至近距離物体への焦点合わせをする際にフローティング機構を用いたインナーフォーカス方式を採用し、可動部の重量を軽量化しつつ良好な光学性能を得ることのできるズームレンズが開示されている。
特開平7−151966号公報
しかしながら、一般にオートフォーカス機構やフローティング機構は複雑であり、部品コストや製造コストが高く、これらの機構を備えたカメラは高価なものとなってしまう。小型のデジタルカメラや携帯電話用カメラとしては、良好な光学性能の確保が求められる一方でコンパクトかつ低コストであることの要求も強いので、上記のようなオートフォーカス機構やフローティング機構ではなくパンフォーカスレンズを搭載し、レンズ系全体を前方(物体側)へ繰り出すことにより近景の撮影を行うようにしている。ところが、最近では、被写体までの距離が1〜2cm以下といった超至近距離でのマクロ撮影を可能としつつ、無限遠物体の撮影も可能であることが要求されている。しかし、そのような超至近距離から無限遠までの広範囲に亘る撮影を行うには、単にレンズ系の全体繰り出しを行うような機構では、Fナンバーの制約により像面湾曲等の画質劣化が生じるなど、十分に対応することができない。
本発明はかかる問題に鑑みてなされたもので、その目的は、簡素かつコンパクトな構造でありながら、超至近距離物体の撮影または無限遠距離物体の撮影のうちの少なくとも一方が可能であると共に、良好な光学性能の得られるレンズ機構を提供することにある。
本発明によるレンズ機構は、撮像光学系を構成する複数のレンズを保持するレンズ保持手段と、第1の切換動作により、複数のレンズの配置状態を、第1の被写体距離範囲に対応した第1の配置状態と第2の被写体距離範囲に対応した第2の配置状態との間で切り換える切換機構とを備え、この第1の切換動作により撮像光学系のバックフォーカスを変化させると共に複数のレンズの相互間隔を変化させるようにしたものである。ここで、複数のレンズの配置状態とは、複数のレンズを構成する各レンズの、ある基準位置に対する絶対的な距離を表す絶対位置と、複数のレンズを構成する各レンズにおける相互間隔を表す相対位置との両者を含む主旨である。また、第1および第2の被写体距離範囲とは、互いに異なる被写体距離範囲を表し、例えば、第2の被写体距離範囲とは、至近の接写距離範囲を表し、第1の被写体距離範囲とは、第2の被写体距離範囲よりも遠い側の被写体距離範囲を表す。さらに、第1の切換動作とは、ワンアクションの切換動作を意味する。
本発明によるレンズ機構では、1回の切換動作により、撮像光学系のバックフォーカスが変化しつつ複数のレンズの相互間隔が変化し、第1の配置状態から第2の配置状態へ、または第2の配置状態から第1の配置状態への切換が行われる。
本発明によるレンズ機構では、切換機構は、さらに、第2の切換動作により、複数のレンズの配置状態を、第3の被写体距離範囲に対応した第3の配置状態と第1の配置状態との間で切り換える機能を備え、第2の切換動作により、撮像光学系のバックフォーカスを変化させると共に複数のレンズの相互間隔を変化させるようにしてもよい。ここで、第3の被写体距離範囲とは、第1の被写体距離範囲とは互いに異なる被写体距離範囲を表し、例えば無限遠の距離範囲に対応する。この場合、第1の被写体距離範囲は、第2の被写体距離範囲である接写距離範囲と、第3の被写体距離範囲である無限遠距離範囲との間の範囲を表す。
また、本発明のレンズ機構では、レンズ保持手段が、第1のレンズ群を保持する第1のレンズ枠と第2のレンズ群を保持する第2のレンズ枠とを含み、切換機構が、第1および第2のレンズ枠の間に設けられ、第1のレンズ枠と当接される第1のカム面と第2のレンズ枠と当接される第2のカム面とを有するレンズ位置調整部材と、光軸に沿って移動可能となるように第1および第2のレンズ枠を保持すると共に光軸を中心として回転可能となるようにレンズ位置調整部材を保持する保持部材とを備え、第1および第2のレンズ枠が、光軸を中心としたレンズ位置調整部材の回転動作により、光軸に沿って相互間隔を変化させるように移動するように構成してもよい。この場合、第1のレンズ枠が第1の付勢手段によって保持部材へ向かって付勢され、第2のレンズ枠が第2の付勢手段によって調整部材へ向かって付勢されるようにしてもよい。また、第1および第2のレンズ枠が、光軸に沿った物体側への移動に伴って第1および第2のレンズ群の相互間隔を増大させ、光軸に沿った像側への移動に伴って第1および第2のレンズ群の相互間隔を減少させるようになっていることが望ましい。
本発明のレンズ機構によれば、撮像光学系を構成する複数のレンズを保持するレンズ保持手段と、第1の切換動作により、複数のレンズの配置状態を、第1の被写体距離範囲に対応した第1の配置状態と第2の被写体距離範囲に対応した第2の配置状態との間で切り換える切換機構とを備え、第1の切換動作により撮像光学系のバックフォーカスを変化させると共に複数のレンズの相互間隔を変化させるようにしたので、1回の切換動作により、撮像光学系のバックフォーカスを変化させつつ複数のレンズの相互間隔を変化させることができ、第1の配置状態から第2の配置状態へ、または第2の配置状態から第1の配置状態への切換を行うことが可能となる。このため、簡素かつコンパクトな構造でありながら、超至近距離物体の撮影または無限遠距離物体の撮影のうちの少なくとも一方が可能となる共に、良好な光学性能が得られる。
特に、切換機構が、さらに、第2の切換動作により、複数のレンズの配置状態を、第3の被写体距離範囲に対応した第3の配置状態と第1の配置状態との間で切り換える機能を備え、この第2の切換動作により、撮像光学系のバックフォーカスを変化させると共に複数のレンズの相互間隔を変化させるようにした場合には、例えば第2の配置状態をマクロ撮影用の配置状態とし、他方の第3の配置状態を無限遠撮影の配置状態とし、超至近距離物体の撮像時にはバックフォーカスが長くなると同時に相互間隔を広げるように移動させ、または無限遠物体の撮像時にはバックフォーカスが短くなると同時に相互間隔を狭めるように移動させることができるので、簡素かつコンパクトな構造でありながら超至近距離物体の撮影または無限遠距離物体の撮影に対応し、良好な光学性能を得ることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
まず、図1〜図4を参照して、本実施の形態に係るレンズ機構の構成について説明する。図1は、本実施の形態に係るレンズ機構における斜視構成を示したものである。図2は、図1に示したレンズ機構の光軸Z1を含む断面構成を示したものである。さらに、図3は、図1におけるIII矢視方向から眺めた平面構成を示したものである。これら図1〜図3は、標準撮影位置に対応する斜視構成、断面構成および平面構成をそれぞれ表している。なお、本明細書では、ある対象物から見て物体側(図2の紙面左側)を前方と呼び、像側(図2の紙面右側)を後方と呼ぶこととする。また、各図では、物体側を符号Zobjで表し、像側を符号Zimgで表す。
本実施の形態のレンズ機構は、例えば、CCD(Charged Coupled Device:電荷結合素子)などの撮像素子を用いた携帯用モジュールカメラや小型デジタルカメラ等に搭載されて使用されるものであり、撮像光学系を構成する複数のレンズを保持するレンズ保持手段と、第1の切換動作により、複数のレンズの配置状態を、第1の被写体距離範囲に対応した第1の配置状態と第2の被写体距離範囲に対応した第2の配置状態との間で切り換える切換機構とを備え、第1の切換動作により、撮像光学系のバックフォーカスを変化させると共に複数のレンズの相互間隔を変化させるようにしたものである。このレンズ機構は、図1および図2に示したように、光軸Z1に沿って移動可能であると共に相互間隔が可変である第1および第2のレンズ群G12,G3を備えたレンズ機構であって、物体側から順に、第1および第2レンズG1,G2からなる第1のレンズ群G12を固定的に保持する前方レンズ枠1と、調整部材2と、単レンズからなる第2のレンズ群G3を固定的に保持する後方レンズ枠3と、保持部材4とを備えている。保持部材4には、CCDなどの固体撮像素子7が設けられている。固体撮像素子7の撮像面は、第1および第2レンズ群G12,G3からなるレンズ系の結像面と一致する。第2レンズ群G3と固体撮像素子7との間には、固体撮像素子7の撮像面を保護するためのカバーガラスCGが設けられている。第2レンズ群G3と固体撮像素子7との間には、カバーガラスCGのほか、赤外線カットフィルタやローパスフィルタなどの他の光学部材が配置されていてもよい。
第1レンズG1は、例えば物体側に凸面を向けた平凸形状をなし、例えば、正のパワーを有している。第2レンズG2は、近軸近傍において、例えば像側に凸面を向けたメニスカス形状をなし、正または負のパワーを有している。第2レンズ群(第3レンズ)G3は、近軸近傍において、例えば、物体側に凸面を向けたメニスカス形状をなし、正または負のパワーを有している。
調整部材2は、前方レンズ枠1と対向する第1のカム面としてのカム面K21と、後方レンズ枠3と対向する第2のカム面としてのカム面K22とを有すると共に、光軸Z1を中心とした周回方向に沿って環状をなしているものである。調整部材2は、その内周面が保持部材4の一部をなす円筒部分4Aの外周面と接しており、光軸Z1を中心とした周回方向に沿って回転可能となるように保持されている。調整部材2は操作レバー2Lを有しており、これを操作することにより、回転動作が行われるようになっている。操作レバー2Lを回転させ、標準撮影位置SPからマクロ撮影位置MPへ切り換えることにより、または標準撮影位置SPから無限遠撮影位置IPへ切り換えることにより、撮像光学系のバックフォーカスが変化すると共に、第1レンズ群G12と第2レンズ群G3との相互間隔が変化するように構成されている。この際の動作については、後に詳述する。また、調整部材2は、保持部材4における円周上3箇所に設けられた後出の係止部4K(4K1〜4K3)によって係止され、保持部材4に対して光軸Z1に沿った方向には移動しないように保持されている。
前方レンズ枠1は、第1の付勢手段としての引っ張りばね5によって光軸Z1に沿って調整部材2へ向かうように付勢されている。具体的には、図1〜図3に示したように、前方レンズ枠1は光軸Z1を中心として対向する位置に一対の係止部1T1,1T2を有し、これと対応する位置に設けられた保持部材4における一対の係止部4T1,4T2と共に引っ張りばね5A,5Bの一端ずつを保持し、常に互いに引き合うように構成されている。前方レンズ枠1は、円周方向に3等分した3箇所に突起部1Kを有している。突起部1Kは、調整部材2におけるカム面K21と当接される当接部として機能し、調整部材2の周回方向に沿った回転動作により、前方レンズ枠1が、カム面K21の形状に合わせて調整部材2(保持部材4)に対して前方および後方に移動するようになっている。ここで、前方レンズ枠1の突起部1Kと保持部材4の円筒部分4Aとの接触面は、光軸Z1の方向に沿って互いに嵌合する凸部と凹部とを有している。このため、前方レンズ枠1は、光軸Z1に沿って前方および後方へ移動可能であると共に光軸Z1を中心とした周回方向には固定されるように保持部材4によって保持される。
一方、後方レンズ枠3は、第2の付勢手段としての押しばね6(図2参照)によって調整部材2へ向かうように付勢されている。具体的には、後方レンズ枠3とほぼ同等の径を有するリング状の押しばね6が後方レンズ枠3と保持部材4との間に配置され、押しばね6の斥力によって後方レンズ枠3が調整部材2に向かって常に押しつけられるように構成されている。後方レンズ枠3は、円周方向に3等分した3箇所に突起部3Kを有している。突起部3Kは、調整部材2におけるカム面K22と当接される当接部として機能し、調整部材2の周回方向に沿った回転動作により、後方レンズ枠3が、カム面K22の形状に合わせて調整部材2(保持部材4)に対して前方および後方に移動するようになっている。ここで、突起部3Kは、円筒部分4Aに設けられた光軸Z1に沿って延びるスリット(図示せず)にはめ込まれている。このため、後方レンズ枠3が、光軸Z1に沿って前方および後方へ移動可能であると共に光軸Z1を中心とした周回方向には固定されるように保持部材4によって保持される。
図3に示したように、操作レバー2Lを標準撮影位置SP(または無限遠撮影位置IP)からマクロ撮影位置MPへ切り換え、調整部材2を周回方向RMへ回転させることにより、前方および後方レンズ枠1,3は光軸Z1に沿って物体側へ移動すると同時に相互間隔を広げるようになっている(第1の切換動作)。一方、操作レバー2Lを標準撮影位置SP(マクロ撮影位置MP)から無限遠撮影位置IPへ切り換え、調整部材2を周回方向RIへ回転させることにより、前方および後方レンズ枠1,3は光軸Z1に沿って像側へ移動すると同時に相互間隔を狭めるようになっている(第2の切換動作)。
図4を参照して、調整部材2のカム面K21,K22と、それらと当接する前方および後方レンズ枠1,3における突起部1K,3Kとの構成について詳細に説明する。
図4は、図1に示したレンズ機構における周回方向に沿った展開図である。図4は、調整部材2を外側(光軸Z1とは反対側)から眺めた場合に対応している。光軸Z1に沿った仮想線である左右のX−X切断線が実際には一致しており、円筒状のレンズ機構となっている。カム面K21は円周方向に3等分する3箇所に設けられたカム面K21A〜K21Cからなり、いずれも同等の形状をなしている。カム面K21A〜K21Cには、それぞれ対応する前方レンズ枠1の突起部1K1〜1K3が当接している。一方、カム面K22は円周方向に3等分する3箇所に設けられたカム面K22A〜K22Cからなり、いずれも同等の形状をなしている。カム面K22A〜K22Cには、それぞれ対応する後方レンズ枠3の突起部3K1〜3K3が当接している。カム面K21A〜K21Cとカム面K22A〜K22Cとは、いずれも同方向の傾斜(図4では、光軸Z1を縦方向(上下方向)と見た場合、右上がりの傾斜)を有しているが、カム面K22A〜K22Cはカム面K21A〜K21Cよりも光軸Z1方向の変化が小さく、緩やかな傾斜となっている。また、調整部材2は、光軸Z1と直交する面内に含まれる当接面H22A〜H22Cを有しており、この当接面H22A〜H22Cが保持部材4の係止部4K1〜4K3と常に当接することにより、光軸Z1方向における保持部材4との距離が一定となるように保持されている。当接面H22Aはカム面K22Aとカム面K22Bとの間に設けられ、当接面H22Bはカム面K22Bとカム面K22Cとの間に設けられ、さらに当接面H22Cはカム面K22Cとカム面K22Aとの間に設けられている。
次に、上記のような構成をなすレンズ機構における近景撮影〜遠景撮影を行う際の動作について、図1〜図4に加え、図5および図6を参照して説明する。図5は、操作レバー2Lがマクロ撮影位置MPにある場合の断面構成を表しており、本発明の「第2の配置状態」に対応する一具体例としての第1レンズ群G12および第2レンズ群G3の配置状態を示すものである。図6は、操作レバー2Lが無限遠撮影位置IPにある場合の断面構成を表しており、本発明の「第3の配置状態」に対応する一具体例としての第1レンズ群G12および第2レンズ群G3の配置状態を示すものである。
図3に示したように、操作レバー2Lが標準撮影位置SPにある場合、図2に示したように、前方レンズ枠1の前面1Fと結像面IFとは距離L1Aをなし、第2レンズ群G3の像側の面S6と結像面IFとは距離L3Aをなし、さらに前方レンズ枠1と後方レンズ枠3とは距離L13Aをなしている。図2に示した第1レンズ群G12および第2レンズ群G3の配置状態が、本発明の「第1の配置状態」に対応する一具体例である。
ここで、操作レバー2Lを標準撮影位置SPからマクロ撮影位置MPへ切り換えることにより、調整部材2は周回方向RMへ回転する。図4では、突起部1K1〜1K3および突起部3K1〜3K3が、見かけ上、周回方向RMとは反対の紙面左方向へ移動することとなる。すなわち、突起部1K1〜1K3はいずれも標準撮影位置1SP1〜1SP3からマクロ撮影位置1MP1〜1MP3へ移動し、突起部3K1〜3K3はいずれも標準撮影位置1SP1〜1SP3からマクロ撮影位置3MP1〜3MP3へ移動する。この際、突起部1K1〜1K3は、それぞれカム面K21A〜K21Cと当接しながらその形状に合わせて前方へ移動する。すなわち、前方レンズ枠1が、調整部材2に対して相対的に前方へ移動する。一方、突起部3K1〜3K3は、それぞれカム面K22A〜K22Cと当接しながらその形状に合わせて前方へ移動する。すなわち、後方レンズ枠3も前方レンズ枠1と同様、調整部材2に対して相対的に前方へ移動する。但し、カム面K22A〜K22Cはカム面K21A〜K21Cよりも光軸Z1に沿った方向に対して緩やかな傾斜となっているので、後方レンズ枠3の移動量は前方レンズ枠1の移動量と比べて小さい。これを図5を参照して説明すると、マクロ撮影位置において、前方レンズ枠1の前面1Fと結像面IFとは距離L1Bをなし、第2レンズ群G3の面S6と結像面IFとは距離L3Bをなし、さらに前方レンズ枠1と後方レンズ枠3とは距離L13Bをなしている。このため、操作レバー2Lを標準撮影位置SPからマクロ撮影位置MPへ切り換えたことによる前方レンズ枠1の移動量Δ1MPおよび後方レンズ枠3の移動量Δ3MPは、それぞれ以下の式(1)および式(2)で表すことができる。
Δ1MP=L1B−L1A ……(1)
Δ3MP=L3B−L3A ……(2)
ここで、移動量Δ1MPが移動量Δ3MPよりも大きくなっている(Δ1MP>Δ3MP)。移動量Δ1MPと移動量Δ3MPとの差分は、結果として、前方レンズ枠1と後方レンズ枠3との距離に現れる。すなわち、移動量Δ1MPと移動量Δ3MPとの差分は、距離L13Aと距離L13Bとの差分と等しい。これを以下の式(3)に示す。
Δ1MP−Δ3MP=L13B−L13A ……(3)
Δ1MP>Δ3MPであるので、L13B>L13Aとなる。すなわち、標準撮影位置SPからマクロ撮影位置MPへ切り換えることにより、前方レンズ枠1と後方レンズ枠3とを前方へ繰り出しつつ、それらの相互の間隔を広げることができる。
Δ1MP=L1B−L1A ……(1)
Δ3MP=L3B−L3A ……(2)
ここで、移動量Δ1MPが移動量Δ3MPよりも大きくなっている(Δ1MP>Δ3MP)。移動量Δ1MPと移動量Δ3MPとの差分は、結果として、前方レンズ枠1と後方レンズ枠3との距離に現れる。すなわち、移動量Δ1MPと移動量Δ3MPとの差分は、距離L13Aと距離L13Bとの差分と等しい。これを以下の式(3)に示す。
Δ1MP−Δ3MP=L13B−L13A ……(3)
Δ1MP>Δ3MPであるので、L13B>L13Aとなる。すなわち、標準撮影位置SPからマクロ撮影位置MPへ切り換えることにより、前方レンズ枠1と後方レンズ枠3とを前方へ繰り出しつつ、それらの相互の間隔を広げることができる。
以上の操作の結果、超至近距離に対応した焦点合わせを行いつつ、像面湾曲を良好に補正することができる。
一方、操作レバー2Lを標準撮影位置SPから無限遠撮影位置IPへ切り換えることにより、調整部材2は周回方向RIへ回転する。図4では、突起部1K1〜1K3および突起部3K1〜3K3が、見かけ上、周回方向RIとは反対の紙面右方向へ移動することとなる。すなわち、突起部1K1〜1K3はいずれも標準撮影位置1SP1〜1SP3から無限遠撮影位置1IP1〜1IP3へ移動し、突起部3K1〜3K3はいずれも標準撮影位置1SP1〜1SP3から無限遠撮影位置3IP1〜3IP3へ移動する。この際、突起部3K1〜3K3は、それぞれカム面K21A〜K21Cと当接しながらその形状に合わせて後方へ移動する。すなわち、前方レンズ枠1が、調整部材2に対して相対的に後方へ移動する。一方、突起部3K1〜3K3は、それぞれカム面K22A〜K22Cと当接しながらその形状に合わせて後方へ移動する。すなわち、後方レンズ枠3も前方レンズ枠1と同様、調整部材2に対して相対的に後方へ移動する。但し、カム面K22A〜K22Cはカム面K21A〜K21Cよりも光軸Z1に沿った方向に対して緩やかな傾斜となっているので、後方レンズ枠3の移動量は前方レンズ枠1の移動量と比べて小さい。これを図6を参照して説明すると、無限遠撮影位置において、前方レンズ枠1の前面1Fと結像面IFとは距離L1Cをなし、第2レンズ群G3の面S6と結像面IFとは距離L3Cをなし、さらに前方レンズ枠1と後方レンズ枠3とは距離L13Cをなしている。このため、操作レバー2Lを標準撮影位置SPから無限遠撮影位置IPへ切り換えたことによる前方レンズ枠1の移動量Δ1IPおよび後方レンズ枠3の移動量Δ3IPは、それぞれ以下の式(4)および式(5)で表すことができる。
Δ1IP=L1A−L1C ……(4)
Δ3IP=L3A−L3C ……(5)
ここで、移動量Δ1IPが移動量Δ3IPよりも大きくなっている(Δ1IP>Δ3IP)。移動量Δ1IPと移動量Δ3IPとの差分は、結果として、前方レンズ枠1と後方レンズ枠3との距離に現れる。すなわち、移動量Δ1IPと移動量Δ3IPとの差分は、距離L13Aと距離L13Cとの差分と等しい。これを以下の式(6)に示す。
Δ1IP−Δ3IP=L13A−L13C ……(6)
Δ1IP>Δ3IPであるので、L13A>L13Cとなる。すなわち、標準撮影位置SPから無限遠撮影位置IPへ切り換えることにより、前方レンズ枠1と後方レンズ枠3とを後方へ移動させつつ、それらの相互の間隔を狭めることができる。
Δ1IP=L1A−L1C ……(4)
Δ3IP=L3A−L3C ……(5)
ここで、移動量Δ1IPが移動量Δ3IPよりも大きくなっている(Δ1IP>Δ3IP)。移動量Δ1IPと移動量Δ3IPとの差分は、結果として、前方レンズ枠1と後方レンズ枠3との距離に現れる。すなわち、移動量Δ1IPと移動量Δ3IPとの差分は、距離L13Aと距離L13Cとの差分と等しい。これを以下の式(6)に示す。
Δ1IP−Δ3IP=L13A−L13C ……(6)
Δ1IP>Δ3IPであるので、L13A>L13Cとなる。すなわち、標準撮影位置SPから無限遠撮影位置IPへ切り換えることにより、前方レンズ枠1と後方レンズ枠3とを後方へ移動させつつ、それらの相互の間隔を狭めることができる。
以上の操作の結果、無限遠距離に対応した焦点合わせを行いつつ、像面湾曲を良好に補正することができる。
以上説明したように、本実施の形態のレンズ機構によれば、第1のレンズ群G12を固定的に保持する前方レンズ枠1と、第2のレンズ群G3を固定的に保持する後方レンズ枠3と、前方および後方レンズ枠1,3の間に設けられ、光軸Z1を中心とした周回方向に沿って環状をなすと共に、前方レンズ枠1における突起部1K1〜1K3と当接されるカム面K21A〜K21Cと、後方レンズ枠3における突起部3K1〜3K3と当接されるカム面K22A〜K22Cとを有する調整部材2と、光軸Z1に沿って移動可能となるように前方および後方レンズ枠1,3を保持すると共に周回方向に沿って回転可能となるように調整部材2を保持する保持部材4とを備え、前方および後方レンズ枠1,3が、調整部材2の周回方向に沿った回転により、保持部材4に対し光軸Z1に沿って同一方向に移動すると同時に、相互間隔を変化させるように移動するので、調整部材4が周回方向へ回転することにより、バックフォーカスが変化すると同時に前方レンズ枠1と後方レンズ枠3との相互間隔L13が変化する。このため、超至近距離物体の撮像時にはバックフォーカスを長くすると同時に相互間隔L13を広げるように移動させ、無限遠物体の撮像時にはバックフォーカスを短くすると同時に相互間隔L13を狭めるように移動させることができるので、簡素かつコンパクトな構造でありながら超至近距離から無限遠距離までの焦点合わせを容易に可能としつつ、良好な光学性能を得ることができる。
次に、本実施の形態に係るレンズ機構における具体的な数値実施例について説明する。
表1〜表3は、図2に示したレンズ機構のうちのレンズ部分(第1〜第3レンズG1〜G3)の構成に対応する具体的なレンズデータ(本実施例)を示している。表1および表2には、本実施例のレンズデータのうち基本的なレンズデータを示し、表3には、本実施例のレンズデータのうち非球面形状に関するデータ部分を示す。
表1における面番号Siの欄には、本実施例のレンズ部分について、最も物体側の構成要素の面を1番目として、像側に向かうに従い順次増加するようにして符号を付したi番目(i=1〜7)の面の番号を示している。曲率半径Riの欄には、図2で付した符号に対応させて、物体側からi番目の面Siの曲率半径を示す。面間隔Diの欄についても、図2で付した符号に対応させて、物体側からi番目の面Siとi+1番目の面Si+1との光軸Z1上の間隔を示す。曲率半径Riおよび面間隔Diの単位はミリメートル(mm)である。ndjおよびνdjの欄には、それぞれ、物体側からj番目(j=1〜4)レンズ要素のd線(587.6nm)に対する屈折率およびアッベ数の値を示す。表1の欄外には、諸データとして、全系の焦点距離f(mm)、Fナンバー(FNO.)および画角2ω(ω:半画角)の値を示す。表1の各レンズデータにおいて、面番号Siの左側に付された記号「*」は、そのレンズ面が非球面形状であることを示す。本実施例では、第2レンズG2の両面S3,S4および第3レンズG3の両面S5,S6が非球面形状となっている。表1には、これらの非球面の曲率半径Riとして、光軸近傍(近軸近傍)の曲率半径の数値を示している。また、表2には、表1における面間隔D4,D6と物体距離との対応関係を示す。
表3の非球面データの数値において、記号“E”は、その次に続く数値が10を底とした“べき指数”であることを示し、その10を底とした指数関数で表される数値が“E”の前の数値に乗算されることを示す。例えば、「1.0E−02」であれば、「1.0×10-2」であることを示す。
非球面データには、以下の式(A)によって表される非球面形状の式における各係数Ai,Kの値を記す。Zは、より詳しくは、光軸から高さhの位置にある非球面上の点から、非球面の頂点の接平面(光軸に垂直な平面)に下ろした垂線の長さ(mm)を示す。
Z=C・h2/{1+(1−K・C2・h2)1/2}+A3・h3+A4・h4+A5・h5+A6・h6+A7・h7+A8・h8+A9・h9+A10・h10 ……(A)
ただし、
Z:非球面の深さ(mm)
h:光軸からレンズ面までの距離(高さ)(mm)
K:離心率
C:近軸曲率=1/R
(R:近軸曲率半径)
Ai:第i次(i=3〜10)の非球面係数
ただし、
Z:非球面の深さ(mm)
h:光軸からレンズ面までの距離(高さ)(mm)
K:離心率
C:近軸曲率=1/R
(R:近軸曲率半径)
Ai:第i次(i=3〜10)の非球面係数
各実施例共に、第2レンズG2の両面S3,S4の非球面形状は、非球面係数として、偶数次の係数A4,A6,A8,A10のみを有効に用いて表されている。第3レンズG3の両面S5,S6の非球面形状は、さらに奇数次の非球面係数A3,A5,A7,A9をも有効に用いている。
図7(A)〜(C)は、MTF(Modulated Transfer Function )特性図を示している。図7(A)および図7(C)は本実施例のレンズ機構に対応するものであり、図7(B)は、比較例である。図7(A)〜(C)において、横軸はデフォーカスを表し、縦軸はMTF値(%)を表す。また、各図において、符号Cは中心軸での分布曲線を示し、符号S,Tは、ぞれぞれ80%の像高でのサジタル方向およびタンジェンシャル方向における分布曲線を示す。図7(A)は、標準撮影位置(物体距離;500mm,面間隔D4=0.1mm)におけるMTF特性を示しており、分布曲線Cと分布曲線Tとの中心位置はほぼ一致している。図7(B)は、マクロ撮影位置(物体距離;80mm,面間隔D4=0.1mm)におけるMTF特性を示している。物体距離は変化しているが、面間隔D4は標準撮影位置の場合と等しい。このため、図7(B)では、分布曲線Cの中心位置に対し、分布曲線Tの中心位置が(紙面左方向に)大きく偏っており、すなわち、80%の像高を有する周辺部分での像面湾曲が生じている。図7(C)は、物体距離が80mmであるマクロ撮影位置におけるMTF特性を示したものであるが、図7(B)とは異なり、面間隔D4を0.13mmに広げるようにしたものである。図7(C)では、分布曲線Cと分布曲線Tとの中心位置がほぼ一致しており、像面湾曲が良好に補正されたことがわかった。
以上の各レンズデータおよび特性図から分かるように、本実施例について、良好に収差補正がなされている。
以上、実施の形態を挙げて本発明を説明したが、本発明は実施の形態に限定されず、種々の変形が可能である。例えば、本実施の形態では、第1のレンズ群を2枚構成とし、第2のレンズ群を1枚構成として説明したが、これに限られるものではない。例えば、第1のレンズ群を単レンズまたは3枚以上のレンズからなるようにしてもよいし、第2のレンズ群を複数枚のレンズにより構成するようにしてもよい。
また、第1および第2の付勢手段として、それぞれ引っ張りばねおよび押しばねを用いるようにしたが、他の部材等を用いるようにしてもよい。レンズ位置調整部材は、図4などに示した調整部材2の形状に限定されず、他のカム形状をなすようにしてもよい。
1…前レンズ枠、2…調整部材、3…後レンズ枠、4…保持部材、5…引っ張りばね、6…押しばね、7…固体撮像素子、K21A〜K21C,K22A〜K22C…カム面、1K1〜1K3,3K1〜3K3…突起部、G1…第1レンズ、G2…第2レンズ、G12…第1レンズ群、G3…第3レンズ(第2レンズ群)、CG…カバーガラス。
Claims (6)
- 撮像光学系を構成する複数のレンズを保持するレンズ保持手段と、
第1の切換動作により、前記複数のレンズの配置状態を、第1の被写体距離範囲に対応した第1の配置状態と第2の被写体距離範囲に対応した第2の配置状態との間で切り換える切換機構と
を備え、
前記第1の切換動作により、前記撮像光学系のバックフォーカスを変化させると共に前記複数のレンズの相互間隔を変化させる
ことを特徴とするレンズ機構。 - 前記切換機構は、さらに、
第2の切換動作により、前記複数のレンズの配置状態を、第3の被写体距離範囲に対応した第3の配置状態と前記第1の配置状態との間で切り換える機能を備え、
前記第2の切換動作により、前記撮像光学系のバックフォーカスを変化させると共に前記複数のレンズの相互間隔を変化させる
ことを特徴とする請求項1に記載のレンズ機構。 - 前記第2および第3の配置状態のうち、一方がマクロ撮影用の配置状態であり、他方が無限遠撮影用の配置状態である
ことを特徴とする請求項2に記載のレンズ機構。 - 前記レンズ保持手段は、
第1のレンズ群を保持する第1のレンズ枠と、
第2のレンズ群を保持する第2のレンズ枠と
を含み、
前記切換機構は、
前記第1および第2のレンズ枠の間に設けられ、前記第1のレンズ枠と当接される第1のカム面と、前記第2のレンズ枠と当接される第2のカム面とを有するレンズ位置調整部材と、
光軸に沿って移動可能となるように前記第1および第2のレンズ枠を保持すると共に、前記光軸を中心として回転可能となるように前記レンズ位置調整部材を保持する保持部材と
を備え、
前記第1および第2のレンズ枠は、前記光軸を中心とした前記レンズ位置調整部材の回転動作により、前記光軸に沿って相互間隔を変化させるように移動する
ことを特徴とする請求項1に記載のレンズ機構。 - 前記第1のレンズ枠は、第1の付勢手段により、前記光軸に沿って前記レンズ位置調整部材へ向かうように付勢され、
前記第2のレンズ枠は、第2の付勢手段により、前記光軸に沿って前記レンズ位置調整部材へ向かうように付勢されている
ことを特徴とする請求項4に記載のレンズ機構。 - 前記第1および第2のレンズ枠は、
前記光軸に沿った物体側への移動に伴って前記相互間隔を増大させ、
前記光軸に沿った像側への移動に伴って前記相互間隔を減少させる
ことを特徴とする請求項4または請求項5に記載のレンズ機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003435313A JP2005195644A (ja) | 2003-12-26 | 2003-12-26 | レンズ機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003435313A JP2005195644A (ja) | 2003-12-26 | 2003-12-26 | レンズ機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005195644A true JP2005195644A (ja) | 2005-07-21 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2005195644A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008102388A (ja) * | 2006-10-20 | 2008-05-01 | Konica Minolta Opto Inc | レンズ鏡胴、及び撮像装置 |
-
2003
- 2003-12-26 JP JP2003435313A patent/JP2005195644A/ja active Pending
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