JP2005195301A - 焼結原料給鉱装置 - Google Patents

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JP2005195301A
JP2005195301A JP2004004291A JP2004004291A JP2005195301A JP 2005195301 A JP2005195301 A JP 2005195301A JP 2004004291 A JP2004004291 A JP 2004004291A JP 2004004291 A JP2004004291 A JP 2004004291A JP 2005195301 A JP2005195301 A JP 2005195301A
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Satohiko Okubo
聡彦 大久保
Toshiaki Matsuno
敏明 松野
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Nippon Steel Corp
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Sumitomo Metal Industries Ltd
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Abstract

【課題】 生産能力を低下させずに、パレット横方向に均一な装入密度で焼結原料を供給する。
【解決手段】 焼結原料21をパレットに供給する原料供給機構と、前記パレットの移動方向とは反対方向に向けて所定角度で傾斜配置されたスクリーン状シュート11を備える。このスクリーン状シュート11の排出端近傍における、パレットに供給された焼結原料21層の上方でかつスクリーン状シュート11のロッド11支持部材11ab近傍に、回転が自在な整流板12aを設置する。
【効果】 均一な装入密度でパレット上に焼結原料を供給でき、整流板の上端に引っ掛かった異物も効率良く除去できる。また、供給された焼結原料層を掻き乱すこともない。
【選択図】 図1

Description

本発明は、焼結機に焼結原料を供給する給鉱装置に関するものである。
製鉄用焼結鉱の製造は、一般に、下方吸引式焼結機であるドワイトロイド式(以下、「DL式」と略す。)焼結機を用いて行われる。このDL式焼結機は、連続無端鎖状の焼結パレットに供給された焼結原料層の上層部に着火すると共に、ウィンドボックスを介して前記焼結原料層の空気を前記パレット下部より吸引することにより、焼結原料中に配合された粉コークスなどの固体燃料が燃焼する。この燃焼は焼結原料の焼成に伴って順次下層部に向かって移動し、焼結パレットが排鉱部に至る間までに焼成が完了する。
このDL式焼結機の焼結パレットに供給される焼結原料は、通気性を良くするために、上層に細粒が、下層に粗粒が位置するように供給されることが望ましい。そして、このような偏析状態に焼結原料を供給する給鉱装置として、図4に示したような、ロールフィーダ1によって切り出されてくる原料ホッパ5内の焼結原料2を、スクリーン状のシュート3を介してパレット4に供給するタイプの給鉱装置がある。
しかしながら、このスクリーン状のシュートを有する給鉱装置では、スクリーンの支持部材や、付着物を除去するための部材が必要であり、これらの部材が原因となってパレット横方向(パレットの進行方向に対して直交する水平方向)の装入密度にばらつきが発生する。この装入密度のばらつきは、通気性のばらつきにつながり、通気性の悪い場所は排鉱部に到達しても焼成が完了しないため、歩留まりの低下を招くことになる。
そこで、かかる問題を解決するために、前記支持部材や付着物除去部材などにより装入密度が低くなった場所にも焼結原料が流れ込むように、給鉱装置に逆ハの字形状の整流板を取り付ける技術が提案されている。なお、この整流板には、その内面に付着する焼結原料を掻き落すための掻き落し治具が、整流板の長手方向にスライド可能に設けられている。
特開2001−329319号公報
また、パレットへの給鉱後の装入密度の低い場所に焼結原料を掻き寄せるスクリュー式原料掻き寄せ羽根を備えた装置も提案されている。
特開平11−211355号公報
しかしながら、特許文献1で提案された技術では、整流板に付着した焼結原料を除去する際に、掻き落し治具を焼結原料の流れの中に挿入する必要があるが、この時、焼結原料の流れを乱すという問題がある。また、給鉱装置の付近は焼結原料の通気性を決定できる数少ない場所であるため、例えば焼結原料の層厚を調整する機材や、スクリーン状シュートの設置角度を調整する機材などの多くの機材が設置され、スペースが制約されるので、現実には、前記掻き落し治具を設置することが難しい。
また、特許文献2で提案された技術は、パレットへの給鉱後から焼結原料上層に着火するまでの間に焼結原料を掻き寄せるスクリュー式原料掻き寄せ羽根等を設置しなければならないため、その分、点火炉を排鉱側に移動させなければならない。焼結鉱の生産能力は点火してから排鉱するまでの有効面積に比例するため、この特許文献2で提案された技術を採用する場合には、必然的に生産能力が低下する。
本発明が解決しようとする問題点は、パレット横方向に均一な装入密度で焼結原料を供給できないという点、及び、均一な装入密度で焼結原料を供給しようとする場合に、生産能力が低下するという点である。
スクリーン状のシュートに整流板を設置してパレット横方向の装入密度を均一にするという考え方は、整流板に付着する異物除去の問題さえ解決できれば、有効な方法である。そこで、本発明者らは、この問題を解決すべく、種々の実機試験を行い、整流板への異物の付着について以下の知見を得た。
(1)焼結原料は、一般的に野積みで保管されるため、草などの異物を多く含んでいる。この異物が整流板の上端(外周端)に引っ掛かり易く、この引っ掛かった異物を起点に焼結原料の付着が急激に成長すること。
(2)これらの異物は整流板への付着が十分に成長する前であれば、簡単に除去可能であること。
(3)整流板の上端に引っ掛かった異物の除去手段としては、整流板自体の回転が有効であること。
(4)原料層の掻き乱れという問題は、整流板自体を原料層より離して配置することによって回避できること。
(5)整流板自体に異物が付着した場合には、整流板に付着除去部材を接触させることにより安定して焼結原料の付着を防止できること。
本発明の焼結原料給鉱装置は、上記の知見に基づいてなされたものであり、
焼結原料をパレットに供給する原料供給機構と、
前記パレットの移動方向とは反対方向に向けて所定角度で傾斜配置されたスクリーン状シュートと、
このスクリーン状シュートの排出端近傍における、前記パレットに供給された焼結原料層の上方でかつ前記スクリーン状シュートのロッド支持部材近傍に、回転が自在な整流板を設置したことを最も主要な特徴としている。
そして、本発明の焼結原料給鉱装置において、前記スクリーン状シュートを流下してくる焼結原料が衝突しない整流板部分に接触すべく、付着物掻き落し部材を設けておけば、整流板への異物の付着を効果的に防止できる。この場合、付着物掻き落し部材が常時接触することにより、整流板の回転が円滑に行われないようであれば、回転源を設けて整流板を強制的に回転するようにしておけばよい。
本発明は、スクリーン状シュートの排出端近傍で、かつ、ロッドの支持部材近傍に、回転が自在な整流板を設置したので、均一な装入密度でパレット上に焼結原料を供給することができると共に、整流板の上端に引っ掛かった異物も効率良く除去することができる。また、整流板はパレットに供給された焼結原料層と離れて配置されているので、供給された焼結原料層を掻き乱すこともない。従って、本発明により、生産能力を低下させずに、常に狙い通りの原料流れにすることができ、歩留まりの改善が図れる。
以下、本発明を実施するための形態について図1〜図3を用いて説明する。
図1は本発明の焼結原料給鉱装置の要部を説明する図、図2はその斜視図、図3は付着物除去部材の説明図である。
図1〜図3において、11はスクリーン状のシュートであり、パレットの移動方向とは反対方向に向けて所定角度で傾斜配置されている。
このスクリーン状シュート11は、例えば図1(a)に示したように、その上端から下端に向けて、複数のロッド11aaを所定の間隔を存して並列状に配置した上段シュート11aと、この上段シュート11aの裏面側に、所定の間隔を存して配置された平板状の下段シュート11bとで構成されている。なお、図1(b)において、11abは前記複数のロッド11aaを支持するロッド支持部材である。
12は前記シュート11の排出端(下端)近傍の、パレットに供給された焼結原料21層と離れた上方位置に配置された整流機構である。この整流機構12は、前記ロッド支持部材11abが原因となってパレット横方向に発生する装入密度のばらつき部分である溝b(図1(b)参照)内に、前記シュート11を介して送られてきた焼結原料21を流し込むように、外周部をロッド支持部材11ab側に曲げた、例えば扇状の整流板12aを2枚、ロッド支持部材11abの近傍に配置している。そして、これら整流板12aは、シュート11を介して流下してくる焼結原料21の衝突によって回転するように、支持ロッド12bに取り付けられている。
この整流板12aは、図1(b)に示したように、ロッド支持部材11abに対して各1個ずつ配置したものでも良いが、図2に示したように、1つのロッド支持部材11abに対して各2個ずつ、支持ロッド12bへの取り付け位置を異ならせて両側に配置し、ロッド支持部材11abの両側から、溝bに焼結原料21を流し込むようすれば、常に溝bに焼結原料を流し込むことができ、パレット進行方向における装入密度の不均一も防止することができる。
上記の構成からなる第1の本発明では、パレット横方向に発生する溝b内に、シュート11のロッド支持部材11ab近傍を流下してきた焼結原料21を効果的に流し込めるので、パレット横方向の装入密度が均一になるのと共に、整流板12aの外周端に引っ掛かった異物も効率良く除去できるようになる。また、供給された焼結原料21層を掻き乱すこともない。
上記の第1の本発明において、図1に示したように、シュート11を流下してくる焼結原料21が衝突しない前記整流板12aの部分に、付着物掻き落し部材13を接触状に設けた場合には、整流板12aへの異物22の付着を効果的に防止することができる。
この付着物掻き落し部材13は、常時、整流板12aに接触させておく場合には、できるだけ整流板12aの回転を阻害することがないような形状、例えば図3に示したような、先端のブラシ部分13aのみが整流板12aの外周側側面に接触するような形状を採ることが望ましいことは言うまでもない。
なお、付着物掻き落し部材13の接触により整流板12aの回転が阻害される可能性がある場合には、回転源を設けて整流板12aを強制的に回転させるようにしても良い。
本発明の効果を確認するために、付着物掻き落し部材を設置しない場合(本発明1)と、付着物掻き落し部材を設置し、かつ、整流板を強制回転させた場合(本発明2)における異物の付着量を調査した。また、比較として固定式の整流板を設置し、付着物の掻き落しを行わなかった場合についても調査した。なお、調査に使用した焼結機は、生産量が1時間当り600トンで、設置期間は1ヶ月である。
その結果を下記表1に示すが、本発明によれば、異物の付着は大幅に抑制でき、歩留まりを改善できることが明らかである。
Figure 2005195301
本発明の焼結原料給鉱装置は上記の各例(例えば、整流板12aや付着物掻き落し部材13の形状等)に限るものではなく、各請求項に記載の技術的思想の範囲において自由に変更可能である。
本発明は、焼結原料の給鉱装置に限らず、各種の原料供給装置の異物除去にも適用できる。
本発明の焼結原料給鉱装置の要部を説明する図である。 本発明の焼結原料給鉱装置の要部斜視図である。 付着物除去部材の説明図である。 焼結原料給鉱装置を説明する図である。
符号の説明
11 シュート
11aa ロッド
11ab ロッド支持部材
12a 整流板
13 付着物掻き落し部材


Claims (3)

  1. 焼結原料をパレットに供給する原料供給機構と、
    前記パレットの移動方向とは反対方向に向けて所定角度で傾斜配置されたスクリーン状シュートと、
    このスクリーン状シュートの排出端近傍における、前記パレットに供給された焼結原料層の上方でかつ前記スクリーン状シュートのロッド支持部材近傍に、回転が自在な整流板を設置したことを特徴とする焼結原料給鉱装置。
  2. 前記スクリーン状シュートを流下してくる焼結原料が衝突しない前記整流板部分に接触する付着物掻き落し部材を設けたことを特徴とする請求項1記載の焼結原料給鉱装置。
  3. 前記整流板の回転源を設けたことを特徴とする請求項2記載の焼結原料給鉱装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3489371A1 (en) * 2017-11-24 2019-05-29 Tata Steel IJmuiden B.V. Scraper device

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