JP2005194955A - インジェクションポンプ、該インジェクションポンプを備えたディーゼルエンジンの液化ガス燃料供給装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 ディーゼルエンジンの液化ガス燃料供給装置において、カム室に漏れ出て気化した液化ガス燃料をカム室外へ吸引して燃料タンクへ戻す際に、カム室内に飛散する潤滑油が液化ガス燃料に混入しないようにすることを、インジェクションポンプの外部にオイルセパレータ等の分離手段を設けることなく、かつ低コストで、かつディーゼルエンジンの液化ガス燃料供給装置を大型化させることなく実現する。
【解決手段】 凹部152には、凹部152の開口部の一部を塞ぐように板材153が配設されている。板材153は、カム室吸引孔151のカム室15内部側の前面を覆いつつ、カム室15内の気相部分とパイプ64との連通状態が確保されるように、かつ、カム室吸引孔151の入口がカム室15内の空間に直接対面しないように配置されており、カム室15内に飛散する潤滑油が直接カム室吸引孔151に進入しないようになっている。
【選択図】図4
【解決手段】 凹部152には、凹部152の開口部の一部を塞ぐように板材153が配設されている。板材153は、カム室吸引孔151のカム室15内部側の前面を覆いつつ、カム室15内の気相部分とパイプ64との連通状態が確保されるように、かつ、カム室吸引孔151の入口がカム室15内の空間に直接対面しないように配置されており、カム室15内に飛散する潤滑油が直接カム室吸引孔151に進入しないようになっている。
【選択図】図4
Description
本発明は、DME(ジメチルエーテル)やセタン価向上剤が添加されたLPガス(以下、「高セタン価LPガス」という。)等の液化ガスを燃料としたディーゼルエンジンの液化ガス燃料供給装置に関する。
ディーゼルエンジンによる大気汚染対策として、軽油の代わりに排気がクリーンなDME(ジメチルエーテル)や高セタン価LPガスを燃料とするものが注目されている。これらの燃料は、従来の燃料である軽油と違って液化ガス燃料である。つまり、軽油と比較して沸点温度が低く、大気圧下で軽油が常温において液体であるのに対して、DMEや高セタン価LPガスは、常温において気体となる性質を有している。そのため、従来のディーゼルエンジンにDME等の液化ガス燃料を使用する際には、ディーゼルエンジンの燃料噴射ノズルに燃料を送出するインジェクションポンプへ燃料タンクから燃料を供給する際の供給圧力が低いと液化ガス燃料が気化してしまうことになる。よって、液化ガス燃料を液体の状態で燃料タンクからインジェクションポンプへ供給するためには、軽油を燃料した場合よりもインジェクションポンプへの燃料供給圧力を高くする必要がある。一般的なディーゼルエンジンの燃料供給装置に使用されるインジェクションポンプは、ディーゼルエンジンの回転によって駆動されるカム機構が配設されたカム室と、カム室と画設された燃料タンクから液化ガス燃料が加圧供給される油溜室と、カム機構によって駆動されて油溜室の液化ガス燃料をディーゼルエンジンの燃料噴射ノズルへ加圧送出するインジェクションポンプエレメントとを備えており、画設された油溜室とカム室との間にインジェクションポンプエレメントがまたがって配設されている。そのため、油溜室の燃料がインジェクションポンプエレメントのプランジャバレルとプランジャとの間の隙間からカム室へ漏れ出てしまうが、従来の軽油を燃料としたディーゼルエンジンの燃料供給装置においては、そのカム室への燃料の漏れは極めて微量であり問題となることは無かった。
ところが、上述した液化ガス燃料を燃料としたディーゼルエンジンの燃料供給装置においては、前述したように軽油を燃料した場合よりもインジェクションポンプの油溜室への燃料供給圧を高くする必要があり、その高い燃料供給圧力によって、インジェクションポンプエレメントのプランジャバレルとプランジャとの間の隙間から、インジェクションポンプのカム室に漏れる燃料の量が、軽油燃料を使用した場合と比較して大幅に増加してしまうという問題が生じる。また、DME等の液化ガス燃料は、軽油と比較して低粘度であるので、より隙間から漏れやすくなり、さらにその量は多くなってしまう。インジェクションポンプエレメントのプランジャバレル及びプランジャを高精度に形成して、プランジャバレルとプランジャとの隙間を可能な限り小さくすれば、カム室に漏れ出る液化ガス燃料の量を少なくすることが可能であるが、プランジャバレル及びプランジャの形成精度にも限界があり、カム室に漏れ出てしまう液化ガス燃料の量を許容可能なレベルにまで低減させることは極めて困難である。そして、カム室へ漏れ出た液化ガス燃料がカム室内の潤滑油に混入してしまうと、潤滑油の粘性が低下し、インジェクションポンプの動作に支障をきたす虞がある。
このような課題を解決した従来技術の一例としては、カム室内を外部から吸引するための吸引孔をカム室に設けて、カム室に漏れ出て気化した液化ガス燃料がカム室内の潤滑油に混入する前に吸引孔から吸引してカム室の外へ取り出し、カム室から取り出した液化ガス燃料を燃料タンクへ戻すようにしたものが公知である(例えば、特許文献1を参照)。カム室内から吸引された液化ガス燃料には、カム室内に飛散する潤滑油が混入してしまうので、カム室の外で潤滑油と液化ガス燃料を分離するオイルセパレータを介して潤滑油と液化ガス燃料とに分離され、分離された潤滑油はカム室へ戻され、分離された液化ガス燃料のみが燃料タンクへ圧送されるようになっている。これによって、カム室の潤滑油に混入する液体ガス燃料の量を大幅に低減させることができる。また、カム室内を吸引することによって、潤滑油に混入してしまった液化ガス燃料を気化させることができるので、潤滑油に混入している液化ガス燃料も気化させて燃料タンクへ回収することができる。それによって、液化ガス燃料が潤滑油に混入することによる潤滑油の潤滑性能の低下を少なくすることができる。
しかしながら、インジェクションポンプの外部に上述したオイルセパレータを設けることはコスト的に大きなデメリットであり、かつディーゼルエンジンの液化ガス燃料供給装置が大型化してしまうという問題が生じる。
本発明は、このような状況に鑑み成されたものであり、その課題は、ディーゼルエンジンの液化ガス燃料供給装置において、カム室に漏れ出て気化した液化ガス燃料をカム室外へ吸引して燃料タンクへ戻す際に、カム室内に飛散する潤滑油が液化ガス燃料に混入しないようにすることを、インジェクションポンプの外部にオイルセパレータ等の分離手段を設けることなく、かつ低コストで、かつディーゼルエンジンの液化ガス燃料供給装置を大型化させることなく実現することにある。
上記課題を達成するため、本発明の第1の態様は、ディーゼルエンジンの回転によって駆動されるカム機構が配設されたカム室と、前記カム室と画設され、燃料タンクから液化ガス燃料が加圧供給される油溜室と、前記油溜室と前記カム室との間にまたがって配設され、前記カム機構によって駆動されて前記油溜室の液化ガス燃料を前記ディーゼルエンジンの燃料噴射ノズルへ加圧送出するインジェクションポンプエレメントとを備えたインジェクションポンプであって、前記油溜室から前記インジェクションポンプエレメントを介して前記カム室に漏れ出て気化した液化ガス燃料を前記カム室の外部から吸引するためのカム室吸引孔が前記カム室に形成されており、前記カム室吸引孔の前記カム室内部側の前面を覆いつつ、前記カム室内の気相部分と外部との連通状態が確保される如く配置された覆い部を有している、ことを特徴としたインジェクションポンプである。
このように、カム室吸引孔のカム室内部側の前面が覆い部で覆われているので、カム室内に飛散する潤滑油がカム室吸引孔に進入することを防止することができる。また、その覆い部によって、カム室吸引孔への潤滑油の進入が遮られつつ、カム室内の気相部分とカム室吸引孔との連通状態が確保されているので、カム室吸引孔を介してカム室内の気相部分に充満する気化した液化ガス燃料を外部から吸引してカム室外に取り出すことができる。これにより、本発明の第1の態様に示したインジェクションポンプによれば、ディーゼルエンジンの液化ガス燃料供給装置において、カム室に漏れ出て気化した液化ガス燃料をカム室外へ吸引して燃料タンクへ戻す際に、カム室内に飛散する潤滑油が液化ガス燃料に混入しないようにすることを、インジェクションポンプの外部にオイルセパレータ等の分離手段を設けることなく、かつ低コストで、かつディーゼルエンジンの液化ガス燃料供給装置を大型化させることなく実現することができるという作用効果が得られる。
本発明の第2の態様は、ディーゼルエンジンの回転によって駆動されるカム機構が配設されたカム室と、前記カム室と画設され、燃料タンクから液化ガス燃料が加圧供給される油溜室と、前記油溜室と前記カム室との間にまたがって配設され、前記カム機構によって駆動されて前記油溜室の液化ガス燃料を前記ディーゼルエンジンの燃料噴射ノズルへ加圧送出するインジェクションポンプエレメントとを備えたインジェクションポンプであって、前記油溜室から前記インジェクションポンプエレメントを介して前記カム室に漏れ出て気化した液化ガス燃料を前記カム室の外部から吸引するためのカム室吸引孔が前記カム室に形成されており、前記カムシャフトの回転によって前記カム室内に飛散する潤滑油が前記カム室吸引孔に直接進入しないように、前記カム室吸引孔の前記カム室内部側の前面に前記カム室内の気相部分と外部との連通状態が確保される如く覆い部が配置されている、ことを特徴としたインジェクションポンプである。
このように、カムシャフトの回転によってカム室内に飛散する潤滑油がカム室吸引孔に直接進入しないようにカム室吸引孔のカム室内部側の前面に覆い部が配置されているので、カム室内に飛散する潤滑油がカム室吸引孔に進入することを防止することができる。また、その覆い部によって、カム室吸引孔への潤滑油の進入が防止されつつ、カム室内の気相部分とカム室吸引孔との連通状態が確保されているので、カム室吸引孔を介してカム室内の気相部分に充満する気化した液化ガス燃料を外部から吸引してカム室外に取り出すことができる。これにより、本発明の第2の態様に示したインジェクションポンプによれば、ディーゼルエンジンの液化ガス燃料供給装置において、カム室に漏れ出て気化した液化ガス燃料をカム室外へ吸引して燃料タンクへ戻す際に、カム室内に飛散する潤滑油が液化ガス燃料に混入しないようにすることを、インジェクションポンプの外部にオイルセパレータ等の分離手段を設けることなく、かつ低コストで、かつディーゼルエンジンの液化ガス燃料供給装置を大型化させることなく実現することができるという作用効果が得られる。
本発明の第3の態様は、前述した第1の態様又は第2の態様において、前記カム室吸引孔の入口がカム室内の空間に直接対面しないように前記覆い部が配置されている、ことを特徴としたインジェクションポンプである。
このように、カム室吸引孔の入口がカム室内の空間に直接対面しないように覆い部が配置されているので、カム室内に飛散する潤滑油がカム室吸引孔へ直線的に進入する経路を覆い部で略完全に遮ることができる。したがって、カム室に漏れ出て気化した液化ガス燃料をカム室外へ吸引して燃料タンクへ戻す際に、カム室内に飛散する潤滑油が液化ガス燃料に混入することをより確実に防止することができるという作用効果が得られる。
本発明の第4の態様は、前述した第1の態様〜第3の態様のいずれかにおいて、前記カム室吸引孔の入口より広い底面積を有する凹部が前記カム室の内壁面に形成されており、前記凹部の底面から前記カム室外へ向けて前記カム室吸引孔が形成されており、前記覆い部が前記凹部の開口部の一部を塞ぐように配置されている、ことを特徴としたインジェクションポンプである。
このように、凹部がカム室の内壁面に形成されており、その凹部の底面からカム室外へ向けてカム室吸引孔が形成されているので、カム室吸引孔の入口をカム室の内壁面との間に凹部による空間が形成される分だけ、カム室内に飛散する潤滑油をカム室吸引孔に入りにくくすることができる。また、カム室吸引孔の入口より広い底面積を有する凹部の底面にカム室外へ向けてカム室吸引孔が形成されており、覆い部が凹部の開口部の一部を塞ぐように配置されているので、カム室吸引孔の入口より広い底面積を有する凹部によってカム室吸引孔の入口とカム室の内壁面との間に形成される空間を利用して、カム室内に飛散する潤滑油がカム室吸引孔へ直線的に進入する経路を覆い部で略完全に遮りつつ、かつカム室内の気相部分とカム室吸引孔との十分な連通状態を確保することができる。したがって、カム室に漏れ出て気化した液化ガス燃料をカム室外へ吸引して燃料タンクへ戻す際に、カム室内に飛散する潤滑油が液化ガス燃料に混入することをより確実に防止することができるという作用効果が得られる。
本発明の第5の態様は、前述した第1の態様〜第4の態様のいずれかに記載のインジェクションポンプを備えたディーゼルエンジンの液化ガス燃料供給装置である。
本発明の第5の態様に示したディーゼルエンジンの液化ガス燃料供給装置によれば、ディーゼルエンジンの液化ガス燃料供給装置において、前述した第1の態様〜第4の態様のいずれかに記載の発明による作用効果を得ることができる。
ディーゼルエンジンの液化ガス燃料供給装置において、カム室に漏れ出て気化した液化ガス燃料をカム室外へ吸引して燃料タンクへ戻す際に、カム室内に飛散する潤滑油が液化ガス燃料に混入しないようにすることを、インジェクションポンプの外部にオイルセパレータ等の分離手段を設けることなく、かつ低コストで、かつディーゼルエンジンの液化ガス燃料供給装置を大型化させることなく実現することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
まず、本発明に係る「ディーゼルエンジンの液化ガス燃料供給装置」としてのDME燃料供給装置の概略構成について説明する。液化ガス燃料としてDMEと、セタン価が40〜55程度、望ましくは50以上の高セタン価LPガス(セタン価向上剤が添加されたLPガス)が代表例である。以下説明する実施の形態では、液化ガス燃料としてDMEを用いた場合を示す。尚、高セタン価LPガスを用いる場合は、セタン価向上剤としては、公知の硝酸エステル、亜硝酸エステル、及び有機過酸化物等を用いる。具体的なセタン価向上剤としては、DTBP(Di-tertiary butyl peroxide)又は2HEN(2-Ethylhexylnitrate)である。また、LPガスは軽油に比べて潤滑性が低いので、潤滑性向上剤として公知のアルキルエステルを添加することが望ましい。
まず、本発明に係る「ディーゼルエンジンの液化ガス燃料供給装置」としてのDME燃料供給装置の概略構成について説明する。液化ガス燃料としてDMEと、セタン価が40〜55程度、望ましくは50以上の高セタン価LPガス(セタン価向上剤が添加されたLPガス)が代表例である。以下説明する実施の形態では、液化ガス燃料としてDMEを用いた場合を示す。尚、高セタン価LPガスを用いる場合は、セタン価向上剤としては、公知の硝酸エステル、亜硝酸エステル、及び有機過酸化物等を用いる。具体的なセタン価向上剤としては、DTBP(Di-tertiary butyl peroxide)又は2HEN(2-Ethylhexylnitrate)である。また、LPガスは軽油に比べて潤滑性が低いので、潤滑性向上剤として公知のアルキルエステルを添加することが望ましい。
図1は、本発明に係るDME燃料供給装置の概略構成を示したシステム構成図である。
ディーゼルエンジン200にDME燃料を供給するDME燃料供給装置100は、本発明に係るインジェクションポンプ1を備えている。インジェクションポンプ1は、ディーゼルエンジン200が有するシリンダ31の数と同じ数のインジェクションポンプエレメント2を備えている。フィードポンプ5は、燃料タンク4に貯留されている「液化ガス燃料」としてのDME燃料を、所定の圧力に加圧してフィードパイプ52へ送出する。燃料タンク4のDME燃料送出口は、燃料タンク4内のDME燃料の液面より下に設けられており、フィードポンプ5を燃料タンク4のDME燃料の送出口近傍に配設されている。フィードパイプ52へ送出されたDME燃料は、フィルタ51でろ過され、3方電磁弁71を介してインジェクションポンプ1へ送出される。3方電磁弁71は、噴射状態時(ディーゼルエンジン200の運転時)にはON状態で、符号Aで示した矢印の方向に連通している。インジェクションポンプ1内のカム室15は、ディーゼルエンジン200の潤滑系と分離された専用潤滑系となっており、インジェクションポンプ1内のカム室15に漏れだしたDME燃料は、パイプ64からカム室15内の圧力が大気圧以下になるのを防止するチェック弁62を介して、カム室内のカムによって駆動されるコンプレッサー61によって吸引され、コンプレッサー61で加圧された後、チェック弁63、パイプ6、及びクーラー41を介して燃料タンク4へ送出される。チェック弁63は、ディーゼルエンジン200の停止時に、燃料タンク4からDME燃料がカム室へ逆流するのを防止するために設けられている。
ディーゼルエンジン200にDME燃料を供給するDME燃料供給装置100は、本発明に係るインジェクションポンプ1を備えている。インジェクションポンプ1は、ディーゼルエンジン200が有するシリンダ31の数と同じ数のインジェクションポンプエレメント2を備えている。フィードポンプ5は、燃料タンク4に貯留されている「液化ガス燃料」としてのDME燃料を、所定の圧力に加圧してフィードパイプ52へ送出する。燃料タンク4のDME燃料送出口は、燃料タンク4内のDME燃料の液面より下に設けられており、フィードポンプ5を燃料タンク4のDME燃料の送出口近傍に配設されている。フィードパイプ52へ送出されたDME燃料は、フィルタ51でろ過され、3方電磁弁71を介してインジェクションポンプ1へ送出される。3方電磁弁71は、噴射状態時(ディーゼルエンジン200の運転時)にはON状態で、符号Aで示した矢印の方向に連通している。インジェクションポンプ1内のカム室15は、ディーゼルエンジン200の潤滑系と分離された専用潤滑系となっており、インジェクションポンプ1内のカム室15に漏れだしたDME燃料は、パイプ64からカム室15内の圧力が大気圧以下になるのを防止するチェック弁62を介して、カム室内のカムによって駆動されるコンプレッサー61によって吸引され、コンプレッサー61で加圧された後、チェック弁63、パイプ6、及びクーラー41を介して燃料タンク4へ送出される。チェック弁63は、ディーゼルエンジン200の停止時に、燃料タンク4からDME燃料がカム室へ逆流するのを防止するために設けられている。
インジェクションポンプ1のカム室15が、ディーゼルエンジン200の潤滑系と分離された専用潤滑系になっているので、インジェクションポンプエレメント2からカム室に漏れたDME燃料が、ディーゼルエンジン200の潤滑系に侵入する虞がない。そして、それによって、ディーゼルエンジン200の潤滑系に侵入したDME燃料が気化し、気化したDME燃料がディーゼルエンジン200のクランク室等に侵入するといった虞をなくすことができる。
燃料タンク4からフィードポンプ5によって所定の圧力に加圧されて送出されたDME燃料は、カム室15と画設された油溜室11に充填され、油溜室11に充填されたDME燃料がインジェクションポンプ1の各インジェクションポンプエレメント2からインジェクションパイプ3を経由して、所定のタイミングで所定の量だけディーゼルエンジン200の各シリンダ31に配設されている燃料噴射ノズル32へ圧送される。インジェクションポンプ1の油溜室11からオーバーフローしたDME燃料は、オーバーフロー燃料パイプ8を経由し、オーバーフロー燃料の圧力を決めるチェック弁91、パイプ92、及びクーラー41を介して燃料タンク4へ戻される。また、各燃料噴射ノズル32からオーバーフローしたDME燃料は、ノズルリターンパイプ9を経由し、前述したチェック弁91、パイプ92、及びクーラー41を介して燃料タンク4へ戻される。
さらに、DME燃料供給装置100は、ディーゼルエンジン停止時に、インジェクションポンプ1内の油溜室11、オーバーフロー燃料パイプ8、及びノズルリターンパイプ9に残留しているDME燃料を、燃料タンク4へ回収するためのアスピレータ7、3方電磁弁71、及び2方電磁弁72を備えている。アスピレータ7は、入口7aと出口7bと吸引口7cとを有している。入口7aと出口7bは真っ直ぐに連通しており、吸引口7cは、入口7aと出口7bとの間の連通路から、略垂直方向に分岐している。3方電磁弁71がOFFの時に連通する連通路73(符号Bの矢印で示した連通方向)が入口7aに接続されており、クーラー41を介して燃料タンク4への戻り経路であるパイプ92へ出口7bが接続されている。また、吸引口7cは、噴射状態時(ディーゼルエンジン200の運転時)にはOFF状態となっている2方電磁弁72に接続されている。無噴射状態時(ディーゼルエンジン200の停止時)には、3方電磁弁71をOFFして符号Bの矢印で示した方向の連通路を構成するとともに、2方電磁弁72をONして、オーバーフロー燃料パイプ8及びノズルリターンパイプ9とアスピレータ7の吸引口7cとの間を連通させる(符号Cで示した矢印の方向)。したがって、フィードポンプ5から送出されたDME燃料は、インジェクションポンプ1へ送出されずに、アスピレータ7へ送出され、入口7aから出口7bへ抜け、クーラー41を介して燃料タンク4へ戻り、再びフィードポンプ5からアスピレータ7へ送出される。つまり、アスピレータ7を介してDME燃料液が環流する状態となる。そして、インジェクションポンプ1内の油溜室11、オーバーフロー燃料パイプ8、及びノズルリターンパイプ9に残留しているDME燃料は、入口7aと出口7bを流れるDME燃料液の流れにより吸引口7cに発生する吸引力によって、吸引口7cから吸引されて燃料タンク4へ回収されることになる。
次に、本発明に係るインジェクションポンプ1を構成するインジェクションポンプエレメント2の概略構造について説明する。
図2は、本発明に係るインジェクションポンプ1のインジェクションポンプエレメント2近傍の断面を示した要部斜視図である。
図2は、本発明に係るインジェクションポンプ1のインジェクションポンプエレメント2近傍の断面を示した要部斜視図である。
インジェクションポンプエレメント2は、油溜室11とカム室15との間にまたがって配設されている。デリバリバルブホルダ21は、デリバリバルブ挿設孔211を有する形状を成しており、インジェクションポンプ1の基体に固定されている。デリバリバルブ挿設孔211と連通している燃料液送出口212には、インジェクションパイプ3が接続される。デリバリバルブ挿設孔211には、デリバリバルブ23が往復動可能に挿設されており、デリバリバルブ23は、デリバリスプリング22によって、デリバリバルブホルダ21と一体に配設されているデリバリバルブシート24のバルブシート部24aに、バルブ部231が当接する如く付勢されている。プランジャバレル25は、デリバリバルブシート24と一体に配設され、デリバリバルブシート24に連通している液圧室25aを有している。液圧室25aには、プランジャ26が往復動可能に挿設されており、その一端側がデリバリバルブ23に面している。プランジャ26は、プランジャスプリング27によって、カム13側に付勢されている。プランジャ26は、ディーゼルエンジン200の駆動軸に連結されているディーゼルエンジン200の駆動力で回転するカムシャフト12の回転力が、カム13及びタペット28を介して往復運動に変換されて伝達されてデリバリバルブ23側(符号Dの矢印で示した方向)に押し上げられる。プランジャ26のつば部261は、コントロールラック14と係合して回転するピニオン29と一体の円筒状の部材であるスリーブ291と係合しており、コントロールラック14の往復動によってピニオン29が回転し、プランジャ26が周方向に回転する構成を成しており、このプランジャの回転位置によってDME燃料の噴射量が増減するようになっている。
図3は、本発明に係るインジェクションポンプ1の断面図であり、図4は、カム室15に形成されたカム室吸引孔近傍をカム室15内側から示した拡大図である(図3の符号X矢視図)。
油溜室11内の高圧な液体状態のDME燃料が液圧室25aに充填され、プランジャ26が上昇することによってデリバリバルブ23を介して燃料液送出口212へ送出される際に、プランジャ26とプランジャバレル25との摺接面に液体状態のDME燃料が漏れ出る。インジェクションポンプエレメント2は、油溜室11とカム室15との間にまたがって配設されているので、プランジャ26とプランジャバレル25との摺接面に漏れ出た液体状態のDME燃料は、気化した状態でカム室15へ漏れ出ることになる。カム室15には、油溜室11からインジェクションポンプエレメント2を介してカム室15に漏れ出て気化したDME燃料をカム室15の外へ吸引するためのカム室吸引孔151が形成されている。カム室15に漏れ出て気化したDME燃料は、カム室吸引孔151からパイプ64を介してコンプレッサー61によって吸引されて燃料タンク4へ送出される。カム室15の内壁面には、カム室吸引孔151の入口より広い底面積を有する凹部152が形成されており、凹部152の底面からパイプ64へ向けてカム室吸引孔151が形成されている。凹部152には、図示の如く凹部152の開口部の一部を塞ぐように「覆い部」としての板材153が2本のボルト154で固定されている。板材153は、カム室吸引孔151のカム室15内部側の前面を覆いつつ、カム室15内の気相部分とパイプ64との連通状態が確保される如く配置されている。また、板材153は、カム室吸引孔151の入口がカム室15内の空間に直接対面しないように配置されており、カムシャフト12の回転によってカム室15内に飛散する潤滑油が直接カム室吸引孔151に進入しないようになっている。さらに、カム室15の内壁面に形成された凹部155によって、板材153のカム室15内に面した面と、カム室15の内壁面とが同一面となっている。
このように、カム室吸引孔151のカム室15内部側の前面が板材153で覆われているので、つまり、カム室吸引孔151の入口がカム室15内の空間に直接対面しないように板材153が配置されているので、カム室吸引孔151へ直線的に進入する経路を板材153で略完全に遮ることができ、カム室15内に飛散する潤滑油がカム室吸引孔151に直接進入することを防止することができる。また、板材153によって、カム室吸引孔151への潤滑油の進入が遮られつつ、カム室15内の気相部分とカム室吸引孔151との連通状態が確保されているので、カム室吸引孔151を介してカム室15内の気相部分に充満する気化したDME燃料をカム室吸引孔151からパイプ64を介してコンプレッサー61にて吸引してカム室15外に取り出すことができる。さらに、カム室吸引孔151の入口より広い底面積を有する凹部152の底面からパイプ64へ向けてカム室吸引孔151が形成されており、板材153が凹部1512の開口部の一部を塞ぐように配置されているので、カム室吸引孔151の入口より広い底面積を有する凹部152によってカム室吸引孔151の入口とカム室15の内壁面との間に形成される空間を利用して、カム室15内に飛散する潤滑油がカム室吸引孔151へ直線的に進入する経路を板材153で略完全に遮りつつ、かつ凹部152の開口部の板材153に覆われていない部分に構成される開口部156によって、カム室15内の気相部分とカム室吸引孔151との十分な連通状態を構成することができる。
また、他の実施例としては、例えば、通気性を有する網状の部材で「覆い部」としての板材153を構成しても良い。「覆い部」がカム室吸引孔151のカム室15内部側の前面を覆いつつ、カム室15内の気相部分とパイプ64との連通状態が確保される如く配置されていればどのような態様であっても良く、カム室吸引孔151への潤滑油の進入が遮られつつ、カム室15内の気相部分とカム室吸引孔151との連通状態が確保され、それによって、本発明による作用効果が得られるのは言うまでもないことである。
このようにして、ディーゼルエンジン200のDME燃料供給装置100において、カム室15に漏れ出て気化したDME燃料をカム室15外へ吸引して燃料タンク4へ戻す際に、カム室15内に飛散する潤滑油がDME燃料に混入しないようにすることを、インジェクションポンプ1の外部にオイルセパレータ等の分離手段を設けることなく、かつ低コストで、かつDME燃料供給装置100を大型化させることなく実現することができる。
尚、本発明は上記実施例に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で、種々の変形が可能であり、それらも本発明の範囲内に含まれるものであることは言うまでもない。
本発明は、DMEやセタン価向上剤が添加されたLPガス等の液化ガスを燃料としたディーゼルエンジンの液化ガス燃料供給装置におけるインジェクションポンプにおいて利用可能である。
1 インジェクションポンプ
2 インジェクションポンプエレメント
11 油溜室
15 カム室
25 プランジャバレル
26 プランジャ
61 コンプレッサー
100 DME燃料供給装置
200 ディーゼルエンジン
2 インジェクションポンプエレメント
11 油溜室
15 カム室
25 プランジャバレル
26 プランジャ
61 コンプレッサー
100 DME燃料供給装置
200 ディーゼルエンジン
Claims (5)
- ディーゼルエンジンの回転によって駆動されるカム機構が配設されたカム室と、前記カム室と画設され、燃料タンクから液化ガス燃料が加圧供給される油溜室と、前記油溜室と前記カム室との間にまたがって配設され、前記カム機構によって駆動されて前記油溜室の液化ガス燃料を前記ディーゼルエンジンの燃料噴射ノズルへ加圧送出するインジェクションポンプエレメントとを備えたインジェクションポンプであって、
前記油溜室から前記インジェクションポンプエレメントを介して前記カム室に漏れ出て気化した液化ガス燃料を前記カム室の外部から吸引するためのカム室吸引孔が前記カム室に形成されており、
前記カム室吸引孔の前記カム室内部側の前面を覆いつつ、前記カム室内の気相部分と外部との連通状態が確保される如く配置された覆い部を有している、ことを特徴としたインジェクションポンプ。 - ディーゼルエンジンの回転によって駆動されるカム機構が配設されたカム室と、前記カム室と画設され、燃料タンクから液化ガス燃料が加圧供給される油溜室と、前記油溜室と前記カム室との間にまたがって配設され、前記カム機構によって駆動されて前記油溜室の液化ガス燃料を前記ディーゼルエンジンの燃料噴射ノズルへ加圧送出するインジェクションポンプエレメントとを備えたインジェクションポンプであって、
前記油溜室から前記インジェクションポンプエレメントを介して前記カム室に漏れ出て気化した液化ガス燃料を前記カム室の外部から吸引するためのカム室吸引孔が前記カム室に形成されており、
前記カムシャフトの回転によって前記カム室内に飛散する潤滑油が前記カム室吸引孔に直接進入しないように、前記カム室吸引孔の前記カム室内部側の前面に前記カム室内の気相部分と外部との連通状態が確保される如く覆い部が配置されている、ことを特徴としたインジェクションポンプ。 - 請求項1又は2において、前記カム室吸引孔の入口がカム室内の空間に直接対面しないように前記覆い部が配置されている、ことを特徴としたインジェクションポンプ。
- 請求項1〜3のいずれか1項において、前記カム室吸引孔の入口より広い底面積を有する凹部が前記カム室の内壁面に形成されており、前記凹部の底面から前記カム室外へ向けて前記カム室吸引孔が形成されており、前記覆い部が前記凹部の開口部の一部を塞ぐように配置されている、ことを特徴としたインジェクションポンプ。
- 請求項1〜4のいずれか1項に記載のインジェクションポンプを備えたディーゼルエンジンの液化ガス燃料供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004003095A JP2005194955A (ja) | 2004-01-08 | 2004-01-08 | インジェクションポンプ、該インジェクションポンプを備えたディーゼルエンジンの液化ガス燃料供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004003095A JP2005194955A (ja) | 2004-01-08 | 2004-01-08 | インジェクションポンプ、該インジェクションポンプを備えたディーゼルエンジンの液化ガス燃料供給装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005194955A true JP2005194955A (ja) | 2005-07-21 |
Family
ID=34818099
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2004003095A Pending JP2005194955A (ja) | 2004-01-08 | 2004-01-08 | インジェクションポンプ、該インジェクションポンプを備えたディーゼルエンジンの液化ガス燃料供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005194955A (ja) |
-
2004
- 2004-01-08 JP JP2004003095A patent/JP2005194955A/ja active Pending
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