JP2005194483A - 廃棄プラスチックを微粉末燃料に加工する方法と微粉末燃料加工装置 - Google Patents

廃棄プラスチックを微粉末燃料に加工する方法と微粉末燃料加工装置 Download PDF

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Abstract

【課題】加工のために消費する熱エネルギーを最小にしながら、簡単かつ容易に、しかも能率よく低コストに多量の廃棄プラスチックを微粉末燃料に加工する。
【解決手段】廃棄プラスチックを微粉末燃料に加工する方法は、廃棄プラスチックを加熱状態でプレスして板状のプラスチック板30に成形するプレス成形工程と、板状に成形されたプラスチック板30を複数の鋸刃で切断して鋸屑として、廃棄プラスチックを鋸屑からなる微粉末燃料に加工する鋸刃破砕工程とからなる。
【選択図】図1

Description

本発明は、種々の形状のものが混在している廃棄プラスチックを微粉末の燃料に加工する方法と装置に関する。
廃棄プラスチックは、微粉末に加工して燃料として有効に再利用できる。また、熱エネルギーを回収して有効に廃棄できる。ただ、種々の形状や材質のフィルムが混在している廃棄プラスチックは、これを微細な粉末に加工するのが極めて難しい。とくに、プラスチックは、全体の約38%(2002年生産)がフィルムシートに加工されるが、フィルムシートは微粉末に加工するのが極めて難しい。
種々の形状の廃棄プラスチックを燃料に加工して有効利用する方法は開発されている。(特許文献1〜3参照)
特開2002−38172号公報 特開平9−118888号公報 特開平7−188684号公報
特許文献1の公報には、熱可塑性樹脂を粉砕混合する工程と、混合物を押出成形器で溶融混練して塊状に成形する工程と、成形品を冷却すると共に、1辺を10mm以下に破砕する工程とからなる廃棄プラスチック燃料の製造方法が記載される。
また、特許文献2の公報には、廃棄プラスチックを50mm以下に切断して、溶融固化装置で30mm角で100〜150mm長に加工し、さらにこれを平均粒径が10mm以下となるように切断して粒体燃料とする方法が記載される。
さらにまた、特許文献3の公報には、ゲル分率が30%以上の架橋ポリエチレン系樹脂20〜80重量%と、発熱量が6800キロカロリー/kg以下の石炭粉末80〜20重量%との混合物を75重量%含む燃料が記載される。さらに、この公報には、架橋ポリエチレン系樹脂の粉砕物を二軸押出機に供給し、140℃以上の温度でせん断力を加えながら押出機の途中から石炭粉末および燃料の25重量%未満の範囲で、所望の添加物を供給して全供給物を混練りして微粉状に押し出すことも記載される。
これ等の公報には、廃棄プラスチックを燃料に加工することは記載されるが、これ等の公報に記載される方法では、フィルムシートを含む廃棄プラスチックを簡単かつ容易に、しかも効率よく微粉末燃料に加工することができない。特許文献1の方法は、廃棄プラスチックを塊状に成形して破砕するので、成形と破砕の両方を簡単にはできず、多量の廃棄プラスチックを能率よく微粉末状に加工するのは難しい。また、特許文献2の方法も、廃棄プラスチックを角棒に成形して切断機で10mm以下に切断するので、この方法によっても簡単に能率よく多量の廃棄プラスチックを微粉末燃料に加工できない。とくに廃棄プラスチックを押出成形機で成形し、あるいは溶融固化装置で棒状に成形する方法において、フィルムシートを能率よく処理するのが特に難しい。それはフィルムシートを供給装置につまらないようにスムーズに供給するのが難しいからである。フィルムシートは供給装置に絡まり、あるいは巻き付いてスムーズに供給するのが非常に難しい。さらに、廃棄プラスチックを押出成形し、あるいは溶融して棒状に成形するためには、廃棄プラスチックを完全に溶融する必要がある。このため、廃棄プラスチックを溶融するために多量の熱エネルギーを消費するので、加工費用を低コストにできない欠点もある。
特許文献3の方法は、微粉末燃料に加工できるが、廃棄プラスチックのみで微粉末燃料には加工できず、石炭粉末を使用する必要がある。このため、廃棄プラスチックのみを加工して燃料にできない欠点がある。
本発明は、従来のこのような欠点を解決することを目的に開発されたものである。本発明の重要な目的は、加工のために消費する熱エネルギーを最小にしながら、簡単かつ容易に、しかも能率よく低コストに多量の廃棄プラスチックを微粉末燃料に加工できる方法と装置を提供することにある。
本発明の廃棄プラスチックを微粉末燃料に加工する方法は、廃棄プラスチックを加熱状態でプレスして板状のプラスチック板30に成形するプレス成形工程と、板状に成形されたプラスチック板30を複数の鋸刃で切断して鋸屑として、廃棄プラスチックを鋸屑からなる微粉末燃料に加工する鋸刃破砕工程とからなる。
本発明の加工方法は、鋸刃破砕工程において、プラスチック板30を平均粒径が2mm以下である微粉末燃料に切断することができる。さらに、本発明の加工方法は、廃棄プラスチックに散水して洗浄する洗浄工程の後、洗浄された廃棄プラスチックをプレス成形工程でプラスチック板30に成形することができる。さらに、本発明の加工方法は、プレス成形工程において、廃棄プラスチックを上下のコンベアベルト5で挟着して、加熱状態でプレスしてプラスチック板30に加工することができる。さらにまた、本発明の加工方法は、鋸刃破砕工程において、複数の鋸刃を平行に並べてプラスチック板30を切断することができる。
本発明の請求項6の廃棄プラスチックの微粉末燃料加工装置は、廃棄プラスチックを加熱状態でプレスして板状のプラスチック板30に成形するプレス成形機1と、このプレス成形機1で板状に成形されたプラスチック板30を鋸刃で切断して鋸屑からなる微粉末燃料に加工する鋸刃装置2とを備える。
本発明の微粉末燃料加工装置は、鋸刃装置2の鋸刃で、プラスチック板30を平均粒径を2mm以下とする微粉末燃料に切断することができる。さらに、本発明の微粉末燃料加工装置は、廃棄プラスチックに散水して洗浄する洗浄装置3を備えて、洗浄された廃棄プラスチックをプレス成形機1でプラスチック板30に成形することができる。
さらに、本発明の微粉末燃料加工装置は、プレス成形機1が、廃棄プラスチックを上下で挟着するコンベアベルト5と、このコンベアベルト5を介して廃棄プラスチックを加熱するホットプレート6とを備え、コンベアベルト5で廃棄プラスチックを加熱状態でプレスしてプラスチック板30に加工することができる。
さらに、本発明の微粉末燃料加工装置は、鋸刃装置2が、プラスチック板30を移送する搬送ローラー10と、この搬送ローラー10で移送されるプラスチック板30を切断する複数の丸鋸11と、丸鋸11を固定している駆動軸12と、この駆動軸12を回転させるモーター13とを備えることができる。この加工装置は、駆動軸12に複数の丸鋸11を固定し、プラスチック板30の移送方向に離して複数の駆動軸12を配設することができる。さらに、鋸刃装置2は、プラスチック板30の移送方向に延長してガイド板22を備えると共に、搬送ローラー10の回転軸を駆動軸12の回転軸に対して傾斜する姿勢で配設して、搬送ローラー10で移送されるプラスチック板30をガイド板22に沿って移送させることができる。
本発明は、加工のために消費する熱エネルギーを最小にしながら、簡単かつ容易に、しかも能率よく低コストに多量の廃棄プラスチックを微粉末燃料に加工できる特長がある。加工のために消費する熱エネルギーを少なくできるのは、フィルムシート等を含む種々のものが混在する廃棄プラスチックを板状に成形するからである。板状に成形される廃棄プラスチックは、完全に溶融する必要がない。一部を溶融して板状に結合してプラスチック板にできるからである。また、板状に成形する方法は、廃棄プラスチックを広い面積で効率よく加熱でき、棒のように厚く成形しないので、深く内部まで加熱する必要がなく、表面から薄い層を加熱して、速やかに効率よく熱結合して板状にできる。廃棄プラスチックを板状に成形するのは、後工程において効率よく鋸屑に加工するためであるから、成形工程に消費する熱エネルギーはできるかぎり少なくすることが大切である。
さらに、本発明は、廃棄プラスチックを板状に成形し、プラスチック板を鋸刃で切断して鋸屑とし、この鋸屑を微粉末燃料とするものである。鋸刃でプラスチック板を切断して鋸屑とする方法は、極めて簡単な構造で能率よく微粉末燃料にできる。とくに、鋸刃はプラスチック板を切削して鋸屑に加工するのであって、破砕機のように無理に破砕して微粉末に潰すのではない。このため、鋸刃はプラスチック板を能率よく切断して鋸屑として微粉末燃料を製造できる。また、鋸刃は、その目の粗さを調整して鋸屑の大きさを自由に調整できる。目の小さい鋸刃を使用するとより小さい微粉末燃料となり、大きい目の鋸刃を使用すると平均粒径が大きくなって能率よく微粉末燃料を製造できる。
鋸刃でプラスチック板を切断して鋸屑とする構造は、破砕機のように潰して破砕するではないので、微粉末燃料にするためのエネルギー、すなわち消費電力の小さいモーターで、能率よく微粉末燃料を製造できる。また、潰す破砕機のように発熱することもなく、電気エネルギーを無駄に消費することなく、極めて能率よく微粉末燃料にできる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するための廃棄プラスチックを微粉末燃料に加工する方法と装置を例示するものであって、本発明は微粉末燃料の加工方法と装置を以下のものに特定しない。
さらに、この明細書は、特許請求の範囲を理解しやすいように、実施例に示される部材に対応する番号を、「特許請求の範囲」および「課題を解決するための手段の欄」に示される部材に付記している。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に特定するものでは決してない。
図1に示す廃棄プラスチックの微粉末燃料加工装置は、廃棄プラスチックを加熱状態でプレスして板状のプラスチック板30に成形するプレス成形機1と、このプレス成形機1で板状に成形されたプラスチック板30を鋸刃で切断して鋸屑からなる微粉末燃料に加工する鋸刃装置2とを備える。さらに、図の微粉末燃料加工装置は、廃棄プラスチックに散水して洗浄する洗浄装置3と、洗浄された廃棄プラスチックを乾燥する乾燥機4とを備えている。
図のプレス成形機1は、廃棄プラスチックを上下で挟着するコンベアベルト5と、このコンベアベルト5を介して廃棄プラスチックを加熱溶融して板状にプレスするホットプレート6と、板状にプレスされた未硬化のプラスチック板を冷却してプラスチック板30にプレス成形するコールドプレート8とを備えている。コンベアベルト5は、無端の金属ベルトである。下側コンベアベルト5Bは、上側コンベアベルト5Aよりも供給側を突出させている。この突出部に廃棄プラスチックが供給される。上下のコンベアベルト5は、廃棄プラスチックを移動させ、さらにプラスチック板30を移動させるときには一緒に移動される。廃棄プラスチックをホットプレート6で溶融して板状にプレスするときと、未硬化のプラスチック板をコールドプレート8で冷却してプラスチック板30にプレス成形するときに、上下のコンベアベルト5は停止される。
ホットプレート6は、内部に加熱蒸気や加熱油等の熱媒体を通過させる通路7を設けている。ホットプレート6は、通路7に熱媒体を通過させて、廃棄プラスチックを溶融できる温度、たとえば150〜300℃、好ましくは160〜230℃、さらに好ましくは170〜210℃に加熱される。ホットプレート6の温度を高くして、廃棄プラスチックを速やかに溶融して板状にプレスできるが、高すぎると廃棄プラスチックを変質させる。反対にホットプレート6の温度を低くして廃棄プラスチックの変質を少なくできるが、低すぎると廃棄プラスチックを溶融できなくなって板状に成形できなくなる。ホットプレート6の温度は、速やかに廃棄プラスチックを溶融して板状にプレスでき、かつ廃棄プラスチックを変質させないように設定する。
図のプレス成形機1は、ホットプレート6で溶融して板状にプレスした未硬化のプラスチック板を冷却するために、コンベアベルト5の上下にコールドプレート8を配設している。コールドプレート8は、ホットプレート6からコンベアベルト5の移送方向に離して配置される。ホットプレート6で溶融して板状にプレスした未硬化のプラスチック板を冷却するためである。コールドプレート8は、内部に冷却水を通過させる通路9を設けている。コールドプレート8は、この通路9に冷却水を通過させて冷却される。
ホットプレート6とコールドプレート8は、下側コンベアベルト5Bの上側ベルトの下方と、上側コンベアベルト5Aの下側ベルトの上方に配設されている。上下のホットプレート6とコールドプレート8は、いずれかまたは両方を水平の姿勢で上下に移動される。上下のホットプレート6が互いに接近するように移動すると、廃棄プラスチックは上下のコンベアベルト5に挟まれて板状にプレスされる。廃棄プラスチックを加熱状態でプレスして板状にするプレス圧は、たとえば0.1〜50kg/cm、好ましくは0.3〜10kg/cm、さらに好ましくは0.5〜5kg/cmとする。
ホットプレート6で溶融されて板状にプレスされた未硬化のプラスチック板は、コンベアベルト5を開いて移動させて、コールドプレート8の間に移送される。未硬化のプラスチック板を移動させるとき、また廃棄プラスチックをホットプレート6の間に供給するとき、ホットプレート6とコールドプレート8は互いに離され、上下のコンベアベルト5を離して開く状態として、未硬化のプラスチック板と廃棄プラスチックを移送する。このとき、未硬化のプラスチック板はコールドプレート8の間に、廃棄プラスチックはホットプレート6の間に搬入される。
ホットプレート6で板状にプレスされた未硬化のプラスチック板は、コールドプレート8の間に搬入される。この状態で、コールドプレート8は互いに接近するように移動して、コンベアベルト5を介して未硬化のプラスチック板を挟着する。コールドプレート8は、コンベアベルト5を介して未硬化のプラスチック板を両面から冷却する。コールドプレート8がコンベアベルト5を介して未硬化のプラスチック板を挟着する圧力は、コンベアベルト5を未硬化のプラスチック板の表面に密着できる圧力、たとえば0.1〜50kg/cm、好ましくは0.3〜10kg/cm、さらに好ましくは0.5〜5kg/cmとする。
以上のプレス成形機1は、廃棄プラスチックをホットプレート6で加熱溶融して板状にプレスするときと、未硬化のプラスチック板をコールドプレート8で冷却してプラスチック板30にプレス成形するときに、上下のコンベアベルト5を停止させている。ただ、プレス成形機は、図2に示す構造として、上下のコンベアベルト5を停止させることなく、連続駆動させながら廃棄プラスチックからプラスチック板30を成形することもできる。図2のプレス成形機1は、コンベアベルト5を介して廃棄プラスチックを加熱溶融して板状にプレスする複数のホットローラー23と、板状にプレスされた未硬化のプラスチック板を冷却してプラスチック板30にプレス成形する複数のコールドローラー24とを備えている。ホットローラー23は、内部に加熱蒸気や加熱油等の熱媒体を通過させる通路(図示せず)を設けており、コンベアベルト5で供給される廃棄プラスチックを加熱溶融して板状にプレスする。複数のコールドローラー24は、ホットローラー23からコンベアベルト5の移送方向に離して配置している。コールドローラー24は、内部に冷却水を通過させる通路(図示せず)を設けており、この通路に冷却水を通過させて、未硬化のプラスチック板を冷却してプラスチック板30にプレス成形する。このプレス成形機1は、コンベアベルト5を停止することなく、廃棄プラスチックを連続的に移送しながら、廃棄プラスチックからプラスチック板30を成形して取り出しできる。
プレス成形機1は、廃棄プラスチックを、厚さが約1〜10mmであるプラスチック板30に成形する。ただし、プレス成形機は、プラスチック板の厚さを、1〜20mm、より好ましくは1〜16mmの板状に成形することもできる。厚いプラスチック板は、多量の廃棄プラスチックを厚く積層してプレス成形するので成形に時間がかかり、また鋸刃で破砕する工程においても、時間がかかる欠点がある。また、厚くて大きいプラスチック板は、重くなって簡単に搬送できなくなる欠点もある。このことから、プラスチック板30の厚さは、好ましくは20mm以下、さらに好ましくは16mm以下、最適には10mm以下とする。
プラスチック板30の大きさは、90cm×180cm〜100cm×200cmとする。ただし、これよりも小さく、あるいは大きくすることもできる。図1と図2に示すプレス成形機1は、成形されたプラスチック板30を所定の長さに裁断するために、コンベアベルト5の排出側にカッター21を配設している。プレス成形されたプラスチック板30は、このカッター21で所定の長さにカットされて集積される。
以上のプレス成形機1は、コンベアベルト5を介して廃棄プラスチックを移送しながら、移送される廃棄プラスチックを溶融して板状にプレスし、板状にプレスされた未硬化のプラスチック板を冷却してプラスチック板30を成形して取り出しする。ただし、本発明は、プレス成形機を以上の構造に特定しない。プレス成形機は、図3に示すように、コンベアベルトを介することなく、上下に配置されたホットプレート6で廃棄プラスチックを挟着して加熱溶融しながら板状にプレスし、板状にプレスされた未硬化のプラスチック板を上下のコールドプレート8で挟着して冷却する構造とすることもできる。図3のプレス成形機1は、上下に配置された多段のホットプレート6と多段のコールドプレート8とを備えている。各ホットプレート6は、内部に加熱蒸気や加熱油等の熱媒体を通過させる通路7を設けており、各コールドプレート8は、内部に冷却水を通過させる通路9を設けている。このプレス成形機1は、上下に配置された各ホットプレート6の間に廃棄プラスチックを供給すると共に、これらのホットプレート6で廃棄プラスチックを挟着して加熱溶融しながら板状にプレスする。板状にプレスされた未硬化のプラスチック板を上下に配置された各コールドプレート8の間に移送して、コールドプレート8で挟着して冷却する。図に示すように、多段のホットプレート6と多段のコールドプレート8とを備えるプレス成形機1は、複数枚のプラスチック板30を同時に能率よく成形できる特長がある。
さらに、図1ないし図3に示すプレス成形機1は、加熱溶融して板状にプレスした未硬化のプラスチック板をコールドプレート8またはコールドローラー24で冷却してプラスチック板30に成形している。このように、コールドプレート8やコールドローラー24で冷却するプレス成形機1は、未硬化のプラスチック板を速やかに冷却してプラスチック板30に成形できる。ただし、プレス成形機は、必ずしも板状にプレスされた未硬化のプラスチック板をコールドプレートやコールドローラーで挟着して冷却する必要はない。ホットプレートやホットローラーで加熱溶融されて板状にプレスされた未硬化のプラスチック板は、自然に冷却することができ、またホットプレートやホットローラーに冷水を通過させて強制的に冷却することもできる。
鋸刃装置2は、図4と図5に示すように、プラスチック板30を移送する搬送ローラー10と、この搬送ローラー10で移送されるプラスチック板30を切断する複数の丸鋸11と、丸鋸11を固定している駆動軸12と、この駆動軸12を回転させるモーター13とを備えている。
搬送ローラー10は、プラスチック板30の表面に弾性的に押し付けられて、回転機構(図示せず)で回転されて、プラスチック板30を移送する。図の鋸刃装置2は、水平姿勢で前方に移送されるプラスチック板30の上面に弾性的に押圧されて、プラスチック板30を移送する複数の搬送ローラー10を設けている。搬送ローラー10は、一定の間隔で互いに平行な姿勢でプラスチック板30の通路の上方に配設され、弾性体14を介してプラスチック板30に押圧される。図の鋸刃装置2は、搬送ローラー10の下にプラスチック板30を供給するために、供給側には複数の供給ローラー15を配設している。供給ローラー15は、上にプラスチック板30を載せて、図3の矢印Aで示す方向に移送して、搬送ローラー10の下方に搬入する。
搬送ローラー10の下方には、プラスチック板30を水平の姿勢で上に載せて移送する搬送台(図示せず)を設けている。プラスチック板30は、搬送台の上に載せられて、上面に押圧される搬送ローラー10で移送される。搬送台は、丸鋸11を上面に突出させる開口部(図示せず)を設けている。この開口部は、丸鋸11を上面に突出させると共に、丸鋸11がプラスチック板30を切断してできる鋸屑を下方に落下させる大きさに開口される。鋸刃装置2は、搬送台に代わって、複数のローラーを所定の間隔で並べて、ローラーにプラスチック板を載せて移送する構造とすることもできる。
鋸刃は、駆動軸12に一定の間隔で固定された丸鋸11である。図の装置は、搬送台の下方に、複数本の駆動軸12を平行な姿勢で一定の間隔で回転できるように配設している。各々の駆動軸12は、歯車やベルトを介してモーター13に連結されて、モーター13で一緒に回転される。ただし、各々の駆動軸を独立してモーターで回転させることもできる。駆動軸12は、搬送ローラー10と平行な姿勢に配設されて、丸鋸11を固定している。
複数の丸鋸11は、プラスチック板30の移送方向に向かって、移送方向と交差する方向にずらせて固定している。この鋸刃装置2は、プラスチック板30を移送するにしたがって横から鋸屑に加工する。この鋸刃装置2は、丸鋸11でプラスチック板30を鋸屑に加工するが、帯鋸でプラスチック板を鋸屑に加工することもできる。
さらに、図3に示す鋸刃装置2は、プラスチック板30を丸鋸11で切断して効率よく鋸屑に加工するために、丸鋸11で切断されるプラスチック板30が移送方向と交差する方向に移動するのを阻止するガイド板22を配設している。ガイド板21は金属プレートで、丸鋸11の駆動軸12に対して垂直な姿勢であって、プラスチック板30の移送方向に延長して配設している。図の鋸刃装置2は、プラスチック板30の移送方向と交差する方向にずらせて配置している複数の丸鋸11を5列に配置しているので、これら5列の丸鋸11でプラスチック板30を効率よく切断できるように、5列のガイド板22を平行に配設している。ガイド板22は、丸鋸11で切断されながら移送されるプラスチック板30を側面に摺動させながら移送して、プラスチック板30が移送方向と交差する方向にずれるのを阻止する。
さらに、図の鋸刃装置2は、丸鋸11で切断されるプラスチック板30をガイド板22に沿って摺動させるために、複数の搬送ローラー10の回転軸mを丸鋸11の駆動軸12の回転軸nに対して傾斜する姿勢で配設している。この構造の搬送ローラー10は、丸鋸11で切断されるプラスチック板30を、図3の矢印Bで示すように、ガイド板22に向かって押圧する状態で移送する。ガイド板22に向かって押圧されるプラスチック板30は、ガイド板22の側面を摺動しながら、ガイド板22に沿って図の矢印Aで示す移送方向に移送される。ガイド板22に沿って移送されるプラスチック板30は、移送方向と交差する方向にずらして配設された丸鋸11で横から鋸屑に加工される。搬送ローラー10の回転軸mと丸鋸11の駆動軸12の回転軸nとのなす角αは、移送されるプラスチック板30をガイド板22に沿って移送できる角度、たとえば、0〜30度、好ましくは、0〜15度とすることができる。
以上の鋸刃装置2は、プラスチック板30を鋸刃で切断して、平均粒径を2mm以下、好ましくは1mm以下とする微粉末燃料に加工する。加工される微粉末燃料の平均粒径の大きさは、鋸刃の厚さや目の粗さ、プラスチック板の移送速度を種々に変更して調整できる。
洗浄装置3は、定量供給コンベア16と、この定量供給コンベア16から供給される廃棄プラスチックを移送する移送コンベア17と、この移送コンベア17の上方に配設されて移送コンベア17で移送される廃棄プラスチックに散水する散水ノズル18とを備える。移送コンベア17の排出側には、廃棄プラスチックに混合する異物を除去する機構を設けて、廃棄プラスチックに含まれる金属等の異物を除去した廃棄プラスチックを排出する。散水ノズル18が廃棄プラスチックに散水して、廃棄プラスチックに付着する土砂等の異物を水洗して除去する。
乾燥機4は、移送コンベア17から供給される水洗されて湿潤な廃棄プラスチックを乾燥する回転ドラム19と、この回転ドラム19に廃棄プラスチックを供給する搬送コンベア20とを備える。回転ドラム19は、供給側の内部に空気を、中間から排出側の内部に熱風を吹き込んでいる。この乾燥機4は、搬送コンベア20から供給される廃棄プラスチックを空気で水分を吹き飛ばした後、熱風で乾燥する。乾燥された廃棄プラスチックは回転ドラム19から排出される。乾燥機4から排出される廃棄プラスチックは、プレス成形機1に供給される。
以上のように、本発明の加工方法と加工装置は、廃棄プラスチックを板状のプラスチック板にプレス成形し、このプラスチック板を鋸刃で切断して鋸屑からなる微粉末燃料に加工する。さらに、本発明は、廃棄プラスチックを加熱状態でプレスして板状のプラスチック板に成形する工程を、廃棄プラスチックを収集する各地域(市町村)で行い、成形されたプラスチック板を鋸刃で切断して微粉末燃料に加工する工程を、微粉末燃料の使用場所の近くで行うことによって輸送コストを効果的に低減できる。それは、フィルムシート等を含む種々のものが混在する廃棄プラスチックの状態や、鋸屑からなる微粉末燃料の状態では、重量に対する体積が大きく、輸送コストが高くなるのに対し、板状に成形されたプラスチック板の状態では、重量に対する体積を小さくして、効率よく、しかも低コストに輸送できるからである。
本発明の一実施例にかかる廃棄プラスチックの微粉末燃料加工装置の概略構成図である。 プレス成形機の他の一例を示す概略構成図である。 プレス成形機の他の一例を示す概略構成図である。 図1に示す微粉末燃料加工装置の鋸刃装置の側面図である。 図1に示す微粉末燃料加工装置の鋸刃装置の平面図である。
符号の説明
1…プレス成形機
2…鋸刃装置
3…洗浄装置
4…乾燥機
5…コンベアベルト 5A…上側コンベアベルト
5B…下側コンベアベルト
6…ホットプレート
7…通路
8…コールドプレート
9…通路
10…搬送ローラー
11…丸鋸
12…駆動軸
13…モーター
14…弾性体
15…供給ローラー
16…定量供給コンベア
17…移送コンベア
18…散水ノズル
19…回転ドラム
20…搬送コンベア
21…カッター
22…ガイド板
23…ホットローラー
24…コールドローラー
30…プラスチック板

Claims (11)

  1. 廃棄プラスチックを加熱状態でプレスして板状のプラスチック板(30)に成形するプレス成形工程と、板状に成形されたプラスチック板(30)を複数の鋸刃で切断して鋸屑として、廃棄プラスチックを鋸屑からなる微粉末燃料に加工する鋸刃破砕工程とからなる廃棄プラスチックを微粉末燃料に加工する方法。
  2. 鋸刃破砕工程において、プラスチック板(30)を平均粒径が2mm以下である微粉末燃料に切断する請求項1に記載される廃棄プラスチックを微粉末燃料に加工する方法。
  3. 廃棄プラスチックに散水して洗浄する洗浄工程の後、洗浄された廃棄プラスチックをプレス成形工程でプラスチック板(30)に成形する請求項1に記載される廃棄プラスチックを微粉末燃料に加工する方法。
  4. プレス成形工程において、廃棄プラスチックを上下のコンベアベルト(5)で挟着して、加熱状態でプレスしてプラスチック板(30)に加工する請求項1に記載される廃棄プラスチックを微粉末燃料に加工する方法。
  5. 鋸刃破砕工程において、複数の鋸刃を平行に並べてプラスチック板(30)を切断する請求項1に記載される廃棄プラスチックを微粉末燃料に加工する方法。
  6. 廃棄プラスチックを加熱状態でプレスして板状のプラスチック板(30)に成形するプレス成形機(1)と、このプレス成形機(1)で板状に成形されたプラスチック板(30)を鋸刃で切断して鋸屑からなる微粉末燃料に加工する鋸刃装置(2)とを備える廃棄プラスチックの微粉末燃料加工装置。
  7. 鋸刃装置(2)の鋸刃が、プラスチック板(30)を平均粒径を2mm以下とする微粉末燃料に切断する請求項6に記載される廃棄プラスチックの微粉末燃料加工装置。
  8. 廃棄プラスチックに散水して洗浄する洗浄装置(3)を備えており、洗浄された廃棄プラスチックをプレス成形機(1)でプラスチック板(30)に成形する請求項6に記載される廃棄プラスチックの微粉末燃料加工装置。
  9. プレス成形機(1)が、廃棄プラスチックを上下で挟着するコンベアベルト(5)と、このコンベアベルト(5)を介して廃棄プラスチックを加熱するホットプレート(6)とを備えており、コンベアベルト(5)で廃棄プラスチックを加熱状態でプレスしてプラスチック板(30)に加工する請求項6に記載される廃棄プラスチックの微粉末燃料加工装置。
  10. 鋸刃装置(2)が、プラスチック板(30)を移送する搬送ローラー(10)と、この搬送ローラー(10)で移送されるプラスチック板(30)を切断する複数の丸鋸(11)と、丸鋸(11)を固定している駆動軸(12)と、この駆動軸(12)を回転させるモーター(13)とを備えており、駆動軸(12)は複数の丸鋸(11)を固定しており、さらにプラスチック板(30)の移送方向に離して複数の駆動軸(12)を配設している請求項6に記載される廃棄プラスチックの微粉末燃料加工装置。
  11. 鋸刃装置(2)が、プラスチック板(30)の移送方向に延長してガイド板(22)を備えており、搬送ローラー(10)の回転軸を駆動軸(12)の回転軸に対して傾斜する姿勢で配設して、搬送ローラー(10)で移送されるプラスチック板(30)をガイド板(22)に沿って移送させている請求項10に記載される廃棄プラスチックの微粉末燃料加工装置。
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