JP2005191893A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】原稿画像を読み取り(S2)任意の倍率に縮小して表示操作部に表示する(S4)。そして,表示操作部から利用者により入力された情報(S6),及びマスク領域外部の領域に対応するラインから算出した上記印字濃度平均値(S10)に基づいて,バーコードY1及びY2を作成してシートに印字すると共に,マスク領域外部の画像データについては,読み取った原稿の画像データを用いてシートに印字出力する(S11,S12)。尚,マスク領域内部の画像データについては適宜の記憶部に記憶する(S9)。
【選択図】図4
Description
特許文献1に示される守秘機能付複写機(画像形成装置の一例)では,予め定められた暗号化コードの規則(1〜nまでの自然数の適当な並べ替え数列)に従って暗号化処理や復号化処理(即ち復元処理)が行われている。この場合,読み取った画像データは,上記暗号化コードの規則に従って分割され,更に並べ替えられた状態でシートへ印字出力されている。また,上記シートに印字された画像を復号化する場合には,上記暗号化コードの規則とは逆の規則の暗号化コードを用いて上述した暗号化する場合の処理と同様の処理が行われている。
また,特許文献2に示される画像読み取り機能を有した複合機MFP(画像形成装置の一例)では,暗号復号化制御部にて,パスワードをキーにして,原稿の画像データの暗号化処理及び復号化処理(即ち復元処理)が行われている。即ち,画像データを暗号化して外部ファイルサーバに格納した後,該画像データに関する情報とパスワードとを関連付けたバーコードをシートに印字出力しており(即ち暗号化処理),印字された画像の複写物を生成する場合には,このバーコードに記録された情報とパスワードとに基づいて上記画像データの復号化処理が実施され,暗号化された部分の画像が再現されている。
また同様に,上記特許文献2に示される画像形成システムにおいても,原稿画像における全ての領域が機密とされる場合には,非常に効果的に情報漏洩の防止がなされる。しかし,上記特許文献1と同様に,例えば原稿画像の一部のみが機密とされる文書をシートに印字出力する場合でも,機密領域以外の領域についても暗号化処理が施されると共に,シートに機密領域以外の領域に対応する情報が記録されたバーコードが印字されることになる。即ち,1つのページに隠したい領域と隠さなくともよい領域とがある場合に,隠さなくともよい領域まで暗号化されてしまうため,配布物等としての使い途に困るという問題がある。
従って,本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり,その目的とするところは,読み取った原稿画像に対して指定した1又は複数の領域に対応する画像データのみを,他のデータに置換して(或いはマスク処理して)シートに印字出力する,及び該シートに印字された画像について,上記他のデータと置換された領域のうち任意の1又は複数の領域の画像を復元してシートに印字出力することのできる画像形成装置を提供することにある。
この場合,上記領域指定手段が上記原稿画像に対して1又は複数の領域を指定するものであると共に,上記領域指定手段により指定された上記領域内部に対応する1又は複数の上記原稿画像のデータを記憶する領域内部画像データ記憶手段を更に具備してなり,上記第2の印字出力手段が上記領域指定手段により指定された全ての領域のうち1又は複数の領域に対応する原稿画像のデータを上記領域内部画像データ記憶手段から抽出し,当該抽出した原稿画像のデータを上記第2のシートに印字出力するものであることが望ましい。
この場合,上記領域指定手段が上記原稿画像に対して1又は複数の領域を指定するものであると共に,上記領域指定手段により指定された上記領域内部に対応する上記1又は複数の上記原稿画像のデータを記憶する領域内部画像データ記憶手段を具備し,上記第3の印字出力手段が上記領域指定手段により指定された全ての領域のうち1又は複数の領域に対応する原稿画像のデータを上記領域内部画像データ記憶手段から抽出し,当該抽出した原稿画像のデータと上記領域指定手段により指定された領域外部に対応する上記原稿画像のデータとを共に上記第2のシートに印字出力するものであることが望ましい。
ここに,図1は本発明の実施の形態(以下,本実施形態例という)に係る画像形成装置Xの概略断面図,図2は本実施形態例に係る画像形成装置Xの制御系統における主要部の構成ブロック図,図3は本実施形態例に係る画像形成装置Xにおいてマスク処理及び復元処理が施された画像が印字されているシートの図,図4は本実施形態例に係る画像形成装置Xが備える制御部30が実施するマスク処理を表すフローチャート,図5は本実施形態例に係る画像形成装置Xが備える制御部30が実施する復元処理を表すフローチャートである。
画像形成装置Xの本体上面には,液晶タッチパネル等の表示操作部3が配置されており,この表示操作部3には複数のボタンやスイッチなどが設けられている。これらのボタンやスイッチなどを利用者が操作することで,原稿画像に対してマスク処理を行う1又は複数の領域を指定したり,マスク処理が行われた該領域から復元する領域を指定する等の画像形成装置Xが備える諸機能に対する設定が可能になる。また表示操作部3には画像形成装置Xに関する情報が表示される。
ここで,マスク処理を行う1又は複数の領域の指定については,例えば表示操作部3に読み取った原稿の画像を縮小して表示し,該表示操作部3に表示された画像に対して行うことが考えられる。この場合,例えば表示操作部3に表示された画像に対し,利用者が任意に指定した2点以上の座標から,マスク処理を行う領域を取得すればよい。尚,表示操作部3が本発明における領域指定手段の一例である。
画像形成装置Xが備える原稿台に載置,或いはADF9により搬送された原稿は,光源であるスキャナ8により走査された後,その原稿の反射光はミラーを介してCCD10(Charge-Coupled Device;画像信号を電気信号に変換するデバイス)へ入射され,ここでA/D変換されてデジタル画像データとして画像処理部4に入力される。また,このとき表示操作部3に上記原稿の画像を表示する。
この画像処理部4では,入力されたデジタル画像データ(以下,画像データという)に対して適宜の画像処理が施される。この画像処理の際,表示操作部3から入力された情報,或いは該情報とシート上に印字されたバーコードに記録された情報とに基づいて原稿の画像データに対してマスク処理(即ち,表示操作部3からの入力に基づいて指定された領域内部に対応する画像のデータを他のデータに置換する処理),或いは復元処理(即ち,該他のデータに置換された画像を元の画像に戻す処理)がなされるが,詳しくは後述する。尚,画像処理部4が本発明における画像データ変換手段の一例である。
その後,上記画像データは,露光装置制御手段19に入力されることで,入力された画像データに従った露光が行われるように,露光装置制御手段19により露光装置18が制御される。
また現像装置13では,現像ローラと該現像ローラの表面に形成される磁気ブラシとを用いて,感光体ドラム11の表面の静電潜像にトナーを付着させることで,感光体ドラム11の表面にトナー画像を形成させる。またこのトナー画像は,転写装置16において,感光体ドラム11と該感光体ドラム11の周速と同じ速度で移動する転写ベルト17との間に扶持された状態で搬送されたシート上に転写される。また転写装置16の下流側には,更にクリーニング装置14が配置されており,感光体ドラム11の表面上に残留したトナーや他の付着物が除去される。転写装置16によってトナー画像が転写されたシートは,その搬送方向下流側に設けられた定着装置20に運ばれる。尚,画像形成装置Xが備える転写装置16は,転写ベルトを用いたものが採用されているが,これを転写ローラに置き換えることも可能である。
画像形成装置Xを制御する制御部30は,画像形成装置Xに設けられる各装置(上記表示操作部3,上記画像処理部4,画像形成装置Xに関する情報や,上記表示操作部3により指定された領域内部に対応する1又は複数の原稿の画像のデータを記憶する内部記憶部31(本発明における原稿画像データ記憶手段の一例)等)とバスで各々接続されている。尚,原稿の画像データについては制御部30が備えるRAMや,画像形成装置Xとネットワーク接続される外部装置等に記憶されてもよい。また,この制御部30にて,ROM等の記憶部に格納されたプログラム(第1の印字出力部32,第2の印字出力部33,第3の印字出力部34等)が実行されることにより,各種制御及び演算処理が行われる。詳細は後述する。
本処理は,スキャナ8を用いて読み取って,表示操作部3に表示した原稿の画像に対して,利用者が所望するマスク処理を行う領域(図3の領域A及び領域Bに相当。以下,マスク領域という)が指定された場合に,マスク領域内部に対応する原稿の画像データを他のデータに置換すると共に,マスク領域内部に対応する上記他のデータと,マスク領域外部に対応する原稿の画像データとに基づいてシートに印字出力する処理(即ち図3のP1を印字出力する処理)である。尚,本処理では,図3に示されるように,マスク領域を領域A及び領域Bとしているが,これに限定されず,マスク領域については,表示操作部3から原稿画像に対して1又は複数の指定が可能となっている。
ここで本処理では,マスク領域内部に対応する画像データを,画像形成装置Xが備える内部記憶部31に記憶する場合について述べているが,画像形成装置Xが備える適宜の記憶部に記憶されても,本発明は適用し得る。また本処理では,マスク領域内部に対応する画像データのみを内部記憶部31に記憶しているが,原稿の画像データ全てを記憶もよい。
更に本処理は,例えば,表示操作部3に設けられるマスク処理を行う場合に押下するボタン等(不図示)が押下されたという情報が,制御部30に入力されたか否かで,マスク処理を行うか否かを判別しているが,これに限らず,マスク処理を行うか否かを制御部30が判別できる処理であればどのようなものでもよい。
尚,以下の説明中に記載されるS1,S2,…は処理手順(ステップ)の番号を表している。
本処理が起動されると,制御部30は,原稿台等に載置された原稿の画像をスキャナ8を用いて読み取り,内部記憶部31に記憶する(S2)。また制御部30は,表示操作部3に設けられるマスク処理を行うボタン等(不図示)が利用者により押下されたか否かを入力情報の検出に基づいて判別する(S3)。該入力情報が検出されない場合は(S3のNo側),通常の印字処理,即ち原稿の画像をそのままシートに印字出力し,本処理を終了させる(S13)。
また,上記入力情報を検出した場合には(S3のYes側),原稿の画像を任意の倍率に縮小して表示操作部3に表示する(S4)。このことにより,利用者は原稿の画像に対して表示操作部3からマスク領域(図3の領域A及び領域B)を指定することができる。利用者により1又は複数のマスク領域が指定された後,図示せぬ領域指定終了を指示するボタンが押下されると(S5のYes側),制御部30は,原稿の画像に関する情報,パスワードを含むマスク処理に関する情報,マスク処理を行う領域に関する全ての情報が表示操作部3から利用者により入力されたか否かを入力情報に基づいて判別する(S6)。
本実施形態例では,シートP1のように,マスク領域として指定された領域A或いは領域Bに対応する画像データを,他の画像データ(例えば,バーコード化されたデータを含む画像データ)に置換してシートに印字出力している。
本実施形態例におけるバーコードY1には,例えば,原稿の番号,原稿の作成日や作成者といった原稿に関する情報,シートP1にマスク領域が存在するか否かに関する情報,マスク領域の数(図3の場合は2ヶ所),後述する復元処理に必要なパスワードに関する情報といった,少なくともシートP1に印字出力する原稿の文書の識別情報を含む情報が記録されている。これらの情報については,上記ステップS6での判断対象として表示操作部3から利用者が入力してもよいし,制御部30が自動的に設定を行ってもよい。尚,利用者が入力を行う場合には,上述した情報を入力する画面が表示操作部3に表示される。更に,本実施形態例では,原稿画像におけるマスク領域外部の任意の複数ラインにおける,各々のラインの印字濃度を平均した値(以下,印字濃度平均値という),及び該印字濃度平均値を算出したラインに関する情報についても,バーコードY1に記録されている。
またバーコードY2には,マスク領域内部に対応する画像データに関する情報(例えばマスク領域の範囲,マスク領域に対応する画像データの位置に関する情報,マスク領域に対応する画像データの格納先アドレス,マスク領域毎に採番される番号等)が記録されている。これらの情報については,バーコードY1の場合と同様に,上記ステップS6での判断対象として表示操作部3から利用者が任意に入力してもよいし,制御部30が自動的に検出及び設定を行ってもよい。尚,利用者が入力を行う場合には,これらの情報を入力する画面が表示操作部3に表示される。
続くステップS8では,制御部30が,画像処理部4にて,上記ステップS7の処理で読み取られた原稿の画像データから,上記ステップS5の処理にて利用者により指定されたマスク領域(図3の領域A及び領域B)に対応する画像データを抽出し(S8),内部記憶部31に記憶する(S9)。また制御部30は,マスク領域外部の領域に対応するラインの上記印字濃度平均値を算出する(S10)。
その後,上記ステップS6で検知された上述したバーコードY1及びY2に記録される情報,上記ステップS10により算出された上記印字濃度平均値,及び該印字濃度平均値が算出されたラインに関する情報に基づいて,バーコードY1及びY2に対応する画像データが生成される(S11)。そして,ステップS11の処理で生成されたバーコードY1については,シートの予め定められた場所(例えばページ右上等)に印字出力され,またバーコードY2については,各々のマスク領域内部の画像データを置換したデータに基づく画像に,各々のバーコードY2が重なるようにして(即ち領域Aの範囲には領域Aに対応するバーコードY2a,また領域Bの範囲には該領域Bに対応するバーコードY2bを各々重ねて)シートに印字出力される。更に,マスク領域外部の画像データについては,上記ステップS2で読み取った原稿の画像データを用いてシートに印字出力する(S12)。
尚,上記ステップS11及びS12の処理は,制御部30が第1の印字出力部32を制御することにより実現される(本発明における第1の印字出力手段の一例)。
本処理は,図3に示されるシートP1のような,マスク領域(領域A及び領域B)を有すると共に,上述したバーコードY1,Y2a,Y2bが印字されたシートの画像が,スキャナ8により読み取られた際に,上記バーコードY1,Y2a,Y2b,及び表示操作部3から利用者により入力される識別情報(即ちパスワード)に基づいて,表示操作部3から利用者が指定したマスク領域内部に対応する画像を復元し,マスク領域外部に対応する原稿画像のデータと共にシートに印字出力する処理(即ち図3のP2を印字出力する処理)である。
ここで本処理では,利用者が指定したマスク領域内部に対応する画像データについては,画像形成装置Xが備える内部記憶部31に記憶されており,該内部記憶部31から該画像データを抽出して,画像の復元を行っているが,画像データが記憶される場所については,画像形成装置Xが備える適宜の記憶部に記憶されても,本発明は適用し得る。また本処理では,マスク領域内部に対応する画像データのみを内部記憶部31に記憶しているが,原稿の画像データ全てを記憶して,記憶した原稿の画像データからマスク領域内部に対応する画像データを抽出してもよい。
更に本処理は,図3に示されるシートP1の領域Aに対応する画像を復元してシートP2を作成する処理であるが,復元する領域の数については,複数指定することができる。
尚,以下の説明中に記載されるS20,S21,…は処理手順(ステップ)の番号を表している。
本処理が起動されると,制御部30は,原稿台に載置されたシートの予め定められた位置(画像のバーコードY1が印字されるライン)をスキャナ8を用いて読み取り,内部記憶部31に記憶する(S20)。そして,スキャナ8により読み取られた画像データに,バーコードY1に対応する画像データがあるか否かを制御部30が判別する(S21)。この場合,シート全体をスキャナ8で走査して,得られた画像データからバーコードY1に対応する画像データがあるか否かを判別してもよい。
ここで制御部30が,バーコードY1に対応する画像データがないと判別した場合には(S21のNo側),原稿台に載置された画像をそのまま別のシートに印字出力して(S34),本処理を終了させる。
パスワード入力画面の入力情報が制御部30にて検出されると(S22のYes側),パスワード入力画面に入力されたパスワードと,上記ステップS20の処理で読み込まれた上記バーコードY1に記録されたパスワードに関する情報とを照合する(S23)。制御部30が,照合した結果,入力されたパスワードが合致していないと判別すると(S24のNo側),シートへの印字処理を行わずに本処理を終了させる。また,制御部30が入力されたパスワードが合致していると判別すると(S24のYes側),上記ステップS20の処理で読み込んだシートP1の画像を任意の倍率に縮小して表示操作部3に表示する(S25)。このステップS25の処理により表示操作部3に表示されたシートP1の画像に対して画像を復元する領域を指定する情報が,利用者により表示操作部3から入力される。尚,画像を復元するマスク領域の指定については,例えば,上記ステップS11で作成された,各々のマスク領域に対応するバーコードY2に各々のマスク領域を示す番号が記録され,領域の画像と共に表示されているので,復元したい領域に対応する番号を利用者が表示操作部3から入力すればよい。
続いて,この算出した印字濃度平均値と,上記バーコードY1に記録されている印字濃度平均値とが一致しているか否かが制御部30により判別される。一致していないと判別された場合には(S29のNo側),制御部30は本処理を終了させる。また,一致していると判別された場合には,上記ステップS20の処理にて読み込まれた領域AのバーコードY2aに記録されている情報(即ち,マスク領域の範囲,マスク領域に対応する画像データの位置に関する情報,マスク領域に対応する画像データの格納先アドレス等)に基づいて,内部記憶部31から領域Aに対応する画像データを抽出し,読み込まれたシートP1の画像データと抽出した画像データとから画像データを合成する(S30)。この場合,マスク領域外部に対応する画像,即ちシートP1における領域A以外の領域に対応する画像については,上記ステップS20の処理で読み取られた画像の画像データを用いている。
制御部30は,合成された画像データに基づいて,マスク領域外部の領域に対応するラインの上記印字濃度平均値を算出する(S31)。その後,シートP1におけるバーコードY1に記録されている情報から,領域Aに関する情報を削除して再びバーコードY1を作成する(S32)。但し,元のバーコードY1を再印字してもよい。そして,合成した画像データ,上記ステップS32で作成されたバーコードY1の画像データに基づいて,シートに印字出力する(S33)。
尚,上記ステップS21〜S33の処理は,制御部30が第3の印字出力部34を制御することにより実現される(本発明における第3の印字出力手段の一例)。
しかし,シートP2のように,領域Aに対応する画像と領域A以外の領域に対応する画像とを共にシートへ印字出力せずとも,シートP1の上記画像データに基づいて,領域Aに対応する画像を復元すると共に,その復元された画像のみをシートに印字出力してもよい。即ち,上記ステップS20〜S29の処理を行った後に,上記ステップS27の処理にて読み込まれた領域AのバーコードY2に記録されている情報に基づいて,内部記憶部31から領域Aに対応する画像データの抽出し,その抽出した画像データに基づいてシートの任意の場所に画像を印字出力すればよい。この場合,制御部30が第2の印字出力部32を制御することにより実現される(本発明における第2の印字出力手段の一例)。
尚,シートP2のように,領域Aに対応する画像と領域A以外の領域に対応する画像とを共にシートへ印字出力する処理,領域Aに対応する画像のみをシートに印字出力する処理のうち,いずれの処理を制御部30に実施させるかについては,例えば,利用者が表示操作部3から処理を選択する入力を行い,該入力された情報に基づいて制御部30が処理を実施することにより達成される。
その場合,図3に示されるシートP1におけるバーコードY1に記録される情報については,シートP1にマスク領域があるか否かの情報のみを記録し,他の情報については,上記外部装置の画像データと共に記憶することにより,上記バーコードY1に記録させる情報を少なくすることが可能になる。またバーコードY2に記録されている全情報についても,上記外部装置が備える記憶部に記憶させることにより,領域A及び領域Bにバーコードを印字する必要がなくなる。
2…加圧ローラ
3…表示操作部
4…画像処理部
5…カセット
6…両面ユニット
7…画像形成部
8…スキャナ
9…自動原稿搬送装置(ADF)
10…CCD
11…感光体ドラム
12…帯電装置
13…現像装置
14…クリーニング装置
15…作像ユニット
16…転写装置
17…転写ベルト
18…露光装置
19…露光装置制御手段
20…定着装置
30…制御部
31…内部記憶部
32…第1の印字出力部
33…第2の印字出力部
34…第3の印字出力部
P1…マスク処理をされた画像が印字されたシート
P2…マスク処理をされた領域の一部が復元された画像が印字されたシート
Y1,Y2…バーコード
Claims (9)
- 読み取った原稿画像に対して適宜の領域を指定する領域指定手段と,
該領域指定手段により指定された領域内部に対応する上記原稿画像のデータを他のデータに置換する画像データ置換手段と,
該画像データ置換手段により置換された上記領域内部に対応する原稿画像の上記他のデータと上記領域指定手段により指定された領域外部に対応する上記原稿画像のデータとに基づいて第1のシートに印字出力する第1の印字出力手段と,
上記第1のシートに印字出力された画像を読み取ることにより得られたデータに基づいて,上記画像データ置換手段により置換された上記領域内部に対応する原稿画像の上記データを復元して第2のシートに印字出力する第2の印字出力手段とを具備してなることを特徴とする画像形成装置。 - 上記領域指定手段が上記原稿画像に対して1又は複数の領域を指定するものであると共に,上記領域指定手段により指定された上記領域内部に対応する1又は複数の上記原稿画像のデータを記憶する領域内部画像データ記憶手段を更に具備してなり,
上記第2の印字出力手段が上記領域指定手段により指定された全ての領域のうち1又は複数の領域に対応する原稿画像のデータを上記領域内部画像データ記憶手段から抽出し,当該抽出した原稿画像のデータを上記第2のシートに印字出力するものである請求項1に記載の画像形成装置。 - 読み取った原稿画像に対して適宜の領域を指定する領域指定手段と,
該領域指定手段により指定された領域内部に対応する上記原稿画像のデータを他のデータに置換する画像データ置換手段と,
該画像データ置換手段により置換された上記領域内部に対応する原稿画像の上記他のデータと上記領域指定手段により指定された領域外部に対応する上記原稿画像のデータとに基づいて第1のシートに印字出力する第1の印字出力手段と,
上記第1のシートに印字出力された画像を読み取ることにより得られたデータに基づいて,上記画像データ置換手段により置換された上記領域内部に対応する原稿画像の上記データを復元し,上記領域指定手段により指定された領域外部に対応する上記原稿画像のデータと共に第2のシートに印字出力する第3の印字出力手段とを具備してなることを特徴とする画像形成装置。 - 上記領域指定手段が上記原稿画像に対して1又は複数の領域を指定するものであると共に,上記領域指定手段により指定された上記領域内部に対応する上記1又は複数の上記原稿画像のデータを記憶する領域内部画像データ記憶手段を具備し,
上記第3の印字出力手段が上記領域指定手段により指定された全ての領域のうち1又は複数の領域に対応する原稿画像のデータを上記領域内部画像データ記憶手段から抽出し,当該抽出した原稿画像のデータと上記領域指定手段により指定された領域外部に対応する上記原稿画像のデータとを共に上記第2のシートに印字出力するものである請求項3に記載の画像形成装置。 - 上記第1の印字出力手段が,上記第1のシート上に,少なくとも上記第1のシート上に印字出力する文書の識別情報を含む情報をバーコード化して印字出力するものである請求項1〜4のいずれかに記載の画像形成装置。
- 上記画像データ置換手段により上記原稿画像のデータが置換された後のデータが,上記領域内部に対応する上記原稿画像のデータに関する情報をバーコード化したデータである請求項1〜5のいずれかに記載の画像形成装置。
- 上記領域内部に対応する上記原稿画像のデータに関する情報が,該領域の範囲及び/若しくは該領域を表す情報である請求項6に記載の画像形成装置。
- 上記領域外部に対応する原稿画像のデータが該領域外部に対応する上記第1のシートに印字出力された画像のデータである請求項1〜7のいずれかに記載の画像形成装置。
- 上記原稿画像データ記憶手段が上記原稿画像のデータを記憶するものであり,上記第2の印字出力手段或いは上記第3の印字出力手段が上記原稿画像データ記憶手段から上記領域内部に対応する上記原稿画像のデータを抽出して上記第2のシートに印字出力するものである請求項4〜7のいずれかに記載の画像形成装置。
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