JP2005191801A - 受信機、受信方法、受信制御用プログラム、および記録媒体 - Google Patents

受信機、受信方法、受信制御用プログラム、および記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】受信した伝送信号の情報に基づいて伝送路特性を推定する際、受信条件の変更動作を行っても正しい伝送路特性を推定することができる。
【解決手段】受信した伝送信号はRFチューナ403により希望波のOFDM信号を選局し中間周波数に変換され、ADC404のデジタル変換後にOFDM復調手段405により直交周波数信号の被変調波シンボル信号を得る。抽出手段408は、パイロット信号を抽出し格納手段410に複数シンボル分格納する。伝送路特性推定手段409は、格納手段410の複数シンボル分のパイロット信号に基づき伝送路特性を推定する。第2制御手段411は、受信条件の変更動作時に格納手段410に格納されている過去の複数シンボル分のパイロット信号の情報をクリアする。
【選択図】 図5

Description

この発明は、受信機、受信方法、受信制御用プログラム、および記録媒体に関する。
近年、地上波デジタル放送においては、マルチパスやフェージングに強いOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing:直交周波数分割多重)方式が採用されている。そして、このような地上波デジタル放送を車両等の移動体において安定受信するために複数のアンテナを適宜切り換えるダイバーシティ受信の技術を採用した受信機がある(例えば、下記特許文献1参照。)。
また、受信したOFDM信号のパイロット信号を監視して妨害を受けている信号を判定し、復調性能の改善を図った受信装置がある(例えば、下記特許文献2参照。)。このような受信装置は複数シンボル分のパイロット信号をメモリに格納し、この複数シンボル分のパイロット信号の振幅および位相を既知の値と比較することにより、伝送路特性を推定する機能を有している。
はじめに、この発明の受信機および受信方法において用いるデジタル放送の詳細について説明する。図1は、OFDM伝送方式におけるパイロット信号の配置例を示す図表である。
図1の縦軸はシンボル(時間tに相当)、横軸はサブキャリア(周波数fに相当)である。地上波デジタル放送等に用いられているOFDM伝送方式(ISDB−T)では、送信側で周波数軸上および時間軸上の所定位置に予め振幅および位相が既知のパイロット信号(SP:Scattered Pilot)をデータ信号列中に規則的に挿入している。図1中、黒丸「●」はパイロット信号SPであり、白丸「○」はデータ信号である。受信側では、データ信号列中に含まれるパイロット信号SPの振幅および位相を予め得ている既知の値と比較することにより、データ信号を伝送している実際の伝送路特性を推定することができる。
図2は、送信側が送信するパイロット信号の周波数特性を示す図表である。図2の縦軸は電力、横軸は周波数である。伝送路が理想的な特性(無歪)であれば、受信側においても各パイロット信号SPの周波数別の電力は一様であり、図2と同様になる。
図3は、複数シンボルのパイロット信号を用いて伝送路特性を推定する手順を説明するためのタイムチャート図である。図3には上下にそれぞれ複数のシンボル(シンボル数n=4)のときにおける各シンボル1〜シンボル4に含まれるパイロット信号の状態が記載されている。パイロット信号SPが周波数方向に1/3、時間方向に1/4の割合で挿入されているとき(図1参照)、4シンボル分のパイロット信号を用いて伝送路特性を推定することができる。図3中、シンボル1のパイロット信号SPは、SP1−1,SP1−2,…SP1−nであり、同様にシンボル4のパイロット信号SPは、SP4−1,SP4−2,…SP4−nと記載してある。図3の縦軸は時間であり、横軸はキャリア(周波数)である。なお、各シンボルにおけるパイロット信号の高さ方向は電力である。送信側では、各シンボルのパイロット信号の電力は一様であるが、伝送路に生じた歪等によって図3に示す如く受信側ではパイロット信号の電力が異なる状態が生じる。
図3に示す4つのシンボルにおけるパイロット信号SPは、図示しない伝送路特性推定手段によって、キャリア方向にフィルタ処理され、伝送路特性を推定する。図4は、推定後の伝送路特性を示す図表である。図4に示すように、4つのシンボルに含まれ、時間経過毎に入力されるパイロット信号SP1−1,SP2−1,SP3−1,SP4−1,SP1−2,SP2−2,…,SP4−nの順にパイロット信号を整列し、フィルタリングすることによって伝送信号の受信状態の変化や、マルチパス等の妨害波に起因する伝送路上の歪を推定することができる。なお、図4のうち、各キャリアのパイロット信号SP1−1〜SP4−nの間を補完した曲線Dtが伝送路特性である。また、この曲線Dtは、横軸を周波数、横軸を利得としたときの送信信号に対する受信信号の利得を表している。
特開2003−143100号公報 特開平11−252040号公報
しかしながら、上記の従来技術では、伝送路推定のために設定された複数シンボル分のパイロット信号の情報を取得する途中で、アンテナを切り換えるダイバーシティ動作が開始されたとき、アンテナ切り換え以前の過去のパイロット信号の情報を用いて誤った伝送路特性が推定されるという問題が一例として挙げられる。
この問題を具体的に説明する。シンボル数4で伝送路特性推定を行う設定のとき、シンボル1〜シンボル4の期間中におけるパイロット信号SPの情報が図示しないメモリに格納される。ここで、図3に示したシンボル4の受信時(時期T4)に受信条件の変更動作が行われ、アンテナが切り換えられたときを考える。このような場合であっても、図4に示すような伝送路特性が導出されることになり、シンボル1〜シンボル3に関するパイロット信号SP(SP1,SP2,SP3)の情報は、過去の伝送路特性の推定のための情報であり、受信条件の変更動作後における伝送路特性の推定に不要な情報となる。この不要な情報を用いた復号や等化等の処理を行うと、信号対雑音比(SNR)を悪化させたり、復号結果にエラーを発生させる等の悪影響を与えるという問題が一例として挙げられる。
請求項1の発明にかかる受信機は、伝送信号を受信する複数のアンテナと、前記複数のアンテナから一または複数のアンテナを用いて受信信号を出力する受信信号出力手段と、前記受信信号出力手段の受信条件を制御する第1制御手段と、前記受信信号の情報を格納する格納手段と、前記格納手段に格納されている前記受信信号の情報に基づいて伝送路特性を推定する伝送路特性推定手段と、前記伝送路特性推定手段により推定された前記伝送路特性に基づいて前記受信信号の信号処理を行う信号処理手段と、を備え、前記伝送路特性推定手段は、前記第1制御手段により前記受信信号出力手段の受信条件が変更された場合において、前記受信条件の変更前に格納された前記受信信号の情報を用いないで前記受信条件変更後の伝送路特性を推定することを特徴とする。
また、請求項3の発明にかかる受信機は、伝送信号を受信する複数のアンテナと、前記複数のアンテナから一または複数のアンテナを用いて受信信号を出力する受信信号出力手段と、前記受信信号出力手段の受信条件を制御する制御手段と、前記受信信号の情報を格納する格納手段と、前記格納手段に格納されている前記受信信号の情報に基づいて伝送路特性を推定する伝送路特性推定手段と、前記伝送路特性推定手段により推定された前記伝送路特性に基づいて前記受信信号の信号処理を行う信号処理手段と、を備え、前記伝送路特性推定手段は、前記制御手段により前記受信信号出力手段の受信条件が変更された場合において、前記受信条件の変更前に格納された前記受信信号の情報が前記伝送路特性の推定に及ぼす影響度が、変更後に格納された前記受信信号の情報が前記伝送路特性の推定に及ぼす影響度に対し小さくなるように伝送路特性を推定することを特徴とする。
また、請求項6の発明にかかる受信方法は、伝送信号を受信する複数のアンテナのうち一または複数のアンテナを用いて受信信号を出力する受信信号出力工程と、前記受信信号出力工程の受信条件を制御する制御工程と、前記受信信号の情報を格納する格納工程と、前記格納工程により格納された前記受信信号の情報に基づいて伝送路特性を推定する伝送路特性推定工程と、前記伝送路特性推定工程により推定された前記伝送路特性に基づいて前記受信信号の信号処理を行う信号処理工程と、を含み、前記伝送路特性推定工程は、前記制御工程により前記受信信号出力工程の受信条件が変更された場合において、前記受信条件の変更前に格納された前記受信信号の情報を用いないで伝送路を推定することを特徴とする。
また、請求項7の発明にかかる受信方法は、伝送信号を受信する複数のアンテナのうち一または複数のアンテナを用いて受信信号を出力する受信信号出力工程と、前記受信信号出力工程の受信条件を制御する制御工程と、前記受信信号の情報を格納する格納工程と、前記格納工程により格納された前記受信信号の情報に基づいて伝送路特性を推定する伝送路特性推定工程と、前記伝送路特性推定工程により推定された前記伝送路特性に基づいて前記受信信号の信号処理を行う信号処理工程と、を含み、前記伝送路特性推定工程は、前記制御工程により前記受信信号出力工程の受信条件が変更された場合において、前記受信条件の変更前に格納された前記受信信号の情報が前記伝送路特性の推定に及ぼす影響度が、変更後に格納された前記受信信号の情報が前記伝送路特性の推定に及ぼす影響度に対し小さくなるように伝送路特性を推定することを特徴とする。
また、請求項8の発明にかかる受信制御用プログラムは、請求項6または7に記載の受信方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、請求項9の発明にかかる記録媒体は、請求項8に記載の受信制御用プログラムを記録したことを特徴とする。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる受信機および受信方法の好適な実施の形態を詳細に説明する。
この実施の形態は、受信信号の情報、例えば、複数シンボル分のパイロット信号の情報に基づき伝送路特性を推定する際に、受信条件が変更されたときでも正しい伝送路特性を推定できることを目的の一つとする。なお、受信信号の情報としては上記のパイロット信号の情報以外の受信信号の電力、振幅、位相などを用いてもよい。
受信条件は、アンテナ切り換え方式においてはアンテナにより定まり、位相差給電方式においては信号の位相差やレベルにより定まる。また、受信条件の変更とは、アンテナを切り換えたり、信号の位相やレベルを調整する等の手段により受信信号の状態(レベルや遅延等)を変更することをいう。
(実施の形態)
次に、この発明の実施の形態について説明する。図5は、実施の形態における受信機の全体構成を示すブロック図である。
OFDM伝送方式による伝送信号は、複数のアンテナ401a,401bによって受信される。ダイバーシティ受信におけるアンテナの本数は2本以上であればよい。受信信号出力手段402は、第1制御手段414から出力される選択信号S1,S2に基づいて選択されたアンテナ401a,401bが受信した伝送信号を選択し、RFチューナ403に出力する。この受信信号出力手段402は、AGCアンプ421a,421bと、加算部422によって構成され、選択信号S1,S2によって非選択側のアンテナ401a,401bに設けられたAGCアンプ421a,421bの利得を下げて入力を遮断する。受信信号出力手段402は、このようにAGCアンプ421a,421bをスイッチ機能させて、いずれかのアンテナ401a,401bを選択するアンテナ切り換え方式とするに限らず、伝送信号を位相差給電方式を用いて合成する構成にもできる。
RFチューナ403は、図示しないフィルタ、可変利得増幅器、発振器、ミキサ等によって構成される。このRFチューナ403は、受信信号出力手段402によって選択された伝送信号のなかから所望する希望波のOFDM信号を選局し、中間周波数のOFDM信号をADC404に出力する。
ADC404は、RFチューナ403から出力された中間周波数の伝送信号をアナログ−デジタル変換し、OFDM復調手段405に出力する。OFDM復調手段405は、直交復調部431と、FFT回路432を備える。直交復調部431は、デジタル化された伝送信号をベースバンド信号(複素ベースバンドOFDM信号)に変換する。FFT回路432にはベースバンド信号が入力され、予め定めたFFT窓期間に含まれる信号を抽出し、FFT(高速フーリエ変換)を行って周波数軸上の信号に変換する。これにより、OFDM信号を構成している複数の直交周波数信号それぞれの被変調波シンボル信号を得ることができる。信号処理手段406は、この被変調波シンボル信号を復調してシンボルデータを求めた後、復号してデータを再生し、出力端子407から出力する。
抽出手段408は、パイロット信号を抽出する機能を有し、OFDM復調手段405によって復調された信号(キャリア)のなかから複素キャリアのパイロット信号(SP)を抽出する。抽出手段408によって抽出されたパイロット信号は、パイロット信号の情報を格納する格納手段410に複数シンボル分格納される。このパイロット信号の情報は、振幅および位相からなる。この格納手段410は、読み書き可能なRAM等のメモリによって構成され、前述した図3に示すように複数シンボル分のパイロット信号SPが格納される。
伝送路特性推定手段409は、格納手段410に格納された複数シンボル(例えば上記シンボル数n=4)のパイロット信号SPに基づいて伝送路特性を推定する。推定された伝送路特性は、信号処理手段406における等化処理を行うための情報として用いられる。
第2制御手段411は、格納手段410に対するパイロット信号の情報の読み書きを制御する。
判断手段412は、抽出手段408によって抽出されたパイロット信号SPから得られる情報(受信電力、信号対雑音比など)と、基準値設定手段413に設定された基準値とを比較し、比較結果を第1制御手段414に出力する。第1制御手段414は、比較結果に基づいて選択信号S1,S2をAGCアンプ421a,421bに出力し、いずれかのアンテナ401a,401bを選択的に切り換える受信条件の変更動作を行う。例えば、この受信条件の変更動作は、最小で1シンボル単位で行われる。これにより、受信状態が最適なアンテナ401a,401bを用いた受信を行うことができる。
基準値設定手段413に設定される基準値は、例えばパイロット信号SPの理想的な電力の値が設定されている。この他、基準値としては信号対雑音比やビットエラーレートなどの受信状況を判断できる値を設定することもできる。
この受信条件の変更動作は、受信した伝送信号が常時安定するように、最適な受信状況のアンテナ401a,401bを選択するものである。伝送路にマルチパスやフェージングなどの歪が生じると、前述した図3に示すように、パイロット信号SPの電力が一様とならずに、一部のパイロット信号SPの電力が低減する等の現象が生じる。
次に、上記構成における受信条件の変更動作の各実施例について説明する。
実施例1は、受信信号出力手段402がいずれか一つのアンテナ401a,401bを選択的に切り換えるアンテナ切り換え方式を前提とする構成である。判断手段412は、抽出手段408により抽出されたパイロット信号から得られる受信電力と、基準値設定手段413に設定されている基準値とを比較する。そして、受信電力の値が設定された基準値より低いときにアンテナ401a,401bを選択的に切り換える判断結果を第1制御手段414に出力し、第1制御手段414は、受信信号出力手段402の受信条件を変更する。具体的には、受信電力が例えば基準値−60dBm未満であるとき、判断手段412は、第1制御手段414に対して受信条件の変更動作を開始させる比較結果を出力する。
次に、上記受信条件の変更動作を行ったときの伝送路特性推定の処理について説明する。図6は、実施例1における伝送路特性推定処理を説明するためのフローチャートである。伝送信号を受信すると(ステップS501)、この伝送信号は図5記載の各構成によって信号処理され、OFDM復調手段405のFFT回路432によって信号が復調される。抽出手段408は、OFDM復調手段405によって復調された信号のなかからパイロット信号SPを抽出する(ステップS502)。
抽出されたパイロット信号SPは、1シンボル単位で格納手段410に格納される(ステップS503)。第2制御手段411は、格納手段410に対して、上記シンボル数(n=4)に対応したシンボル分のパイロット信号SPを格納させる。図1を用いて説明したように、伝送信号中にパイロット信号SPが周波数方向に1/3、時間方向に1/4の割合で挿入されているとき、格納手段410には4シンボル分のパイロット信号が格納される。
図7は、複数シンボルのパイロット信号を格納する動作を説明するためのタイムチャート図である。前述した図3同様に、パイロット信号SPが順次格納されていく。図7にはシンボル1〜シンボル3までの3シンボル分が格納された状態が示されている。なお、新たに1シンボル分のパイロット信号SPの情報が格納されたとき、時間的に最も古い1シンボル分のパイロット信号SPの情報が消去(更新)される構成となっている。この後、判断手段412は、基準値設定手段413に格納された基準値と、パイロット信号とを受信電力等の条件で比較し、上述した受信条件の変更動作の有無が決定される(ステップS504)。
判断手段412による比較の結果、受信条件の変更動作を開始させる場合には(ステップS504:Yes)、第2制御手段411は、格納手段410に格納されている過去(n−1)シンボル分のパイロット信号SPの情報をクリアする(ステップS505)。
図8は、受信条件の変更動作時における格納手段のメモリクリア動作を説明するための図である。シンボル4の受信時(時期T4)に受信条件の変更動作が行われ、アンテナが切り換えられたときの状態が示されている。この場合、格納手段410に格納されているシンボル1〜シンボル3までのパイロット信号SP1(SP1−1〜SP1−n),SP2(SP2−1〜SP2−n),SP3(SP3−1〜SP3−n)の情報は、新たに切り換えられたアンテナを用いた伝送路特性推定には用いることができない。すなわち、受信条件の変更動作後において現在と無相関な過去の情報は不要である。
したがって、図8に示すように、シンボル1〜シンボル3までのパイロット信号SPの情報をクリアする。このクリアは、シンボル1〜シンボル3までのパイロット信号SP1〜SP3のデータを消去したり、無効な値、例えば新たに値「0」を書き込む等の処理を行ってもよい。なお、図8に示すように、受信条件の変更動作直後には、格納手段410には最新の1シンボル分(シンボル4)のパイロット信号SP4(SP4−1〜SP4−n)の情報のみが格納される。
一方、判断手段412による比較の結果、受信条件の変更動作が実行されない場合には(ステップS504:No)、ステップS505におけるクリアの処理を実行せず、ステップS506に移行する。この場合、格納手段410には4シンボル分のパイロット信号SP1〜4の情報が格納される。
そして、伝送路特性推定手段409は、新たに1シンボル分のパイロット信号SPが格納手段410に格納される毎に、この格納手段410に格納されているすべて(1〜n)のパイロット信号SPの情報を用いて伝送路特性を推定する(ステップS506)。図9は、伝送路特性推定時に格納手段から読み出されるパイロット信号の情報を示す図である。この図9には受信条件の変更動作開始時(図8相当)の読み出し内容が示されており、図示のように、シンボル4のパイロット信号SP4(SP4−1〜SP4−n)の情報のみが読み出される。
伝送路特性推定手段409は、読み出したシンボル4のパイロット信号SP4(SP4−1〜SP4−n)の情報に基づいて伝送路特性Dtを推定する(図9参照)。このように、受信条件の変更動作後の状態で無相関な過去のシンボルに含まれる情報の影響を受けず正しい伝送路特性を推定(算出)することができるようになる。
なお、受信条件の変更動作が実行されないときには、シンボル1〜シンボル4の合計4シンボル分パイロット信号SP1(SP1−1〜SP1−n),SP2(SP2−1〜SP2−n),SP3(SP3−1〜SP3−n),SP4(SP4−1〜SP4−n)の情報に基づいて伝送路特性が推定されることになる。
上記の説明では、4シンボル分のパイロット信号の情報(複素キャリア)に基づいて伝送路特性の推定を行う構成例について説明したが、伝送路特性の推定は、1〜nのシンボル数を用いて行うことができ、例えば1フレーム相当の204シンボルを用いて行う構成とすることもできる。
上記実施例1においては、受信信号出力手段402の受信条件が変更された場合に、第2制御手段411によって格納手段410に格納されている受信条件変更前のパイロット信号の情報をクリアする構成をとっているが、この構成に限られるものではない。例えば、受信信号出力手段402の受信条件が変更された場合に、格納手段410のデータはそのままにしておき、伝送路特性推定手段409が伝送路特性を推定するときに変更前のパイロット信号の情報を除外する構成にしてもよい。
実施例2は、変更前の受信条件と変更後の受信条件に相関がある場合において受信条件を変更したとき、過去のパイロット信号の情報が伝送路特性の推定に及ぼす影響度を、受信条件変更後の現在のパイロット信号の情報が伝送路特性の推定に及ぼす影響度より小さくするものである。つまり、変更前の受信条件と変更後の受信条件に相関がある場合には過去のパイロット信号と現在のパイロット信号に相関があると考えられるので、過去のパイロット信号の情報を受信条件変更後における伝送路特性の推定において考慮するものである。変更後の受信条件に相関がある場合としては、アンテナ切り換え方式においてアンテナ間の距離が伝送信号の受信電波の半波長以内である場合や、位相差給電方式において信号の位相やレベルを変更することで信号の合成比が若干変わった場合などが考えられる。
図10は、実施例2による複数シンボルのパイロット信号を用いて伝送路特性を推定する手順を説明するためのタイムチャート図である。図10に示すように、実施例1同様に4シンボル分のパイロット信号の情報を格納して伝送路特性を推定する。図11−1は、過去の情報により推定した伝送路特性を示す図である。受信条件の変更動作開始時(時期T4)までに格納した過去のシンボル(シンボル1〜シンボル3)のパイロット信号の情報により伝送路特性Dt1〜3を推定する。
次に、図11−2は、受信条件を変更後の情報により推定した伝送路特性を示す図である。受信条件の変更動作開始時(時期T4)に格納した新しいシンボル(シンボル4)のパイロット信号の情報により伝送路特性Dt4を推定する。
図11−3は、影響度を考慮した結果の伝送路特性を示す図である。伝送路特性推定手段409(図5参照)は、図11−3に示すように、過去のシンボル分の伝送路特性Dt1〜3の影響度を小さくし、新しいシンボル分の伝送路特性Dt4の影響度を大きくして総合的な伝送路特性を得る。具体的には過去のシンボル分の伝送路特性Dt1〜3の値の割合を小さくし(例えば3割)、新しいシンボル分の伝送路特性Dt4の値の割合を高くし(7割)、これらの値を加算して得る。これにより、受信条件変更前の過去のシンボルのパイロット信号が受信条件変更後の伝送路特性の推定に及ぼす影響度は、受信条件変更後の新しいシンボルのパイロット信号が受信条件変更後の伝送路特性の推定に及ぼす影響度より小さくなる。
図10の場合には、変更前の受信条件と変更後の受信条件に相関があることから受信条件変更後もSP4−1からSP4−2の間で伝送路に歪が生じていると推定される。この場合に、新しいシンボルのパイロット信号による伝送路特性Dt4のみで受信条件の変更直後の伝送路特性の推定を行うと、SP4−1からSP4−2の間の伝送路の歪が適正に推定されないことになる。また、変更前の受信条件と変更後の受信条件に相関があるとしても伝送路特性は変化しているので、従来技術のように格納手段410に格納されているパイロット信号のすべてから伝送路特性を推定すると、受信条件変更前のパイロット信号による影響が大きくなるため、受信条件の変更直後の伝送路特性は適切に推定されないことになる。そこで、上述したように、過去のシンボルのパイロット信号が受信条件変更後の伝送路特性の推定に及ぼす影響度については、新しいシンボルのパイロット信号が受信条件変更後の伝送路特性の推定に及ぼす影響度より小さくなるように、受信条件変更後の伝送路特性を推定することで、SP4−1からSP4−2の間での伝送路の歪を考慮して適正な伝送路を推定することができる。
したがって、変更前の受信条件と変更後の受信条件に相関がある場合において受信条件を変更したときには、過去の情報を活かして新しい受信条件に適した伝送路特性を推定できるようになる。
なお、上記の影響度は受信条件の変更前後の相関度等によって設定するようにしてもよい。また、受信条件の変更前後のパイロット信号の情報から受信条件の変更前後の相関度を求め、その求められた相関度から上記の影響度を決定するようにしてもよい。
この実施例2における構成は、実施例1同様にアンテナ切り換え方式を用いることもできるし、位相差給電方式により複数のアンテナの合成比を可変する構成としてもよい。
また、上記実施例2においては、受信信号出力手段402の受信条件が変更された場合に、受信条件変更前に格納された過去のシンボルのパイロット信号の情報から推定される伝送路特性と受信条件変更後に格納された新しいシンボルのパイロット信号の情報から推定される伝送路特性とを加算する構成をとっているがこれに限らない。例えば、過去のシンボルのパイロット信号の情報から伝送路の歪の情報を得て、新たなシンボルのパイロット信号から推定される伝送路特性を基礎としこの歪の情報を考慮して受信条件変更後の伝送路特性を推定する構成にしてもよい。
以上説明した実施の形態によれば、受信状況の変動によって受信条件を変更したときに正しい伝送路特性を推定(算出)することができ、SNRを悪化させない等化処理を行えるという効果を奏する。
なお、上記各実施の形態においては、OFDM伝送方式のうち、特にパイロット信号を含むISDB−Tの伝送方式による伝送信号を受信する構成について説明した。したがって、格納手段410には、ISDB−Tにおける伝送信号中に含まれるパイロット信号の割合(周波数方向に1/3、時間方向に1/4の割合)に対応して4シンボル分の情報を格納する構成としたが、他の伝送方式等、伝送信号中に含まれるパイロット信号の割合に応じて格納手段410に格納するシンボル数、すなわち伝送路特性推定に用いるシンボル数を変更して用いることができる。この他、受信した伝送信号はこれに限らず、受信条件の変更動作を行い等化処理を行う他の伝送方式、例えば、DVB−T等の伝送方式にも同様に適用することができる。また、本実施の形態で説明した受信機は、変調方式によらず、過去から現在までの受信信号の情報(電力、振幅、位相など)をメモリなどに格納し、その格納された受信信号の情報を用いて伝送路特性を推定(算出)する受信機に適用することができる。
また、本実施の形態では、1チューナダイバーシティの受信機を具体例として説明したが、2つのチューナを有し、複数のチューナの出力を合成する2チューナダイバーシティ、あるいはそれ以上の数のチューナを有する受信機に適用することもできる。
また、本実施の形態で説明した受信機は、予め用意した受信制御用プログラムをパーソナル・コンピュータ等のコンピュータで実行することにより制御することができる。このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。また、このプログラムは、インターネット等のネットワークを介して配布することが可能な伝送媒体であってもよい。
以上のように本実施の形態にかかる受信機、受信方法、受信制御用プログラムおよび記録媒体は、放送や通信に用いられる分野に適用でき、ラジオやテレビジョン装置、これらを組み込んだナビゲーション装置の他、広帯域無線等に適用することができる。そして、特に受信状況が変化しやすい車載(車両、列車、船舶等)用または携帯用の受信機として安定した受信品質を得ることができるものである。
OFDM伝送方式におけるパイロット信号の配置例を示す図表である。 送信側が送信するパイロット信号の周波数特性を示す図表である。 複数シンボルのパイロット信号を用いて伝送路特性を推定する手順を説明するためのタイムチャート図である。 推定後の伝送路特性を示す図表である。 実施の形態における受信機の全体構成を示すブロック図である。 実施例1における伝送路特性推定処理を説明するためのフローチャートである。 複数シンボルのパイロット信号を格納する動作を説明するためのタイムチャート図である。 受信条件の変更動作時における格納手段のメモリクリア動作を説明するための図である。 伝送路特性推定時に格納手段から読み出されるパイロット信号の情報を示す図である。 実施例2による複数シンボルのパイロット信号を用いて伝送路特性を推定する手順を説明するためのタイムチャート図である。 過去の情報により推定した伝送路特性を示す図である。 受信条件を変更後の情報により推定した伝送路特性を示す図である。 影響度を考慮した結果の伝送路特性を示す図である。
符号の説明
401a,401b アンテナ
402 受信信号出力手段
403 RFチューナ
404 ADC
405 OFDM復調手段
406 信号処理手段
407 出力端子
408 抽出手段
409 伝送路特性推定手段
410 格納手段
411 第2制御手段
412 判断手段
413 基準値設定手段
414 第1制御手段
421a,421b AGCアンプ
422 加算部
431 直交復調部
432 FFT回路
S1,S2 選択信号
SP パイロット信号

Claims (9)

  1. 伝送信号を受信する複数のアンテナと、
    前記複数のアンテナから一または複数のアンテナを用いて受信信号を出力する受信信号出力手段と、
    前記受信信号出力手段の受信条件を制御する第1制御手段と、
    前記受信信号の情報を格納する格納手段と、
    前記格納手段に格納されている前記受信信号の情報に基づいて伝送路特性を推定する伝送路特性推定手段と、
    前記伝送路特性推定手段により推定された前記伝送路特性に基づいて前記受信信号の信号処理を行う信号処理手段と、
    を備え、
    前記伝送路特性推定手段は、前記第1制御手段により前記受信信号出力手段の受信条件が変更された場合において、前記受信条件の変更前に格納された前記受信信号の情報を用いないで前記受信条件変更後の伝送路特性を推定することを特徴とする受信機。
  2. 前記格納手段を制御する第2制御手段を備え、
    前記第2制御手段は、前記第1制御手段により前記受信信号出力手段の受信条件が変更された場合において、前記受信条件の変更前に格納された前記受信信号の情報を無効にすることを特徴とする請求項1に記載の受信機。
  3. 伝送信号を受信する複数のアンテナと、
    前記複数のアンテナから一または複数のアンテナを用いて受信信号を出力する受信信号出力手段と、
    前記受信信号出力手段の受信条件を制御する制御手段と、
    前記受信信号の情報を格納する格納手段と、
    前記格納手段に格納されている前記受信信号の情報に基づいて伝送路特性を推定する伝送路特性推定手段と、
    前記伝送路特性推定手段により推定された前記伝送路特性に基づいて前記受信信号の信号処理を行う信号処理手段と、
    を備え、
    前記伝送路特性推定手段は、前記制御手段により前記受信信号出力手段の受信条件が変更された場合において、前記受信条件の変更前に格納された前記受信信号の情報が前記伝送路特性の推定に及ぼす影響度が、変更後に格納された前記受信信号の情報が前記伝送路特性の推定に及ぼす影響度に対し小さくなるように伝送路特性を推定することを特徴とする受信機。
  4. 前記受信信号に含まれるパイロット信号を抽出する抽出手段を備え、
    前記格納手段は、前記受信信号の情報として抽出された前記パイロット信号の情報を複数シンボル分格納することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の受信機。
  5. 前記格納手段は前記パイロット信号の情報を更新可能に所定シンボル分格納することを特徴とする請求項4に記載の受信機。
  6. 伝送信号を受信する複数のアンテナのうち一または複数のアンテナを用いて受信信号を出力する受信信号出力工程と、
    前記受信信号出力工程の受信条件を制御する制御工程と、
    前記受信信号の情報を格納する格納工程と、
    前記格納工程により格納された前記受信信号の情報に基づいて伝送路特性を推定する伝送路特性推定工程と、
    前記伝送路特性推定工程により推定された前記伝送路特性に基づいて前記受信信号の信号処理を行う信号処理工程と、
    を含み、
    前記伝送路特性推定工程は、前記制御工程により前記受信信号出力工程の受信条件が変更された場合において、前記受信条件の変更前に格納された前記受信信号の情報を用いないで伝送路を推定することを特徴とする受信方法。
  7. 伝送信号を受信する複数のアンテナのうち一または複数のアンテナを用いて受信信号を出力する受信信号出力工程と、
    前記受信信号出力工程の受信条件を制御する制御工程と、
    前記受信信号の情報を格納する格納工程と、
    前記格納工程により格納された前記受信信号の情報に基づいて伝送路特性を推定する伝送路特性推定工程と、
    前記伝送路特性推定工程により推定された前記伝送路特性に基づいて前記受信信号の信号処理を行う信号処理工程と、
    を含み、
    前記伝送路特性推定工程は、前記制御工程により前記受信信号出力工程の受信条件が変更された場合において、前記受信条件の変更前に格納された前記受信信号の情報が前記伝送路特性の推定に及ぼす影響度が、変更後に格納された前記受信信号の情報が前記伝送路特性の推定に及ぼす影響度に対し小さくなるように伝送路特性を推定することを特徴とする受信方法。
  8. 請求項6または7に記載の受信方法をコンピュータに実行させる受信制御用プログラム。
  9. 請求項8に記載の受信制御用プログラムを記録した記録媒体。
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