JP2005191768A - 携帯用電子機器 - Google Patents

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研一 杉林
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Abstract

【課題】 不使用時には腕時計のように煩わしさを感じることなく腕等の体の一部に装着できると共に、使用時にはイヤホンにより音声情報を聞くこと。
【解決手段】 本体2と、本体2に基端側が出し入れ可能に取り付けられたコード3、10と、コード3、10の先端に配されて耳の外耳道に挿入可能な挿入部4、11とを有するイヤホン5、12と、本体2の中心軸に対してコード3、10の基端側の反対側に、イヤホン5、12を着脱可能に保持する保持手段と、本体2に設けられてコード3、10の長さを調整する調整手段7と、本体2に設けられてイヤホン5、12から音声を出力する音声出力手段とを備え、コード3、10は、先端から一定の長さが所定の剛性を有している携帯用電子機器1を提供する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、腕等の体の一部又は耳(耳介)に装着可能な携帯用電子機器に関するものである。
現在、体の一部に装着して使用する携帯用電子機器は、様々なものが知られている。例えば、腕に装着して使用する電子腕時計や、耳に引っ掛けるように装着するヘッドセット(例えば、特許文献1、2及び3参照)や耳の外耳道にイヤホンを挿入して音楽等の音声情報を聞くもの等が知られている。
このような携帯用電子機器のうち、特に電子腕時計は、装着時の日常生活に対する影響が低く、また頻繁に時刻を確認するという生活スタイルにより、使用時又は未使用時に係わらず終日(例えば、朝装着してから夜外すまでの間)腕に装着しているのが一般的な使われ方である。
一方、上記ヘッドセットやイヤホン等を使用して音声情報を聞くことができる携帯用電子機器は、装着時に耳を塞いでしまうので、使用時にのみ装着して使用している。
特開2000−324587号公報(図1等) 特開2001−346287号公報(図1等) 特開2003−47083号公報(図1等)
しかしながら、使用時にのみ体に装着する携帯用電子機器は、バック等に入れて共に持ち歩く必要があるので、煩わしさがあった。特に、上述したヘッドセットやイヤホンにより音声情報を聞く携帯用電子機器等は、電車等公共機関での移動や、歩行の際に容易に使用でき、また、日常生活の中でも使用頻度が高いため、常に持ち歩いている人がいるのが現状である。そのため、不使用時においても、バック等の携帯用電子機器を収納するものを持ち運ぶ必要があり、煩わしさを感じることがあった。
本発明は、このような事情に考慮してなされたもので、その目的は、不使用時には腕時計同様、煩わしさを感じることなく腕等の体の一部に装着できると共に、使用時にはイヤホンにより音声情報を聞くことができる携帯用電子機器を提供することである。
本発明は、前記課題を解決するために以下の手段を提供する。
本発明の携帯用電子機器は、本体と、該本体に基端側が出し入れ可能に取り付けられたコードと、該コードの先端に配されて耳の外耳道に挿入可能な挿入部とを有するイヤホンと、前記本体の中心軸に対して前記コードの基端側の反対側に、前記イヤホンを着脱可能に保持する保持手段と、前記本体に設けられて前記コードの長さを調整する調整手段と、前記本体に設けられて前記イヤホンから音声を出力する音声出力手段とを備え、前記コードは、先端から一定の長さが所定の剛性を有していることを特徴とするものである。
この発明に係る携帯用電子機器においては、音声情報を聞かない場合には、保持手段により挿入部を本体に保持する。この際、挿入部は、本体の中心軸に対してコードの基端側と反対側に保持されるので、基端側と挿入部側、即ち先端側との間でコードがループするように架渡された状態となる。このループ状のコード内に、例えば、腕を入れた後、調整手段によりコードの長さを調整することで、コードと本体との間で腕を締め付けて本体を腕に装着することができる。従って、煩わしさを感じることはない。特に、コードは、先端から(挿入部側から)一定の長さが所定の剛性を有しているので、がたつき等がなく安定した状態で体の一部である腕に装着することができる。
また、イヤホンにより音声情報を聞く場合には、本体を腕から取り外した後、挿入部を耳の外耳道に挿入する。この際、調整手段によりコードの長さを調整することで、本体を、例えば、ポケット等に入れることができる。そして、音声出力手段により音楽等の音声情報を聞くことができる。
また、本発明の携帯用電子機器は、上記本発明の携帯用電子機器において、前記イヤホンが、2つ設けられていることを特徴とするものである。
この発明に係る携帯用電子機器においては、体の一部、例えば、腕に装着する際、イヤホンが2つ、即ち、コードが2つあるので、より確実に腕に装着することができる。また、音声情報を聞く場合には、両耳で音楽等の音声情報を聞くことができると共に、本体を2本のコードを介して、例えば、首下や首の後ろにぶら下げることができるので、コードが体に纏わりついたり、コードへの引っ掛かり等をなくすことができる。
また、本発明に係る携帯用電子機器は、上記本発明の携帯用電子機器において、前記2つのイヤホンのコードは、前記本体の中心軸に対してそれぞれ反対側に基端が位置するように配されていることを特徴とするものである。
この発明に係る携帯用電子機器においては、2本のコードの基端側が、本体の中心軸に対してそれぞれ反対側にあるので、挿入部を両耳に挿入したときに、本体が2本のコードにより左右又は上下方向に引っ張られた状態となる。従って、本体がふらつくことなく、安定する。
また、本発明に係る携帯用電子機器は、上記本発明のいずれかに記載の携帯用電子機器において、前記保持手段が、前記本体に形成されて前記挿入部を圧入可能であると共に保持可能な凹部を有していることを特徴とするものである。
この発明に係る携帯用電子機器においては、挿入部を凹部に圧入することで本体に保持させることができ、凹部から挿入部を引き抜くだけで、容易に保持状態を解くことができる。このように、複雑な保持手段を構成することなく、凹部により容易に構成でき、構造のシンプル化及び製造コストの低減化を図ることができる。
また、本発明の携帯用電子機器は、本体と、該本体の中心軸に対してそれぞれ反対側に基端側が出し入れ可能に取り付けられた一対のコードと、該一対のコードの先端に配されて耳の外耳道に挿入可能な挿入部とを有する一対のイヤホンと、該一対のイヤホン同士を互いに接続する接続手段と、前記本体に設けられて前記一対のコードの長さを調整する調整手段と、前記本体に設けられて前記イヤホンから音声を出力する音声出力手段とを備え、前記コードは、先端から一定の長さが所定の剛性を有していることを特徴とするものである。
この発明に係る携帯用電子機器においては、音声情報を聞かない場合には、接続手段により一対のイヤホン同士を接続する。この際、一対のコードの基端側は、本体の中心軸に対してそれぞれ反対側であるので、一対のコードがループするように架渡された状態となる。このループ状の一対のコード内に、例えば、腕を入れた後、調整手段によりコードの長さを調整することで、一対のコードと本体との間で腕を締め付けて本体を腕に装着することができる。従って、煩わしさを感じることない。特に、一対のコードは、先端から(挿入部側から)一定の長さが所定の剛性を有しているので、がたつき等がなく安定した状態で体の一部である腕に装着することができる。更に、イヤホン同士を接続するので、コードの全体的な長さを短くでき、軽量化を図ることができる。
また、イヤホンにより音声情報を聞く場合には、本体を腕から取り外した後、一対のコードの接続を解き、各挿入部を外耳道にそれぞれ挿入することで、両耳で音楽等の音声情報を聞くことができる。この際、本体を一対のコードを介して、例えば、首下や首の後ろにぶら下げることができるので、コードが体に纏わりついたり、コードへの引っ掛かり等をなくすことができる。更に、この際、一対のコードの基端側が、本体の中心軸に対してそれぞれ反対側にあるので、本体が一対のコードにより左右又は上下方向に引っ張られた状態となり、本体がふらつくことなく安定する。
また、本発明の携帯用電子機器は、上記本発明の携帯用電子機器において、前記接続手段が、前記挿入部の基端側に設けられて挿入部を圧入可能であると共に保持可能な凹部を有していることを特徴とするものである。
この発明に係る携帯用電子機器においては、それぞれの挿入部を凹部に圧入することで一対のイヤホン同士を接続することができ、凹部から各挿入部を引き抜くだけで、容易に接続状態を解くことができる。このように、複雑な接続手段を構成することなく、凹部により容易に構成でき、構造のシンプル化及び製造コストの低減化を図ることができる。
また、本発明の携帯用電子機器は、上記本発明の携帯用電子機器において、前記接続手段が、前記各コードに沿って進退自在に設けられると共に前記挿入部を内部に収納可能な第1の係止部及び第2の係止部を有し、第1の係止部と第2の係止部とが互いに接続可能であることを特徴とするものである。
この発明に係る携帯用電子機器においては、第1係止部及び第2係止部を、それぞれコードに沿って先端側に移動させると共に内部に挿入部を収納した後、両係止部を接続させることで、一対のイヤホン同士を接続することができる。このように、音声情報を聞かない場合、即ち、体の一部に装着するときに挿入部を保護できると共に、該挿入部に影響を与えずに一対のイヤホン同士の接続が行える。従って、挿入部にキズ等が付くことを防止することができる。
また、本発明の携帯用電子機器は、上記本発明のいずれかに記載の携帯用電子機器において、前記調整手段が、前記コードを巻き取るリールと、前記本体の外表面に設けられて前記リールを回転させるベゼルとを有することを特徴とするものである。
この発明に係る携帯用電子機器においては、ベゼルを回転させることで、リールを回転させてコードを巻き取って、長さの調整を容易に行うことができる。特に、ベゼルが本体の外表面に配されているので、体の一部に装着又は音声情報を聞く場合のどちらでも容易に操作できると共に、ベゼルの回転量に応じてコードの巻取り量を調整できるので、コードを所望する長さに調整し易い。
また、本発明の携帯用電子機器は、上記本発明の携帯用電子機器において、前記調整手段が、前記コードの引出し量を規制する規制手段を備えることを特徴とするものである。
この発明に係る携帯用電子機器においては、巻取り手段によりコードの長さを調整した後、規制手段により引き出し量を規制できるので、設定したコードの長さを維持することができる。従って、使用状況に応じた最適なコード長を常に維持できるので、使い易さが向上する。
また、本発明の携帯用電子機器は、上記本発明のいずれかに記載の携帯用電子機器において、前記本体が、複数のスイッチを備え、これらの前記スイッチのうちの1つは、前記音声出力手段を制御することを特徴とするものである。
この発明に係る携帯用電子機器においては、スイッチを入れることで、音声出力手段を制御することができ、体の一部又は耳の装着に応じて適切な使い分けを行うことができる。また、イヤホンから所望する曲等の音声情報を出力することができる。
また、本発明の携帯用電子機器は、上記本発明の携帯用電子機器において、前記本体の表面に前記音声出力手段の出力情報を表示する表示部を備えていることを特徴とするものである。
この発明に係る携帯用電子機器においては、表示部に表示された出力情報を確認することで、間違えることなく確実に音声出力手段の制御を行うことができる。従って、操作性の向上を図ることができる。
また、本発明の携帯用電子機器は、上記本発明の携帯用電子機器において、前記表示部が、時刻表示機能を有していることを特徴とするものである。
この発明に係る携帯用電子機器においては、本体を、例えば、腕に装着したときに、腕時計のように使用することができる。
また、本発明の携帯用電子機器は、上記本発明のいずれかに記載の携帯用電子機器において、前記複数のスイッチの1つをオンしたときに、前記音声出力手段が時刻を音声出力するよう設定されていることを特徴とするものである。
この発明に係る携帯用電子機器においては、挿入部を耳の外耳道に挿入した場合においても、時刻を容易に確認することができる。
また、本発明の携帯用電子機器は、上記本発明のいずれかに記載の携帯用電子機器において、前記音声出力手段が、前記一対のイヤホンから発生させる出力音をそれぞれ調整するステレオ音量調整部を有していることを特徴とするものである。
この発明に係る携帯用電子機器においては、音声出力手段が一対のイヤホンからステレオ音量調整部により調整された出力音を出力するので、適当な音量のステレオ状態で音声を聞くことができ、機能性の向上化を図ることができる。
また、本発明の携帯用電子機器は、上記本発明のいずれかに記載の携帯用電子機器において、前記本体に、他の電子機器との間で音声情報を受け渡す外部接続手段と、音声情報を記録するメモリとを備え、前記音声出力手段が、前記メモリに記録された音声情報を音声出力することを特徴とするものである。
この発明に係る携帯用電子機器においては、外部接続手段により他の電子機器から所望する音声情報を容易に入手でき、メモリに入手した音声情報の記録が逐次行える。また、音声出力手段により、メモリに記録した様々な音声情報の中から所望する音声情報の再生を行うことができる。このように、他の電子機器から所望する音声情報、例えば、好きな音楽等を入手して聞くことができる。
また、本発明の携帯用電子機器は、上記本発明の携帯用電子機器において、前記外部接続手段が、通信用ケーブルを接続可能なケーブル接続部を有していることを特徴とするものである。
この発明に係る携帯用電子機器においては、ケーブル接続部に、例えば、USBケーブル等の通信用ケーブルを接続することで、パーソナルコンピュータ等の他の電子機器から曲等の音声情報を入手したり、記録することができる。
また、本発明の携帯用電子機器は、上記本発明の携帯用電子機器において、前記外部接続手段が、前記他の電子機器との間で無線通信可能な無線通信手段を有していることを特徴とするものである。
この発明に係る携帯用電子機器においては、Bluetooth等の無線通信手段を介して他の電子機器から曲等の音声情報を入手したり、記録することができる。
また、本発明の携帯用電子機器は、上記本発明のいずれかに記載の携帯用電子機器において、前記外部接続手段が、メモリカードを接続可能なカード接続部を有していることを特徴とするものである。
この発明に係る携帯用電子機器においては、カード接続部にメモリカードを接続することで、他の電子機器から曲等の音声情報を入手したり、記録することができる。
また、本発明の携帯用電子機器は、上記本発明のいずれかに記載の携帯用電子機器において、前記本体に、音声放送波を受信する電波受信部を備え、前記音声出力手段が、前記音声放送波に基づいて音声出力することを特徴とするものである。
この発明に係る携帯用電子機器においては、電波受信部により受信した、例えば、ラジオ電波等の音声放送波に基づいて、AMラジオやFMラジオ等の音声情報を聞くことができる。
また、本発明の携帯用電子機器は、上記本発明のいずれかに記載の携帯用電子機器において、前記本体に、充電可能な充電池と、該充電池に電力を充電する充電手段とを有していることを特徴とするものである。
この発明に係る携帯用電子機器においては、充電手段を介して充電池に外部からの電力を充電できるので、通常の電池等を別個に用意する必要がない。従って、製品の維持に係るコストを低減することができる。
本発明に係る携帯用電子機器によれば、音声情報を聞かない場合には、コードにより、例えば、腕を締め付けることで体の一部である腕に装着することができ、腕時計同様、煩わしさを感じることはない。また、音声情報を聞く場合には、挿入部を耳の外耳道に挿入することで、容易に音楽等の音声情報を聞くことができる。
以下、本発明に係る携帯用電子機器の第1実施形態を、図1から図10を参照して説明する。なお、本実施形態の携帯用電子機器は、電子腕時計の機能を有するものとして説明する。
本実施形態の携帯用電子機器1は、図1から図7に示すように、本体ケース(本体)2と、該本体ケース2に基端側が出し入れ可能に取り付けれたコード3と該コード3の先端に配されて耳の外耳道に挿入可能な挿入部4とを有するイヤホン5と、本体ケース2の中心軸Aに対してコード3の基端側の反対側に、イヤホン5を着脱可能に保持する保持手段6と、本体ケース2に設けられてコード3の長さを調整する調整手段7と、本体ケース2に設けられてイヤホン5から音声を出力する音声出力手段8とを備えている。
また、本実施形態においては、上記イヤホン5と同様に、コード10及び挿入部11を有するイヤホン12を更に備えている。これらイヤホン5、12のコード3、10は、本体ケース2の中心軸Aに対してそれぞれ反対側に基端が位置するように配されている。また、両コード3、10は、先端から一定の長さが所定の剛性を有している。
上記本体ケース2は、プラスチックやアルミ等の金属材料からなり、所定の厚みをもって上面視略楕円状になるように形成されている。即ち、本体ケース2は、図1に示すように、中心軸Aに直交する方向に長くなるように形成され、この直交方向の両側端部に上記コード3、10の基端側がそれぞれ位置するようになっている。
また、本体ケース2は、表面の中央部分に円状のカバーガラス15が嵌め込まれており、該カバーガラス15の内側に、図6に示すように、上記音声出力手段8の出力情報を表示する表示部16が基板17に実装されている。また、この基板17には、表示部16以外にCPUやMPU等の制御部18、充電可能な充電池19及び音声情報を記録するメモリ20が接続されている。
上記制御部18は、メモリ20に記録されている音声情報をイヤホン5、12、即ち、コード3、10を介して挿入部4、11から音声出力させる機能を有している。つまり、制御部20及びイヤホン5、12は、上記音声出力手段8として機能するようになっている。上記表示部16は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)等の液晶表示器であり、上述した音声出力手段8の出力情報以外に、例えば、図示しない水晶振動子によりカウントされた時刻を表示する時刻表示機能やその他各種情報を表示する機能を有している。例えば、図1に示すように、時刻、日付、曜日や充電池19の残電力量等を表示できるようになっている。
また、本体ケース2内には、図6及び図7に示すように、コード3、10を巻き取るリール25が設けられている。このリール25は、プラスチック等により円板状に形成され、本体ケース2の底面に垂直な軸回りに回転可能に支持されている。なお、リール25は、回転の際、所定の摩擦力を有して回転するようになっており、微小な力で回転しないようになっている。
また、リール25の外周面には、溝部25aが形成され、該溝部25aにコード3、10を巻回して巻き取れるようになっている。即ち、リール25に巻回されたコード3、10は、本体ケース2に設けられたコード孔2aより本体ケース2の外部に露出するようになっている。
更に、リール25の上面には、外縁に沿って周方向に山と谷を順次繰り返すように歯部25bが形成されている。なお、この歯部25bのピッチは、例えば、リール25の中心軸周りに5度毎の角度で形成されている。(5度の角度に限られるものではない)
本体ケース2の表面(外表面)で上記カバーガラス15の外側には、図1に示すように、上記リール25を回転させるベゼル26がリール25と同じ中心軸回りに回転可能に設けられている。このベゼル26の表面には、指先を引っ掛ける凹部26aが所定間隔毎に複数形成されており、回転操作し易いようになっている。
また、図6に示すように、ベゼル26とリール25との間には、リール25の歯部25bに嵌合する歯部26bが配されており、ベゼル26の回転をリール25に伝達できるようになっている。これにより、ベゼル26を回転操作すると、歯部26b、25bを介してリール25が回転してコード3、10を巻き取れるようになっている。
これらリール25、歯部26b及びベゼル26は、上記調整手段7を構成している。
また、本体ケース2の側面には、図7に示すように、コード3、10の引出し量を規制するリールロックボタン(規制手段)27が設けられている。このリールロックボタン27は、押下されたときに直接上記リール25の側面(溝部25aを除く)に当接してリール25の回転を規制するようになっている。これにより、本体ケース2からコード3、10を引出すことができないようになっている。なお、リールロックボタン27は、押下されたときに、図示しない爪部に嵌合してリール25の回転を規制した状態を維持できるようになっていると共に、再度押下されたときに、爪部との嵌合が解かれるようになっている。
更に、本体ケース2の側面には、上記コード孔2aの近傍に、挿入部4、11を圧入可能であると共に保持可能なホールド孔(凹部)28、29が形成されている。このホールド孔28、29に挿入部4、11を挿入する際、コード3、10の基端側とは反対側に配されたホールド孔28、29に挿入部4、11を挿入するようになっている。なお、挿入部4、11は、ゴム等の弾性材料により形成されており、耳の外耳道内に完全に挿入されて外耳道を密閉する密閉型インナーイヤータイプとなっている。また、挿入部4、11の先端には、外耳道に対向するように音孔が形成されている。両ホールド孔28、29は、上記保持手段6として機能するようになっている。
更に、本体ケース2は、図1及び図6に示すように、複数のボタン(スイッチ)、例えば、本体ケース2の表面に配された操作ボタン30及びモード切替ボタン31と、本体ケース2の側面に配された音量調整ボタン32と、図示しないパーソナルコンピュータ等他の電子機器との間で、音声情報を受け渡す外部接続手段33と、充電池19に電力を充電する充電用コネクタ(充電手段)34とを備えている。
上記各ボタンは、図6に示すように、押下したときに上記基板17に電気的に接続されたスイッチを介して制御部18に信号を送り、各種操作ができるようになっている。例えば、時計モードのときに、モード切替ボタン31を押下することで、音楽再生モードに変更するようになっている。また、この際に、各操作ボタン30を押下することで、メモリ20に記録されている曲等の音声情報の再生、一時停止、停止、巻き戻しや前後曲へのステップ等を行うことができるようになっている。即ち、音楽再生モードにおける操作ボタン30は、音声出力手段8を制御するよう設定されている。更に、音楽再生モードの際に、音量調整ボタン32を押下することで、イヤホン5、12から出力される音量を任意の音量に変更できるようになっている。なお、この際、表示部16は、曲の再生時間、音量レベルや作動状況(再生中、一時停止中等)、曲名、曲番号等を表示するよう設定されている。
なお、音楽再生モードだけでなく、モード切替ボタン31を押下する毎に、その他の各モード、例えば、ストップウォッチモードや、アラーム設定モード等に切り替えることができるように自由に設定して構わない。この場合には、各ボタンは、各モードに対応するように設定することが可能である。例えば、ストップウォッチモードの時に、各操作ボタン30を、時間の測定開始ボタン、停止ボタンやラップ測定ボタン等として機能させることが可能である。つまり、各ボタンは、各モードに応じて複数の機能を有するように設定することが可能である。
また、音楽再生モードの際に、上記ボタンを押下したときに、音声出力手段8が時刻を音声出力するよう設定されている。例えば、操作ボタン30のうち、再生ボタンと一時停止ボタンを両方同時に押下したときに、イヤホン5、12から時刻が音声出力されるようになっている。この際、音楽を一旦停止して時刻を音声出力させても構わないし、音楽と同時に時刻を音声出力させても構わない。
また、音声出力手段8は、イヤホン5、12から出力させる出力音をそれぞれ調整する図示しないステレオ音量調整部を有しており、上記ボタンを押下することにより、イヤホン5、12から適当な音量のステレオ状態で音声を聞くことができるようになっている。
上記外部接続手段33は、図6に示すように、図示しないUSBケーブル(通信用ケーブル)を接続可能なコネクタ(ケーブル接続部)33aを有している。これにより、他の電子機器からUSBケーブルを介して曲等の音声情報を入手することができるようになっている。また、入手した音楽情報は、上記メモリ20内に記録できるようになっている。
なお、コネクタ33aは、本体ケース2に設けられた脱着可能なカバー35によってUSBケーブルの未接続時に蓋をされて外部に露出しないようになっている。この際、カバー35にパッキン等を取り付けて、防水機能を有するように構成することが好ましい。こうすることで、コネクタ33aを水滴等から保護することが可能である。
更に、カバー35内には、コネクタ33aに隣接する位置に、上記充電用コネクタ34が配されており、図示しない充電器から上記充電池19に電力を充電できるようになっている。つまり、充電用コネクタ34もコネクタ33a同様に、水滴等から保護されるようになっている。
なお、充電用コネクタ34に限られず、充電器及び本体ケース2内にそれぞれ電力を伝達するためのトランス等を設け、非接触状態で充電池19の充電を行うように構成しても構わない。
このように構成された携帯用電子機器1を使用する場合について、以下に説明する。
まず、本実施形態の携帯用電子機器1は、通常時において、電子腕時計として使用することが可能である。即ち、図5に示すように、イヤホン5の挿入部4を、中心軸Aに対してコード3の基端側と反対側に配されたホールド孔28内に圧入して保持させる。また、もう一方のイヤホン12の挿入部11を、中心軸Aに対してコード10の基端側と反対側に配されたホールド孔29内に圧入して保持させる。この際、リールロックボタン27は、押下していない状態である。これにより、コード3、10は、図4に示すように、基端側と挿入部4、11側、即ち先端側との間でループするように架渡された状態となる。
そして、コード3、10を本体ケース2より引き出し、コード3、10の長さを十分に確保した後、ループ状となったコード3、10の間に腕を入れる。腕を入れた後、ベゼル26を指先で一方向に回転操作して、リール25によりコード3、10を本体ケース2内に巻き取る。なお、ベゼル26の回転操作の際、凹部26aに指先を引っ掛けることができるので、円滑にベゼル26の回転操作を行うことができる。そして、コード3、10を巻き取ることで、該コード3、10により腕の締め付けを徐々に行う。そして、最適な締め付け状態、即ち、最適なコード3、10の長さになったときに、リールロックボタン27を押下してリール25の回転を規制し、コード3、10が本体ケース2より引き出されないようにする。これにより、図8に示すように、本体ケース2を腕に最適な締め付け状態で確実に装着することができる。従って、イヤホン5、12を使用しない場合には、煩わしさを感じることなく体の一部である腕に装着し、電子腕時計として使用することができる。
特に、コード3、10は、先端(挿入部4、11側)から一定の長さが所定の剛性を有しているので、がたつき等がなく安定した装着が行える。更に、コード3、10が2本あるので、より確実に装着が行える。
次に、イヤホン5、12により音声情報を聞く場合には、リールロックボタン27を再度押下して、リール25の回転規制を解いた後、コード3、10を本体ケース2より引き出して、腕から取り外す。取り外した後、挿入部4、11をホールド孔28、29より引っ張って、イヤホン5、12の保持状態を解く。このように、挿入部4、11をホールド孔28、29より引き抜くだけで、イヤホン5、12の保持状態を解いたり、上述したように挿入部4、11をホールド孔28、29に圧入するだけでイヤホン5、12を保持することができ、複雑な構成を備えることなく、容易に保持手段6を構成することができる。従って、構造のシンプル化及び製造コストの低減化を図ることができる。
イヤホン5、12の保持状態を解いた後、挿入部4、11を、図9に示すように、外耳道内に挿入する。この際、本体ケース2は、首下に位置するようにぶら下げても構わないし、図10に示すように、首の後ろに位置するようにぶら下げても構わない。そして、ベゼル26を指先で一方向に回転操作して、本体ケース2内にコード3、10の巻取りを行う。これにより、挿入部4、11を外耳道に挿入した状態で、最適な長さにコード3、10を調整することができる。コード3、10の長さの調整後、リールロックボタン27を押下してコード3、10の長さが変化しないようにする。
また、コード3、10の長さを調整する際、ベゼル26が本体ケース2の表面に配されているので、容易に回転操作できると共に、ベゼル26の回転量に応じてコード3、10の巻取り量を調整できるので、コード3、10を所望の長さに調整し易い。
また、リールロックボタン27により、コード3、10の引き出しを抑えて、使用状況に応じた最適なコード長を常に維持できるので、使い易さが向上する。
なお、予めコード3、10の長さを調整して、リールロックボタン27を押下した後に、挿入部4、11を耳の外耳道に挿入しても構わない。特に、本体ケース2を、図10に示すように、首の後ろにぶら下げる場合には、予めコード3、10の長さを調整することが好ましい。
更に、コード3、10が2本あるので、本体ケース2をぶら下げることができ、コード3、10が体に纏わりついたり、コード3、10への引っ掛かり等の低減化を図ることができる。特に、コード3、10の基端側が本体ケース2の中心軸Aに対してそれぞれ反対側にあるので、本体ケース2が図10に示すようにコード3、10により左右に引っ張られた状態でぶら下がる。従って、本体ケース2のふらつきを抑えることができる。
次に、挿入部4、11を外耳道に挿入後、モード切替ボタン31を押下して時計モードから音楽再生モードに変更する。この際、表示部16の表示が切り替わるので、音楽再生モードが適切に選択されたことを容易に確認することができる。モード変更後、操作ボタン30を押下して、メモリ20に記録されている音声情報、例えば、曲を再生することで、イヤホン5、12の挿入部4、11から音声を出力させることができる。この際、挿入部4、11は、外耳道内を密着するように挿入されているので、先端の音孔から音声出力された音は、外部に漏れ難い。従って、雑音等を抑えた状態で音楽を聴くことができる。また、音楽を聞いている際、各操作ボタン30を操作することで、曲の早送り、巻き戻し又は曲変更等を自由に行うことができると共に、音量調整ボタン32を押下することで、音量を自由に調整することができる。
また、音楽を聞いている際、操作ボタン30のうち、再生ボタン及び一時停止ボタンを両方同時に押下することで、時刻を音声により容易に聞くことができる。
更に、音声出力手段8のステレオ音量調整部により、適当な音量のステレオ状態で音楽等を聞くことができる。
次に、メモリ20に記録されている音楽等の音声情報を変更する場合には、カバー35を取り外し、パーソナルコンピュータ等の他の電子機器に接続されているUSBケーブルを、コネクタボックス33aに接続する。これにより、他の電子機器から新たな曲等の音楽情報をメモリ20に記録することが可能である。また、記録だけでなく、既にメモリ20に記録されている音楽情報を削除することも可能である。
また、充電池19に電力を充電する場合には、充電器からの充電コード等を充電用コネクタ34に接続することで充電を行うことができ、通常の電池を別個に用意する必要はない。従って、維持経費の削減を図ることができる。
なお、音楽を聴いている際に、充電池19の残電力が“0“に近くなるまで減少した場合には、これを知らせるために、音声出力手段8が、アラーム音を音声出力して知らせるように設定しても構わない。
上述したように、本実施形態の携帯用電子機器1によれば、音声情報を聞かない場合には、コード3、10により体の一部である腕に装着して電子腕時計として使用できると共に煩わしさを感じることはない。また、音声情報を聞く場合には、挿入部4、11を外耳道に挿入することで、容易に音楽等の音声情報を聞くことができる。
次に、本発明に係る携帯用電子機器の第2実施形態について、図11及び図12を参照して説明する。なお、第2実施形態において第1実施形態と同一の構成については、同一の符号を付しその説明を省略する。
第2実施形態と第1実施形態との異なる点は、第1実施形態では、保持手段6により、イヤホン5、12を本体ケース2に固定、即ち、挿入部4、11をホールド孔28、29に固定したが、第2実施形態の携帯用電子機器60では、イヤホン61、62同士が接続する点である。
即ち、本実施形態の携帯用電子機器60は、図11及び図12に示すように、イヤホン61、62同士を互いに接続する接続手段63を備えている。両イヤホン61、62は、挿入部64、65の基端側に設けられて相手の挿入部64、65を圧入可能であると共に保持可能な貫通孔(凹部)66、67を有している。この貫通孔66、67は、挿入部64、65に接続されたプレート68、69に形成されている。また、プレート68、69の基端側に、コード70、71が接続されている。つまり、コード70、71内の配線は、プレート68、69を介して挿入部64、65に電気的に接続されている。両貫通孔66、67は、上記接続手段63として機能するようになっている。
このように構成された携帯用電子機器60においては、音声情報を聞かない場合、各挿入部64、65を互いに相手側のイヤホン61、62の貫通孔66、67に圧入する。これにより、両イヤホン61、62同士を接続でき、両コード70、71がループするように架渡された状態となる。その後、第1実施形態と同様に、ループ状のコード70、71の間に腕を入れ、該コード70、71により腕を締め付けることで腕に装着することができる。なお、コード70、71も第1実施形態のコード3、10と同様に先端から一定の長さが所定の剛性を有しているので、がたつき等がなく、確実に腕に装着できる。特に、コード70、71の全体的な長さを短くできるので、軽量化を図ることができる。
また、挿入部64、65を貫通孔66、67に圧入することで両イヤホン61、62を接続したり、貫通孔66、67から挿入部64、65を引き抜くことで両イヤホン61、62の接続を解くことができる。このように、複雑な構成を備えることなく、容易に接続手段63を構成することができ、構造のシンプル化及び製造コストの低減化を図ることができる。
次に、本発明に係る携帯用電子機器の第3実施形態について、図13及び図14を参照して説明する。なお、第3実施形態において第2実施形態と同一の構成については、同一の符号を付しその説明を省略する。
第3実施形態と第2実施形態との異なる点は、第2実施形態では、接続手段63が、挿入部64、65を圧入可能な貫通孔66、67により構成されたのに対し、第3実施形態の接続手段80は、コード70、71に沿って進退自在に設けられると共に挿入部64、65を内部に収納可能な第1カプセル(第1の係止部)81と第2カプセル(第2の係止部)82とから構成され、両カプセル81、82が互いに接続される点である。
即ち、図13に示すように、上記第1カプセル81は、底部を有する円筒状に形成されており、底部の中心にはコード70を通す貫通孔が設けられている。また、開口側の外周面に、例えば、雄ネジが形成されている。また、上記第2カプセル82は、第1カプセル81と同様の形状に形成されており、開口部の内周面に上記雄ネジに螺合可能な雌ネジが形成されている。
このように構成された接続手段80により、両イヤホン61、62を接続する場合には、第1カプセル81及び第2カプセル82を、内部に挿入部64、65を収納するようにコード70、71の先端側に移動させる。そして、第1カプセル81と第2カプセル82とをカプセルの軸線回りにそれぞれ反対方向に向けて回転させ、雄ネジと雌ネジとを螺合させる。これにより、図13に示すように、イヤホン61、62同士を接続することができる。また、接続を解くには、上述した逆の動作を行えばよい。
本実施形態においては、両カプセル81、82内に挿入部64、65を収納できる、即ち、挿入部64、65に影響を与えずにイヤホン61、62同士を接続できるので、挿入部64、65にキズ等を与えずに保護することができる。
なお、本発明の技術範囲は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上記第1実施形態においては、コードを2本備えた構成にしたが、これに限らず、1本でも構わない。この場合には、音声情報を聞く際に、本体ケースはポケット等に収納しておけば良い。なお、音声情報を聞かない場合には、コードにより当然に腕等の体の一部に装着ができ、煩わしさを感じることはない。
また、上記実施形態においては、携帯用電子機器を電子腕時計として説明したが、これに限らず、腕に装着可能な電子機器であれば構わない。また、本体ケースの形状を上面視略楕円状としたが、これに限らず、長方形や三角形等の多角形状でも構わないし、円状等の流線形状でも構わない。
また、ボタンの個数や位置等は、任意に設定しても良く、表示部の位置等も同様に任意に設定して構わない。また、ボタンの設定(制御部の制御方法)も自由に設定することが可能である。
更に、上記実施各形態において、外部接続手段は、コネクタに接続したUSBケーブルを介して他の電子機器から音楽等の音声情報を入手したが、USBケーブル等の通信用ケーブルに限られるものではない。例えば、外部接続手段が、メモリカードを接続可能なカード接続手段を有するように構成しても構わない。こうすることで、メモリカードを介して音声情報の入手や記録が行える。また、外部接続手段が、他の電子機器との間で無線通信可能な無線通信手段を有するように構成しても構わない。こうすることで、例えば、Bluetooth等の無線通信により音声情報の入手や記録が行える。更には、本体ケースにラジオ電波等の音声放送波を受信可能な電波受信部を備えても良い。こうすることで、AMラジオやFMラジオ等の音声放送波も聞くことが可能である。
本発明に係る携帯用電子機器の第1実施形態を示す上面図である。 図1に示す携帯用電子機器の側面図である。 図1に示す携帯用電子機器の下面図である。 図1に示す携帯用電子機器を上方から見た斜視図である。 図1に示す携帯用電子機器を下方から見た斜視図である。 図1に示す携帯用電子機器の断面矢視B−B図である。 図6に示す携帯用電子機器の断面矢視C−C図である。 携帯用電子機器を腕に装着した状態を示す斜視図である。 挿入部を耳の外耳道に挿入した状態を示す断面図である。 挿入部を両耳に挿入し、本体ケースを首の後ろにぶら下げた状態を示す斜視図である。 本発明に係る携帯用電子機器の第2実施形態を示す図であって、イヤホン同士を接続させた状態を示す側面図である。 図11の状態から、イヤホン同士の接続を解いた状態を示す斜視図である。 本発明に係る携帯用電子機器の第3実施形態を示す図であって、イヤホン同士を接続させた状態を示す側面図である。 図13の状態から、イヤホン同士の接続を解いた状態を示す斜視図である
符号の説明
A 中心軸
1、60 携帯用電子機器
2 本体ケース(本体)
3、10、70、71 コード
4、11、64、65 挿入部
5、12、61、62 イヤホン
6 保持手段
7 調整手段
8 音声出力手段
16 表示部
19 充電池
20 メモリ
25 リール
26 ベゼル
27 リールロックボタン(規制手段)
28、29 ホールド孔(凹部)
30 操作ボタン(スイッチ)
31 モード切替ボタン(スイッチ)
32 音量調整ボタン(スイッチ)
33 外部接続手段
33a コネクタ(ケーブル接続部)
34 充電用コネクタ(充電手段)
66、67 貫通孔(凹部)
63、80 接続手段
81 第1カプセル(第1の係止部)
82 第2カプセル(第2の係止部)

Claims (20)

  1. 本体と、
    該本体に基端側が出し入れ可能に取り付けられたコードと、該コードの先端に配されて耳の外耳道に挿入可能な挿入部とを有するイヤホンと、
    前記本体の中心軸に対して前記コードの基端側の反対側に、前記イヤホンを着脱可能に保持する保持手段と、
    前記本体に設けられて前記コードの長さを調整する調整手段と、
    前記本体に設けられて前記イヤホンから音声を出力する音声出力手段とを備え、
    前記コードは、先端から一定の長さが所定の剛性を有していることを特徴とする携帯用電子機器。
  2. 請求項1に記載の携帯用電子機器において、
    前記イヤホンが、2つ設けられていることを特徴とする携帯用電子機器。
  3. 請求項2に記載の携帯用電子機器において、
    前記2つのイヤホンのコードは、前記本体の中心軸に対してそれぞれ反対側に基端が位置するように配されていることを特徴とする携帯用電子機器。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の携帯用電子機器において、
    前記保持手段が、前記本体に形成されて前記挿入部を圧入可能であると共に保持可能な凹部を有していることを特徴とする携帯用電子機器。
  5. 本体と、
    該本体の中心軸に対してそれぞれ反対側に基端側が出し入れ可能に取り付けられた一対のコードと、該一対のコードの先端に配されて耳の外耳道に挿入可能な挿入部とを有する一対のイヤホンと、
    該一対のイヤホン同士を互いに接続する接続手段と、
    前記本体に設けられて前記一対のコードの長さを調整する調整手段と、
    前記本体に設けられて前記イヤホンから音声を出力する音声出力手段とを備え、
    前記コードは、先端から一定の長さが所定の剛性を有していることを特徴とする携帯用電子機器。
  6. 請求項5に記載の携帯用電子機器において、
    前記接続手段が、前記挿入部の基端側に設けられて挿入部を圧入可能であると共に保持可能な凹部を有していることを特徴とする携帯用電子機器。
  7. 請求項5に記載の携帯用電子機器において、
    前記接続手段が、前記各コードに沿って進退自在に設けられると共に前記挿入部を内部に収納可能な第1の係止部及び第2の係止部を有し、第1の係止部と第2の係止部とが互いに接続可能であることを特徴とする携帯用電子機器。
  8. 請求項1から7のいずれか1項に記載の携帯用電子機器において、
    前記調整手段が、前記コードを巻き取るリールと、前記本体の外表面に設けられて前記リールを回転させるベゼルとを有することを特徴とする携帯用電子機器。
  9. 請求項8に記載の携帯用電子機器において、
    前記調整手段が、前記コードの引出し量を規制する規制手段を備えることを特徴とする携帯用電子機器。
  10. 請求項1から9のいずれか1項に記載の携帯用電子機器において、
    前記本体が、複数のスイッチを備え、
    これらの前記スイッチのうちの1つは、前記音声出力手段を制御することを特徴とする携帯用電子機器。
  11. 請求項10に記載の携帯用電子機器において、
    前記本体の表面に前記音声出力手段の出力情報を表示する表示部を備えていることを特徴とする携帯用電子機器。
  12. 請求項11に記載の携帯用電子機器において、
    前記表示部が、時刻表示機能を有していることを特徴とする携帯用電子機器。
  13. 請求項10から12のいずれか1項に記載の携帯用電子機器において、
    前記複数のスイッチの1つをオンしたときに、前記音声出力手段が時刻を音声出力するよう設定されていることを特徴とする携帯用電子機器。
  14. 請求項2から13のいずれか1項に記載の携帯用電子機器において、
    前記音声出力手段が、前記一対のイヤホンから発生させる出力音をそれぞれ調整するステレオ音量調整部を有していることを特徴とする携帯用電子機器。
  15. 請求項1から14のいずれか1項に記載の携帯用電子機器において、
    前記本体に、他の電子機器との間で音声情報を受け渡す外部接続手段と、音声情報を記録するメモリとを備え、
    前記音声出力手段が、前記メモリに記録された音声情報を音声出力することを特徴とする携帯用電子機器。
  16. 請求項15に記載の携帯用電子機器において、
    前記外部接続手段が、通信用ケーブルを接続可能なケーブル接続部を有していることを特徴とする携帯用電子機器。
  17. 請求項15又は16に記載の携帯用電子機器において、
    前記外部接続手段が、前記他の電子機器との間で無線通信可能な無線通信手段を有していることを特徴とする携帯用電子機器。
  18. 請求項15から17のいずれか1項に記載の携帯用電子機器において、
    前記外部接続手段が、メモリカードを接続可能なカード接続部を有していることを特徴とする携帯用電子機器。
  19. 請求項1から18のいずれか1項に記載の携帯用電子機器において、
    前記本体に、音声放送波を受信する電波受信部を備え、
    前記音声出力手段が、前記音声放送波に基づいて音声出力することを特徴とする携帯用電子機器。
  20. 請求項1から19のいずれか1項に記載の携帯用電子機器において、
    前記本体に、充電可能な充電池と、該充電池に電力を充電する充電手段とを有していることを特徴とする携帯用電子機器。
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