JP2005191729A - Ip電話装置及びip電話システム並びに通話方法 - Google Patents

Ip電話装置及びip電話システム並びに通話方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 IP電話装置において内線発呼とは別の方式を用いて簡易に通話を行うこと。
【解決手段】 自動的に音声入出力手段を起動して通話可能な状態となるインターホン通話により通話可能な複数のIP電話装置101〜106から構成されるIP電話システムにおいて、送信側のIP電話装置101から通信プロトコルに規定された”INVITEリクエスト”中にインターホン通話を示す情報を設定して受信側のIP電話装置102に送出し、受信側のIP電話装置102でインターホン通話を示す情報が設定された”INVITEリクエスト”を検出すると、音声入出力手段を自動的に起動し、送信側のIP電話装置101との間で通話可能とする。
【選択図】 図6

Description

本発明は、IPネットワークに接続された電話装置間で簡易に通話を行うIP電話装置及びIP電話システム並びに通話方法に関する。
従来、役員室に在室の役員などに対し秘書が簡易に連絡を取る方法として、内線番号を押下して発呼するのとは別に呼び出しを行う方法がある。この従来の方法は、幹部用に用意された端末(以下、「幹部端末」という)と秘書用に用意された端末(以下、「秘書端末」という)とが共通のライン(幹部ライン)で接続されるとともに、共通のインターコムラインでも接続され、秘書端末よりインターコムラインキーをオンするとインターコムラインテーブルから幹部端末の内線番号を抽出し幹部端末に着信処理を行う(例えば、特許文献1参照)。
特開平7−284132号公報
しかしながら、上記従来の技術においては、以下のように問題が生ずる。
即ち、従来の技術はアナログ電話装置にのみ適用可能な方法であり、IP電話装置に適用することができないという問題がある。
また、秘書端末と幹部端末との間において通話を行う際、被呼者である役員は、通常の着信と同様に幹部端末の受話部を手に取って会話しなくてはならず、使い勝手が悪いという問題がある。
本発明は、かかる問題点に鑑みて為されたものであり、IP電話装置において内線発呼とは別の方式を用いて簡易に通話を行うことができるIP電話装置及びIP電話システム並びに通話方法を提供することを目的とする。
本発明は、自動的に音声入出力手段を起動して通話可能な状態となるインターホン通話により通話可能な複数のIP電話装置から構成されるIP電話システムにおいて、送信側のIP電話装置から通信プロトコルに規定されたメッセージ中にインターホン通話を示す情報を設定して受信側のIP電話装置に送出し、受信側のIP電話装置でインターホン通話を示す情報が設定された前記メッセージを検出すると前記音声入出力手段を自動的に起動し、送信側のIP電話装置との間で通話可能とするようにしたものである。
本発明に係るIP電話装置及びIP電話システム並びに通話方法によれば、IP電話装置において内線発呼とは別の方式を用いて簡易に通話を行うことができる。
本発明の第1の態様に係るIP電話装置は、通信プロトコルに規定されたメッセージに、相手装置が自動的に音声入出力手段を起動して通話可能な状態となるインターホン通話を示す情報を設定する設定手段と、前記メッセージを相手装置に対して送出する送信手段と、前記設定手段に対してインターホン通話を示す情報の設定を指示する制御手段と、を具備し、前記送信手段でインターホン通話を示す情報を設定したメッセージを送出した後、相手装置と通話可能とする構成を採る。
この構成によれば、制御手段が設定手段にメッセージ中にインターホン通話を示す情報の設定を指示することでインターホン通話を示す情報が設定されたメッセージが相手装置に送出され、これに応じて相手装置との間でインターホン通話により通話を行うことができる。インターホン通話による通話を行う際には、相手装置でオフフック動作などの使用者の着信動作を必要とせず音声入出力手段が自動的に起動されるので、相手装置の使用者において着信動作を省略することができる。この結果、従来のアナログ電話装置に適用されてきた簡易な方式による通話を、より簡単な操作でIP電話装置にて実現することができる。
本発明の第2の態様は、第1の態様に係るIP電話装置において、装置本体の使用者からインターホン通話による通話指示を受け付ける指示手段を具備し、前記制御手段は、前記指示手段がインターホン通話による通話指示を受け付けると、前記設定手段に前記メッセージ中にインターホン通話を示す情報の設定を指示する構成を採る。
この構成によれば、指示手段がインターホン通話による通話指示を受け付けると、設定手段にメッセージ中にインターホン通話を示す情報の設定が指示されるので、指示手段に対する指示に応じてインターホン通話を示す情報を設定したメッセージが相手装置に送出される。このため、装置本体の使用者の指示に応じてインターホン通話を示す情報を設定したメッセージを相手装置に送出することができる。
本発明の第3の態様は、第2の態様に係るIP電話装置において、前記指示手段に、インターホン通話により通話を行う相手装置の識別情報が対応付けられている構成を採る。
この構成によれば、指示手段にインターホン通話による通話を行う相手装置の識別情報が対応付けられているので、指示手段に対する指示をするだけで特定の相手装置にインターホン通話を示す情報を設定したメッセージが送出され、これに応じてこの特定の相手装置とインターホン通話により通話を行うことができる。
本発明の第4の態様が、第1から第3のいずれかの態様に係るIP電話装置において、前記送信手段でインターホン通話を示す情報を設定したメッセージを送出した後、相手装置から呼び出し中の応答メッセージを検出した場合、相手装置における着信動作に応じて通話可能とする構成を採る。
この構成によれば、相手装置から呼び出し中の応答メッセージを検出した場合、相手装置における着信動作に応じて通話可能となるので、インターホン通話を示す情報を設定したメッセージを送出した後でも、相手装置の着信動作に応じて通話を行うことができる。
本発明の第5の態様に係るIP電話装置は、通信プロトコルに規定されたメッセージを受信する受信手段と、前記メッセージの設定内容に応じて音声入出力手段の起動又は停止を指示する制御手段とを、具備し、前記制御手段は、自動的に音声入出力手段を起動して通話可能な状態となるインターホン通話を示す情報が設定された前記メッセージを前記受信手段で受信すると、自動的に前記音声入出力手段を起動して相手装置と通話可能とする構成を採る。
この構成によれば、インターホン通話を示す情報が設定されたメッセージを受信すると自動的に音声入出力手段を起動して相手装置と通話可能となるので、これに応じて相手装置との間でインターホン通話により通話を行うことができる。インターホン通話により通話を行う際には、装置本体の使用者における着信動作を必要とせず音声入出力手段が起動されるので、使用者において着信動作を省略することができる。この結果、従来のアナログ電話装置に適用されてきた簡易な方式による通話を、より簡単な操作でIP電話装置にて実現することができる。
本発明の第6の態様は、第5の態様に係るIP電話装置において、インターホン通話による通話を許可する発信者情報を記憶する記憶手段を具備し、前記制御手段は、前記メッセージ中に含まれる発信者情報が前記記憶手段の発信者情報と一致する場合、前記音声入出力手段を自動的に起動して相手装置と通話可能とする構成を採る。
この構成によれば、制御手段が記憶手段に記憶された発信者情報と一致する場合にインターホン通話による通話を行わせるので、特定の相手装置に限定してインターホン通話による通話を行うことができる。
本発明の第7の態様は、第5の態様に係るIP電話装置において、インターホン通話による通話を許可する発信者情報を記憶する記憶手段を具備し、前記制御手段は、前記メッセージ中に含まれる発信者情報が前記記憶手段の発信者情報と一致しない場合、着信音を鳴動し装置本体の使用者による着信動作を検出すると前記音声入出力手段を起動して、相手装置と通話可能とする構成を採る。
この構成によれば、制御手段が記憶手段に記憶された発信者情報と一致しない場合に着信動作に応じて相手装置と通話可能とするので、インターホン通話を示す情報を設定したメッセージを受信した場合でも、装置本体の使用者の着信動作に応じて相手装置と通話を行うことができる。
本発明の第8の態様は、第5又は第6の態様に係るIP電話装置において、前記制御手段は、インターホン通話による通話を行っている場合に相手装置から切断を示すメッセージを検出すると前記音声入出力手段を停止する構成を採る。
この構成によれば、制御手段が相手装置から切断を示すメッセージを検出すると音声入出力手段を停止するので、使用者においてオンフック動作などの切断動作を省略することができる。この結果、従来のアナログ電話装置に適用されてきた簡易な方式による通話を、より簡単な操作でIP電話装置にて実現することができる。
本発明の第9の態様は、第1から第8のいずれかの態様に係るIP電話装置において、前記メッセージ又は応答メッセージは、SIPプロトコルに規定されたメッセージ又は応答メッセージである構成を採る。
この構成によれば、メッセージ又は応答メッセージは、SIPプロトコルに規定されたメッセージ又は応答メッセージであるので、SIPプロトコルに従って本IP電話装置の制御を実行することができる。
本発明の第10の態様に係るIP電話システムは、自動的に音声入出力手段を起動して通話可能な状態となるインターホン通話により通話可能な複数のIP電話装置から構成されるIP電話システムであって、送信側のIP電話装置から通信プロトコルに規定されたメッセージ中にインターホン通話を示す情報を設定して受信側のIP電話装置に送出し、受信側のIP電話装置でインターホン通話を示す情報が設定された前記メッセージを検出すると前記音声入出力手段を自動的に起動し、送信側のIP電話装置との間で通話可能とする構成を採る。
この構成によれば、受信側のIP電話装置でインターホン通話を示す情報が設定されたメッセージを検出すると自動的に音声入出力手段を起動し、送信側のIP電話装置との間でインターホン通話による通話が行われるので、受信側のIP電話装置の使用者においてオフフック動作などの着信動作を省略することができる。この結果、従来のアナログ電話装置に適用されてきた簡易な方式による通話を、より簡単な操作でIP電話装置にて実現することができる。
本発明の第11の態様に係る通話方法は、自動的に音声入出力手段を起動して通話可能な状態となるインターホン通話により通話可能な複数のIP電話装置を用いた通話方法であって、送信側のIP電話装置から通信プロトコルに規定されたメッセージ中にインターホン通話を示す情報を設定して受信側のIP電話装置に送出し、受信側のIP電話装置でインターホン通話を示す情報が設定された前記メッセージを検出すると前記音声入出力手段を自動的に起動し、送信側のIP電話装置との間で通話可能とするものである。
この方法によれば、受信側のIP電話装置でインターホン通話を示す情報が設定されたメッセージを検出すると自動的に音声入出力手段を起動し、送信側のIP電話装置との間でインターホン通話による通話が行われるので、受信側のIP電話装置の使用者においてオフフック動作などの着信動作を省略することができる。この結果、従来のアナログ電話装置に適用されてきた簡易な方式による通話を、より簡単な操作でIP電話装置にて実現することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係るIP電話装置(以下、「IP電話」という)が適用されるIP電話システムのネットワークの構成を示す図である。
本実施の形態に係るIP電話101〜106は、例えば、企業内に構築されたWAN(Wide Area Network)107の一部を構成するLAN(Local Area Network)108に接続されている。WAN107は、ゲートウェイ109を介して公衆電話交換網(PSTN:Public Switched Telephone Network)110に接続されている。
なお、ここでは、本実施の形態に係るIP電話101〜106が接続されるネットワークとしてWAN107を用いて説明するが、これに限定されず、企業内における一定のセキュリティが維持されたネットワークであれば、いかなるネットワークにも適用することが可能である。
IP電話101〜106は、LAN108における拠点1〜3に割り振られている。各拠点1〜3は、例えば、企業内における部署に対応して設けられている。以下の説明においては、IP電話101及び102が拠点1に割り振られ、IP電話103及び104が拠点2に割り振られ、IP電話105及び106が拠点3に割り振られているものとする。
LAN108に接続されたIP電話101〜106には、内線番号が割り当てられている。IP電話101〜106には内線番号として、それぞれ”201”〜”206”が割り当てられている。一方、各拠点には、拠点番号が割り当てられている。拠点1〜3には拠点番号として、それぞれ”901”〜”903”が割り当てられている。
LAN108上のIP電話から、LAN108上の他のIP電話に対して発呼する場合には、拠点番号と内線番号とを組み合わせて発呼することができる。なお、本IP電話システムにおいては、拠点が同一の場合には拠点番号を省略して内線番号のみで発呼することができる。一方、拠点が異なる場合には内線番号の前に拠点番号を付加することで発呼することができる。
LAN108上のIP電話から、WAN107が接続されるPSTN110上に存在する電話装置(以下、「外部電話」という)111及び112に発呼する場合には、当該外部電話に割り当てられた電話番号で発呼する。なお、この場合、本IP電話システムにおいては、電話番号の前に”0”を付加して発呼動作を行う。
なお、外部電話111は、本IP電話システムが設置されている区画と異なる区画(市外)に設置され、電話番号として”06−98765432”が割り当てられているものとする。外部電話112は、本IP電話システムと同一の区画(市内)に設置され、電話番号として”03−12345678”が割り当てられているものとする。本IP電話システムにおいては、同一区画に設置された外部電話112に発呼する場合には市外局番(03)を省略して発呼することができる。
LAN108上のIP電話から、LAN108上の他のIP電話又は外部電話に対して発呼する場合、各IP電話101〜106は、VoIP(Voice over IP)サーバ113を介して発呼動作を行う。VoIPサーバ113は、LAN108を介して発呼元のIP電話との通信を制御する一方、IPネットワークを介して発呼先のIP電話又は外部電話との通信を制御する。
図2は、本実施の形態に係るIP電話との通信を制御するVoIPサーバ113の構成を示すブロック図である。
同図に示すように、VoIPサーバ113は、LAN制御部201、VoIPプロトコル制御部202、VoIP接続制御部203及びメモリ204を備えている。
LAN制御部201は、LAN108を介して通信先のIP電話との間の通信を制御する。VoIPプロトコル制御部202は、通信データをSIP(Session Initiation Protocol)プロトコルに適合させるためのプロトコル変換処理を行う。VoIP接続制御部203は、通信先であるIP電話又は外部電話との間の呼制御を行う。メモリ204は、VoIP接続制御部203が呼制御を行う際に用いる通信先の識別情報等を格納している。
図3は、本実施の形態に係るIP電話101〜106の構成を示すブロック図である。IP電話101〜106は、同一の構成を有する。図3においては、説明の便宜上、IP電話102を代表例として説明する。
同図に示すように、IP電話102は、LAN制御部301、VoIPプロトコル制御部302及びアプリケーション制御部303を備える。LAN制御部301は、LAN108を介して通信先のVoIPサーバ113との間の通信を制御する。VoIPプロトコル制御部302は、通信データをSIP(Session Initiation Protocol)プロトコルに適合させるためのプロトコル変換処理を行う。アプリケーション制御部303は、通信先であるVoIPサーバ113との間の呼制御を行う。メモリ304は、アプリケーション制御部303が呼制御を行う際に用いる通信先の識別情報等を格納している。
アプリケーション制御部303に音声制御部305、表示制御部306及びキー制御部307が接続されている。アプリケーション制御部303は、VoIPプロトコル制御部302、並びに、音声制御部305、表示制御部306及びキー制御部307に指示を与え、後述する処理フローを実行する。
音声制御部305は、アプリケーション制御部303の指示の下、接続される音声入出力装置308における音声の出力又は入力を制御する。音声入出力装置308は、受話器を有し、使用者からの音声を受け付ける一方、使用者への音声を出力する。表示制御部306は、アプリケーション制御部303の指示の下、接続される表示部309における表示を制御する。表示部309は、現在のIP電話102の状態や通信先の電話番号又は着信履歴等を表示する。キー制御部307は、接続されるキーパッド310からの入力を受け付ける。キーパッド310は、ダイヤルキー及び機能キーなどの使用者が指示入力するキーを備える。
このような構成を有し、本実施の形態に係るIP電話は、VoIPサーバ113を介して通信先であるLAN108上の他のIP電話又は外部電話からの発呼に応じて通話することが可能である。かかる通話の際、IP電話が着信して着信音を鳴動し、これに対しオフフック動作などの着信動作を使用者が行うことで通信先との通話が可能となり、オンフック動作などの切断動作を使用者が行うことで通信先との通話が完了する。以下の説明においては、この受信側のIP電話の使用者による着信動作及び切断動作を必要とする通話を「通常通話」という。
この通常通話に加え、本実施の形態に係るIP電話は、特定の通信先から着信した場合に、受信側のIP電話の使用者による何らかの動作を必要としないで通話をすることが可能である。すなわち、特定の通信先から発呼があると、使用者は、オフフック動作などの着信動作を行うことなく通信先との通話が可能となり、オンフック動作などの切断動作を行うことなく通信先との通話が完了する。以下の説明においては、この受信側のIP電話の使用者による着信動作及び切断動作を必要としない通話を「インターホン通話」というものとする。
本実施の形態に係るIP電話102において、上記インターホン通話を行う場合、アプリケーション制御部303は、発呼してきた通信先が特定の通信先であるか判断し、該当する場合にはインターホン通話を許容する。特定の通信先であるか判断する際、アプリケーション制御部303は、メモリ304に格納されたインターホン通話許容発信番号テーブル(以下、「許容番号テーブル」という)の登録内容に応じて判断する。
図4は、本実施の形態に係るIP電話102のメモリ304に格納された許容番号テーブルの登録内容の一例を示す図である。
同図に示すように、IP電話102の許容番号テーブルには、番号1〜6の6つのインターホン通話許容発信番号が登録されている。具体的には、番号1に”901201”が登録され、番号2に”902204”が登録され、番号3に”903205”が登録され、番号4に”903206”が登録され、番号5に”03−12345678”が登録され、番号6に”06−98765432”が登録されている。すなわち、IP電話102は、IP電話101、104、105及び106、並びに、外部電話111及び112との間でインターホン通話を許容する。
一方、本実施の形態にかかるIP電話102において、LAN108上の他のIP電話とインターホン通話を行う場合には、キーパッド310の機能キーを選択する。機能キーには、本実施の形態に係るIP電話102で実行可能な機能を設定することができる。機能キーに設定された機能は、機能キー登録テーブルに登録される。
例えば、複数のIP電話に対して一斉に着信が入った場合にその着信に対応することができる「代表一斉着信」、特定のIP電話に対して着信が入った場合に他のIP電話でその着信に対応することができる「ピックアップ着信」、いずれかの使用者により保留された着信に対して他のIP電話でその着信の保留を解除して対応することができる「パーク保留」及び特定の通信先とインターホン通話をするために発呼動作を行う「インターホン発信」を設定することができる。なお、この「インターホン発信」を機能キーに設定する場合には、これと同時にインターホン通話のための通信先が指定される。
図5は、本実施の形態に係るIP電話102のメモリ304に格納された機能キー登録テーブルの登録内容の一例を示す図である。
同図に示すように、IP電話102の機能キー登録テーブルには、機能キー1〜10のそれぞれに対して各機能が登録されている。具体的には、機能キー1〜3に拠点1における「代表一斉着信」が登録され、機能キー4に拠点2における「ピックアップ着信」が登録され、機能キー5にIP電話101に対する「インターホン発信」が登録され、機能キー6〜10に拠点3における「パーク保留」が登録されている。すなわち、IP電話101の使用者とインターホン通話を希望する場合、IP電話102の使用者から機能キー5が選択される。IP電話102の使用者はハンドセットをオフフックしてから機能キー5を押下してもよいし、スピーカーホンなどのハンドセットを置いたまま通話が可能となるモードとしてから機能キー5を押下してもよい。
以下、上記構成を有するIP電話102がLAN108上のIP電話101及び103からインターホン発信を受けた場合の動作について説明する。ここでは、IP電話102の許容番号テーブルには、図4で説明したインターホン通話許容番号が登録されているものとする。
まず、IP電話102がLAN108上のIP電話101からインターホン発信を受けた場合の動作について説明する。
図6は、本実施の形態に係るIP電話102がLAN108上のIP電話101からインターホン発信を受けた場合の動作について説明するためのシーケンス図である。
IP電話101の使用者がIP電話102との間でインターホン通話を希望する場合、IP電話101のキーパッド310からインターホン発信が設定された機能キーが選択される。なお、選択された機能キーには、通信先としてIP電話102の識別情報が設定されているものとする。当該機能キーが選択されると、SIPで定義されている”INVITEリクエスト”がVoIPサーバ113に出力される。VoIPサーバ113は、この”INVITEリクエスト”を受け取ると、これを発信先であるIP電話102に転送する。
図7は、IP電話101及びVoIPサーバ113が出力又は転送する”INVITEリクエスト”のメッセージの構成を説明するための図である。なお、ここでは、IP電話101のアドレスとして”901201@voip.ne.jp”が設定され、IP電話102のアドレスとして”901202@voip.ne.jp”が設定され、VoIPサーバ113のアドレスとして”UDP@voip.ne.jp”が設定されているものとする。
”INVITEリクエスト”のメッセージにおいては、第1行目に示すように、発信先であるIP電話102のアドレス”901202@voip.ne.jp”が設定され、第2行目に示すように、VoIPサーバ113のアドレス”UDP@voip.ne.jp”、ポート番号及びブランチ番号が設定されている。また、第3行目に示すように、”From”に発信元であるIP電話101のアドレス”901201@voip.ne.jp”が設定され、第4行目に示すように、”To”に発信先であるIP電話102のアドレス”901202@voip.ne.jp”が設定されている。
”From”におけるアドレスの後方には、下線部で示すように、発信元の端末種別を示す情報(user)が設定される。通常の通話においては、”phone”や”gateway”などの情報が設定される。しかし、本実施の形態に係るIP電話においては、通信先との間でインターホン通話を希望する場合、ここに”interphone”と設定する。すなわち、”INVITEリクエスト”における発信元の端末種別を示す情報を検出することでインターホン通話が要求されているか判別することができる。一方、”To”におけるアドレスの後方には、当該呼を識別するための情報(tag)が設定される。
上述のようなインターホン通話を示す情報が設定された”INVITEリクエスト”が機能キーの選択に応じて通信先に送出される。特に、機能キーには通信先としてIP電話102が対応付けられている。このため、IP電話101の使用者は、当該機能キーを選択するだけで特定のIP電話(102)にインターホン通話を示す情報が設定された”INVITEリクエスト”を送出することができる。
”INVITEリクエスト”を受け取ると、IP電話102は、”INVITEリクエスト”を受け取ったことを示す”ACK”をVoIPサーバ113に出力する。VoIPサーバ113は、この”ACK”を受け取ると、発信元であるIP電話101に転送する。
”ACK”をVoIPサーバ113に出力した後、IP電話102は、“INVITEリクエスト”からインターホン通話であることを判別し、発信元のIP電話101の電話番号(発信番号)”901201”が許容番号テーブルに登録されているか判断する。図4に示すように、許容番号テーブルには、IP電話101の電話番号が登録されている。この場合、IP電話102は、”200OKレスポンス”をVoIPサーバ113に出力する。VoIPサーバ113は、この”200OKレスポンス”を受け取ると、発信元であるIP電話101に転送する。
”200OKレスポンス”を受け取ると、IP電話101は、”200OKレスポンス”を受け取ったことを示す”ACK”をVoIPサーバ113に出力する。VoIPサーバ113は、この”200OKレスポンス”を受け取ると、発信先であるIP電話102に転送する。
この”ACK”を受け取ると、IP電話102においては、自動的に音声入出力装置308がオン状態となる。このとき、オン状態となったことをIP電話102の使用者に知らせるために、例えば「ピンポーン」等の音を鳴らすようにしてもよい。音声入出力装置308のオン状態により、IP電話101とIP電話102との間のインターホン通話が可能となる。
インターホン通話により要件を済ませたIP電話101の使用者がオンフック動作などの切断動作を行うことで切断が指示されると、”BYEリクエスト”がVoIPサーバ113に出力される。VoIPサーバ113は、この”BYEリクエスト”を受け取ると、発信先であるIP電話102に転送する。
この”BYEリクエスト”を受け取ると、IP電話102においては、自動的に音声入出力装置308がオフ状態となる。そして、IP電話102は、”200OKレスポンス”をVoIPサーバ113に出力する。VoIPサーバ113は、この”200OKレスポンス”を受け取ると、発信元であるIP電話101に転送する。これにより、IP電話101とIP電話102との間のインターホン通話が完了する。
このように本実施の形態に係るIP電話システムによれば、送信側のIP電話101からインターホン通話を示す情報を設定した”INVITEリクエスト”を送出し、受信側のIP電話102でこの”INVITEリクエスト”を検出すると、自動的に音声入出力装置308を起動し、送信側のIP電話101との間でインターホン通話を行う。インターホン通話を行う際には、受信側のIP電話102でオフフック動作などの着信動作を必要とせず、着信したらすぐに自動的に音声入出力装置308が起動されるので、IP電話102の使用者においてオフフック動作などの着信動作を省略することができる。また、インターホン通話を開始した後、送信側のIP電話101から送出された切断を示す”BYEリクエスト”を検出すると、音声入出力装置308が自動的に停止されるので、使用者においてオンフック動作などの切断動作を省略することができる。この結果、従来のアナログ電話装置で実現されていた簡易な方式による通話を、より簡単な操作でIP電話装置にて実現することができる。
特に、本実施の形態に係るIP電話システムによれば、発信してきたIP電話や外部電話の電話番号(発信番号)が許容番号テーブルに登録された内容と一致する場合にインターホン通話を行わせるので、特定の通信先に限定してインターホン通話を行うことができる。
次に、IP電話102がLAN108上のIP電話103からインターホン発信を受けた場合の動作について説明する。
図8は、本実施の形態に係るIP電話102がLAN108上のIP電話103からインターホン発信を受けた場合の動作について説明するためのシーケンス図である。
IP電話103から”INVITEリクエスト”をVoIPサーバ113を介してIP電話102に出力する一方、IP電話102から”ACK”をVoIPサーバ113を介してIP電話103に出力すると共に、発信元のIP電話の電話番号(発信番号)が許容番号テーブルに登録されているか判断する処理は、図6と同様である。
図8においては、発信元のIP電話の電話番号の判断において、発信元のIP電話103の電話番号”902203”が許容番号テーブルに登録されているか判断される。しかしながら、図4に示すように、許容番号テーブルには、IP電話103の電話番号が登録されていない。この場合、IP電話102は、図6の場合と異なり、”180Ringingレスポンス”をVoIPサーバ113に出力する。VoIPサーバ113は、この”180Ringingレスポンス”を受け取ると、発信元であるIP電話103に転送する。
”180Ringingレスポンス”を受け取ると、IP電話103は、音声入出力装置308を用いて相手を呼び出し中であることを表す呼出音を鳴動する。一方、”180Ringingレスポンス”を出力した後、IP電話102は、音声入出力装置308を用いて着信音を鳴動する。そして、IP電話102の使用者がオフフック動作(応答)などの着信動作を行ったならば、IP電話102は、”200OKレスポンス”をVoIPサーバ113に出力する。VoIPサーバ113は、この”200OKレスポンス”を受け取ると、発信元であるIP電話103に転送する。
”200OKレスポンス”を受け取ると、IP電話103は、”200OKレスポンス”を受け取ったことを示す”ACK”をVoIPサーバ113に出力する。VoIPサーバ113は、この”ACK”を受け取ると、発信先であるIP電話102に転送する。
この”ACK”を受け取ると、IP電話102は、音声入出力装置308をオン状態とする。これにより、IP電話103とIP電話102との間の通常通話が可能となる。
通常通話により要件を済ませたIP電話103の使用者がオンフック動作を行うことで切断が指示されると、”BYEリクエスト”がVoIPサーバ113に出力される。VoIPサーバ113は、この”BYEリクエスト”を受け取ると、発信先であるIP電話102に転送する。
この”BYEリクエスト”を受け取ると、IP電話102においては、音声入出力装置308を用いて切断通知音を鳴動する。一方、IP電話102は、”200OKレスポンス”をVoIPサーバ113に出力する。VoIPサーバ113は、この”200OKレスポンス”を受け取ると、発信元であるIP電話103に転送する。
切断通知音を鳴動した後、IP電話102の使用者がオンフック動作を行ったならば、音声入出力装置308をオフ状態とする。これにより、IP電話103とIP電話102との間の通常通話が完了する。
このように本実施の形態に係るIP電話システムによれば、送信側のIP電話103でインターホン通話を示す情報を設定した”INVITEリクエスト”を送出した後、受信側のIP電話102から”180Ringingレスポンス”を応答した場合、受信側のIP電話102におけるオフフック動作などの着信動作に応じて通常通話を行う。したがって、インターホン通話を示す情報を設定した”INVITEリクエスト”を送出した後でも、IP電話102の使用者の着信動作に応じて通常通話に切り替えて通話を行うことができる。
特に、本実施の形態に係るIP電話システムによれば、発信してきたIP電話や外部電話の電話番号(発信番号)が許容番号テーブルに登録された内容と一致しない場合に受信側のIP電話102の使用者によるオフフック動作に応じて通常通話を行うので、インターホン通話を示す情報を設定した”INVITEリクエスト”を受信した後でも通常通話に切り替えて通話を行うことができる。
図9は、本実施の形態に係るIP電話102において、インターホン発信に応答する場合の動作を説明するためのフロー図である。
IP電話102は、常時、”INVITEリクエスト”を受信するか監視しており、これを受信すると(ST901)、”INVITEリクエスト”のメッセージにインターホン通話が指定されているか判断する(ST902)。ここでは、インターホン通話が指定されているものとする。
インターホン通話が指定されている場合には、IP電話102は、”INVITEリクエスト”から発信番号を抽出し、許容番号テーブルにおけるインターホン通話許容発信番号の検索を行う(ST903)。そして、抽出した発信番号がインターホン通話許容発信番号であるか判断する(ST904)。
抽出した発信番号がインターホン通話許容発信番号であったならば、インターホン通話に対する着信処理(以下、「インターホン着信処理」という)を行う(ST905)。具体的には、”200OKレスポンス”を通信先に送出すると共に、音声入出力装置308をオン状態にし、さらにメモリ304の所定領域に設定されたインターホンフラグをオン状態とする。そして、通信先との間でインターホン通話を行う(ST906)。
インターホン通話を開始した後、IP電話102は、通信先から”BYEリクエスト”を受信するか監視しており、これを受信すると(ST907)、インターホンフラグがオン状態であるか判断する(ST908)。ここでは、インターホンフラグがオン状態となっている。
インターホンフラグがオン状態である場合には、インターホン通話を終了する処理(以下、「インターホン終了処理」という)を行い(ST909)、処理を終了する。具体的には、音声入出力装置308をオフ状態とすると共に、インターホンフラグをオフ状態とする。ここでは、インターホンフラグがオン状態になっているので、インターホン終了処理が行われる。
一方、ST902でインターホン通話が指定されていない場合及びST904で抽出した発信番号がインターホン通話許容発信番号でない場合には、通常通話に対する着信処理(以下、「通常着信処理」という)を行う(ST910)。具体的には、”180Ringingレスポンス”を送出すると共に、音声入出力装置308を用いて着信音を鳴動させる。
その後、使用者がオフフック動作を行ったならば、このオフフック動作に応じて”200OKレスポンス”を送出すると共に、音声入出力装置308をオン状態とする(ST911)。そして、通信先との間で通常通話を行う(ST906)。
通常通話を開始した後、通信先から”BYEリクエスト”を受信するか監視しており、これを受信すると(ST907)、インターホンフラグがオン状態であるか判断する(ST908)。ここでは、インターホンフラグがオフ状態となっている。
インターホンフラグがオフ状態である場合には、IP電話102は、音声入出力装置308を用いて切断通知音を使用者に報知する(ST912)。そして、使用者よりオンフック動作などの切断動作があったならば、この切断動作に応じて音声入出力装置308をオフ状態として処理を終了する(ST913)。
以上説明したように、本実施の形態に係るIP電話システムは、着信に対するオフフック動作などの使用者の着信動作に応じて音声入出力装置308を起動して通話を行う通常通話又はオフフック動作などの使用者による着信動作を必要とせず、着信したらすぐに自動的に音声入出力装置308を起動して通話を行うインターホン通話を行うことのできる複数のIP電話装置から構成されるIP電話システムにおいて、送信側のIP電話からSIPプロトコルに規定された”INVITEリクエスト”中にインターホン通話を示す情報を設定して受信側のIP電話に送出し、受信側のIP電話でこの”INVITEリクエスト”を検出すると音声入出力装置308を起動し、送信側のIP電話との間でインターホン通話を行う。これによれば、従来のアナログ電話装置に適用されていた簡易な方式による通話を、より簡単な操作でIP電話装置にて実現することができるという効果を奏する。
また、本発明は、当業者に明らかなように、上記実施の形態に記載した技術に従ってプログラムされた一般的な市販のデジタルコンピュータおよびマイクロプロセッサを使って実施することができる。また、当業者に明らかなように、本発明は、上記実施の形態に記載した技術に基づいて当業者により作成されるコンピュータプログラムを包含する。
また、本発明を実施するコンピュータをプログラムするために使用できる命令を含む記憶媒体であるコンピュータプログラム製品が本発明の範囲に含まれる。この記憶媒体は、フロッピー(R)ディスク、光ディスク、CDROM及び磁気ディスク等のディスク、ROM、RAM、EPROM、EEPROM、磁気光カード、メモリカードまたはDVD等であるが、特にこれらに限定されるものではない。
本発明に係るIP電話装置及びIP電話システム並びに通話方法によれば、IP電話において内線発呼とは別の方式により簡易に通話を行うことができ、IP電話の操作性能を高めることができる点で有用である。
本発明の一実施の形態に係るIP電話が適用されるIP電話システムのネットワークの構成を示す図 上記実施の形態に係るIP電話との通信を制御するVoIPサーバの構成を示すブロック図 上記実施の形態に係るIP電話の構成を示すブロック図 上記実施の形態に係るIP電話のメモリに格納された許容番号テーブルの登録内容の一例を示す図 上記実施の形態に係るIP電話のメモリに格納された機能キー登録テーブルの登録内容の一例を示す図 上記実施の形態に係るIP電話がLAN上の他のIP電話からインターホン発信を受けた場合の動作について説明するためのシーケンス図 上記実施の形態に係るIP電話及びVoIPサーバが出力又は転送する”INVITEリクエスト”のメッセージの構成を説明するための図 上記実施の形態に係るIP電話がLAN上の他のIP電話からインターホン発信を受けた場合の動作について説明するためのシーケンス図 上記実施の形態に係るIP電話において、インターホン発信に応答する場合の動作を説明するためのフロー図
符号の説明
101〜106 IP電話装置(IP電話)
107 WAN
108 LAN
109 ゲートウェイ
110 PSTN
111,112 外部電話
113 VoIPサーバ
201 LAN制御部
202 VoIPプロトコル制御部
203 VoIP接続制御部
204 メモリ
301 LAN制御部
302 VoIPプロトコル制御部
303 アプリケーション制御部
304 メモリ
305 音声制御部
306 表示制御部
307 キー制御部
308 音声入出力装置
309 表示部
310 キーパッド

Claims (11)

  1. 通信プロトコルに規定されたメッセージに、相手装置が自動的に音声入出力手段を起動して通話可能な状態となるインターホン通話を示す情報を設定する設定手段と、前記メッセージを相手装置に対して送出する送信手段と、前記設定手段に対してインターホン通話を示す情報の設定を指示する制御手段と、を具備し、前記送信手段でインターホン通話を示す情報を設定したメッセージを送出した後、相手装置と通話可能とすることを特徴とするIP電話装置。
  2. 装置本体の使用者からインターホン通話による通話指示を受け付ける指示手段を具備し、前記制御手段は、前記指示手段がインターホン通話による通話指示を受け付けると、前記設定手段に前記メッセージ中にインターホン通話を示す情報の設定を指示することを特徴とする請求項1記載のIP電話装置。
  3. 前記指示手段に、インターホン通話により通話を行う相手装置の識別情報が対応付けられていることを特徴とする請求項2記載のIP電話装置。
  4. 前記送信手段でインターホン通話を示す情報を設定したメッセージを送出した後、相手装置から呼び出し中の応答メッセージを検出した場合、相手装置における着信動作に応じて通話可能とすることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のIP電話装置。
  5. 通信プロトコルに規定されたメッセージを受信する受信手段と、前記メッセージの設定内容に応じて音声入出力手段の起動又は停止を指示する制御手段とを、具備し、前記制御手段は、自動的に音声入出力手段を起動して通話可能な状態となるインターホン通話を示す情報が設定された前記メッセージを前記受信手段で受信すると、自動的に前記音声入出力手段を起動して相手装置と通話可能とすることを特徴とするIP電話装置。
  6. インターホン通話による通話を許可する発信者情報を記憶する記憶手段を具備し、前記制御手段は、前記メッセージ中に含まれる発信者情報が前記記憶手段の発信者情報と一致する場合、前記音声入出力手段を自動的に起動して相手装置と通話可能とすることを特徴とする請求項5記載のIP電話装置。
  7. インターホン通話による通話を許可する発信者情報を記憶する記憶手段を具備し、前記制御手段は、前記メッセージ中に含まれる発信者情報が前記記憶手段の発信者情報と一致しない場合、着信音を鳴動し装置本体の使用者による着信動作を検出すると前記音声入出力手段を起動して、相手装置と通話可能とすることを特徴とする請求項5記載のIP電話装置。
  8. 前記制御手段は、インターホン通話による通話を行っている場合に相手装置から切断を示すメッセージを検出すると前記音声入出力手段を停止することを特徴とする請求項5又は請求項6記載のIP電話装置。
  9. 前記メッセージ又は応答メッセージは、SIPプロトコルに規定されたメッセージ又は応答メッセージであることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれかに記載のIP電話装置。
  10. 自動的に音声入出力手段を起動して通話可能な状態となるインターホン通話により通話可能な複数のIP電話装置から構成されるIP電話システムであって、送信側のIP電話装置から通信プロトコルに規定されたメッセージ中にインターホン通話を示す情報を設定して受信側のIP電話装置に送出し、受信側のIP電話装置でインターホン通話を示す情報が設定された前記メッセージを検出すると前記音声入出力手段を自動的に起動し、送信側のIP電話装置との間で通話可能とすることを特徴とするIP電話システム。
  11. 自動的に音声入出力手段を起動して通話可能な状態となるインターホン通話により通話可能な複数のIP電話装置を用いた通話方法であって、送信側のIP電話装置から通信プロトコルに規定されたメッセージ中にインターホン通話を示す情報を設定して受信側のIP電話装置に送出し、受信側のIP電話装置でインターホン通話を示す情報が設定された前記メッセージを検出すると前記音声入出力手段を自動的に起動し、送信側のIP電話装置との間で通話可能とすることを特徴とする通話方法。
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