JP2005190469A - 防犯システムおよび防犯装置 - Google Patents

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耕志 長谷
Hisayasu Watanabe
久恭 渡辺
Yasushi Komaki
裕史 駒木
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Abstract

【課題】住宅に必然的に設置する給湯器の装備を利用して安価簡便に構築できるようにした防犯システムを提供する。
【解決手段】住宅に設置される給湯器10と室内リモコン20,20aを利用する防犯システム1であって、給湯器10の管理装置30に設けた異常検知部35と、住宅の外部に近づくものを検出するよう配設されるセンサ11,12とを備えて成り、異常検知部35は、センサ11,12がものの近接を感知したとき、警報信号を発するよう構成され、室内リモコン20,20aは、警報信号を受信したとき、警告音を発する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、住宅に設置される給湯器とこの給湯器を操作する室内リモコンを利用する防犯システムおよび防犯装置に関する。
従来の技術としては、例えば特許文献1に示すようなものがある。
すなわち、特許文献1の特開2002−109660号公報には、システム利用者宅の要所にセンサを配し、ネットワークを介して管理センターに宅内情報を送信し、システム利用者が外出先から宅内の状況を監視したり、緊急の場合は、サービス提供会社の専門家等がシステム利用者宅に駆け付けるようにする技術が開示されている。
特開2002−109660号公報
しかしながら、このような従来の技術では、全てのシステムを新たに利用者宅に設置しなければならず、ネットワークが複数錯綜したりしてコストが嵩むという問題点があった。
更に、システム利用者宅の要所に設置されているセンサは、一般に動くもの、熱を有するもの等を検知することによって、不審者であることを報知するようになっている。しかし、そのセンサが検知したものが、猫なのか人間なのか、また人間であったとしたら不審者か否かということはそのシステムのみでは判断できない。
本発明は、このような従来の技術が有する問題点に着目してなされたもので、住宅に必然的に設置する給湯器の装備を利用して安価簡便に構築できるようにした防犯システムを提供することを目的としている。
さらに、人間であったとしたら不審者か否かということを家の者が容易に判断できるようにした防犯システムを提供することを目的としている。
本発明は、防犯用のセンサが検知したものが、人間であるのか否かを判断できるようにした防犯装置を提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
[1] 住宅に設置される給湯器(10)と該給湯器(10)を操作する室内リモコン(20,20a)を利用する防犯システム(1)であって、
給湯器(10)の管理装置(30)に設けた異常検知部(35)と、該異常検知部(35)に接続され、住宅の外部に近づくものを検出するよう配設されるセンサ(11,12)とを備えて成り、
前記異常検知部(35)は、前記センサ(11,12)がものの近接を感知したとき、警報信号を発するよう構成され、
前記室内リモコン(20,20a)は、警報信号を受信したとき、警告を発することを特徴とする防犯システム(1)。
[2] 住宅に設置される給湯器(10)と該給湯器(10)を操作する室内リモコン(20,20a)を利用する防犯システム(1)であって、
給湯器(10)の管理装置(30)に設けた異常検知部(35)と、該異常検知部(35)に接続され、住宅の外部に近づくものを検出するよう配設されるセンサ(11,12)とを備えて成り、
前記異常検知部(35)は、前記センサ(11,12)がものの近接を感知したとき、前記室内リモコン(20,20a)および、遠隔の監視センタ(50)に警報信号を発するよう構成され、
前記室内リモコン(20,20a)は、警報信号を受信したとき、警告を発し、
前記監視センタ(50)は警報解除がなされない所定の条件が成立したとき、関係機関に通報することを特徴とする防犯システム(1)。
[3] 住宅に設置される給湯器(10)と該給湯器(10)を操作する室内リモコン(20,20a)を利用する防犯システム(1)であって、
給湯器(10)の管理装置(30)に設けた異常検知部(35)と、該異常検知部(35)に接続され、住宅の外部に近づくものを検出するよう配設されるセンサ(11,12)とを備えて成り、
前記異常検知部(35)は、前記センサ(11,12)がものの近接を感知したとき、前記室内リモコン(20,20a)および、あらかじめ決められている携帯電話に警報信号を発するよう構成され、
前記室内リモコン(20,20a)は、警報信号を受信したとき、警告を発することを特徴とする防犯システム(1)。
[4] 住宅に設置される給湯器(10)と該給湯器(10)を操作でき画像表示手段(251)を有する室内リモコン(20,20a)を利用する防犯システム(1)であって、
給湯器(10)の管理装置(30)に設けた異常検知部(35)と、該異常検知部(35)に接続され、住宅の外部に近づくものを検出するよう配設されるセンサ(11,12)と、前記異常検知部(35)に接続され、住宅の外部に近づくものを撮影するよう配設されるカメラ(101,102)とを備えて成り、
前記異常検知部(35)は、前記センサ(11,12)がものの近接を感知したとき、前記カメラ(101,102)の撮影する映像を前記室内リモコン(20,20a)に送信するよう構成され、
前記室内リモコン(20,20a)は、前記異常検知部(35)からの映像を受信すると前記室内リモコン(20,20a)内の画像表示手段(251)に映像を映すことを特徴とする防犯システム(1)。
[5] 住宅に設置される給湯器(10)と該給湯器(10)を操作でき画像表示手段(251)を有する室内リモコン(20,20a)を利用する防犯システム(1)であって、
給湯器(10)の管理装置(30)に設けた異常検知部(35)と、該異常検知部(35)に接続され、住宅の外部に近づくものを検出するよう配設されるセンサ(11,12)と、前記異常検知部(35)に接続され、住宅の外部に近づくものを撮影するよう配設されるカメラ(101,102)とを備えて成り、
前記異常検知部(35)は、前記センサ(11,12)がものの近接を感知したとき、前記カメラ(101,102)の撮影する映像を前記室内リモコン(20,20a)に送信するよう構成され、
前記室内リモコン(20,20a)は、前記異常検知部(35)からの映像を受信すると前記室内リモコン(20,20a)内の画像表示手段(251)に映像を映し、その映像をその時刻情報とともに記録することを特徴とする防犯システム(1)。
[6] 住宅に設置される給湯器(10)と該給湯器(10)を操作でき画像表示手段(251)を有する室内リモコン(20,20a)を利用する防犯システム(1)であって、
給湯器(10)の管理装置(30)に設けた異常検知部(35)と、該異常検知部(35)に接続され、住宅の外部に近づくものを検出するよう配設されるセンサ(11,12)と、前記異常検知部(35)に接続され、住宅の外部に近づくものを撮影するよう配設されるカメラ(101,102)とを備えて成り、
前記異常検知部(35)は、前記センサ(11,12)がものの近接を感知したとき、前記カメラ(101,102)の撮影する映像を前記室内リモコン(20,20a)に送信するよう構成され、
前記室内リモコン(20,20a)は、前記異常検知部(35)からの映像を受信すると前記室内リモコン(20,20a)内の画像表示手段(251)に映像を映し、該室内リモコン(20,20a)のスイッチ操作によりまたは前記映像の表示開始から一定時間経過後に給湯器操作表示へ復帰することを特徴とする防犯システム(1)。
[7] 住宅の外部に近づくものを検出する防犯システム(1)であって、
異常検知部(35)と、該異常検知部(35)に接続され、住宅の外部に近づくものを検出するよう配設されるセンサ(11,12)と、前記異常検知部(35)に接続され、住宅の外部に近づくものに対して超音波を発生するよう配設される超音波発生部(111,112)とを備えて成り、
前記異常検知部(35)は、前記センサ(11,12)がものの近接を感知した状態であって、前記超音波発生部(111,112)から超音波を発生させ、一定期間の後、前記センサ(11,12)がものの近接を感知したままである場合は、警報信号を発し、前記センサ(11,12)がものの近接を感知しなくなった場合は、警報信号を発しないよう構成されていることを特徴とする防犯システム(1)。
[8] 住宅に設置される給湯器(10)と該給湯器(10)を操作する室内リモコン(20,20a)を利用する防犯システム(1)であって、
給湯器(10)の管理装置(30)に設けた異常検知部(35)と、該異常検知部(35)に接続され、住宅の外部に近づくものを検出するよう配設されるセンサ(11,12)と、前記異常検知部(35)に接続され、住宅の外部に近づくものに対して超音波を発生するよう配設される超音波発生部(111,112)とを備えて成り、
前記異常検知部(35)は、前記センサ(11,12)がものの近接を感知したとき、前記超音波発生部(111,112)から超音波を発生させ、一定期間の後、前記センサ(11,12)がものの近接を感知したままである場合は、警報信号を発し、前記センサ(11,12)がものの近接を感知しなくなった場合は、警報信号を発しないよう構成され、
前記室内リモコン(20,20a)は、警報信号を受信したとき、警告を発することを特徴とする防犯システム(1)。
[9] 住宅に設置される給湯器(10)と該給湯器(10)を操作でき画像表示手段(251)を有する室内リモコン(20,20a)を利用する防犯システム(1)であって、
給湯器(10)の管理装置(30)に設けた異常検知部(35)と、該異常検知部(35)に接続され、住宅の外部に近づくものを検出するよう配設されるセンサ(11,12)と、前記異常検知部(35)に接続され、住宅の外部に近づくものに対して超音波を発生するよう配設される超音波発生部(111,112)と、前記異常検知部(35)に接続され、住宅の外部に近づくものを撮影するよう配設されるカメラ(101,102)とを備えて成り、
前記異常検知部(35)は、前記センサ(11,12)がものの近接を感知したとき、前記超音波発生部(111,112)から超音波を発生させ、一定期間の後、前記センサ(11,12)がものの近接を感知したままである場合は、前記カメラ(101,102)の撮影する映像を前記室内リモコン(20,20a)に送信させ、前記センサ(11,12)がものの近接を感知しなくなった場合は、前記カメラ(101,102)の撮影する映像を前記室内リモコン(20,20a)に送信させないよう構成され、
前記室内リモコン(20,20a)は、前記異常検知部(35)からの映像を受信すると前記室内リモコン(20,20a)内の画像表示手段(251)に映像を映すことを特徴とする防犯システム(1)。
[10] 住宅に設置される給湯器(10)と該給湯器(10)を操作でき省電力モードを有する室内リモコン(20,20a)を利用する防犯システム(1)であって、
給湯器(10)の管理装置(30)に設けた異常検知部(35)と、該異常検知部(35)に接続され、住宅の外部に近づくものを検出するよう配設されるセンサ(11,12)とを備えて成り、
前記異常検知部(35)は、前記センサ(11,12)がものの近接を感知したとき、前記室内リモコン(20,20a)が省電力モードである場合は遠隔の監視センタ(50)に警報信号を発し、前記室内リモコン(20,20a)が省電力モードでない場合は該室内リモコン(20,20a)に警報信号を発するよう構成され、
前記室内リモコン(20,20a)は、警報信号を受信したとき、警告を発することを特徴とする防犯システム(1)。
[11] 夜間のみ作動するよう設定可能であることを特徴とする[1]〜[9]または[10]に記載の防犯システム(1)。
[12] 作動時間を設定可能であることを特徴とする[1]〜[9]または[10]に記載の防犯システム(1)。
[13] 住宅の外部に近づくものを検出する防犯装置であって、
住宅の外部に近づくものを検出するよう配設されているセンサ(11,12)からの入力信号により、ものの近接を感知した状態であって、住宅の外部に近づくものに対して超音波を発生するよう配設される超音波発生部(111,112)から超音波を発生させ、一定期間の後、前記センサ(11,12)がものの近接を感知したままである場合は、警報信号を発し、前記センサ(11,12)がものの近接を感知しなくなった場合は、警報信号を発しない異常検知部(35)を具備することを特徴とする防犯装置。
[14] 夜間のみ作動するよう設定可能であることを特徴とする[13]に記載の防犯装置。
[15] 作動時間を設定可能であることを特徴とする[13]に記載の防犯装置。
前記本発明は次のように作用する。
本発明に係る防犯システム(1)は、住宅に設置される給湯器(10)とこの給湯器(10)を操作する室内リモコン(20,20a)を利用するものであり、センサ(11,12)がものの近接を感知すると管理装置(30)の異常検知部(35)は警報信号を発する。
異常検知部(35)から警報信号を受けた室内リモコン(20,20a)は、警報信号を受信したとき、警告音を発し、また、光や振動でも警報を発することも可能である。警報信号を受けた監視センタ(50)は、警報解除がなされない所定の条件が成立したとき、関係機関に通報する。
警報信号は、あらかじめ決められている携帯電話にも送信され、携帯電話の所有者は出先で異常の発生を知ることが出来る。
また、本発明に係る防犯システム(1)は、住宅に設置される給湯器(10)とこの給湯器(10)を操作する室内リモコン(20,20a)を利用するものであり、センサ(11,12)がものの近接を感知すると管理装置(30)の異常検知部(35)はカメラ(101,102)が撮影する映像を室内リモコン(20,20a)に送信する。センサ(11,12)が感知するものは、人、あるいは猫犬等の小動物がありえる。
異常検知部(35)から映像を受信した室内リモコン(20,20a)は、警報信号を受信したとき、室内リモコン(20,20a)内の画像表示手段(251)に映像を映すことを行う。その際、時刻情報とともに記録することもできる。室内リモコン(20,20a)を操作する者が画像表示手段(251)に表示されている映像を確認して、不審者ではないとその操作者が判断した場合は、室内リモコン(20,20a)のスイッチ操作により給湯器操作表示へ復帰する。または、一定時間経過後に給湯器操作表示へ復帰することもできる。
また、本発明に係る防犯システム(1)は、住宅に設置される給湯器(10)とこの給湯器(10)を操作する室内リモコン(20,20a)を利用するものであり、センサ(11,12)がものの近接を感知すると管理装置(30)の異常検知部(35)は超音波発生部(111,112)から超音波を発生させ、一定期間の後、ものの近接を感知したままである場合は、警報信号を発し、ものの近接を感知しなくなった場合は、警報信号を発しないようにすることができる。異常検知部(35)から警報信号を受けた室内リモコン(20,20a)は、警報信号を受信したとき、警告音を発し、また、光や振動でも警報を発することも可能である。更に、カメラ(101,102)が撮影する映像を室内リモコン(20,20a)に送信し、室内リモコン(20,20a)内の画像表示手段(251)にその映像を映すこともできる。
また、本発明に係る防犯システム(1)は、住宅に設置される給湯器(10)とこの給湯器(10)を操作する室内リモコン(20,20a)を利用するものであり、センサ(11,12)がものの近接を感知すると管理装置(30)の異常検知部(35)は、室内リモコン(20,20a)が省電力モードである場合は遠隔の監視センタ(50)に警報信号を発し、室内リモコン(20,20a)が省電力モードでない場合は室内リモコン(20,20a)に警報信号を発することができる。
また、本発明の防犯装置は、センサ(11,12)がものの近接を感知すると、異常検知部(35)が超音波発生部(111,112)から超音波を発生させ、一定期間の後、ものの近接を感知したままである場合は、警報信号を発し、ものの近接を感知しなくなった場合は、警報信号を発しないようにすることができる。
必要であれば、夜間のみ作動するよう設定可能であり、また、作動時間を設定することも可能である。なお、給湯器には、風呂釜用、床暖房用、総合熱源用に使用されるものが含まれる。更に給湯器には、熱源として石油・ガス・電気等がある。
本発明に係る防犯システムによれば、住宅に必然的に設置する給湯器の装備を利用してシステムを構築することができるので、安価簡便に住宅の安全性を向上させることができる。
本発明に係る防犯システムによれば、センサが検出したものをカメラによって、撮影することができるので、不審者か否かということをカメラの映像によって家の者が容易に判断できる。
本発明に係る防犯システム、または防犯装置によれば、住宅に接近する猫等の小動物が嫌悪する超音波を発生できるので、不審者ではない小動物の接近では警報を発しないようにすることができる。これによって、余分に家の者を警戒させる必要がなくなる。
室内リモコンが省電力モードである場合は、その家は留守である確率が高い。したがって、遠隔の監視センタに直接に報知することによって、住宅の安全性をより向上させることができる。
以下、図面に基づき本発明の好適な各種の実施の形態を説明する。
図1〜図3は本発明の第1の実施の形態を示している。
図1および図2に示すように、住宅には、給湯器10が設置され、給湯器10を操作するための台所用の室内リモコン20と風呂用の室内リモコン20aが設けられている。なお、給湯器には、風呂釜用、床暖房用、総合熱源用に使用されるものが含まれる。防犯システム1は、このように住宅に設置される給湯器10とそれを操作する室内リモコン20,20aを利用して異常を検知しようとするものである。
給湯器10の管理装置30は、電話40を介して遠隔の監視センタ50に接続され、給湯器10を制御する制御部31と異常検知部35を備えている。
給湯器10の異常検知部35に接続して、センサ11,12が住宅の外部に近づくものを検出するよう住宅外周の各所に配設されている。室内リモコン20,20aには、それぞれスピーカ21,21aと、発光部22,22aと、操作部25,25aとが設けられている。室内リモコン20,20aは、警報信号を受信したとき、スピーカ21,21aから警告音を発するようになっている。
管理装置30の異常検知部35は、センサ11,12がものの近接を感知したとき、前記室内リモコン20,20aおよび、遠隔の監視センタ50に警報信号を発するよう構成されている。
監視センタ50は、もともと給湯器10の保守や管理のための情報を収集するよう設けられているもので、異常を知らせる警報を受けたとき、警報解除がなされない所定の条件が成立したとき、関係機関に通報するものである。
また、異常検知部35は、センサ11,12がものの近接を感知したとき、室内リモコン20,20aに加えて、あらかじめ決められている携帯電話に警報信号を発することができるようになっている。その他、室内リモコン20,20aを操作して、夜間のみ作動するよう設定することが可能であり、作動時間を設定することも可能である。
次に作用を説明する。
本発明に係る防犯システム1は、住宅に設置される給湯器10とこの給湯器10を操作する室内リモコン20,20aを利用するものであり、住宅の外周にものが近づいたような場合、センサ11,12がものの近接を感知する。
センサ11,12の信号によりものの接近を知った異常検知部35は警報信号を発する。異常検知部35から警報信号を受けた室内リモコン20,20aは、警報信号を受信したとき、スピーカ21,21aから警告音を発し、また、発光部22,22aから警告の光を点滅させたりする。
警報信号を受けた監視センタ50は、警報解除がなされない所定の条件が成立したとき、関係機関に通報する。上記動作を図3のフローチャートで説明する。ものが近づいてステップS1でセンサ11,12がONになると、ステップS2で室内リモコン20,20aをONにする。室内リモコン20,20aがONであった場合はその状態を継続する。そこで管理装置30の異常検知部35は警報信号を発し、ステップS3で室内リモコン20,20aのスピーカ21,21aから警報音を発する。
そのまま室内リモコン20,20aがOFF操作されないと、ステップS4,S5,S6からステップS3のループで警報音がカウントされ、予め設定された回数に達すると、ここでは20回に達すると通報の必要な異常であると判定され、ステップS7で電話40から監視センタ50に通報がなされる。
家人が近づいた場合など、異常ではないと判断されるときは、ステップS4で操作部25,25aを操作して、警報音20回以内で室内リモコン20,20aをOFFにすれば、ステップS8で警報は解除され、ステップS9で警報の回数カウントがリセットされ、待機状態に戻る。
室内リモコン20,20aでインターホン機能があるものでは、家人の日常の声や声紋をデータとして制御部31に記憶するようにしておくことができる。また、センサ11,12の近くや、給湯器10内に集音用のマイクロフォンや、感音できるスピーカなどを設置して管理装置30と接続しておくことができる。
例えば、家人がセンサ11,12に近づいたりすると警報が発されるおそれがあるが、家内から戸外の家人に呼びかけ、それに戸外の家人がこたえると、その声をさきに制御部31に記憶した声や声紋と比較して、家人と判断された場合は、手動での解除を待たずにステップS8の警報の解除をするようにすれば、無駄な動作や騒ぎを起こさないようにすることができる。
また、警報信号は、あらかじめ決められている携帯電話にも送信され、携帯電話の所有者は出先で異常の発生を知ることが出来る。必要であれば、夜間のみ作動するよう設定可能であり、また、作動時間を設定することも可能である。振動で警報を発することも可能である。
風呂への湯張りと連動させるようにしてもよい。つまり、湯張りが設定されて待機状態にあるような場合に、警報や通報が行われるような状況になったとき、湯張りを開始すれば、家人の在宅を装うことができ、防犯上有効である。
図4〜図6は本発明の第2の実施の形態を示している。
なお、第1の実施の形態と同種の部位には同一符号を付し重複した説明を省略する。
図4および図5に示すように、住宅には、給湯器10が設置され、給湯器10を操作するための台所用の室内リモコン20と風呂用の室内リモコン20aが設けられている。なお、給湯器には、風呂釜用、床暖房用、総合熱源用に使用されるものが含まれる。防犯システム1は、このように住宅に設置される給湯器10とそれを操作する室内リモコン20,20aを利用して異常を検知しようとするものである。
給湯器10の管理装置30は、電話40を介して遠隔の監視センタ50に接続され、給湯器10を制御する制御部31と異常検知部35を備えている。
給湯器10の異常検知部35に接続して、センサ11,12が住宅の外部に近づくものを検出するよう住宅外周の各所に配設されている。給湯器10の異常検知部35には、センサ11,12のほかに、カメラ101,102、超音波発生部111,112が接続されている。カメラ101,102は、住宅の外部に近づくものを撮影するよう配設されている。超音波発生部111,112は、住宅の外部に近づくものに対して超音波を発生するよう配設されている。センサ11,12、カメラ101,102、超音波発生部111,112は、1つの施設に対してそれぞれ1つであってもよいし、それぞれ複数あってもよい。より効果を出すためには、複数台の設置が好ましい。または、カメラ101,102、超音波発生部111,112のいずれか一方のみであってもよい。それぞれ配設される場所は、近接した位置であり、センサ11,12が検知したものを対象とできる位置である。センサ11,12としては、具体的には赤外線センサ等である。このセンサ11,12は、検知範囲内の温度変化を検知して作動するため、人、猫等の小動物、車などの動きにも反応してしまう。
室内リモコン20,20aには、それぞれスピーカ21,21aと、発光部22,22aと、操作部25,25aとが設けられている。また、操作部25,25aには、図7で示すような画像表示手段251がある。室内リモコン20,20aは、警報信号を受信したとき、スピーカ21,21aから警告音を発し、画像表示手段251にその旨の情報(外部に不審者がいる等)を表示したり、発光部22,22aから警告の光を点滅させたりするようになっている。さらに、室内リモコン20,20aは、映像情報を受信したとき、画像表示手段251に映像を映す。そして、その映像をその時刻情報とともに室内リモコン20,20a内の図示していない記録手段に記録することができる。記録手段としては、ハードディスク、コンパクトフラッシュ(登録商標)、半導体メモリ等のメモリである。また、時刻情報は、室内リモコン20,20aに内蔵されている時刻表示等に用いられている時計の時刻情報を兼用する。室内リモコン20,20aのスイッチ操作(図7の操作ボタン252a〜252j)により普通の給湯器操作表示へ復帰することができる。または前記映像の表示開始から一定時間経過後に普通の給湯器操作表示へ復帰することができる。一定時間経過したか否かの計測は、前述した時刻情報を用いて、警報信号を受信した時刻を記憶し、その時刻から現在の時刻が一定時間経過した時刻なのか否かを判断するようにする。画像表示手段251には、普段は、給湯温度、追いだき・自動湯はり設定など、給湯に関する情報・機能を表示している。前述した映像情報を受信した場合は、その普段の給湯器操作表示から映像情報に切り替わる。また、給湯器操作表示から映像情報に切り替わるのではなく、映像情報が背景画像として見えるようにしてもよいし、ウィンドウが開き、そのウィンドウの中に映像情報を表示するようにしてもよい。
これにより、センサ11,12が住宅に近接するものを検知しても、猫、家人と不審者との判別ができないが、カメラ101,102を用いて画像表示手段251に住宅外の映像を表示させることにより、本当に不審者かどうか判別することができる。
センサ11,12で撮影した映像は、記憶させることにより、その後いつでも室内リモコン20,20aの操作ボタン252a〜252jのスイッチ操作で画像表示手段251に再表示させることができる。その際には、時刻情報とともに表示させることによって、いつどのようなことが起こったのかを後で容易に確認することができる。
室内リモコン20,20aは、給湯等の操作をしている場合の操作モードと、操作が一定時間ない場合は、画像表示手段251の画面を暗くする等の省電力モードがある。省電力モードであるということは、操作が行われていないということであり、その場合は、家の者が留守にしている可能性が高い場合であると考えられる。したがって、管理装置30は、センサ11,12が住宅の外部に近づくものを検知した場合に、室内リモコン20,20aが省電力モードであるか否かを判断し、省電力モードである場合は、遠隔の監視センタ50に警報信号を発する。省電力モードでない場合は、確実に家の者がいるので、監視センタ50には警報を発しないで、室内リモコン20,20aにのみ警報を発する。
管理装置30の異常検知部35は、センサ11,12がものの近接を感知したとき、前記室内リモコン20,20aおよび、遠隔の監視センタ50に警報信号を発するよう構成されている。さらに、センサ11,12がものの近接を感知したとき、カメラ101,102を作動させ、映像情報を室内リモコン20,20aに送信する。または、カメラ101,102は常に作動させておき、センサ11,12がものの近接を感知したときを契機として映像情報を送信するようにしてもよい。映像情報は、室内リモコン20,20aへ送信する場合のほかに、監視センタ50に送信する場合がある。
管理装置30の異常検知部35は、センサ11,12がものの近接を感知したとき、超音波発生部111,112を作動させる。作動後の一定期間の後、センサ11,12がものの近接を感知したままである場合は、警報信号を発する。センサ11,12がものの近接を感知しなくなった場合は、警報信号を発しない。これは、超音波発生部111,112は、猫等の人間以外の小動物が嫌悪する超音波(例えば、人間には聞こえにくい約25kHzの超音波)を発生させるようになっているので、人間は気がつかないが、猫等の小動物は嫌悪して逃げる。これによって、人間以外のものをセンサ11,12が感知した場合であったとしても、無駄に警報を発することがなくなり、余分に家の者を警戒させる必要がなくなる。更に、警報信号を発するとともに、カメラ101,102を作動させ、映像情報を室内リモコン20,20aに送信することもできる。
監視センタ50は、もともと給湯器10の保守や管理のための情報を収集するよう設けられているもので、異常を知らせる警報を受けたとき、警報解除がなされない所定の条件が成立したとき、関係機関に通報するものである。
また、異常検知部35は、センサ11,12がものの近接を感知したとき、室内リモコン20,20aに加えて、あらかじめ決められている携帯電話に警報信号を発することができるようになっている。その他、室内リモコン20,20aを操作して、夜間のみ作動するよう設定することが可能であり、作動時間を設定することも可能である。
次に作用・働きを説明する。
本発明に係る防犯システム1は、住宅に設置される給湯器10とこの給湯器10を操作する室内リモコン20,20aを利用するものであり、住宅の外周にものが近づいたような場合、センサ11,12がものの近接を感知する。センサ11,12が感知するものは、人、あるいは猫犬等の小動物がありえる。
センサ11,12の信号によりものの接近を知った異常検知部35は、カメラ101,102、超音波発生部111,112を作動させ、一定条件を満たした後に、警報信号を発する。より具体的には、カメラ101,102を作動させた後、管理装置30の異常検知部35は、警報信号を発し、カメラ101,102が撮影する映像を室内リモコン20,20aに送信する。
異常検知部35から映像を受信した室内リモコン20,20aは、警報信号を受信したとき、室内リモコン20,20a内の画像表示手段251に映像を映すことを行う。その際、時刻情報とともに記録することもできる。室内リモコン20,20aを操作する者が画像表示手段251に表示されている映像を確認して、不審者ではないとその操作者が判断した場合は、室内リモコン20,20aのスイッチ操作により給湯器操作表示へ復帰する。または、一定時間経過後に給湯器操作表示へ復帰することもできる。
また、超音波発生部111,112を利用する場合について説明する。住宅に設置される給湯器10とこの給湯器10を操作する室内リモコン20,20aを利用するものであり、センサ11,12がものの近接を感知すると管理装置30の異常検知部35は超音波発生部111,112から超音波を発生させ、一定期間の後、ものの近接を感知したままである場合は、警報信号を発し、ものの近接を感知しなくなった場合は、警報信号を発しないようにする。異常検知部35から警報信号を受けた室内リモコン20,20aは、警報信号を受信したとき、警告音を発し、また、光や振動でも警報を発することも可能である。更に、カメラ101,102が撮影する映像を室内リモコン20,20aに送信し、室内リモコン20,20a内の画像表示手段251にその映像を映すこともできる。
また、省電力モードであるか否かを利用した場合について説明する。住宅に設置される給湯器10とこの給湯器10を操作する室内リモコン20,20aを利用するものであり、センサ11,12がものの近接を感知すると管理装置30の異常検知部35は、室内リモコン20,20aが省電力モードである場合は遠隔の監視センタ50に警報信号を発し、室内リモコン20,20aが省電力モードでない場合は室内リモコン20,20aに警報信号を発する。
必要であれば、夜間のみ作動するよう設定可能であり、また、作動時間を設定することも可能である。なお、給湯器には、風呂釜用、床暖房用、総合熱源用に使用されるものが含まれる。
異常検知部35から警報信号を受けた室内リモコン20,20aは、警報信号、映像情報を受信したとき、画像表示手段251にその映像を映したり、スピーカ21,21aから警告音を発したり、また、発光部22,22aから警告の光を点滅させたりする。
警報信号を受けた監視センタ50は、警報解除がなされない所定の条件が成立したとき、関係機関に通報する。
次に、カメラ101,102、超音波発生部111,112を利用したシステムの動作について、図6のフローチャートで説明する。ものが近づいてステップS61でセンサ11,12がONになると、ステップS62で超音波発生部111,112を作動させ、センサ11,12が感知した対象に向けて超音波を発生する。ステップS63で、一定期間の後も、センサ11,12がONの状態(ものの近接を感知したまま)である場合は、次のステップへすすむ。一定期間の後は、センサ11,12がOFFの状態(ものの近接を感知していない)になった場合は、ステップS61へと戻り、初期の監視状態となる。これは、超音波発生部111,112から発生される超音波は、猫等の人間以外の小動物が嫌悪するものだからである。
ステップS64では、管理装置30が室内リモコン20,20aをONにする。室内リモコン20,20aがONであった場合はその状態を継続する。更に、カメラ101,102を作動させる。そして、その映像情報は、時刻情報とともに室内リモコン20,20a内の図示していない記録手段に記録する。
ステップS65では、管理装置30が室内リモコン20,20aが省電力モードであるか否かを判断する。省電力モードである場合は、ステップS73へすすむ。省電力モードではない場合は、ステップS66へすすむ。
ステップS66では、管理装置30の異常検知部35は警報信号を室内リモコン20,20aに対して送信し、その警報信号を受信した室内リモコン20,20aはスピーカ21,21aから警報音を発する。
ステップS67では、室内リモコン20,20aの操作者が画像表示手段251に映されている映像を確認等して、操作ボタン252a〜252jを用いて、警報音20回以内で警告をOFFにしたか否かを判断する。OFFになった場合は、ステップS71へすすむ。ONの状態のままであると、ステップS68へとすすむ。
ステップS68では、センサ11,12がOFF(つまり、ものを感知していない状態)になったか否かを判断する。OFFの場合は、ステップS71へすすむ。ONの状態のままであると、ステップS69へとすすむ。
ステップS71では、前のステップはステップS67又はステップS68であるので、一旦はセンサ11,12がONになった状態ではあるが、不審者ではなかった場合であるので、警報音を停止させ、センサ11,12の作動を停止させ、映像の記録も停止させ、超音波発生部111,112からの超音波発生も停止させる。そして、画像表示手段251の表示を普段の給湯器表示へ復帰させる。次にステップS72へとすすむ。
ステップS72では、警報の回数カウント(n)をリセットし、ステップS61の待機状態に戻る。
ステップS69では、警報の回数カウント(n)をカウントアップする。
ステップS70では、警報の回数カウント(n)が20回に達したか否かを判断する。20回に達していない場合には、ステップS66へ戻り、警報を発することを続ける。20回に達した場合は、家の中には人がいない状態と考えられ、通報の必要な異常であると判定されるのでステップS73へとすすみ、管理装置30は遠隔にある監視センタ50に通報する。
確認の方法として、センサ11,12の映像のほかに、室内リモコン20,20aでインターホン機能があるものでは、家人の日常の声や声紋をデータとして制御部31に記憶するようにしておき、センサ11,12の近くや、給湯器10内に集音用のマイクロフォンで採取した音声と照合して判断することもできる。また、センサ11,12の近くや、給湯器10内にスピーカなどを設置して管理装置30と接続しておき、外部に声をかけることもできる。
例えば、家人がセンサ11,12に近づいたりすると警報が発されるおそれがあるが、家内から戸外の家人に呼びかけ、それに戸外の家人がこたえると、その声をさきに制御部31に記憶した声や声紋と比較して、家人と判断された場合は、手動での解除を待たずにステップS71の警報等の解除をするようにすれば、無駄な動作や騒ぎを起こさないようにすることができる。
また、警報信号は、あらかじめ決められている携帯電話にも送信され、携帯電話の所有者は出先で異常の発生を知ることが出来る。必要であれば、夜間のみ作動するよう設定可能であり、また、作動時間を設定することも可能である。振動で警報を発することも可能である。
風呂への湯張りと連動させるようにしてもよい。つまり、湯張りが設定されて待機状態にあるような場合に、警報や通報が行われるような状況になったとき、湯張りを開始すれば、家人の在宅を装うことができ、防犯上有効である。
室内リモコン20,20aの操作ボタン252a〜252jのスイッチ操作により、異常報知を「文字・光・音」からカメラで撮影した画像表示手段への表示に切り替えることができる。
また、室内リモコン20,20aの操作ボタン252a〜252jのスイッチ操作により、不審者検知時のお知らせ方法を切り替えることができる。たとえば、文字・光・音と画像表示手段への映像表示を相互に切り替えることができる。画像表示手段に表示の際には、音を発するようにしてもよい。これによって、外出の際に、映像をセンタに送信するよう設定することもできる。
カメラ101,102からの映像情報を、時刻情報とともに記録する記録手段は、室内リモコン20,20a内にあってもよいし、管理装置30内にあってもよい。
また、カメラ101,102が撮影する映像情報は、室内リモコン20,20aに送信するとともに、その撮影した時刻情報とともに図示していない記憶媒体(ハードディスク、コンパクトフラッシュ(登録商標)、半導体メモリ等のメモリ)に記録することも可能である。この記憶媒体は、室内リモコン20,20a内の記録手段と兼用してもよいし、管理装置30内または監視センタ50に内蔵してあってもよい。そして、必要に応じて、その記憶媒体から、映像情報、時刻情報を室内リモコン20,20aに再度送信するようにしてもよい。
カメラ101,102には、マイクを取り付けて、その音声情報を異常検知部35は室内リモコン20,20aに送信し、操作部25,25a内のスピーカ253からその音声を発するようにしてもよい。
カメラ101,102が撮影した画像を輪郭抽出して、人物と認められるものだけを検出するようにしてもよい。その場合は、小動物以外の人物と認められたときに警告を発するようにする。
第1の実施の形態、第2の実施の形態ともに、管理装置30と監視センタ50の接続は、電話回線のほかに専用回線、インターネット等の通信回線であってもよい。
なお、給湯器には、風呂釜用、床暖房用、総合熱源用に使用されるものが含まれる。更に給湯器には、熱源として石油・ガス・電気等がある。本防犯システムは、夜間のみ作動するよう設定可能であり、また、作動時間を設定することも可能である。特に電気温水器の場合には、監視用電力を深夜電力の給電線より供給し、深夜電力の供給に合わせて夜間の監視を開始し、深夜電力供給停止に合わせて監視の停止を行うようにしてもよい。
本発明の第1の実施の形態に係る防犯システムを示す概念ブロック図である。 本発明の第1の実施の形態に係る防犯システムを設置する住宅を示す説明図である。 本発明の第1の実施の形態に係る防犯システムの作用を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係る防犯システムを示す概念ブロック図である。 本発明の第2の実施の形態に係る防犯システムを設置する住宅を示す説明図である。 本発明の第2の実施の形態に係る防犯システムの作用を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係る防犯システムの操作部を示す図である。
符号の説明
1…防犯システム
10…給湯器
11,12…センサ
20,20a…室内リモコン
21,21a…スピーカ
22,22a…発光部
25,25a…操作部
30…管理装置
31…制御部
35…異常検知部
40…電話
50…監視センタ
101,102…カメラ
111,112…超音波発生部
251…画像表示手段
252a〜252j…操作ボタン
253…スピーカ

Claims (15)

  1. 住宅に設置される給湯器と該給湯器を操作する室内リモコンを利用する防犯システムであって、
    給湯器の管理装置に設けた異常検知部と、該異常検知部に接続され、住宅の外部に近づくものを検出するよう配設されるセンサとを備えて成り、
    前記異常検知部は、前記センサがものの近接を感知したとき、警報信号を発するよう構成され、
    前記室内リモコンは、警報信号を受信したとき、警告を発することを特徴とする防犯システム。
  2. 住宅に設置される給湯器と該給湯器を操作する室内リモコンを利用する防犯システムであって、
    給湯器の管理装置に設けた異常検知部と、該異常検知部に接続され、住宅の外部に近づくものを検出するよう配設されるセンサとを備えて成り、
    前記異常検知部は、前記センサがものの近接を感知したとき、前記室内リモコンおよび、遠隔の監視センタに警報信号を発するよう構成され、
    前記室内リモコンは、警報信号を受信したとき、警告を発し、
    前記監視センタは警報解除がなされない所定の条件が成立したとき、関係機関に通報することを特徴とする防犯システム。
  3. 住宅に設置される給湯器と該給湯器を操作する室内リモコンを利用する防犯システムであって、
    給湯器の管理装置に設けた異常検知部と、該異常検知部に接続され、住宅の外部に近づくものを検出するよう配設されるセンサとを備えて成り、
    前記異常検知部は、前記センサがものの近接を感知したとき、前記室内リモコンおよび、あらかじめ決められている携帯電話に警報信号を発するよう構成され、
    前記室内リモコンは、警報信号を受信したとき、警告を発することを特徴とする防犯システム。
  4. 住宅に設置される給湯器と該給湯器を操作でき画像表示手段を有する室内リモコンを利用する防犯システムであって、
    給湯器の管理装置に設けた異常検知部と、該異常検知部に接続され、住宅の外部に近づくものを検出するよう配設されるセンサと、前記異常検知部に接続され、住宅の外部に近づくものを撮影するよう配設されるカメラとを備えて成り、
    前記異常検知部は、前記センサがものの近接を感知したとき、前記カメラの撮影する映像を前記室内リモコンに送信するよう構成され、
    前記室内リモコンは、前記異常検知部からの映像を受信すると前記室内リモコン内の画像表示手段に映像を映すことを特徴とする防犯システム。
  5. 住宅に設置される給湯器と該給湯器を操作でき画像表示手段を有する室内リモコンを利用する防犯システムであって、
    給湯器の管理装置に設けた異常検知部と、該異常検知部に接続され、住宅の外部に近づくものを検出するよう配設されるセンサと、前記異常検知部に接続され、住宅の外部に近づくものを撮影するよう配設されるカメラとを備えて成り、
    前記異常検知部は、前記センサがものの近接を感知したとき、前記カメラの撮影する映像を前記室内リモコンに送信するよう構成され、
    前記室内リモコンは、前記異常検知部からの映像を受信すると前記室内リモコン内の画像表示手段に映像を映し、その映像をその時刻情報とともに記録することを特徴とする防犯システム。
  6. 住宅に設置される給湯器と該給湯器を操作でき画像表示手段を有する室内リモコンを利用する防犯システムであって、
    給湯器の管理装置に設けた異常検知部と、該異常検知部に接続され、住宅の外部に近づくものを検出するよう配設されるセンサと、前記異常検知部に接続され、住宅の外部に近づくものを撮影するよう配設されるカメラとを備えて成り、
    前記異常検知部は、前記センサがものの近接を感知したとき、前記カメラの撮影する映像を前記室内リモコンに送信するよう構成され、
    前記室内リモコンは、前記異常検知部からの映像を受信すると前記室内リモコン内の画像表示手段に映像を映し、該室内リモコンのスイッチ操作によりまたは前記映像の表示開始から一定時間経過後に給湯器操作表示へ復帰することを特徴とする防犯システム。
  7. 住宅の外部に近づくものを検出する防犯システムであって、
    異常検知部と、該異常検知部に接続され、住宅の外部に近づくものを検出するよう配設されるセンサと、前記異常検知部に接続され、住宅の外部に近づくものに対して超音波を発生するよう配設される超音波発生部とを備えて成り、
    前記異常検知部は、前記センサがものの近接を感知した状態であって、前記超音波発生部から超音波を発生させ、一定期間の後、前記センサがものの近接を感知したままである場合は、警報信号を発し、前記センサがものの近接を感知しなくなった場合は、警報信号を発しないよう構成されていることを特徴とする防犯システム。
  8. 住宅に設置される給湯器と該給湯器を操作する室内リモコンを利用する防犯システムであって、
    給湯器の管理装置に設けた異常検知部と、該異常検知部に接続され、住宅の外部に近づくものを検出するよう配設されるセンサと、前記異常検知部に接続され、住宅の外部に近づくものに対して超音波を発生するよう配設される超音波発生部とを備えて成り、
    前記異常検知部は、前記センサがものの近接を感知したとき、前記超音波発生部から超音波を発生させ、一定期間の後、前記センサがものの近接を感知したままである場合は、警報信号を発し、前記センサがものの近接を感知しなくなった場合は、警報信号を発しないよう構成され、
    前記室内リモコンは、警報信号を受信したとき、警告を発することを特徴とする防犯システム。
  9. 住宅に設置される給湯器と該給湯器を操作でき画像表示手段を有する室内リモコンを利用する防犯システムであって、
    給湯器の管理装置に設けた異常検知部と、該異常検知部に接続され、住宅の外部に近づくものを検出するよう配設されるセンサと、前記異常検知部に接続され、住宅の外部に近づくものに対して超音波を発生するよう配設される超音波発生部と、前記異常検知部に接続され、住宅の外部に近づくものを撮影するよう配設されるカメラとを備えて成り、
    前記異常検知部は、前記センサがものの近接を感知したとき、前記超音波発生部から超音波を発生させ、一定期間の後、前記センサがものの近接を感知したままである場合は、前記カメラの撮影する映像を前記室内リモコンに送信させ、前記センサがものの近接を感知しなくなった場合は、前記カメラの撮影する映像を前記室内リモコンに送信させないよう構成され、
    前記室内リモコンは、前記異常検知部からの映像を受信すると前記室内リモコン内の画像表示手段に映像を映すことを特徴とする防犯システム。
  10. 住宅に設置される給湯器と該給湯器を操作でき省電力モードを有する室内リモコンを利用する防犯システムであって、
    給湯器の管理装置に設けた異常検知部と、該異常検知部に接続され、住宅の外部に近づくものを検出するよう配設されるセンサとを備えて成り、
    前記異常検知部は、前記センサがものの近接を感知したとき、前記室内リモコンが省電力モードである場合は遠隔の監視センタに警報信号を発し、前記室内リモコンが省電力モードでない場合は該室内リモコンに警報信号を発するよう構成され、
    前記室内リモコンは、警報信号を受信したとき、警告を発することを特徴とする防犯システム。
  11. 夜間のみ作動するよう設定可能であることを特徴とする請求項1〜9または10に記載の防犯システム。
  12. 作動時間を設定可能であることを特徴とする請求項1〜9または10に記載の防犯システム。
  13. 住宅の外部に近づくものを検出する防犯装置であって、
    住宅の外部に近づくものを検出するよう配設されているセンサからの入力信号により、ものの近接を感知した状態であって、住宅の外部に近づくものに対して超音波を発生するよう配設される超音波発生部から超音波を発生させ、一定期間の後、前記センサがものの近接を感知したままである場合は、警報信号を発し、前記センサがものの近接を感知しなくなった場合は、警報信号を発しない異常検知部を具備することを特徴とする防犯装置。
  14. 夜間のみ作動するよう設定可能であることを特徴とする請求項13に記載の防犯装置。
  15. 作動時間を設定可能であることを特徴とする請求項13に記載の防犯装置。
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