JP2005190188A - 電子帳票システム、電子帳票サーバ、電子帳票閲覧方法及びそのプログラム - Google Patents

電子帳票システム、電子帳票サーバ、電子帳票閲覧方法及びそのプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 関連する帳票データ群において相互に参照可能な帳票の閲覧環境を提供することができる電子帳票閲覧端末、電子帳票サーバ、電子帳票閲覧システム、電子帳票閲覧方法及びそのプログラムを提供する。
【解決手段】 情報処理装置は、帳票データから特定された範囲に対応する文字列を抽出して(ステップS202)、抽出した文字列に関連する電子帳票を要求する要求情報を電子帳票サーバへ送信する。電子帳票サーバは、情報処理装置から受信した参照要求情報に含まれる文字列と電子帳票の登録日付に基づき電子帳票の文字列に関連する一つまたは複数の電子帳票を、データベースから検索して(ステップS204)、検索した電子帳票を情報処理装置へ送信する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ネットワークを介して電子帳票の閲覧環境を提供する電子帳票サーバと、電子帳票サーバにネットワーク経由でアクセスすることで電子帳票を閲覧可能なクライアント端末(情報処理装置)とから構成される電子帳票システム、その電子帳票システムにおける電子帳票閲覧方法及びそのプログラムに関するものである。
図14は、電子帳票サーバ及び電子帳票閲覧端末を備える電子帳票システムの概略構成例を示す図である。図14に示すように、電子帳票サーバ102は、ホストコンピュータ(電子帳票作成装置)101から出力される帳票印刷ストリーム110を受信し、受信した帳票印刷ストリーム110を電子帳票となる帳票データ111、112に変換してデータベース103に保管する。また、電子帳票サーバ102は、ネットワーク100を介してユーザが操作するクライアント端末(帳票閲覧端末)104から送信される電子帳票の閲覧要求に応じて帳票データ113をクライアント端末104へ送信する。すなわち、ユーザは、クライアント端末104からネットワーク100を介して電子帳票サーバ102にアクセスして目的の帳票データを取得して、画面上に帳票を表示して閲覧することができる。
また、ユーザは画面上に表示された目的の帳票に対し検索を行なうことで、当該帳票内の任意のページやレコードに対してアクセスすることができる。
また、業務システムにおける帳票データの処理を容易にかつ低コストで実行することのできる電子帳票システムに関する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。また、上記の電子帳票システムは、電子帳票表示手段が、詳細表示指定手段により、画面上に表示された電子帳票中の詳細表示対象データが指定されたことを受けて、その指定された詳細表示対象データの下位階層のデータを画面上に表示するドリルダウン機能を有するとしている。
特開2001−52083号公報
しかしながら、例えば、月次/日次帳票のような関連する帳票を表示して、それらのデータ分析を行なうような場合に、次のような問題点がある。例えば、月次帳票を表示中にその詳細を示す週次帳票へ移動し帳票データを表示させる為には、電子帳票サーバ102に対してクライアント端末104の画面上から週次帳票を手動操作で選択しなおす必要がある。この週次帳票の選択操作は、ユーザにとって煩雑であるばかりではなく、人が手動により操作するため目的とは異なった週次帳票を誤って選択してしまう危険性がある。また、目的の週次帳票を表示後も、その週次帳票中の目的のデータが記載された該当レコードの部分を表示するために行なう検索処理についても、誤った検索条件を指示してしまう等のミスが考えられ、目的のレコードになかなかアクセスできないという事態も起こり得る。
また、特許文献1に記載の電子帳票システムでは、上位階層から下位階層へのドリルダウンのみ可能であり、更に、ホストコンピュータ101から出力される帳票印刷ストリーム110が複数ある場合には、それらの帳票データ相互間においてドリルダウン等の参照処理を行なうことはできない。すなわち、関連する帳票データ群において相互に参照可能な帳票の閲覧環境を提供することができないという問題がある。
本発明は、上述した事情を考慮してなされたもので、関連する帳票データ群において相互に参照可能な帳票の閲覧環境を提供することができる電子帳票閲覧端末、電子帳票サーバ、電子帳票閲覧システム、電子帳票閲覧方法及びそのプログラムを提供することを目的とする。
また、本発明は、好ましくは、関連する帳票データ群において相互に参照可能な帳票の閲覧環境を提供する際に、参照元の帳票で注目していたデータに対応する参照先の帳票のデータをより分かりやすく表示することができる電子帳票システム、電子帳票サーバ、電子帳票閲覧方法及びそのプログラムを提供することを目的とする。
この発明は、上述した課題を解決すべくなされたもので、本発明による電子帳票システムにおいては、電子帳票を管理する電子帳票サーバと、電子帳票サーバとネットワークを介して接続可能な情報処理装置とを具備する電子帳票システムであって、情報処理装置は、情報処理装置内に表示された電子帳票において指定された位置を特定する特定手段と、特定手段で特定された位置に対応する文字情報を抽出する抽出手段と、抽出手段で抽出した文字情報を含む電子帳票識別情報を電子帳票サーバに送信する送信手段とを具備し、電子帳票サーバは、情報処理装置より受信した電子帳票識別情報と電子帳票の登録日付に基づき電子帳票を検索する検索手段と、検索手段で検索した電子帳票を情報処理装置に送信する送信手段とを具備することを特徴とする。
また、本発明による電子帳票システムの一態様例においては、上記情報処理装置は、検索手段で検索された電子帳票を電子帳票サーバから受信する受信手段と、受信手段が受信した電子帳票を表示する表示手段と、表示手段に表示する電子帳票において文字列に対応する部位を強調表示する強調表示手段とを具備することを特徴とする。
また、本発明による電子帳票サーバにおいては、電子帳票を表示可能な情報処理装置とネットワークを介して接続されている電子帳票サーバであって、情報処理装置内に表示された電子帳票において指定された位置情報と該電子帳票の電子帳票識別情報を受信する受信手段と、受信手段で受信した位置情報と電子帳票識別情報に基づき文字情報を抽出する抽出手段と、抽出手段で抽出した文字情報と電子帳票の登録日付に基づき電子帳票を検索する検索手段と、検索手段で検索した電子帳票を情報処理装置に送信する送信手段とを具備することを特徴とする。
また、本発明による電子帳票閲覧方法においては、電子帳票を管理する電子帳票サーバと、電子帳票サーバとネットワークを介して接続可能な情報処理装置とを具備する電子帳票システムを用いた電子帳票閲覧方法であって、情報処理装置は、情報処理装置内に表示された電子帳票において指定された位置を特定する特定工程と、特定工程で特定された位置に対応する文字情報を抽出する抽出工程と、抽出工程で抽出した文字情報を含む電子帳票識別情報を電子帳票サーバに送信する送信工程とを具備し、電子帳票サーバは、情報処理装置より受信した電子帳票識別情報と電子帳票の登録日付に基づき電子帳票を検索する検索工程と、検索工程で検索した電子帳票を情報処理装置に送信する送信工程とを具備することを特徴とする。
また、本発明によるプログラムは、電子帳票を管理する電子帳票サーバ用プログラム及び、電子帳票サーバとネットワークを介して接続可能な情報処理装置用のプログラムを含むプログラムであって、情報処理装置は、情報処理装置内に表示された電子帳票において指定された位置を特定する特定工程のプログラムコードと、特定工程で特定された位置に対応する文字情報を抽出する抽出工程のプログラムコードと、抽出工程で抽出した文字情報を含む電子帳票識別情報を電子帳票サーバに送信する送信工程のプログラムコードとを具備し、電子帳票サーバは、情報処理装置より受信した電子帳票識別情報と電子帳票の登録日付に基づき電子帳票を検索する検索工程のプログラムコードと、検索工程で検索した電子帳票を情報処理装置に送信する送信工程のプログラムコードとを具備することを特徴とするプログラムである。
本発明の電子帳票システム、電子帳票サーバ、電子帳票閲覧方法及びそのプログラムは、帳票データ群より、ある電子帳票において特定の位置の文字列に関連する電子帳票を検索して参照可能な帳票の閲覧環境を提供することができる。また、本発明の一態様例においては、ユーザが電子帳票上で指定した個所に対応する電子帳票の個所を強調表示することができる。
以下、図面を用いて本発明の実施形態について説明する。
本発明の一実施形態による電子帳票サーバ及びクライアント端末から構成される電子帳票システムの概略構成は、上述した図14に示す電子帳票システムの概略構成と同様であり、図14に示す電子帳票システムの詳細について更に説明する。
電子帳票サーバ102は、ホストコンピュータ101から受信した印刷ストリーム110に対して、電子データとして保存できる形式にデータ変換を行なった後、ハードディス等に保管する。また、電子帳票サーバ102は、内部にデータベース103を保有しており、クライアント端末104からの帳票閲覧要求に備えて、帳票データを登録処理する際に、帳票データを特定する帳票IDや帳票名などの帳票特定情報と、帳票データ格納したハードディスク上の位置情報とをデータベース103に登録している。
図14に示す電子帳票システムでは、ユーザがクライアント端末104の入力部(マウス、キーボード)を操作することでクライアントプログラムが実現するGUIにより電子帳票サーバ102のサーバプログラムとの通信を行なう。これにより、クライアント端末104は、電子帳票サーバ102のデータベース103に蓄えられた任意の帳票データをネットワーク100経由でダウンロードして、ディスプレイに表示することができる。
ここで、電子帳票サーバ102のデータベース103に格納される帳票データのデータ構成と、クライアント端末104における帳票データの処理について説明する。図7は、本実施形態における電子帳票サーバ102が管理する帳票データのデータ構成例を示す図である。図7に示すように、本実施形態の帳票データは、帳票における罫線や図などの位置を定める情報であるフォーム情報と、帳票に含まれる文字に関する情報である帳票テキストデータと、帳票における行ピッチや文字のフォントなどの情報である帳票レイアウト定義情報と、帳票において上記帳票テキストデータの配置を定める情報である帳票テキスト配置情報との4つの情報ファイルで構成されている。クライアント端末104が、帳票(帳票イメージ)を表示する際は、帳票データとして図7に示す4ファイルをダウンロードした後ハードディスクへ一時的に保管し、4ファイルの情報をワークメモリに読み込んだ後にディスプレイへ帳票を表示する。ワークメモリに展開されている帳票レイアウト定義情報703には、上述したように帳票レイアウトに関する情報が格納されており、この情報から帳票の各行の高さに関する情報を取得することができる。なぜなら、帳票の行部分は、同一高さ情報を持つ行が印字行数分繰り返される場合が多いからである。
また、電子帳票サーバ102がクライアント端末104に提供する電子帳票閲覧環境の一例について説明する。図10は、電子帳票サーバ102がクライアント端末104に提供する帳票の一覧画面例を示す図である。図10に示すように、帳票一覧画面1001は、店舗選択エリア1002、部署選択エリア1003及び、帳票一覧エリア1004の大きく3つのエリアから構成される。帳票一覧エリア1004においては、部署選択エリア1003で選択された部署名(図10では経理部)が付与されたフォルダ1101が最上位の階層のフォルダである。そのフォルダ1101の次の階層に、電子帳票を格納する任意の名称(図10では「テスト」)のフォルダ1102があり、フォルダ1102の下の階層には、帳票名や該帳票名で特定される帳票に関する情報の一覧エリア1103がある。
また、図10の一覧エリア1103には、一列目に帳票名の列1104があり、次の列1105は、帳票が日次帳票であるか月次帳票であるかの情報(属性)を示す列である。次の列1106は、帳票の登録日時を示す列である。上述したフォルダ構成は、システム管理者が予め作成した仮想ディレクトリ(=フォルダ)に分類することで定まるものであり、図10の構成に限定されるものではない。図10に示すように、クライアント端末104のディスプレイに帳票一覧画面1001を表示する際には、通常、システム管理者がフォルダ別にアクセス可能な帳票業務を行なうユーザの割当てを行ない、関連する帳票は同一ディレクトリに分類する。具体的には、日次帳票なら日次帳票フォルダに、月次帳票なら月次帳票フォルダに登録される。
また、システム管理者は、帳票毎に属性を設定することができる。図11は、帳票別の属性設定を行なう属性設定画面例を示す図である。図11に示すように、属性設定画面111には、帳票を特定する識別子である帳票IDが表示されるエリア1112と、帳票IDで特定される帳票の帳票名を入力するための入力欄1113と、帳票IDで特定される帳票が日時帳票であるか月次帳票であるかの属性を選択する選択欄1114とが設けられている。この属性設定画面1111の選択欄1114で選択した属性が、図10の列1105に表示される各帳票の属性となる。尚、帳票のみではなく、図10に示した各フォルダに対しても同様の属性を設定してもよい。
次に、図14に示した、ホストコンピュータ101、電子帳票サーバ102及びクライアント端末104のハードウェア構成例について説明する。
図1は、図14に示した、ホストコンピュータ101、電子帳票サーバ102及びクライアント端末104のハードウェア構成例を示す図である。図1において、10は、CPU(中央演算装置)であり、システムバス17を介して各部を制御したり、データ処理及びデータの流れの制御を行なう。11は、メモリであり、例えばRAMやROM等のCPUが参照可能な記録媒体である。尚、CPU10は、メモリ11をワークメモリとして利用する。12は、表示部であり、例えばCRTや液晶ディスプレイなどの表示装置である。13は、通信インタフェース部であり、ネットワーク100を介して外部との通信を行なうためのインタフェースである。通信インタフェース部13は、例えばLANアダプタなどである。
14は、文字入力部であり、例えばキーボードなどである。15は、ポインティング操作部であり、例えばマウスなどである。16は、ハードディスクであり、CPU10がメモリ11に読み込んで実行する種々のプログラムや処理対象となるデータを格納する。例えば、図14に示した電子帳票サーバ102のデータベース103は、ハードディスク16内に構成される。尚、ホストコンピュータ101、電子帳票サーバ102及びクライアント端末104のハードウェア構成例は、図1に示す限りではなく、後述する図2の処理が可能な構成であれば任意の構成でよい。
次に、本実施形態の電子帳票サーバ102及びクライアント端末104の間で行なわれる帳票閲覧サービスにおけるドリルダウンの処理について説明する。ここで、ドリルダウンの処理とは、一般的にデータウェアハウスなどを使ってデータ分析を行なっている時に、あるデータを分解してさらに詳細に検討していくための処理であるが、本実施形態では、例えば関連データを参照するための処理とする。
図2は、本実施形態の電子帳票サーバ102及びクライアント端末104の間で行なわれる帳票閲覧サービスにおけるドリルダウンの処理を示すフロー図である。尚、図2に示す処理は、クライアント端末104が、任意の帳票データを電子帳票サーバ102から取得して、取得した帳票データを基に帳票を表示部12に表示している状態で行なわれるものである。
図2に示すように、ステップS201において、ユーザが表示部12に表示された帳票に対して、ポインティング操作部15(以下、マウス15とする)にて矩形選択をすることで、ドリルダウンしたいエリアを範囲指定すると、クライアント端末104は、図8に示すように指定された範囲を帳票上に明示する。図8は、表示部12に表示する帳票の一例及び指定されたエリアの明示例を示す図である。図8において、80は、帳票を閲覧するための帳票閲覧画面である。81は、帳票表示エリアであり、閲覧画面81内において帳票(帳票イメージ)が表示されるエリアを示す。82は、矩形エリアであり、上述したようにユーザがドリルダウンしたいエリアを示す。この矩形エリア82を、ユーザは任意の大きさで指定することができ、指定結果はメモリ11内に座標情報として保持される。ここで、ドリルダウンしたいエリアとは、関連情報を参照したい情報が記載されている帳票上のエリアである。
尚、本実施形態においては、ドリルダウンしたいエリアを指定する際に矩形エリア82で指定する例を示したが、この限りではなく、ドリルダウンしたいエリアを指定可能であれば任意の指定方法でよく、例えば複数の点で囲まれた範囲を指定エリアとする指定方法などでもよい。また、他の例としては、ドリルダウンしたい情報(文字列)をマウス15でクリックするなどが考えられる。
次に、ユーザがステップS201で指定した矩形エリア82内の情報に関連する他の帳票にドリルダウンするよう指示をしたとする。これにより、ステップS202において、クライアント端末104は、表示部12に表示された帳票閲覧画面80の帳票において矩形エリア82で指示された範囲中の文字列を抽出する処理を行なう。クライアント端末104は、ステップS202の処理を終えると、抽出した文字列を含むドリルダウン要求を電子帳票サーバ102へネットワーク100経由で送信する。
これにより、電子帳票サーバ102は、ユーザがドリルダウンを希望する帳票の登録日付情報と、該帳票から抽出した文字列及び、ドリルダウンの対象となる帳票を特定する情報を含むドリルダウン要求を受信する。次に、ステップS203において、電子帳票サーバ102は、受信したドリルダウン要求に含まれる登録日時情報を基に、データベース103に保管された電子帳票データの中からドリルダウンの対象候補となる帳票データ(以下、帳票データ候補とする)を抽出する処理を行なう。
次に、ステップS204において、電子帳票サーバ102は、ステップS203で抽出した帳票データ候補中から、受信したドリルダウン要求に含まれる文字列を基に、ドリルダウン対象となる該当ページを含む帳票データを絞り込み、その帳票データを特定する情報と、特定された帳票データにおける該当ページのデータと、該当ページにおける該当行を特定する情報とを含むドリルダウン情報を生成する処理である。電子帳票サーバ102は、ステップS204の処理を終えると、生成したドリルダウン情報をドリルダウン要求してきたクライアント端末104へ送信する。
これにより、クライアント端末104は、電子帳票サーバ102よりドリルダウン情報を受信する。次に、ステップS205において、クライアント端末104は、受信したドリルダウン情報に含まれる帳票データを用いて、関連する帳票(ドリルダウン先の帳票)を表示部12に表示する処理である。
次に、図2に示した、ステップS202、S205におけるクライアント端末104の詳細な処理例及び、ステップS203、204における電子帳票サーバ102の詳細な処理例について図を用いて説明する。
まず、クライアント端末104における図2のステップS202に示した矩形エリア82で指示された範囲中の文字列を抽出する処理の詳細について説明する。図3は、クライアント端末104における図2のステップS202に示した矩形エリア82で指示された範囲中の文字列を抽出する処理の詳細を示すフロー図である。上述したように、ステップS202の処理はユーザのドリルダウンの指示に応じて開始される。このユーザによるドリルダウンの指示方法としては種々の方法が考えられるが、本実施形態においては、図11に示すように、矩形エリア82を指定した後に、ユーザがマウス15を操作して帳票内の任意の位置にポインタ90を移動させてクリックすると、ドリルダウン対象となるカテゴリの選択を促す選択肢91が表示され、この選択肢91のいずれか一つを選択する操作により、クライアント端末104がユーザからのドリルダウンの指示を認識するという指示方法を用いる。尚、ドリルダウン対象となるカテゴリの選択とは、例えば、図11に示すように、選択肢91の月次帳票または日次帳票のいずれかをポインタ90により選択することであり、これは、ドリルダウンする帳票データの対象として月次帳票または日次帳票のいずれかを選択することを示す。
以上に説明したユーザからのドリルダウンの指示に応じて、ステップS301において、クライアント端末104は、ドリルダウン用の矩形エリア82の指定があるか否かを判断する。ここで、ドリルダウン用の矩形エリア82の指定が無いと判断した場合(ステップS301のNo)には、クライアント端末104は、表示部12にエラー表示を行なう。また、ドリルダウン用の矩形エリア82の指定が有ると判断した場合(ステップS301のYes)には、クライアント端末104は、ステップS302の処理に移る。
ステップS302においては、クライアント端末104は、図7に示した帳票データに含まれる帳票レイアウト定義情報703を参照して帳票の各行の高さに関する情報を取得する処理を実行する。次に、ステップS303において、クライアント端末104は、ステップS302で取得した帳票の各行の高さ情報と、矩形エリア82の座標情報とを基に、帳票上の該当行を特定する。
次に、ステップS304において、クライアント端末104は、ステップS303で特定された行のX軸方向の範囲を矩形エリア82の座標情報を基に特定する。すなわち、クライアント端末104は、ユーザが指定した矩形エリア82のX軸方向の座標範囲と同一範囲を、該当行のX軸方向の範囲として特定する。以上に示した、ステップS304までの処理が完了することで、クライアント端末104は、ユーザが矩形エリア82で指定したエリア内に含まれる帳票内の該当行とその行の有効範囲(X軸方向)が特定できる。すなわち、クライアント端末104は、矩形エリア82内に含まれる文字列の位置を特定するための位置情報を特定できる。
次に、ステップS305において、クライアント端末104は、図7に示した帳票データに含まれる帳票テキスト配置情報704や帳票テキストデータ703を利用して、ステップS304で特定した位置情報に該当する文字列を抽出する。具体的には、クライアント端末104は、帳票テキスト配置情報704から帳票テキストデータ703が帳票イメージ上のどの座標位置に配置されているのかを取得し、テキストデータの配置座標とステップS304で特定した位置情報の相対関係を基に、位置情報で特定される行及びその行の有効範囲に含まれる文字列を抽出する。
以上に示したように、クライアント端末104は、表示された帳票に対して、ユーザがマウス14で指示した矩形エリア82の位置情報より、ドリルダウン対象の文字列を特定する処理を行なう。また、ユーザがマウス14でドリルダウン対象の文字列を指定する方法は、上述したように、矩形エリア82で指定する方法に限定されるものではない。例えば、マウス15でクリックした点の座標を基にドリルダウン対象の文字列を指定してもよい。
次に、電子帳票サーバ102における図2のステップS203に示したドリルダウン先帳票を抽出する処理の詳細について説明する。尚、上述したように、ステップS203の処理は、電子帳票サーバ102が、クライアント端末104からステップS201で抽出した文字列を含むドリルダウン要求を受信した後に開始する。
図4は、電子帳票サーバ102における図2のステップS203に示したドリルダウン先帳票を抽出する処理の詳細を示す図である。図4に示すように、ステップS401において、電子帳票サーバ102は、受信したドリルダウン要求に含まれるドリルダウン元の帳票の登録日付情報を取得する。尚、クライアント端末104からドリルダウン要求に帳票IDを含めて受信し、電子帳票サーバ102側で帳票IDを基に帳票を特定して、その帳票の登録日付情報を取得するように構成しても良い。
次に、S402において、電子帳票サーバ102は、ドリルダウン元帳票が月次帳票であるのか日次帳票であるのかを判断する。この帳票の判断には、例えばドリルダウン元帳票の持つ属性に基づき、ドリルダウン元帳票が月次帳票か日次帳票かを判断する。尚、ドリルダウン元帳票が月次帳票か日次帳票かをユーザによって判断させるようにしてもよい(目視)し、ドリルダウン元帳票が登録されているフォルダに属性の設定があるなら、フォルダの属性を参照して、ドリルダウン元帳票が月次帳票か日次帳票かを判断してもよい。尚、ステップ406で帳票が月次帳票であった場合にはドリルダウンの対象となる帳票は、日次帳票のみであるので、図9に示したように選択肢91を表示せずに、図13に示すように、日次帳票へのドリルダウンを示すポップアップが表示される。
ステップS402でドリルダウン元帳票が月次帳票であると判断した場合には、ステップS403に進み、電子帳票サーバ102は、ドリルダウン元の帳票と同一フォルダに存在する日次帳票格納先(日次帳票バインダー)の帳票を列挙し、電子帳票サーバ102側のメモリに列挙した帳票一覧情報を格納する。次に、ステップS404に進み、電子帳票サーバ102は、ステップS403でメモリに格納された帳票一覧情報から、ステップS402で取得した登録日付情報で特定される月より1月減算した年月を登録日付とする帳票を抽出することで、ドリルダウン対象となる帳票を絞り込む。例えば、ステップS402で取得した登録日付情報が20xx年6月であれば1月減算した20xx年5月中に登録された日次帳票のみを抽出する。これにより、電子帳票サーバ102のメモリには、ステップS401で列挙された帳票一覧情報のうち、ステップS404で絞り込まれた日次帳票の帳票一覧情報のみを残すものとなる。ステップS404の処理を終えると、電子帳票サーバ102は、ドリルダウン先帳票の抽出処理を終了する。
また、ステップS402でドリルダウン元帳票が日次帳票であると判断した場合には、ステップS405に進み、電子帳票サーバ102は、ドリルダウン先の帳票指定(図9における選択肢91の選択結果)が、月次帳票であるのか日次帳票であるのかを判定する。これは、ドリルダウン元帳票が日次帳票でドリルダウンを行なった場合、後述する図5のステップS502の検索方法で検索された同月で別の日次帳票を表示することも可能であるからであり、図9で説明したようなポップアップ形式の選択肢91(「日次帳票→日次帳票」、「日次帳票→月次帳票」)でユーザにドリルダウン対象となる帳票のカテゴリ選択を促すことが可能である。
ステップS405でドリルダウン先の帳票指定が月次帳票であると判定した場合には、ステップS406に進み、電子帳票サーバ102は、ドリルダウン元の帳票と同一フォルダに存在する日次帳票格納先(日次帳票バインダー)の帳票を列挙し、電子帳票サーバ102側のメモリに列挙した帳票一覧情報を格納する。次に、ステップS407において、電子帳票サーバ102は、ステップS406でメモリに格納した帳票一覧情報から、ステップS401で取得した登録日付情報で特定される年月に1月加算した年月を登録日付とする帳票を抽出することで、ドリルダウン対象となる帳票を絞り込む。このように1月加算したりするのは、通常、月次帳票は帳票の対象となる月の翌月初に作成され登録される特性があるためである。例えば、ステップS401で取得した日次帳票の登録日付が6月であれば7月に登録の月次帳票を抽出する。電子帳票サーバ102のメモリは、ステップS406で列挙された帳票一覧情報のうち、ステップS407で絞り込まれた帳票一覧情報のみを残す。ステップS407の処理を終えると、電子帳票サーバ102は、ドリルダウン先帳票の抽出処理を終了する。
また、ステップS405でドリルダウン先の帳票指定が日次帳票であると判定した場合には、ステップS408に進み、電子帳票サーバ102は、ドリルダウン元の帳票と同一フォルダに存在する日次帳票格納先(ドリルダウン元帳票と同一日次帳票バインダー)の帳票を列挙し、電子帳票サーバ102側のメモリに列挙した帳票一覧情報を格納する。次に、ステップS409に進み、ステップS408で電子帳票サーバ102のメモリに格納された帳票一覧情報から、ステップS401で取得した登録日付情報と同じ年月の帳票を抽出することで、ドリルダウン対象となる帳票を絞り込む。ステップS409の処理を終えると、電子帳票サーバ102は、ドリルダウン先帳票の抽出処理を終了する。
以上に示したように、電子帳票サーバ102は、データベース103に格納している複数の帳票中から、ドリルダウン元の帳票の登録日付を基に、ドリルダウン対照となる帳票を抽出して絞り込む処理を行なうことができる。
次に、電子帳票サーバ102における図2のステップS204に示したドリルダウン先帳票からドリルダウン対象となるページ及び行を抽出する処理の詳細について説明する。図5は、電子帳票サーバ102における図2のステップS204に示したドリルダウン先帳票からドリルダウン対象となるページ及び行を抽出する処理の詳細を示すフロー図である。
図5に示すように、ステップS501はループ処理を示しており、ステップS203で抽出された帳票の件数分、後続のステップS502、S503の処理を繰り返すことを示している。まず、ステップS502において、電子帳票サーバ102は、クライアント端末104がステップS202で抽出してドリルダウン要求に含ませた文字列を用いて、ステップS203で抽出した帳票の内の未処理である帳票の帳票データ内のテキストデータを検索して、検索ヒットした該当行の有無を判定する。検索の結果、ヒット行が一件も無い帳票の場合には、電子帳票サーバ102は、ステップS501で開始したループ処理を終了するか否かを判断する。また、電子帳票サーバ102は、絞り込まれたメモリ内の帳票一覧情報から、ステップS502で検索ヒットが無かった帳票を削除する。
また、検索の結果、ヒット行が存在する帳票の場合には、ステップS503に進み、電子帳票サーバ102は、帳票IDに関連付けて検索ヒットした該当ページ位置と該当行位置に関する情報をメモリに格納する。また、検索ヒット行が存在した帳票の属性情報をメモリ内の帳票一覧情報の付属情報として付加する。ここで属性情報は、検索ヒットした該当ページ位置と該当行位置に関する情報である。以上に示した、ステップS501のループ内での繰り返しが全て完了することでドリルダウン先となる全帳票が特定される。
尚、ステップS502では、メモリ内の帳票一覧情報から、ステップS502で検索ヒットが無かった帳票を削除するように構成したが、これに限定されず、ステップ503でヒットした帳票の情報のみを別途メモリに記憶させるようにしても良い。
次に、クライアント端末104における図2のステップS205に示した電子帳票サーバ102から受信したドリルダウン情報に含まれる帳票データにより帳票(帳票イメージ)を表示部12に表示する処理の詳細について説明する。図6は、クライアント端末104が受信したドリルダウン情報に含まれる帳票データにより帳票を表示部12に表示する処理の詳細を示すフロー図である。尚、上述したように、ステップS205の前に、クライアント端末104は、電子帳票サーバ102から、電子帳票サーバ102がステップS204で抽出したページや行を有する帳票データを含むドリルダウン情報を受信している。
図6に示すように、ステップS601の処理はループ処理であり、クライアント端末104は、受信したドリルダウン情報に含まれる帳票一覧の件数分、後続のステップS602〜S604の処理を繰り返す。この繰り返し処理は、ステップS204で特定された帳票一覧情報の先頭から順にクライアント端末104のディスプレイに帳票イメージを表示し、検索ヒットした該当行、つまり本来の目的であるドリルダウン先となる参照データを表示する処理である。
まず、ステップS602において、クライアント端末104は、受信したドリルダウン情報に含まれる帳票一覧情報から帳票一件分のドリルダウン情報を取得し、該当帳票の帳票イメージをクライアント端末の表示部12に表示し、図12に示すように検索ヒット行1202をハイライト(強調表示)させる。図12は、クライアント端末104における、ドリルダウン先となるデータのハイライト表示例を示す図である。図12に示すように、矢印1201は、表示中の帳票の次または前の帳票に表示を切り替えるためのボタンである。1202は、検索ヒット行であり、ドリルダウン先となるデータを含む行である。尚、検索ヒット行1202をどの位置にハイライト表示するかは、表示中の帳票の帳票テキスト配置情報704に基づき決定する。
尚、検索ヒット行1202を強調表示する方法は、上述したようにハイライトする方法に限定されるものではなく、文字を別の色に変えて表示してもよいし、検索ヒット行以外の行を別の色に変えるよう強調表示しても良い。また、本実施形態では行単位で強調表示するように構成したが、列単位で強調表示するように構成しても良いし、部分的なエリアを強調表示してもよい。列単位で強調表示する際には、クライアント端末104は、強調表示する列の各行の位置を帳票テキスト配置情報704から割り出しハイライトさせる範囲を決定し、ハイライト表示する。
次に、ステップS603において、クライアント端末104は、受信したドリルダウン情報に含まれる帳票一覧から既に処理済みの帳票を除外した次の処理対象となる帳票があるか否かを判定する。次に、ステップS604では、ステップS603の判定の結果、対象帳票がある場合に、ユーザに対しその帳票を続けてディスプレイ上に表示するか否かを問い合わせる。問い合わせる手段としては、ポップアップ画面を表示し入力部による選択を行なわせる方法が考えられる。尚、図13の矢印1201のようなユーザインターフェイスをもちいて帳票を続けてディスプレイ上に表示するか否かを問い合わせるようにしても良い。尚、「図8→図10→図13」は、月次帳票から日次帳票へドリルダウンし、ハイライト(強調)表示するまでの画面推移を示している。
[他の実施形態]
上述した実施形態では、クライアント端末104側で帳票上に指定された矩形エリア82内の文字列を抽出するように構成したが、以下に示す他の実施形態においては、電子帳票サーバ102側で、クライアント端末104において帳票上に指定された矩形エリア82内の文字列を、帳票データから抽出する処理を行なう。具体的には、クライアント端末104側で文字列を抽出するための位置情報を特定して(例えば、ステップS301〜S304の処理)、その特定した位置情報を電子帳票サーバ102側に送信し、電子帳票サーバ102側で受信した位置情報を基に帳票中の文字列を抽出処理を行なう構成であってもよい。以上に説明したように、クライアント端末104及び電子帳票サーバ102は、図2〜図6までに示した処理において互いに分担する処理を適時変更してもよい。
尚、本実施形態でクライアント端末104での制御は、例えばActiveXやJava(R)Scriptなどの技術によって実現可能である。
以上に説明したように、本実施形態における電子帳票システムにおいては、ホストコンピュータ101から出力される印刷ストリームを順次電子帳票として登録した、データ相互間の関連情報を持たない帳票データであっても、文字列を基に検索することができるので、上位階層から下位階層、また、下位階層から上位階層への相互参照が可能となる。また、関連情報を持たない帳票データに対しては電子化する際に関連付けが行なえる。また、ユーザが指定した個所を強調表示することでユーザが指定した個所を一目でわかることができる。
尚、上述した電子帳票サーバ102及びクライアント端末104は、種々の処理機能を実現する為のプログラムをメモリより読み出してCPU302が実行することによりその機能を実現させるものであったが、この限りではなく、各処理の全部または一部の機能を専用のハードウェアにより実現してもよい。
また、上述したメモリは、光磁気ディスク装置、フラッシュメモリ等の不揮発性のメモリや、CD−ROM等の読み出しのみが可能な記録媒体、RAM以外の揮発性のメモリ、あるいはこれらの組み合わせによるコンピュータ読み取り、書き込み可能な記録媒体より構成されてもよい。
また、上述した電子帳票サーバ102及びクライアント端末104において図2〜図6に示す各種処理を行なう機能を実現する為のプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより各処理を行なっても良い。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現する為のものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムに既に記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
また、上記のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体等のプログラムプロダクトも本発明の実施形態として適用することができる。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
図14に示した、ホストコンピュータ101、電子帳票サーバ102及びクライアント端末104のハードウェア構成例を示す図である。 本実施形態の電子帳票サーバ102及びクライアント端末104の間で行なわれる帳票閲覧サービスにおけるドリルダウンの処理を示すフロー図である。 クライアント端末104における図2のステップS202に示した矩形エリア82で指示された範囲中の文字列を抽出する処理の詳細を示すフロー図である。 電子帳票サーバ102における図2のステップS203に示したドリルダウン先帳票を抽出する処理の詳細を示す図である。 電子帳票サーバ102における図2のステップS204に示したドリルダウン先帳票からドリルダウン対象となるページ及び行を抽出する処理の詳細を示すフロー図である。 クライアント端末104が受信したドリルダウン情報に含まれる帳票データにより帳票を表示部12に表示する処理の詳細を示すフロー図である。 本実施形態における電子帳票サーバ102が管理する帳票データのデータ構成例を示す図である。 表示部12に表示する帳票の一例及び指定されたエリアの明示例を示す図である。 表示部12に表示する帳票の一例及び指定されたエリアの明示例を示す図である。 電子帳票サーバ102がクライアント端末104に提供する帳票の一覧画面例を示す図である。 帳票別の属性設定を行なう属性設定画面例を示す図である。 日次帳票へのドリルダウンとなるポップアップ例を示す図である。 クライアント端末104における、ドリルダウン先となるデータのハイライト表示例を示す図である。 電子帳票サーバ及び電子帳票閲覧端末を備える電子帳票システムの概略構成例を示す図である。
符号の説明
100 ネットワーク
101 ホストコンピュータ
102 電子帳票サーバ
103 データベース
104 クライアント端末

Claims (12)

  1. 電子帳票を管理する電子帳票サーバと、前記電子帳票サーバとネットワークを介して接続可能な情報処理装置とを具備する電子帳票システムであって、
    前記情報処理装置は、前記情報処理装置内に表示された電子帳票において指定された位置を特定する特定手段と、
    前記特定手段で特定された位置に対応する文字情報を抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段で抽出した文字情報を含む電子帳票識別情報を前記電子帳票サーバに送信する送信手段とを具備し、
    前記電子帳票サーバは、前記情報処理装置より受信した電子帳票識別情報と電子帳票の登録日付に基づき電子帳票を検索する検索手段と、
    前記検索手段で検索した電子帳票を前記情報処理装置に送信する送信手段とを具備することを特徴とする電子帳票システム。
  2. 前記電子帳票サーバが管理する電子帳票は、フォーム情報と文字情報と文字配置情報とを少なくとも含むことを特徴とする請求項1に記載の電子帳票システム
  3. 前記抽出手段は、前記特定手段が特定した前記位置と重なる一連の文字列を抽出することを特徴とする請求項1または2に記載の電子帳票システム。
  4. 前記抽出手段は、前記特定手段が特定した前記位置と重なる一行分の文字列を抽出することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の電子帳票システム。
  5. 前記情報処理装置は、
    前記検索手段で検索された電子帳票を前記電子帳票サーバから受信する受信手段と、
    前記受信手段が受信した電子帳票を表示する表示手段と、
    前記表示手段に表示する電子帳票において前記文字列に対応する部位を強調表示する強調表示手段と
    を具備することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の電子帳票システム。
  6. 前記強調表示手段は、前記第2の帳票において前記文字列に対応する部位を含む行又は列を強調表示させることを特徴とする請求項5に記載の電子帳票システム。
  7. 前記検索手段は、前記情報処理装置で表示された電子帳票が日次帳票の場合、前記情報処理装置で表示された電子帳票の登録日付に対して次の月の月次帳票を抽出して、抽出した月次帳票から前記文字列を含む月次帳票を検索することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の電子帳票システム。
  8. 前記検索手段は、前記情報処理装置で表示された電子帳票が月次帳票の場合、前記情報処理装置で表示された電子帳票の登録日付に対して前月の日次帳票を抽出して、抽出した日次帳票から前記文字列を含む日次帳票を検索することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の電子帳票システム。
  9. 電子帳票を表示可能な情報処理装置とネットワークを介して接続されている電子帳票サーバであって、
    前記情報処理装置内に表示された電子帳票において指定された位置情報と該電子帳票の電子帳票識別情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段で受信した位置情報と電子帳票識別情報に基づき文字情報を抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段で抽出した文字情報と電子帳票の登録日付に基づき電子帳票を検索する検索手段と、
    前記検索手段で検索した電子帳票を前記情報処理装置に送信する送信手段と
    を具備することを特徴とする電子帳票サーバ。
  10. 前記電子帳票サーバが管理する電子帳票は、フォーム情報と文字情報と文字配置情報とを少なくとも含むことを特徴とする請求項9に記載の電子帳票サーバ
  11. 電子帳票を管理する電子帳票サーバと、前記電子帳票サーバとネットワークを介して接続可能な情報処理装置とを具備する電子帳票システムを用いた電子帳票閲覧方法であって、
    前記情報処理装置は、前記情報処理装置内に表示された電子帳票において指定された位置を特定する特定工程と、
    前記特定工程で特定された位置に対応する文字情報を抽出する抽出工程と、
    前記抽出工程で抽出した文字情報を含む電子帳票識別情報を前記電子帳票サーバに送信する送信工程とを具備し、
    前記電子帳票サーバは、前記情報処理装置より受信した電子帳票識別情報と電子帳票の登録日付に基づき電子帳票を検索する検索工程と、
    前記検索工程で検索した電子帳票を前記情報処理装置に送信する送信工程と
    を具備することを特徴とする電子帳票閲覧方法。
  12. 電子帳票を管理する電子帳票サーバ用プログラム及び、前記電子帳票サーバとネットワークを介して接続可能な情報処理装置用のプログラムを含むプログラムであって、
    前記情報処理装置は、前記情報処理装置内に表示された電子帳票において指定された位置を特定する特定工程のプログラムコードと、
    前記特定工程で特定された位置に対応する文字情報を抽出する抽出工程のプログラムコードと、
    前記抽出工程で抽出した文字情報を含む電子帳票識別情報を前記電子帳票サーバに送信する送信工程のプログラムコードとを具備し、
    前記電子帳票サーバは、前記情報処理装置より受信した電子帳票識別情報と電子帳票の登録日付に基づき電子帳票を検索する検索工程のプログラムコードと、
    前記検索工程で検索した電子帳票を前記情報処理装置に送信する送信工程のプログラムコードとを具備することを特徴とするプログラム。
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