JP2005188969A - トイレシステムおよび住環境制御システム - Google Patents

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愛美 改田
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孝子 白石
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Akihito Kamei
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Abstract

【課題】 使用者のストレスレベルに応じて、リラックスできる環境を作り出すトイレシステムを提供する。
【解決手段】 トイレシステム100は、使用者から所定の生体情報を取得する生体情報検知部120と、取得された生体情報に基づいて、使用者のストレスのレベルを判定するストレス判定部150と、使用者に知覚される音、芳香および照明の各環境要素を生成する音楽再生部171、芳香発生部172および照明部173と、判定されたストレスのレベルに応じて、音楽再生部171、芳香発生部172および照明部173によって生成される環境要素を制御する環境制御部160とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、トイレ空間において使用者の生体情報を検知し、検知結果に基づいて使用者のストレスレベルを判定した上、判定されたストレスレベルに応じて使用者のリラックスを促すようトイレ環境を制御するトイレシステムおよび住環境を制御する住環境制御システムに関する。
従来、トイレにいると心身ともにおちつくという人が多く、また寝室やリビングと異なり、自分だけで使用するパーソナルな場であるというトイレの特徴に着目し、トイレ空間内に、音楽を流し、自然の花を置き、芳香を発生させ、発光球を用いて壁面を装飾し、さらには使用者がお茶等を楽しむことができるように、給茶設備を備えたトイレユニットが提案されている(例えば、特許文献1参照)。これによれば、使用者は、トイレを利用する本来の目的を達することもできるうえ、リラクゼーションの場としてトイレを積極的に活用し、ストレスを解消することができる。
また、使用者から生活状況や生体情報の入力を受け付け、あるいは、生活状況や生体情報に関する設問などを提示してその回答を受け付け、尿検査などにより使用者のストレス状態を判定し、生活習慣の改善に関するアドバイスを行う生活習慣改善支援システムが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特許第3083791号公報 特開2000−311192号公報
しかしながら、上記従来のトイレユニットは、使用者の生体情報から判定されるストレスレベルに対応して、トイレ環境を動的に変化させるものではない。また、上記生活習慣改善支援システムは、使用者の生活習慣改善のためのアドバイスをするものであり、トイレ空間内において使用者にリラックス環境を提供するものではない。
本発明は上記従来の課題を考慮し、使用者がトイレを使用する際に、ストレスに関連する生体情報を検出して使用者のストレスレベルを判定し、判定されたストレスレベルに応じてトイレ空間の環境を変化させ、使用者のリラックスを促すことができるトイレシステムを提供することを第1の目的としている。
また、本人が気づいていないストレス状態を、トイレ空間内の環境変化によって気づかせ、日常的な健康管理、特にメンタルストレスの管理に役立てることができるトイレシステムを提供することを第2の目的としている。
上記従来の課題を解決するために、本発明のトイレシステムは、使用者の環境を制御するトイレシステムであって、使用者から所定の生体情報を取得する生体情報取得手段と、取得された前記生体情報に基づいて、前記使用者のストレスのレベルを判定するストレス判定手段と、前記使用者に知覚される音、芳香および照明のうち1以上の環境要素を生成する環境生成手段と、前記判定されたストレスのレベルに応じて、前記環境生成手段によって生成される環境要素を制御する環境制御手段とを備えることを特徴とする。
また、前記トイレシステムはさらに、使用者による、所定の音または音楽、所定の音量、所定の芳香、所定の明るさおよび所定の照明の色調のうち、少なくとも1つの環境要素の選択を受け付ける個人環境情報入力手段と、前記使用者から受け付けた環境要素の選択を個人別に記憶する個人環境情報記憶手段と、使用者のトイレ入室を検知し、前記個人識別手段を起動する入室検知手段とを備え、前記環境制御手段は、使用者の入室が検知され、個人が識別されると、前記環境生成手段に、前記使用者によって選択された環境要素を生成させ、前記生体情報が取得され、前記使用者のストレスのレベルが判定されると、判定結果の前記レベルに応じて、前記環境要素を更新させるとしてもよい。
また、前記トイレシステムはさらに、前記ストレス判定手段による判定結果を使用者に報知する判定結果報知手段を備えるとしてもよい。
さらに、前記トイレシステムはさらに、ストレスに対処するための生活上のアドバイスを複数記憶するアドバイス情報記憶手段と、前記ストレス判定手段によって判定された前記ストレスのレベルに対応するアドバイスを、前記アドバイス情報記憶手段から読み出して前記使用者に報知するアドバイス報知手段とを備えるとしてもよい。
また、本発明の住環境システムは、使用者の環境を制御する住環境システムであって、使用者から所定の生体情報を取得する生体情報取得手段と、使用者の個人識別を行う個人識別手段と、日時をカウントする計時手段と、取得された前記生体情報と、前記生体情報が取得された日時とを対応付けて、識別された個人別に記憶する生体情報記憶手段と、取得された前記生体情報を、前記生体情報の基準値および同一使用者について過去に取得された前記生体情報と比較することによって、前記使用者のストレスのレベルを判定するストレス判定手段と、前記使用者に知覚される音、芳香および照明のうち1以上の環境要素を生成する環境生成手段と、前記判定されたストレスのレベルに応じて、前記環境生成手段によって生成される環境要素を制御する環境制御手段とを備えることを特徴とする。
なお、本発明は、このようなトイレシステムまたは住環境システムとして実現することができるだけでなく、このようなトイレシステムまたは住環境システムが備える特徴的な手段をステップとするトイレ環境制御方法または住環境制御方法として実現したり、それらのステップをコンピュータに実行させるプログラムとして実現したりすることもできる。そして、そのようなプログラムは、CD−ROM等の記録媒体やインターネット等の伝送媒体を介して配信することができるのは言うまでもない。
以上のように本発明のトイレシステムによれば、使用者の生体情報からストレスレベルを判定し、判定されたストレスレベルに応じて、音楽を再生し、香りを発生し、照明を制御するので、使用者は、トイレ空間内で気分が安らぎ、リラックスすることが可能となる。これにより、使用者はストレス解消をすることもでき、ストレスによって引き起こされるような心身の病気を未然に防ぐことができる。
また、使用者の日常のトイレ使用時に生体情報を計測するので、面倒な測定の手間が不要であり、うっかりして測定忘れとなるようなことも防止できる。
また、トイレ入室時に自分の好みの環境が生成されるように、使用者があらかじめ好みの環境を指定しておくことができるので、使用者は、好みの環境の中でゆったりした気分で排泄行為を行うことができる。
また、ストレスレベルに応じて更新される環境の変化によって、普段自分では気づかないストレス状態を知ることができる。
さらに、判定結果が報知されることにより、使用者は、日常的なストレス状態を明示的に知ることができ、併せて生活上のアドバイスを得ることもできるので、ストレス解消につながるような生活習慣の改善を速やかに行うことができる。
また、本発明の住環境システムによれば、バスユニット、寝室およびリビングルームなどの住環境において上記トイレシステムと同様の効果を得ることができる。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1におけるトイレシステム100の構成を示すブロック図である。図1に示すように、本実施の形態におけるトイレシステム100は、ドア開閉検出部111、個人識別部110、生体情報検知部120、計時部130、記憶部140、ストレス判定部150、環境制御部160、音楽再生部171、芳香発生部172および照明部173を備える。ドア開閉検出部111は、ドアの開閉部に備えられる接触センサや磁気センサなどと、トイレ室内に備えられる赤外線センサやレーザセンサなどとの組み合わせによって実現され、トイレのドアの開閉を検出するとともに、トイレ室内の人の存在を検出する。これにより、トイレ室内への使用者の入室を検出する。個人識別部110は、使用者がトイレに入室した際に使用者からの入力を受け付け、使用者を特定する。生体情報検知部120は、使用者のストレスレベルを評価するための所定の生体情報を検知する。生体情報検知部120は、内部に採尿部121およびホルモン検出部122を備える。採尿部121は、トイレ空間の便器に取り付けられて、使用者の排尿時に尿を採取する。ホルモン検出部122は、採尿部121により採取された使用者の尿中から、所定のホルモンを検出する。ホルモン検出部122が検出するホルモンは、ストレスに関連の深いコルチゾール、カテコールアミン(アドレナリン、ノルアドレナリン)の少なくともひとつとする。コルチゾールおよびカテコールアミンの体内分泌には約1日を周期とした日内変動(概日リズム)が存在し、一般的には朝が高値で、夕方から夜にかけて低値となる変動を生じ、その傾向はコルチゾールでより強い。ストレスが加わると、ストレスがない場合に比べて、コルチゾール、カテコールアミン(アドレナリン、ノルアドレナリン)双方で分泌量が高値となる。ホルモンを検出する方法には、例えば、カテコールアミンと特異的な蛍光反応を生じるトリヒドロキシインドールなどの化学物質を用いた液体クロマトグラフィーによる測定方法および、ホルモンに対して特異的に結合する抗体を用いた免疫学的測定方法などがある。免疫学的測定方法の代表的なものには、化学発光免疫測定法、蛍光免疫測定法、酵素免疫測定法(EIA)、抗体を結合させた微粒子を用いた免疫凝集法、およびイムノクロマトグラフィー法などがある。これらの中でも、化学発光免疫測定法、蛍光免疫測定法が、微量ホルモンの高感度測定が可能であるため、望ましい。
計時部130は、日時をカウントする。記憶部140は、情報を記憶するための記憶領域を備え、内部に、生体情報記憶部141および個人環境情報記憶部142を備える。生体情報記憶部141は、生体情報検知部120によって取得された生体情報と、生体情報検知部120の測定日時を示す計時部130からの日時情報とを関連付けて個人別に格納する。個人環境情報記憶部142は、CD、テープ、メモリーカードなどの記憶メディアによって実現され、使用者からの入力によって指定された使用者の好みの音楽、好みの音量、好みの明るさ、好みの色調および好みの香りなど、各環境要素についての個人の嗜好を表す情報と、音や音楽の内容そのものである音楽データとを記憶する。具体的には、個人環境情報記憶部142には、音楽データとして、川のせせらぎやさざ波の音や鳥の声、あるいはクラシック音楽などをあらかじめ複数記憶しておき、それを使用者がタイトルなどを参照して好みのものを選択することにより、個人の嗜好を表す情報を作成・保存するようにしてもよい。また、あらかじめ個人の嗜好を表す情報を作成・保存するのではなく、個人環境情報記憶部142には音楽データだけを記憶しておき、トイレ入室の都度、使用者に好みの音や音楽をレベル毎に選択してもらい、その都度作成するとしてもよい。さらに、トイレ入室時には使用者によってその場で選択された音や音楽を再生し、排尿後にはストレスレベルに応じて適切な音や音楽をシステム側で自動的に選択して再生する方法でもよい。また、使用者があらかじめ記憶媒体に用意した好みの音楽を順次に選択したり、ランダムに選択したり、使用者のレベル設定に従って選択したりして再生するような構成にしてもよい。ストレス判定部150は、あらかじめ記憶部140に記憶されている判定テーブルに基づき、生体情報記憶部141に記憶された生体情報から、使用者のストレスレベルを判定する。環境制御部160は、ストレス判定部150の判定結果に基づいて、トイレ空間内の音楽や香りや照明などの環境を制御する。環境制御部160は、音楽再生制御部161、芳香発生制御部162および照明制御部163を備える。音楽再生制御部161は、個人識別部110からの情報に基づき、個人環境情報記憶部142を参照して、音楽再生部171に使用者の好みの音や音楽を、好みの音量で再生させる。芳香発生制御部162は、個人識別部110からの情報に基づき、個人環境情報記憶部142を参照して、芳香発生部172に使用者の好みの芳香を発生させる。さらに、照明制御部163は、個人識別部110からの情報に基づき、個人環境情報記憶部142を参照して、使用者の好みの色調で好みの明るさに照明部173を制御する。音楽再生部171は、テープレコーダー、CDプレーヤーなどの音楽再生装置や、メモリーカードなどの音楽データを再生可能な装置、有線放送の受信装置またはそれらに接続されたスピーカーなどにより実現される。芳香発生部172は、エッセンシャルオイルなどをヒーターで加熱して気化させることにより芳香を発生させる芳香器である。具体的には、ラベンダーなどの種類の異なるエッセンシャルオイルがカートリッジに入っており、ストレス判定結果に応じて選択された香りのオイルの入ったカートリッジが作動し、オイルの温度を上昇させオイルの蒸発によって香りを発生させる。あるいは、香りの異なるスプレーを噴射させるなどして香りをだすようにしてもよい。香りの内容は、例えば、ラベンダーやジャスミンなどのアロマやフルーツの香りなどで、あらかじめ芳香発生部172に準備しておく。その他、使用者の好みのエッセンシャルオイルや芳香剤などを使用してもよい。照明部173は、トイレ室内を照明し、明るさを調節できる白熱灯などの照明器具である。色調の切り替えは、例えば、照明部173内のランプの切り替えなどにより行う。
なお、ここでは生体情報検知部120は尿中のホルモン検出を行うものとしたが、唾液中のホルモンや、心拍数、および血圧、加速度脈派などの尿以外の生体情報を検知するものとしてもよい。
図2は、図1に示したトイレシステム100の外観の一例を示す図である。同図に示すように、トイレシステム100の便器201には、採尿部121、ホルモン検出部122(図示省略)およびおしり洗浄器のコントローラ202などが備えられる。おしり洗浄器は、便器201内に備えられた図示しないシャワーノズルなどから温水を放出し、使用者のおしりを洗浄する装置である。このコントローラ202は、おしり洗浄器の温水の温度や、ビデ洗浄のためのノズル位置などを設定するための入力部であるが、ここでは、例えば、トイレシステム100の芳香発生部172を備えている。実際には、トイレシステム100の芳香発生部172は、トイレ室内のどの位置に設置されてもよい。例えば、トイレ壁面に芳香の蒸気を放出するための開口部を設け、外部からカートリッジを取替え可能な状態にしておけば、芳香発生部172の本体は壁に埋め込まれて設置されてもよい。便器201の横のトイレ壁面には、使用者が便座に着座したときに入力操作を行い易い位置に個人識別部110への入力操作部を備えたモニタ203が設置される。また、使用者が便座に着座したときの背後のコーナには、スピーカ(音楽再生部171)が設置されている。さらに、トイレ室内の天井部には、図示しない照明部173が備えられている。これにより、トイレシステム100の使用者は、トイレ室内に入って便座に着座し、モニタ203から個人識別情報を入力すれば、落ち着いた照明の中で心地よい香りと自分の好みの音楽とを楽しみながら、リラックスすることができる。
以上のように構成されたトイレシステム100について、以下にその動作および作用を、図3および図4のフローチャートを用いて説明する。
図3は、図2に示したモニタ203に図1の個人識別部110、計時部130、記憶部140、ストレス判定部150および環境制御部160が内蔵される場合の各部の関係を示す図である。図4は、図1に示したトイレシステム100の動作を示すフローチャートである。まず、使用者によってトイレのドア301が開けられると、ドア開閉検出部111はドア301が開けられ使用者が入室したことを検出し、それをモニタ203に内蔵される個人識別部110に通知する。一方、ドア301が開けられ使用者がトイレから退出した場合には、何も通知しない。これにより、トイレシステム100の電源が自動的に起動され、個人識別部110は、使用者からの入力を受け付け、使用者の個人識別を行う(S401)。個人識別の方法は、使用者があらかじめ自分の識別番号を個人識別部110に登録しておき、モニタ203に備えられたボタンを押すことにより、登録しておいた自分の識別番号を個人識別部110に入力する。個人識別の方法は、この方法に限らず、例えば、体重や指紋などを用いた公知の識別方法を使用してもよい。
次に、環境制御部160は、個人識別部110からの個人識別情報に基づき、個人環境情報記憶部142を参照し、その使用者によってあらかじめ選ばれた入室時の好みの環境設定を実行する。図5は、図1の個人環境情報記憶部142に格納される個人別環境設定テーブルの一例を示す図である。同図に示すように、個人別環境設定テーブルには、入室時の環境設定とストレスレベル(3段階)に応じた環境設定として、あらかじめ使用者の好みによって決められた「音・音楽」、「香り」および「照明」の指定が記述されている。例えば、使用者Aの個人別環境設定テーブルには、入室時に「音・音楽」として「川のせせらぎ」を再生し、「香り」として「柑橘系」の芳香を発生させるとともに、「照明」として「1(明るくクリアな色調の照明)」を行うことが指定されている。また、ストレス判定部150によりストレスレベルが「ストレス普通」であると判定された場合にも、入室時と同じ環境設定が記述されている。次に、ストレス判定部150により、ストレスレベルが「ストレスややあり」と判定された場合については、「音・音楽」として「さざ波の音」を再生し、「香り」として「ジャスミン」の芳香を発生させるとともに、「照明」として「2(明るく暖かい色調の照明)」を行うことが指定されている。さらに、ストレスレベルが「ストレスあり」と判定された場合については、「音・音楽」として「ショパン」を再生し、「香り」として「ラベンダー」の芳香を発生させるとともに、「照明」として「3(やや明るさを落とした落ち着いた色調の照明)」を行うことが指定されている。
例えば、個人識別部110により、入室した使用者が使用者Aであると識別された場合、音楽再生制御部161は音楽再生部171に「川のせせらぎ」を再生させ、芳香発生制御部162は芳香発生部172に「柑橘系」の芳香を発生させ、照明制御部163は照明部173に「明るくクリアな色調」の照明を行わせる。このようにして、環境制御部160は、個人環境情報記憶部142にあらかじめ個人別に登録された、入室時の好みの音楽と香りと照明に関する情報を呼び出し、使用者の好みの環境を作り出す(S402)。
次に、使用者が排尿をすると、採尿部121が動作し、尿を採取する(S403)。ホルモン検出部122は、採尿部121により採取された尿中のストレスに関連する所定のホルモン(以降、「尿中ストレスホルモン」と呼ぶ)を検出する(S404)。生体情報記憶部141は、ホルモン検出部122から検出結果を受信し、計時部130から取得した測定日時の情報と対応付けて個人別に記憶する(S405)。
次に、ストレス判定部150は、生体情報記憶部141に記憶された使用者のストレスレベルを判定する(S406)。図6は、使用者Aの尿中ストレスホルモン値の日別推移を示すグラフである。図7は、図1のストレス判定部150におけるストレスレベル判定方法の一例を示すテーブルである。ストレスレベルの判定方法について、図6と図7を用いて説明する。
(1)まず、ストレス判定部150は、生体情報記憶部141に格納された尿中ストレスホルモン値情報から、その日の1回当りの検出量を算出し、算出された検出量を、図6のグラフに示すように、基準値範囲と比較することによって、尿中ストレスホルモン値を「基準値範囲内」「基準値範囲より高い」の2段階に判別する。なお、尿中コルチゾールの基準値は、一般に8〜25μg/dlとされており、ストレス判定部150における基準値としては8〜10μg/dlを目安とするが、本発明はこの値に限定されず、他の値の範囲を基準値としてもよい。また、その日の1回当りの検出量を算出する方法は、1日の測定回数あたりの平均値を算出する方法であってもよいし、その日の測定値の中央値をとる方法であってもよいし、それ以外の方法であってもよい。
(2)次に、ストレス判定部150は、今回測定された尿中ストレスホルモン値(A)が、前回の測定時と比較してどのように変化しているか(変化傾向(B))を判定する。今回測定されたストレスホルモン値が、前回と同様であれば「変化なし」、前回より高い場合は「悪化」、前回より低い場合は「良化」と判定する。
次に、ストレス判定部150は、測定時の尿中ストレスホルモン値(A)と変化傾向(B)とにより、使用者の測定時のストレスレベルを3段階、すなわち、「ストレス普通」「ストレスややあり」「ストレスあり」と判定する。例えば、測定時の尿中ストレスホルモン値(A)が基準値範囲より高く、前回測定時と比較してさらに悪化していれば、「ストレスあり」と判定する。
なお、ストレスレベルの判定方法は、上記の例に限定されず、使用者の過去のストレスホルモン量の平均値と測定日のストレスホルモン量とを比較し、測定日のストレスホルモン量が過去のストレスホルモン量の平均値に対して所定の割合以上である場合に、「ストレスあり」と判定するなど、他の方法であってもよい。
次に、環境制御部160は、ストレス判定部150により判定された3段階のストレスレベルに応じて、図5に示すようにあらかじめ個人環境情報記憶部142に登録しておいた使用者の好みに応じた音や音楽を再生し、使用者の好みに応じた香りを発生すると同時に、使用者の好みに応じた照明を行い、トイレ内の環境を制御し、使用者がストレスレベルに応じてリラックスできる環境を作り出す(S407)。例えば、ストレス判定結果において「ストレスあり」と判定された場合、図5のように、音楽再生部171は「ショパン」の音楽を再生し、芳香発生部172は「ラベンダー」の香りを発生する。また、照明部173は、「やや明るさを落とした落ち着いた色調」の照明を行う。
このように、トイレシステム100によれば、使用者のストレスレベルに応じて音楽や香りや照明に関する環境が自動的に変更されるので、使用者は間接的に自分のストレスレベルに気づくことができる。
以上のように、本実施の形態のトイレシステム100によれば、使用者がトイレシステムを使用する際、使用者の生体情報を検知し、記憶して、生体情報の量や変化傾向によりストレスレベルを判定するので、使用者がわざわざ検査をする手間をかけなくても、日常の生活行為の中に測定を組み込んでストレスレベルを判定することができる。
また、環境制御部160が、使用者の好みの音楽を再生し、芳香を発生し、照明を調節するので、使用者は日常生活のトイレ使用中に、ゆったりとした気分で、音楽に聴き入り、香りを楽しむことができる。音楽には、からだの代謝をうながす効果や、曲によって筋肉の力を高めたり、低めたりする効果、あるいは、からだをめぐる血液の量や血圧、脈拍数などを変化させる効果、痛みを感じる痛覚を弱める効果などがあり、また、香りには、免疫力を高める効果や、緊張をほぐす効果、集中力を高める効果や疲れたからだを活性化させる効果などがあるので、使用者は音楽を聴き、香りを楽しむことで、緊張が緩和され、不安を解かれ、気分が安らぎ、心とからだをリラックスさせることができる。これにより、使用者が日常生活の一部としてトイレを利用することが、ストレス解消につながり、ストレスによって引き起こされる様々な症状を軽減させることが可能になる。
トイレ空間は寝室やリビングと違い、パーソナルな空間であるので、他人の影響を受けず、自分だけのリラックス空間を作ることができるので、特に有効である。
また、使用者は、トイレ入室時の環境を、あらかじめ自分の好みの環境に設定しておくことができるので、使用者はゆったりした気分で排泄行為をすることができる。このことは特に、高血圧者にとって危険な排便時の血圧上昇を和らげることにも利用可能である。
また、トイレシステム100は、日々変動する使用者の生体情報に基いて測定時のストレスレベルを判定し、トイレ空間内の環境を変更するので、使用者は排泄前と排泄後とでトイレ空間内の環境が変化したことによって、自分ではなかなか気づきにくい自分自身のストレス状態を知ることもできる。
さらに、トイレシステム100は、使用者のストレスレベルに応じて適切なリラックス環境を作ることにより、より効果的に使用者をリラックス状態へ誘導することができる。
また、トイレシステム100は、音、香り、照明だけでなく、マイナスイオン発生器などを備えておき、使用者のストレスレベルに応じて(例えば、使用者のストレスレベルが基準値と比較して一定以上高いときなど)、上記環境制御に加えて、さらにマイナスイオンなどを発生させるとしてもよい。このように、本発明のトイレシステム100は、音、香り、照明の他に、いろいろなリラックス要素を加味するとしてもよい。また、これら音、香り、照明などの一部の要素だけを環境制御に用いる(例えば、音楽のみ使用者のストレスレベルに応じて変更する)ものであってもよいし、それらを任意に組み合わせた(例えば、音楽と芳香のみ使用者のストレスレベルに応じて変更する)ものであってもよい。
なお、図7の説明において、(2)の変化傾向(B)の判定で、ストレス判定部150は、今回の測定結果である尿中ストレスホルモン値(A)と、前回の測定結果とを比較すると説明したが、本発明はこれに限定されず、例えば、今回の尿中ストレスホルモン値(A)を前日の最終の測定結果と比較してもよいし、前日の測定結果の平均値と比較してもよいし、さらに、前日の同時間帯の測定結果と比較してもよい。
(実施の形態2)
図8は、本発明の実施の形態2におけるトイレシステム800の構成を示すブロック図である。図8に示すように、本実施の形態2におけるトイレシステム800が実施の形態1のトイレシステム100と異なる点は、トイレシステム800が、新たに、ストレス判定部150による判定結果に応じた内容のストレスに関する情報を使用者に提示する報知部810を備え、記憶部840が新たに、使用者のストレスレベルに対応したストレスに関する生活アドバイス情報を記憶するアドバイス情報記憶部841を備えた点である。報知部810は、ストレス判定部150によるストレスレベルの判定結果を使用者に提示する結果表示部811と、ストレス判定部150からの情報に基づきアドバイス情報記憶部841に記憶されたアドバイス情報を呼び出して報知するアドバイス表示部172とを備えている。
以上のように構成されたトイレシステム800について、以下にその動作、作用を図9のフローチャートを用いて説明する。図9は、図8に示したトイレシステム800の動作を示すフローチャートである。なお、実施の形態2のトイレシステム800において、図9のステップS901〜ステップS907の処理は、図4に示したステップS401〜ステップS407の処理と同様であるので、説明を省略する。
環境制御部160が、使用者のストレスレベルに応じて音や香りや照明などの環境要素を変更(S907)した後、トイレシステム800では、さらに、報知部810が、ストレス判定部150からの判定結果であるストレスレベルに応じた内容のストレスに関する情報を表示する(S908)。
具体的には、まず、結果表示部811がストレス判定部150の判定結果である使用者のストレスレベルを例えば、図2に示したモニタ203に表示する。次いで、アドバイス表示部172は、使用者のストレスレベルに応じたアドバイスを、アドバイス情報記憶部841から呼び出してモニタ203に表示し、使用者に提示する。アドバイス表示部172によるアドバイスの内容は、例えば、判定結果のストレスレベルが「ストレスあり」の場合は、「ストレスがかなりたまっていますね。栄養のバランスのとれた食事をし、睡眠をよくとり、あまり疲れをためないようにしましょう。」とする。また、判定結果のストレスレベルが「ストレスややあり」の場合は、「ストレスが少したまり気味ですね。気分転換を心がけましょう。」とする。さらに、判定結果のストレスレベルが「ストレス普通」の場合は、「ストレスはあまりたまっていないようですね。今の状態を維持するようにしましょう。」などとする。もちろん、アドバイス表示部172によるアドバイスの内容は、これらの文言に限定されず、これらとは異なる表現および内容であってもよい。
なお、結果表示部811による判定結果の表示内容は、ストレスレベルの日別変化のグラフや表であってもよい。また、これらのような判定結果の表示やアドバイスは、使用者が希望する場合のみに表示するようにしてもよい。
なお、報知部810は、トイレ内に設けた液晶ディスプレイ(図2のモニタ203)などに判定結果などを表示するだけでなく、音声によってその内容を使用者に知らせてもよい。また、報知部810内に通信回線やバスなどを介して、データを他の情報端末装置に送信する送信部を備えておき、送信部を介して、結果表示部811およびアドバイス表示部172の表示内容を、家庭内に設けた別の情報端末装置に送信したり、あらかじめ登録されている携帯電話やパソコンなどのメールアドレスに送信するようにしてもよい。
また、本発明のトイレシステム100およびトイレシステム800は、ドア開閉検出部111により使用者の入室を検知したが、本発明はこれに限定されず、例えば、便座に備えた着座センサ(重量センサ)により着座を検知したり、トイレ室内に備えた赤外線センサなどにより使用者の入室を検知したりすることにより、トイレシステム100およびトイレシステム800を起動するとしてもよい。
以上のように、本実施の形態のトイレシステム800によれば、使用者は、トイレシステムを使用する際、自分のストレスレベルについて、トイレ空間内の環境変化によってだけでなく、報知部810の表示によって確認することができるので、より明確に自分のストレスレベルや日々の変動状態を知ることができる。従って、例えば、測定時にストレスレベルが高いと表示された日には、ゆったりとぬるめのお湯に入浴したり、神経を落ち着かせる音楽を聴いたり、休養を心がけたりするなど、積極的に日々の活動の中にストレス改善を心がけることができるようになる。また、そのストレスレベルに応じた適切なアドバイスも得ることができるので、アドバイスに応じたストレス改善をおこなって、ストレスに対して早急に対応することができ、ストレスによって引き起こされるような心身の病気を未然に防ぐことができる。
本発明のトイレシステムは、便器およびトイレ設備などとして有用である。また、本発明の住環境制御システムは、住宅内のリビング、ベッドルーム、バスルーム、廊下、玄関、バスユニットおよびベッドなどに備えられる住環境制御システムとして有用である。
本発明の実施の形態1におけるトイレシステムの構成を示すブロック図である。 図1に示したトイレシステムの外観の一例を示す図である。 図2に示したモニタに図1の個人識別部、計時部、記憶部、ストレス判定部および環境制御部が内蔵される場合の各部の関係を示す図である。 図1に示したトイレシステムの動作を示すフローチャートである。 図1の個人環境情報記憶部に格納される個人別環境設定テーブルの一例を示す図である。 使用者Aの尿中ストレスホルモン値の日別推移を示すグラフである。 図1のストレス判定部におけるストレスレベル判定方法の一例を示すテーブルである。 本発明の実施の形態2におけるトイレシステム800の構成を示すブロック図である。 図8に示したトイレシステム800の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
100 トイレシステム
110 個人識別部
111 ドア開閉検出部
120 生体情報検知部
121 採尿部
122 ホルモン検出部
130 計時部
140 記憶部
141 生体情報記憶部
142 個人環境情報記憶部
150 ストレス判定部
160 環境制御部
161 音楽再生制御部
162 芳香発生制御部
163 照明制御部
171 音楽再生部
172 芳香発生部
173 照明部
810 報知部
811 結果表示部
812 アドバイス表示部
840 記憶部
841 アドバイス情報記憶部

Claims (11)

  1. 使用者の環境を制御するトイレシステムであって、
    使用者から所定の生体情報を取得する生体情報取得手段と、
    取得された前記生体情報に基づいて、前記使用者のストレスのレベルを判定するストレス判定手段と、
    前記使用者に知覚される音、芳香および照明のうち1以上の環境要素を生成する環境生成手段と、
    前記判定されたストレスのレベルに応じて、前記環境生成手段によって生成される環境要素を制御する環境制御手段と
    を備えることを特徴とするトイレシステム。
  2. 前記ストレス判定手段は、新たに取得された前記生体情報を、少なくとも前記生体情報の基準値と比較することによって、前記使用者のストレスのレベルを判定する
    ことを特徴とする請求項1記載のトイレシステム。
  3. 前記トイレシステムはさらに、
    使用者の個人識別を行う個人識別手段と、
    日時をカウントする計時手段と、
    取得された前記生体情報と、前記生体情報が取得された日時とを対応付けて、識別された個人別に記憶する生体情報記憶手段とを備え、
    前記ストレス判定手段は、新たに取得された前記生体情報を、少なくとも、同一使用者について過去に取得された前記生体情報と比較することによって、前記使用者のストレスのレベルを判定する
    ことを特徴とする請求項1記載のトイレシステム。
  4. 前記トイレシステムはさらに、
    使用者の個人識別を行う個人識別手段と、
    日時をカウントする計時手段と、
    取得された前記生体情報と、前記生体情報が取得された日時とを対応付けて、識別された個人別に記憶する生体情報記憶手段とを備え、
    前記ストレス判定手段は、新たに取得された前記生体情報を、さらに、同一使用者について過去に取得された前記生体情報と比較することによって、前記使用者のストレスのレベルを判定する
    ことを特徴とする請求項2記載のトイレシステム。
  5. 前記環境生成手段は、音または音楽を再生する音楽再生部、芳香を発生する芳香発生部およびトイレ室内の照明を行う照明部のうちの少なくとも1つを備え、
    前記環境制御手段は、前記環境生成手段に備えられた前記各部の動作を制御する
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のトイレシステム。
  6. 前記トイレシステムはさらに、
    使用者による、所定の音または音楽、所定の音量、所定の芳香、所定の明るさおよび所定の照明の色調のうち、少なくとも1つの環境要素の選択を受け付ける個人環境情報入力手段と、
    前記使用者から受け付けた環境要素の選択を個人別に記憶する個人環境情報記憶手段と、
    使用者のトイレ入室を検知し、前記個人識別手段を起動する入室検知手段とを備え、
    前記環境制御手段は、使用者の入室が検知され、個人が識別されると、前記環境生成手段に、前記使用者によって選択された環境要素を生成させ、前記生体情報が取得され、前記使用者のストレスのレベルが判定されると、判定結果の前記レベルに応じて、生成されている前記環境要素を更新させる
    ことを特徴とする請求項5記載のトイレシステム。
  7. 取得される前記生体情報は、尿中の所定のホルモンの量であって、
    前記生体情報取得手段は、
    便器に取り付けられ、使用者が排泄した尿を採取する採尿部と、
    前記採尿部によって採取された尿中から、所定のホルモンを検出するホルモン検出部とを備え、
    前記ストレス判定手段は、検出された前記ホルモンの量に基づいて、前記ストレスのレベルを判定する
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のトイレシステム。
  8. 前記トイレシステムはさらに、
    前記ストレス判定手段による判定結果を使用者に報知する判定結果報知手段
    を備えることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載のトイレシステム。
  9. 前記トイレシステムはさらに、
    ストレスに対処するための生活上のアドバイスを複数記憶するアドバイス情報記憶手段と、
    前記ストレス判定手段によって判定された前記ストレスのレベルに対応するアドバイスを、前記アドバイス情報記憶手段から読み出して前記使用者に報知するアドバイス報知手段と
    を備えることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載のトイレシステム。
  10. 使用者の環境を制御するトイレシステムのためのプログラムであって、コンピュータを、
    使用者から取得された所定の生体情報に基づいて、前記使用者のストレスのレベルを判定するストレス判定手段と、
    前記判定された前記ストレスのレベルに応じて、前記使用者に知覚される音、芳香および照明のうち1以上の環境要素を制御する環境制御手段として機能させるためのプログラム。
  11. 使用者の環境を制御する住環境システムであって、
    使用者から所定の生体情報を取得する生体情報取得手段と、
    使用者の個人識別を行う個人識別手段と、
    日時をカウントする計時手段と、
    取得された前記生体情報と、前記生体情報が取得された日時とを対応付けて、識別された個人別に記憶する生体情報記憶手段と、
    取得された前記生体情報を、前記生体情報の基準値および同一使用者について過去に取得された前記生体情報と比較することによって、前記使用者のストレスのレベルを判定するストレス判定手段と、
    前記使用者に知覚される音、芳香および照明のうち1以上の環境要素を生成する環境生成手段と、
    前記判定されたストレスのレベルに応じて、前記環境生成手段によって生成される環境要素を制御する環境制御手段と
    を備えることを特徴とする住環境システム。
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