JP2005187333A - う蝕予防用塗布剤組成物 - Google Patents

う蝕予防用塗布剤組成物 Download PDF

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裕一 鈴木
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浩史 佐野
Norifumi Tokumoto
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Abstract

【解決手段】 (A)フッ素イオン供給源と、(B)キサンタンガムとポリアクリル酸又はその塩とを、組成物全体に対して合計量で0.5〜2.0質量%と、(C)メントン、カルボン、エチルブチレートから選ばれる1種又は2種以上と、(D)殺菌剤と、(E)界面活性剤とを含有してなることを特徴とするう蝕予防用塗布剤組成物。
【効果】 本発明のう蝕予防用塗布剤組成物は、う蝕予防効果が高く、保存安定性に優れ、歯ブラシに載せる際に曳糸性がなく、口腔内での分散性に優れ、使用感のよい香味を有するもので、歯牙に塗布して使用されて、う蝕予防用として有効である。
【選択図】 なし

Description

本発明は、う蝕予防効果が高く、保存安定性に優れ、曳糸性がほとんどなく、分散性に優れ、使用感のよい香味を有するう蝕予防用塗布剤組成物に関する。
従来、う蝕予防のため、歯科医の指導のもと、家庭もしくは歯科医院等でフッ素イオン供給源含有ジェル(以下、フッ素ジェルと略記)を歯牙に塗布する方法が用いられてきた。更に、健康増進法が制定される等、自分の健康は自分で守るという動きが各方面で見られ、う蝕予防に有効なフッ素ジェルの重要性はますます高まっている。現在、数社からフッ素ジェルが市販されているが、これらはいずれも歯ブラシに載せる際にジェルが糸を引きやすく(以下、曳糸性と称す)、また口腔内での分散性が悪く、薬効成分を迅速に口腔内のすみずみまで到達させることが困難であり、更に、香料無配合であったり、輸入品であるがゆえに日本人の嗜好性に合わない等、香味が悪く、使用性の改善を求める声が一般消費者や歯科関係者等からあがっていた。
一方、フッ化物とクロルヘキシジン塩類とキシリトールを配合することで、歯質強化とミュータンス菌(う蝕原因菌)抑制効果を向上させた歯磨組成物として、研磨剤無配合の歯磨組成物にフッ化スズとクロルヘキシジン塩類とキシリトールを配合した技術が提案されている(特許文献1:特開平11−171752号公報参照)。しかし、この歯磨組成物は、フッ化スズが特有の味を有するために使用感が悪く、しかも、香料が配合されておらず、フッ化スズ特有の味がマスキングされていないため、全歯面にまんべんなく塗布することが困難であるという問題があった。
また、歯間ブラシ上で使用するのに適した歯磨剤として、研磨剤無配合口腔用組成物の30℃における粘度を20〜300Ps(20rpm)とし、かつチキソトロピー指数を0.3〜0.65(チキソトロピー指数=log10(M5/M50);M5:回転数5rpmにおける見かけの粘度;M50:回転数50rpmにおける見かけの粘度)とする技術が提案されている(特許文献2:特開2002−234826号公報参照)。この先行技術の実施例では、粘結剤としてキサンタンガム、ポリアクリル酸ナトリウムが単独で使用されているが、ポリアクリル酸ナトリウムは粘結剤として単独で使用すると保水力が弱く、長期間保管すると容器内で製剤が分離する可能性があるという問題があり、キサンタンガムを単独で用いると曳糸性が悪いという問題がある。
また、本出願人は、研磨剤を含有せずキサンタンガムとポリアクリル酸塩及び多塩基酸/多塩基酸塩を配合した電動歯ブラシ用組成物を提案した(特願2003−35796号明細書参照)が、この組成物は、その用途が電動歯ブラシに限定されたもので、う蝕の原因菌を殺菌する成分が配合されていないため、う蝕予防効果については十分なものではない。
従って、歯牙に塗布して使用されるフッ素イオン供給源含有の塗布剤組成物として、う蝕予防効果が高く、保存安定性に優れ、歯ブラシに載せる際に曳糸性がほとんどなく、製剤の保存安定性及び口腔内での分散性に優れ、使用感のよい香味を有するう蝕予防用塗布剤組成物の開発が切に望まれる。
特開平11−171752号公報 特開2002−234826号公報 特開平10−45549号公報 薬用シコンコート外装箱(発売元小林製薬株式会社、製造元日本ゼトック株式会社)
本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、う蝕予防効果が高く、保存安定性に優れ、歯ブラシに載せる際に曳糸性がほとんどなく、製剤の保存安定性及び口腔内での分散性に優れ、使用感のよい香味を有するう蝕予防用塗布剤組成物を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記課題を解決するため、鋭意研究を重ねた結果、驚くべきことに、歯牙に塗布して使用され、研磨剤を含有しないう蝕予防用塗布剤組成物に、(A)フッ素イオン供給源、(B)キサンタンガムとポリアクリル酸又はその塩とを、組成物全体に対してキサンタンガムとポリアクリル酸塩との合計量で0.5〜2.0質量%、(C)メントン、カルボン、エチルブチレートの中から選ばれる1種又は2種以上、(D)殺菌剤、(E)界面活性剤を組み合わせて配合することにより、う蝕予防効果が高く、保存安定性に優れ、歯ブラシに載せる際に曳糸性がほとんどなく、製剤の保存安定性及び口腔内での分散性に優れ、使用感のよい良好な香味を有するう蝕予防用塗布剤組成物が得られることを知見し、本発明をなすに至った。
本発明のう蝕予防用塗布剤組成物は、う蝕予防効果が高く、保存安定性に優れ、従来のフッ素イオン供給源含有ジェルにおいて発生していた歯ブラシに載せる際の曳糸性がほとんどなく、口腔内での分散性に優れており、薬効成分を迅速に口腔内のすみずみまで到達させることができ、しかも、フッ素イオン供給源の有する不快な味をマスキングし得て、良好な香味を有し、使用感にも優れている。
研磨剤無配合の歯磨剤に、粘結剤としてキサンタンガムとポリビニルピロリドンを併用し、さらにフッ化ナトリウムと塩化セチルピリジニウムを配合する技術が知られている(非特許文献1:薬用シコンコート外装箱)。しかし、この技術は、ポリビニルピロリドンを歯根と歯を薬用成分でコーティングするために配合したものであり、本発明とは異なる技術である。
また、歯磨組成物に粘結剤としてキサンタンガムとポリアクリル酸塩を併用し、シリカ系研磨剤、フッ素化合物を配合し、歯ブラシ上での保型性と口腔内分散性を向上させる技術が提案されている(特許文献3:特開平10−45549号公報参照)が、これは研磨剤を含有する歯磨剤であり、研磨剤を含有せず、歯牙に塗布して使用される塗布剤組成物ではない。
従って、本発明は、(A)フッ素イオン供給源と、(B)キサンタンガムとポリアクリル酸又はその塩とを、組成物全体に対して合計量で0.5〜2.0質量%と、(C)メントン、カルボン、エチルブチレートから選ばれる1種又は2種以上と、(D)殺菌剤と、(E)界面活性剤とを含有してなることを特徴とするう蝕予防用塗布剤組成物を提供する。
本発明のう蝕予防用塗布剤組成物は、う蝕予防効果が高く、保存安定性に優れ、歯ブラシに載せる際に曳糸性がなく、口腔内での分散性に優れ、使用感のよい香味を有するもので、歯牙に塗布して使用されて、う蝕予防用として有効である。
以下、本発明につき更に詳細に説明すると、う蝕予防用塗布剤組成物は、(A)フッ素イオン供給源、(B)キサンタンガムとポリアクリル酸又はその塩、(C)メントン、カルボン、エチルブチレートから選ばれる1種又は2種以上、(D)殺菌剤、(E)界面活性剤を含有するものである。
本発明において、(A)成分のフッ素イオン供給源としては、う蝕予防のために通常使用されているものを使用することができ、例えばフッ化ナトリウム、モノフルオロリン酸ナトリウム、フッ化第一スズ、フッ化アンモニウム、フッ化ストロンチウム等を挙げることができ、特にフッ化ナトリウム、モノフルオロリン酸ナトリウム、フッ化第一スズがう蝕予防効果の点から好適であり、その中でも味の点でフッ化ナトリウム、モノフルオロリン酸ナトリウムが好適に使用できる。
(A)成分のフッ素イオン供給源は、1種を単独で又は2種以上を併用して用いることができ、その配合量は、組成物中のフッ素イオン濃度が0.01〜2.5質量%、特に0.01〜0.5質量%となる範囲が適当である。フッ素イオン濃度が0.01質量%未満ではう蝕予防効果の点では不充分であり、2.5質量%を超えると苦くなり、香味の点で問題が生じる場合がある。フッ素イオン濃度を上記範囲とするためには、組成物中に、フッ化ナトリウムの場合には0.02〜5.6質量%、モノフルオロリン酸ナトリウムの場合には0.06〜19.0質量%、フッ化第一スズの場合には0.04〜10.4質量%の範囲で配合することが好ましい。
本発明では、(B)成分としてキサンタンガムとポリアクリル酸又はその塩とを組み合わせて用いる。即ち、ポリアクリル酸又はその塩の単独配合では分散性には優れるものの保水力が弱く保存安定性に劣り、キサンタンガムの単独配合では保水力は高いものの曳糸性が悪いという問題があったが、本発明においては、両成分を組み合わせて用いることにより、これら問題を改善し得て、曳糸性がなく、分散性及び保存安定性に優れた製剤とすることが可能となったものである。
ポリアクリル酸又はその塩としては、直鎖型と架橋型があるが、本発明に用いるポリアクリル酸又はその塩は、製剤にチキソトロピー性と保型性を付与できるという点で架橋型の方が好ましい。ポリアクリル酸塩としては、種々のアルカリ金属塩を使用できるが、味の点でナトリウム塩が好適に使用される。
また、ポリアクリル酸又はその塩は、その2.5gを精製水497.5gに加えて均一になるまで撹拌し、25℃に24時間保った後、BH型回転粘度計でNo.5ローターを用い20回転/分で測定した粘度が7000〜10000mPa・sとなるものが好適に使用できる。上記粘度が7000mPa・s未満では保型性が不十分となる場合があり、10000mPa・sを超える場合は分散性が悪くなる場合がある。
このようなポリアクリル酸又はその塩としては、例えば日本純薬からレオジックなる商品名で市販されているポリアクリル酸ナトリウムである、レオジック250H(粘度9000mPa・s)等が好適に使用できる。
キサンタンガムは、炭水化物をキサントモナス属菌(Xanthomonas campestiris)を用いて醗酵させて得られる多糖類で、主としてD−グルコース、D−マンノース及びD−グルクロン酸のナトリウム、カリウム、カルシウム塩からなる。
本発明に用いるキサンタンガムは、医薬品添加物規格1998「キサンタンガム」の項に定める方法で粘度を測定した時に1000〜2000mPa・sとなるものが好ましい。1000mPa・s未満では保型性が不十分である場合があり、2000mPa・sを超える場合は曳糸性が悪くなる場合がある。
キサンタンガムは、例えばケルコ社からモナートガムなる商品名で市販されており、モナートガムDA(粘度1300mPa・s)等が好適に使用できる。
キサンタンガムとポリアクリル酸又はその塩の配合量は、う蝕予防用塗布剤組成物全体に対してキサンタンガムとポリアクリル酸塩の合計配合量で0.5〜2.0質量%、特に0.5〜1.5質量%とすることが好ましい。0.5質量%未満では保存安定性が悪くなり、また製剤に保型性がなくなって歯ブラシに載せにくくなり、2.0質量%を超えると口腔内での分散性が悪くなる。なお、上記合計配合量の範囲内で、キサンタンガムは組成物全体の0.05〜1.5質量%、特に0.1〜1.0質量%、ポリアクリル酸又はその塩は、組成物全体の0.1〜1.5質量%、特に0.3〜1.2質量%の範囲で配合することが好ましい。
本発明には、(C)成分としてメントン、カルボン、エチルブチレートの中から選ばれる1種又は2種以上の成分を用いる。この場合、メントンやカルボンは、これらを含む精油、例えばスペアミント油、ペパーミント油等の形態で配合しても良い。
メントン、カルボン、エチルブチレートから選ばれる成分の配合量は、組成物全体に対してそれぞれ0.001〜0.3質量%、特に0.005〜0.2質量%とすることが好ましい。なお、合計配合量は、香味の点では組成物全体の0.001〜0.3質量%、特に0.005〜0.2質量%の範囲が望ましい。配合量が0.001質量%未満ではフッ化第一スズの有する独特の味をマスキングできず、その他のフッ素イオン供給源を含有する口腔用組成物の使用感が悪くなる場合があり、配合量が0.3質量%を超えると、メントン、カルボン、エチルブチレート自体の匂いが強すぎて不快感を与える場合がある。
本発明では、(D)成分として殺菌剤を配合するもので、殺菌剤の配合により、う蝕原因菌であるストレプトコッカス・ミュータンス菌等を殺菌してう蝕予防効果をより向上させることができるのみならず、歯周疾患や口臭等の予防効果を発揮させることができる。
(D)成分の殺菌剤として具体的には、塩化セチルピリジニウム、塩化ベンゼトニウム、塩化ベンザルコニウム、グルコン酸クロルヘキシジン、塩酸クロルヘキシジン、イソプロピルメチルフェノール、トリクロサン等、口腔内の殺菌に通常使用される殺菌剤の1種を単独で、又は2種以上を併用して使用できるが、特に塩化セチルピリジニウムが味及び溶解性の点で好適に使用できる。塩化セチルピリジニウムは、和光純薬工業社などから入手可能である。なお、水難溶性の殺菌剤を配合する場合は、可溶化したり容器への吸着を防いだりするために界面活性剤の種類や量を増やす必要があり、口腔粘膜を刺激する場合がある。
上記殺菌剤の配合量は、殺菌剤の殺菌力に応じて設定することができ、通常は組成物全体の0.001〜2.0質量%、特に0.01〜1.0質量%とすることが好ましい。殺菌剤の配合量が0.001質量%未満では、殺菌作用が十分に発揮されず、満足なう蝕予防効果が発揮されない場合があり、2.0質量%を超えると苦味を生じて香味及び使用感が悪くなる場合がある。
本発明では、(E)成分として界面活性剤を配合するもので、これにより、良好な分散性とでき、水難溶性の香料成分や殺菌剤、有効成分を可溶化することができる。界面活性剤として具体的には、アルキル硫酸塩、N−アシルサルコシン酸、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、水素添加ココナッツ脂肪酸モノグリセリドモノ硫酸ナトリウム、ラウリルスルホ酢酸ナトリウム、N−パルミトイルグルタミン酸ナトリウム等のN−アシルグルタミン酸塩、N−メチル−N−アシルタウリンナトリウム、N−メチル−N−アシルアラニンナトリウム、α−オレフィンスルホン酸ナトリウム等の陰イオン界面活性剤、ポリオキシエチレン硬化ひまし油、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン共重合体、ショ糖脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸及びその塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレンフィトステロール及びフィトスタノール、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテルリン酸及びその塩、ポリオキシエチレンラノリンおよびラノリンアルコール、ポリオキシエチレンアルキルアミン及び脂肪酸アミド、ポリオキシエチレンアルキルフェニルホルムアルデヒド縮合物、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル及び脂肪酸エタノールアミド、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル等の非イオン界面活性剤、アルキルアンモニウム、アルキルベンジルアンモニウム塩等の陽イオン界面活性剤、酢酸ベタイン、イミダゾリニウムベタイン等の両性界面活性剤が例示でき、中でも可溶化能及び味の点からアルキル硫酸塩、N−アシルサルコシン塩が好適に使用できる。
上記界面活性剤の配合量は、通常、組成物全体の0.01〜3質量%、特に0.05〜2質量%とすることが好ましく、配合量が0.01質量%未満では製剤の分散性や香料等の水難溶性成分の可溶化が不十分となり、保存安定性に問題が生じる場合があり、3質量%を超えると苦くなり香味の点で問題を生じたり口腔粘膜を刺激するおそれがある。
本発明の塗布剤組成物には、更に、キシリトールを配合することが好ましく、キシリトールの配合により、より優れたう蝕予防効果、より良好な香味を有するものとすることができる。キシリトールは、シラカバやトウモロコシから得られる糖類で、非う蝕原性糖であるのみならず、歯垢の付着を抑制したり、歯牙再石灰化に好適な環境を作ったりすることが知られている。工業的には、ロケット・フルーレ社、東和化成工業社などから入手可能である。
キシリトールの配合量は、組成物全体の0.1〜40質量%、特に1〜15質量%とすることが好ましい。0.1質量%未満ではう蝕予防向上効果、香味改善効果が十分に得られない場合があり、40質量%を超えると甘味が強すぎ、使用感が悪くなる場合がある。
本発明のう蝕予防用塗布剤組成物には、その他の任意成分として、本発明の効果を妨げない範囲で必要に応じて各種粘稠剤、粘結剤、甘味剤、香料、着色剤、防腐剤、pH調整剤、有効成分等を配合できる。なお、本発明の塗布剤組成物は、研磨剤は含有しない。
粘稠剤としては、グリセリン、ソルビトール、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール、1,3−ブチレングリコール、マルチトール、ラクチトール、エリスリトール、パラチノース、トレハロース等の多価アルコール、糖アルコールなどの1種又は2種以上が使用でき、その配合量は通常1〜50質量%、特に1〜40質量%の量とすることが好ましい。
本発明組成物には、上記のキサンタンガム及びポリアクリル酸塩以外の粘結剤を、本発明の効果を妨げない範囲で配合することができる。具体的には、カラギーナン、アルギン酸ナトリウム、アルギン酸プロピレングリコール、カルボキシビニルポリマー、トラガントガム、グアガム、タラガム、ローカストビーンガム、カラヤガム、カルボキシメチルセルロースナトリウム、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、メチルセルロース、ジェランガム、ゼラチン、カードラン、アラビアガム、寒天、ペクチン、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、プルラン、増粘性シリカ、ビーガム、スメクタイト、ラポナイト等が挙げられる。上記粘結剤の量は特に規定されないが、組成物の25℃における粘度が3.5〜20Pa・sとなるように配合量を調整することが望ましい。
甘味剤としては、サッカリンナトリウム、ステビオサイド、ステビアエキス、グリチルリチン酸ジカリウム、パラメトキシシンナミックアルデヒド、ネオヘスペリジルジヒドロカルコン、ペリラルチン、タウマチン、スクラロース、アセスルファムカリウム、アスパルテーム等が挙げられる。
香料として、上記メントン、カルボン、エチルブチレート以外の香料として、必要に応じて、例えばアニス油、ユーカリ油、ウィンターグリーン油、カシア油、クローブ油、タイム油、セージ油、レモン油、オレンジ油、ハッカ油、カルダモン油、コリアンダー油、マンダリン油、ライム油、ラベンダー油、ローズマリー油、ローレル油、カモミル油、キャラウェイ油、マジョラム油、ベイ油、レモングラス油、オリガナム油、パインニードル油等の天然香料、メントール、バニリン、エチルマルトール、アネトール、サリチル酸メチル、シンナミックアルデヒド、チモール、シネオール、オイゲノール、エチルバニリン、マルトール、リモネン、シトロネロール、リナロール、リナリールアセテート、メンチルアセテート、ピネン、オクチルアルデヒド、シトラール、プレゴン、カルビールアセテート、アニスアルデヒド等の単品香料、更に、エチルアセテート、アリルシクロヘキサンプロピオネート、メチルアンスラニレート、エチルメチルフェニルグリシデート、ウンデカラクトン、ヘキサナール、エチルアルコール、プロピルアルコール、ブタノール、イソアミルアルコール等の単品香料及び/又は天然香料も含む各種調合香料等、口腔用組成物に用いられる公知の香料を使用することができ、実施例の香料に限定されない。また、配合量も特に限定されないが、多くの公知例のように、一香料素材は、組成中に0.00001〜1質量%使用することが好ましい。
着色剤としては、赤色2号、赤色3号、赤色225号、赤色226号、黄色4号、黄色5号、黄色205号、青色1号、青色2号、青色201号、青色204号、緑色3号等の法定色素、ベニバナ色素、クチナシ色素、コチニール色素、アナトー色素、雲母チタン、酸化チタン等が挙げられる。
防腐剤としては、必要に応じて安息香酸及びその塩、サリチル酸およびそのエステルもしくは塩、パラベン類、塩化デカリニウム、ヒノキチオール、フェノール等を用いることができる。
pH調整剤としては、クエン酸、リンゴ酸、乳酸、酒石酸、コハク酸、酢酸、リン酸、ピロリン酸、グリセロリン酸や、これらのカリウム塩、ナトリウム塩及びアンモニウム塩等の各種塩、水酸化ナトリウム、塩酸などが挙げられる。
有効成分としては、トラネキサム酸、イプシロンアミノカプロン酸等の抗プラスミン剤、アスコルビン酸およびその誘導体、トコフェロールエステル等のビタミン類、グリチルリチン塩類、グリチルレチン酸、アラントイン類、オウバク、オウレン、オウゴン、ハマメリス、チョウジ、カミツレ、ラタニア、ミルラ、トウキ、ローズマリー、ベニバナ等の植物抽出物、デキストラナーゼ、ムタナーゼ、リゾチーム、アミラーゼ、プロテアーゼ、溶菌酵素、スーパーオキシドジスムターゼ等の酵素、塩化ナトリウム、硝酸カリウム、ポリリン酸ナトリウム、炭酸塩、重炭酸塩、セスキ炭酸塩等の塩類、α−ビサボロール、アズレン、メトキシエチレン、無水マレイン酸共重合体、エピジヒドロコレステリン、ジヒドロコレステロール、トリクロロカルバニリド、アラニン、グリシン、プロリン、L−アルギニン、L−アスパラギン酸ナトリウム、トリメチルグリシン、銅クロロフィリンナトリウム、グルコン酸銅、塩化亜鉛、クエン酸亜鉛、ゼオライト、水溶性無機リン酸化合物、乳酸アルミニウム等を1種又は2種以上配合し得る。上記有効成分の添加量は、本発明の効果を妨げない範囲で有効量とすることができる。
本発明の塗布剤組成物は、常法によって調製し得、成分の配合順序に特に制限はない。
本発明の塗布剤組成物は、ジェル状などの形態に調製され、その粘度は、BH型回転粘度計を用い、No.5ローター、20回転/分で測定した25℃における粘度が3.5〜20Pa・s、特に5〜15Pa・sであることが好ましい。組成物の粘度が3.5Pa・s未満では歯ブラシに載せにくくなる場合があり、20Pa・sを超えると口腔内での分散性が悪くなる場合がある。
また、本発明組成物を収容する容器としては特に制限はなく、通常、口腔用組成物に適用されている容器に充填して用いることができる。このような容器として具体的には、ポリエチレン層、エチレンメタクリル酸共重合体層、ポリエチレンテレフタレート層、アルミニウム層、ガラス蒸着層、ポリビニルアルコール層、エチレンビニルアルコール共重合体層、アクリロニトリル共重合体層、紙、リサイクルプラスチック層等からなるラミネート容器、ポリエチレン容器、ポリエチレンテレフタレート容器、ポリプロピレン容器等が使用でき、チューブ状容器、機械的又は差圧によるディスペンサー容器、ピロー包装等のフィルム包装容器など、口腔用組成物として通常使用される各種容器を使用可能である。
以下、実施例及び比較例を示して本発明を具体的に説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。なお、下記例において配合量の%はいずれも質量%を示す。また、キサンタンガムはケルコ社製モナートガムDA(粘度1300mPa・s)、ポリアクリル酸ナトリウムは日本純薬社製レオジック250H(粘度9000mPa・s)、塩化セチルピリジニウムは和光純薬工業社製、キシリトールはロケット・フルーレ社製のものを用いた。
[実施例1〜22、比較例1〜9]
表1〜表3に示す組成の塗布剤組成物を常法により作製し、下記方法で評価を行った。結果を表1〜表3に示す。また、香料Aの代わりに香料B〜Iを用いて同様に評価した。香料組成を表4〜表10に示す。なお、下記実施例1〜21の組成物は、BH型回転粘度計、No.5ローター、20回転/分で測定した25℃における粘度が3.5〜20mPa・sの範囲内であった。
曳糸性;
塗布剤組成物を容器から紙の上に押し出した時に糸を引いたジェルの長さを測定して評価した。
曳糸性 ◎:糸を引いたジェルの長さ0.5cm未満
○:糸を引いたジェルの長さ0.5cm以上1cm未満
△:糸を引いたジェルの長さ1cm以上2cm未満
×:糸を引いたジェルの長さ2cm以上
保存安定性;
塗布剤組成物を60℃の恒温槽で1ヶ月間保管した後に容器から紙の上に押し出し、製剤の分離の有無を観察した。
保存安定性 ◎:分離は全く認められなかった
○:分離はほとんど認められなかった
△:分離がやや認められた
×:著しい分離が認められた
分散性及び香味;
専門パネル5名により実使用評価を行った。評価基準は以下のとおりである。
分散性 ◎:口腔内で素早く分散した
○:口腔内でやや早く分散した
△:口腔内での分散が遅かった
×:口腔内でほとんど分散しなかった
香味 ◎:香味が非常によかった
○:香味がよかった
△:香味がやや悪かった
×:香味が悪かった
う蝕予防効果;
被験者5名ずつが各塗布剤組成物1gを用いて3分間のブラッシングを1日2回、3ヶ月間行い、歯垢抑制率を算出した。歯垢抑制率は、塗布剤組成物使用前と3ヶ月間使用後にO’Learyの方法(Journal of Periodontology 43巻38ページ,1972参照)によりPlaque Control Record(以下、PCRと略記する)を測定し、下記の式にて算出し、5名の平均値を求めた。

歯垢抑制率(%)=
塗布剤組成物使用前のPCR−使用後のPCR/塗布剤組成物使用前のPCR×100

歯垢抑制率が高いことは、う蝕予防効果が高いことを意味する。評価基準は以下のとおりである。
う蝕予防効果 ◎:歯垢抑制率35%以上
○:歯垢抑制率20%以上35%未満
△:歯垢抑制率10%以上20%未満
×:歯垢抑制率10%未満
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部は質量部を示す(以下、同様)。
Figure 2005187333
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以上の結果から明らかなように、研磨剤を含有しないう蝕予防用塗布剤組成物に、(A)フッ素イオン供給源、(B)キサンタンガムとポリアクリル酸塩とを、組成物全体に対して合計で0.5〜2.0質量%、(C)メントン、カルボン、エチルブチレートの中から選ばれる1種又は2種以上、(D)殺菌剤、(E)界面活性剤を配合することにより、う蝕予防効果が高く、保存安定性に優れ、歯ブラシに載せる際に曳糸性がなく、製剤の保存安定性及び口腔内での分散性に優れ、使用感のよい香味を有するう蝕予防用塗布剤組成物が得られた。また、香料Aの代りに香料B、C、D、E、F、G、H、Iを用いた場合も同様の結果が得られた。
以下、他の実施例を示す。なお、香料は表4〜表10に示したものを用いた。25℃における粘度は上記実施例と同様、3.5〜20mPa・sの範囲内であった。これらの実施例のいずれにおいても、う蝕予防効果が高く、保存安定性に優れ、歯ブラシに載せる際に曳糸性がなく、製剤の保存安定性及び口腔内での分散性に優れ、使用感のよい香味を有するう蝕予防用塗布剤組成物であった。
[実施例22]
フッ化第一スズ 0.4%
キサンタンガム(モナートガムDA、粘度1300mPa・s) 0.4
ポリアクリル酸ナトリウム
(レオジック250H、粘度9000mPa・s) 0.6
エチルブチレート 0.3
塩化ベンザルコニウム 0.02
ラウリル硫酸ナトリウム 1.5
キシリトール 10.0
アルギン酸ナトリウム 0.3
70%ソルビット液 50.0
プロピレングリコール 3.0
リンゴ酸 0.05
リンゴ酸ナトリウム 0.25
デキストラナーゼ 0.01
香料B 0.8
精製水 バランス
合計 100.00%
曳糸性 ◎
保存安定性 ◎
分散性 ◎
香味 ○
う蝕予防効果 ◎
なお、香料Bの代りに香料A、C、D、E、F、G、H、Iを用いても同様の結果が得られた。また、エチルブチレートの代りにメントンおよびカルボンを用いても同様の結果が得られた。
[実施例23]
フッ化ナトリウム 0.1%
モノフルオロリン酸ナトリウム 0.35
キサンタンガム(モナートガムDA、粘度1300mPa・s) 0.5
ポリアクリル酸ナトリウム
(レオジック250H、粘度9000mPa・s) 1.0
メントン 0.1
カルボン 0.1
イソプロピルメチルフェノール 0.05
ラウリル硫酸ナトリウム 1.2
ラウリン酸ジエタノールアミド 0.5
60%ソルビット液 40.0
グリセリン 20.0
プロピレングリコール 3.0
炭酸水素ナトリウム 1.0
アスコルビン酸−2−リン酸エステルマグネシウム塩 0.3
ε−アミノカプロン酸 0.02
酢酸トコフェロール 0.05
ステビオサイド 0.02
香料C 0.8
青色1号 0.0001
精製水 バランス
合計 100.00%
曳糸性 ◎
保存安定性 ◎
分散性 ◎
香味 ○
う蝕予防効果 ◎
なお、香料Cの代りに香料A、B、D、E、F、G、H、Iを用いても同様の結果が得られた。また、メントンおよびカルボンの代りにエチルブチレートを用いても同様の結果が得られた。
[実施例24]
フッ化アンモニウム 0.5%
キサンタンガム(モナートガムDA、粘度1300mPa・s) 0.7
ポリアクリル酸ナトリウム
(レオジック250H、粘度9000mPa・s) 0.7
カルボン 0.1
メントン 0.1
グルコン酸クロルヘキシジン 0.01
ラウロイルサルコシン酸ナトリウム 1.0
ラウリン酸デカグリセリル 0.5
キシリトール 10.0
プロピレングリコール 3.0
香料D 0.3
アスパルテーム 0.02
リン酸二水素ナトリウム 0.3
リン酸一水素ナトリウム 0.7
精製水 バランス
合計 100.00%
曳糸性 ◎
保存安定性 ◎
分散性 ◎
香味 ◎
う蝕予防効果 ◎
なお、香料Dの代りに香料A、B、C、E、F、G、H、Iを用いても同様の結果が得られた。また、カルボンおよびメントンの代りにエチルブチレートを用いても同様の結果が得られた。
[実施例25]
フッ化ストロンチウム 0.5%
キサンタンガム(モナートガムDA、粘度1300mPa・s) 0.7
ポリアクリル酸ナトリウム
(レオジック250H、粘度9000mPa・s) 0.7
エチルブチレート 0.2
塩化セチルピリジニウム 0.01
トリクロサン 0.02
ミリストイルサルコシン酸ナトリウム 1.0
ミリスチン酸ジエタノールアミド 0.5
キシリトール 5.0
香料E 0.3
ポリエチレングリコール#400 5.0
ペリラルチン 0.02
リンゴ酸 0.05
リンゴ酸ナトリウム 0.25
精製水 バランス
合計 100.00%
曳糸性 ◎
保存安定性 ◎
分散性 ◎
香味 ○
う蝕予防効果 ◎
なお、香料Eの代りに香料A、B、C、D、F、G、H、Iを用いても同様の結果が得られた。また、エチルブチレートの代りにメントンおよびカルボンを用いても同様の結果が得られた。

Claims (4)

  1. (A)フッ素イオン供給源と、(B)キサンタンガムとポリアクリル酸又はその塩とを、組成物全体に対して合計量で0.5〜2.0質量%と、(C)メントン、カルボン、エチルブチレートから選ばれる1種又は2種以上と、(D)殺菌剤と、(E)界面活性剤とを含有してなることを特徴とするう蝕予防用塗布剤組成物。
  2. (A)成分のフッ素イオン供給源が、フッ化ナトリウム、モノフルオロリン酸ナトリウム、フッ化第一スズから選ばれる1種又は2種以上である請求項1記載のう蝕予防用塗布剤組成物。
  3. (D)成分の殺菌剤が、塩化セチルピリジニウムである請求項1又は2記載のう蝕予防用塗布剤組成物。
  4. 更に、(F)キシリトールを含有する請求項1、2又は3記載のう蝕予防用塗布剤組成物。
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