JP2005187128A - 巻取コア補強治具 - Google Patents

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JP2005187128A
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shell
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gas
expanded
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JP2003429717A
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Koji Kimura
弘司 木村
Kunihiro Sasa
邦博 笹
Takashi Nakamura
隆 中村
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Nishimura Seisakusho Co Ltd
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Nishimura Seisakusho Co Ltd
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Abstract

【課題】中空の巻取コア1を補強する巻取コア補強治具を新たに提供し、相当の長さの巻取コア1であっても、それに真円度、円筒度および剛性度をもたせ、ウエブ材料を的確に巻き取ることができるようにする。
【解決手段】シェル2が巻取コア1内に挿入される。シェル2は円筒状をなし、割りみぞ3を有する。さらに、膨張チューブ4がシェル2内に収容され、エアなどの気体が膨張チューブ4内に供給され、巻取コア1内において、気体によって膨張チューブ4が膨張し、膨張チューブ4によってシェル2が拡張され、これが巻取コア1の内面に押し付けられ、シェル2によって巻取コア1が補強される。
【選択図】図1

Description

この発明は、中空の巻取コアを補強する巻取コア補強治具に関するものである。
たとえば、ウエブ材料をスリットするスリッタでは、スリット後、ウエブ材料は巻取コアのまわりに巻き取られる(たとえば、特許文献1参照)。普通、巻取コアは中空の紙管からなる。この場合、特に、広幅のウエブ材料については、巻取コアとして相当の長さのものを使用することが要求されるが、問題は巻取コアの真円度、円筒度および剛性度である。ウエブ材料を的確に巻き取るには、巻取コアに真円度、円筒度および剛性度をもたせる必要があるが、相当の長さの巻取コアにおいて、それに真円度、円筒度および剛性度をもたせることは困難である。このため、ウエブ材料にしわが発生するおそれがあり、これを高速で巻き取ることができない。
この発明は、中空の巻取コアを補強する巻取コア補強治具を新たに提供し、相当の長さの巻取コアであっても、それに真円度、円筒度および剛性度をもたせ、ウエブ材料を的確に巻き取ることができるようにすべくなされたものである。
特開2002−356271号公報
この出願にかかる発明は2つの発明である。その第1発明によれば、シェルが巻取コア内に挿入される。シェルは円筒状をなし、割りみぞを有する。さらに、膨張チューブがシェル内に収容され、エアなどの気体が膨張チューブ内に供給され、巻取コア内において、気体によって膨張チューブが膨張し、膨張チューブによってシェルが拡張され、これが巻取コアの内面に押し付けられ、シェルによって巻取コアが補強される。
第2発明によれば、シェルはスパイラル状をなす。その他の特徴は第1発明と同様である。
以下、この発明の実施例を説明する。
図1はこの発明にかかる補強治具を示す。この補強治具は巻取コア1を補強するためのものである。巻取コア1はウエブ材料を巻き取るためのもので、中空の紙管からなる。
この補強治具では、シェル2が巻取コア1内に挿入される。図3に示すように、シェル2は円筒状をなし、割りみぞ3を有する。さらに、シェル2はステンレス、鉄またはカーボン製であり、弾性をもち、ヤング率は高い。
さらに、膨張チューブ4がシェル2内に収容されており、エアなどの気体が膨張チューブ4内に供給される。この実施例では、膨張チューブ4にゴムチューブが使用され、これがシェル2に同心に配置され、膨張チューブ4の両端において、プラグ5が膨張チューブ4内にはめ込まれ、プラグ5によって膨張チューブ4が閉じられている。さらに、カプラ6が一方のプラグ5に設けられており、ホースをそれに接続し、ホースおよびカプラ6によって気体を供給することができる。したがって、カプラ5によって気体供給手段が構成されているものである。
さらに、この実施例では、チューブガイド7がスリーブ8と組み合わされ、膨張チューブ4の両端において、スリーブ8が膨張チューブ4の外面にはめ合わされている。チューブガイド7はテーパ状のものである。さらに、スリーブ8に割りみぞが形成され、ワイヤ9がそのまわりに巻き付けられ、図4に示すように、金具10によってワイヤ9が締め付けられ、スリーブ8および膨張チューブ4がプラグ5の外面に押し付けられており、気体が膨張チューブ4内に供給されたとき、それが膨張チューブ4とプラグ5間から洩れることはない。さらに、シェル2の両端に内向き突起11が形成され、ワッシャ12がプラグ5の外面にはめ合わされ、ビスによって内向き突起11とワッシャ12が連結され、これによってチューブガイド7およびスリーブ8が保持されている。
したがって、シェル2を巻取コア1内に挿入し、その後、エアなどの気体を膨張チューブ4内に供給すると、巻取コア1内において、気体によって膨張チューブ4が膨張する。したがって、チューブガイド7によって膨張チューブ4が案内され、膨張チューブ4がチューブガイド7に沿って膨張し、シェル2の内面に押し付けられる。シェル2は弾性をもち、ヤング率は高いことは前述したとおりであり、それに割りみぞ3が形成されていることも前述したとおりである。したがって、膨張チューブ4によってシェル2が拡張され、これが巻取コア1の内面に押し付けられ、シェル2によって巻取コア1が補強される。
この結果、相当の長さの巻取コア1であっても、それに真円度、円筒度および剛性度をもたせることができ、その後、たとえば、チャック13を巻取コア1の両端にはめ込み、チャック13によって巻取コア1をチャックし、回転させることができる。したがって、ウエブ材料をスリットするスリッタにおいて、スリット後、ウエブ材料を巻取コア1のまわりに巻き取ることができ、これを的確に巻き取ることができる。ウエブ材料にしわが発生するおそれはなく、これを高速で巻き取ることもできる。
なお、この実施例では、シェル2に割りみぞ3を形成したものを説明したが、必ずしもその必要はない。図5に示すように、シェル14にスパイラル状のものを使用し、これを巻取コア1内に挿入してもよい。そして、図1の実施例と同様、膨張チューブ4をシェル14内に収容し、エアなどの気体を膨張チューブ4内に供給すると、気体によって膨張チューブ4を膨張させ、膨張チューブ4によってシェル14を拡張させ、これによって巻取コア1を補強することができる。
以上説明したように、この発明によれば、相当の長さの巻取コアであっても、それに真円度、円筒度および剛性度をもたせ、ウエブ材料を的確に巻き取ることができ、所期の目的を達成することができるものである。
この発明の実施例を示す断面図である。 図1の補強治具の端面図である。 図1のシェルの斜視図である。 図1のワイヤの斜視図である。 他の実施例を示す斜視図である。
符号の説明
1 巻取コア
2,14 シェル
3 割りみぞ
4 膨張チューブ
6 プラグ

Claims (2)

  1. 中空の巻取コアを補強する巻取コア補強治具であって、
    円筒状をなし、割りみぞを有し、前記巻取コア内に挿入されるシェルと、
    前記シェル内に収容された膨張チューブと、
    エアなどの気体を前記膨張チューブ内に供給する手段とからなり、
    前記巻取コア内において、前記気体によって前記膨張チューブを膨張させ、前記膨張チューブによって前記シェルを拡張させ、これを前記巻取コアの内面に押し付け、前記シェルによって前記巻取コアを補強するようにしたことを特徴とする巻取コア補強治具。
  2. 中空の巻取コアを補強する巻取コア補強治具であって、
    スパイラル状をなし、前記巻取コア内に挿入されるシェルと、
    前記シェル内に収容された膨張チューブと、
    エアなどの気体を前記膨張チューブ内に供給する手段とからなり、
    前記巻取コア内において、前記気体によって前記膨張チューブを膨張させ、前記膨張チューブによって前記シェルを拡張させ、これを前記巻取コアの内面に押し付け、前記シェルによって前記巻取コアを補強するようにしたことを特徴とする巻取コア補強治具。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007210759A (ja) * 2006-02-10 2007-08-23 Toray Ind Inc 巻取コアの保持軸、長尺体の巻取装置および長尺体の製造方法

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