JP2005186960A - 合成樹脂製容器及びその製造方法 - Google Patents

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達洋 松本
Mitsuru Nagayama
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Yukitoyo Yamada
幸豊 山田
Tomoya Hojo
智也 北條
Katsushi Yuta
勝志 夕田
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Abstract

【課題】比較的小規模な設備を用いて、強度及び耐久性に優れた大型の合成樹脂製容器及びその製造方法を提供する。
【解決手段】上部に口部を備えると共に内部に収納空間を有する瓶状体を縦割りに二等分した形状の湾曲部分11と、瓶状体の底にあたる平面部分12と、湾曲部分及び平面部分それぞれの周縁に設けられたフランジ部13とが一体的に形成されてなる合成樹脂製半部10を、2個向き合わせ、フランジ部13を溶着してなる合成樹脂製容器である。合成樹脂製半部10はブロー成形加工による成形品である。合成樹脂製半部10は、外層と内層とを備えるとともに、外層と内層との間に空隙を有する中空状構造体である。外層には、内層側に突出した横リブ19が複数形成されており、内層には、外層側に突出した縦リブ20が複数形成されている。横リブ19と縦リブ20とは、交差する部位で溶着されている。
【選択図】 図3





Description

本発明は、合成樹脂製容器及びその製造方法に関し、特に、簡易公衆トイレの浄化槽(浄化処理容器)に適用することができる大型の合成樹脂製容器及びその製造方法に関する。
近年、工業薬品缶やコンテナ容器等の大型容器にも、ブロー成形品が用いられている(特開平11−80259号公報参照)。このような大型のブロー成形容器を、簡易公衆トイレの浄化槽に適用することが考えられており、既に、本願出願人はブロー成形品である浄化槽(浄化処理容器)を備えた簡易の浄化装置を既に提案している(特願2003−71039)。
ところで、上記のような浄化装置は、自己完結型浄化装置と放水型浄化装置とに大別される。自己完結型浄化装置とは、汚水を浄化した後の浄水を再度簡易公衆トイレに戻して再利用を図る循環タイプの浄化装置である。また、放水型浄化装置とは、浄水を再利用することなく河川等に放水するタイプの浄化装置である。そして、この種の浄化装置を製造・販売する場合、放水型浄化装置の場合には国土交通省の型式認定を受ける必要がある。従って、先の出願(特願2003−71039)で提案した浄化装置を放水型に適用しようとすると、型式認定で要求される条件に沿って設計・製造する必要がある。
ここで、合併浄化槽の構造基準としては、沈殿分離槽の有効容量が2.5m3以上必要であること、及び、2室に区分して直列接続する場合は第1室の有効容量が沈殿分離槽の有効容量の概ね2/3とすること、が要求されている。従って、上記基準を満たそうすると、第1室の容量は1.5m3程度以上となる。つまり、沈殿分離槽の第1室を構成する浄化処理容器は、少なくとも容量が1.5m3程度必要となる。このような大容量の大型容器をブロー成形によつて製造することは、現在の技術では困難である。
そこで、真空成形法(特開平11−179795号公報参照)により、浄化処理容器を縦割りに二等分した合成樹脂製半部を作製し、この合成樹脂製半部を2個向かい合わせに貼り合わせることにより、内容積が1.5m3以上の大型浄化処理容器を製造することが考えられる。
特開平11−80259号公報 特開平11−179795号公報
しかし、上記した真空成形により合成樹脂製半部を製造しても、合成樹脂製半部は一層構造(浄化処理容器が一層構造に相当)となるため、型式認定で要求される内水圧、外水圧、土圧等に対する強度を満たすことができない。勿論、プレス成形によれば、内容積が1.5m3以上の大型浄化処理容器を製造することは可能であるが、このようなプレス成形加工による場合は、大規模な製造設備が必要となる。
本発明の目的は、比較的小規模な設備を用いて、強度及び耐久性に優れた大型の合成樹脂製容器及びその製造方法を提供することである。
上記課題を解決するため、本発明は、上部に口部を備えると共に内部に収納空間を有する瓶状体を縦割りに二等分した形状の湾曲部分と、瓶状体の底にあたる平面部分と、湾曲部分及び平面部分それぞれの周縁に設けられたフランジ部とが一体的に形成されてなる合成樹脂製半部を、2個向き合わせ、前記フランジ部を溶着してなる合成樹脂製容器であって、合成樹脂製半部がブロー成形加工による成形品であることを特徴とする。
上記の如く、合成樹脂製半部がブロー成形品であると、合成樹脂製半部が中空状の2重構造となっている。従って、2個の合成樹脂製半部からなる合成樹脂製容器は、2層構造で構成されることになり、構造上強度がアップする。そのため、大型容器に適用することができる。
また、本発明は、合成樹脂製半部は、外層と内層とを備えるとともに、外層と内層との間に空隙を有する中空状構造体であり、外層には、内層側に突出した横リブ又は縦リブの何れか一方が複数形成されており、内層には、外層側に突出した横リブ又は縦リブの何れか他方が複数形成されており、横リブと前記縦リブとは、交差する部位で溶着されている場合もある。
このように、横リブと縦リブとを交差する部位で溶着することにより、容器の強度の向上を図ることができる。
また、本発明は、合成樹脂製半部の空隙全体に亘って、若しくは所定部位にのみ、発泡スチロール又は発泡ウレタンを充填するようにしてもよい。
なお、容器の内容積は1.5m3以上であることが好ましい。
本発明によれば、合成樹脂製半部をブロー成形加工による成形品とすることにより、比較的小規模な設備を用いて、強度及び耐久性に優れた大型の合成樹脂製容器を実現することができる。
以下の実施の形態では、本発明に係る合成樹脂製容器を、浄化処理容器に適用した例について説明する。
(実施の形態1)
図1は実施の形態1に係る浄化処理容器の側面図であり、図2は実施の形態1に係る浄化処理容器の正面図であり、図3はその分解斜視図であり、図4は図2の矢視X1−X1断面図であり、図5は図4の一部拡大図であり、図6は図2の矢視X2−X2断面図であり、図7は図6の一部拡大図である。浄化処理容器1は内容積が1m3以上であって、ポリエチレン又はポリプロピレンから成る合成樹脂製容器である。この浄化処理容器1は、図1及び図2に示すように、内部に収納空間を有する胴部1Aと、胴部1Aの上部に形成される口部1Bとを有する。胴部1Aの両側壁には、それぞれ一対のフランジ部3,3が上下方向に間隔を開けて2組形成されている。これら各フランジ3部には挿通孔4が形成されている。また、胴部1Aの前壁及び後壁には、開口5が形成されている。これら、挿通孔4及び開口5は、後述するように、浄化処理容器1を複数連結して浄化装置として使用する際に必要となる構造であり、詳細は後述する実施の形態8で説明する。
上記構造の浄化処理容器1は、図3に示すように、左右対称な一対の合成樹脂製半部10からなる。この合成樹脂製半部10は、上部に口部を備えると共に内部に収納空間を有する瓶状体を縦割りに二等分した形状の湾曲部分(本実施の形態では概ね半円筒状に形成されている)11と、瓶状体の底にあたる平面部分12と、湾曲部分11及び平面部分12それぞれの周縁に設けられたフランジ部13とが一体的に形成されて構成されている。そして、一対の合成樹脂製半部10が向き合わされた状態でフランジ部13が溶着されることにより、浄化処理容器1が構成されている。
合成樹脂製半部10は、ブロー成形加工による成形品であって、図4〜図7に示すように、外層16と内層17とを有するとともに、外層16と内層17との間に空隙18を有する中空状構造体である。この合成樹脂製半部10の縦長L1(図4参照)は例えば1.5〜2.5mであり、合成樹脂製半部10の横長L2(図6参照)は例えば1〜1.5mである。外層16には、内層17側に突出した横リブ19が、上下方向に間隔を開けて複数形成されている。この横リブ19の幅D1(図5参照)は5〜8mm程度に設定されている。また、内層17には、外層16側に突出した縦リブ20が、内層17の周方向に間隔を開けて複数形成されている。この縦リブ20の幅D2(図7参照)は30〜50mm程度に設定されている。そして、横リブ19と縦リブ20とは、交差する部位でその頂部が溶着されている。このようにして、横リブ19と縦リブ20を形成することにより、容器の強度が向上するのに加えて、横リブ19と縦リブ20とを交差する部位で溶着することにより、更に強度の向上を図ることができる。
なお、上記の例では、外層16に横リブ19を形成し、内層17に縦リブ20を形成したけれども、外層16に縦リブ20を形成し、内層17に縦リブ20を形成するようにしてもよい。
次いで、上記構造の浄化処理容器1の製造方法について説明する。
(1)合成樹脂製半部10の作製工程
ブロー成形により合成樹脂製半部10を作製する。
先ず、図8(1)に示すように、押出機のダイスヘッド21の下方には左右に分割された一対の金型22A、22Bが水平方向開閉自在に配設されている。そして、初期状態では、金型22A、22Bは型開状態となっている。なお、金型22A、22Bは、金型内キャビティが合成樹脂製半部10の外観形状に対応するように予め作製されている。
次いで、金型22A、22B間にダイスヘッド21からチューブ状のパリソン23を押出し(図8(2))、パリソン23の押出しが完了すると(図8(3))、金型22A、22Bを閉じ、パリソン23内に吹込みノズル24から高圧空気の吹込みを行う(図8(4))。これにより、パリソン23は、金型内のキャビティに基づく所定の形状に賦形される。そして、パリソン23が冷却固化されて成形が完了し、成型品を取り出す(図8(5))。こうして、合成樹脂製半部10が作製される。
(2)フランジ部13の溶着工程
上記合成樹脂製半部作製工程により得られた合成樹脂製半部10を2個用意する。そして、図9(1)に示すように、受台30と押型31間に、それら2個の合成樹脂製半部10を向き合わせた状態でセットする。次いで、図9(2)に示すように、ヒータ32をセットする。次いで、図9(3)に示すように、ヒータ32を加熱し、この状態でエアシリンダ33を駆動して押型31を受台30に軽く押しつける。なお、ヒータ32はの加熱温度は、例えば150〜200℃であり、5分程度加熱する。次いで、図9(4)に示すように、ヒータ32を取り除き、押型31を更に受台30に押しつけて、フランジ部13を押圧・加熱する。次いで、図9(5)に示すように、押型31を開き、浄化処理容器1が作製される。
なお、図10に示すように、フランジ部13の表面を予め凹凸状に形成してもよく、このようにすればフランジ部13の溶着処理に要する時間を短縮することができる。また、図11に示すように、フランジ部13の表面に、位置決め用凸部35と凹部36を予め形成しておくようにしもよく、このようにすれば、溶着工程での位置決めが容易となり、作業性が向上する。
(実施の形態2)
本実施の形態2では、合成樹脂製半部10の空隙18に発泡スチロール又は発泡ウレタンが充填されていることを特徴とする。発泡スチロールを充填することにより、浄化処理容器1の保温効果を向上することができる。また、発泡スチロールに代えて、発泡ウレタンを充填するようにしてもよい。これにより、保温効果に加えて、強度の向上をも図ることができる。
なお、発泡スチロール又は発泡ウレタンは浄化処理容器1全体に亘って充填するようにしてもよく、また、容器1の構造上特に応力が集中する部位にのみ充填して、当該部位の強度補強を図るようにしてもよい。
(実施の形態3)
図12は実施の形態3に係る浄化処理容器のフランジ部13付近の断面図である。この実施の形態3では、フランジ部13の溶着部100が複数箇所に分離され、かつ、各分離された溶着部101間に樹脂溜まり102が形成された構成となっている。上記実施の形態1のようにフランジ部13の溶着面100が全面に亘って連なった平坦面であると、図13に示すように、溶着工程の際に、フランジ部13の溶着面100から溶融樹脂がはみ出し、このはみ出した樹脂が容器1の内壁104に表面張力によって凸状に付着し、樹脂はみ出し部105はその形状のまま固化してしまう。
このとき、はみ出し部105と内壁104との接合面では樹脂の分子配向が比較的整った状態のまま固化してしまうので、はみ出し部105と内壁104とは分子間結合力が弱い状態で接合している。そのため、浄化処理溶液が容器1内に貯留されて容器内壁104に水圧が作用すると、鋭角的な形状となっているはみ出し部105に応力が集中し、その結果、はみ出し部105と内壁104との接合面付近に亀裂Kが発生する。そして、一旦、亀裂が発生すると、その亀裂は溶着部100全体に伝播してゆき、浄化処理容器1としてもはや使用することができなくなる。
そこで、本実施の形態では、図12に示すように、溶着部100を複数に分離することにより、はみ出し部105に亀裂が発生しても、隣接する溶着部101は樹脂溜まり102によって分離されているため、亀裂が隣接する溶着部101に伝播することが防がれる。
また、本実施の形態では、図12に示すように、樹脂溜まり102が設けられているため、フランジ部13同士の溶着の際、溶けた樹脂が樹脂貯まり102に充填される。従って、容器内壁104側にはみ出す樹脂の量が格段に少なくなる。そのため、容器内壁104側のはみ出し部105を小さくすることができる。これにより、容器内壁104に水圧が作用しても、はみ出し部105が比較的平坦に近い形状となっているため、はみ出し部105への応力集中を緩和することができ、溶着部の亀裂の発生を防止することができる。
なお、このような樹脂のはみ出しは、フランジ部13同士の溶着の際の、溶着温度、溶着時間、加圧の大きさ、加圧時間等の条件を最適なものとすれば、樹脂のはみ出し量を少量とすることが可能であるが、そのためには、予めそのような条件を見出しておく必要があり、また溶着の際には精度の高い制御を行う必要がある。従って、現実に実行することはかなり困難である。一方、本実施の形態であれば、複数の樹脂溜まり102を設け、溶着部を分離する構成としておけば、亀裂の発生を防止できる。従って、種々の実験や高精度の制御を行う必要がなく、極めて実用的である。
(実施の形態4)
実施の形態4は、はみ出し部105を鋭角的な形状とすることなく、容器内壁104に沿ってなだらかな表面形状とすることを特徴とする。具体的な製造方法としては、フランジ部13同士の溶着工程において、図14(1)に示すようにフランジ部13の付け根側でかつ、容器内壁104近傍に加熱板110を設け、この加熱板110により容器内壁104で、かつ、フランジ部13の付け根付近を加熱して、その領域の樹脂を溶融させる。これにより、その領域では、はみ出し部105の樹脂と内壁104から溶融した樹脂とが混じり合い、分子の配向が乱されることになり、はみ出し部105と容器内壁104との接合面の強度が向上する。なお、加熱板110はその内壁104側に対向する面が内壁104に沿った形状となっており、これにより、図14(2)に示すように、はみ出し部105を、容器内壁104に沿ってなだらかな表面形状とすることが可能となる。
(実施の形態5)
実施の形態5は、フランジ部13同士を溶着する際に、図15の左右方向Fに例えば3〜5mm程度の振動を与えて、フランジ部13同士を溶着することを特徴とするものである。このように、振動を与えながら溶着を行うと、上側のフランジ部13の溶融樹脂と、下側のフランジ部13の溶融樹脂とが掻き乱され、そのため樹脂の分子配向が乱される。そして、このように分子配向が乱れた状態で固化すると、樹脂の強度が向上する。従って、浄化処理容器1内に浄化溶液が充填され、内水圧が容器内壁104に作用しても、樹脂の強度が向上しているため、亀裂の発生を防止することができる。なお、上記の例では左右方向Fに振動を与えたけれども、前後方向(図15の紙面に垂直方向)に振動を与えるようにしてもよく、また、左右方向及び前後方向の2方向に振動を与えるようにしもよい。
(実施の形態6)
上記実施の形態1〜5ではフランジ部13同士を溶着する際に、押型31を受台30に押しつけてフランジ部13同士を加圧していたが、本実施の形態6では、フランジ部13同士を溶着する際に、加圧せずに、フランジ部13同士が接触した状態を保持しつつ、加熱する(図16(1)参照)。次いで、図16(2)に示すように、フランジ部13の表面より例えば50%程度の領域Hが溶融状態となったときにヒータ32を引き抜く。次いで、図16(3)に示すように、緩やかに加圧し溶融樹脂が冷却して固化するまでその状態を保持する。これにより、溶融樹脂のはみ出しを防止することが可能となる。
なお、加熱温度、加熱時間、フランジ部13のどの領域まで溶融状態が達するか、加圧の大きさ等は、使用する材料、容器の大きさ等を考量して最適な条件下で行うようにすればよい。
(実施の形態7)
実施の形態7は、内圧ストレスの軽減を図るため、フランジ部13に空間を形成しておき、その空間内に浄化処理溶液を充填させ、空間内の水圧により、フランジ部13近傍の内壁に作用する水圧を相殺しようとするものである。
具体的には、図17に示すように、フランジ部13の内壁側の所定位置に空間120を形成し、その空間120には容器1内の貯留空間121に連通する連通孔122を設ける。これにより、浄化処理溶液が容器1内に貯留されると、浄化処理溶液が連通孔122を介して空間120内に充填される。これにより、処理溶液による内水圧がはみ出し部105に作用しても、そのとき、空間120内の内水圧により相殺されることになり、はみ出し部105の亀裂の発生を防止することができる。
(実施の形態8)
実施の形態8では、上記実施の形態1の浄化処理容器を用いた浄化装置の例について説明する。図18は実施の形態8に係る浄化装置の使用状態を簡略化して示す図であり、図19は実施の形態8に係る浄化装置の外観構成図であり、図20はフランジ3付近の断面図であり、図21は実施の形態8に係る浄化装置の内部構造を簡略化して示す図である。浄化装置40は、図18に示すように、例えば簡易公衆トイレ41近くの地中に埋設されている。簡易公衆トイレ41から流出された汚水は浄化処理装置40に供給され、浄化処理装置40によって所定の浄化処理がなされる。そして、浄化処理された水は放流される。即ち、本実施の形態における浄化処理装置40は、浄水を再利用することなく河川等に放水するタイプの浄化装置である。なお、本実施の形態に係る浄化処理装置40は、放流に代えて、汚水を浄化した後の浄水を再度簡易公衆トイレ41に戻して再利用を図る循環タイプの自己完結型浄化装置にも適用することができる。
浄化処理装置40は、図19に示すように、上部に開閉蓋42が装着される口部1Bを有するとともに、内部に所定の浄化処理を行う処理室を有する複数(本実施の形態では6個)の浄化処理容器A1,A2,A3,A4,A5,A6を有する。各浄化処理容器A1〜A6は、上記実施の形態1と同様の製造方法で作製された浄化処理容器である。なお、浄化処理容器A1,A3は、その内容積が1.5m3の容器であり、浄化処理容器A2,A4,A5,A6は、その内容積が1.0m3の容器である。これらの浄化処理容器A1〜A6は1列に並設され、後述するように連結固定されている。また、隣接する浄化処理容器の対向面に形成されている開口5には、シール部材(図示せず)を介してオーバーフロー管70や連通管71(図21参照)が装着され、隣接する浄化処理容器が互いに連通するようになっている。
各浄化処理容器A1〜A6の両側には、それぞれ上下一対の固定棒44が配置されている。なお、図19においては、図解の容易のため、上側の固定棒44のみが描かれている。また、隣接する浄化処理容器のフランジ3,3間には、フランジ3の間隔を一定に保持するための円筒状のスペーサ45が配置されている。そして、前記固定棒44は、これら円筒状スペーサ45及びフランジ3の貫通孔4をそれぞれ挿通し、その両端がナット46で締結されている。これにより、各浄化処理容器A1〜A6は一括的に連結固定された状態となっている。
次いで、図21を参照して、浄化処理容器A1〜A6の機能について説明する。浄化処理容器A1〜A3は合併浄化槽として機能する。浄化処理容器A4〜A6はさらに高度の浄水処理を行う高度処理浄化槽として機能する。具体的には以下の通りである。
即ち、浄化処理容器A1,A2は沈殿分離槽(2槽直列構造)を構成する。そして、浄化処理容器A1が沈殿分離槽の第1室を構成し、浄化処理容器A2が沈殿分離槽の第2室を構成する。従って、浄化処理容器A1は沈殿分離室50を有し、浄化処理容器A2は沈殿分離室51を有する。このように、沈殿分離槽として機能する容器A1,A2を連結し、かつ、容器A1の容量を1.5m3、容器A1の容量を1.0m3とすることにより、型式認定を得ることが可能となる。
また、浄化処理容器A3は接触バッ気槽及び沈殿分離槽の両者の機能を有する。接触バッ気槽として必要な容量は1.0m3程度であり、沈殿分離槽として必要な容量は0.5m3程度である。そこで、浄化処理容器A3は仕切板52によって2室に区分され、接触バッ気室53及び沈殿室54を有するように構成されている。なお、仕切板52は、接触バッ気室53と沈殿室54を連通するための連通孔52aが形成されている。そして、仕切板52は、その下端部を浄化処理容器A3の底面に形成されている差込し用凹部80に差込し込むことにより固定されている。この仕切板52を浄化処理容器A3に固定するに際しては、上記のように差し込み方式に限らず、仕切板52の下端部を浄化処理容器A3の底面に溶着するようにしてもよい。
沈殿分離室50,51は、建物からの流入汚水を固体と液体に分離する機能を果たすものであり、流入する汚物・紙等の大部分はここで貯留される。また、接触バッ気室53には、プラスチック製接触材が充填されており、バッ気によって処理水に旋回流をつくり酸素を供給するとともに、接触材表面に付着している微生物の作用により汚水がさらに浄化処理される。また、沈殿室54は、接触バッ気室53にて生物処理された処理水中の汚泥を沈殿させ、上澄み水と沈殿汚泥に分離する機能を果たす。なお、本実施の形態では、上澄み処理水のBOD(生物的酸素要求量)濃度は、20mg/リットル以下になるように設定されている。
浄化処理容器A4は第1接触濾過室55を有し、浄化処理容器A5は第2接触濾過室56及びゼオライトボックス57aを備えた沈殿濾過室57を有する。第1接触濾過室55及び第2接触濾過室56は、前記沈殿室54にて分離された上澄み水を中水として再利用するため、汚水をさらに高度処理する機能を果たす。すなわち、接触濾過室55,56には、接触材として天然濾過材であるカキ殻が充填されており、汚水中に残る残存有機物及び浮遊物を除去し、BOD(生物的酸素要求量)濃度を5mg/リットル以下にすると同時に、生物分解により低下したPHを中性に維持し、より高度な生物処理する機能を果たす。沈殿濾過室57は、ゼオライトの多孔質を利用して、分子レベルでの浄化とアンモニアイオンの吸着を行い、次工程において活性炭吸着を行うため目詰まりを起こさないように、微細な懸濁物質を除去する機能を果たす。
浄化処理容器A6は、活性炭吸着処理室58を有するとともに、余剰水を貯水する貯水槽としての機能を果たす。なお、活性炭吸着処理室58は、活性炭が充填された活性炭吸着筒58aを備えており、前工程までの処理により、処理された中水を利用者に不快感を与えないように、活性炭により脱色を行う機能を果たす。
上記構成の浄化装置40を設置するに際しては、各浄化処理容器を予め組み立ておいてもよく、又現場において組み立てるようにしてもよい。特に、現場で組み立てる場合、設置場所のスペースを考慮して浄化処理容器の大きさを選択することも可能である。また、必要に応じて、浄化処理容器の増設することも可能である。
このように、本実施の形態に係る浄化装置1は、複数の浄化処理容器を連結固定することにより構成されているため、従来例のように1つの大型容器内を仕切板で仕切る必要がなく、組立作業が容易である。また、固定棒によって一括的に複数の浄化処理容器を連結固定することができるため、組立作業の作業効率の向上を図ることができる。
なお、上記の例では固定棒44は浄化処理容器の両側壁にそれぞれ上下一対配置されていたけれども、これに加えて、もう1つの固定棒を各浄化処理容器の底部を挿通するように配置してもよい。
(実施の形態9)
図22は実施の形態9に係る浄化装置の断面図である。本実施の形態9では、上記実施の形態8における浄化処理容器A4〜A6に代えて、浄化処理容器A7,A8が用いられる。浄化処理容器A7,A8は、上記実施の形態1と同様の製造方法で作製された浄化処理容器であって、その内容積が1.5m3とされている。浄化処理容器A7は仕切板60によって、第1室61が容器A7の全容量の2/3で、第2室62が容器A7の全容量の1/3に仕切られている。そして、第1室61,62にはカキ殻が充填されている。つまり、第1室61が浄化処理容器A4の第1接触濾過室55に相当し、第1室62が浄化処理容器A5の第2接触濾過室56に相当する。
また、浄化処理容器A8は仕切板60Aによって、第1室63が容器A8の全容量の1/3で、第2室64が容器A8の全容量の2/3に仕切られている。そして、第1室63にはゼオライトボックス57aが収納されており、第2室64には活性炭吸着筒58aが収納されている。つまり、第1室63が浄化処理容器A5の沈殿濾過室56に相当し、第2室64が浄化処理容器A6に相当する。
仕切板60,60Aは、仕切板52と同様に差込方式で浄化処理容器A7,A8に固定されている。また、仕切板60にはオーバーフロー管70が装着されており、このオーバーフロー管70を介して第1室61と第2室62とが連通している。また、仕切板60Aにはゼオライトボックス57a及び活性炭吸着筒58aが装着されており、このゼオライトボックス57a及び活性炭吸着筒58aを介して第1室63と第2室64とが連通している。このように、本実施の形態9では5つの浄化処理容器A1〜A3,A7,A8で浄化装置を構成し、かつ、実施の形態8に係る浄化装置と同様の浄化機能を達成することができる。従って、本実施の形態9は、6つの浄化処理容器A1〜A6を使用する実施の形態8に比べて、製造コストを低減することができる。
なお、この仕切板60,60Aを浄化処理容器A7,A8に固定するに際しては、上記のように差し込み方式に限らず、仕切板60,60Aの下端部をA7,A8の底面に溶着するようにしてもよい。
実施例として、上記実施の形態1の製造方法と同様の方法で内容積1.5m3の浄化槽(浄化槽D1と称する)を作製した。また、比較例として、ブロー成形で一体形成した、内容積1m3の浄化槽(浄化槽D2と称する)を作製した。そして、浄化槽D1と浄化槽D2それぞれに水を入れて、内水圧により浄化槽側壁に歪みが生じた時の最大歪み(最大変形量)を測定した。なお、使用した水量は、200リットル、500リットル、1000リットルの3通り行った。
Figure 2005186960

表1より明らかにように、浄化槽D1の変形量は、浄化槽D2の変形量よりも小さい。従って、本発明に係る浄化槽の強度が向上したことが理解される。
(その他の事項)
(1)上記実施の形態8では浄化装置は6つの浄化処理容器で構成され、上記実施の形態9では浄化装置は5つの浄化処理容器で構成されたが、設置条件等に応じて増設する場合や減設する場合もあり、本発明は、浄化処理容器の個数に特に限定されるものではない。
(2)また、上記実施の形態8,9では、浄化処理容器は1列に配列されていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、2列に配列してもよく、またL字状に配列してもよい。
(3)また、上記実施の形態1〜9では、本発明を浄化処理容器に適用した場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば薬品の収納容器等広範囲の容器に適用することができる。なお、その場合は、フランジ3及び開口5が形成されていない合成樹脂製半部を、2個向き合わせ、フランジ部を溶着してなる合成樹脂製容器を使用すればよい。また、本発明に係る容器は、内容積が1.5m3以上の大型容器に適用しても十分な強度が得られるので、内容積が1.5m3 未満の小型容器に適用することができるのは、勿論である。
本発明は、大型の合成樹脂製容器、特に、簡易公衆トイレの浄化槽(浄化処理容器)に好適に実施することができる。
実施の形態1に係る浄化処理容器の側面図である。 実施の形態1に係る浄化処理容器の正面図である。 実施の形態1に係る浄化処理容器の分解斜視図である。 図2の矢視X1−X1断面図である。 図5は図4の一部拡大図である。 図2の矢視X2−X2断面図である。 図6の一部拡大図である。 実施の形態1における合成樹脂製半部10の作製工程図である。 実施の形態1におけるフランジ部13の溶着工程図である。 実施の形態1におけるフランジ部13の変形例を示す断面図である。 実施の形態2における合成樹脂製半部のフランジ部13付近の斜視図である。 実施の形態3に係る浄化処理容器のフランジ部13付近の断面図である。 実施の形態1のようにフランジ部13の溶着面が全面に亘って連なった平坦面である場合に、溶着工程の際に溶融樹脂がはみ出してくる状態を示す図である。 実施の形態4におけるフランジ部13の溶着工程図である。 実施の形態5におけるフランジ部13の溶着方法を説明するための図である。 実施の形態6におけるフランジ部13の溶着工程図である。 実施の形態7に係る浄化処理容器のフランジ部13付近の断面図である。 実施の形態8に係る浄化装置の使用状態を簡略化して示す図である。 実施の形態8に係る浄化装置の外観構成図である。 実施の形態8に係る浄化装置の浄化処理容器のフランジ付近の断面図である。 実施の形態8に係る浄化装置の内部構造を簡略化して示す図である。 実施の形態9に係る浄化装置の内部構造を簡略化して示す図である。
符号の説明
1:浄化処理容器 1A:胴部
10:合成樹脂製半部 11:湾曲部分
12:平面部分 13:フランジ部
16:外層 17:内層
18:空隙 19:横リブ
20:縦リブ 40:浄化装置
A1〜A8:浄化処理容器

Claims (7)

  1. 上部に口部を備えると共に内部に収納空間を有する瓶状体を縦割りに二等分した形状の湾曲部分と、瓶状体の底にあたる平面部分と、湾曲部分及び平面部分それぞれの周縁に設けられたフランジ部とが一体的に形成されてなる合成樹脂製半部を、2個向き合わせ、前記フランジ部を溶着してなる合成樹脂製容器であって、
    前記合成樹脂製半部がブロー成形加工による成形品であることを特徴とする合成樹脂製容器。
  2. 前記合成樹脂製半部は、外層と内層とを備えるとともに、外層と内層との間に空隙を有する中空状構造体であり、
    前記外層には、内層側に突出した横リブ又は縦リブの何れか一方が複数形成されており、
    前記内層には、外層側に突出した横リブ又は縦リブの何れか他方が複数形成されており、
    前記横リブと前記縦リブとは、交差する部位で溶着されている、請求項1記載の容器。
  3. 前記合成樹脂製半部の空隙全体に亘って、発泡スチロール又は発泡ウレタンが充填されている、請求項2記載の合成樹脂製容器。
  4. 前記合成樹脂製半部の空隙の所定部位にのみ、発泡スチロール又は発泡ウレタンが充填されている、請求項2記載の合成樹脂製容器。
  5. 容器の内容積が1.5m3以上である請求項1〜4の何れかに記載の合成樹脂製容器。
  6. 上部に口部を備えると共に内部に収納空間を有する瓶状体を縦割りに二等分した形状の湾曲部分と、瓶状体の底にあたる平面部分と、湾曲部分及び平面部分それぞれの周縁に設けられたフランジ部とが一体的に形成されてなる合成樹脂製半部を、ブロー成形加工により作製する合成樹脂製半部作製工程と、
    前記合成樹脂製半部作製工程により得られた合成樹脂製半部を2個用意し、合成樹脂製半部同士を向き合わせてフランジ部同士を溶着する溶着工程と、
    を有することを特徴とする合成樹脂製容器の製造方法。
  7. 前記合成樹脂製半部作製工程は、フランジ部の表面を凹凸状に形成する工程を含み、前記溶着工程において前記フランジ部の凹凸状表面を溶着する、請求項6記載の合成樹脂製容器の製造方法。

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