JP2005186775A - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 センサの精度を向上させなくても、トルクリップルを軽減して良好な操舵フィーリングが得られる電動パワーステアリング装置を提供する。
【解決手段】 操舵速度が速い(例えば45[deg/sec]より大きい。)ときはドライバがトルクリップルに鈍感になる点に着目し、制御部により、操舵速度が速いときはセンサの出力に基づくトルク演算値をそのまま出力させるが、操舵速度が遅いときはトルク演算値の変化ΔT=0として、トルク演算値を一定に保持する。
【選択図】 図3
【解決手段】 操舵速度が速い(例えば45[deg/sec]より大きい。)ときはドライバがトルクリップルに鈍感になる点に着目し、制御部により、操舵速度が速いときはセンサの出力に基づくトルク演算値をそのまま出力させるが、操舵速度が遅いときはトルク演算値の変化ΔT=0として、トルク演算値を一定に保持する。
【選択図】 図3
Description
本発明は、主として自動車に用いられる電動パワーステアリング装置に関する。
電動パワーステアリング装置は、センサによって検出した操舵トルクに基づいて、モータにより操舵補助力を生じさせる装置である(例えば、特許文献1参照。)。この「センサ」は、具体的には、トーションバーを介して相互に接続されている入力軸及び出力軸の各回転を磁気センサによって検出するものであり、A,B2相の磁気センサからは、それぞれsin波,cos波が出力される。その出力に基づいて演算装置によりtanθ(θは回転角)を求め、その逆関数としてのθを求める。そして、入力軸及び出力軸のそれぞれについて求めた回転角の相対角度差から、操舵トルクの演算値が求められる。
しかしながら、上記のような従来の電動パワーステアリング装置では、実際の操舵トルクが一定であっても、磁気センサの出力の誤差により操舵トルクの演算値に誤差が生じ、トルクが波打つように微振動する状態となる。その結果、ドライバは、操舵補助力にトルクリップルがあるように感じることになり、操舵フィーリングの点で好ましくない。このようなトルクリップルは、磁気センサの精度を向上させることにより軽減できるが、精度を追求するとコストアップを招くので、多少の誤差があっても実用上問題なく使用できることが望ましい。
上記のような従来の問題点に鑑み、本発明は、センサの精度を向上させなくても、トルクリップルを軽減して良好な操舵フィーリングが得られる電動パワーステアリング装置を提供することを目的とする。
上記のような従来の問題点に鑑み、本発明は、センサの精度を向上させなくても、トルクリップルを軽減して良好な操舵フィーリングが得られる電動パワーステアリング装置を提供することを目的とする。
本発明は、センサの出力に基づいて演算により操舵速度及び操舵トルクを求め、操舵トルクの演算値に基づいて操舵補助を行う電動パワーステアリング装置において、操舵速度が所定値以下の小さい値であるとき、操舵トルクの演算値の変化を抑制する処理を行う制御部を備えたものである。
このような電動パワーステアリング装置では、操舵速度が所定値以下の小さい値であるとき、制御部により操舵トルクの演算値の変化を抑制する処理が行われ、トルクリップルのない一定のトルク演算値が出力される。この結果、一定の操舵補助力を生じさせることができ、滑らかな操舵フィーリングが得られる。
一方、操舵速度が所定値を超える速い速度である場合、センサの出力に基づくトルク演算値がそのまま出力され、これに基づく操舵補助力が発生する。このトルク演算値にはトルクリップルが含まれているが、操舵速度が速いときは、操舵トルクの大きさに対してトルクリップルが非常に小さく、また、モータの慣性により些細なトルクリップルは押し殺されるため、ドライバはトルクリップルを感じ取ることはない。
一方、操舵速度が所定値を超える速い速度である場合、センサの出力に基づくトルク演算値がそのまま出力され、これに基づく操舵補助力が発生する。このトルク演算値にはトルクリップルが含まれているが、操舵速度が速いときは、操舵トルクの大きさに対してトルクリップルが非常に小さく、また、モータの慣性により些細なトルクリップルは押し殺されるため、ドライバはトルクリップルを感じ取ることはない。
また、本発明は、センサの出力に基づいて演算により操舵速度及び操舵トルクを求め、操舵トルクの演算値に基づいて操舵補助を行う電動パワーステアリング装置において、操舵速度が所定値以下の小さい値であり、かつ、前記センサの入力軸側の角速度が出力軸側の角速度と略一致するとき、操舵トルクの演算値の変化を抑制する処理を行う制御部を備えたものである。
このような電動パワーステアリング装置では、操舵速度が所定値以下の小さい値であり、かつ、センサの入力軸側の角速度が出力軸側の角速度と略一致するとき、制御部により操舵トルクの演算値の変化を抑制する処理が行われ、トルクリップルのない一定のトルク演算値が出力される。この結果、一定の操舵補助力を生じさせることができ、滑らかな操舵フィーリングが得られる。
一方、操舵速度が所定値を超える速い速度である場合、センサの出力に基づくトルク演算値がそのまま出力され、これに基づく操舵補助力が発生する。このトルク演算値にはトルクリップルが含まれているが、操舵速度が速いときは、操舵トルクの大きさに対してトルクリップルが非常に小さく、また、モータの慣性により些細なトルクリップルは押し殺されるため、ドライバはトルクリップルを感じ取ることはない。他方、操舵速度が遅くても、センサの入力軸側の角速度が出力軸側の角速度と不一致であるとき(例えばドライバが意図的にハンドルを左右に振っているような場合であって操舵方向の反転直後)には、センサの出力に基づくトルク演算値がそのまま出力され、これに基づく操舵補助力が発生する。このトルク演算値にもトルクリップルが含まれるが、操舵方向の反転によって、ドライバはトルクリップルを感じにくくなる。
このように、操舵トルクの演算値の変化を抑制する条件として、センサの入力軸側の角速度が出力軸側の角速度と略一致するという点を加えることにより、この条件が成り立たない場合にはトルク演算値の変化を抑制せず、センサの出力に基づくトルク演算値がそのまま出力される。この結果、操舵方向の反転動作に対しては、電動パワーステアリング装置に忠実な応答性を確保することができる。
一方、操舵速度が所定値を超える速い速度である場合、センサの出力に基づくトルク演算値がそのまま出力され、これに基づく操舵補助力が発生する。このトルク演算値にはトルクリップルが含まれているが、操舵速度が速いときは、操舵トルクの大きさに対してトルクリップルが非常に小さく、また、モータの慣性により些細なトルクリップルは押し殺されるため、ドライバはトルクリップルを感じ取ることはない。他方、操舵速度が遅くても、センサの入力軸側の角速度が出力軸側の角速度と不一致であるとき(例えばドライバが意図的にハンドルを左右に振っているような場合であって操舵方向の反転直後)には、センサの出力に基づくトルク演算値がそのまま出力され、これに基づく操舵補助力が発生する。このトルク演算値にもトルクリップルが含まれるが、操舵方向の反転によって、ドライバはトルクリップルを感じにくくなる。
このように、操舵トルクの演算値の変化を抑制する条件として、センサの入力軸側の角速度が出力軸側の角速度と略一致するという点を加えることにより、この条件が成り立たない場合にはトルク演算値の変化を抑制せず、センサの出力に基づくトルク演算値がそのまま出力される。この結果、操舵方向の反転動作に対しては、電動パワーステアリング装置に忠実な応答性を確保することができる。
本発明によれば、センサの精度を向上させなくても、トルクリップルを軽減して良好な操舵フィーリングが得られる電動パワーステアリング装置を提供することができる。
図1は、本発明の一実施形態による電動パワーステアリング装置の構造を示す図である。当該装置は、例えば自動車に搭載され、操舵部材(ハンドル)1とピニオン2との間に、操舵軸3を介在させたものである。操舵軸3は、その中心に設けられたトーションバー31と、トーションバー31の入力側(上方)に固定された入力軸32と、トーションバー31の出力側(下方)に固定された出力軸33と、入力軸32に外嵌固定された第1ターゲット板34と、出力軸33に外嵌固定された第2ターゲット板35とを備えている。入力軸32と出力軸33とは互いに同軸に配置されているが、相互には直接接続されず、トーションバー31を介して接続されている。また、第1ターゲット板34と第2ターゲット板35とは、互いに同軸に配置されている。
上記各ターゲット板34,35は、平歯車状の形態を成し、磁性体から成る外周の歯が、入力軸32、出力軸33の各軸周りに周方向へ等間隔で凹凸の「ターゲット」を形成している。各ターゲット板34,35の歯数は、同数(例えば36)である。
なお、上記の各ターゲット板34,35は、入力軸32や出力軸33とは別体であって外嵌される構造であるが、入力軸32や出力軸33を磁性体とし、対応するターゲット板34,35と一体に形成してもよい。
また、平歯車状のターゲット板34,35に代えて、スリット状の多数の孔が周方向に等間隔で形成されたリング状のターゲットや、外周面に磁極のN・Sを交互に配置したターゲットを用いることもできる。
なお、上記の各ターゲット板34,35は、入力軸32や出力軸33とは別体であって外嵌される構造であるが、入力軸32や出力軸33を磁性体とし、対応するターゲット板34,35と一体に形成してもよい。
また、平歯車状のターゲット板34,35に代えて、スリット状の多数の孔が周方向に等間隔で形成されたリング状のターゲットや、外周面に磁極のN・Sを交互に配置したターゲットを用いることもできる。
一方、出力軸33にはウオームホイール4が取り付けられ、これが、モータ6の出力軸に取り付けられたウオーム5と噛み合っている。モータ6の回転は、ウオーム5及びウオームホイール4を介してピニオン2に伝達され、操舵補助力となる。ピニオン2の回転は、ラック7の直線運動に変換され、左右のタイロッド8を介して操向車輪9が転舵される。
上記各ターゲット板34,35の外周の歯に対向して、2段2列に4個の磁気センサA1,B1,A2,B2が配置され、これらはセンサボックス10に収められている。センサボックス10は車体の所定位置に固定されている。センサA1,B1は、第1ターゲット板34の外周の互いに異なる周方向位置に対向して配置されている。同様に、センサA2,B2は、第2ターゲット板35の外周の互いに異なる周方向位置に対向して配置されている。
上記磁気センサA1,B1,A2,B2は、磁気抵抗素子(MR素子)等、磁界の作用により抵抗が変化する特性を有する素子を用いたもので、対向する各ターゲット板34,35の外周の凹凸に応じて周期的に変化する信号電圧を出力する。従って、磁気センサA1,B1の出力は、入力軸32及び第1ターゲット板34の角変位に対応したものとなり、磁気センサA2,B2の出力は、出力軸33及び第2ターゲット板35の角変位に対応したものとなる。
磁気センサA1,B1,A2,B2の出力は、A/Dコンバータ(図示せず。)を介して、制御装置21内の制御部22に入力される。制御部22は、CPU、メモリ等を内蔵するものである。また、駆動部23は、制御部22からの指令に基づいて、モータ6を駆動する。
図2は、上記トーションバー31、入力軸32、出力軸33、各ターゲット板34,35、及び、磁気センサA1,B1,A2,B2によって構成される「センサ」100を模式的に表した図である。第1ターゲット板34は、入力軸32と共に回転し、外周の凹凸により磁気センサA1,B1の出力信号が変化する。ここで、磁気センサA1とB1との配置の、対向する凹凸に対する電気角における位相差は、π/2であるように設定されている。磁気センサA1,B1からの出力信号(電圧)は、いずれも正弦波(又は余弦波)に近いものであり、互いに位相がπ/2ずれていることにより、各信号は、一方を正弦波とすれば、他方が余弦波である。
同様に、第2ターゲット板35は、出力軸33と共に回転し、外周の凹凸により磁気センサA2,B2の出力信号が変化する。また同様に、磁気センサA2とB2との配置の、対向する凹凸に対する電気角における位相差は、π/2であるように設定されている。
同様に、第2ターゲット板35は、出力軸33と共に回転し、外周の凹凸により磁気センサA2,B2の出力信号が変化する。また同様に、磁気センサA2とB2との配置の、対向する凹凸に対する電気角における位相差は、π/2であるように設定されている。
ここで、操舵部材1の中立位置からの第1ターゲット板34,第2ターゲット板35の回転角度をそれぞれθ1,θ2とする。磁気センサA1,B1の出力する信号は、一方がsinθ1、他方がcosθ1であるから、第1ターゲット板34が磁気センサB1から磁気センサA1の方向へ回転する場合、磁気センサA1,B1の各出力に基づいて、制御部22によりtanθ1=(sinθ1/cosθ1)を求め、さらにθ1=tan−1(sinθ1/cosθ1)としてθ1を求めることができる。同様にして、θ2が求められる。トルクTは、T=k(θ1−θ2)の関係により(kは定数)、求めることができる。
次に、制御部22のトルク演算処理について図3のフローチャートを参照して説明する。トルク演算処理が開始されると、制御部22は、磁気センサA1,B1,A2,B2からの出力をA/Dコンバータ(図示せず。)を介して読み込む(ステップS1)。次に制御部22は、前述の要領で回転角度θ1,θ2,トルクTを演算し、さらに、これらの時間微分値(dθ1/dt),(dθ2/dt),(dT/dt)及び、トルクTについて前回値(初期値0)からの変化量ΔTを求める(ステップS2)。ここで、(dθ1/dt),(dθ2/dt)はそれぞれ、角速度ω1,ω2である。
次に、制御部22はステップS3に進み、dT/dtが所定値以下かどうかを判断する。この所定値とは、0又は0に近い比較的小さな値であり、dT/dtが所定値以下であることは、トルクが一定でほとんど変化しない状態を意味している。これは、操舵速度が遅い(例えばω1≦45[deg/sec]、以下同様。)ことと、ほぼ同様の意味となる。すなわち、操舵速度が遅く、それによって、トルクが一定でほとんど変化しない状態のときは、制御部22はステップS4に進み、それ以外の場合はステップS6にジャンプする。
ここで、操舵方向が一定で、かつ、操舵速度が遅いときには、dT/dtが所定値以下であり、また、入出力軸間の速度差がほとんどなくなって、ω1≒ω2となる。従って、制御部22はステップS3,S4,S5の順に進み、ΔT=0とする。続いて制御部22は、ステップS6においてトルク演算値Tを、T+ΔTとする処理を行う。ここでは、ΔTが0であるから、結果としてトルク演算値Tの値は前回値のまま保持されることになる。言い換えれば、ステップS2で求められたトルクリップルを含むΔTは無視され、トルク演算値の変化を抑制する処理が行われる。こうして制御部22から出力されたトルク演算値Tに基づいて、駆動部23はモータ6を駆動し、操舵補助力を出力軸33に付与する。
上記の、ΔT=0とする処理がもし無かったならば、図4の(a)のXに示すようなトルクリップルを含むトルク演算値がそのまま出力される。その場合、操舵速度が遅いためドライバはトルクリップルを感じ取り、操舵フィーリングが悪くなる。しかしながら、上記処理により、(b)に示すようにトルクリップルのない一定のトルク演算値が出力される。この結果、一定の操舵補助力を生じさせることができ、滑らかな操舵フィーリングが得られる。
一方、操舵速度が速い(例えばω1>45[deg/sec]、以下同様。)場合、dT/dtは所定値を超える。従って、制御部22はステップS3からステップS6にジャンプして前回値のTにΔTを加算して新しいTとし、これをトルク演算値として出力する。駆動部23は、このトルク演算値に基づいてモータ6を駆動し、操舵補助力を出力軸33に付与する。図4の(a)のYに示すように、トルク演算値には磁気センサA1,B1,A2,B2の出力誤差によるトルクリップルが含まれており、これがそのままトルク演算値として(b)に示すように出力される。しかしながら、操舵速度が速いときは、操舵トルクの大きさ(例えば5Nm程度)に対してトルクリップル(0.1〜0.2Nm)が非常に小さく、また、モータ6の慣性により些細なトルクリップルは押し殺されることにより、ドライバはトルクリップルを感じ取ることはない。
他方、ステップS3においてdT/dtが所定値以下であれば、制御部22は、ω1≒ω2が成り立つか否かを判断する(ステップS4)。操舵速度が遅くても、例えばドライバが意図的にハンドルを左右に振っているような場合において操舵方向が反転した直後には、ω1≒ω2が成り立たない。従って、その場合にはステップS6にジャンプし、上記の場合と同様にしてトルク演算値が出力され、駆動部23は、このトルク演算値に基づいてモータ6を駆動し、操舵補助力を出力軸33に付与する。このトルク演算値にはトルクリップルが含まれるが、操舵方向の反転により、ドライバはトルクリップルを感じにくくなる。
以上のように、操舵速度が速いときはドライバがトルクリップルに鈍感になる点に着目し、また、操舵速度が遅いときは逆に敏感になる点に留意して、上記の処理を行うことにより、センサの精度を向上させなくても、トルクリップルを軽減して良好な操舵フィーリングが得られる電動パワーステアリング装置を提供することができる。
なお、図3のフローチャートにおけるステップS4は省略することも可能である。ステップS4を省略した場合には、dT/dtが所定値以下であれば常にΔT=0とする処理が行われることになり、ω1≠ω2すなわち、例えばドライバが意図的にハンドルを左右に振っているような場合であって操舵方向が反転した直後にも、トルク演算値は一定値(前回値)に保持されることになる。これにより、反転直後の応答性は若干損なわれるが、もともと操舵速度が遅いので特に問題はない。
しかしながら、図3に示すようにステップS4を設けた方が、あらゆる場合に、操舵方向の反転に対して電動パワーステアリング装置に忠実な応答性を確保することができる点で、好ましい。
しかしながら、図3に示すようにステップS4を設けた方が、あらゆる場合に、操舵方向の反転に対して電動パワーステアリング装置に忠実な応答性を確保することができる点で、好ましい。
22 制御部
32 入力軸
33 出力軸
100 センサ
32 入力軸
33 出力軸
100 センサ
Claims (2)
- センサの出力に基づいて演算により操舵速度及び操舵トルクを求め、操舵トルクの演算値に基づいて操舵補助を行う電動パワーステアリング装置において、
操舵速度が所定値以下の小さい値であるとき、操舵トルクの演算値の変化を抑制する処理を行う制御部を備えたことを特徴とする電動パワーステアリング装置。 - センサの出力に基づいて演算により操舵速度及び操舵トルクを求め、操舵トルクの演算値に基づいて操舵補助を行う電動パワーステアリング装置において、
操舵速度が所定値以下の小さい値であり、かつ、前記センサの入力軸側の角速度が出力軸側の角速度と略一致するとき、操舵トルクの演算値の変化を抑制する処理を行う制御部を備えたことを特徴とする電動パワーステアリング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003430398A JP2005186775A (ja) | 2003-12-25 | 2003-12-25 | 電動パワーステアリング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003430398A JP2005186775A (ja) | 2003-12-25 | 2003-12-25 | 電動パワーステアリング装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005186775A true JP2005186775A (ja) | 2005-07-14 |
Family
ID=34788791
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003430398A Withdrawn JP2005186775A (ja) | 2003-12-25 | 2003-12-25 | 電動パワーステアリング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2005186775A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008056771A1 (fr) | 2006-11-10 | 2008-05-15 | Jtekt Corporation | Dispositif de direction assistée électrique |
-
2003
- 2003-12-25 JP JP2003430398A patent/JP2005186775A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008056771A1 (fr) | 2006-11-10 | 2008-05-15 | Jtekt Corporation | Dispositif de direction assistée électrique |
US8116946B2 (en) | 2006-11-10 | 2012-02-14 | Jtekt Corporation | Electric power steering device |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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