JP2005184706A - 通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】同報送信を行う場合に、ユーザが宛先の入力漏れがあるか否かの確認作業を行うことなく宛先の入力漏れを防止することができる通信装置を提供すること。
【解決手段】本発明の通信装置1は、同報送信機能を備えた通信装置において、同報送信する複数の宛先の入力を受付ける操作部6と、同報送信の履歴を格納する通信管理テーブル14と、操作部6が複数の宛先の入力を受付けたときに、入力された全ての宛先とその他の宛先とを含む同報送信の履歴が通信管理テーブル14に格納されている場合、その旨を報知する液晶表示装置15と、を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、通信装置に関し、詳しくは入力された複数の宛先に画像データを同報送信する通信装置に関するものである。
近年、ファクシミリ通信機能やインターネットファクシミリ通信機能を備えた通信装置の多くが一連のファクシミリ送信処理により複数の宛先に同一画像データを送信する、いわゆる同報送信機能を備えている。かかる通信装置の中には、ユーザによって複数の宛先が入力された場合に、「同報送信しますか?」等のメッセージを表示して複数の宛先が設定されていることを報知するものがある(例えば、特許文献1参照。)。この通信装置によれば、ユーザが誤って複数の宛先を設定した場合に、ユーザの意図しない宛先に画像データが同報送信されてしまうのを防止することができる。
特開平11−225260号公報
社内の営業所や関連部署あるいは顧客先など、ある一定の決まった複数の宛先に対して繰返し同報送信する場合がある。その場合に、宛先の入力漏れがないかを確認するために通信管理レポート等により過去の同報送信履歴の宛先と比較することがあるが、引用文献1の通信装置で行われる処理は、複数の宛先が設定されていることを報知するだけのものであるため、結局ユーザは通信管理レポート等を参照して入力した宛先に入力漏れがないか否かを確認しなければならなかった。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、同報送信を行う場合に、ユーザが宛先の入力漏れがあるか否かの確認作業を行うことなく宛先の入力漏れを防止することができる通信装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の通信装置は、同報送信機能を備えた通信装置において、同報送信する複数の宛先の入力を受付ける入力受付手段と、同報送信の履歴を格納する格納手段と、前記入力受付手段が複数の宛先の入力を受付けたときに、入力された全ての宛先とその他の宛先とを含む同報送信の履歴が前記格納手段に格納されている場合、その旨を報知する報知手段と、を備えることを特徴としている。
請求項2記載の通信装置は、1又は複数の宛先が関連付けて登録されたグループ番号が指定されることにより、当該グループ番号に関連付けられた1又は複数の宛先に対して同報送信を行う機能を備えた通信装置において、前記グループ番号が指定されることにより同報送信する複数の宛先の入力を受付ける入力受付手段と、同報送信の履歴を格納する格納手段と、前記入力受付手段が複数のグループ番号が指定されたことにより複数の宛先の入力を受付けたときに、指定された全てのグループ番号とその他のグループ番号とを含む同報送信の履歴が前記格納手段に格納されている場合、その旨を報知する報知手段と、を備えることを特徴としている。
請求項3記載の通信装置は、請求項1又は2に記載の通信装置において、前記入力受付手段は、前記報知手段による報知後に、入力された宛先の変更を受付けることを特徴としている。
請求項1に記載の通信装置によれば、入力された複数の宛先に画像データを同報送信する場合に、ユーザが入力した宛先に入力漏れがないか否かの確認作業を行うことなく宛先の入力漏れを防止することができる。
請求項2に記載の通信装置によれば、指定された複数のグループ番号に関連付けられた複数の宛先に画像データを同報送信する場合に、ユーザが指定した複数のグループ番号に入力漏れがないか否かの確認作業を行うことなくグループ番号の指定漏れを防止することができる。
請求項3に記載の通信装置によれば、ユーザは報知手段の報知により宛先の入力漏れに気付いた場合に、設定されている宛先を容易に変更することができる。
以下、本発明の実施の形態に係る通信装置について、図面に基づき説明する。この通信装置1は、同報送信機能を備えた通信装置であり、図1に示すように制御部(MPU:Microprocessing Unit)2、原稿読取部3、コーデック(CODEC:Coder and Decoder)4、画像メモリ5、操作部6、ROM(Read Only Memory)7、RAM(Random Access Memory)8、記録部9、表示部10、通信部11、及びLAN I/F(Local Area Network Interface)12を備えたものであって、各部2乃至12は、バス13によって通信可能に接続されている。なお、同報送信機能は、一連の送信処理により複数の宛先に同一画像データを送信する機能である。
制御部2は、ROM7に格納されている制御プログラムに従ってこの通信装置1を構成する各部を制御する。原稿読取部3は、原稿の画像データを読取るものであり、図示しないがCCD(Charge Coupled Device)等のイメージセンサや光源等の光学系、フラットベッドスキャナ(FBS:Flat Bed Scanner)や原稿自動供給装置(ADF:Automatic Document Feeder)等の原稿供給機構等を有して構成されている。
コーデック4は、ファクシミリ送受信やインターネットファクシミリ送受信のために画像データの符号化及び復号を行うものである。すなわち、原稿読取部3で読取られた原稿の画像データをJPEG(Joint Photographic Experts Group)、MH(Modified Huffman)、MR(Modified Read)、MMR(Modified Modified Read)、JBIG(Joint Bi-level Image Group)方式等により符号化し、受信した画像データを用紙に記録するために復号する。また、コンピュータで一般的に使用される画像フォーマットであるTIFF(Tagged Image File Format)形式やPDF(Portable Document Format)形式にも対応して画データを符号化、復号する。画像メモリ5は、原稿読取部3から出力された原稿の画像データ、コーデック4において符号化された画像データ、外部の装置(不図示)から受信した画像データ等を格納する。
操作部6は、図示しないが原稿読取部3に原稿の読取開始を指示するためのスタートキー、ファクシミリ番号やコピー部数等を入力するためのテンキー、ワンタッチダイヤルに予め登録された宛先(ファクシミリ番号又はメールアドレス)を指定するためのワンタッチキー、短縮ダイヤルに予め登録された宛先を指定するための短縮キー、各種設定を行うためのカーソルキーなど、表示部10と連動した各種操作キーを備えている。この操作部6は、同報送信する複数の宛先の入力を受付ける入力受付手段として機能する。操作部6では、テンキーなどにより宛先を直接入力する、予め宛先が登録されたワンタッチダイヤルに対応するワンタッチキーを押下する、又は予め宛先が登録された短縮ダイヤルを指定するために短縮キー及びテンキーを操作することにより宛先を入力することができる。また、短縮ダイヤル又はワンタッチダイヤルを予め登録する際に、よく通信する相手先のファクシミリ番号、メールアドレス、相手先の名称の他に、グループ番号を登録することができる。これにより、ユーザは操作部6からグループ番号を指定して該グループ番号に関連付けて予め登録されている宛先を入力することができる。なお、後述するが、通信装置1ではユーザがこの操作部6から入力した宛先に入力漏れの可能性がある場合に、液晶表示装置(LCD:Liquid Crystal Display)15によってその旨が報知されるが、操作部6は、液晶表示装置15による報知後に、ユーザによって入力された宛先の変更を受付ける。
ROM7は、制御部2によって通信装置1の各部が制御されるための制御プログラムを格納している。RAM8は、制御部2の主メモリ、ワークエリア等として機能し、予めファクシミリ番号やメールアドレス等の情報が登録された短縮ダイヤル、ワンタッチダイヤルなどの各種設定情報を記憶している。また、RAM8には、送受信した画像データの通信に関する情報を格納するための通信管理テーブル14が設けられている。
図2は、ファクシミリ通信にて画像データを送信した際に、その通信に関する情報が格納される通信管理テーブル14a(14)の一例を示したものである。通信管理テーブル14aは、図示するように「番号」フィールド、「相手先名」フィールド、「モード」フィールド、「開始日時」フィールド、「時間」フィールド、「枚数」フィールド、「グループ番号」フィールド、「結果」フィールド、及び「備考」フィールドからなる。「番号」フィールドには、通信を行った時間順に付けられる番号が格納される。「相手先名」フィールドには、画像データを送信した相手先の名称や相手先装置のファクシミリ番号(宛先)が格納される。「モード」フィールドには、送信した画像データの画質に関する情報が格納される。「開始日時」フィールドには、画像データの送信を開始した日時が格納される。「時間」フィールドには、相手先装置への画像データの送信を開始してから終了するまでの所要時間が格納される。「枚数」フィールドには、送信した画像データのページ数が格納される。「グループ番号」フィールドには、操作部6がユーザによってグループ番号が指定されることにより同報送信する複数の宛先の入力を受付けて同報送信が行われた場合に、その相手先装置の宛先に対応するグループ番号が格納される。「結果」フィールドには、通信エラーの発生の有無等を示す通信結果が格納される。「備考」フィールドには、その他の情報が格納される。このように、各フィールドの情報が同一レコードに格納されることにより、各フィールドの情報が対応づけられて格納されている。
図3は、インターネットファクシミリ通信にて画像データを送信した際に、その通信に関する情報が格納される通信管理テーブル14b(14)の一例を示したものである。通信管理テーブル14bは、図示するように「番号」フィールド、「宛先」フィールド、「日時」フィールド、「件名」フィールド、「グループ番号」フィールド、及び「備考」フィールドからなる。「番号」フィールド、「グループ番号」フィールド、及び「備考」フィールドには、それぞれ上記の通信管理テーブル13aの同名のフィールドと同様の情報が格納される。「宛先」フィールドには、画像データを電子メールに添付して送信した相手先の名称や相手先装置のメールアドレス(宛先)が格納される。「日付」フィールドには、画像データを添付した電子メールを送信した日時が格納される。「件名」フィールドには、送信した電子メールの件名が格納される。このように、各フィールドの情報が同一レコードに格納されることにより、各フィールドの情報が対応づけられて格納されている。
なお、上記の通信管理テーブル14a、14bの各フィールドの通信に関する情報に加えて「備考」フィールドに同報送信を行ったことを示す情報が格納されることにより同報送信の履歴がこの通信管理テーブル14に格納される。したがって、通信管理テーブル14が同報送信の履歴を格納する格納手段として機能する。
この「備考」フィールドに格納される同報送信を行ったことを示す情報には、一連の同報送信処理同士を識別するための識別番号「1」、「2」、「3」等が付与されている。したがって、同一ジョブに係る同報送信の履歴の「備考」フィールドには、同一識別番号が付与された同報送信を行ったことを示す情報が格納される。図示する通信管理テーブル14aにおいては、「番号」フィールドに002乃至005の番号が格納されているレコードの「備考」欄に「同報1」の情報が格納されており、制御部2はこの通信管理テーブル14aを参照して相手先名A、B、C、及びDに対応する複数の宛先に同報送信が行われたことを判断できる。また、「番号」フィールドに007乃至012の番号が格納されているレコードの「備考」欄に「同報2」の情報が、そして「グループ番号」欄に2、7、及び8のグループ番号が格納されており、制御部2はグループ番号2、7、及び8が指定されてこれらのグループ番号が登録されている相手先名K、F、N、P、Q、及びJに対応する複数の宛先に同報送信が行われたことを判断できる。
また、通信管理テーブル14aの「番号」フィールドに013の番号が格納されているレコードの「備考」欄、及び通信管理テーブル14bの「番号」フィールドに004及び005の番号が格納されているレコードの「備考」欄に、「同報3」の情報が格納されている。制御部2は、この通信管理テーブル14a及び14bを参照して、一連の送信処理により相手先Bに対応するファクシミリ番号に画像データがファクシミリ送信され、相手先F及びGに対応するメールアドレスに前記画像データが添付された電子メールが送信されたことを判断できる。
なお、RAM8には、図示しないがファクシミリ通信にて画像データを受信した際にその通信に関する情報が格納される通信管理テーブル、及びインターネットファクシミリ通信にて画像データが添付された電子メールを受信した際にその通信に関する情報が格納される通信管理テーブルが上記の通信管理テーブル14a及び14bと同様に設けられている。
また、ここでは同報送信の履歴には、通信を行った宛先又は相手先名、同報送信を行ったことを示す情報の他に、モード、開始日時、時間等の通信に関する情報が含まれているが、同報送信の履歴は、制御部2が過去に行った同報送信の宛先又は相手先名を判別することができればこれらの限定されるものではない。すなわち、「備考」フィールドに識別情報が付与された同報送信を行ったことを示す情報とそれに対応する「相手先名」フィールド又は「宛先」フィールドの情報のみを同報送信の履歴としてRAM8に格納してもよい。その場合、RAM8が同報送信の履歴を格納する格納手段として機能する。
記録部9は、原稿読取部3において読み取られた原稿の画像データ、又は受信した画像データの画像を用紙に記録するものである。この記録部9における記録方式としては、例えば、電子写真方式を用いることができる。
表示部10は、各種の設定状態や通信装置1の動作状態などを文字や図形などで表示する液晶表示装置15や、点灯又は消灯で表示するLEDランプ16などを備えている。液晶表示装置15は、操作部6が複数の宛先の入力を受付けたときに、入力された全ての宛先とその他の宛先とを含む同報送信の履歴がRAM8の通信管理テーブル14に格納されている場合、その旨を報知する報知手段として機能する。具体的には、入力漏れの可能性がある宛先と共にユーザが入力した宛先に入力漏れがないか否かを確認するためのメッセージを表示する。
通信部11は、モデム17及びNCU(Network Control Unit)18を備えている。モデム17は、例えばITU−T(国際電気通信連合電気通信標準化部門)の勧告V.34規格又はこれと同様のものに従った送受信データの変調及び復調を行うものである。NCU18は、電話回線を制御して電話をかけたり、切ったりする回線網制御装置であり、PSTN(Public Switched Telephone Network)19に接続されている。
LAN I/F12は、LAN(Local Area Network)20と通信装置1とを通信可能に接続するインターフェースである。LAN20には、クライアントPC21が設置されており、クライアントPC21から通信装置1が有する各種機能を利用することができるようになっている。例えば、クライアントPC21において作成した文書等の画像データをクライアントPC21から宛先を指定して通信装置1に送信させることができる。また、LAN20には、メールサーバ22、ルータ23等も設置されており、通信装置1は、メールサーバ22、ルータ23、インターネット等を通じて他のインターネットファクシミリ装置と画像データが添付された電子メールを送信又は受信するインターネットファクシミリ通信を行うことができる。
以上説明した構成からなる通信装置1は、コピー機能、ファクシミリ送受信機能、インターネットファクシミリ送受信機能の他、一連の送信処理により複数の宛先に同一画像データを送信する同報送信機能を備えている。すなわち、ユーザにより入力された複数のファクシミリ番号に対して同一画像データをファクシミリ送信したり、入力された複数のメールアドレスに対して同一画像データを電子メールに添付して送信することができる。また、一連の送信処理においてファクシミリ通信とインターネットファクシミリ通信を行って、入力されたファクシミリ番号とメールアドレスに対して同報送信を行うことも可能である。
以下、ユーザによって操作部6から画像データを送信する相手先装置の宛先が入力された場合に、通信装置1において行われる処理動作について、図4及び図5に示すフローチャートに基づいて説明する。なお、以下のフローチャートに基づいて説明する通信装置1の処理動作は、ROM7に格納されている制御プログラムに基づいて制御部2が発行する命令に従って行われる。
制御部2は、まず操作部6から宛先(ファクシミリ番号又はメールアドレス)が入力されたか否かを判断する(S1)。ここで、ユーザによって操作部6から行われる宛先の入力は、テンキー等による宛先の直接入力、ワンタッチキーによるワンタッチダイヤルの指定、又は短縮キーとテンキーによる短縮ダイヤルの指定のいずれかの操作によって行われるものである。
制御部2は、宛先が入力されたと判断した場合(S1:YES)、複数の宛先が入力されたか否かを判断する(S2)。そして、複数の宛先が入力されていない、すなわち宛先が1つだけ入力されたと判断した場合には(S2:NO)、操作部6のスタートキーの押下による画像データの送信開始命令があったか否かを判断する(S3)。ここで、送信開始命令がない場合には(S3:NO)、S2に戻り宛先が複数入力されたか否かを判断する。一方、1つの宛先が入力されて送信開始命令があったと判断した場合には(S2:NO、S3:YES)、原稿読取部3は原稿の画像読取りを行い(S4)、制御部2は原稿読取部3によって読取られた原稿の画像データを送信する(S5)。具体的には、制御部2は原稿読取部3に原稿の画像を読取らせ、読取られた原稿の画像データをコーデック4に所定の符号化方式で符号化させた後、一旦画像メモリ5に格納する。そして、ユーザによって入力された宛先がファクシミリ番号である場合には、該宛先に発呼して所定の前処理を行った後に、画像メモリ5の画像データをファクシミリ送信する。また、ユーザによって入力された宛先がメールアドレスである場合には、電子メールを作成し、作成した電子メールに画像メモリ5の画像データを添付して前記メールアドレスに送信する。制御部2は、この送信処理が完了した後、送信した画像データの通信に関する情報を通信管理テーブル14に格納する。
一方、制御部2はS2において操作部6から複数の宛先が入力されたと判断した場合(S2:YES)、すなわち同報送信を行う設定がなされたと判断した場合、S3と同様に送信開始命令があったか否かを判断する(S6)。ここで、送信開始命令がないと判断した場合には(S6:NO)、S2の処理を継続して行い、送信開始命令があったと判断した場合には(S6:YES)、通信管理テーブル14を参照して入力された全ての宛先を含む同報送信の履歴があるか否かを判断する(S7)。そして、入力された全ての宛先を含む同報送信の履歴がないと判断した場合には(S7:NO)、原稿読取部3は原稿の画像読取りを行い(S8)、制御部2は原稿読取部3によって読取られた原稿の画像データを操作部6から入力された複数の宛先に同報送信する(S9)。ここで行われる同報送信の処理は、S5において説明したのと同様の処理を一連の通信処理において複数の宛先に対して行うものである。制御部2は、この同報送信完了後、同報送信の履歴を通信管理テーブル14に格納する(S10)。ここで行われる同報送信の履歴を格納する処理は、具体的には相手先の名称又は宛先等の通信に関する情報に加えて、同報送信を行ったことを示す情報を通信管理テーブル14に格納する処理である。
制御部2は、S7において、入力された全ての宛先を含む同報送信の履歴があると判断した場合(S7:YES)、入力された全ての宛先を含む同報送信の履歴にその他の宛先が含まれているか否かを判断する(S11)。すなわち、制御部2はS7及びS11の処理を行うことにより、操作部6から入力された全ての宛先とその他の宛先とを含む同報送信の履歴が通信管理テーブル14に格納されているか否かを判断している。ここで、その他の宛先が含まれていないと判断した場合には(S11:NO)、S8以降の処理を行う。
一方、制御部2はその他の宛先が含まれていると判断した場合(S11:YES)、すなわち、入力された全ての宛先とその他の宛先とを含む同報送信の履歴が通信管理テーブル14に格納されていると判断した場合、液晶表示装置15にその他の宛先又はその他の宛先に対応する宛先名と共に入力した宛先に入力漏れがないか否かを確認するメッセージを表示させる(S12)。図6は、S12において液晶表示装置15に表示される表示画面の一例を示したものである。この宛先確認画面25には、ここでは入力漏れの可能性がある前記その他の宛先、宛先設定の選択を促すメッセージ、選択可能な宛先設定の一覧、宛先設定を選択するための入力キーを示す選択ボタン26、選択された宛先設定を決定するための入力キーを示すセットボタン27等を含む情報が表示される。ここで図示されている宛先確認画面25は、図2に示すように同報送信の履歴が通信管理テーブル14に格納されている状態でユーザによって宛先A、B、及びCが入力された場合の表示画面の一例である。つまり、ユーザによって入力された宛先A、B、及びCとその他の宛先Dを含む同報送信の履歴が通信管理テーブル14aに格納されているため、宛先確認画面25にはその他の宛先として、宛先Dが表示されている。なお、図示していないが、宛先確認画面25にその他の宛先と共にユーザによって入力された全ての宛先を併せて表示するようにしてもよい。
制御部2は、液晶表示装置15にこの宛先確認画面25が表示された状態で同報先修正命令があったか否かを判断する(S13)。この宛先確認画面25において、選択ボタン26に対応する操作部6の操作キーにより宛先を変更せず同報送信する選択がなされ、セットボタン27に対応する操作部6の操作キーが操作された場合、制御部2は同報先修正命令がなかったと判断し(S13:NO)、S8以降の処理を行う。
一方、制御部2は宛先確認画面25において、選択ボタン26に対応する操作部6の操作キーにより宛先を変更する選択がなされ、セットボタン27に対応する操作部6の操作キーが操作された場合、同報先修正命令があったと判断し(S13:YES)、ユーザによって操作部6から行われる宛先を変更するための所定操作に基づいて入力されRAM8に格納されている複数の宛先を変更する(S14)。そして、制御部2は変更された複数の宛先に対してS7以降の処理を行い、宛先の入力漏れの可能性がある場合にはS12以降の処理を、入力漏れの可能性がない場合にはS8以降の処理を行う。
以上説明したように、画像データを同報送信するためにユーザによって操作部6から複数の宛先が入力された際に、入力された複数の宛先とその他の宛先とを含む同報送信の履歴が通信管理テーブル14に格納されている場合に、その旨をユーザに報知する。したがって、ユーザが過去の同報送信の履歴が記載された通信管理レポート等を参照して入力した宛先に入力漏れがないか否かを確認するという面倒な作業を行うことなく宛先の入力漏れを防止することができる。
なお、通信装置1は、1又は複数の宛先が関連付けて登録されたグループ番号が指定されることにより、当該グループ番号に関連付けられた1又は複数の宛先に対して同報送信を行う機能を備えており、ユーザがグループ番号を複数指定して複数の宛先を入力した場合にもグループ番号の指定漏れがないか否かを判断し、指定漏れの可能性がある場合にはその旨を報知する。以下、操作部6からユーザによってグループ番号が指定された場合に、通信装置1において行われる処理動作について、図7及び図8に示すフローチャートに基づいて説明する。
制御部2は、まず操作部6からユーザによってグループ番号が指定されたか否かを判断する(S21)。ここで、グループ番号が指定されたと判断した場合には(S21:YES)、グループ番号が複数指定されたか否かを判断する(S22)。そして、グループ番号が複数指定されていない、すなわちグループ番号が1つだけ指定されたと判断した場合(S22:NO)、操作部6のスタートキーの押下による画像データの送信開始命令があったか否かを判断する(S23)。ここで、送信開始命令がない場合には(S23:NO)、S22に戻りグループ番号が複数指定されたか否かを判断する(S22)。一方、1つのグループ番号が指定されて送信開始命令があったと判断した場合には(S23:YES)、宛先が複数入力されたか否かを判断する(S24)。具体的には、S21において指定されたと判断した1つのグループ番号に関連付けて予め登録されている宛先が複数あるか否かをRAM8の設定情報に基づいて判断する。
そして、制御部2は宛先が複数入力されていない、すなわちユーザによって指定された1つのグループ番号が関連付けて登録されている宛先が1つであると判断した場合には(S24:NO)、原稿読取部3は原稿の画像読取りを行い(S25)、制御部2は原稿読取部3によって読取られた原稿の画像データを送信する(S26)。具体的には、制御部2は原稿読取部3に原稿の画像を読取らせ、読取られた原稿の画像データをコーデック4に所定の符号化方式で符号化させた後、一旦画像メモリ5に格納する。そして、ユーザによって指定されたグループ番号に対応する宛先がファクシミリ番号である場合には、該宛先に発呼して所定の前処理を行った後に、画像メモリ5の画像データをファクシミリ送信する。また、ユーザによって指定されたグループ番号に対応する宛先がメールアドレスである場合には、電子メールを作成し、作成した電子メールに画像メモリ5の画像データを添付して前記メールアドレスに送信する。制御部2は、この送信処理が完了した後、送信した画像データの通信に関する情報を通信管理テーブル14に格納する。
一方、制御部2はS24において宛先が複数入力されたと判断した場合(S24:YES)、すなわち、ユーザによって指定されたと判断した1つのグループ番号に関連付けて予め登録されている宛先が複数ある場合、原稿読取部3は原稿の画像読取りを行い(S27)、制御部2は原稿読取部3によって読取られた原稿の画像データを操作部6から入力されたグループ番号に関連付けて予め登録されている複数の宛先に同報送信する(S28)。ここで行われる同報送信の処理は、S26において説明したのと同様の処理を一連の通信処理において複数の宛先に対して行うものである。そして、この同報送信完了後、同報送信の履歴を通信管理テーブル14に格納する(S29)。ここで行われる同報送信の履歴を格納する処理は、具体的には相手先の名称又は宛先等の通信に関する情報に加えて、同報送信を行ったことを示す情報を通信管理テーブル14に格納する処理である。
また、制御部2はS22においてグループ番号が複数指定されたと判断した場合(S22:YES)、操作部6のスタートキーの押下による送信開始命令があったか否かを判断し(S30)、送信開始命令がないと判断した場合には(S30:NO)、S22の処理を継続して行う。逆に、送信開始命令があったと判断した場合には(S30:YES)、通信管理テーブル14を参照して指定された全てのグループ番号を含む同報送信の履歴があるか否かを判断する(S31)。ここで、指定された全てのグループ番号を含む同報送信の履歴がないと判断した場合には(S31:NO)、前記S27以降の処理を行う。
一方、制御部2は指定された全てのグループ番号を含む同報送信の履歴があると判断した場合には(S31:YES)、その同報送信の履歴にユーザによって指定された以外のその他のグループ番号が含まれているか否かを判断する(S32)。ここで、その他のグループ番号が含まれていないと判断した場合には(S32:NO)、S27以降の処理を行い、その他のグループ番号が含まれていると判断した場合には(S32:YES)、液晶表示装置15にその他のグループ番号と共に指定したグループ番号に指定漏れがないか否かを確認するメッセージを表示させる(S33)。図9は、S33において液晶表示装置15に表示される表示画面の一例を示したものである。このグループ番号確認画面28には、ここでは指定漏れの可能性があるその他のグループ番号、グループ番号設定の選択を促すメッセージ、選択可能なグループ番号設定の一覧、グループ番号設定を選択するための入力キーを示す選択ボタン29、選択されたグループ番号設定を決定するための入力キーを示すセットボタン30等を含む情報が表示される。図示するグループ番号確認画面28は、図2に示す通信管理テーブル14のように同報送信の履歴が格納されている状態で、ユーザによってグループ番号7及び8が指定された場合の表示画面の一例である。つまり、ユーザによって指定されたグループ番号7及び8とその他のグループ番号2とを含む同報送信の履歴が通信管理テーブル14に格納されているため、グループ番号確認画面28にはその他のグループ番号として、グループ番号2が表示されている。なお、図示していないが、グループ番号確認画面28にその他のグループ番号と共にユーザによって指定された全てのグループ番号や該グループ番号により設定された宛先を併せて表示するようにしてもよい。
制御部2は、液晶表示装置15にこのグループ番号確認画面28が表示された状態で、同報先修正命令があったか否かを判断する(S34)。このグループ番号確認画面28において、選択ボタン29に対応する操作部6の操作キーによりグループ番号を変更せず同報送信する選択がなされ、セットボタン30に対応する操作部6の操作キーが操作された場合、制御部2は同報先修正命令がなかったと判断し(S34:NO)、S27以降の処理を行う。
一方、制御部2はグループ番号確認画面28において、選択ボタン29に対応する操作部6の操作キーによりグループ番号を変更する選択がなされ、セットボタン30に対応する操作部6の操作キーが操作された場合、同報先修正命令があったと判断し(S34:YES)、ユーザによって操作部6から行われるグループ番号を変更するための所定操作に基づいて既に入力され設定されている複数のグループ番号を変更する(S35)。そして、制御部2は変更した複数のグループ番号に対してS31以降の処理を行い、変更したグループ番号に指定漏れの可能性がある場合には前記S33以降の処理を、指定漏れの可能性がない場合にはS27以降の処理を行う。
以上説明したように、この通信装置1によれば、過去にグループ番号を複数指定して同報送信を行った複数のグループ番号を再度指定して同報送信する場合に、ユーザが面倒なグループ番号の指定漏れがあるか否かの確認作業を行うことなくグループ番号の指定漏れが生じるのを防止することができる。
なお、本発明の実施の形態においては、原稿読取部3で読取られた原稿の画像データをユーザによって操作部6から入力された複数の宛先に対してファクシミリ通信又はインターネットファクシミリ通信により同報送信する場合について説明したが、クライアントPC21で作成された文書等の画像データをクライアントPC21から入力された複数の宛先に対して同報送信することも可能である。この場合、図4及び図5のフローチャート、図7及び図8のフローチャートにおいて行われる判断処理は、クライアントPC21から入力された宛先に対して行われ、原稿読取部3により読取られる画像データの代わりに、クライアントPC21からLAN20を介して通信装置1に出力された画像データに対して各送信処理が行われる。
ファクシミリ通信又はインターネットファクシミリ通信による同報送信機能を備えた通信装置に適用することができる。
本発明の実施の形態に係る通信装置の構成を示したブロック図である。 ファクシミリ通信による画像データの通信に関する情報及び同報送信の履歴が格納される通信管理テーブルの一例を示した図である。 インターネットファクシミリ通信による画像データの通信に関する情報及び同報送信の履歴が格納される通信管理テーブルの一例を示した図である。 操作部から画像データを送信する宛先が入力された場合に、通信装置において行われる処理動作を示したフローチャートである。 操作部から画像データを送信する宛先が入力された場合に、通信装置において行われる処理動作を示したフローチャートである。 操作部から入力された全ての宛先とその他の宛先とを含む同報送信の履歴が通信管理テーブルに格納されている場合に、その旨を報知するための表示画面の一例を示た図である。 操作部から画像データを送信する宛先がグループ番号の指定により入力された場合に、通信装置において行われる処理動作を示したフローチャートである。 操作部から画像データを送信する宛先がグループ番号の指定により入力された場合に、通信装置において行われる処理動作を示したフローチャートである。 操作部から指定された全てのグループ番号とその他のグループ番号とを含む同報送信の履歴が通信管理テーブルに格納されている場合に、その旨を報知するための表示画面の一例を示した図である。
符号の説明
1 通信装置
2 制御部(MPU)
6 操作部
7 ROM
8 RAM
14 通信管理テーブル
15 液晶表示装置

Claims (3)

  1. 同報送信機能を備えた通信装置において、同報送信する複数の宛先の入力を受付ける入力受付手段と、同報送信の履歴を格納する格納手段と、前記入力受付手段が複数の宛先の入力を受付けたときに、入力された全ての宛先とその他の宛先とを含む同報送信の履歴が前記格納手段に格納されている場合、その旨を報知する報知手段と、を備えることを特徴とする通信装置。
  2. 1又は複数の宛先が関連付けて登録されたグループ番号が指定されることにより、当該グループ番号に関連付けられた1又は複数の宛先に対して同報送信を行う機能を備えた通信装置において、
    前記グループ番号が指定されることにより同報送信する複数の宛先の入力を受付ける入力受付手段と、同報送信の履歴を格納する格納手段と、前記入力受付手段が複数のグループ番号が指定されたことにより複数の宛先の入力を受付けたときに、指定された全てのグループ番号とその他のグループ番号とを含む同報送信の履歴が前記格納手段に格納されている場合、その旨を報知する報知手段と、を備えることを特徴とする通信装置。
  3. 前記入力受付手段は、前記報知手段による報知後に、入力された宛先の変更を受付けることを特徴とする請求項1又は2記載の通信装置。
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