JP2005184167A - カメラ装置およびカメラシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】
従来、監視カメラを設置する場合、カメラの設置工事が必要であり、時間、工事費用がかかるという問題があり、また、既存の建物では、美観を損なうと言う問題も発生する。
【解決手段】
本発明のカメラ装置は、カメラ装置の電源と蛍光灯の電源とを兼用するカメラ装置であって、上記カメラ装置は、撮像部と、上記撮像部で撮像された映像信号を処理する信号処理部と、上記信号処理部で処理された信号を伝送する伝送部と、上記撮像部、上記信号処理部および上記伝送部に電力を供給する電源部からなり、上記蛍光灯は、第1と第2のフィラメントを有する発光管と、上記フィラメントに電力を供給される変圧器とからなり、上記カメラ装置の電源部は、上記フィラメントのいずれか一方に供給される電力、あるいは、上記第1と第2のフィラメント間に供給される電力のいずれか一方の電力を供給されるように構成される。
【選択図】 図1
従来、監視カメラを設置する場合、カメラの設置工事が必要であり、時間、工事費用がかかるという問題があり、また、既存の建物では、美観を損なうと言う問題も発生する。
【解決手段】
本発明のカメラ装置は、カメラ装置の電源と蛍光灯の電源とを兼用するカメラ装置であって、上記カメラ装置は、撮像部と、上記撮像部で撮像された映像信号を処理する信号処理部と、上記信号処理部で処理された信号を伝送する伝送部と、上記撮像部、上記信号処理部および上記伝送部に電力を供給する電源部からなり、上記蛍光灯は、第1と第2のフィラメントを有する発光管と、上記フィラメントに電力を供給される変圧器とからなり、上記カメラ装置の電源部は、上記フィラメントのいずれか一方に供給される電力、あるいは、上記第1と第2のフィラメント間に供給される電力のいずれか一方の電力を供給されるように構成される。
【選択図】 図1
Description
本発明は、カメラ装置およびカメラシステムに関し、特に、既設の蛍光灯の電源を利用するカメラ装置およびカメラシステムに関するものである。
近年、安全管理等種々の観点から監視カメラの設置が多くなりつつある。これら監視カメラ装置は、銀行や公共の建物あるいは各家庭の入り口や屋内等に設置される場合が多い。例えば、入り口や屋内等の天井等に設置される監視カメラ装置では、電源のための配線や映像伝送のためのケーブルの設置が必要であり、工事を伴う既存の建家ではその設置が問題になる。また、いかに低価格で容易に設置するかが極めて重要な問題である。
図8は、例えば、従来、部屋等の天井に取りつけてある照明器具に近接して設置された監視カメラ装置を示している。図8において、室内等の天井801に照明灯802が取付けられている状態を示している。なお、図8では、照明灯として蛍光灯が図示されている。なお、803は、蛍光管、804は、ソケットおよび805は、給電線を示し、蛍光管803がソケット804に取付けら、給電線805からの電力供給で蛍光管803が発光する。監視カメラ装置は、屋内の配線を共用するために給電線805の近傍に給電線808を設け、監視カメラ装置を設置して電力を供給するようになされている。806は、カメラハウジングであり、監視カメラ装置807がカメラハウジング806に搭載されている。監視カメラ装置807は、上下左右に撮像方向を変えることができるカメラである。また、監視カメラ装置807は、カメラの映像信号を伝送する映像信号ケーブル809および、監視カメラ装置の上下左右の撮像方向を制御する制御信号を伝送する制御信号ケーブル810を備えている。
しかしながらこのような設置方法を採用しても監視カメラ装置806を新たに設置する場合には、監視カメラ装置806を新たに天井801に取付け、かつ、給電線808、映像信号ケーブル809および制御信号ケーブル810を取付けるための工事が必要であり、天井の加工等について余分な費用が発生し、また、美観を損なう等の問題が発生する場合が多い。
また、照明ランプおよび監視システム(例えば、特許文献1参照)には、蛍光灯に監視カメラを装着するものが説明されているが、具体的な構造や電力供給については何等言及されていない。
また、カメラ、カメラ内蔵型照明装置、制御装置、および監視装置(例えば、特許文献2参照)には、ナツメ球の代わりにカメラ装置を装着するものが示されているが、この方法では、照明と監視を両立できないと言う問題がある。
従来技術では、カメラの設置工事が必要であり、時間、工事費用がかかるという問題があり、また、既存の建物では、美観を損なうと言う問題も発生する。
本発明の目的は、照明灯とカメラ装置の電源を共用することのできるカメラ装置およびカメラシステムを提供することである。
本発明の他の目的は、既存の照明設備にカメラ装置を装着できるカメラ装置およびカメラシステムを提供することである。
本発明の更に他の目的は、照明灯とカメラ装置の可動状況を遠隔地で容易に把握できるカメラ装置およびカメラシステムを提供することである。
本発明のカメラ装置は、カメラ装置の電源と蛍光灯の電源とを兼用するカメラ装置であって、上記カメラ装置は、撮像部と、上記撮像部で撮像された映像信号を処理する信号処理部と、上記信号処理部で処理された信号を伝送する伝送部と、上記撮像部、上記信号処理部および上記伝送部に電力を供給する電源部からなり、上記蛍光灯は、第1と第2のフィラメントを有する発光管と、上記フィラメントに電力を供給される変圧器とからなり、上記カメラ装置の電源部は、上記フィラメントのいずれか一方に供給される電力、あるいは、上記第1と第2のフィラメント間に供給される電力のいずれか一方の電力を供給されるように構成される。
また、本発明のカメラ装置において、上記発光管は、上記フィラメントに電力を供給するコネクトピンを有し、上記カメラ装置は、上記コネクトピンに結合するための支持部材を有し、上記支持部材により上記カメラ装置は、上記蛍光灯に一体に支持されると共に上記支持部材に設けられた導電部材により上記コネクトピンから上記電源部に電力を供給するように構成される。
また、本発明のカメラ装置は、更に、第1のアダプタを有し、上記第1のアダプタに上記カメラ装置を装着すると共に、上記蛍光灯は、上記蛍光管に電力を供給するソケットを備え、上記ソケットと上記蛍光管との間に上記第1のアダプタを介在させるものである。
また、本発明のカメラ装置は、カメラ装置の電源と照明灯の電源とを兼用するカメラ装置において、上記カメラ装置は、撮像部と、上記撮像部で撮像された映像信号を処理する信号処理部と、上記信号処理部で処理された信号を伝送する伝送部と、上記撮像部、上記信号処理部および上記伝送部に電力を供給する電源部からなり、上記照明部は、白熱灯と白熱灯を取り付けるソケットおよび上記白熱灯と上記ソケット間に設けた第2のアダプタからなり、上記第2のアダプタに上記カメラ装置を装着すると共に、上記カメラ装置の電源部は、上記ソケットから上記第2のアダプタを介して電力が供給されるように構成される。
また、本発明の上記カメラ装置のいずれかにおいて、上記伝送部は、無線により映像信号を送信するものである。
また、本発明のカメラ装置において、更に、蓄電池を備え、上記照明灯に電源が供給されている時は、上記蓄電池を充電し、照明灯の電源が遮断された時は、上記蓄電池の電力を使用して上記カメラ装置を駆動するものである。
更に、本発明のカメラシステムは、複数のカメラ装置と、上記複数のカメラ装置に結合された照明灯と、上記複数のカメラ装置および上記照明灯とを伝送路で結合された少なくとも1台の制御端末装置を有し、上記カメラ装置の電源と上記蛍光灯の電源とを兼用するカメラシステムであって、上記制御端末装置は、制御部および表示部を有し、上記制御部は、上記複数のカメラ装置および上記照明灯をそれぞれ制御すると共に上記表示部に少なくとも上記複数のカメラ装置および上記照明灯のON/OFF状態を表示するように構成される。
以上説明したように、本発明によれば、既存の照明灯の取付ソケットを流用するだけで監視カメラ装置を設置することができ、監視カメラ装置の設置工事が不要となる。しかも、天井の美観を損なうことなく監視カメラ装置を設置できると言う特徴がある。また、照明灯とカメラ装置を遠隔地から制御したり、それらの可動状況を容易に確認できる特徴がある。
図5は、本発明の基本原理を説明するための図である。図5において、501は、蛍光管、502および503は、蛍光管501内に電子を放出するためのフィラメントである。フィラメント502および503には、変圧器504から分圧された電圧、通常は、数V程度の電圧が印加され、フィラメント502および503を加熱している。505は、通常は、商用電源、例えば、100V電源で、変圧器504に供給され、フィラメント502および503間に放電電圧を印加するようになっている。506は、蛍光管501を放電させるためのコンデンサである。
507は、監視カメラ装置の電源部を示している。電源部507は、フィラメント502あるいは503、図5においては、フィラメント503の両端から給電線508および509で電力が供給されている。510は、電源部507で適宜変換された電圧が監視カメラの撮像部511、信号処理部512および送信部513に電力を供給するための電源線である。514は、信号処理部512で処理された信号が送信部513で高周波処理され、受信部(図示せず。)に映像信号を送信するアンテナである。なお、515は、電源スイッチであり、電源スイッチ515が投入され、蛍光灯が点灯すると監視カメラ装置が撮影を開始することになる。即ち、蛍光灯の点灯に合わせて監視カメラ装置が動作するように構成されている。また、監視カメラ装置への電力の給電線508、509にスイッチ(図示せず。)を設け、蛍光灯と監視カメラ装置を独立に駆動することもできる。
而して、本発明で使用される監視カメラ装置は、電源部507、撮像部511、信号処理部512および送信部513から構成されているが、ボードカメラのように極めて小型のカメラであり、動作電圧は、例えば、5V程度の電源であれば、十分である。従って、上述したようなフィラメント502あるいは503の両端の電圧、数V程度の電圧で十分駆動することが可能となる。
図6は、本発明の他の基本原理を説明するための図である。なお、図6において、各部の符号は、図5の各部の符号に対応する。図5においては、電源部507への電源供給は、数V程度のフィラメント502あるいは503の両端の電圧を利用したが、図6においては、フィラメント502とフィラメント503との間の電圧、即ち、商用電源505の電圧を給電線601と602から供給する構成となっている。この場合は、通常の監視カメラ装置を取付けても十分動作するに必要な電源が供給できる特徴がある。従って、本発明では、顧客の要求あるいは監視環境に応じて図5による監視カメラ装置を設置するか、図6による監視カメラ装置を設置するかを適宜選択して設置できる特徴がある。
以下、本発明の一実施例について説明する。図1(a)は、図5に示す基本原理を実施する本発明の一実施例の概略構成を示す図である。図1(a)において、101は、室内等の、例えば、天井を示し、この天井に蛍光灯102が取付けられている状態を示している。103は、蛍光灯102に電力を供給するための給電線である。104および105は、蛍光灯102のソケット、106は、カメラハウジングで、107は、カメラハウジングに設置された監視カメラ装置である。108は、蛍光管であり、蛍光管108は、コネクトピン109、110、111および112によりソケット104および105と結合されている。なお、コネクトピン109および110は、図5に示すフィラメント503の両端子に相当する。同様にコネクトピン1111および112は、図5に示すフィラメント502の両端子に相当する。また、113および114は、カメラハウジング106を支持する支持部材である。なお、115は、アンテナであり、図5に示すアンテナ514に相当する。また、監視カメラ装置107は、上下左右に方向を制御するための雲台(図示せず。)を有し、その制御信号も上記アンテナ115を介して所定の制御部に伝送されるように構成することは、容易に実施可能である。
図1(b)は、蛍光管108側から蛍光管108の長軸方向に支持部材113およびソッケト104を見た平面拡大図を示している。図から明らかなように蛍光管108のコネクトピン109および110に支持部材113が勘合する構造に作られている。支持部材113には、コネクトピン109および110から監視カメラ装置に電力を供給する給電線508および509が敷設されている。また、支持部材114およびソッケト105の勘合部分も図1(b)に示す構造とほぼ類似している。但し、この部分は、電力の供給を必要としないので、給電線の敷設はなく支持部材114およびソッケト105がコネクトピン111および112で勘合する構造に作られている。
なお、図6に示す本発明の他の基本原理を実現するための構成は、図1に示す構成と同様に構成することが可能であるが、電力供給がフィラメント502とフィラメント503との間の電圧を供給する必要があるため、給電線601および602は、支持部材104と105にそれぞれ別個に敷設されることで実現できる。
以上のように本発明では、既設の蛍光灯に監視カメラ装置の支持部材を取り付け、しかも蛍光灯の蛍光管に供給する電力を利用することにより、監視カメラ装置の設置工事が不要になり、簡単に、しかも専門の知識無しに監視カメラ装置を設置できる利点がある。
図2は、本発明の他の一実施例を示す概略構成図である。なお、図1と同じものには、同じ符号が付されている。図2において、201は、蛍光灯102のソケット104から監視カメラ装置の電源を取りこむアダプタである。このアダプタ201は、監視カメラ装置107を装着するカメラハウジングを兼ねており、アダプタ201の端部203には、蛍光管108のコネクトピン202と電気的に結合するコネクタ部が設けられ、他端部204には、ソケット104と電気的に結合するコネクタ部が設けられている。なお、アダプタ201の内部の配線は、図5に示すフィラメント503と電源部507への給電線508と509の結線と同様に構成することができる。このように構成すると、蛍光灯102、ソケット104、105、蛍光管108は、既存のものであり、それに監視カメラ装置を新たに設置する場合には、一度、照明管108を取り外し、監視カメラ装置107が搭載されたカメラハウジング(アダプタ)201をソケット104に取り付け、その後、蛍光管108をとりつける。なお、蛍光管には、いくつかの長さの蛍光管があるので、蛍光管を取り替える大きさにアダプタ201の大きさを設計することは言うまでもない。これによりアダプタ201を介し監視カメラ装置107に電源が供給される。また、アンテナ115を用いて映像信号を無線通信とすることにより新規な信号ケーブルなしでカメラの設置が完了する。
図3は、本発明の他の一実施例を示す概略構成図である。図3は、白熱灯等に使用する天井固定のブラケットと照明灯のソケット間に監視カメラ装置を設置した一実施例である。図3において、301は、天井101に固定されたブラケットであり、このブラケット301は、カメラハウジングを兼用し、監視カメラ装置107が装着されている。302は、例えば、白熱灯である。
図4は、本発明の他の一実施例を示す概略構成図である。図4は、白熱灯と白熱灯を取り付けるソケット間にカメラ装置を設置した一実施例である。図4において、401は、ソケット、402は、監視カメラ装置を装着するアダプタで、ソケット401に電気的に結合される。このアダプタ402には、白熱灯302を結合するソケットが設けられている。
この図4に示す構成の詳細構造を図7に示す。図7は、ソッケト401、アダプタ402および白熱灯302を示し、それぞれが結合する前の状態を示している。まず、ソケット401は、電源505から電力を供給される電極701と702を有している。電極702には、螺旋状の溝が形成され、アダプタ402がねじ込まれる構造になっている。そして、ねじ込まれた状態では、電極701と電極703が接続され、また、電極702と電極704が接続されるようになっている。次に、白熱灯302は、アダプタ402の凹部にねじ込まれ、白熱灯は、それぞれ電極705と706に接続され、白熱灯は、点灯する。
一方、監視カメラ装置の電源部507には、電極703から給電線707で、また、電極706から給電線708で電力が供給される。従って、電源部507では、アダプタ402から電力が供給され、必要な電圧変換を施し、撮像部511に電力を供給する。なお、信号処理部、送信部は、省略してある。
以上説明した各実施例は、屋内の例を説明しているが、屋外の場合も同様である。また上記実施例では、照明灯と監視カメラ装置の電源は、共通に供給されるため電源スイッチ515のON/OFFが共通となるが、例えばカメラハウジングの内部にバッテリー(蓄電池)を搭載し主電源スイッチがONされている時は充電され、OFFされた時は充電された電力を使用することにより照明灯がOFFされても監視カメラ装置は、蓄電池で駆動することができるので、常時監視カメラ装置を駆動することが可能である。また、蓄電池の充電用電源として、太陽電池等を用いるようにすれば、商用電源とは別に、太陽光や照明灯の光で充電器を充電し、監視カメラ装置を動作させることが可能である。特に、前述した5V程度の小型の電源で駆動できる監視カメラ装置は、太陽光や照明灯の光で充電できる充電器を用いることも可能である。また、照明灯や監視カメラ装置のON/OFFのために赤外線リモコンを使用するようにすれば、容易に遠隔操作が可能となる。更に、照明灯のみ、あるいは、監視カメラ装置のみをON/OFF制御することも可能となる。また、カメラハウジングの内部に照明灯、あるいは、監視カメラ装置用の電源のON/OFF機能を持たせ無線通信により制御させることも可能である。
次に、本発明の更に他の一実施例を図9を用いて説明する。 図9は、本発明の他の一実施例の監視システムを説明するためのブロック図を示す。図9において、901−1、・・・901−nは、例えば、図5に示される監視カメラ装置(電源部507、撮像部511、信号処理部512および送信部513から構成されている。但し、送信部513は、無線ではなく、伝送路に結合されている場合を示す。)が複数台、伝送路902、例えば、LAN(Local Area Network)等でサービスセンタ903および監視事務所904に接続されている場合を示している。特に、広範囲の監視を必要とする地域や建物では、数台から数十台の監視カメラ装置901(監視カメラ装置を総称する場合は、901と称する。)が設置されるのが普通である。なお、複数の監視カメラ装置901−1、・・・・901−nには、照明装置912−1、・・・912−n(複数の照明装置912−1、・・・912−nを総称する場合は、照明装置912と称する。)が設けられている。
サービスセンタ903は、監視システムの維持管理を行なうもので、監視カメラ装置901の稼動状況を把握したり、各種設定を行なったり、設定を変更したり、また、照明装置912のON/OFF制御をするためのCPU905を具えている。CPU905は、監視カメラ装置901−1、・・・901−nそれぞれの動作状態および、照明装置912−1、・・・912−nのON/OFFの状態を把握するためのモニタ906および各種設定のための操作器(キーボード、マウス等)907からなる。これらを総称して制御端末装置とも言う。CPU905は、操作器907の指示に基づき、監視カメラ装置901および照明装置912を制御する機能を有している。
監視事務所904は、監視カメラ装置901−1・・・901−nから送られてくる監視映像を入手するための複数のCPU909(制御端末装置とも言う。)が設置され、そのモニタ910に監視映像が表示されるようになっている。勿論、モニタ910には、照明灯912のON/OFFの状態も表示されるようになっている。操作器911は、CPU909への入力手段であり、監視者がモニタしたい場所に設置されているカメラ装置の監視映像を選択してモニタすることも可能である。また、CPU909およびモニタ910は、必要に応じて複数の監視カメラ装置901からの監視映像をマルチ表示する機能も有していることは言うまでもない。なお、図9の実施例では、監視事務所の中に複数台の制御端末装置が設置されているが、複数の場所に分散して設置することもできる。
以上、本発明について詳細に説明したが、本発明は、ここに記載された監視カメラ装置および監視カメラシステムに限定されるものではなく、上記以外のカメラ装置およびカメラシステムに広く適応することが出来ることは、言うまでも無い。
101:天井、102:蛍光灯、103:給電線、104、105:ソケット、106:カメラハウジング、107:監視カメラ装置、108、501:蛍光管、109、110、111、112、202:コネクトピン、113、114:支持部材、115:アンテナ、201、402:アダプタ、203:アダプタの端部、204:アダプタの他端部、301:ブラケット、302:白熱灯、401:ソケット、502、503:フィラメント、504:変圧器、505:電源、506:コンデンサ、507:電源部、508、509:給電線、510:電源線、511:撮像部、512:信号処理部、513:送信部、514:アンテナ、515:電源スイッチ。
Claims (3)
- カメラ装置の電源と蛍光灯の電源とを兼用するカメラ装置において、上記カメラ装置は、撮像部と、上記撮像部で撮像された映像信号を処理する信号処理部と、上記信号処理部で処理された信号を伝送する伝送部と、上記撮像部、上記信号処理部および上記伝送部に電力を供給する電源部からなり、上記蛍光灯は、第1と第2のフィラメントを有する発光管と、上記フィラメントに電力を供給される変圧器とからなり、上記カメラ装置の電源部は、上記フィラメントのいずれか一方に供給される電力、あるいは、上記第1と第2のフィラメント間に供給される電力のいずれか一方の電力を供給されることを特徴とするカメラ装置。
- カメラ装置の電源と照明灯の電源とを兼用するカメラ装置において、上記カメラ装置は、撮像部と、上記撮像部で撮像された映像信号を処理する信号処理部と、上記信号処理部で処理された信号を伝送する伝送部と、上記撮像部、上記信号処理部および上記伝送部に電力を供給する電源部からなり、上記照明部は、白熱灯と白熱灯を取り付けるソケットおよび上記白熱灯と上記ソケット間に設けた第2のアダプタからなり、上記第2のアダプタに上記カメラ装置を装着すると共に、上記カメラ装置の電源部は、上記ソケットから上記第2のアダプタを介して電力が供給されることを特徴とするカメラ装置。
- 複数のカメラ装置と、上記複数のカメラ装置に結合された照明灯と、上記複数のカメラ装置および上記照明灯とを伝送路で結合された少なくとも1台の制御端末装置を有し、上記カメラ装置の電源と上記蛍光灯の電源とを兼用するカメラシステムであって、上記制御端末装置は、制御部および表示部を有し、上記制御部は、上記複数のカメラ装置および上記照明灯をそれぞれ制御すると共に上記表示部に少なくとも上記複数のカメラ装置および上記照明灯のON/OFF状態を表示することを特徴とするカメラシステム。
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