JP2005183398A - 放電ランプ用電極システムおよび放電ランプならびに放電ランプ用電極システムの作製方法 - Google Patents

放電ランプ用電極システムおよび放電ランプならびに放電ランプ用電極システムの作製方法 Download PDF

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Abstract

【課題】改善された放電ランプ用電極システムを提供して、放電ランプの放電容器のガラスにひびが形成される危険性をさらに低減できるようにすること、ならびに放電ランプを提供することおよび上記のような電極システムに対する作製方法を提供すること。
【解決手段】 本発明の放電ランプ用電極システムは、ガス放電形成に使用される電極(20)と、少なくとも1つの金属箔(10)とを有しており、この金属箔の第1端部(101)は、上記電極(20)に接続されており、また第2端部(102)は、上記電極(20)のエネルギー供給に使用される電流供給ワイヤ(30)に接続されている。本発明では上記の少なくとも1つの金属箔(10)は、少なくとも一方の端子(101)において幅が低減されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、放電ランプ用電極システムおよび放電ランプならびに前記の放電ランプ用電極システムの作製方法に関し、ここでこの放電ランプ用電極システムは、ガス放電形成に使用される電極と、少なくとも1つの金属箔とを有しており、ここでこの金属箔の第1端部は上記の電極に接続されており、またその第2端部は、電極のエネルギー供給に使用される電流供給ワイヤに接続されている。
上記のような電極システムは、例えば欧州特許第0 884 763 A2号に開示されている。この刊行物には石英ガラスにモリブデン箔溶融部を有する電極システムが記載されており、石英ガラスに埋め込まれたモリブデン箔の第1端部は電極に接続されており、またこのモリブデン箔の第2端部は電流供給ワイヤに接続されている。電極に接続される上記のモリブデン箔の第1端部はくさび形に構成されている。すなわちこの端部は、厚さが薄くなっており、これにより、石英ガラスおよびモリブデンの熱膨張係数が異なることに起因してガラスにひびが形成される危険性を低減しようとしているのである。
欧州特許第0 884 763 A2号
本発明の課題は、改善された放電ランプ用電極システムを提供して、放電ランプの放電容器のガラスにひびが形成される危険性をさらに低減できるようにすることである。さらに本発明の課題は、放電ランプを提供することおよび上記のような電極システムに対する作製方法を提供することである。
上記の放電ランプ用電極システムについての課題は、本発明により、請求項1の特徴部分に記載された特徴的構成によって解決される。さらに上記の放電ランプについての課題は請求項8によって、また上記の電極システムの作製方法について課題は、請求項13に記載の方法によってそれぞれ解決される。本発明の殊に有利な実施形態は従属請求項に記載されている。
本発明の電極システムは、ガス放電形成に使用される電極と、少なくとも1つの金属箔とを有しており、ここでその第1端部は上記の電極に接続されており、またその第2端部は、電極のエネルギー供給に使用される電流供給ワイヤに接続されている。本発明では上記の少なくとも1つの金属箔は、上記の少なくとも1つの端部において、しかしながら有利にはその両方の端部において幅が低減されている。これによって、この金属箔と放電容器のガラスとの間に、それらの熱膨張率が異なることによって発生する機械的な応力を大きく低減することができ、これによって、放電ランプの故障に結び付き得る、ランプ動作中における放電容器のガラスのひび形成が回避されるのである。ここでこの放電容器には上記のモリブデン箔が気密に埋め込まれなければならない。
有利には上記の少なくとも1つの金属箔の幅は、その第1または第2端部の方向に向かってつねに小さくなっている。または言い換えると、上記の少なくとも1つの金属箔の幅は、その第1または第2端部から出発して上記の金属箔の中央部に向かってつねに増大する。このように金属箔幅をつねに変化させることによって、上記の少なくとも1つの金属箔はその第1および/または第2端部において先細りになっており、これによってつぎが可能になる。すなわち、ランプ動作中にガラスにおける機械的な応力が低減されるのに加えて、この放電ランプの作製過程中に、放電容器のまだ閉じられていない端部に電極システムを容易に通すことができるのである。
上記の少なくとも1つの金属箔の狭められた端部に接続される、電極ないしは電流供給ワイヤの部分は有利には扁平に形成され、これによって上記の少なくとも1つの金属箔と、電極ないしは電流供給ワイヤとの間に十分に大きなコンタクト面が確保されて上記のコンポーネント間に溶接接続部が作製される。したがって本発明の有利な実施形態では上記の電極も、電流供給ワイヤも共に扁平部分を有しており、これは上記の少なくとも1つの金属箔の第1ないしは第2端部に溶接される。
ランプ動作中に発生する、放電容器の気密領域における機械的な応力をさらに低減するため、電極および電流供給ワイヤの扁平にされた端部を有利には丸くする。さらに電極ないしは電流供給ワイヤの扁平にされた部分のエッジは面取り部を有する。この面取り部は、扁平にされた部分のエッジにおける厚さを低減し、ひいては同様に放電容器の気密領域における機械的な応力を低減するのに寄与する。さらに同じ理由から上記の少なくとも1つの金属箔の少なくとも1つの狭められた端部の最小の幅を、この端部に接続される電極ないしは電流供給ワイヤの扁平にされた部分の幅よりも小さくまたはこれに等しくする。
本発明の電極システムは有利には放電ランプ、例えば高圧放電ランプに使用される。
本発明の放電ランプは放電容器を有しており、この放電容器は、放電室と、本発明の電極システムが取り付けられ密閉された少なくとも1つの端部とを有している。ここで電極の自由な端部は、放電室に突き出ており、上記の少なくとも1つの金属箔は、上記の放電容器の少なくとも1つの密閉された端部において気密に埋め込まれており、また電流供給ワイヤの自由な端部は、放電容器の密閉された端部から外に導き出されている。電極の扁平にされていない部分は、有利には完全に放電室に配置されており、これに対して電極の扁平にされた部分は有利には部分的にまたは完全に放電容器の密閉された端部に延びている。これによって同様にランプ動作中に、放電容器の密閉された端部における機械的な応力が低減され、さらに電極の扁平にされた部分から扁平にされていない部分への移行領域が、放電容器における電極の調整ないしは配向に対するストッパとして使用される。
本発明の電極システムは有利には、石英ガラス製の放電容器を有する放電ランプに使用される。すなわち、このガラスは少なくとも95重量パーセントのケイ素酸化物を含有する。このような放電容器は、極めて高い動作温度に耐え、したがって通例、高圧放電ランプ、例えばハロゲン金属蒸気高圧放電ランプに使用される。このような放電ランプの電極は、有利には、ドーピング材料(例えばトリウム酸化物)を含み得るタングステンから、またはタングステン合金からなる。その電流供給ワイヤは有利には、ドーピング材料(例えばカリウムおよびケイ素、またはイットリウム酸化物またはランタン酸化物)を含み得るモリブデン、またはモリブデン合金からなる。本発明の電極システムの少なくとも1つの金属箔は、このタイプの放電ランプでは有利には、ドーピング材料(例えばカリウムおよびケイ素、またはイットリウム酸化物またはランタン酸化物)を含み得るモリブデン箔、またはモリブデン合金からなる。上記のモリブデン箔は、片側または両側に(例えばクロムまたはルテニウムからなる)コーティングを施すことができ、これによってこの箔を腐食から保護する。これらのコーティングは、電極または電流供給ワイヤに扁平にされた部分に付加的に配置することができる。
本発明の電極システムを作製方法では、上記少なくとも1つの金属箔を電極および電流供給ワイヤに接続する前に、この少なくとも1つの金属箔の少なくとも一方の端部を切って、この少なくとも1つの金属箔は端部において幅が低減されるようにする。しかしながら有利にはこの少なくとも1つの金属箔の第1端部も、第2端部も共に切って、これらの2つの端部の幅が低減されるようにする。すでに上に述べた理由から、この少なくとも1つの金属箔のこれらの端部を切って、この少なくとも1つの金属箔の幅を、その第1または第2端部から出発して金属箔中央部に向かってつねに増大させる。この金属箔に接続される、電極および/または電流供給ワイヤの部分は、金属箔との接続の前に、例えば、ローラまたはハンマを用いた常温成形(Kaltverformen)によって扁平にされる。有利には電極および/または電流供給ワイヤの上記の部分を扁平にする前にこれらの部分の自由な端部を加熱することによって丸形の頭部にする。これは例えばレーザ、WIG溶接(タングステン不活性溶接)、またはプラズマ溶接方式を用いた加熱によって行われる。電極および/または電流供給ワイヤの扁平にされたエッジは、上に述べた利点に起因して、有利には面取り部が設けられ、これは例えば圧延によって作製される。上記の少なくとも1つの金属箔と、電極および/または電流供給ワイヤの扁平にされた部分との接続は、簡単には溶接によって、有利には点溶接によって作製される。この溶接接続部は、レーザを用いて簡単に作製可能である。
以下では本発明を有利な実施例に基づいて詳しく説明する。
図1は、本発明の電極システムの有利な実施形態を概略的に示しており、これは有利には車両ヘッドランプ用のハロゲン金属蒸気高圧放電ランプに使用される。
この電極システムは、長手方向エッジ11および12を備えたモリブデン箔10を有している。このエッジは、斜めに延びる側方エッジ13,14によって区切られ先細りにされた第1端部101と、斜めに延びる側方エッジ15,16によって区切られ先細りにされた第2端部102とを有する。このモリブデン箔10の断面はレンズ状である。すなわち、その厚さは、その中心線から出発してその2つの側方エッジ11,12に向かってつねに減少するのである。箔中央部における厚さは、150μm以下、有利には約25μmである。この厚さは、モリブデン箔10の所要の電流耐性(Stromtragfaehigkeit)に依存する。モリブデン箔10の幅、すなわち、長手方向エッジ11と12との間の間隔は2mmである。先細りにされた端部101および102におけるモリブデン箔10の最小幅は、少なくとも0.2mmであり、また最大で電極および電流供給ワイヤの扁平にされた端部21,31の幅と同じである。
モリブデン箔10の第1端部101は、タングステン製のロッド状の電極20に接続されている。電極20は扁平にされた端部21を有しており、ここでこの端部は、レーザを用いて作製された2つの溶接点41によって、モリブデン箔10の先細りにされた第1端部101に溶接されている。電極20は、扁平にされていない領域20において約0.25mmの直径を有する。電極20の扁平にされた部分21は、約100μmの厚さと、約0.8mmの幅を有する。
モリブデン箔10の第2端部102は、モリブデン製の電流供給ワイヤ30に接続されている。電流供給ワイヤ30は、扁平にされた端部31を有しており、この端部は、レーザを用いて作製された2つの溶接点42によって、モリブデン箔10の先細りにされた第2端部102に溶接されている。電流供給ワイヤ30は、扁平にされていない領域30において約0.4mmの直径を有する。
電極20の扁平にされた部分21の自由な端部は、図2および3のaに概略的に示されているように丸めて形成されている。同じことが電流供給ワイヤ30の扁平にされた部分31の自由な端部についても当てはまる。電極20の扁平にされた部分21のエッジは、図3のaおよび3のbに概略的に示されているように、面取り部22または傾斜面が設けられており、ここでこれは、モリブデン箔10と溶接される部分21の上部面に対して45度の角度または傾斜を有する。
図4のaはモリブデンバンドを示しており、このモリブデンバンドから、相応する長さの部分を切り取ることによってモリブデン箔10が得られる。ここで斜めに延びる側方エッジ13,14ないしは15,16は、隣り合う2つモリブデン箔10からV字形の部分を打ち抜くことによって形成される。引き続いて隣り合うモリブデン箔10が互いに切断される。モリブデン箔10の切断エッジは、EP 0 884 763 A2に開示されているように圧延することができる。モリブデン箔10では、先細りにされた端部101および102は対称に構成されている。図4のbに示されたモリブデン箔10′では斜めに延びる側方エッジ13′,14′と、15′,16′とは、モリブデン箔10′の長手方向エッジに対して相異なる角度をなしている。すなわち、それらの先細りにされた端部は非対称に構成されているのである。
図5には車両ヘッドランプ用のハロゲン金属蒸発高圧放電ランプが概略的に示されている。このランプは石英ガラス製の放電容器50を有しており、この放電容器は、放電室51と、対蹠点上に配置され密閉された2つの端部52とを有する。ここでこれらの端部は本発明の電極システムを1つずつ有しており、またこの電極システムは電極20ないしは20″と、モリブデン箔10ないしは10″と、電流供給ワイヤ30ないしは30″とを有する。電極20,20″の自由な端部が突き出ている放電容器の放電室には、イオン化可能な充填物が気密に閉じ込められている。ここでこの充填物にはキセノン、金属ハロゲン化物、例えば、ヨウ化ナトリウム、ヨウ化スカンジウムおよび場合によって別のヨウ化物ならびに水銀が含まれる。しかしながら水銀は省略することも可能である。しかながらこの場合、電極20,20″および電流供給ワイヤ30,30″の扁平にされていない部分21ないしは31の直径は、約0.33mmになる。放電容器50は、石英ガラス製の外囲器70によって包囲されている。この石英ガラスは紫外線放射を吸収するドーピング材料を有している。このランプはプラスチック製ソケット80を有しており、これは2つのランプ容器50,70を保持しまたランプの電気端子を有している。ソケットからは遠い側の電流供給ワイヤ30は、セラミック絶縁部61を有する電流供給部60を介して、(図示しない)一方の電気端子に接続されているのに対し、ソケットに近い側の電流供給ワイヤ30″は、(図示しない)他方の電気端子に接続されている。
図2に示したように電極20ないしは20″の扁平にされていない部分は完全に放電容器50の放電室51に配置されており、これに対して電極20ないしは20″の平らにされた部分21は、放電容器50の1つずつの密閉された端部52に延びている。放電容器の密閉された2つの端部52は、圧潰密閉部またはモリブデン箔溶融部である。モリブデン箔10ないしは10″は、放電容器50の各端部52において気密に埋め込まれている。実質的に円筒形の放電室51の内径は、2.7mmである。放電容器50の外形は放電室51の領域において回転対称の楕円体の形状を有する。
本発明は、上に詳しく説明した本発明の有利な実施形態だけに制限されるものではない。例えば、モリブデン箔10ないしは10″の端部は、くさび状に狭める代わりに別のやり方で先細りに構成することができる。例えば、エッジをアーチ形に構成する、ないしは丸みを有するようにすることによって、モリブデン箔の上記の端部を狭めることも可能であり、これは図6に示した本発明の第2実施例の例示した通りである。電極ないしは電流供給ワイヤに接続すべきモリブデン箔10″′の端部は、アーチ形にされたエッジ101″′,102″′によってそれぞれ区切られている。これらのエッジ101″′,102″′のアーチ形部は、例えば、円錐曲線の1部分に相応するか、または図6に示したようにUの直線部分が二手に分かれる文字Uの形を有する。
電極20および電流供給ワイヤ30の、モリブデン箔10ないしは10″に溶接される端部21ないしは31は必ずしも扁平にする必要はない。電極20および電流供給ワイヤ30の、モリブデン箔10ないしは10″に溶接される端部21ないしは31の扁平にする角度を変えることも可能である。例えば上記の扁平にされる端部21ないしは31は、上に述べた100μmではなくわずかに80μmの厚さを有することが可能である。しかしながら、電極20および電流供給ワイヤ30の、モリブデン箔10ないしは10″に溶接される端部21ないしは31を扁平にしないことも可能である。電極20および電流供給ワイヤ30の上記の端部21ないしは31の溶接は、例えば、抵抗方式またはレーザ溶接方式で行うことができる。レーザを用いた溶接の際には、電極20および電流供給ワイヤ30の、モリブデン箔10ないしは10″と重なる端部21ないしは31にレーザを向け、かつこのレーザがモリブデン箔10ないしは10″の方を向かないようにしてモリブデン箔10ないしは10″の穴あきを阻止する。モリブデン箔10ないしは10″と、電極20ないしは電流供給ワイヤ30の上記の端部21ないしは31との間の重なり領域は、有利な実施例においてモリブデン箔の長手方向に1mm〜2mmである。
有利な実施例による電極システムの概略平面図である。 図1に示した電極システムの一部分の側面を示した概略部分断面図である。 図1に示した電極システムの扁平にした部分の平面図(a)およびこの電極の扁平にされた部分の前面図(b)である。 図1に示した電極システム用のモリブデン箔が複数個つながったモリブデンバンドの第1実施例(a)および第2実施例(b)の平面図である。 図1に示した電極システムを2つ有する、有利な実施例による高圧放電ランプの概略側面図である。 図1に示したモリブデン箔の代わりに本発明の電極システムに使用可能な択一的なモリブデン箔の平面図である。
符号の説明
10,10″,10″′ モリブデン箔
11,12 長手方向エッジ
13−16 側方エッジ
101,102 端部
20,20″ 電極
21 電極の扁平にされた端部
22 面取り部
30,30″ 電流供給ワイヤ
31 電流供給ワイヤの扁平にされた端部
41,42 溶接点
50 放電容器
51 放電室
52 端部
60 電流供給部
61 セラミック絶縁部
70 外囲器
80 ソケット
101″′,102″′ アーチ形エッジ

Claims (22)

  1. ガス放電形成に使用される電極(20)と、少なくとも1つの金属箔(10)とを有しており、該金属箔の第1端部(101)は、前記電極(20)に接続されており、またその第2端部(102)は、前記電極(20)のエネルギー供給に使用される電流供給ワイヤ(30)に接続されている放電ランプ用電極システムにおいて、
    前記の少なくとも1つの金属箔(10)は、少なくとも一方の端子(101)にて幅が低減されていることを特徴とする、
    放電ランプ用電極システム。
  2. 前記の少なくとも1つの金属箔(10)は、その第1端部(101)も、その第2端部(102)も共に幅が低減されている、
    請求項1に記載の電極システム。
  3. 前記の少なくとも1つの金属箔(10)の幅は、その第1端部(101)または第2端部(102)から出発して、当該金属箔の中央部に向かってつねに増大する、
    請求項1または2に記載の電極システム。
  4. 前記の少なくとも1つの金属箔(10)の狭めた端部(101)に接続される、前記の電極(20)ないしは電流供給ワイヤ(30)の部分(21,31)は扁平に形成されている、
    請求項1に記載の電極システム。
  5. 前記の少なくとも1つの金属箔(10)の狭めた第1端部(101)に接続される、前記の電極の部分(21)と、前記の少なくとも1つの金属箔(10)の狭めた第2端部(102)に接続される電流供給ワイヤ(30)の部分(31)とは扁平に形成されている、
    請求項2に記載の電極システム。
  6. 前記の電極(20)および/または電流供給ワイヤ(30)の扁平にされた部分(21,31)は、丸められた端部を有する、
    請求項4または5に記載の電極システム。
  7. 前記の電極(20)および/または電流供給ワイヤ(30)の扁平にされた部分(21)のエッジは、面取り部(22)を有する、
    請求項4または5に記載の電極システム。
  8. 前記の少なくとも1つの金属箔(10)の少なくとも1つの狭められた端部(101)の最小の幅は、当該端部(101)に接続される、電極(20)ないしは電流供給ワイヤ(30)の扁平にされた部分(21,31)の幅よりも小さいか、またはこれに等しい、
    請求項1または2に記載の電極システム。
  9. 放電ランプにおいて、
    請求項1から8までのいずれか1項に記載の少なくとも1つの電極システムを有することを特徴とする
    放電ランプ。
  10. 前記放電ランプは、放電容器(50)を有しており、
    該放電容器は、放電室(51)と、電極システムが取り付けられ密閉された少なくとも1つの端部(52)とを有しており、
    前記電極(20)の自由な端部は前記放電室(51)に突き出ており、
    前記の少なくとも1つの金属箔(10)は、放電容器(50)の少なくとも1つの密閉された端部(52)に気密に埋め込まれており、
    電流供給ワイヤ(30)の自由な端部は、放電容器(50)の密閉された端部(52)から外に導き出されている、
    請求項9に記載の放電ランプ。
  11. 前記電極(20)の扁平にされていない部分は完全に前記の放電室(51)に配置されている、
    請求項10に記載の放電ランプ。
  12. 前記の電極(20)の扁平にされた部分(21)は、部分的にまたは完全に前記放電容器(50)の密閉された端部(52)に延びている、
    請求項10または11に記載の放電ランプ。
  13. 少なくとも1つの金属箔(10)と、当該の少なくとも1つの金属箔(10)の第1端部(101)に接続されている電極(20)と、前記の少なくとも1つの金属箔(10)の第2端部(102)に接続されている電流供給ワイヤ(30)とを含んでいる、放電ランプ用電極システムの作製方法において、
    前記の少なくとも1つの金属箔(10)を電極(20)および電流供給ワイヤ(30)に接続する前に、該金属箔(10)の少なくとも第1端部(101)または第2端部(102)を切って、前記の少なくとも1つの金属箔(10)が当該端部(101)にて幅が低減されるようにすることを特徴とする、
    放電ランプ用の電極システムの作製方法。
  14. 前記の少なくとも1つの金属箔(10)の第1端部(101)も、第2端部(102)も共に切って、当該の少なくとも1つの金属箔(10)は前記の2つの端部(101,102)にて幅が低減されているようにする、
    請求項13に記載の方法。
  15. 前記の少なくとも1つの金属箔(10)を切って、当該の少なくとも1つの金属箔(10)の幅をその第1端部(101)または第2端部(102)から出発して金属箔中央部に向かってつねに増大させる、
    請求項13または14に記載の方法。
  16. 前記の少なくとも1つの金属箔(10)の狭めたないしは先細りにした第1端部(101)と接続するための電極(20)の部分(21)を扁平にする、
    請求項13または14に記載の方法。
  17. 前記の少なくとも1つの金属箔(10)の狭めたないしは先細りにした第2端部(102)と接続するための電流供給ワイヤ(30)の1部分(31)を扁平にする、
    請求項13または14に記載の方法。
  18. 前記の電極(20)ないしは電流供給ワイヤ(30)の部分(21,31)の自由な端部を、扁平にする前に加熱して丸形頭部に形成する、
    請求項16または17に記載の方法。
  19. 前記の電極(20)ないしは電流供給ワイヤ(30)の扁平にされた部分(21,31)のエッジに面取り部(22)を設ける、
    請求項16または17に記載の方法。
  20. 前記の電極(20)ないしは電流供給ワイヤ(30)の扁平にされた部分(21,31)と、前記の少なくとも1つの金属箔(10)とを溶接する、
    請求項16または17に記載の方法。
  21. 溶接接続部を点溶接によって作製する、
    請求項20に記載の方法。
  22. 溶接接続部をレーザ溶接方式または抵抗溶接方式で作製する、
    請求項20または21に記載の方法。
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