JP2005183382A - イオンソース及びこれを有するイオン注入装置 - Google Patents

イオンソース及びこれを有するイオン注入装置 Download PDF

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Abstract


【課題】 イオンソースとこれを有するイオン注入装置とを提供する。
【解決手段】 半導体基板の表面に注入されるイオンはイオンソース100から生成される。前記イオンソース100は、アークチャンバー110と第1フィラメント130a及び第2フィラメントとを含み、第1フィラメント130aの第1フィラメントロッド132aは電子放出部138aと、リード140aと、電子放出部138aとリード140aを連結する連結部142aとを含む。電子放出部138aには熱的ストレスに起因する劣化を抑制するための第1コイル134aがワインディングされ、連結部142aには電子放出部138aに比べて電気抵抗を減少させるための第2コイル136aがワインディングされる。フィラメントの使用年限が増加され、イオンソース100を含むイオン注入装置の稼動中止時間が減少される。
【選択図】 図2

Description

本発明は、イオンソースとこれを有するイオン注入装置に係わる。より詳細には、半導体装置の製造工程で半導体基板をドーピングするためのイオン(ドーパント)を発生させるためのイオンソースとこれを有するイオン注入装置に関する。
一般的に、半導体装置は半導体基板として用いられるシリコンウエハー上に電気的な回路を形成するファブ(Fab)工程と、前記ファブ工程で形成された半導体装置の電気的な特性を検査するEDS(elctrical die sorting)工程と、前記半導体装置の各々をエポキシ樹脂で封止し、個別化するためのパッケージ組み立て工程とを通じて製造される。
前記ファブ工程は、ウエハー上に膜を形成するための蒸着工程と、前記膜を平坦化するための化学的機械的研磨工程と、前記膜上にフォトレジストパターンを形成するためのフォトリソグラフィ工程と、前記フォトレジストパターンを用いて前記膜を電気的な特性を有するパターンに形成するためのエッチング工程と、ウエハーの所定領域にイオンを注入するためのイオン注入工程と、ウエハー上の不純物を除去するための洗浄工程と、前記洗浄されたウエハーを乾燥させるための乾燥工程と、前記膜又はパターンの欠陥を検査するための検査工程などを含む。
前記イオン注入工程は、半導体基板の既に設定された領域の表面にイオンを注入して前記領域をドーピングするために遂行される。前記イオン注入工程を遂行するためのイオン注入装置は前記イオンを発生させるためのイオンソースを含む。前記イオンソースについての例は特許文献1、特許文献2及び特許文献3に開示されている。
前記イオンソースは、イオンを発生可能なアークチャンバーと、前記アークチャンバー内部に熱電子的に電子を放出するためのフィラメントとを含む。前記フィラメントには、前記電子を放出させるためのフィラメント電流が印加され、前記アークチャンバーには前記フィラメント電流に対してバイアスされたアーク電圧が印加される。即ち、前記フィラメントは、陰極(cathode)として用いられ、前記アークチャンバーは陽極(anode)として用いられる。
前記フィラメントは、絶縁部材によって前記アークチャンバーに対して電気的に隔離されており、前記電子はフィラメント電流の印加によって加熱されたフィラメントから熱電子的に放出される。放出された電子はアークチャンバーの内部に供給されるソースガスと衝突し、前記衝突によって前記イオンが発生する。
前記フィラメントから電子が放出される間、前記フィラメントは高温による熱的ストレス(thermal stress)によって劣化する。前記劣化は、前記電子が主に放出される中心部位と前記アークチャンバーと隣接した部位とで発生し、前記のようなフィラメントの劣化はイオンソースの効率を低下させる。また、前記のような劣化によってフィラメントが破断する場合、イオンソース及びイオン注入装置の稼動中止期間(downtime)を増加させる原因となる。
米国特許第6,022,258号明細書 米国特許第6,184,532号明細書 米国特許出願公開第2002/0185607号明細書
前記のような問題点を解決するための本発明の第1目的は、熱的ストレスによる劣化を抑制して使用年限を増加させたフィラメントを有するイオンソースを提供することにある。
本発明の第2目的は、前述したようなイオンソースを有するイオン注入装置を提供することにある。
前記のような本発明の目的を達成するための本発明の望ましい一実施例によると、イオン注入装置は、アークチャンバー、及び前記アークチャンバーの内部に電子を提供するためのフィラメントを有するイオンソースと、前記イオンソースから提供されるイオンを基板の所定部位に注入するために前記基板をハンドリングするエンドステーションユニットと、前記イオンソースと前記エンドステーションユニットとを連結し、前記イオンを前記イオンソースから前記エンドステーションユニットに伝送するための伝送ユニットとを備える。
前記基板の表面に注入される物質を含むソースガスは、アークチャンバーの内部に提供され、前記フィラメントから提供された電子との衝突によってイオン化される。
前記フィラメントは、前記アークチャンバーの内部から前記アークチャンバーの側壁を通じて前記アークチャンバーの外部に延びらるフィラメントロッドを含む。前記フィラメントロッドは、前記アークチャンバーの内部に配置され前記電子を前記アークチャンバーの内部に熱電子的に放出するための電子放出部と、前記アークチャンバーから前記アークチャンバーの外部に延び、フィラメントパワーソースと連結される一対のリードと、前記アークチャンバーの側壁を通じて前記アークチャンバーの内部に延び、前記一対のリードと前記電子放出部を連結し、前記電子放出部より小さい電気抵抗を有する一対の連結部とを含む。ここで、前記電子放出部は、前記フィラメントロッドの中央部位に該当し、前記連結部は前記アークチャンバーの側壁の内側面と隣接する両側部位に該当する。
前記電子放出部には、熱的ストレスによる劣化を抑制するための第1コイルがワインディングされ、前記連結部には前記連結部の電気抵抗を減少させるための一対の第2コイルが各々ワインディングされる。前記第1コイルの素線径は、各々の第2コイルの素線径より小さく、前記フィラメントロッド、第1コイル及び第2コイルは、タングステン又はタンタルからなることが望ましい。
前記電子は、前記電子放出部と前記連結部との間の抵抗差によって連結部よりは前記電子放出部から放出される。したがって、前記フィラメントの使用年限が増加され、これによってイオン注入装置の稼動中止期間が短縮される。
前記フィラメントの他の例として、フィラメントは、前記アークチャンバーの内部に配置され前記電子を前記アークチャンバーの内部に熱電子的に放出するための電子放出部と、前記アークチャンバーの側壁から前記アークチャンバーの外部に延び、フィラメントパワーソースと連結される一対のリードと、前記アークチャンバーの側壁を通じて前記アークチャンバーの内部に延び、前記一対のリードと前記電子放出部とを連結し、前記電子放出部より小さい電気抵抗を有するように前記電子放出部の直径より大きい平均直径を有し凹凸表面を有する一対の連結部とを含む。
前記凹凸表面は、前記一対の連結部に各々ワインディングされるコイル、又は前記一対の連結部を囲むように配置される複数のリングによって形成することができる。また、前記凹凸表面は、前記一対の連結部の表面に形成されたねじ山又は複数の環形突出部によって形成することができる。
前記フィラメントのまた他の例として、フィラメントは、前記アークチャンバーの内部に配置されて前記電子を前記アークチャンバーの内部に熱電子的に放出し、前記電子が放出される活性表面積を増加させるための凹凸表面を有する電子放出部と、前記アークチャンバーの外側表面から前記アークチャンバーの外部に延び、フィラメントパワーソースと連結される一対のリードと、前記アークチャンバーの外側表面から前記アークチャンバーの側壁を通じて前記アークチャンバーの内部に延び、前記一対のリードと前記電子放出部とを連結し、前記電子放出部より小さい電気抵抗を有する一対の連結部とを含む。
前記フィラメントのまた他の例として、フィラメントは、前記アークチャンバーの内部に配置され前記電子を前記アークチャンバーの内部に熱電気的に放出し、前記電子が放出される活性表面積を増加させるための第1凹凸表面を有する電子放出部と、前記アークチャンバーの外側表面から前記アークチャンバーの外部に延び、フィラメントパワーソースと連結される一対のリードと、前記アークチャンバーの外側表面から前記アークチャンバーの側壁を通じて前記アークチャンバーの内部に延び、前記一対のリードと前記電子放出部とを連結し、前記電子放出部より小さい電気抵抗を有するように前記電子放出部の平均径より大きい直径を有する第2凹凸表面を有する一対の連結部を含む。
前記第1凹凸表面は、前記電子放出部にワインディングされる第1コイルによって形成することができ、前記第2凹凸表面は、前記一対の連結部に各々連結される第2コイルによって形成することができる。前記第1コイルは、各々の第2コイルより小さい素線径を有することが望ましい。
前記フィラメントのまた他の例として、フィラメントは、前記アークチャンバーの内部に配置され前記電子を前記アークチャンバーの内部に熱電気的に放出するための電子放出部と、前記アークチャンバーの外側表面から前記アークチャンバーの外部に延び、フィラメントパワーソースと連結される一対のリードと、前記アークチャンバーの外側表面から前記アークチャンバーの内部に延び、前記一対のリードと前記電子放出部とを連結するための一対の連結部と、熱的ストレスによる前記電子放出部の劣化を抑制するために前記電子放出部にワインディングされる第1コイルと、前記一対の連結部の電気抵抗を前記電子放出部の電気抵抗より相対的に小さくするために前記一対の連結部に各々ワインディングされ、前記第1コイルより大きい素線径を有する一対の第2コイルとを含む。
以下、本発明による望ましい実施例を添付した図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施例によるイオン注入装置を示す概略的な構成図である。
図1を参照すると、イオン注入装置10は、半導体基板20の表面に注入されるイオンを発生させるイオンソースと100と、前記イオンソース100から提供されるイオンを前記半導体基板20の所定部位に注入するために前記半導体基板20をハンドリングするエンドステーションユニット200と、前記イオンソース100と前記エンドステーションユニット200とを連結し、前記イオンを前記イオンソース100から前記エンドステーションユニット200に伝送するための伝送ユニット300とを含む。
前記イオンソース100は、イオンを発生するための空間を提供するアークチャンバーと、前記アークチャンバーの内部に電子を提供するためのフィラメントとを含む。前記半導体基板20の表面に注入される物質を含むソースガスは、ソースガス供給配管を通して前記アークチャンバーに供給され、前記フィラメントから放出された電子と衝突する。前記イオンは、前記衝突によって発生し、伝送ユニット300を通じてエンドステーションユニット200の内部に配置された半導体基板20の表面に注入される。
前記エンドステーションユニット200は、前記半導体基板20を支持するためのチャック210と、前記チャック210と連結された駆動ユニット220とを含む。前記チャック210と駆動ユニット220は、イオン注入チャンバー230の内部に配置され、前記駆動ユニット220はチャック210に支持された半導体基板20の表面に入射されるイオンビームの入射角を調節するために前記チャック210をチルティングさせ、前記イオンビームが前記チャック210に支持された半導体基板20をスキャンするように前記チャック210を垂直方向に移動させる。
前記チャック210は、静電気力を利用して前記半導体基板20を把持し、前記駆動ユニット220は、前記チャック210をチルティングさせるための第1駆動部222と前記チャック210を垂直方向に移動させるための第2駆動部224とを含む。前記第1駆動部222は、前記イオンが半導体基板20の表面に注入される間、半導体基板20のシリコン決定構造によって発生するチャンネリング効果を防止するために、前記半導体基板20の傾斜角を調節する。例えば、前記イオンビームが水平方向に走査する場合、前記第1駆動部222は、前記半導体基板20が垂直線に対して約7・程度の傾斜角を有するようにチャック210をチルティングさせる。即ち、前記イオンビームは、約83・程度の入射角で前記半導体基板20上を走査する。
一方、図示していないが、イオン注入工程を遂行する間、前記エンドステーションユニット200は、半導体基板20上に形成されたパターンによって発生する影効果を防止するために前記半導体基板20を一定周期で回転させるための第3駆動部(図示せず)を更に含むことができる。また、前記半導体基板20をローディング及びアンローディングするための移送ロボット(図示せず)を更に含むことができる。
本発明の実施例では、前記エンドステーションユニット200を概略的に説明しているものの、前記エンドステーションユニット200の構成は本発明の範囲を限定せず、本技術分野での当業者によって容易に変形することができる。例えば、本発明の実施例では、枚葉式チャックを開示しているが、複数の半導体基板を把持する配置式回転チャックを用いることもできる。
前記伝送ユニット300は、前記イオンソース100から発生したイオンを抽出するためのイオン抽出器310と、前記イオン抽出器310によって抽出されたイオンのうち、前記半導体基板20の表面に注入されるイオンを選別するための質量分析器320と、前記質量分析器320によって選別されたイオンを加速するための加速器330とを含む。
前記イオン抽出器310には、前記アークチャンバーからイオンを抽出するための抽出電圧が印加され、前記イオンは前記抽出電圧によって前記イオンを含むイオンビームに形成される。
前記イオン抽出器310と質量分析器320との間には、イオン抽出器310によって形成されたイオンビームの極性を変換するための第1極性変換器340が配置され、前記第1極性変換器340は、電子供与物質として用いられる固体マグネシウムとヒーターとを含む。前記ヒーターは、前記固体マグネシウムを450℃程度に加熱し、固体マグネシウムから放出された気相のマグネシウム分子は、前記抽出されたイオンビームと衝突する。前記マグネシウム分子とイオンビームとの衝突によって前記イオンビームは、マグネシウム分子から電子を得て負の性質を有するイオンビームに変換される。
前記のように、負の性質を有するイオンビームに含まれたイオンは質量分析器320によって選別されたイオンビームに形成される。
前記選別されたイオンビームに含まれたイオンは前記加速器330によって多様なエネルギーレベルを有するように加速される。また、前記加速器330を通過するイオンの極性を変換するための第2極性変換器350が前記加速器330と連結され、前記第2極性変換器350はストリッピングガスを用いて前記イオンの極性を変換させる。前記第2極性変換器350はストリッパーを含む。
前記加速器330は、負のイオンビームを加速するための第1加速部と、前記第2極性変換器350によって変換された正のイオンビームを加速するための第2加速部とを含む。第1加速部と第2加速部との間には前記第1加速部に導入された負のイオンビームを正のイオンビームに変換させるために、前記第2極性変換器350が連結される。前記第1加速部によって加速された負のイオンビームは、第2極性変換器350から供給されるストリッピングガスによって正のイオンビームに変換され、変換された正のイオンビームは、前記第2加速部によって加速される。前記ストリッピングガスとしては窒素又はアルゴンガスを用いることができ、負のイオンビームに含まれたイオンは前記ストリッピングガスとの衝突によって正のイオンに変換される。
また、前記伝送ユニット300は、既に設定されていたエネルギー準位を有するイオンを選別するためのイオンフィルター360と、前記イオンビームを半導体基板20上に収束するためのフォカシングレンズ370とを更に含む。
図示していないが、前記イオンビームが半導体基板20を全体的にスキャンするように前記イオンビームの進行方向を調節するためのスキャニング電極と、残余ガスとの衝突によって発生するパーティクルを除去するために、前記イオンビームを偏向させる偏向電極とを更に含むことができる。また、前記伝送ユニット300は、前記イオンビームのイオン電流を測定するためのイオン電流測定部を更に含むことができ、前記イオン電流測定部は、質量分析器320と加速器330との間に配置され、負のイオンビームのイオン電流を測定するための第1ファラデーシステムと、前記加速器330とイオン注入チャンバー230との間に配置され、正のイオン電流を測定するための第2ファラデーシステムとを含む。
前記のような構成を有する伝送ユニットは、本技術分野に習熟する当業者によって容易に変更することができ、前記のような伝送ユニットの構成が本発明の範囲を限定することはない。
図2は、図1に示したイオンソースを示す概略的な断面図であり、図3は、図2に示した第1フィラメント及び第2フィラメントの第1フィラメントロッド及び第2フィラメントロッドを示す斜視図であり、図4は、図2に示した第1フィラメントを示す拡大断面図である。
図2から図4を参照すると、前記イオンソース100は、ソースガスをイオン化するための空間を提供するアークチャンバー110と、前記アークチャンバー110の内部に電子を提供するための第1フィラメント130a及び第2フィラメント130bとを含む。
前記アークチャンバー110は、第1側壁112と第2側壁114によってカバーされたシリンダー形状を有し、第1側壁112には前記ソースガスを供給するためのソースガス供給配管116が連結され、前記第2側壁114にはアークチャンバー110の内部からイオンを抽出するための抽出ホール118が形成されている。
前記第1フィラメント130aは、アークチャンバー110の内部からアークチャンバー110の第1側壁112を通してアークチャンバー110の外部に延び、一定の直径を有する第1フィラメントロッド132aと、前記第1フィラメントロッド132aの中央部に均一にワインディングされた第1コイル134aと、前記第1側壁112の内側面112aに隣接する第1フィラメントロッド132aの両側部位に各々均一にワインディングされる一対の第2コイル136aとを含む。
前記アークチャンバー110の第1側壁112には、前記第1フィラメント130a及び第2フィラメント130bが通過する複数のホール120が形成されており、前記第1フィラメントロッド132aは、前記アークチャンバー110の内部に配置され、前記電子を放出するための電子放出部138aと、前記第1側壁112の外側面112bからアークチャンバー110の外部に延びる一対のリード140aと、前記第1側壁112の外側面112bからアークチャンバー110の内部に延び、前記電子放出部138aと一対のリード140aを各々連結する一対の連結部142aとを含む。
前記電子放出部138aは、アーチ形状を有し、前記第1側壁112と平行な方向に配置され、一対のリード140aは、前記第1側壁112と垂直な方向に前記アークチャンバー110の外部に延びる。一対の連結部142aは、前記第1側壁112を通じて前記アークチャンバー110の内部に延び、第1側壁112から所定距離に離隔された地点で前記電子放出部138aに向かって各々延びる。前記第1コイル134aは、前記電子放出部138aにワインディングされ、熱的ストレスによる電子放出部138aの劣化を抑制する。また、前記第1コイル134aは、電子放出部138aの活性表面を増加させて電子放出の効率を向上させることができる。
前記第2コイル136aの各々は、前記連結部142aの各々の全体にワインディングされ、前記連結部142aの電気抵抗を前記電子放出部138aの電気抵抗より小さくする。また、前記第1コイル136aは、前記第1コイル134aの素線径より大きい素線径を有し、前記第1コイル134aと第2コイル136aは、互いに同じ材質からなる。即ち、前記第1コイル134aの内径と各第2コイル136aの内径とは互いに同じであり、前記第1コイル134aの外径は各第2コイル136aの外径より小さい。したがって、各第2コイル136aの平均径は第1コイル134aの平均径より大きく、前記電子は前記連結部142aよりは電子放出部138aからアークチャンバー110の内部に熱電子的に放出される。
望ましくは、前記第1フィラメントロッド132a、前記第1コイル134a及び第2コイル136aは、タングステン又はタンタルからなる。本発明の実施例によると、前記第1フィラメントロッド132a及び第2フィラメントロッド132bは、タングステンからなり、前記第1コイル134a及び第2コイル136aはタンタルからなる。約200Aのフィラメント電流と約10V程度のフィラメント電圧が第1フィラメント130aに印加される場合、第1フィラメントロッド132aの直径は約1.9mmから2.1mm程度であり、前記第1コイル134aの素線径は約0.3mmから0.35mm程度であり、前記第2コイル136aの素線径は約0.7mmから0.8mmであることが望ましい。前記のような第1フィラメントロッド132aの直径、第1コイル134aの素線径及び第2コイル136aの素線径は第1フィラメント130aに印加されるフィラメントパワーによって変更される。
前記第2フィラメント130bは、前記第1フィラメント130aと同じ構成を有し前記第1フィラメント130aと隣接して配置される。前記第2フィラメント130bは、第2フィラメントロッド132bと、第2フィラメントロッド132bの電子放出部138bにワインディングされる第3コイル134bと、第2フィラメントロッド132bの連結部142bに各々ワインディングされる第4コイル136bとを含む。
前記第1フィラメントロッド132a及び第2フィラメントロッド132bの電子放出部138a、138bは実質的に円を形成するようにアークチャンバー110の内部に配置され、前記ソースガスは前記ソースガス供給配管116から前記円の中心に向かって供給され、前記ソースガス供給配管116と連通する前記第1側壁112のソースガス供給ホール122は、前記円の中心軸線上に配置される。前記円の中心軸は前記第1側壁112に対して垂直方向に延びる。
前記電子放出部138a、138bから熱電子的に放出された電子は、ソースガス供給配管116を通して供給されたソースガスに含まれた分子と衝突し、前記衝突によってイオンが発生する。前記イオンはイオン抽出器310によってアークチャンバー110から抽出され、前記電子放出部138a、138bから放出された電子と前記イオンの生成過程から発生した電子とはアノードリング150によってアークチャンバー110から除去される。前記アノードリング150は、前記電子放出部138a、138bを基準として前記第1側壁112に対向して配置され、前記アノードリング150の中心は前記円の中心軸線上に配置される。一方、前記電子を捕集するためのアーク電圧が前記アノードリング150に印加される。
前記第1フィラメント130a及び第2フィラメント130bを前記アークチャンバー110と電気的に絶縁させるために前記第1フィラメントロッド132a及び第2フィラメントロッド132bが通過する第1側壁112のホール120は前記第1フィラメントロッド132a及び第2フィラメントロッド132bの直径より大きい内径を有する。
前記第1側壁112の外側面112b上には、前記ホール120と対応する複数の絶縁体リング152が前記第1フィラメントロッド132a、第2フィラメントロッド132bのリード140a、140bを囲むように配置され、絶縁体リング152の各々はホール120の各々と同軸線上に配置される。各絶縁体リング152は各ホール120の直径より大きい外径を有し、リード140a、140bは、絶縁体リング152の中心軸に沿って各々延びる。したがって、第1フィラメントロッド132a及び第2フィラメントロッド132bは前記絶縁体リング152と前記ホール120によってアークチャンバー110と電気的に絶縁される。
前記第1フィラメント130a及び第2フィラメント130bは、各々フィラメントパワーソースと連結されたクランプ158によって固定される。前記クランプ158には、締結部材(例えば、ボルトとナット)を用い、前記リード140a、140bの端部を固定させる。
前記絶縁体リング152とクランプ158との間にはスペーサ156が各々介在し、前記スペーサ156と前記絶縁体リング152との間にはスリーブ154が各々介在する。スリーブ154の各々は上部シリンダ部154aと下部シリンダ部154bを含み、上部シリンダ部154aは絶縁体リング152に挿入され、下部シリンダ部154bは絶縁体リング152側面上に配置される。前記絶縁体リング152の各々には前記上部シリンダ部154aの外径と対応する内径を有するホールが形成されており、前記リード140a、140bは、絶縁体リング152、スリーブ154及びスペーサ156を通して前記クランプ158に締結される。前記スリーブ154とスペーサ156は導電性物質からなる。したがって、前記リード140a、140bの電気抵抗は前記連結部142a、142bより大きくなる。
一方、図示していないが、前記電子放出部138a、138bから放出された電子の挙動を調節するための磁気場を形成する永久磁石を前記アークチャンバー110と隣接させて配置することができる。前記永久磁石は、前記電子放出部138a、138bから放出された電子が直ちにアノードリング150によって捕集されることを防止するために用いられる。
前記によると、前記イオンソース100は一対のフィラメント130a、130bを用いて電子を放出しているが、イオンソースはただ一つのフィラメントを用いて電子を放出することもできる。
図5は、図2に示したイオンソースと連結される電気回路図である。
図5を参照すると、アークチャンバー110の内部に電子を熱電子的に放出するためのフィラメント130にはフィラメント電流が印加され、アークチャンバー110の内部に配置されるアノードリング150にはフィラメント電流に対してバイアスされたアーク電圧が印加される。前記フィラメント130のリードはフィラメントパワーソース160の陽極端子及び陰極端子に各々連結され、前記アノードリング150は、アークパワーソース162の陽極端子に連結される。前記アークパワーソース162の陰極端子はフィラメントパワーソース160の陰極端子と連結され、アークチャンバー110の側壁は前記フィラメントパワーソース160及びアークパワーソース162の陰極端子と連結され、前記フィラメントパワーソース160及びアークパワーソース162の陰極端子はソースグラウンド164と連結される。
一方、イオン抽出器310は、抽出電圧を印加するための抽出パワーソース166の陰極端子と連結され、前記イオン抽出器310と抽出パワーソース166との間には放射線発生を防止するためのサプレッションパワーソース168が連結されている。
前記フィラメント130は、フィラメント電流によって熱電子放出温度(例えば、約2500℃)に到達し、前記温度でフィラメント130は電子をアークチャンバー110の内部に放出する。
アークチャンバー110に放出された電子はソースガスの分子と衝突し、前記衝突によってソースガスイオンが発生する。前記イオンは抽出電圧が印加されたイオン抽出器310によってアークチャンバー110から抽出され、前記電子はアノードリング150によってアークチャンバー110から除去される。
図6は、図1に示したイオンソースの他の例を示す概略的な断面図であり、図7は、図6に示したイオンソースと連結される電気回路図である。
図6及び図7を参照すると、イオンソース400は、半導体基板の表面に注入される物質を含むソースガスをイオン化するための空間を提供するアークチャンバー410と、前記アークチャンバー410の内部に電子を提供するための第1フィラメント430a及び第2フィラメント430bとを含む。
前記アークチャンバー410は、複数の側壁、上部パネル及び下部パネルによって限定される。前記アークチャンバー410の第1側壁411には前記第1フィラメント430a及び第2フィラメント430bが通過するホール420が形成されており、前記第1側壁411と向い合って配置される第2側壁412は前記第1側壁411と平行に延びる。前記第1側壁411に対して垂直な第3側壁413には前記ソースガスを供給するためのソースガス供給配管416と連通するソースガス供給ホール422が形成されており、前記第3側壁413と向い合う第4側壁414にはイオン抽出器310を用いてアークチャンバー410の内部から生成されたイオンを抽出するための抽出ホール418が形成されている。
前記第1フィラメント430aは、アークチャンバー410の内部から前記第1側壁411を通してアークチャンバー410の外部に延びる第1フィラメントロッド432aと、第1コイル434a及び一対の第2コイル436aとを含む。前記第1フィラメントロッド432aは、前記電子を熱電子的に放出するための電子放出部と、アークチャンバー410の外部に延び、フィラメントパワーソース460と連結される一対のリードと、アークチャンバー410の第1側壁411を通してアークチャンバー410の内部に延び、前記電子放出部と一対のリードを連結する一対の連結部とを含む。前記第1コイル434aは、電子放出部にワインディングされ、前記第2コイル436aは連結部に各々ワインディングされる。前記第1コイル434aは、電子放出部の劣化を抑制するために用いられ、前記第1コイル434aの素線径より大きい素線径を有する前記第2コイル436aは連結部の電気抵抗を電子放出部の電気抵抗より小さくするために用いられる。
前記第2フィラメント430bは、前記第1フィラメント430aと隣接して配置され、第2フィラメントロッド432bと、第3コイル434b及び第4コイル436bとを含む。前記第1フィラメントロッド432a及び第2フィラメントロッド432bは、電源供給部が実質的に円を形成するように配置され、前記第1側壁411のホール420を通してアークチャンバー410の外部に延びる。各ホール420は、第1フィラメントロッド432a及び第2フィラメントロッド432bの直径より大きい内径を有し、前記第1フィラメント430a及び第2フィラメント430bは、絶縁体リング452によってアークチャンバー410と絶縁される。
前記リードはクランプ458によって固定され、クランプ458と絶縁体リング452との間にはスペーサ454とスリーブ456が配置される。
前述したことによると、前記イオンソース400は、一対のフィラメント430a、430bを用いて電子を放出しているものの、前記イオンソース400は一つのフィラメントのみを用いて電子を放出することもできる。
前記フィラメント430から出射された電子は、ソースガス供給配管416からアークチャンバー410の内部に供給されたソースガス分子と衝突し、前記衝突によってイオンが発生する。前記イオンは、前記イオン抽出器310によってイオンビームに形成され、前記電子はアークチャンバー410の側壁411、412、413、414に印加されたアーク電圧によってアークチャンバー410から除去される。
前記フィラメント430から放出された電子を反射させるためのリフレクター470は前記フィラメント430と向い合って配置され、アークチャンバー410の第2側壁412を通してアークチャンバー410の外部に延び、フィラメントパワーソース460の陰極端子と連結される。また、選択的に、電気的にフローティングされるリペラーを前記フィラメント430と向い合わせて配置することもできる。
一方、図示していないが、前記フィラメント430から放出された電子とソースガス分子との間に発生する衝突の頻度を増加させるための磁気場を形成するソレノイドを更に設置することができる。これによると、前記フィラメント430から放出された電子が直ちにアーク電極が印加されたアークチャンバー410の側壁411、412、413、414によって捕集されることを防止し、イオン発生効率を増加させることができる。
アークチャンバー410の内部に電子を熱電子的に放出するための前記フィラメント430にはフィラメント電流が印加され、前記アークチャンバー430の側壁には前記フィラメント電流に対してバイアスされたアーク電圧が印加される。前記フィラメント430のリードはフィラメントパワーソース460の陽極端子及び陰極端子に各々連結され、前記アークチャンバー410の側壁はアークパワーソース462の陽極端子に連結される。前記アークパワーソース462の陰極端子はフィラメントパワーソース460の陰極端子と連結され、前記フィラメントパワーソース460及びアークパワーソース462の陰極端子はソースグラウンド464と連結される。
一方、イオン抽出器310は、抽出電圧を印加するための抽出パワーソース466の陰極端子と連結され、前記イオン抽出器310と抽出パワーソース466との間には放射線の発生を防止するためのサプレッションパワーソース468が連結されている。
前記のようなイオンソースの構成要素は、図2から図5を参照して説明したイオンソースと類似であるので省略する。
図8は、電子を放出するためのフィラメントの他の例を示す概略的な断面図である。
図8を参照すると、フィラメント530は、アークチャンバー110の内部に配置される電子放出部538と、前記アークチャンバー110の側壁112からアークチャンバー110の外部に延びる一対のリード540と、前記アークチャンバー110の側壁112を通してアークチャンバー110の内部に延び、前記電子放出部538とリード540を連結する一対の連結部542とを含む。
前記電子放出部538は、アーチ形状を有して前記アークチャンバー110の側壁112と平行に配置され、前記リード540は、アークチャンバー110の側壁112に対して垂直方向に延びる。前記連結部542はアークチャンバー110の側面112に対して垂直方向に延び、アークチャンバー110の側壁112の内側面112aから所定距離に離隔された支点からアークチャンバー110の側壁112と平行な方向に各々延びる。
前記電子放出部538は、前記連結部542及びリード540より小さい直径を有し、連結部542の各々は前記リード540と同じ直径を有する。したがって、前記電子放出部538の電気抵抗が前記連結部542及びリード540より大きくなり、これによって電子は前記連結部542よりは前記電子放出部538からアークチャンバー110の内部に放出され、連結部542の熱的損傷が抑制される。
前記フィラメント530は、絶縁体リング552によってアークチャンバー110の側壁112と絶縁され、スリーブ554及びスペーサ556によって保護され、クランプ558によって固定される。
図9は、電子を放出するためのフィラメントのまた他の例を示す概略的な断面図である。
図9を参照すると、フィラメント630は、アークチャンバー110の内部に配置される電子放出部638と、前記アークチャンバー110の側壁112からアークチャンバー110の外部に延びる一対のリード640と、前記アークチャンバー110の側壁を通してアークチャンバー110の内部に延び、前記電子放出部638とリード640を連結する一対の連結部642とを含む。
前記電子放出部638の表面には、第1ねじ山634が形成されており、連結部642の各々の全面には第2ねじ山636が形成されている。前記第1ねじ山634は、前記第2ねじ山636より小さいピッチを有する。前記連結部642の平均径は電子放出部638の平均径より大きく、前記連結部642の外径は電子放出部638の外径より大きいことが望ましい。これとは違って、前記連結部642の凹径は前記電子放出部638の凹径と同じであるか、大きいことが望ましい。
前記第2ねじ山636は、連結部642の電気抵抗を電子放出部638の電気抵抗より小さくし、第1ねじ山634は電子が放出される電子放出部638の活性表面積を増加させ、熱的ストレスによる電子放出部638の劣化を抑制する。したがって、フィラメント630の寿命を延ばすことができるのである。
図示したように、前記第1ねじ山634及び第2ねじ山636は、三角ねじ山を含む。しかし、前記第1ねじ山634及び第2ねじ山636として四角ねじ山、梯形ねじ山、丸いねじ山などを用いることができる。
一方、前記フィラメント630は、絶縁体リング652によってアークチャンバー110の側壁112と絶縁され、スリーブ654及びスペーサ656によって保護され、クランプ658によって固定される。
前記のような構成要素に対する追加的な詳細な説明は、図3及び図4を参照して前述した第1フィラメントの構成要素と類似であるので省略する。
図10は、電子を放出するためのフィラメントのまた他の例を示す概略的な断面図である。
図10を参照すると、フィラメント730は、アークチャンバー110の内部から側壁112を通してアークチャンバー110の外部に延び、一定の直径を有するフィラメントロード732と、前記フィラメントロード732を囲むように配置される複数の第1リング734及び複数の第2リング736とを含む。
前記フィラメントロード732は、アークチャンバー110の内部に配置され、熱電子的に電子を放出するための電子放出部738と、前記アークチャンバー110の外部に延びる一対のリード740と、アークチャンバー110の側壁112を通してアークチャンバー110の内部に延び、前記電子放出部738とリード740を連結する一対の連結部742とを含む。
第1リング734の各々は、第2リング736の各々より小さい断面積を有し、第2リング736の各々より小さい外径を有する。また、第1リング734の各々は、第2リング736の各々と同じ内径を有する。前記第1リング734は、前記電子放出部738を囲むように配置され、前記電子放出部738の表面と密着し、互いに接触する。前記第2リング736は、各連結部742の全体を囲むように配置され、前記連結部742の表面と密着し、互いに接触する。前記フィラメントロッド732は、第1リング734及び第2リング736に密着するように挿入されることが望ましく、前記第1リング734及び第2リング736は互いに完全に密着することが望ましい。
前記第1リング734と第2リング736によって、電子は相対的に電気抵抗が高い電子放出部738から放出され、電子放出部738の活性表面積が増加されるので、電子放出効率が向上する。また、第1リング734は、電子放出部738の劣化を抑制することができ、これによってフィラメント730の寿命が延びるようになる。
図示した実施例によると、第1リング734と第2リング736は、各々円形断面を有しているが、断面形状は本発明の範囲を限定しない。
図面符号752は絶縁体リングを示し、754はスリーブを示し、756はスペーサを示し、そして758はクランプを示す。前記のような構成要素に対する追加的詳細な説明は、図3及び図4で説明された第1フィラメントの構成要素と類似であるので省略する。
図11は、電子を放出するためのフィラメントのまた他の例を示す概略的な断面図である。
図11を参照すると、フィラメント830は、アークチャンバー110の内部に配置される電子放出部838と、前記アークチャンバー110の側壁112からアークチャンバー110の外部に延びる一対のリード840と、前記アークチャンバー110の側壁112を通じてアークチャンバー110の内部に延び、前記電子放出部838とリード840を連結する一対の連結部842とを含む。
前記電子放出部838の表面には、複数の第1環形突出部834が電子放出部838が延びる方向に沿って連続的に形成されており、連結部842の各々の全面には連結部842が延びる方向に沿って複数の第2環形突出部836が連続的に形成されている。
第1環形突出部834の各々は、第2環形突出部836の各々より小さい断面積を有し、電子放出部838は連結部842の外径より小さい外径を有することが望ましい。前記第1環形突出部834及び第2環形突出部836は、各々半円形断面を有しているが、前記第1環形突出部834及び第2環形突出部836の断面形状は多様に変更することができる。
前記第2環形突出部836は、連結部842の電気抵抗を電子放出部838の電気抵抗より小さくし、第1環形突出部834は電子が放出される電子放出部838の活性表面積を増加させ、熱的ストレスによる電子放出部838の劣化を抑制する。したがって、フィラメント838の寿命を延ばすことができる。
図面符号852は絶縁体リングを示し、854はスリーブを示し、856はスペーサを示し、そして858はクランプを示す。前記のような構成要素に対する追加的詳細な説明は、図3及び図4で説明された第1フィラメントの構成要素と類似であるので省略する。
(産業上の利用可能性)
前記のような本発明によると、イオンソースは半導体基板の表面に注入されるイオンを発生するためのアークチャンバーと、前記アークチャンバーの内部に電子を提供するためのフィラメントとを含む。前記フィラメントの電子放出部には熱的ストレスに起因する劣化を抑制し、電子が放出される活性表面積を増加させるための第1コイルがワインディングされ、連結部には電子放出部に比べて相対的に電気抵抗を減少させるための第2コイルがワインディングされる。
したがって、前記電子は連結部よりは電子放出部からアークチャンバーの内部に放出され、電子放出効率が向上する。また、フィラメントの使用年限が増加されるので、イオンソースを含むイオン注入装置の稼動中止時間を減少させることができる。
以上、本発明の実施例を詳細に説明したが、本発明はこれに限定されず、本発明が属する技術分野において通常の知識を有するものであれば本発明の思想と精神を離脱することなく、本発明を修正または変更できる。
本発明の一実施例によるイオン注入装置を示す概略的な構成図である。 本発明の一実施例によるイオンソースを示す概略的な断面図である。 本発明の一実施例によるイオンソースの第1フィラメントロッド及び第2フィラメントロッドを示す斜視図である。 本発明の一実施例によるイオンソースの第1フィラメントを示す拡大断面図である。 本発明の一実施例によるイオンソースと連結される電気回路の回路図である。 本発明の一実施例によるイオンソースの変形例を示す概略的な断面図である。 図6に示すイオンソースと連結される電気回路の回路図である。 本発明の一実施例によるイオンソースのフィラメントの変形例を示す概略的な断面図である。 本発明の一実施例によるイオンソースのフィラメントの変形例を示す概略的な断面図である。 本発明の一実施例によるイオンソースのフィラメントの変形例を示す概略的な断面図である。 本発明の一実施例によるイオンソースのフィラメントの変形例を示す概略的な断面図である。
符号の説明
10 イオン注入装置、20 半導体基板、100 イオンソース、110 アークチャンバー、112 第1側壁、114 第2側壁、116 ソースガス供給配管、130 フィラメント、132 フィラメントロッド、134 第1コイル、136 第2コイル、138 電子放出部、140 リード、142 連結部、150 アノードリング、152 絶縁体リング、154 スリーブ、156 スペーサ、158 クランプ、160 フィラメントパワーソース、162 アークパワーソース、164 グラウンド、166 抽出パワーソース、168 サプレッションパワーソース、200 エンドステーションユニット、210 チャック、220 駆動ユニット、300 伝送ユニット、310 イオン抽出器、320 質量分析器、330 加速器、340 第1極性変換器、350 第2極性変換器、360 イオンフィルター、370 フォカシングレンズ

Claims (42)

  1. アークチャンバーと、前記アークチャンバーの内部に電子を提供するためのフィラメントとを備えるイオンソースにおいて、
    前記フィラメントは、
    前記アークチャンバーの内部に配置され、前記電子を前記アークチャンバーの内部に放出し、凹凸表面を有する電子放出部と、
    前記アークチャンバーの側壁から前記アークチャンバーの外部に延び、フィラメントパワーソースと連結されるリードと、
    前記アークチャンバーの側壁を通じて前記アークチャンバーの内部に延び、前記リードと前記電子放出部とを連結し、前記電子放出部より小さい電気抵抗を有する連結部と、
    を有することを特徴とするイオンソース。
  2. 前記凹凸表面は、前記電子放出部にワインディングされたコイルによって形成されることを特徴とする請求項1記載のイオンソース。
  3. 前記アークチャンバーの内部に露出した連結部の全体にワインディングされた第2コイルを更に備えることを特徴とする請求項2記載のイオンソース。
  4. 前記電子放出部の直径は、前記連結部の直径と同じであることを特徴とする請求項3記載のイオンソース。
  5. 前記コイルの素線径は、前記第2コイルの素線径より小さいことを特徴とする請求項4記載のイオンソース。
  6. 前記コイルがワインディングされた電子放出部の平均径は、前記第2コイルがワインディングされた連結部の平均径より小さいことを特徴とする請求項3記載のイオンソース。
  7. 前記凹凸表面は、ねじ山形状を有することを特徴とする請求項1記載のイオンソース。
  8. 前記連結部は、前記アークチャンバーの内部に露出した連結部の全面に形成されねじ山形状を有する第2凹凸表面を有することを特徴とする請求項7記載のイオンソース。
  9. 前記電子放出部の平均径は、前記連結部の平均径より小さいことを特徴とする請求項8記載のイオンソース。
  10. 前記凹凸表面は、前記電子放出部を囲む複数のリングによって形成され、前記リングは、前記電子放出部の表面に密着することを特徴とする請求項1記載のイオンソース。
  11. 前記アークチャンバーの内部に露出した連結部を囲むように配置される複数の第2リングを更に備え、前記第2リングは前記連結部の表面に密着することを特徴とする請求項10記載のイオンソース。
  12. 前記電子放出部の直径と前記連結部の直径とは、互いに同じであることを特徴とする請求項11記載のイオンソース。
  13. 前記リングの平均径は、前記第2リングの平均径より小さいことを特徴とする請求項12記載のイオンソース。
  14. 前記凹凸表面は、複数の環形突出部によって形成されることを特徴とする請求項1記載のイオンソース。
  15. 前記連結部の全面には、複数の第2環形突出部が形成されていることを特徴とする請求項14記載のイオンソース。
  16. 前記電子放出部の平均径は、前記連結部の平均径より小さいことを特徴とする請求項15記載のイオンソース。
  17. アークチャンバーと、前記アークチャンバーの内部に電子を提供するためのフィラメントとを備えるイオンソースにおいて、
    前記フィラメントは、
    前記アークチャンバーの内部に配置されて電子を前記アークチャンバーの内部に放出するための電子放出部と、
    前記アークチャンバーの側壁から前記アークチャンバーの外部に延び、フィラメントパワーソースと連結されるリードと、
    前記アークチャンバーの側壁を通じて前記アークチャンバーの内部に延び、前記リードと前記電子放出部とを連結し、前記電子放出部より小さい電気抵抗を有し、前記アークチャンバーの内部に露出した凹凸表面を有する連結部と、
    を有することを特徴とするイオンソース。
  18. 前記凹凸表面は、前記連結部の全体にワインディングされたコイルによって形成されることを特徴とする請求項17記載のイオンソース。
  19. 前記凹凸表面は、前記連結部の全体に形成されたねじ山によって形成されることを特徴とする請求項17記載のイオンソース。
  20. 前記凹凸表面は、前記連結部の全体を囲む複数のリングによって形成されることを特徴とする請求項17記載のイオンソース。
  21. 前記凹凸表面は、前記連結部の全体に形成された複数の環形突出部によって形成されることを特徴とする請求項17記載のイオンソース。
  22. アークチャンバー、及び前記アークチャンバーの内部に電子を提供するためのフィラメントを有するイオンソースと、
    前記イオンソースから提供されるイオンを基板の所定部位に注入するために前記基板をハンドリングするエンドステーションユニットと、
    前記イオンソースと前記エンドステーションユニットとを連結し、前記イオンを前記イオンソースから前記エンドステーションユニットに伝送するための伝送ユニットとを備え、
    前記フィラメントは、
    前記アークチャンバーの内部に配置されて前記電子を前記アークチャンバーの内部に放出し、凹凸表面を有する電子放出部と、
    前記アークチャンバーの側壁から前記アークチャンバーの外部に延び、フィラメントパワーソースと連結されるリードと、
    前記アークチャンバーの側壁を通じて前記アークチャンバーの内部に延び、前記リードと前記電子放出部とを連結し、前記電子放出部より小さい電気抵抗を有する連結部と、
    を有することを特徴とするイオン注入装置。
  23. 前記凹凸表面は、前記電子放出部にワインディングされたコイルによって形成されることを特徴とする請求項22記載のイオン注入装置。
  24. 前記アークチャンバーの内部に露出した連結部に全体的にワインディングされた第2コイルを更に備えることを特徴とする請求項23記載のイオン注入装置。
  25. 前記電子放出部の直径は、前記連結部の直径と同じであることを特徴とする請求項24記載のイオン注入装置。
  26. 前記コイルの素線径は、前記第2コイルの素線径より小さいことを特徴とする請求項25記載のイオン注入装置。
  27. 前記コイルがワインディングされた電子放出部の平均径は、前記第2コイルがワインディングされた連結部の平均径より小さいことを特徴とする請求項24記載のイオン注入装置。
  28. 前記凹凸表面は、ねじ山形状を有することを特徴とする請求項22記載のイオン注入装置。
  29. 前記連結部は、前記アークチャンバーの内部に露出した連結部の全体表面に形成されねじ山形状を有する第2凹凸表面を有することを特徴とする請求項28記載のイオン注入装置。
  30. 前記電子放出部の平均径は、前記連結部の平均径より小さいことを特徴とする請求項29記載のイオン注入装置。
  31. 前記凹凸表面は、前記電子放出部を囲む複数のリングによって形成され、前記リングは前記電子放出部の表面に密着することを特徴とする請求項22記載のイオン注入装置。
  32. 前記アークチャンバーの内部に露出した連結部を囲むように配置される複数の第2リングを更に備え、前記第2リングは前記連結部の表面に密着することを特徴とする請求項31記載のイオン注入装置。
  33. 前記電子放出部の直径と前記連結部の直径とは、互いに同じであることを特徴とする請求項32記載のイオン注入装置。
  34. 前記リングの平均径は、前記第2リングの平均径より小さいことを特徴とする請求項33記載のイオン注入装置。
  35. 前記凹凸表面は、複数の環形突出部によって形成されることを特徴とする請求項22記載のイオン注入装置。
  36. 前記連結部の全面には、複数の第2環形突出部が形成されていることを特徴とする請求項35記載のイオン注入装置。
  37. 前記電子放出部の平均径は、前記連結部の平均径より小さいことを特徴とする請求項36記載のイオン注入装置。
  38. アークチャンバー、及び前記アークチャンバーの内部に電子を提供するためのフィラメントを有するイオンソースと、
    前記イオンソースから提供されるイオンを基板の所定部位に注入するために前記基板をハンドリングするエンドステーションユニットと、
    前記イオンソースと前記エンドステーションユニットとを連結し、前記イオンを前記イオンソースから前記エンドステーションユニットに伝送するための伝送ユニットとを備え、
    前記フィラメントは、
    前記アークチャンバーの内部に配置され、電子を前記アークチャンバーの内部に放出する電子放出部と、
    前記アークチャンバーの側壁から前記アークチャンバーの外部に延び、フィラメントパワーソースと連結されるリードと、
    前記アークチャンバーの側壁を通じて前記アークチャンバーの内部に延び、前記リードと前記電子放出部とを連結し、前記電子放出部より小さい電気抵抗を有し、前記アークチャンバーの内部に露出した凹凸表面を有する連結部と、
    を有することを特徴とするイオン注入装置。
  39. 前記凹凸表面は、前記連結部の全体にワインディングされたコイルによって形成されることを特徴とする請求項38記載のイオン注入装置。
  40. 前記凹凸表面は、前記連結部の全体に形成されたねじ山によって形成されることを特徴とする請求項38記載のイオン注入装置。
  41. 前記凹凸表面は、前記連結部の全体を囲む複数のリングによって形成されることを特徴とする請求項38記載のイオン注入装置。
  42. 前記凹凸表面は、前記連結部の全体に形成された複数の環形突出部によって形成されることを特徴とする請求項38記載のイオン注入装置。
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