JP2005183162A - 操作装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 操作者が目視せずとも操作できる操作装置を提供する。
【解決手段】 操作部材5は、周方向に設けられた複数の操作位置17a〜17dを有する。操作部材5の複数の操作位置17a〜17dに囲まれる位置に、指置き部23が配置されている。指置き部23は固定されている。指置き部23は、操作部材5を支持する支持部材に設けられている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、周方向に設けられた複数の操作位置を有する操作装置に関する。
従来、この種の典型的な操作装置としては、十字ボタンが知られている。十字ボタンは、例えば、円板型の操作部材を有し、操作部材には、周方向の4箇所に操作位置が設けられている。操作者は、4つの操作位置を押すことで、4種類の操作ができる(例えば、特許文献1参照)。
十字ボタンは、例えば、監視カメラシステムに備えられる。カメラから離れた場所に、モニタとレコーダ機器が備えられる。モニタには、カメラの映像が映し出される。レコーダ機器には、カメラの方向を遠隔操作する装置として十字ボタンが備えられる。
このようなシステムでは、操作者は、モニタを見ながらカメラを操作できる。操作時、操作者は、まず、モニタを見て、カメラの向きの移動すべき方向を決める。それから、操作者は、十字ボタンを目視して、上下左右の操作位置を確認し、移動方向に対応する操作位置を押す。そして、操作者は、再びモニタを見て、カメラが所望の向きを向いたかどうかを確認する。
実開平7−30432号公報(第2ページ、図1)
しかしながら、従来の操作装置においては、上記の監視カメラシステムの例に見られるように、複数の操作位置を目視で確認しながら操作しなければならず、操作作業が繁雑であるという問題があった。
本発明は、従来の問題を解決するためになされたもので、操作を容易にすることのできる操作装置を提供することを目的とする。
本発明の操作装置は、周方向に設けられた複数の操作位置を有する操作部材と、前記複数の操作位置に囲まれる位置に配置された指置き部とを備える。
この構成により、複数の操作位置に囲まれる位置に指置きを設けたので、操作者は、指置きに指を置いた状態で、指置きからの方向を頼りに複数の操作位置の場所を把握でき、したがって、操作部材を目視せずとも操作ができ、操作が容易になる。
また、本発明の操作装置では、前記指置き部が固定されている。この構成により、操作者は、操作装置を見ないでも、指置き部を確実に把握でき、これにより周囲の操作位置も容易に把握できる。
また、本発明の操作装置において、前記指置き部は、前記複数の操作位置に対応する機能の加速を指示するボタンである。この構成により、操作がさらに容易になり、例えば監視カメラシステムにおけるカメラ方向の変更作業が容易になる。
また、本発明の操作装置は前記操作部材を支持する支持部材を有し、前記支持部材は、前記操作部材の複数の操作位置に対応して、前記複数の操作位置の動きをそれぞれ伝える複数の操作伝達部と、前記複数の操作伝達部を操作方向に揺動可能に保持するとともに、前記複数の操作伝達部を前記操作部材に押圧する複数のヒンジ部とを有する。
この構成により、操作を基板スイッチ等に伝達する部分と、操作部材を押下げ可能に保持する部分とが、同じ場所になり、操作装置をコンパクトに構成できる。
また、本発明の操作装置において、前記操作部材は、前記操作伝達部により前記操作部材が操作方向と反対方向に押圧されることで前記支持部材の被係合部に係合する係合部を有する。
この構成により、係合部によって、操作部材の取り付けと、操作部材の操作方向の高さ調整との2つの機能が得られ、操作装置をコンパクトに構成できる。
また、本発明の操作装置においては、前記指置き部が前記支持部材に備えられており、前記被係合部は、前記指置き部に操作方向に延びて設けられた溝であり、前記係合部は、前記操作部材に前記指置き部へ向けて設けられた爪である。
この構成により、指置き部と操作部材の間に係合構造を設けることで、操作装置をコンパクトに構成できる。
また、本発明の操作装置において、前記ヒンジ部は、屈曲して前記操作伝達部に至る細長形状を有する。この構成により、ヒンジ部の可撓性を増大でき、適切な操作感覚が得られる。
また、本発明の操作装置において、前記操作部材は、前記複数の操作位置にそれぞれ対応してLED表示部を有し、前記支持部材のヒンジ部は、前記指置き部の位置から前記LED表示部を迂回して前記操作伝達部材に至る形状を有する。この構成により、LED表示部を操作部材に設けた構成においても、ヒンジ部の可撓性を増大でき、適切な操作感覚が得られる。
本発明は、操作部材の複数の操作位置に囲まれる位置に指置きを設けたを設けることにより、操作者は、指置きに指を置いた状態で、指置きからの方向を頼りに複数の操作位置の場所を把握でき、したがって、操作部材を目視せずとも操作ができ、操作が容易になるという効果を有する操作装置を提供することができるものである。
以下、本発明の実施の形態の操作装置について、図面を用いて説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態の操作装置の外観図であり、図2は分解組立図であり、図3は断面図である。
図1に示すように、本実施の形態では、電子機器1が操作装置3を備えている。電子機器1は、監視システムのレコーダ機器であり、図示されないが、モニタと共に備えられる。そして、監視カメラから送られてくる映像が、モニタに映し出されるとともに、レコーダ機器に記録される。操作装置3は、いわゆる十字ボタンであり、監視カメラの向きを遠隔操作で変えるために使用される。
以下の説明において、前後方向は、電子機器1の前後方向であり、前側とは電子機器1の前面パネル側であり、後側は電子機器1の後方側である。また、操作方向とは、本実施の形態ではボタンの押し下げ方向であり、後方向と一致する。
図2を参照すると、操作装置3は、操作部材5と、操作部材5を支持する支持部材7を有する。操作部材5と支持部材7は互いに組み付けられる。操作部材5と支持部材7の組立体9が、筐体である操作パネル11と押さえ板13との間に挟まれる。操作部材5、支持部材7および操作パネル11は樹脂製であり、押さえ板13は鋼板製である。そして、図3に示すように、押さえ板13の裏側には基板15がさらに取り付けられている。
操作部材5は円形であり、周方向に等間隔に4つの操作位置17a〜17dが設けられている。4つの操作位置17a〜17dは、カメラのパン動作およびチルト動作に対応して上下左右に配置されている。そして、基板15には、4つの操作位置17a〜17dに対応して4つのスイッチ19および4つのLED素子21が搭載されている(図3では、2つのスイッチおよびLED素子が見えている)。
本実施の形態の特徴として、操作装置3は、操作部材5の中央に指置き部23を有する。指置き部23は、操作部材5の中央を貫通する指置き収容穴25の中に配置されている。指置き部23は、ボス形状を有し、支持部材7に一体的に設けられている。支持部材7が操作パネル11に固定されているので、指置き部23も操作パネル11に固定されている。
次に、図4〜図6を参照し、操作装置3の各部品の詳細な構成を、指置き部21の構成とともに詳細に説明する。図4は、操作部材5と支持部材7の組立体9の斜視図であり、図5は組立体9の分解図であり、図6は組立体9の断面図である。
操作部材5は、組立状態で前側に位置する円板部27と、円板部27の周囲の縁から後方へ延びる側壁部29を有し、側壁部29は円筒形状である。そして、側壁部29の後端にはフランジ部31が設けられている。フランジ部31からは、後方へ向かって、4つの押下げ突起33が突出している。押下げ突起33は操作位置17a〜17dに対応する位置に設けられている。
また、円板部27には、4つのLED表示窓35が備えられている。図示のように、LED表示窓35は、操作位置17a〜17dに対応する位置に設けられている。そして、LED表示窓35が設けられた位置では、円板部27の裏面にLED導光柱37が突設されている。操作部材5の全体は、白色半透明の樹脂製であり、LED表示窓35とLED導光柱37を除く領域に塗装が施されている。したがって、LED導光柱37から円板部27を通ってLED表示窓35までは、白色半透明である。
円板部27の中央には、円形の開口である指置き収容穴25が設けられている。指置き収容穴25の周囲の縁から後方向に内側円筒部39が延びている。そして、内側円筒部39の端部には、周方向に4つの係合部41が設けられている。係合部41は、内側円筒部39から内側に突出する爪で構成されている。内側円筒部39は、各係合部41の両側にスリット43を有しており、これにより係合部41のある部分が外側に撓むことができる。
次に、支持部材7の構成を説明する。支持部材7は、操作部材5のフランジ部31を取り囲む円環部45を有する。円環部45は円筒形であり、4カ所から中央に向かって橋部47が延びている。4本の橋部47は円環部45の中央で連結されており、これにより十字型の骨組みが構成されている。
円環部47の外側には、3カ所に凸部49が設けられ、凸部49には前側を向いて突起51が設けられている。突起51は、操作パネル11への組付け時の位置決めに用いられる。
4本の橋部47の結合部、すなわち、円環部45の中心部53からは、4本のヒンジ部55が延びている。4本のヒンジ部55は、十字型の骨組みが作る4つの扇形部分にそれぞれ配置されている。各ヒンジ部55は、屈曲した細長形状を有し、LED表示部35の裏側のLED導光板37を迂回して延びている。
ヒンジ部55の先には操作伝達部57が設けられている。操作伝達部57は、操作部材5に対する押下げ動作を基板15のスイッチ21(図3)に伝える部分であり、操作部材5の4つの押下げ突起33に対応する位置に設けられている。操作伝達部57の前側には浅い凹部59が設けられており、凹部59に押下げ突起33が接している。
ヒンジ部55は、操作者により操作部材5が押されていない状態でも、押下げ方向に少し撓んでいる。すなわち、この撓み状態が生じるような寸法形状を、ヒンジ部55、操作伝達部57および他の要素が有している。これにより、ヒンジ部55は、操作伝達部57を揺動可能に保持するとともに、操作伝達部57を操作部材5の押下げ突起33に押圧する。
指置き部23は、円環部45の中心部53に設けられている。指置き部23は、中心部53から前側に延びる中空のボスで構成される。指置き部23は、操作者に押されても撓まないだけの十分な剛性を有する。
指置き部23の周囲の4カ所には、4つの被係合部61が設けられている。4つの被係合部61は、操作部材5の4つの係合部41に対応する位置に設けられている。被係合部61は、指置き部23の根本から途中まで達する溝で構成されており、溝の端部に係合部41の爪が突き当たっており、これにより係合状態が生じている。
次に、本実施の形態の操作装置3の組立順序を説明する。まず、操作部材5と支持部材7が組み合わされる。このとき、操作部材5の内側円筒部39に、支持部材7の指置き部23が挿入され、同時に、操作部材5のLED導光柱37が、支持部材7の橋部47の間に挿入される。ヒンジ部55が屈曲しているので、LED導光柱37は、ヒンジ部55と干渉することなく配置される。そして、内側円筒部39の係合部41が、指置き部23の被係合部61に係合される。4つの爪が、それぞれ、4本の溝に嵌り、これにより操作部材5と支持部材7が位置合わせされる。
組立状態では、操作部材5の押下げ突起33が、支持部材7の操作伝達部57に接する。前述したように、ヒンジ55の撓み作用で、押下げ突起33が操作伝達部57により前側に押圧されており、したがって、操作部材5の全体も前側に押圧されている。この押圧力で、指置き部23においても、係合部41が被係合部61に対して前側に押圧され、爪が溝の奥に突き当たる。この係合部の突き当て構造により、操作部材5が支持部材7に取り付けられると同時に操作部材5の取付高さが調節される。
操作部材5と支持部材7の組立体9は、操作パネル11と押さえ板13の間に挟み込まれる。操作部材5が操作パネル11の開口63に嵌め込まれる。支持部材7の外周の3カ所の突起51が、操作パネル11の受入部(図示せず)に受け入れられ、これにより支持部材7が操作パネル11と位置合わせされる。そして、支持部材7の背後から、押さえ板13がねじで取り付けられる。押さえ板13には4つの四角形の穴65が開いており、各穴63に、操作部材5のLED導光柱37および支持部材7の操作伝達部57が嵌り込む。
押さえ板13の裏側には、さらに、基板15が取り付けられる。基板15は、例えば、押さえ板13を挟んで操作パネル11にねじ止めされる。このとき、基板15に搭載された4つのスイッチ21が、支持部材7の操作伝達部57と向き合い、また、基板15に搭載された4つのLED素子21が、操作部材5の4本の導光柱37と向き合う。
次に、本実施の形態の操作装置3を使った操作について説明する。操作装置3は、既に説明したように、監視システムのカメラの向きを遠隔操作で変えるために使われる。モニタには、カメラの映像が写しだされる。操作者は、操作装置3のセンターの指置き部23に親指を置く。指置き部23は、操作のホームポジションになる。操作者は、モニタを見て、カメラを上方向に動かしたいときは、親指を指置き部23から上に移動し、操作部材5の上に位置させる。このとき、親指は、操作部材5の上で、上側の操作位置17aに位置している。
操作者が親指で操作部材5を押し下げると、操作位置17が後方に移動するように、操作部材5が傾く。そして、押下げ突起33が操作伝達部57を押し、ヒンジ55が撓んで操作伝達部57が後方に移動し、操作伝達部57が基板15のスイッチ19を押す。スイッチ19の接点が閉じ、これにより基板15の回路が機能して、離れた場所に位置するカメラを制御して、上方向に向きを変えさせる。
ここでは、上方向の操作のみを説明したが、左方向、下方向および右方向の操作も同じである。
このように、操作者は、指の感触で、指置き部23のあるホームポジションを把握し、ホームポジションから、カメラを回したい方向に親指を動かし、そして、親指でボタンを押せばよい。したがって、操作者は、操作装置3を目視せず、モニタを見続けながら、カメラの向きを変えられる。
操作部材5の4つのLED表示窓25は、電源が入ると光る。このLED表示は、操作装置3の機能を伝えるために有用であり、また、暗いところで操作装置3の位置を確認するときに有用である。しかし、上述のように、カメラ方向を変えるときには、目視で見られなくてもよい。
以上に説明したように、本実施の形態の操作装置3は、複数の操作位置17a〜17dに囲まれる位置に指置き部23を設けたので、操作者は、指置き部23に指を置いた状態で、指置き部23からの方向を頼りに複数の操作位置17a〜17dの場所を把握でき、したがって、操作部材5を目視せずとも操作ができ、操作が容易になる。
また、本実施の形態の操作装置3では、指置き部23が固定されているので、操作者は、操作装置3を見ないでも、指置き部23を確実に把握でき、これにより周囲の操作位置17a〜17dも容易に把握できる。
また、本実施の形態の操作装置3は、操作部材5を支持部材7が支持しており、支持部材7に操作伝達部57とヒンジ55が設けられ、ヒンジ55が、操作伝達部57を揺動可能に保持するとともに、操作伝達部57を操作部材5に押圧しており、この構成により、操作を基板スイッチ等に伝達する部分と、操作部材を押下げ可能に保持する部分とが、同じ場所になり、操作装置をコンパクトに構成できる。
また、本実施の形態の操作装置3において、操作部材5の係合部41が、操作部材5が操作方向と反対方向(本実施の形態では前方向)に押圧されることで、支持部材7の被係合部61に係合する。この構成により、係合部41によって、操作部材5の取り付けと、操作部材5の操作方向の高さ調整との2つの機能が得られ、操作装置3をコンパクトに構成できる。
また、本実施の形態の操作装置3においては、指置き部23が支持部材7に備えられており、被係合部41は、指置き部23に操作方向に延びて設けられた溝であり、係合部61は、操作部材5に指置き部23へ向けて設けられた爪であり、この構成により、指置き部23と操作部材5の間に係合構造を設けることで、操作装置3をコンパクトに構成できる。
また、本実施の形態の操作装置3において、ヒンジ部55は、屈曲して操作伝達部57に至る細長形状を有する。この構成により、ヒンジ部55の可撓性を増大でき、適切な操作感覚が得られる。この点に関し、ヒンジ部55の剛性を適当に設定すると、適度な操作反力が操作部材5を介して操作者へ伝わる。ヒンジ部55の剛性は、ヒンジ部55の太さで調整できる。本実施の形態は、ヒンジ部55を長くすることで、太さ設定幅と太さ設定による剛性の調整幅を大きくとることができており、したがって、操作反力の設計自由度が増大している。
また、本実施の形態の操作装置3において、ヒンジ部55は、指置き部23の位置からLED表示部を迂回して操作伝達部材57に至る形状を有する。この構成により、LED表示部を操作部材5に設けた構成においても、ヒンジ部55の可撓性を増大でき、適切な操作感覚が得られる。
なお、上記の実施の形態では、操作装置が十字ボタンであり、操作位置は周方向の4カ所に配置されていた。これに対して、操作位置は例えば3カ所でもよい。そして、3カ所の操作位置は等間隔で配置されてもよく、そうでなくてもよい。例えば、操作位置が、上方向および左右に設けられてもよく、この場合も、指置き部は複数の操作位置に囲まれている。さらに、操作位置は2カ所でもよく、5カ所以上でもよい。
また、上記の実施の形態では、操作部材が円形であったが、本発明はこれに限定されない。操作部材が例えば十字型または四角形でもよく、この場合にも4つの操作位置は周方向に配置され、それらに取り囲まれて指置き部が配置される。操作部材は他の多角形でもよい。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明すると、第2の実施の形態の操作装置は、外観上は、図1に示される第1の実施の形態と同様である。操作部材および指置き部の形状も、外側から見た状態では同じである。
ただし、第2の実施の形態では、指置き部が押下げ可能なボタン(以下、指置きボタン)で構成される。そして、指置きボタンは、操作部材の複数の操作位置の操作に対応する機能の加速を支持するボタンである。本実施の形態では、操作装置がカメラの方向転換を支持する装置であり、したがって、指置きボタンは、カメラの方向転換速度の加速を指示するボタンである。指置きボタンに対応して、基板にスイッチが備えられている。そして、基板の回路は、スイッチが閉じると、加速を指示する制御信号がカメラに伝わるように構成されている。
また、指置きボタンの操作反力は、周囲の操作部材の操作反力よりも十分に大きく設定されている。したがって、ホームポジションを把握するための指置きとしての機能は、本実施の形態でも十分に得られる。
操作者は、本実施の形態の操作装置を利用するとき、カメラ方向の変更の操作は、第1の実施の形態と同様に行う。そして、カメラの角度を大きく変えたいとき、操作者は、指置きボタンを押す。これによりカメラの回転速度が上がり、カメラをより早く所望の方向へ向けられる。
以上のように、本実施の形態でも、第1の実施の形態と同様、操作者は、操作装置を目視せずに操作でき、操作が容易である。
また、指置き部が、複数の操作位置に対応する機能の加速を指示するボタンであり、この構成により、操作がさらに容易になる。
以上のように、本発明にかかる操作装置は、操作を容易にするという効果を有し、電子機器等として有用である。
本発明の第1の実施の形態における操作装置を備えた電子機器の外観図 本発明の第1の実施の形態における操作装置を備えた電子機器の分解組立図 本発明の第1の実施の形態における操作装置を備えた電子機器の断面図 本発明の第1の実施の形態における操作装置の外観図 本発明の第1の実施の形態における操作装置の分解組立図 本発明の第1の実施の形態における操作装置の断面図
符号の説明
1 電子機器
3 操作装置
5 操作部材
7 保持部材
9 組立体
11 操作パネル
13 押さえ板
15 基板
17a〜17d 操作位置
23 指置き部

Claims (8)

  1. 周方向に設けられた複数の操作位置を有する操作部材と、
    前記複数の操作位置に囲まれる位置に配置された指置き部と、
    を備えることを特徴とする操作装置。
  2. 前記指置き部は固定されていることを特徴とする請求項1に記載の操作装置。
  3. 前記指置き部は、前記複数の操作位置に対応する機能の加速を指示するボタンであることを特徴とする請求項1に記載の操作装置。
  4. 前記操作部材を支持する支持部材を有し、
    前記支持部材は、
    前記操作部材の複数の操作位置に対応して、前記複数の操作位置の動きをそれぞれ伝える複数の操作伝達部と、
    前記複数の操作伝達部を操作方向に揺動可能に保持するとともに、前記複数の操作伝達部を前記操作部材に押圧する複数のヒンジ部と、
    を有することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の操作装置。
  5. 前記操作部材は、前記操作伝達部により前記操作部材が操作方向と反対方向に押圧されることで前記支持部材の被係合部に係合する係合部を有することを特徴とする請求項4に記載の操作装置。
  6. 前記指置き部が前記支持部材に備えられており、前記被係合部は、前記指置き部に操作方向に延びて設けられた溝であり、前記係合部は、前記操作部材に前記指置き部へ向けて設けられた爪であることを特徴とする請求項5に記載の操作装置。
  7. 前記ヒンジ部は、屈曲して前記操作伝達部に至る細長形状を有することを特徴とする請求項4に記載の操作装置。
  8. 前記操作部材は、前記複数の操作位置にそれぞれ対応してLED表示部を有し、前記支持部材のヒンジ部は、前記指置き部の位置から前記LED表示部を迂回して前記操作伝達部材に至る形状を有することを特徴とする請求項7に記載の操作装置。
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