JP2005182937A - デジタル信号再生装置 - Google Patents
デジタル信号再生装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005182937A JP2005182937A JP2003424126A JP2003424126A JP2005182937A JP 2005182937 A JP2005182937 A JP 2005182937A JP 2003424126 A JP2003424126 A JP 2003424126A JP 2003424126 A JP2003424126 A JP 2003424126A JP 2005182937 A JP2005182937 A JP 2005182937A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- synchronization
- gate
- detection
- digital signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
Abstract
【課題】ドロップアウトがあると同期信号を誤検出することがあり、それによってデータがずれてしまい正しく復号できないという課題ががある。
【解決手段】欠落検出回路の出力により同期パターン検出回路の出力を止めるゲートを設けることによって、ドロップアウトによる同期信号の誤検出を防いだ。これにより、ドロップアウトがあっても同期信号を誤検出することがないのでデータのずれが発生せず、正しく復号することができるという利点がある。
【選択図】図1
【解決手段】欠落検出回路の出力により同期パターン検出回路の出力を止めるゲートを設けることによって、ドロップアウトによる同期信号の誤検出を防いだ。これにより、ドロップアウトがあっても同期信号を誤検出することがないのでデータのずれが発生せず、正しく復号することができるという利点がある。
【選択図】図1
Description
本発明は、決められたビット数のデータ毎に決められたビットパターンの同期信号が付加されたデジタル信号から同期信号を抽出して再生するデジタル信号再生装置に関するものである。
近年、光ディスク等のようにデジタル記録された記録媒体が多く見られるようになってきた。この記録媒体から再生されるべきデータは記録媒体の傷等により発生するデータ誤りを訂正するための誤り訂正符号と共に一定のフレーム周期毎に同期をとるための同期信号が付加された形で記録されている。これらの再生装置ではデジタル記録された信号からPLLを用いてビットクロックを抽出し、そのビットクロックを用いてデータを打ち抜いた後、決められた同期パターンを検出して、同期信号を基準に信号を再生している。しかし、メディアには傷などの原因でドロップアウトと呼ばれる信号の欠落がある場合があり、その場合でもビットクロックや同期信号を内挿してデータの位置がずれないようにして、読めなかったデータは誤り訂正でデータを復帰させることが必要である。そのために、記録媒体から読み取られたデジタル信号がPLL回路でビットクロックを抽出し、同期パターン検出回路で同期信号を検出し、タイミング発生回路で次の同期信号の位置をカウントし、ゲート信号発生回路であるべき同期信号の前後でゲートを開いて同期信号を探し、ゲート外で同期信号を誤検出するのを防いでいる。また、同期信号が何フレームか連続して非検出の場合は、同期はずれと見なしてSR−FFをセットしてゲートを全開するが、ドロップアウトがあった場合は、サイクルスリップを起こしてゲートを外れたところで同期信号が発生することがあるので、ドロップアウト時はゲートを全開にする同期非検出の数を小さくすることによってデータが全部誤りとなるフレーム数を減らしている(例えば、特許文献1参照。)。
しかし、ゲートが全開になっているとドロップアウト時はでたらめな信号が入ってくるので、偶然同期パターンと一致すると同期信号と誤判定して同期信号の数が増えてしまうことがあり、そのような場合はどのような強力な誤り訂正符号が付加してあっても正しく複合することは不可能であった。
特開昭60−245333号公報
解決しようとする問題点は、ドロップアウトがあると同期信号を誤検出することがあり、それによってデータがずれてしまい正しく復号できないことがある点である。
本発明は、欠落検出回路の出力により同期パターン検出回路の出力を止めるゲートを設けることによって、ドロップアウトによる同期信号の誤検出を防いだことを最も主要な特徴とする。
本発明のデジタル信号発生装置は、ドロップアウトがあっても同期信号を誤検出することがないのでデータのずれが発生せず、正しく復号することができるという利点がある。
ドロップアウトがあっても同期信号を誤検出することがないようにするという目的を、欠落検出回路の出力により同期パターン検出回路の出力を止めるゲートを設けることによって実現した。
図1は、本発明のデジタル信号発生装置の1実施例のブロック図であって、3はデジタル信号、4はPLL回路、5は同期パターン検出回路、6はANDゲート、7は同期検出判定回路、9はカウンタ、10はRS−FF、11はORゲート、12はゲート信号発生回路、13はタイミング発生回路、17は欠落検出回路、18はインバータである。
図1において、まず記録媒体から読み取られたデジタル信号3はPLL回路4と、予め決められた同期信号の同期パターンを検出する同期パターン検出回路5へ入力され同期パターン検出信号5aを出力する。PLL回路4はビットクロック4aを出力する。同期パターン検出回路5の出力である同期パターン検出信号5aはANDゲート6を通り、同期検出判定回路7へ入力される。
タイミング発生回路13は同期パターン検出信号5aをANDゲート6でゲートした信号で同期信号位置にプリセットされ、次のフレームの同期信号が検出されるべき時間の前後にゲート信号発生回路12にゲート開閉信号を送り、ゲート信号発生回路12は、ORゲート11を通して、一定時間だけANDゲート6を開くためのゲート信号12aを出力する。タイミング発生回路13は、それ以外にビットクロック4aをカウントしてフレーム内のビット数毎に内挿同期信号13aを発生し、ゲート閉後に同期信号13bを出力する。それによって同期パターンが見つかればその一定ビット数後に、なければ前の同期信号に対してフレームビット数後に内挿で同期信号が発生する。
同期検出判定回路7はタイミング発生回路13からの内挿同期信号13aと同期検出信号7aをANDゲート6に通したANDゲート出力6aが一致した時に同期検出信号7aを、また内挿同期信号13aのタイミングでANDゲート出力6aが検出されなかった時には同期非検出信号7bを出力し、同期非検出信号7bはカウンタ9へ入力される。カウンタ9は決められたカウント値までカウントするとキャリー信号9aを出力し、RS−FF(リセットセットフリップフロップ)10をセットする。同期検出信号7aはRS−FF10をリセットする。また、RS−FF10の出力10aはORゲート11へ入力される。それにより決められたカウント値のフレーム数が同期非検出だとゲートが全開になり、同期パターンが正規の周期で検出されるとゲートはゲート信号発生回路12で生成される通常の状態に戻る。
また、欠落検出回路17はデジタル信号3を入力としてその周期が最長周期よりも長い場合に検出するように構成したり、記録媒体から得られた直後のデジタル化されていない信号をエンベロープ検波して、その振幅変化によって欠落部分を検出するように構成され、その出力である欠落検出信号17aはインバータ18で反転され、ANDゲート6に入力され、欠落が検出されている間は同期パターン検出信号5aを通さないようにしている。
以上のように構成されたデジタル信号発生装置の動作を、本発明を用いなかった場合の動作説明図である第2図、本発明を用いた場合の動作説明図である第3図を用いて説明する。
図2は本発明を用いなかった場合の動作説明図であり、デジタル信号3の中の21は同期信号、22はデータ信号、23はドロップアウト部であり、ドロップアウト時はでたらめな信号が入ってくるので、偶然同期パターンと一致すると同期信号と誤判定して同期パターン検出信号5aに誤検出同期パターン信号24が発生する。ドロップアウト部23では通常同期が検出できず、同期非検出信号7bが発生し、カウンタ9はここでは3フレーム同期非検出をカウントするとキャリー信号9aを発するようになっているので、3フレーム目でRS−FF10の出力10aがHになり、ドロップアウトが終了して2つの同期パターン検出信号が正規の周期で発生すると同期検出信号7aが発生してRS−FF10の出力10aはLになる。この間、ORゲート出力11aはHになっているので、誤検出同期パターン信号24はANDゲート6を素通りする。
誤検出同期パターン信号24と、その次の同期パターン検出信号はどちらもタイミング発生回路13を同期信号位置にプリセットするので一定ビット後に同期信号が発生するため、同期信号の数が1つ多くなり、そのためデータが正しく復号できなくなる。
図3は本発明を用いた場合の動作説明図であり、誤検出同期パターン信号24は欠落検出信号17aのインバータ18による反転信号でANDゲート6によってゲートされ、ANDゲート出力6aには伝達しない。従って誤検出同期パターン信号24によってタイミング発生回路13は同期信号位置にプリセットされないので、ANDゲート出力6aが発生した場合はその一定ビット後に、ない場合は前の同期信号に対してフレームビット数後に内挿で同期信号が発生するため、データは正しいタイミングで復号され、ドロップアウト部23は誤り訂正によって訂正され、デジタル信号3は正しく復号される。
このように、本発明のデジタル信号再生装置ではドロップアウトがあっても同期信号を誤検出することがないので、データがずれることもなく、正しく復号することができるという効果がある。
本発明は、ドロップアウトがあっても同期信号を誤検出することがないので、データがずれることもなく、正しく復号することができ、決められたビット数のデータ毎に決められたビットパターンの同期信号が付加されたデジタル信号から同期信号を抽出して再生するデジタル信号再生装置に適用できる。
3 デジタル信号
4 PLL回路
5 同期パターン検出回路
6 ANDゲート
7 同期検出判定回路
9 カウンタ
10 RS−FF
11 ORゲート
12 ゲート信号発生回路
13 タイミング発生回路
17 欠落検出回路
18 インバータ
4 PLL回路
5 同期パターン検出回路
6 ANDゲート
7 同期検出判定回路
9 カウンタ
10 RS−FF
11 ORゲート
12 ゲート信号発生回路
13 タイミング発生回路
17 欠落検出回路
18 インバータ
Claims (1)
- 決められたビット数のデータ毎に決められたビットパターンの同期信号が付加されたデジタル信号を再生する装置であって、デジタル信号の欠落を検出する欠落検出回路と、デジタル信号から同期信号を検出する同期パターン検出回路と、前記同期パターン検出回路からの出力によりタイミング合わせが行われ、同期信号の検出される前後の一定時間だけ前記同期パターン検出回路の出力をゲートするゲート信号を発生するゲート信号発生回路と、前記同期パターン検出回路によって同期パターンが検出できなかった場合に同期信号を内挿するタイミング発生回路と、前記同期パターン検出回路で同期信号が検出されない時に発生する同期非検出信号をカウントして、予め決められた設定値になると同期はずれを示す信号を発生する同期検出判定回路と、デジタル信号の欠落検出回路の出力により前記同期パターン検出回路の出力を止めるゲートから構成されたことを特徴とするデジタル信号再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003424126A JP2005182937A (ja) | 2003-12-22 | 2003-12-22 | デジタル信号再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003424126A JP2005182937A (ja) | 2003-12-22 | 2003-12-22 | デジタル信号再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005182937A true JP2005182937A (ja) | 2005-07-07 |
Family
ID=34784405
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003424126A Pending JP2005182937A (ja) | 2003-12-22 | 2003-12-22 | デジタル信号再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005182937A (ja) |
-
2003
- 2003-12-22 JP JP2003424126A patent/JP2005182937A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS6226103B2 (ja) | ||
US6536011B1 (en) | Enabling accurate demodulation of a DVD bit stream using devices including a SYNC window generator controlled by a read channel bit counter | |
US5625505A (en) | Method of and apparatus for regenerating partial-response record signal | |
JP2005182937A (ja) | デジタル信号再生装置 | |
KR19990065348A (ko) | 디브이씨알의 동기신호 검출장치 | |
JP3895088B2 (ja) | 情報再生装置と再生情報の同期検出回路と再生情報の同期検出方法と通信情報の同期検出回路と通信情報の同期検出方法 | |
JP3956525B2 (ja) | 同期信号の検出保護回路 | |
US5101394A (en) | Data reproducing apparatus | |
JP3719680B2 (ja) | 同期生成方法及び同期生成回路 | |
US5583708A (en) | Circuit for detecting unrecorded portion of recording medium | |
JP2882612B2 (ja) | 同期回路 | |
KR100253809B1 (ko) | 싱크패턴 검출기 | |
KR100548223B1 (ko) | 자기기록재생기기의 버스트 에러 검출장치 및 검출방법 | |
JP3321884B2 (ja) | 同期ブロック検出方法および同期ブロック検出装置 | |
JP3428358B2 (ja) | タイムコード信号読み取り装置 | |
KR100257250B1 (ko) | 디지털 비디오 디스크의 위상동기루프 록킹상태 판별장치 | |
KR0148176B1 (ko) | 디지탈재생시스템의 데이타처리방법 및 장치 | |
JPH1155237A (ja) | データ処理装置および方法、情報記憶媒体 | |
JPH0628649A (ja) | サーボ情報抽出装置およびサーボマーク検出装置およびウインドウ生成装置 | |
JP3566843B2 (ja) | データ再生方法およびデータ再生装置 | |
KR0152771B1 (ko) | 디지탈 자기기록/재생기의 에러검출장치 | |
JP3276700B2 (ja) | ディスクのデータ記録方法およびディスクのデータ記録再生方法 | |
JP2792228B2 (ja) | 磁気ディスク装置 | |
JP2001155433A (ja) | メモリ書き込み回路 | |
JPH0431213B2 (ja) |