JP2005182710A - データ取引システム、データ取引方法、データ取引プログラム - Google Patents

データ取引システム、データ取引方法、データ取引プログラム Download PDF

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Abstract


【課題】取引対象となるデータがネットワークを介して盗用されないデータ取引システム、データ取引方法、データ取引プログラムの提供。
【解決手段】本データ取引システムにおける取引対象となる有償データを仲介サーバの記憶領域M1に記憶させることなく取引を行うことができる。すなわち、不特定多数の利用者にアクセス可能な仲介サーバは不正アクセスの危険性が高いが、有償データは直接送信するものとし記憶領域M1に有償データを記憶させないことで有償データが盗用されることを防止することができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、データ取引システム、データ取引方法、データ取引プログラムに関する。
従来のデータ取引システムにおいては、需用者の相談等に対する回答データをデータベース化し仲介サーバに記憶させるとともに、需用者の求めに応じて同回答データをインターネット等のネットワークを介して需用者の端末に配信するものが知られている(例えば、特許文献1、参照。)。
かかる構成によれば、インターネット等を介して行われるため不特定多数の者が回答データを利用することができた。また、仲介サーバでの回答データの配信を自動化することにより、回答データの提供を常時行うことが可能であった。
特開2001−350833号公報
上述した従来のデータ取引システムにおいて、データベース化された回答データがネットワークを介する不正侵入行為等により盗用されてしまうという課題があった。
本発明は、上記課題にかんがみてなされたもので、取引対象となるデータがネットワークを介して盗用されないデータ取引システム、データ取引方法、データ取引プログラムの提供を目的とする。
上記目的を達成するため請求項1にかかる発明では、利用者の端末と仲介サーバとを電気通信回線にて接続しデータ取引の仲介を行うデータ取引システムにおいて、
上記仲介サーバは、上記利用者であってあるデータを欲するデータ需要者の端末にて入力されたリクエストを受け付け記憶するリクエスト記憶手段と、上記リクエスト記憶手段にて記憶された上記リクエストを他の上記利用者の端末に開示するリクエスト開示手段と、上記利用者であって上記リクエストに合致する回答データを所有するデータ提供者の端末において送信された当該データの一部を構成する無償のサンプルデータを受け付け記憶するサンプル記憶手段と、上記サンプル記憶手段にて記憶された上記サンプルデータを上記データ需用者の端末に開示するサンプル開示手段とを具備し、
上記データ需用者の端末は、上記リクエストに合致する当該回答データのうち上記サンプルデータ以外の有償データについての購入意思を上記データ提供者の端末に送信する納品依頼手段を具備し、
上記データ提供者の端末は、上記有償データを上記データ需用者の端末に送信する納品手段を備える構成としてある。
上記のように構成した請求項1に記載の発明において、データ取引システムは、電気通信回線にて接続された利用者の端末と仲介サーバとから構成される。そして、上記仲介サーバにおいて、上記リクエスト記憶手段が上記利用者であってあるデータを欲するデータ需要者の端末にて入力されたリクエストを受け付け記憶する。上記リクエスト開示手段は、上記リクエスト記憶手段にて記憶された上記リクエストを他の上記利用者の端末に開示する。上記サンプル記憶手段は、上記利用者であって上記リクエストに合致する回答データを所有するデータ提供者の端末において送信された当該データの一部を構成する無償のサンプルデータを受け付け記憶する。上記サンプル開示手段は、上記サンプル記憶手段にて記憶された上記サンプルデータを上記データ需用者の端末に開示する。
一方、上記データ需用者の端末では上記納品依頼手段が上記リクエストに合致する当該回答データのうち上記サンプルデータ以外の有償データについての購入意思を上記データ提供者の端末に送信する。そして、上記データ提供者の端末では上記納品手段が上記有償データを上記データ需用者の端末に送信する。すなわち、上記有償データを上記仲介サーバに記憶させる必要がないため、上記有償データが盗用されることを防止することができる。
また、請求項2にかかる発明において、上記サンプル記憶手段は、上記サンプルデータとともに上記データ提供者の端末にて入力された上記有償データの説明および対価を受け付け記憶するとともに、上記サンプル開示手段は、上記有償データの説明および対価と上記サンプルデータとを対応づけて上記データ需用者の端末に開示する構成としてある。
上記のように構成した請求項2の発明では、上記データ提供者の端末にて上記有償データの説明および対価が入力され、上記サンプル記憶手段は同説明および同対価を受け付け記憶する。そして、上記サンプル開示手段は、上記有償データの説明および上記対価と上記サンプルデータとを対応づけて上記データ需用者の端末に開示する。すなわち、上記サンプルデータとその有償データの説明および対価から上記データ需用者は上記有償データの購入可否を検討することができる。
また、請求項3の発明において、上記仲介サーバーは上記利用者についての登録情報を記憶させる利用者情報記憶手段を備えるとともに、上記サンプル開示手段は、予め上記利用者情報記憶手段に記憶された上記利用者の登録情報が上記リクエストと対応づけて記憶された開示不可指定に該当すれば当該利用者の端末には上記サンプルデータを開示させない構成としてある。
上記のように構成した請求項3の発明では、上記利用者についての登録情報を記憶させる利用者情報記憶手段が上記仲介サーバに備えられる。そして、上記サンプル開示手段は、上記サンプルデータと対応づけて記憶された開示不可指定に予め上記利用者情報記憶手段に記憶された上記利用者の登録情報が該当するか否かを判断し、該当するのであれば当該利用者の端末に上記サンプルデータを開示させない。すなわち、上記サンプルデータの開示の対象となる上記利用者の範囲を、上記登録情報に基づいて制限させることができる。
さらに、請求項4の発明において、上記リクエスト開示手段は、予め上記利用者情報記憶手段に記憶された上記利用者の登録情報が上記リクエストと対応して記憶された開示不可指定に該当すれば当該利用者の端末には上記リクエストを開示させない構成としてある。
上記のように構成した請求項4の発明では、上記リクエスト開示手段は、上記リクエストと対応づけて記憶された開示不可指定に予め上記利用者情報記憶手段に記憶された上記利用者の登録情報が該当するか否かを判断し、該当するのであれば当該利用者の端末に上記リクエストを開示させない。すなわち、上記リクエストの開示の対象となる上記利用者の範囲を、上記登録情報に基づいて制限させることができる。
請求項1、請求項5および請求項6にかかる発明によれば、有償データを仲介サーバに記憶させておかないことで、有償データが盗用されにくいデータ取引システム、データ取引方法、データ取引プログラム提供することができる。
請求項2にかかる発明によれば、有償データの要旨および対価をデータ需用者に開示することができる。
請求項3にかかる発明によれば、特定の利用者に対してはサンプルデータを開示させないでおくことができる。
請求項4にかかる発明によれば、特定の利用者に対してはリクエストを開示させないでおくことができる。
以下、下記の順序に従って本発明の実施の形態について説明する。
(1)データ取引システムの概略:
(2)コンピュータの構成:
(3)情報記憶領域に記憶されるテーブルの構造:
(4)データ取引システムの動作:
(5)まとめ:
(1)データ取引システムの概略:
図1は、本発明の第一の実施形態にかかるデータ取引システムの概念を模式的に示している。
同図におけるクライアントは、本発明にいうデータ需用者を意味し、特定のデータを欲している本データ取引システムの利用者である。クライアントが欲するデータは取引段階において電子化されたデータであれば良く、例えば、クライアントがした質問や相談に対する回答に相当するデータであっても良いし、クライアントが欲する音楽や写真に相当するデータであっても良い。一方、コンサルタントは、本発明にいうデータ提供者を意味し、クライアントが欲するデータを所有する本データ取引システムの他の利用者である。基本的にはクライアントがコンサルタントにリクエストを行って、このリクエストに合致する回答データをコンサルタントがクライアントに納品することでデータ取引が成立する。しかし、クライアントがコンサルタントを存知していると限らず、クライアントとしてもできるだけ多くのコンサルタントに問い合わせて最も価値の高いデータを購入したいと考えるのが自然である。
そこで、本実施形態においては両者の間に仲介サーバを介在させて、両者のデータ取引を円滑ならしめている。仲介サーバは、相談等のクライアントのリクエストを受け付けてデータベース化する。データベース化されたリクエストはコンサルタントの候補となる他の利用者に開示される。すなわち、仲介サーバがクライアントのリクエストを不特定多数の他の利用者に問い合わせる。これに応じて、クライアントのリクエストに合致する回答データを所有するコンサルタントは、当該回答データの一部をサンプルデータとして仲介サーバに送信する。また、サンプルデータと同時に当該データにおける有償データの料金情報も仲介サーバに送信する。
仲介サーバは、不特定多数のコンサルタントから受け付けたサンプルデータおよび有償データの料金情報とをデータベース化して、クライアントに開示する。そして、クライアントはサンプルデータと料金情報とからデータ購入の検討を行なう。クライアントが購入したいと思う場合には、クライアントはコンサルタントに購入意思を示し、それに応じてコンサルタントは有償データをクライアントに対して直接送信することにより有償データを納品する。
このように、クライアントとコンサルタントとに仲介サーバが介在することで、クライアントは不特定多数の利用者にリクエストを行うことができ、所望のデータが得られる可能性が高くなる。また、複数のサンプルを比較して最も良いデータを購入することができるため、満足度の高いデータを購入することができる。コンサルタントとしても、不特定多数の利用者から多くのリクエストを取得することができデータ売却の機会が増大する。
本実施形態において利用者はクライアントとコンサルタントとで構成されるが、両者は区別されるものではない。同一の利用者が、あるときはクライアントとなる場合もあるし、あるときはコンサルタントとなる場合もある。また、様々な人や団体が本実施形態の利用者となりうる。例えば、大人や子供、男性や女性、日本人や外国人等が利用者となることもあるし、大企業や零細企業、製造業者やサービス業者、営利団体や非営利団体等が利用者となることもある。リクエストとしても様々な態様が考えられる。例えば、子供がクライアントとなる場合には、「算数の解法」や「いじめ相談」等がリクエストされても良い。一方、製造業者がクライアントとなる場合には、「物質Xの研究結果」や「商品Yの販売実績」等がリクエストされても良い。
ここで、仲介サーバに記憶されるデータは、データベース化されたクライアントのリクエストと、データベース化されたサンプルデータのみである。すなわち、回答データの有償データについてはコンサルタント側で管理することとなる。従って、コンサルタントは自己の責任において有償データを管理することができるし、公衆にアクセス可能なコンピュータに記憶させておく必要もないため、インターネット等から不正に盗み取られなくすることも簡単である。例えば、コンサルタント側でインターネット網から隔離されたスタンドアロンの端末に記憶保存させたり、リムーバル記録メディアに記録させて保持する等の対処を行えば良い。そして、有償データはクライアントの求めに応じてクライアントに直接送信されるため、その間に盗み取られる可能性を低くすることができる。。
これに対して、不特定多数の利用者がアクセス可能な仲介サーバに記憶されたサンプルデータは不正にアクセスされないとも限らない。しかし、サンプルデータはそもそも無償を前提として仲介サーバに送信しているのであるから、盗み取られたとしてもコンサルタントにとっての損害はほとんどない。
図2は、本発明の一実施形態にかかるデータ取引システム100の構成を概略図により示している。本システム100は、仲介サーバ10、インターネット網20、パーソナルコンピュータ(PC)からなるクライアント端末50およびコンサルタント端末60を備えている。仲介サーバ10は、外部のインターネット網20に接続されている。インターネット網20には、クライアント端末50とコンサルタント端末60とが接続されている。すなわち、仲介サーバ10と端末50,60とは、双方向通信可能に接続されている。なお、本図においてクライアント端末50およびコンサルタント端末60は図の簡略化のためそれぞれ一台ずつ記載したが、実際にはこれらは不特定多数接続されている。
本実施形態では、仲介サーバ10を単一のコンピュータで構成しているものとして説明するが、処理効率を向上させる等のために、仲介サーバを複数のコンピュータで構成してもよい。インターネット網20には種々のコンピュータが接続可能であり、所定のPCをローカル仲介サーバにしてLANを接続することも可能である。従って、端末50,60の代わりにLANを接続し、同LAN内の複数のPCからインターネット網20にアクセスしてもよい。
図3は、本システム100の基本骨格を構成する手段の概略構成を示している。なお、インターネット網と通信インターフェイスは省略して記載している。
情報記憶領域M1は、仲介サーバ10に設けられており、リクエスト等の情報が記憶可能となっている。
利用者情報記憶手段U1は、クライアント端末50およびコンサルタント端末60にて入力された利用者(クライアントとコンサルタント)に関する利用情報の入力を受け付け、情報記憶領域M1に記憶させる。
リクエスト記憶手段U2は、クライアント端末50から入力されたクライアントからのリクエストを情報記憶領域M1に記憶させる。また、リクエストを情報記憶領域M1に記憶させるにあたっては、利用者の識別情報の入力も受け付け、リクエストと利用者の識別情報とを対応づけて記憶させる。利用者の識別情報は、予め利用者情報記憶手段U1にて利用者ごとにパスワードやID等を登録しておいて、これらの入力をリクエストとともに受け付けるようにしても良い。多数のリクエストが受け付けられると、同リクエストは多数蓄積されデータベース化される。
リクエスト開示手段U3は、情報記憶領域M1に記憶されたリクエストを開示の対象となるコンサルタント端末60に開示する。基本的には、クライアントのリクエストに合致する回答データを所有しているか否かに拘わらず当該クライアント以外の全ての利用者が管理する端末(コンサルタント端末60)にリクエストを問い合わせる。すなわち、当該クライアント以外の全ての利用者をコンサルタントの候補としてリクエストを問い合わせる。ただし、リクエスト開示手段U3は、当該クライアントの意思によっては特定の利用者に当該リクエストが開示されない場合もある。また、単一の利用者に開示すべきリクエストが複数ある場合はリスト化して開示する。
サンプル記憶手段U4は、コンサルタント端末60にて送信さたれ無償のサンプルデータを受信し、情報記憶領域M1に記憶させる。多数受信されたサンプルデータは多数蓄積されデータベース化される。
サンプル開示手段U5は、情報記憶領域M1に記憶されたサンプルを開示の対象となるクライアント端末50に開示する。基本的には、当該サンプルデータに対応するリクエストを行ったクライアントが管理するクライアント端末50に開示する。ただし、サンプル開示手段U5は、当該サンプルデータを提供したコンサルタントの意思によっては当該クライアントに当該サンプルデータを開示しない場合もある。また、単一のクライアントに開示すべきサンプルデータが複数ある場合はリスト化して開示する。
納品依頼手段U6は、クライアントの有償データの購入意思をコンサルタント端末60に通知する。また、これと同時に有償データの料金支払いの決済を電子的に行っても良い。購入意思をコンサルタントに通知するにあたっては、仲介サーバ10を一旦経由しても良いし、直接コンサルタントに通知するようにしても良い。
納品手段U7は、有償データをクライアント端末50に送信することにより、取引対象の有償データをクライアントに納品する。このとき、有償データは仲介サーバ10を経由することなく、また情報記憶領域M1に記憶されることもない。
(2)コンピュータの構成:
図4は、仲介サーバ10のハードウェアの概略構成を示している。なお、仲介サーバ10には様々なコンピュータを適用可能であり、汎用のデスクトップ型PCを採用してもよい。
図において、バス10aに、ハードディスクドライブ(HDDRV)を介してハードディスク(HD)11が接続されているとともに、CPU12、ROM13、RAM14、通信インターフェイス(通信I/F)15、図示しないタイマ回路、等が接続されている。通信I/F15は、インターネット網20に接続されており、TCP/IPによってインターネット網20にアクセスして端末60,70と双方向通信を行うことが可能である。そして、ROM13やHD11に記憶された所定のプログラムに従ってCPU12が仲介サーバ10全体を集中的に制御する構成となっている。
仲介サーバ10のHD11には、仲介サーバ用データ取引プログラム11aが記憶されている。同プログラム11aは複数の処理別プログラムを有しており、仲介サーバ10内に設けられた各種手段に対応した機能を実現させる。同処理別プログラムは、各種要求に対応するURLから起動されて動作するようになっており、実行時にRAM14に読み出され、クライアント端末50とコンサルタント端末60にインストールされたブラウザからの要求に応じた処理を仲介サーバ10内で実行する。また、HD11には、リクエスト情報領域やサンプルデータ情報領域や利用者情報領域等からなる情報記憶領域が設けられている。
図5は、クライアント端末50の概略構成を示している。なお、コンサルタント端末60も同様な構成となるため、説明を省略する。端末50,60としてノート型のPCを使用する場合には、ディスプレイとして液晶ディスプレイを備えていればよい。
図において、バス50aに、CPU52、ROM53、RAM54、通信I/F55、等が接続されている。また、HDドライブを介してHD51が接続され、CRTI/Fを介してディスプレイ55aが接続され、音声出力I/Fを介して音声出力器55bが接続され、入力I/Fを介してマウス55cやキーボード55dも接続されている。通信I/F55は、CPU52の制御に基づいてTCP/IPによりインターネット網20にアクセスし、双方向通信を行うことができる。HD51には、OSプログラム51a、ブラウザ51bや電子メールプログラム51cやその他のアプリケーションプログラム(APL)、HTMLデータ51d、等が記憶されている。記憶されている各種プログラムは適宜RAM54に読み出され、CPU52の制御によって実行される。また、OSプログラム51aの制御に基づき、各種デバイス55a〜dが駆動される。
ブラウザ51bや電子メールプログラム51cがRAM54に読み出されると、通信I/F55を介して仲介サーバ10からHTMLデータをダウンロードし、ディスプレイ55aにホームページを表示する。また、マウス55cやキーボード55dから文字や数字の操作入力を受け付け、入力された各種情報を通信I/F55を介して仲介サーバ10に送出する。そして、プログラム51a〜cが上記仲介サーバ用データ取引プログラム11aとともにコンピュータ10,50,60を上記手段U1〜U7として機能させることになる。また、クライアント端末50とコンサルタント端末60の構成には差異はなく、OSプログラム51a、ブラウザ51bや電子メールプログラム51cやその他のアプリケーションプログラム(APL)、HTMLデータ51d、等がクライアントのための処理を実行する場合にはクライアント端末50を構成し、コンサルタントのための処理を実行する場合にはコンサルタント端末60を構成する。
(3)情報記憶領域に記憶されるテーブルの構造:
図6〜図9は、仲介サーバのHD11に設けられた利用者情報領域、リクエスト情報領域、サンプルデータ情報領域にファイルとして記憶されるテーブルT1〜T3の構造を示す模式図である。
利用者情報領域には、図6に一例を示す利用者情報テーブルT1が記憶されている。利用者情報テーブルT1には、仲介サーバ10から自動的に付与される通し番号(利用者ID)ごとに利用者一人(一団体)についての各種利用者情報が区分されて格納されるようになっている。各種利用者情報の項目としては、例えば、利用者の識別情報、ログインID、ログインパスワード、個人または団体の区分、等が格納される。また、個人の利用者を対象として、住所、性別、年齢、職業、等が格納される。一方、団体の利用者を対象として、所在地、業種、営業範囲、構成員数、等が格納される。また、個人と団体の共通項目として電子メールプログラム51cで使用するメールアドレス等も格納される。
リクエスト情報領域には、図7に一例を示すリクエスト情報テーブルT2が記憶されている。リクエスト情報テーブルT2には、仲介サーバ10から自動的に付与される通し番号(リクエストID)ごとにリクエスト一件についての各種情報が区分されて格納されるようになっている。リクエスト情報の項目としては、例えば、相談内容、リクエスト年月日、クライアントID、開示不可指定、等が格納される。また、当該リクエストの相談内容に類似する相談内容が登録されている他のリクエストのリクエストIDを類似リクエストIDとして格納している。
サンプルデータ領域には、図8に一例を示すサンプル情報テーブルT3とサンプルデータが記憶されている。サンプル情報テーブルT3には、仲介サーバ10から自動的に付与される通し番号(サンプルID)ごとにサンプルデータ一件についての各種情報が区分されて格納されるようになっている。サンプル情報の項目としては、例えば、当該サンプルデータを提供したコンサルタントのID、開示不可指定、対応する有償データの簡単な説明、対応する有償データの料金等の情報が格納される。なお、単一のサンプルデータに対して対応する有償データの個数は一つとは限らないため、有償データの要旨および料金は複数組格納することが可能となっている。記憶されるサンプルデータはテーブルT3の通し番号(サンプルID)が対応づけられており、各種サンプル情報とサンプルデータとの対応関係が把握可能となっている。
(4)データ取引システムの動作:
以下、本システム100の動作を、適宜表示画面例を示しながら説明する。端末50,60では、まず、通信I/Fを介して仲介サーバ10に対しネットワークの接続を開始し、回線接続が成功したかどうかを判断する。回線接続が成功したと判断すると、端末50,60は仲介サーバ10に対して所定の要求を行い、図9〜図11に示すフローチャートに従って同要求に対応する処理を行う。
まず、端末50,60はログイン画面のデータを入手するため、仲介サーバ10に対してHTMLデータ等の送信要求を行う。このHTMLデータ等を入手すると、端末50,60はディスプレイに図示しないログイン画面を表示する。ログイン画面にはログインIDとログインパスワードの入力を受け付ける欄とログインボタンとが設けられ、ログインIDとログインパスワードを入力しログインボタンを選択すると、入力されたログインIDとログインパスワードとが仲介サーバ10に送信される。そして、仲介サーバ10は、利用者情報テーブルT1に記憶されたログインIDとログインパスワードと、入力されたログインIDとログインパスワードとの整合性を判断することにより利用者の認証を行う。ログインIDとログインパスワードとに整合性がない場合には修正を促すHTMLデータ等を端末50,60に送信し、整合性がある場合には後述するメニュー画面を表示させるためのHTMLデータ等を端末50,60に送信する。
一方、ログイン画面には新規登録ボタンも設けられ、未登録の利用者は同新規登録ボタンを選択することにより、新規登録処理の実行を仲介サーバ10に要求することができる。仲介サーバ10は新規登録処理の要求に応じて新規登録用のHTMLデータ等を端末50,60に送信する。すると、端末50,60には、図12に一例を示す登録用画面が表示される。同図において、利用者が個人であるか団体(企業)であるかを問うチェックボックスが設けられ、このいずれかにチェックをすることにより、以下の登録すべき項目が変化する。例えば、個人を選択した場合には、性別、年齢等が記載できるようになっている。また、ログインIDとログインパスワードの入力も受け付けられている。
そして、画面下に設けられた登録ボタンを選択すると、これらの登録情報は仲介サーバ10に転送され利用者情報テーブルT1に追記される。このとき、すでに記憶されている他の利用者のログインID等と一致するログインID等が受信されれば、端末50,60にログインID等の変更を促すHTMLデータ等の送信を行うようにしても良い。以上のような新規登録処理を行うことにより、未登録であった利用者も登録したログインIDとログインパスワードを使用して以後はログインを行うことができる。なお、以上はオンラインで行う登録を一例として説明したが、未登録の利用者から書面により利用者情報を受け付け、オペレータが仲介サーバ10の利用者情報テーブルT1に入力記憶させるようにしても良い。また、利用者情報の項目としても上述したものに限られず、例えば、クレジットカード番号等の決済のための情報を受け付けても良い。
ログインが完了すると端末50,60には図示しないメニュー画面が表示される。メニュー画面には、”リクエスト登録”,”リクエスト閲覧”,”リクエスト経過確認”ボタンが設けられており、”リクエスト登録”ボタンを選択するとリクエスト受付処理が開始される。なお、”リクエスト登録”ボタンを選択した時点で、その利用者はクライアントととして扱われるとともに、使用している端末もクライアント端末50として以下説明するものとする。図9はリクエスト受付処理の流れをフローチャートにより示している。
同図において、ステップS110では仲介サーバ10がリクエスト受付画面データをクライアント端末50に送信する。すると、ステップS115においてクライアント端末50はリクエスト受付画面を表示する。図13は、リクエスト受付画面の一例を示している。同図において、フリーワード入力が可能な相談内容ボックスが設けられ、クライアント端末50にて入力することが可能となっている。相談内容ボックスの下方には開示不可指定を行うためのチェックボックスが設けられている。同チェックボックスをチェックすることにより、クライアントは当該リクエストを開示をして欲しくない他の利用者を指定することが可能となっている。ステップS125ではこれらの入力項目への入力を受け付ける。
例えば、ある家具メーカーが”板材Kの強度データが知りたい”という相談をする場合には、板材Kを家具の素材として使用する開発動向が同業者に推定されては困るため、このリクエストは同業者”家具メーカー”には問い合わせないように指定される。この場合、業種に対応するチェックボックスをチェックし入力ボックスに”家具メーカー”と入力すれば、同業者”家具メーカー”は開示不可指定されることとなる。ステップS135では、このようにして入力されたリクエスト情報を仲介サーバ10に送信する。そして、ステップS150にて仲介サーバ10は、リクエスト情報テーブルT2に送信されたリクエスト情報を追記する。なお、このとき追記されるクライアントの利用者IDはログインの際に入力された利用者IDである。
リクエスト情報をリクエスト情報テーブルT2に追記すると、仲介サーバ10は、ステップS140にてリクエストの類似判定を行う。この類似判定では、追記したリクエストの相談内容に類似する相談内容が登録されているリクエストをリクエスト情報テーブルT2から検索し、該当するリクエストのIDを類似リクエストIDとして追記する。類似する相談内容の検索にあたっては、仲介サーバ10が相談内容をキーワード検索等の手段により機械的に行っても良いし、オペレータが人為的に類似性を判断するものとしても良い。以上のリクエスト受付処理が完了すると、クライアント端末50にメニュー画面が表示されるようにリターンする。
一方、”リクエスト閲覧”ボタンをクリックすると仲介サーバ10ではサンプルデータ受付処理が実行される。なお、”リクエスト閲覧”ボタンをクリックした時点で、その利用者はコンサルタントととして扱うものとし、使用している端末もコンサルタント端末60として以下説明するものとする。図10はサンプルデータ受付処理の流れをフローチャートにより示している。同図において、ステップS210では、仲介サーバ10が当該コンサルタントの利用者情報を利用者情報テーブルT1から読み出す。そして、リクエスト情報テーブルT2において各リクエストごとに記憶された開示不可指定に読み出した利用者情報が該当するか否かを判定する。そして、ステップS220では開示不可指定に該当しないリクエストをリストアップし、リストアップされたリクエストの相談内容等を一覧表示するリクエスト閲覧画面データを作成する。ステップS230ではリクエスト閲覧画面データをコンサルタント端末60に送信する。
コンサルタント端末60はステップS235にてリクエスト閲覧画面データを取得し、リクエスト閲覧画面を表示させる。リクエスト閲覧画面では、当該コンサルタントが開示不可指定に該当しないリクエストのみが一覧化して表示される。このようにすることにより、相談内容を開示したくないコンサルタントに対しては、相談内容を開示させないでおくことができる。従って、例えば同業者に開発動向を探られたくないとか、競業相手に営業方針を探られたくないといった要求を満足しつつ、できるだけ多くのコンサルタントに相談を開示し問い合わせることが可能となる。
リクエスト閲覧画面において、一覧表示された相談内容がそれぞれ選択可能となっている。コンサルタント端末60にて、ある相談内容を選択すると、仲介サーバ10はステップS240にてサンプルデータ受付画面データをコンサルタント端末60に送信する。そして、ステップS255にてサンプルデータ受付画面データを取得したコンサルタント端末60は、サンプルデータ受付画面を表示させる。
図14は、サンプルデータ受付画面の一例を示している。同図において、コンサルタント端末60内および同端末60に接続された外部メディアに記憶されたデータファイル名等が閲覧可能な参照ボックスが設けられており、サンプルデータに対応するファイルを指定することが可能となっている。サンプルデータ受付画面には、有償データの簡単な説明およびその料金が入力可能な欄が設けられており入力することが可能となっている。また、サンプルデータ受付画面には開示不可指定を行うためのチェックボックスが設けられている。同チェックボックスをチェックすることにより、コンサルタントはサンプルデータの開示をして欲しくない他の利用者を指定することが可能となっている。すなわち、相談内容と同様にサンプルデータには研究秘密や営業秘密等が含まれる場合もあり、その価値は利用者の業種等によって大きく異なる場合がある。そのため、例えば、競業企業等にはサンプルデータを開示させないようにすることも可能となっている。
そして、サンプルデータに対応するファイルを指定しつつ送信ボタンを選択することにより、ステップS275にて当該サンプルデータファイルを仲介サーバ10に送信することができる。ステップS270にて送信されたサンプルデータは仲介サーバ10のサンプルデータ情報領域に記憶される。同時に、リクエスト閲覧画面にて相談内容を選択したリクエストIDや有償データの簡単な説明や料金等等はサンプル情報テーブルT3に追記される。従って、サンプルデータとリクエストの対応関係を把握することは可能となっている。以上の処理によってサンプルデータは登録されるとともに、コンサルタント端末60にメニュー画面が表示されるようにリターンする。
ここで、サンプルデータとなりうるデータは種々の態様のものが考えられる。例えば、”板材Kの強度データが知りたい”という相談内容に回答可能な回答データとしては、板材Kの機械特性表を表すデータであったり、強度についての論文を表すデータであったり、板材Kの破断状況等を示す写真データであったりもする。さらに、板材Kの機械特性表を表すデータであっても、テキストデータである場合もあるし、スキャナ等で表を電子データ化して形成した画像データである場合もある。このように、回答データの態様はほぼ無数にあり、回答データの一部を構成するサンプルデータも種々の態様を取りうることとなる。
サンプルデータは回答データの一部であり、コンサルタントによって回答データを有償データと分離または編集されることにより形成される。また、サンプルデータは、物理的に回答データの一部であるものに限られない。例えば、回答データが板材Kの機械特性表を表す画像データであれば、サンプルデータは板材Kの機械特性値のみを塗りつぶす等して視認不可能としたいわゆる虫食い状態の機械特性表を表す画像データであってもよい。また、回答データが画像データであれば、サンプルデータは特定の画素領域をトリミングした画像データであっても良いし、特定の画素領域をぼかした画像データであっても良い。すなわち、概念的に回答データの一部を占めるものであっても良い。
いずれにしても、サンプルデータは、コンサルタントによってクライアントの購買意欲を促すようなデータとして作成される。従って、回答データのうち無償のサンプルデータが占める割合も売り手となるコンサルタントの裁量によって決定される。また、回答データにおける有償データの料金についても、コンサルタントがデータの貴重性等を考量して裁量によって決定される。有償データは、回答データのうちサンプルデータとならなかった部分であるが、各回答データに対して一個づつ存在するとは限らない。例えば、虫食い状態となった機械特性表を表すサンプルデータについての有償データを各機械特性の性能値ごとに作成することも可能である。ただし、有償データの内容がどのようなものであるかをクライアントに示すために、有償データの簡単な説明を入力することが可能となっている。上記の例にあてはめると、有償データの簡単な説明の欄に”曲げ強度の値”や”ヤング率の値”等と入力しておけば、クライアントは各機械特性ごとの有償データを区別して購入することができる。
一方、メニュー画面にて”リクエスト経過確認”ボタンをクリックするとサンプルデータ閲覧処理が実行される。なお、”リクエスト経過確認”ボタンをクリックした時点で、その利用者はクライアントととして扱われるとともに、使用している端末もクライアント端末50として以下説明するものとする。図11はサンプルデータ閲覧処理の流れをフローチャートにより示している。同図において、ステップS310ではログインしているクライアントのIDとリクエスト情報テーブルT2から、過去の当該クライアントによるリクエストをリストアップする。そして、クライアント端末50に対してリストアップされたリクエストの相談内容等が一覧化されたリクエストリスト画面を表示させるためのデータを送信する。
ステップS315ではリクエストリスト画面がクライアント端末50に表示される。このようにすることにより、クライアントは自分が行ったリクエストの相談内容を一覧として確認することができる。リクエストリスト画面は、各相談内容が選択可能となっている。そして、ステップS325では相談内容の選択を受け付け、そのことを仲介サーバ10に送信する。ステップS320では、仲介サーバ10が相談内容が選択されたリクエストおよび該リクエストに類似するリクエストに対応するサンプルデータを検索する。
ステップS330では、ステップS320で検索されたサンプルデータの開示不可指定に当該クライアントの利用者情報が該当していないか否かを確認する。そして、該当していないサンプルデータについてのみサンプルIDや有償データの簡単な説明や料金および提供したコンサルタントのメールアドレス等を一覧表示するサンプルリスト画面データを送信させる。ステップS335では、クライアント端末50がサンプルリスト画面データを受信しサンプルリスト画面を表示させる。このようにすることにより、クライアントは自分のリクエストおよび該リクエストに類似するリクエストに対応するサンプルデータの有無を確認することができる。サンプルリスト画面ではサンプルIDがそれぞれ選択可能となっており、ステップS345ではサンプルIDの選択を受け付け、そのことを仲介サーバ10に送信する。
ステップS340では、選択されたサンプルIDに対応するサンプルデータをクライアント端末50に送信する。そして、ステップS355では送信されたサンプルデータがクライアント端末50にて受信され展開される。展開されたサンプルデータはクライアントによって閲覧される。ここで、サンプルデータの展開はおもにクライアント端末50に備えられたアプリケーションによって行われるが、サンプルデータの態様は様々なものとなるためOSが拡張子を識別する等して対応可能なアプリケーションが適宜実行される。また、サンプルデータは画面表示可能なものに限られず、クライアント端末50の音声出力器55bにて再生された音等によって閲覧される場合もある。
以上の処理によりクライアントはサンプルデータを閲覧することができ同サンプルデータに対応した有償データの購入可否を検討することが可能となる。すなわち、コンサルタントの主観によって相談内容に回答できると判断された有償データがクライアントの要求に沿うものであるか否かをある程度判断することができる。また、コンサルタントの裁量によって決定された有償データの料金等の妥当性もサンプルデータから判断することができる。
クライアントが有償データを購入すると判断した場合、その購入意思は当該有償データを所有するコンサルタントに通知される。本実施形態においては、クライアント端末50およびコンサルタント端末60のそれぞれに備えられた電子メールプログラム51c,61cにより行われる。なお、クライアントはコンサルタントのメールアドレスを上記サンプルリスト画面によって知ることができる。そして、両者の間で料金支払い等の折り合いがついた時点で、コンサルタント端末60から有償データがクライアント端末50に送信される。この場合も、電子メールプログラム51c,61cを使用して送受信が行われる。すなわち、本実施形態において納品依頼手段U6および納品手段U7は、おもに電子メールプログラム51c,61c上で実行されることとなる。
(5)まとめ:
以上説明したように、本発明において本データ取引システムにおける取引対象となる有償データを仲介サーバに記憶させることなく取引を行うことができる。すなわち、不特定多数の利用者にアクセス可能な仲介サーバは不正アクセスの危険性が高いが、ここに有償データを記憶させないことで有償データが盗用されることを防止している。
本発明の一実施形態にかかるデータ取引システムの概念を模式的に示す図である。 データ取引システムを含むネットワーク構成の概略図である。 データ取引システムの基本骨格を構成する手段の概略構成を示す構成図である。 仲介サーバのハードウェアの概略構成を示す概略ブロック図である。 端末の概略構成を示す概略ブロック図である。 利用者情報テーブルの構造を示す模式図である。 リクエスト情報テーブルの構造を示す模式図である。 サンプル情報テーブルの構造を示す模式図である。 リクエスト受付処理を示すフローチャートである。 サンプルデータ受付処理を示すフローチャートである。 サンプルデータ閲覧処理を示すフローチャートである。 新規登録画面の表示画面例を示す図である。 リクエスト受付画面の表示画面例を示す図である。 サンプルデータ受付画面の表示画面例を示す図である。
符号の説明
10…仲介サーバ
11…ハードディスク(HD)
11a…サーバ用データ取引プログラム
12…CPU
13…ROM
14…RAM
20…インターネット網
50…クライアント端末
60…コンサルタント端末
50a,60a…バス
51a,61a…プログラム
51b,61b…ブラウザ
51c,61c…電子メールプログラム
55a,65a…ディスプレイ

Claims (6)

  1. 利用者の端末と仲介用仲介サーバとを電気通信回線にて接続しデータ取引の仲介を行うデータ取引システムにおいて、
    上記仲介サーバは、
    上記利用者であってあるデータを欲するデータ需要者の端末にて入力されたリクエストを受け付け記憶するリクエスト記憶手段と、
    上記リクエスト記憶手段にて記憶された上記リクエストを他の上記利用者の端末に開示するリクエスト開示手段と、
    上記利用者であって上記リクエストに合致する回答データを所有するデータ提供者の端末において送信された当該データの一部を構成する無償のサンプルデータを受け付け記憶するサンプル記憶手段と、
    上記サンプル記憶手段にて記憶された上記サンプルデータを上記データ需用者の端末に開示するサンプル開示手段とを具備し、
    上記データ需用者の端末は、
    上記リクエストに合致する当該回答データのうち上記サンプルデータ以外の有償データについての購入意思を上記データ提供者の端末に送信する納品依頼手段を具備し、
    上記データ提供者の端末は、
    上記有償データを上記データ需用者の端末に送信する納品手段を備えることを特徴とするデータ取引システム。
  2. 上記サンプル記憶手段は、上記サンプルデータとともに上記データ提供者の端末にて入力された上記有償データの説明および対価を受け付け記憶するとともに、
    上記サンプル開示手段は、上記有償データの説明および上記対価と上記サンプルデータとを対応づけて上記データ需用者の端末に開示することを特徴とすることを特徴とする請求項1に記載のデータ取引システム。
  3. 上記仲介サーバーは上記利用者についての登録情報を記憶させる利用者情報記憶手段を備えるとともに、
    上記サンプル開示手段は、予め上記利用者情報記憶手段に記憶された上記利用者の登録情報が上記リクエストと対応づけて記憶された開示不可指定に該当すれば当該利用者の端末には上記サンプルデータを開示させないことを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載のデータ取引システム。
  4. 上記リクエスト開示手段は、予め上記利用者情報記憶手段に記憶された上記利用者の登録情報が上記リクエストと対応して記憶された開示不可指定に該当すれば当該利用者の端末には上記リクエストを開示させないことを特徴とする請求項3に記載のデータ取引システム。
  5. 利用者の端末と仲介用仲介サーバとを電気通信回線にて接続しデータ取引の仲介を行うデータ取引方法において、
    上記仲介サーバは、
    上記利用者であってあるデータを欲するデータ需要者の端末にて入力されたリクエストを受け付け記憶するリクエスト記憶工程と、
    上記リクエスト記憶工程にて記憶された上記リクエストを他の上記利用者の端末に開示するリクエスト開示工程と、
    上記利用者であって上記リクエストに合致するデータを所有するデータ提供者の端末において送信された当該データの一部を構成する無償のサンプルデータを受け付け記憶するサンプル記憶工程と、
    上記サンプル記憶工程にて記憶された上記サンプルデータを上記データ需用者の端末に開示するサンプル開示工程とを具備し、
    上記データ需用者の端末は、
    上記リクエストに合致する当該データのうち上記サンプルデータ以外の有償データについての購入意思を上記データ提供者の端末に送信する納品依頼工程を具備し、
    上記データ提供者の端末は、
    上記有償データを上記データ需用者の端末に送信する納品工程を備えることを特徴とするデータ取引方法。
  6. 利用者の端末と仲介用仲介サーバとを電気通信回線にて接続しデータ取引の仲介を行うデータ取引プログラムにおいて、
    上記仲介サーバに対して、
    上記利用者であってあるデータを欲するデータ需要者の端末にて入力されたリクエストを受け付け記憶するリクエスト記憶機能と、
    上記リクエスト記憶機能にて記憶された上記リクエストを他の上記利用者の端末に開示するリクエスト開示機能と、
    上記利用者であって上記リクエストに合致する回答データを所有するデータ提供者の端末において送信された当該データの一部を構成する無償のサンプルデータを受け付け記憶するサンプル記憶機能と、
    上記サンプル記憶機能にて記憶された上記サンプルデータを上記データ需用者の端末に開示するサンプル開示機能とを実行させ、
    上記データ需用者の端末に対して、
    上記リクエストに合致する当該回答データのうち上記サンプルデータ以外の有償データについての購入意思を上記データ提供者の端末に送信する納品依頼機能を実行させ、
    上記データ提供者の端末に対して、
    上記有償データを上記データ需用者の端末に送信する納品機能を実行させることを特徴とするデータ取引プログラム。
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JP2019008453A (ja) * 2017-06-22 2019-01-17 株式会社日立製作所 データの仲介システムおよび仲介方法

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