JP2002132863A - 電子商取引支援装置及び電子商取引支援方法 - Google Patents

電子商取引支援装置及び電子商取引支援方法

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JP2002132863A
JP2002132863A JP2000328867A JP2000328867A JP2002132863A JP 2002132863 A JP2002132863 A JP 2002132863A JP 2000328867 A JP2000328867 A JP 2000328867A JP 2000328867 A JP2000328867 A JP 2000328867A JP 2002132863 A JP2002132863 A JP 2002132863A
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electronic commerce
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JP2000328867A
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Kouji Oono
項司 大野
Takashi Suzuki
隆 鈴木
Masayuki Ayabe
雅之 綾部
Yasuji Uchibori
保治 内堀
Tadashi Yamamoto
唯史 山本
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Osaka Gas Co Ltd
Original Assignee
Osaka Gas Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子商取引形態による既築住宅の改築等の特
注品の受注において、顧客の嗜好に合ったプランを提案
可能な電子商取引支援装置を提供する。 【解決手段】 顧客側端末2からのアクセスに対して、
電子商取引対象に関する情報の授受を行うサーバ4と、
電子商取引対象に関する顧客の嗜好を判断可能な複数の
サンプルデータが予め登録格納され、顧客側端末2から
検索可能にサーバ4と接続してなるサンプルデータベー
ス5と、顧客側端末2からの検索によって選択されたサ
ンプルデータを特定可能な情報を、その選択した顧客を
識別可能に記録するスクラップブック手段6とを備え、
スクラップブック手段6は、顧客と所定のアクセス許可
者がそれらの者の端末7、8とサーバ4を介して記録さ
れた内容にアクセス可能で、その記録内容に基づいて、
顧客が選択したサンプルデータを参照可能に構成されて
なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子商取引形態に
よる受注、特に注文住宅の建築または既築住宅の改築等
の受注を支援するための電子商取引支援装置及び方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】インターネットを利用した所謂電子商取
引が隆盛を極めているが、この電子商取引における顧客
(以下、甲と略称する)と販売者(以下、乙と略称す
る)の商談進行は概ね、(1)バナー広告等によりイン
ターネット上で乙が自らの販売サイトに甲を誘導する、
(2)甲が乙の販売サイトで提供される商品カタログか
ら希望の商品を選択する、(3)甲が購入商品を支払方
法等の情報とともにインターネット経由で乙に通知す
る、(4)乙が甲の指定した商品を提供し、その対価を
甲より受け取る、という手順で行われる。
【0003】ここで、上記ステップ(2)で商品の選択
肢が多岐に亙る場合は、甲が効率的にその選択を行なえ
るように予め乙の販売サイトに適切な機構を組み込んで
おく必要がある。例えば、このための代表的な方法とし
て所謂絞り込み検索機能が挙げられる。これは、商品に
関する価格や性能等の属性条件を甲が入力すると、該当
する商品だけを甲に対して表示したり表示順序を変更し
たりする仕組みである。かかる仕組みにより、甲は検討
対象の商品数を絞り込み商品選択に要する労力を軽減す
ることができる。また、自動車やパソコン等の工業製品
のように、商品自体の種類は比較的少ないにも拘らず個
々の商品に関して外装色やオプション部品構成等の細部
の仕様の違いにより、結果としてこれらの組み合わせに
応じて甲の選択肢が増大する場合もある。かかる場合に
は、細部の仕様を網羅的にカバーする商品カタログより
も、細部の仕様を含まない選択肢を絞り込んだ商品カタ
ログから甲に一旦商品選択を行なわせた後、細部の仕様
を別途決定し、上記ステップ(3)で当該仕様を乙に通
知させる方法が現実的である。
【0004】上述のような枠組みに則り、現在様々な種
類の製品サービスがインターネット上で売買取引されて
いる。また、その取り引き対象も書籍、コンパクトディ
スク等の薄利多売型商品に止まらずに昨今では高額で利
幅の大きな商品群にも及びつつある。元来これらの高額
商品は潜在顧客の獲得コストが高く、それゆえインター
ネットの集客力は大きなコストダウンの原資になり得
る。それにも拘らず、高額商品故に成約に至るまでの商
談プロセスが複雑で上述したように単純な商品リストの
中から所望の商品を乙が甲に選択させる方式の電子商取
引形態とは馴染みにくい面があった。
【0005】かかる問題点を克服して電子商取引化の傾
向が顕著になってきている分野に住宅販売がある。新築
住宅の分譲、既築住宅の仲介に限って言えば、既に完成
している商品を乙が甲に販売するという点においては、
高額とはいえ一種の規格品であり、商品情報の見せ方次
第では従来の方法で電子商取引の枠組みに載せることは
比較的に容易である。実際、価格の他に最寄り駅、敷地
面積、建築条件といった物件絞り込みに必要な基本情報
を定量的にデータベース化し、膨大な数の物件情報とそ
れを効率よく検索するための機構をインターネット上に
公開することにより多くの顧客からアクセスを集めてい
る住宅販売に関するポータルサイトも存在する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、同じ住
宅販売の分野でも注文住宅の建築や既築住宅のリフォー
ムは甲の要望を建築設計に反映させた特注品であり、規
格品の範疇に属する新築住宅の分譲や既築住宅の仲介と
は全く性質が異なる。特注品を電子商取引で取り扱う場
合、簡単なカスタマイズで済む範囲であれば、上記従来
技術で説明したような細部の仕様情報を隠蔽した商品カ
タログとカスタマイズ情報を別々に扱う手法が利用でき
る。ところが、注文住宅の建築や既築住宅のリフォーム
の場合、甲は単に使用する商品や商材の選択をするだけ
ではなく、それらをどのように組み合わせ、それらを配
置する空間をどのように構築・再構成していくかを決定
し、乙に伝えなければならない。この作業自体が膨大な
自由度を含んでおり、インターネットを介して全ての情
報を伝えるのは極めて困難である。また、従来の枠組み
で甲が乙に注文を出すためには甲が建築に関する専門知
識を持っているか、施工後の空間イメージをしっかり持
っていることが要求される。これは通常有り得ない前提
であり、たとえシステム的に全ての情報を甲が乙に伝え
る手段が用意できたとしても、甲が適切な建築設計上の
判断を下せると期待するのはそもそも非現実的である。
【0007】本発明は、上述の問題点に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、電子商取引形態による注文住
宅の建築または既築住宅の改築等の特注品の受注におい
て、建築設計に関する専門知識に乏しい顧客に対して
も、顧客の嗜好に合った施工プランをカスタムメードで
設計、提案可能な受注を支援するための電子商取引支援
装置及び方法を提供する点にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
の本発明に係る電子商取引支援装置の第一の特徴構成
は、特許請求の範囲の欄の請求項1に記載した如く、電
子商取引形態による注文住宅の建築または既築住宅の改
築の受注を支援するための電子商取引支援装置であっ
て、顧客側端末からのアクセスに対して、電子商取引対
象である注文住宅の建築または既築住宅の改築に関する
情報の授受を行うサーバと、前記電子商取引対象に関す
る顧客の嗜好を判断可能な複数のサンプルデータが予め
登録格納され、前記顧客側端末から検索可能に前記サー
バと接続してなるサンプルデータベースと、前記顧客側
端末からの検索によって前記複数のサンプルデータの中
から選択されたサンプルデータまたは前記選択されたサ
ンプルデータを特定可能な情報を、その選択した顧客を
識別可能に記録するスクラップブック手段とを備え、前
記スクラップブック手段は、前記顧客と所定のアクセス
許可者がそれらの者の端末と前記サーバを介して記録さ
れた内容にアクセス可能で、その記録内容に基づいて、
前記顧客が選択したサンプルデータを参照可能に構成さ
れてなる点にある。
【0009】同第二の特徴構成は、特許請求の範囲の欄
の請求項2に記載した如く、複数の顧客側端末からのア
クセスが可能で、前記顧客側端末からのアクセスに対し
て、電子商取引対象に関する情報の授受を行うサーバ
と、前記電子商取引対象に関する顧客の嗜好を判断可能
な複数のサンプルデータが予め登録格納され、前記顧客
側端末から検索可能に前記サーバと接続してなるサンプ
ルデータベースと、前記顧客側端末からの検索によって
前記複数のサンプルデータの中から選択されたサンプル
データまたは前記選択されたサンプルデータを特定可能
な情報を、その選択した顧客を識別可能に記録するスク
ラップブック手段とを備え、前記スクラップブック手段
は、一の顧客が自己の端末と前記サーバを介して前記ス
クラップブック手段に記録された他の顧客が選択したサ
ンプルデータに関する情報にアクセス可能で、その情報
に基づいて、前記他の顧客が選択したサンプルデータを
参照可能に構成されてなる点にある。
【0010】同第三の特徴構成は、特許請求の範囲の欄
の請求項3に記載した如く、上記第一または第二の特徴
構成に加えて、一の顧客が、前記スクラップブック手段
に記録された自己の選択したサンプルデータに関する情
報に基づいて、他の顧客が選択したサンプルデータを検
索可能な検索機能を備えている点にある。
【0011】同第四の特徴構成は、特許請求の範囲の欄
の請求項4に記載した如く、上記第一、第二または第三
の特徴構成に加えて、前記選択されたサンプルデータは
選択者を匿名にしてその選択者以外の顧客に対して参照
可能に構成されてなる点にある。
【0012】この目的を達成するための本発明に係る電
子商取引支援方法の第一の特徴構成は、特許請求の範囲
の欄の請求項5に記載した如く、電子商取引形態による
注文住宅の建築または既築住宅の改築の受注を支援する
ための電子商取引支援方法であって、顧客側端末からの
アクセスにより、サンプルデータベースに予め登録格納
された電子商取引対象である注文住宅の建築または既築
住宅の改築に関する顧客の嗜好を判断可能な複数のサン
プルデータが検索された場合に、検索されたサンプルデ
ータを、前記顧客側端末に出力表示するサンプルデータ
表示工程と、前記検索されたサンプルデータを選択する
指示入力を前記顧客側端末から受信した場合に、その選
択されたサンプルデータまたは前記選択されたサンプル
データを特定可能な情報を、その選択した顧客を識別可
能に所定のスクラップブック手段に記録するサンプルデ
ータ登録工程と、前記顧客側端末から入力された発注条
件を受信する発注条件受信工程と、前記発注条件受信工
程で受信した発注条件に所定の基準で合致した施工業者
に対して、前記発注条件を提供する発注条件提供工程
と、前記発注条件を見て応募して来た施工業者の当該応
募を受け付ける応募受付工程と、前記応募受付工程で受
け付けた施工業者の中から所定の基準に合致した施工業
者を前記顧客に紹介する紹介工程と、前記紹介工程で前
記顧客に紹介された施工業者の全部または一部に対し
て、前記スクラップブック手段に記録された前記顧客が
選択したサンプルデータに関する情報へのアクセスを許
可するアクセス許可工程と、を有する点にある。
【0013】同第二の特徴構成は、特許請求の範囲の欄
の請求項6に記載した如く、上記第一の特徴構成に加え
て、前記スクラップブック手段に記録された前記顧客が
選択したサンプルデータに関する情報に基づいて前記顧
客の嗜好傾向を分析する分析工程と、前記顧客及び前記
アクセス許可工程で前記アクセスを許可された施工業者
の少なくとも何れか一方に対して、前記分析工程におけ
る分析結果を提供する分析結果提供工程と、を有する点
にある。
【0014】同第三の特徴構成は、特許請求の範囲の欄
の請求項7に記載した如く、上記第一または第二の特徴
構成に加えて、前記発注条件提供工程において、前記発
注条件を匿名で提供する点にある。
【0015】以下に上記各特徴構成の作用並びに効果を
説明する。上記の本発明に係る電子商取引支援装置の第
一の特徴構成によれば、注文住宅の建築または既築住宅
の改築の受注を行なう或いはその受注を支援するための
サイトに、インターネット等のコンピュータ通信網を介
して顧客側端末からアクセスした顧客は、サーバーを介
して、施工事例、建築・改築に使用する商材、或いは、
建築・改築に関する蘊蓄等の注文住宅の建築または既築
住宅の改築に関する顧客の嗜好を施工業者等が判断可能
な複数のサンプルデータが登録されたサンプルデータベ
ースにアクセスして施工事例等の検索が可能であり、自
分の嗜好に合ったサンプルデータが見つかったときは、
逐次これを選択してスクラップブック手段に記録蓄積す
ることで、後でこのスクラップブック手段にアクセスす
ることにより自分が選択した施工事例、建築・改築に使
用する商材、或いは、建築・改築に関する蘊蓄等を参照
して、これらを総合して判断することができ、自らの建
築・改築に対する嗜好なり要望をよりまとまった形で施
工業者に対して伝えることが可能となる。また、かかる
作業は、施工業者を特定せずに、しかも高度な専門知識
を必要とせずに進めることができるため、顧客は、専門
知識や施工業者に対する気兼ねや影響などから開放され
て自由に自分の要望等をまとめることができる。
【0016】一方、従来の商品カタログを使用した電子
商取引の手法では、注文や購買の対象を特定して注文す
る必要があり、注文住宅の建築または既築住宅の改築等
の特注品の場合には、かかる対象特定が選択肢の多様性
と対象が高額であることから、その場で注文を即決する
のを躊躇する場合が殆どであると考えられる。しかし、
本特徴構成のようにスクラップブック手段を使用するこ
とで、当該サイトにアクセスして注文まで至らなくて
も、サンプルデータベースにアクセスして検索し選択し
たサンプルデータが保存されているので、同じ作業を次
回のアクセス時に繰り返す手間も省かれるため、当該サ
イトに何度もアクセスする間に、選択されたサンプルデ
ータの充実が図られる。この結果、最終的な受注に至ら
なくても、当該顧客を潜在顧客として確保することがで
きるのである。
【0017】更に、施工業者等のアクセス許可者も、同
じくこのスクラップブック手段にアクセスすることによ
り顧客が選択した施工事例、建築・改築に使用する商
材、或いは、建築・改築に関する蘊蓄等を参照して、こ
れらを総合して判断することができ、顧客の建築・改築
に対する嗜好なり要望をよりまとまった形で客観的に捉
えることが可能となる。また、施工業者は、このスクラ
ップブック手段に記録されたサンプルデータの内容に基
づいて、顧客の大まかな嗜好なり要望を把握して1次プ
ランを設計して顧客に顧客側端末を介して提示すること
ができ、顧客は居ながらにして設計プランを受け取り検
討できるとともに、施工業者側にしてみれば、その顧客
が潜在顧客となり、顧客が当該設計プランに興味を持て
ば、電子商取引の形態のまま、或いは、従来の直接対面
営業による商談を進めて受注作業が効率的に行なえるこ
とになる。
【0018】この結果、従来電子商取引の対象としては
取り扱いが困難と思われていた注文住宅の建築や既築住
宅の改築において、顧客が取り引き対象についての専門
知識を備えていなくても、また、顧客の注文が最終的な
形で明確化されなくても、顧客の嗜好なり要望が施工業
者に客観的に伝わるため、従来顧客と施工業者の間で行
われていたヒアリング等の受注に至るまでの多大な営業
コストを要していた部分が簡略化でき、潜在顧客の開拓
が効率的に行なえることに加えて、低価格化及び市場の
活性化が期待できる。
【0019】通常、購買物件(本特徴構成の場合では注
文建築や改築の施工仕様)の決定に至るまでの過程にお
いて、顧客がサンプルデータベースにアクセスして候補
として検討する物件、施工事例は一つに留まらない。こ
の場合、膨大な数の選択肢から判断基準に適合するもの
のみを探し出し、一つ一つ選択するという地道な繰り返
し作業を強いられる。これは、スクラップブック手段や
その他の検索機能を利用することで負荷が軽減されるも
のの、非常な労力を要する作業である。一方で、趣味嗜
好の似通った者同士は意思決定に至る過程で候補として
同じ物件、施工事例等を検討する傾向があると考えられ
る。
【0020】そこで、同第二の特徴構成によれば、一の
顧客がスクラップブック手段に記録された他の顧客が選
択したサンプルデータに関する情報にアクセス可能とす
ることで、自分と趣味嗜好の似通った他人の選択したサ
ンプルデータを参照できるため、サンプルデータの検索
及び選択作業に要する労力を大幅に軽減させることがで
き、スクラップブック手段の利用が一層効率的に促進さ
れる。
【0021】同第三の特徴構成によれば、例えば、自己
の選択したサンプルデータの一つと同じサンプルデータ
を選択している他の顧客のサンプルデータを検索可能と
なり、共通のサンプルデータを選択したことによって共
通の趣味嗜好を有する他人の選択したサンプルデータを
効率的に参照することができ、自己のサンプルデータの
検索及び選択作業の大幅な軽減が図れ、スクラップブッ
ク手段の一層効率的な利用が促進されるのである。
【0022】同第四の特徴構成によれば、各顧客の趣味
嗜好というプライバシーに係る情報の秘匿性は確保され
ながら、つまり顧客管理のセキュリティを維持しなが
ら、他人の選択したサンプルデータは有効に利用できる
という利点がある。
【0023】上記の本発明に係る電子商取引支援方法の
第一の特徴構成によれば、注文住宅の建築または既築住
宅の改築の受注を行なう或いはその受注を支援するため
のサイトに、インターネット等のコンピュータ通信網を
介して顧客側端末からアクセスした顧客は、サーバーを
介して、施工事例、建築・改築に使用する商材、或い
は、建築・改築に関する蘊蓄等の注文住宅の建築または
既築住宅の改築に関する顧客の嗜好を施工業者等が判断
可能な複数のサンプルデータが登録されたサンプルデー
タベースにアクセスすると、サンプルデータ表示工程で
顧客側端末に出力表示されたサンプルデータを参照しな
がら施工事例等の検索が可能であり、自分の嗜好に合っ
たサンプルデータが見つかったときは、逐次これを選択
すると、サンプルデータ登録工程においてスクラップブ
ック手段に選択されたサンプルデータまたはサンプルデ
ータを特定可能な情報、例えば、リンク情報が記録蓄積
されることで、顧客が後でこのスクラップブック手段に
アクセスすることにより自分が選択した施工事例、建築
・改築に使用する商材、或いは、建築・改築に関する蘊
蓄等を参照して、これらを総合して判断することがで
き、自らの建築・改築に対する嗜好なり要望をよりまと
まった形で施工業者に対して伝えることが可能となる。
また、かかる作業は、施工業者を特定せずに、しかも高
度な専門知識を必要とせずに進めることができるため、
顧客は、専門知識や施工業者に対する気兼ねや影響など
から開放されて自由に自分の要望等をまとめることがで
きる。
【0024】一方、施工業者に対しては、本特徴構成の
電子商取引支援方法では、基本的に顧客と施工業者間の
仲介を前提としているため、その仲介手続の中で、一定
の条件を満足する施工業者のみが、顧客本人と同様にこ
のスクラップブック手段へのアクセスが許可されること
により、当該アクセスを許可された施工業者がスクラッ
プブック手段にアクセスすることにより顧客が選択した
施工事例、建築・改築に使用する商材、或いは、建築・
改築に関する蘊蓄等を参照して、これらを総合して判断
することができ、顧客の建築・改築に対する嗜好なり要
望をよりまとまった形で客観的に捉えることが可能とな
る。ここで、アクセス許可工程において、紹介工程で顧
客を紹介された施工業者の全員に自動的に、或いは、一
定の判断基準を課して、例えば、顧客の同意を得られた
施工業者に対して選択的にスクラップブック手段へのア
クセスを許可するようにする。ここで、アクセス許可工
程に至る一連の手続(発注条件受信工程、発注条件提供
工程、応募受付工程、紹介工程)を経ることにより施工
業者の適切な絞り込みが図れるため、不必要に多数の施
工業者が、顧客に紹介されたり、顧客の建築・改築に対
する嗜好なり要望を入手したりするのを防止できる。施
工業者にすれば、受注可能性の高い潜在顧客に対して、
このスクラップブック手段に記録されたサンプルデータ
の内容に基づいて、顧客の大まかな嗜好なり要望を把握
して1次プランを設計して顧客に顧客側端末を介して提
示することができ、効率的な営業活動を行える。顧客に
すれば、予め発注条件にある程度合致した施工業者から
設計プランを受け取り検討できるので、効率的な施工業
者の選定作業が行える。更に、施工業者側にしてみれ
ば、その顧客が潜在顧客となり、顧客が当該設計プラン
に興味を持てば、電子商取引の形態のまま、或いは、従
来の直接対面営業による商談を進めて受注作業が効率的
に行なえることになる。
【0025】この結果、従来電子商取引の対象としては
取り扱いが困難と思われていた注文住宅の建築や既築住
宅の改築において、顧客が取り引き対象についての専門
知識を備えていなくても、また、顧客の注文が最終的な
形で明確化されなくても、顧客の嗜好なり要望が予めス
クリーニングされた適切な施工業者に客観的に伝わるた
め、従来顧客と施工業者の間で行われていたヒアリング
等の受注に至るまでの多大な営業コストを要していた部
分が簡略化でき、潜在顧客の開拓が効率的に行なえるこ
とに加えて、低価格化及び市場の活性化が期待できる。
また、顧客がその後の商談や交渉に応じる施工業者が予
めスクリーニングされた適切な施工業者に限定されるこ
とから、顧客の電子商取引に対する満足度も向上するこ
とが期待される。
【0026】同第二の特徴構成によれば、顧客が分析結
果を受け取った場合は、顧客がスクラップブック手段に
アクセスすることにより自分が選択した施工事例、建築
・改築に使用する商材、或いは、建築・改築に関する蘊
蓄等を参照して、これらを総合して判断して自らの建築
・改築に対する嗜好なり要望を纏める際等の意思決定段
階において、主観的な判断に加えて当該分析結果を客観
的な判断材料として利用することで、意思決定作業がよ
り効率的に行える。他方、スクラップブック手段へのア
クセスが許可され施工業者も、スクラップブック手段に
アクセスすることにより顧客が選択した施工事例、建築
・改築に使用する商材、或いは、建築・改築に関する蘊
蓄等を参照して、これらを総合して判断する際に客観的
な判断材料を得ることができ、例えば、顧客の大まかな
嗜好なり要望を把握して1次プランを設計して顧客に顧
客側端末を介して提示する際等において業務の効率化を
図ることができる。また、スクラップブック手段に記録
された内容に基づいて施工業者から設計プラン等を提示
される顧客にすれば、顧客の嗜好なり要望に対する判断
に、顧客と施工業者との間或いは施工業者間で大きな齟
齬が生じないことが期待できるため、当該設計プランと
して完成度の高いもの、或いは、顧客満足度の高いもの
が提供できる。
【0027】同第三の特徴構成によれば、顧客名が施工
業者に対して秘匿されるため、施工業者から顧客側端末
に対して勧誘のアクセスや、顧客宅に勧誘電話がかかっ
てくるのを防止できるため、顧客はかかる不用意な勧誘
を気にせずにサンプルデータの検索や選択を行うことが
できる。
【0028】
【発明の実施の形態】本発明に係る電子商取引支援装置
(以下、単に「本発明装置」という。)の実施の形態
を、電子商取引形態による注文住宅の建築または既築住
宅の改築の受注を支援する場合について、図面に基づい
て説明する。
【0029】〈第一実施形態〉図1に示すように、本発
明装置1は、インターネット2に接続し、同じくインタ
ーネット2に接続する顧客側端末3からのインターネッ
ト2を介したアクセスに対して、電子商取引対象である
注文住宅の建築または既築住宅の改築に関する情報の授
受を行うサーバ4と、前記電子商取引対象に関する顧客
の嗜好を判断可能な複数のサンプルデータが予め登録格
納され、顧客側端末3から検索可能にサーバ4と接続し
てなるサンプルデータベース5と、顧客側端末3からの
検索によって前記複数のサンプルデータの中から選択さ
れたサンプルデータを特定可能な情報である当該サンプ
ルデータへのリンクを、その選択した顧客を識別可能に
記録するスクラップブック手段6と、サーバ4に対して
入出力操作を行う管理者端末7とを備えて構成されてい
る。
【0030】また、本実施形態では、顧客と施工業者を
仲介するシステムをも提供することから、施工業者の業
者側端末8がサーバ4にアクセス可能なようにインター
ネット2に接続されている。
【0031】サンプルデータベース5とスクラップブッ
ク手段6は、サーバ4から読み出し及び書き込み自在な
ハードディスクドライブ等の不揮発性の記憶手段を用い
て構成されており、夫々が独立した記憶手段であって
も、同じ記憶手段の記憶領域を分割して構成されていて
も、或いは、サーバ4に内蔵の記憶手段を用いて構成さ
れていても構わない。更に、スクラップブック手段6
は、サーバ4にアクセスしてくる顧客毎に区切られた記
憶領域を有しており、各顧客に対応した記憶領域をスク
ラップブック9と称する。
【0032】次に、顧客側端末3と本発明装置1間で行
われる各部の基本的な動作について、既築住宅の改築に
関する電子商取引サイト(以下、リフォームサイトと称
す)を例に、図2〜図11に基づいて説明する。尚、以
下の説明で括弧内に記載されるステップ番号#1〜#1
7は、図2に示す流れ図中のものと符合する。
【0033】顧客は顧客側端末3からサーバ4が管理す
るリフォームサイトにアクセスする(#1)。ここで、
サーバ4がインターネット2を介して顧客側端末3の表
示画面3a上に、図3に例示するようなリフォームサイ
トのトップメニュー画面100を出力することにより、
顧客は、当画面から、サンプルデータの検索、スクラッ
プブックの閲覧、或いは、仲介依頼等の複数種のサービ
スが選択できる(#2)。顧客は、当該リフォームサイ
トにおいて、施工事例の検索、商品・建材情報の検索、
或いは、リフォームに関する蘊蓄集(お役立ち情報)の
検索等のサンプルデータ検索を行なう場合は、トップメ
ニュー画面100上から、何れかのサンプルデータ検索
ボタン101をクリックする(#3)。サーバ4は、サ
ンプルデータの検索(例えば、施工事例の検索)が選択
されると(#3a)、図4に例示するように、表示画面
3a上に施工事例検索画面102を出力する(#4)。
顧客は、家屋形態、施工部位、予算、リフォームテーマ
等の検索キーワードを設定し、検索を実行する(#
5)。サーバ4は、設定された検索キーワードに基づい
てサンプルデータベース5から検索した施工事例の画像
データを読み出し、図5に例示するように検索した施工
事例の検索リスト画面103を表示画面3a上に出力す
る(#6)。顧客は、検索リスト画面103に表示され
た検索事例の中に気に入った事例がある場合は、その詳
細を見るべく、詳細ボタン104をクリックする(#
7)。図6に例示するように、サーバ4は詳細ボタン1
04をクリックされた施工事例の詳細画面105をサン
プルデータベース5から読み出して表示画面3a上に出
力する(#8)。ここで、サーバ4が実行する上記ステ
ップ#6、#8または#6と#8が本発明に係る電子商
取引支援方法(以下、本発明方法と称す)におけるサン
プルデータ表示工程に相当する。次に、顧客が、その詳
細画面105を検討し、その施工事例をリフォームの参
考事例にしたい場合、詳細画面105上のスクラップボ
タン106をクリックすると(#9)、サーバ4は、当
該施工事例を特定可能なリンク情報をスクラップブック
手段6内の自己のスクラップブック9に指定された記憶
領域に記憶保存する(#10)。ここで、サーバ4が実
行する上記ステップ#10が本発明方法におけるサンプ
ルデータ登録工程に相当する。尚、サーバ4は、前記リ
ンク情報をいきなりスクラップブック9に登録せずに、
図7に例示するように、コメントの入力や、登録の再確
認を顧客に促すための登録画面107を読み出して表示
画面3a上に出力するようにしても構わない。顧客は、
1回或いは数回のアクセスを通して、上記ステップ#1
〜#10の全部または一部を繰り返して、施工事例の検
索、商品・建材情報の検索、或いは、リフォームに関す
る蘊蓄集(お役立ち情報)の検索等のサンプルデータ検
索を行い、気に入ったサンプルデータ(のリンク情報)
のスクラップブック9への記憶保存を繰り返すことで、
自己のお気に入りサンプルデータの充実が図れ、リフォ
ームプラン検討中の任意の時点において、後述するスク
ラップブックの閲覧サービスによって自身が選択したお
気に入り或いは注目サンプルデータの確認や閲覧が可能
となる。以下、スクラップブック9にリンク情報が登録
(記録保存)された施工事例等のサンプルデータをスク
ラップと称す。
【0034】図2に示すように、上記ステップ#3で、
スクラップブックの閲覧を選択する場合は、顧客はスク
ラップブック閲覧ボタン108をクリックする(#3
b)。サーバ4は、図8に例示するように、顧客に対し
ユーザIDとパスワードの入力を促すIDパスワード入
力画面109を、インターネット2を介して顧客側端末
3の表示画面3a上に出力する(#11)。顧客は、I
Dパスワード入力画面109上で、ユーザIDとパスワ
ードを入力すると(#12)、サーバ4は、入力された
ユーザIDとパスワードを受信するとともにそれらを照
合し、本人確認が取れれば、図9に例示するように、顧
客別のスクラップブック画面110を表示画面3a上に
表示する(#13)。顧客別のスクラップブック画面1
10は、施工事例、商品・建材情報、リフォームに関す
る蘊蓄集(お役立ち情報)等のスクラップ種別の選択メ
ニュー欄111と、選択されたスクラップ種別のスクラ
ップリスト画面(サンプルデータ検索時の検索リスト画
面103に類似)や、任意のスクラップの詳細画面(サ
ンプルデータ検索時の詳細画面105に相当)を表示す
るスクラップ表示欄112とで構成される。顧客は、選
択メニュー欄111から何れかのスクラップ種別を選択
するスクラップ種別選択ボタン113をクリックする
(#14)。サーバ4は、選択されたスクラップ種別
(例えば、施工事例)の各スクラップを特定するリンク
情報を自己のスクラップブック9から読み出し、そのリ
ンク情報に基づいてサンプルデータベース5から該当す
る施工事例の画像データを夫々読み出し、図10に例示
するように、施工事例のスクラップリスト画面114を
スクラップ表示欄112内に表示する(#15)。更
に、顧客は、スクラップ表示欄112のスクラップリス
ト画面114に表示された施工事例のスクラップの詳細
画面を見たい場合は、詳細ボタン115をクリックする
(#16)。サーバ4は、クリックされたスクラップの
リンク情報をスクラップブック9から読み出し、そのリ
ンク情報に基づいてサンプルデータベース5から該当す
る施工事例の詳細画面116を読み出し、図11に例示
するように、その詳細画面116をスクラップ表示欄1
12内に表示する(#17)。このように、顧客は、自
己のスクラップブック9の内容を自由に閲覧することが
でき、かかる作業を通じて、リフォームに対する自己の
嗜好や要望を客観的に把握することができる。
【0035】尚、上記の顧客側端末3から本発明装置1
のリフォームサイトへのアクセスや、リフォームサイト
からの画面表示等は、顧客側端末3上で起動されている
既存のオペレーティングシステムやブラウザソフトウェ
アを用いて実行される。
【0036】以上、顧客がサンプルデータの検索を繰り
返すことにより、自己のスクラップブック9を形成し、
顧客自身がその自己のスクラップブック9の内容を閲覧
するケースについて説明した。顧客以外の者であって
も、その顧客のスクラップブック9へのアクセス許可者
として、顧客の当該スクラップブック9の内容を閲覧で
きるケースがある。本実施形態では、リフォームサイト
の管理者は、そのリフォームサイトに登録した全ての顧
客のスクラップブック9に対して閲覧権限を有してい
る。従って、管理者専用のIDパスワード入力画面を、
管理者端末7の表示画面7a上に表示させ、管理者専用
のIDとパスワードの入力を行なうとともに、閲覧した
い顧客を特定して、特定した顧客のスクラップブック画
面110を表示画面7a上に表示させることができる。
後は、上記の顧客側端末3からのスクラップブック閲覧
と同様に、その顧客の各種スクラップを閲覧できる。
【0037】更に、リフォームサイトの管理者以外に
も、リフォームサイトに予め登録された施工業者も、業
者側端末8からインターネット2を介してサーバ4にア
クセスすることで、施工業者別に予めアクセスを許可さ
れた顧客に限定して、当該顧客のスクラップブックの閲
覧を行なうことができる。その閲覧手順は、基本的に
は、顧客による閲覧手順とほぼ同様であるが、顧客別の
スクラップブック画面110が業者側端末8の表示画面
8a上に表示されるまでの手順が異なる。施工業者によ
るスクラップブックの閲覧は、管理者からの仲介依頼に
対する応札、または、応札済み顧客との商談において、
その支援手段として施工業者に提供される。詳細につい
ては後述する。
【0038】次に、本発明に係る電子商取引支援方法に
より、本発明装置1を介して顧客と施工業者間の仲介ビ
ジネスを行なう方法を図面に基づいて説明する。
【0039】図12に示すように、本実施形態のリフォ
ームサイト(本発明装置1)に対する顧客(顧客側端末
3)からの情報検索(#20)は、上記のサンプルデー
タ検索、スクラップブックの閲覧を適宜実行して行なわ
れる。情報検索には、概算見積計算も含まれるが、これ
はサンプルデータ検索の一種として顧客に提供されてい
るものであるが、本発明の本旨と直接関係ないので詳細
な説明は割愛する。
【0040】顧客は、上記情報検索の結果に基づいて、
或いは、情報検索と並行して、或いは、情報検索は行な
わずに、施工業者の紹介依頼を行なう(#21)。この
依頼は、以下の手順で実行される。サーバ4がインター
ネット2を介して顧客側端末3の表示画面3a上に、図
3に例示するようなリフォームサイトのトップメニュー
画面100を表示し、顧客がそのトップメニュー画面1
00上の仲介依頼ボタン117をクリックすると、サー
バ4が、図8に例示したIDパスワード入力画面109
を表示画面3a上に出力する。顧客がIDパスワード入
力画面109上で、ユーザIDとパスワードを入力する
と、サーバ4は、入力されたユーザIDとパスワードを
受信するとともにそれらを照合し、本人確認が取れれ
ば、図13に例示するように、顧客別の仲介依頼画面1
18が表示画面3a上に表示される。顧客が仲介依頼画
面118上に示された家屋形態(住居区分)、施工部
位、着工時期、予算、施工場所等の見積条件(発注条
件)を入力して次画面に移行すると、図14に例示する
ような見積申込み内容確認画面119が表示画面3a上
に表示される。顧客はその見積申込み内容に問題なけれ
ば発注条件登録ボタン120をクリックする。ここで、
サーバ4が顧客側端末3から入力される上記発注条件を
受信するステップが本発明方法における発注条件受信工
程に相当する。
【0041】次に、サーバ4は、施工業者用のリフォー
ム仲介サイトに予め登録された施工業者の中から受信し
た発注条件に所定の基準で合致した施工業者に対しての
み、前記発注条件を提供する(#22)。このステップ
#22は本発明方法における発注条件提供工程に相当す
る。ところで、前記発注条件は、施工業者が自己の業者
側端末8からインターネット2を介してサーバ4で管理
されている前記リフォーム仲介サイトにアクセスするこ
とにより提供される。また、かかる発注があったことの
通知は、電子メール、電話、FAX等によってリフォー
ム仲介サイト管理者(リフォームサイト管理者に同じ)
から当該施工業者になされる。施工業者はかかる顧客紹
介に応じる意志があれば、前記発注条件を見て応募(応
札)する(#23)。尚、この通知及び発注条件には、
顧客名や住所・電話番号等の顧客特定の手掛かりとなる
顧客属性は一切明らかにされず匿名扱いとされる。具体
的手順は以下の通りである。
【0042】施工業者は業者側端末8からインターネッ
ト2を介してリフォーム仲介サイトにアクセスすると、
サーバ4は、図15に例示するように、業者側端末8の
表示画面8a上にリフォーム仲介サイトのトップメニュ
ー画面200を表示する。施工業者は、そのトップメニ
ュー画面200上で、ログインボタン201をクリック
して、図16に例示するログイン画面202上へ移行す
る。そこで、施工業者がユーザIDとパスワードを入力
すると、サーバ4は、入力されたユーザIDとパスワー
ドを受信するとともにそれらを照合し、本人確認が取れ
れば、図17に例示するように、施工業者別のトップペ
ージ画面203を表示画面8a上に表示する。ここで、
トップページ画面203は、選択メニュー欄204と表
示欄205で構成される。施工業者が選択メニュー欄2
04内のリフォーム工事に対する応札ボタン206をク
リックすると、サーバ4は、図18に例示するように、
応札用リフォーム案件リスト207を表示欄205に表
示する。応札用リフォーム案件リスト207には、紹介
依頼をした複数の顧客で、当該施工業者がそれらの発注
条件に合致している顧客のみが紹介される。また、応札
用リフォーム案件リスト207には、顧客から提供され
た発注条件の内、顧客名や住所・電話番号等は掲載され
ない。施工業者は、応札用リフォーム案件リスト207
に掲載された案件の中で応札したい案件があれば、見積
返答ボタン208をクリックする。サーバ4は、図19
に例示するように、当該案件用の応札ページ画面209
を表示欄205に表示する。施工業者は、応札ページ画
面209内のコメント欄210に見積り額やリフォーム
提案等を記載し、サーバ4に当該記載内容を送信し、サ
ーバ4が当該記載内容を受信してその施工業者からの応
札を受け付ける(本発明方法の応募受付工程に相当)。
【0043】サーバ4は、各施工業者の業者側端末8か
ら応札があれば、発注した顧客別に応札業者を整理し、
先着3社を各顧客に対して紹介する(#24)。尚、こ
のステップ#24は本発明方法の紹介工程に相当する。
また、各応札業者に対して、先着3社に入ったか否かの
当落通知を行なう(#25)。顧客は、紹介依頼(#2
1)に対して応札業者があったか否かの確認を、自己の
スクラップブックの閲覧手順の途中で行なうことができ
る。つまり、上記ステップ#13で表示されたスクラッ
プブック画面110の選択メニュー欄111の紹介依頼
状況確認ボタン211(表示されていない場合は選択メ
ニュー欄111をスクロールすると表示される)を顧客
がクリックすると、図20に例示するように、サーバ4
が、スクラップ表示欄112に顧客が依頼した施工部位
毎の応札回答数を示す応札状況リスト212を表示す
る。顧客が、その応札回答数をクリックすると、図21
に例示するように、当該応札に対する施工業者の情報を
示す応札情報画面213がスクラップ表示欄112に表
示される。顧客は、応札情報画面213に表示された各
施工業者のコメント欄210の記載内容を検討すること
により、その施工業者と連絡をとるか断るかを選択す
る。従って、ここで、顧客に断られた施工業者に対して
は上記ステップ#25の落選通知が、また、連絡を取る
と判定された施工業者には上記ステップ#25の当選通
知が、遅れて実行される。
【0044】上記ステップ#23の応札時に施工業者が
コメント欄210に自社のホームページのアドレス(U
RL)等のリンク情報を記載しておくことで、顧客が施
工業者のホームページにアクセスすることができ、各施
工業者は自社のPRを顧客に対して直接行なうことがで
きる(#26)。更に、各施工業者に対して、当該案件
の顧客のスクラップブックの閲覧が許可されている場合
は、施工業者が応札ページ画面209内のスクラップ閲
覧ボタン214をクリックすると、当該顧客のスクラッ
プブック画面110が表示画面8a上に表示される。施
工業者が、選択メニュー欄111から何れかのスクラッ
プ種別を選択するスクラップ種別選択ボタン113をク
リックすると、サーバ4は当該顧客のスクラップブック
9からリンク情報を読み出し、当該顧客が登録したスク
ラップをサンプルデータベース5から読み出して、選択
されたスクラップ種別のスクラップリスト画面を表示す
る。施工業者は、上記要領で顧客によるスクラップブッ
ク閲覧の場合と同様に当該顧客のスクラップを閲覧する
ことができ、その内容に基づき、顧客の嗜好や発注条件
に現れていないリフォームに対する要望を把握して、よ
り顧客要望に促したリフォーム提案や見積を行なうこと
ができる。従って、これらの内容を含む自社PRを顧客
に対して直接行なうことができる(#26)。尚、本実
施形態においては、前記閲覧許可は、サーバ4が、ステ
ップ#24において前記先着3社の施工業者に対して与
えるように構成されているが(本発明方法のアクセス許
可工程の一例に相当)、顧客が連絡を取るのを許諾した
施工業者に当該閲覧を限定しても構わない(本発明方法
のアクセス許可工程の他の一例に相当)。
【0045】前記3社の施工業者は、或いは、ステップ
#25で当選通知を受領した施工業者は、リフォーム仲
介サイト管理者に、予め決められた支払い方法(例え
ば、クレジットカード払い等)で紹介手数料を支払う
(#27)。
【0046】後は、顧客と顧客が選択した施工業者間
で、直接或いはリフォームサイト及びリフォーム仲介サ
イトを介して、商談を進めて、最終的に顧客が施工業者
を1社に絞り込み受発注条件に両者合意して、顧客が当
該1社に発注する(#28)。かかる作業は従来と特に
変わるものではないが、そこに至る過程において、施工
業者の選別が行なわれ、顧客側もリフォームに対する要
望や知識を上記情報検索(#20)を通して深めている
ので、商談を開始する時点で、両者がある程度合意に達
する可能性が、一般の顧客と施工業者との関係に比べ
て、高くなっている。また、リフォームサイト及びリフ
ォーム仲介サイトを介して商談を進める場合は、顧客側
からの紹介依頼(#21)において、顧客は施工業者か
らの応札状況やその詳細を応札状況リスト212及び応
札情報画面213で確認できるが、これらの画面は、施
工業者が入力した応札ページ画面209と、本発明装置
1を介してリンクされているので、同様のリンクを商談
中のものについても生成することで、顧客と施工業者は
商談をインターネット2を介して行うことができる。
【0047】施工業者は、受注後、顧客に対してリフォ
ーム工事のサービスを提供し(#29)、顧客はその対
価を支払う(#30)。また、施工業者はリフォーム仲
介サイト管理者に、予め決められた支払い方法(例え
ば、クレジットカード払い等)で成約手数料を支払う
(#31)。更に、リフォームサイト管理者は、サービ
スに対する顧客満足度評価等のフォローを実行する(#
32)。これにより、施工業者の施工内容や能力等を確
認し、今後の仲介業務で施工業者選別の資料とする。
【0048】〈第二実施形態〉上記第一実施形態では、
リフォームサイトの管理者は、管理者端末7からそのリ
フォームサイトに登録した全ての顧客のスクラップブッ
ク9を閲覧することができる構成となっている。つま
り、スクラップブック9に登録されたリンク情報に基づ
いて、サーバ4を介してサンプルデータベース5にアク
セスすることにより、管理者端末7から顧客が選択した
サンプルデータ(スクラップ)を閲覧できる。本実施形
態では、上記第一実施形態を基礎として、リフォームサ
イトの管理者は、リフォームサイトに登録した全てまた
は一部の顧客のスクラップを閲覧するスクラップ閲覧工
程と、各顧客のスクラップの内容に基づいて顧客の嗜好
傾向を分析する分析工程と、顧客及び前記アクセス許可
工程で閲覧許可された施工業者(前記3社)の少なくと
も何れか一方に対して、前記分析工程における分析結果
を提供する分析結果提供工程とを実行する。
【0049】上記のように、リフォームサイトの管理者
が嗜好傾向の分析を行うことで、多くの顧客の嗜好傾向
を統一した基準で分析でき、また、その結果をデータベ
ース化できることから、顧客自身や施工業者による分析
に比べて信頼度の高い分析が可能となる。そして、その
分析結果を、顧客や施工業者に提供することで、顧客及
び施工業者のリフォームプラン作成に役立てることが可
能となる。従って、かかるサービスを設けることで、リ
フォームサイト及びリフォーム仲介サイトの利用者の拡
大が図れる。また、施工業者または顧客への分析結果の
提供に対する対価を別途請求するようにしても構わな
い。
【0050】〈第三実施形態〉上記第一実施形態では、
顧客は、顧客側端末3から自己のスクラップブック9を
閲覧することができる構成となっている。つまり、自己
のスクラップブック9に登録されたリンク情報に基づい
て、サーバ4を介してサンプルデータベース5にアクセ
スすることにより、顧客側端末3から顧客自身が選択し
たサンプルデータ(スクラップ)を閲覧できる。本実施
形態では、上記第一実施形態のスクラップブック手段6
の機能を拡張して、一の顧客が自己の顧客側端末3とサ
ーバ4を介して、スクラップブック手段6の他の顧客に
割り当てられたスクラップブック9にアクセス可能に構
成されている。この結果、一の顧客は、そのスクラップ
ブック9に記録されたリンク情報に基づいて、他の顧客
が選択したサンプルデータ(スクラップ)をサンプルデ
ータベース5から読み出すことが可能となる。
【0051】他の顧客のスクラップブックの閲覧は、自
己のスクラップブックの閲覧過程の途中で行う。一例と
して、図2に示す、ステップ#3b、#11〜#17の
自己のスクラップブックの閲覧過程において、ステップ
#15で選択されたスクラップ種別のスクラップリスト
画面114がスクラップ表示欄112内に表示される。
このスクラップリスト画面114に設けられた他の顧客
のスクラップブック閲覧ボタン(図示せず)をクリック
すると、サーバ4が当該入力を認識して、サーバ4内に
設けられている他の顧客のスクラップブック9の検索機
能を起動する。この検索機能は、選択されたスクラップ
種別或いは全てのスクラップ種別の中で、共通のスクラ
ップを所定数以上登録している顧客のスクラップブック
9を検索し、かかる共通のスクラップを登録している顧
客リスト(図示せず)をスクラップ表示欄112内に表
示する。この顧客リストは、図18に例示した応札用リ
フォーム案件リスト207に類似したリストで、顧客名
や住所・電話番号等は掲載されずに匿名性を維持し、例
えば、家屋形態、施工部位、予算、スクラップ種別毎の
共通スクラップ数等が表示される。そして、顧客リスト
の顧客別に表示されたスクラップ種別毎の共通スクラッ
プ数(閲覧開始ボタンを兼ねている)をクリックする
と、その顧客の当該スクラップ種別のスクラップリスト
画面がスクラップ表示欄112内に表示される。ここ
で、表示されるスクラップは当該他の顧客が選択した全
てのスクラップである。次に、自己のスクラップを閲覧
する場合と同様に、当該スクラップリスト画面に表示さ
れた詳細ボタンをクリックすると、サーバ4が、クリッ
クされたスクラップのリンク情報をスクラップブック9
から読み出し、そのリンク情報に基づいてサンプルデー
タベース5から当該スクラップの詳細画面116を読み
出し、その詳細画面116をスクラップ表示欄112内
に表示する。但し、他の顧客が付加したメモやコメント
等のプライバシーに係わる事項は閲覧ができないように
プロテクト機能が働く。
【0052】以下に別実施形態を説明する。
【0053】〈1〉上記実施形態において、顧客と施工
業者を仲介するビジネス形態を例示したが、本発明装置
1を使用するに当って、リフォームサイト管理者自体
が、施工業者であっても構わない。従って、この場合
は、上記第一実施形態で説明した本発明装置1を介して
顧客と施工業者間の仲介ビジネスを行なう方法は適用さ
れない。
【0054】〈2〉上記第一実施形態において、顧客の
スクラップブックの閲覧を許可される施工業者は応札し
た施工業者の中の先着3社に限定したが、この数は任意
であり、また、募集を通知した全ての施工業者に閲覧許
可を与えるようにしても構わない。
【0055】〈3〉上記実施形態では、本発明装置1及
び本発明方法は、電子商取引形態による注文住宅の建築
または既築住宅の改築の受注を支援する場合に用いられ
るものを説明したが、本発明装置1及び本発明方法は、
注文住宅の建築または既築住宅の改築の受注以外のビジ
ネス、例えば、保険販売、自動車販売、旅行斡旋、パソ
コン販売等の顧客毎に仕様の異なる特注品販売の側面の
あるビジネスに適用しても構わない。
【0056】〈4〉上記実施形態で図をもって例示し
た、顧客側端末3及び業者側端末8の表示画面3a,8
a上に表示される各種画面100〜120,200〜2
14の画面レイアウトは一例であって、任意に変更可能
である。また、必要に応じて表示する画面数を増減して
も構わない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電子商取引支援装置の第一実施形
態を示すブロック構成図
【図2】本発明に係る電子商取引支援装置と顧客側端末
間で行われる動作を示す流れ図
【図3】リフォームサイトのトップメニュー画面の一例
を示す説明図
【図4】施工事例検索画面の一例を示す説明図
【図5】検索リスト画面の一例を示す説明図
【図6】施工事例サンプルデータの詳細画面の一例を示
す説明図
【図7】登録画面の一例を示す説明図
【図8】IDパスワード入力画面の一例を示す説明図
【図9】顧客別のスクラップブック画面の一例を示す説
明図
【図10】施工事例のスクラップリスト画面の一例を示
す説明図
【図11】施工事例スクラップの詳細画面の一例を示す
説明図
【図12】本発明に係る電子商取引支援方法の一実施形
態を示す業務流れ図
【図13】顧客別の仲介依頼画面の一例を示す説明図
【図14】見積申込み内容確認画面の一例を示す説明図
【図15】リフォーム仲介サイトのトップメニュー画面
の一例を示す説明図
【図16】ログイン画面の一例を示す説明図
【図17】施工業者別のトップページ画面の一例を示す
説明図
【図18】応札用リフォーム案件リストの表示例を示す
説明図
【図19】応札ページ画面の一例を示す説明図
【図20】応札状況リストの表示例を示す説明図
【図21】応札情報画面の一例を示す説明図
【符号の説明】
1: 電子商取引支援装置 2: インターネット 3: 顧客側端末 3a: 表示画面 4: サーバ 5: サンプルデータベース 6: スクラップブック手段 7: 管理者端末 7a: 表示画面 8: 業者側端末 8a: 表示画面 9: スクラップブック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 綾部 雅之 大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪瓦斯株式会社内 (72)発明者 内堀 保治 大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪瓦斯株式会社内 (72)発明者 山本 唯史 大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪瓦斯株式会社内 Fターム(参考) 5B049 AA01 AA06 BB05 CC01 CC11 DD01 DD05 EE05 EE07 FF03 GG02 GG04 GG07

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子商取引形態による注文住宅の建築ま
    たは既築住宅の改築の受注を支援するための電子商取引
    支援装置であって、 顧客側端末からのアクセスに対して、電子商取引対象で
    ある注文住宅の建築または既築住宅の改築に関する情報
    の授受を行うサーバと、 前記電子商取引対象に関する顧客の嗜好を判断可能な複
    数のサンプルデータが予め登録格納され、前記顧客側端
    末から検索可能に前記サーバと接続してなるサンプルデ
    ータベースと、 前記顧客側端末からの検索によって前記複数のサンプル
    データの中から選択されたサンプルデータまたは前記選
    択されたサンプルデータを特定可能な情報を、その選択
    した顧客を識別可能に記録するスクラップブック手段と
    を備え、 前記スクラップブック手段は、前記顧客と所定のアクセ
    ス許可者がそれらの者の端末と前記サーバを介して記録
    された内容にアクセス可能で、その記録内容に基づい
    て、前記顧客が選択したサンプルデータを参照可能に構
    成されてなることを特徴とする電子商取引支援装置。
  2. 【請求項2】 複数の顧客側端末からのアクセスが可能
    で、前記顧客側端末からのアクセスに対して、電子商取
    引対象に関する情報の授受を行うサーバと、 前記電子商取引対象に関する顧客の嗜好を判断可能な複
    数のサンプルデータが予め登録格納され、前記顧客側端
    末から検索可能に前記サーバと接続してなるサンプルデ
    ータベースと、 前記顧客側端末からの検索によって前記複数のサンプル
    データの中から選択されたサンプルデータまたは前記選
    択されたサンプルデータを特定可能な情報を、その選択
    した顧客を識別可能に記録するスクラップブック手段と
    を備え、 前記スクラップブック手段は、一の顧客が自己の端末と
    前記サーバを介して前記スクラップブック手段に記録さ
    れた他の顧客が選択したサンプルデータに関する情報に
    アクセス可能で、その情報に基づいて、前記他の顧客が
    選択したサンプルデータを参照可能に構成されてなるこ
    とを特徴とする電子商取引支援装置。
  3. 【請求項3】 一の顧客が、前記スクラップブック手段
    に記録された自己の選択したサンプルデータに関する情
    報に基づいて、他の顧客が選択したサンプルデータを検
    索可能な検索機能を備えていることを特徴とする請求項
    1または2記載の電子商取引支援装置。
  4. 【請求項4】 前記選択されたサンプルデータは選択者
    を匿名にしてその選択者以外の顧客に対して参照可能に
    構成されてなることを特徴とする請求項1、2または3
    記載の電子商取引支援装置。
  5. 【請求項5】 電子商取引形態による注文住宅の建築ま
    たは既築住宅の改築の受注を支援するための電子商取引
    支援方法であって、 顧客側端末からのアクセスにより、サンプルデータベー
    スに予め登録格納された電子商取引対象である注文住宅
    の建築または既築住宅の改築に関する顧客の嗜好を判断
    可能な複数のサンプルデータが検索された場合に、検索
    されたサンプルデータを、前記顧客側端末に出力表示す
    るサンプルデータ表示工程と、 前記検索されたサンプルデータを選択する指示入力を前
    記顧客側端末から受信した場合に、その選択されたサン
    プルデータまたは前記選択されたサンプルデータを特定
    可能な情報を、その選択した顧客を識別可能に所定のス
    クラップブック手段に記録するサンプルデータ登録工程
    と、 前記顧客側端末から入力された発注条件を受信する発注
    条件受信工程と、 前記発注条件受信工程で受信した発注条件に所定の基準
    で合致した施工業者に対して、前記発注条件を提供する
    発注条件提供工程と、 前記発注条件を見て応募して来た施工業者の当該応募を
    受け付ける応募受付工程と、 前記応募受付工程で受け付けた施工業者の中から所定の
    基準に合致した施工業者を前記顧客に紹介する紹介工程
    と、 前記紹介工程で前記顧客に紹介された施工業者の全部ま
    たは一部に対して、前記スクラップブック手段に記録さ
    れた前記顧客が選択したサンプルデータに関する情報へ
    のアクセスを許可するアクセス許可工程と、を有するこ
    とを特徴とする電子商取引支援方法。
  6. 【請求項6】 前記スクラップブック手段に記録された
    前記顧客が選択したサンプルデータに関する情報に基づ
    いて前記顧客の嗜好傾向を分析する分析工程と、 前記顧客及び前記アクセス許可工程で前記アクセスを許
    可された施工業者の少なくとも何れか一方に対して、前
    記分析工程における分析結果を提供する分析結果提供工
    程と、を有することを特徴とする請求項5記載の電子商
    取引支援方法。
  7. 【請求項7】 前記発注条件提供工程において、前記発
    注条件を匿名で提供することを特徴とする請求項5また
    は6記載の電子商取引支援装置。
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