JP2005181802A - レジスト剥離液組成物 - Google Patents

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隆一郎 金谷
Shozo Suzuki
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Abstract

【課題】 フォトレジスト、ドライフィルムレジスト等の感光性材料に対して、下地の絶縁層に影響を及ぼすことなく、迅速に剥離することができるレジスト剥離液用組成物およびこの組成物を用いた剥離方法を提供する。
【解決手段】 (a)非プロトン性極性有機溶媒:90〜99.8質量%、(b)有機アミン類または有機第四アンモニウム塩:0.01〜0.49質量%、(c)水:0.1〜10質量%、を含むレジスト剥離液組成物を用いる。
【選択図】 選択図なし。

Description

本発明は、半導体集積回路、プリント配線基板の製造工程において用いられるフォトレジスト層あるいはその変性物を、下地の絶縁層に対してダメージを与えずに剥離するためのレジスト剥離液組成物に関するものである。
半導体集積回路は、基体上にフォトレジストを塗布し、露光、現像の後、エッチングを行い、回路を形成した後、フォトレジストを基体上から剥離するか、回路形成の後、アッシングを行い、レジストを除去した後、残ったレジスト残渣を剥離する方法で製造される。
また、プリント配線基板は、一般にドライフィルムレジストをラミネートし、露光、現像の後、エッチングを行い、回路を形成した後、レジストを基体上から剥離する方法で製造される。レジストを剥離するためには、レジスト剥離液を用いる湿式法が一般的に用いられる。
半導体分野では、最近ウエハレベルCSP(チップサイズパッケージ)やフリップチップ実装用端子として半田バンプが必須となっているが、バンプ形成プロセスのために厚膜(40〜150μm厚み程度)のレジストが用いられることが多い。
レジスト膜は厚くなるほど剥離が困難になる上、レジストパターンに半田ペーストを埋め込んでからバンプを形成するための加熱プロセス(リフロー)を経ることで、レジスト膜に熱履歴がかかり、さらに剥離し難くなることがあり、高い剥離性能を持つ剥離液が要求されている。
剥離液としては、水酸化ナトリウム水溶液や一般の有機溶剤を単独で用いても剥離効果があるが、剥離性は充分でない。そのため従来、剥離性を向上させるため様々なレジスト剥離液が提案されてきた。
このようなレジスト剥離液としては、例えば、アルカノールアミン類を用いたレジスト剥離液組成物が知られている(特許文献1参照)。
ところが、アルカノールアミンを用いた剥離液組成物では、ドライエッチング、アッシング、イオン注入などの処理をされ無機的性質に変質したレジスト残渣の剥離には不十分となっている。
また、最新のサブミクロン処理技術では、TiN, TiSiなどを含む金属材料が使用されるが、これらの金属材料を使用した場合、処理中にチタン酸化物などの安定な副産物が生じる。チタン酸化物は従来使用されてきたアルカノールアミンでは剥離することができなかった。
また、極性有機溶媒とアミンやアンモニウム塩等のアルカリ性有機化合物を組み合わせることにより、剥離性能を向上させる技術が知られている(特許文献2、3、4、5、6、7、8参照)。
ところが、これらは、アルコールアミン、フッ化物、ジメチルイミダゾリジノン、エチレンアミン、低分子量グリコール類、ヒドロキシルアミン、ベンゾトリアゾール等の添加剤が剥離液組成物中の組み合わせの必須成分となっており、剥離性能の面から充分とは言えなかった。
さらに、過酸化水素と酸を組み合わせたレジスト剥離液も提案されているが(特許文献9参照)、塩基性で溶解するアルカリ現像型のフォトレジストの剥離には最適とは言えなかった。
さて、バンプを用いた配線においては、LSI回路を保護するため、ポリイミドのような耐熱性樹脂からなる絶縁層を設けて保護膜とし、再配線層を配することにより外部と接続を取る方式が一般的である。このバンプ形成の際に用いられるレジストの剥離において、剥離液が絶縁層に接触する可能性がある。このため剥離液が絶縁層にダメージを与えないことが重要な要求事項となる。このようなレジストを剥離するために、グリコールエーテル系の有機溶媒とアルカノールアミンを組み合わせる手法が提案されている(特許文献10参照)。ところが、この手法では剥離時間が長く、剥離性能の面で決して充分とは言えなかった。
特開昭62−49355号公報(第2頁、右下欄第9行〜第3頁左上欄第16行) 特許第3302120号公報(第2頁、右欄第14〜33行) 特開平11−16882号公報(第2頁、右欄第28〜47行) 特開平10−239865号公報(第2頁、右欄第47行〜第3頁左欄第1〜6行) 特開2001−98191号公報(第2頁、右欄第24〜29行) 特開2001−215736号公報(第2頁、右欄第39〜49行) 特開2001−312074号公報(第3頁、右欄第27〜43行) 特開2002−12897号公報(第4頁、左欄第3〜20行) 特開昭64−15740号公報(第2頁、左下欄第8〜19行) 特開2002−278090号公報(第2頁、右欄第16〜36行)
本発明の目的は、上述のような従来のレジスト用剥離液に関する技術的課題を解決し、短時間の内に、剥離残さが無くレジスト下層の絶縁層へのダメージの少ない処理を実施しうるレジスト剥離液組成物を提供することにある。
本発明者らは、従来のレジスト剥離液の技術的課題を解決すべく、鋭意検討を行った結果、非プロトン性極性溶媒と、特定濃度の有機アルカリ類、及び水を含有する組成物を用いることにより、剥離性能に優れた剥離液を得ることができることを見出し、本発明をなすに至った。
すなわち、本願は以下の発明を提供する。
1) (a)非プロトン性極性有機溶媒:90〜99.8質量%、(b)有機アミン類または有機第四アンモニウム塩:0.01〜0.49質量%、(c)水:0.1〜10質量%、を含むレジスト剥離液組成物。
2) (a)非プロトン性極性有機溶媒が、ジメチルスルホキシドまたはN−メチルピロリドンである(1)記載のレジスト剥離液組成物。
3) シリコンウエハー上の絶縁層を下地として形成されたレジストパターンを剥離するために用いられることを特徴とする(1)または(2)記載のレジスト剥離液組成物。
本発明の組成物は、下地の絶縁層に影響を及ぼさずに、その上の液状フォトレジスト、ドライフィルムレジスト等の感光性材料に対して、良好な剥離特性を示すという効果を有する。
以下に、本発明を具体的に説明する。
本発明のレジスト剥離液用組成物に用いられる(a)非プロトン性極性有機溶媒は、ジメチルスルホキシド(以下DMSOと略す)、スルホラン、ジメチルスルホン、N,N−ジメチルホルムアミド(DMF)、N,N−ジメチルアセトアミド、N,N−ジエチルアセトアミド、N−メチル−2−ピロリドン(以下NMPと略す)、N−ビニル−2−ピロリドン、ε−カプロラクタム、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン、テトラメチル尿素、ヘキサメチルリン酸トリアミド、γ−ブチロラクトン、δ−バレロラクトン、ε−カプロラクトン、アセトニトリル、ピリジン、ジメトキシエタン、ジグライム、トリグライム、エチレンカーボネート、プロピレンカーボネート等が挙げられ、この中でも、剥離性、浸透性の点でDMSOおよびNMPが好ましい。これらの非プロトン性極性有機溶媒は、単独で用いても良く、2種以上を混合して用いても良い。
本発明のレジスト剥離液用組成物における(a)非プロトン性極性有機溶媒の比率は、90〜99.8質量%、より好ましくは95〜99.8質量%である。露光後のレジストに対する浸透性、剥離性の観点から90質量%以上が好ましく、また、剥離片の形状やおよび剥離残渣の観点から99.8質量%以下が好ましい。また、99.8質量%以下では剥離液温度が60℃という比較的低い場合においても剥離残渣を生じることが無いので好ましい。
本発明のレジスト剥離液用組成物に用いられる(b)の有機アミン類(b−1成分)は、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、2−(2−アミノエトキシ)エタノール、N−(2−アミノエチル)エタノールアミン、N,N−ジメチルエタノールアミン、N,N−ジエチルエタノールアミン、N,N−ジブチルエタノールアミン、N−メチルエタノールアミン、N−エチルエタノールアミン、N−ブチルエタノールアミン、N−メチルジエタノールアミン、N−エチルジエタノールアミン、モノイソプロパノールアミン、ジイソプロパノールアミン、トリイソプロパノールアミン、N−(2−ヒドロキシエチル)ピペラジン、N−(2−ヒドロキシエチル)モルホリンなどのアルカノールアミン類、エチレンジアミン、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミン、テトラエチレンペンタミン、ペンタエチレンヘキサミン、ピペラジン、N−(2−アミノエチル)ピペラジン、トリエチレンジアミンなどのエチレンアミン類、N,N,N’,N’−テトラメチルエチレンジアミン、 N,N,N’,N’’,N’’−ペンタメチルジエチレントリアミン、N−メチルピペラジン、N,N,N’−トリメチルアミノエチルピペラジンなどのN−アルキルエチレンアミン類、エチレンアミン以外のプロパンジアミン、ブタンジアミン、ヘキサメチレンジアミンなどのジアミン類、イミダゾール、1−メチルイミダゾール、2−メチルイミダゾール、1,2−ジメチルイミダゾール、1,2,4,5−テトラメチルイミダゾール、2−エチル−4−メチルイミダゾールなどのイミダゾール類、モルホリン、シクロヘキシルアミン、2−エチル−ヘキシルアミン、ベンジルアミン、アニリンなどのモノアミン類、トリエチルアミン、トリプロピルアミン、トリブチルアミンなどのアルキルアミン類が挙げられる。これらは単独で用いても良く、2種以上を混合して用いても良い。
また、本発明のレジスト剥離液用組成物に用いられる(b)の有機第四アンモニウム塩(b−2成分)は、テトラメチルアンモニウムヒドロキシド(以下TMAHと略す)、テトラブチルアンモニウムヒドロキシドなどのテトラ(C1〜C6)アルキルアンモニウムヒドロキシド;テトラメチルアンモニウムカーボネートなどのテトラ(C1〜C6)アルキルアンモニウムカーボネート;テトラメチルアンモニウムアセテートなどのテトラ(C1〜C6)アルキルアンモニウムアセテート;テトラメチルアンモニウムシトレートなどのテトラ(C1〜C6)アルキルアンモニウムシトレート;テトラメチルアンモニウムシリケートなどのテトラ(C1〜C6)アルキルアンモニウムシリケート;トリメチル−2−ヒドロキシエチルアンモニウムヒドロキシド(コリン)、トリメチル−2−ヒドロキシエトキシアンモニウムヒドロキシド、トリメチル−2−(2−ヒドロキシエトキシ)エトキシアンモニウムヒドロキシドなどのトリアルキル−2−ヒドロキシアルキルアンモニウムヒドロキシドまたはトリアルキル−2−ヒドロキシアルコキシアルキルアンモニウムヒドロキシドなどが挙げられる。この中で特にTMAHが好ましい。これらは単独で用いても良く、2種以上を混合して用いても良い。
本発明のレジスト剥離液用組成物における、上記(b)の有機アミン類(b−1成分)または有機第四アンモニウム塩(b−2成分)の比率は、0.01〜0.49質量%、より好ましくは0.01〜0.2質量%である。
上記比率は、浸透性の観点から0.01質量%以上が好ましく、下地絶縁層への膨潤・溶解などの影響の観点から、0.49質量%以下が好ましい。
本発明のレジスト剥離液用組成物には、薄膜金属層の変化を低減するための腐食抑制剤を添加することができる。このような腐食抑制剤としては、特に限定されないが、カテコール;メチルカテコール、エチルカテコールおよびtert−ブチルカテコールなどの(C1〜C6)アルキルカテコール;ベンゾトリアゾール;(C1〜C10)アルキルベンゾトリアゾール、(C1〜C10)ヒドロキシアルキルベンゾトリアゾール;2−メルカプトベンゾイミダゾール;没食子酸;または没食子酸メチルおよび没食子酸プロピルなどの没食子酸エステルなどがあげられる。腐食抑制剤がカテコール、(C1〜C6)アルキルカテコール、ベンゾトリアゾールまたは(C1〜C10)アルキルベンゾトリアゾール、1−(N,N−ジブチルアミノメチル)−5−カルボキシベンゾトリアゾール、2−メルカプトベンゾイミダゾールが挙げられる。この中で特に、ベンゾトリアゾール、1−(N,N−ジブチルアミノメチル)−5−カルボキシベンゾトリアゾールが好ましい。
本発明のレジスト剥離液用組成物には、必要に応じて1またはそれ以上の添加剤を添加することができる。このような添加剤としては、特に限定されないが、界面活性剤、キレート化剤、可塑剤、酸化防止剤等が挙げられる。この中で、界面活性剤、特に非イオン性界面活性剤が好ましく用いられる。本発明のレジスト剥離液用組成物には、レジストの剥離液に対する溶解性を向上させ、剥離残渣の除去を容易にするために、ポリアルキレングリコール類のような界面活性効果のある化合物を、適宜必要な量を添加することができる。ポリアルキレングリコール類としては、水酸基やアミノ基を含む化合物を出発物質として、これに単一または複数の環状エーテル類を開環させながら付加して、ホモ、ランダム、ブロックまたはグラフト状の構造とした重合体が挙げられる。
これらの水酸基を含む出発物質としては、脂肪族あるいは芳香族アルコール、片末端または両末端に水酸基を持つグリコール類、ビスフェノールA、グリセリン、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール、グルコース、フルクトース、イノシトール、ショ糖等の多価アルコール類等が挙げられる。
また、アミノ基を含む出発物質としては芳香族あるいは脂肪族アミン、片末端または両末端にアミノ基を持つアミン類、例えば、エチレンジアミン、フェニレンジアミン等が挙げられる。その他の出発物質として挙げられる開環してアルキレングリコールユニットとなる環状エーテル類としては、エチレンオキサイド、プロピレンオキサイド、ブチレンオキサイド、スチレンオキサイド、オキセタン、テトラヒドロフラン、テトラヒドロピラン等が挙げられる。
これらの中で、プロピレンオキサイドを開環重合してできるプロピレングリコールにエチレンオキサイドが反応した形の、2種の環状エーテルをユニットとするものが上記添加剤として好ましい。これらは単独で用いても良く、2種以上を混合して用いても良い。
本発明のレジスト剥離液用組成物には、水が0.1〜10質量%含まれることが好ましい。より好ましくは0.1〜1質量%が含まれる。水の含有量は、剥離時間の観点から10質量%以下が好ましい。
次に、本発明におけるシリコンウエハー上の絶縁層について説明する。本発明の組成物はレジスト剥離用として用いることが出来るが、さらに、シリコンウエハー上の絶縁層を下地として形成されたレジストパターンを剥離する際に好適に用いることが出来る。絶縁層とはシリコンウエハー上に再配線を施す場合などに形成される層で、熱硬化性樹脂や熱可塑性樹脂、さらにそれらを感光性にしたものなどが用いられる。絶縁層の例としては、たとえばポリイミド、ポリアミド、ポリベンゾオキサゾール、ポリアミドイミド、ポリベンゾシクロブテン、ポリアリールエーテル等が挙げられる。なかでも本発明においては、絶縁層を形成する樹脂層がポリイミドである場合に、顕著な効果を奏する。
本発明のレジスト剥離液組成物(以下、単に「剥離液」ともいう。)を用いる剥離プロセスの例を以下に説明する。
まず基体上にドライフィルムレジストや液状レジスト等の感光性樹脂層を形成する。感光性樹脂層が形成された後、マスクを介して紫外線等の活性光線によって該感光性樹脂を光硬化させ、未露光部分を現像液に溶解させることにより、パターニングする。
これらのレジストパターンを用いて、エッチングまたは、めっきを施すことにより回路形成される。これらのレジストパターンは、本発明の剥離液と接触させることにより除去できる。例えば、基体を剥離液の入った容器中に入れるか、または剥離液を基体上に噴霧することにより、基体と剥離液とを接触させる。
剥離液は通常加熱して用いる。剥離液の温度は、例えば、室温から約100℃、好ましくは40℃から90℃、より好ましくは60℃から80℃にコントロールできる。室温以上に温度を上げることにより、剥離時間をより短くすることができ、100℃以下にコントロールすることにより、基盤の表面酸化をより抑制することができる。
基体を容器中に入れる場合、剥離液の量は、基体上のレジスト膜を完全に浸すことができる量であることが好ましい。レジスト膜が基体から完全に分離する時間を剥離時間として、最低この時間、好ましくは、この時間の倍の時間、基体と剥離液とを接触させた後、基体を引き上げ、蒸留水や脱イオン水等の水、あるいはアルコール類等の有機溶媒でリンスし、エアブローまたはスピンドライプロセス等により乾燥させる。
以下、本発明を、ドライフィルムレジストを使用した具体的実施形態の例を実施例に基づいて説明する。また、以下の実施例、比較例についてはその結果を表1にまとめた。
[実施例1]
(1)ドライフィルムレジストの調製
下記組成の感光性樹脂組成物の溶液を調合し、ポリエチレンテレフタレートフィルム AT301[(製品名)帝人デュポンフィルム社製、16μm厚み]に均一に塗布し、95℃の乾燥機中で8分間乾燥して、厚み80μmの感光性樹脂層を形成した。
<組成>
(A)ポリマー成分:メタクリル酸メチル/スチレン/メタクリル酸=50/25/25質量比組成を有し、重量平均分子量が約5万の熱可塑性高分子結合剤(35%固形分濃度のメチルエチルケトン溶液)60質量部、
(B)光重合性モノマー:トリメチロールプロパンエチレンオキサイド3モル付加トリアクリレート(新中村化学社製A−TMPT−3EO、製品名)20質量部、ポリエチレングリコールジアクリレート(新中村化学社製A−400、製品名)10質量部、(2,2−ビス{4−(メタクリロキシペンタエトキシ)フェニル}プロパン(新中村化学社製BPE−500、製品名)10質量部、
(C)添加剤:2,4,5−トリアリールイミダゾール二量体(黒金化成製)2質量部、N,N−テトラエチル−4,4−ジアミノベンゾフェノン(保土ヶ谷化学製)0.02質量部、マラカイトグリーン(保土ヶ谷化学製)0.02質量部、ロイコクリスタルバイオレット0.1質量部、ベンゾトリアゾール0.1質量部。
次に、感光性樹脂層の上にポリエチレンフィルムGF−83(タマポリ社製、製品名、23μ厚み)を張り合わせて感光性樹脂積層体(DF−1とする)を得た。
(2)剥離液の調製
ポリ容器にTMAH25%水溶液(多摩化学工業製)10.0gと精製水(日本薬局方)90.0gを入れ、振り混ぜることにより、2.5%TMAH水溶液とした。500mlガラスビーカーにDMSO(和光純薬製特級試薬)198.0gと上記2.5%TMAH水溶液2.0gを入れ、攪拌した後ポリ容器に入れ、密閉して保存した。これを剥離液Aとする。この溶液のTMAH純分の濃度は、0.025質量%となる。
(3)レジストのラミネート、露光、現像
シリコンウエハー(5インチ径、フジミ電子工業株式会社製)に、スパッタ装置(L−430FH型、アネルバ株式会社製)を用いてアルゴンガスにより300Wでチタンをスパッタリングして、膜厚約200nmのチタン膜を形成し、その上に銅をスパッタリングして膜厚約200nmの銅スパッタ膜を形成した。このシリコンウエハーに、前記感光性樹脂積層体DF−1のポリエチレンフィルムを剥しながら、該感光性樹脂層を、ラミネーター(大成ラミネーター製、VA−400III型)を用いて、ロール温度80℃、ラミネート圧力0.2MPa、ラミネート速度1m/分でラミネートした。
続いて、超高圧水銀ランプを有する露光機(HMW−801:オーク製作所製)を用い、ガラスマスク(石英ガラス、クロム蒸着)を支持フィルムであるポリエチレンテレフタレートフィルム上に置き、マスクを介して露光量100mJ/cm(ghi線)で露光した。
その後、ポリエチレンテレフタレートフィルムを除去し、1wt%炭酸ナトリウム水溶液を30℃で、スプレー圧0.15MPaで160秒間スプレーすることにより、未露光部を除去し、水洗・乾燥することにより、ネガ型のレジストパターンを得た。
(4)レジストの剥離
(3)でパターニングしたレジストの付いたシリコンウエハーを、1cm×3cm程度に切断した後、200mlガラスビーカーに前記剥離液Aを100ml入れ、80℃に加熱してから、レジストパターン付のシリコンウエハーを浸し、静置しながら、レジスト膜がシリコンウエハーから完全に分離するまでの時間(以下、「剥離時間」とする)を測定した。また、このときのレジストの剥離片形状を目視観察した。剥離時間は3分、剥離片形状は、1mm角程度の微細なものであった。さらに80℃のまま合計2時間加熱した。その後、シリコンウエハーを取り出し、精製水でリンスした後、空気気流で乾燥した。シリコンウエハー上には、残渣は残らなかった。
(5)下地絶縁層への剥離液の影響の確認
ピロメリット酸二無水物(PMDA)56.2g及び4,4’−オキシジフタル酸二無水物(ODPA)80.0gを2リットル容量のセパラブルフラスコに入れ、2−ヒドロキシエチルメタクリレート(HEMA)134.1gとγ−ブチロラクトン400mlを入れて室温下で攪拌し、攪拌しながらピリジン73.3gを加えて反応混合物を得た。反応による発熱の終了後に室温まで放冷し、16時間放置した。次に、塩化チオニル128.9gを10℃以下で30分かけて反応混合物に滴下した。15℃で1時間放置した後、氷冷下において、2,2’−ジメチル−4,4’−ジアミノビフェニル(MTB)99.5gをγ−ブチロラクトン350mlに溶かした溶液を攪拌しながら30分かけて反応混合物に加えた。更に室温で16時間攪拌した後、エチルアルコール30mlを加えて1時間攪拌し、溶液を得た。得られた溶液を10リットルの水に加えて粗ポリマーからなる沈殿物を生成した。生成した粗ポリマーを濾別して乾燥し、テトラヒドロフラン1.0リットルに溶解して粗ポリマー溶液を得た。得られた粗ポリマー溶液を陰イオン交換樹脂(オルガノ株式会社製「アンバーリストTM15」)を用いて精製し、ポリマー溶液を得た。得られたポリマー溶液を8リットルの水に滴下してポリマーを沈殿させ、得られた沈殿物を濾別した後、真空乾燥して粉末状のポリマーを得た。100gのポリマーを、ジフェニルプロパントリオン−2−(o−エトキシカルボニル)オキシム4g、テトラエチレングリコールジメタクリレート4g、1−フェニル−5−メルカプトテトラゾール2g、N−フェニルジエタノールアミン4g、N−[3−(トリエトキシシリル)プロピル]フタルアミド酸3g、及び2−ニトロソ−1−ナフトール0.02gと共にNMP約150.0gに溶解した。得られた溶液の粘度を、少量のNMPを加えることによって約40ポイズに調節し、感光性組成物とした。
この感光性組成物を5インチシリコンウエハー上にスピン塗布し、乾燥して10μm厚の塗膜を形成した。この塗膜にテストパターン付レチクルを用いてi線ステッパーNSR1755i7B(ニコン社製)により、300mJ/cmのエネルギーを照射した。次いで、ウエハー上に形成した塗膜を、シクロペンタノンを用いて現像機(D−SPIN636型、大日本スクリーン製造社製)でスプレー現像し、プロピレングリコールメチルエーテルアセテートでリンスしてパターンを得た。パターンを形成したウエハーを昇温プログラム式キュア炉(VF−2000型、光洋リンドバーグ社製)を用いて、窒素雰囲気下、200℃で30分、続いて350℃で2時間熱処理することにより、5μm厚のポリイミドのパターンをシリコンウエハー上に得た。このポリイミドパターンは本発明における絶縁層に相当する。
このシリコンウエハー上に形成した絶縁層(ポリイミドパターン)を、(2)で調製した剥離液Aの中に80℃で2時間浸漬した。水洗及び乾燥の後、膜厚測定と目視観察による絶縁層の評価を行った。絶縁層の膜厚に6%以上の変化が測定されかつ目視により表面異常が確認できる場合を「×」、絶縁層の膜厚に3%以上、6%未満の変化が測定されかつ目視により表面異常が見られない場合を「〇」、絶縁層の膜厚に3%未満の変化しか測定されずかつ目視により表面異常が見られない場合を「◎」、と評価した。このサンプルについては、膜厚変化率は2.6%、表面異常は見られなかったので、「◎」と判定した。
[実施例2]
(1)ドライフィルムレジストの調製
実施例1と同様にして、ドライフィルムレジストを調製した。
(2)剥離液の調製
ガラスビーカーにDMSO199.24gとテトラブチルアンモニウムヒドロキシド(TBAH)1.0mol%水溶液(和光純薬製)0.76gを入れ、攪拌した後ポリ容器に入れ、密閉して保存した。これを剥離液Bとする。この溶液はTBAH純分に換算すると0.1質量%となる。
(3)レジストのラミネート、露光、現像
実施例1と同様にして、ドライフィルムレジストのラミネート、露光、現像を行い、レジストパターンを得た。
(4)レジストの剥離
実施例1と同様にして、200mlガラスビーカーに前記剥離液Bを100ml入れ、80℃に加熱してから、レジストパターン付のシリコンウエハーを浸し、静置しながら、剥離時間を測定した。また、このときのレジストの剥離片形状を目視観察した。剥離時間は4分、剥離片形状は、1mm角程度の微細なものであった。さらに80℃のまま合計2時間加熱した。その後、シリコンウエハーを取り出し、精製水でリンスした後、空気気流で乾燥した。シリコンウエハー上には、残渣は残らなかった。
(5)下地絶縁層への剥離液の影響の確認
実施例1と同様にして調製した、絶縁層塗膜(ポリイミドパターン)について、(2)で調製した剥離液Bの中に80℃で2時間浸漬した。水洗及び乾燥の後、膜厚測定と目視観察による絶縁層の評価を行った。膜厚変化率は2.9%、表面異常は見られず、「◎」と判定した。
[実施例3]
(1)ドライフィルムレジストの調製
実施例1と同様にして、ドライフィルムレジストを調製した。
(2)剥離液の調製
溶媒をDMSOの代わりにNMPを用い、それ以外はすべて実施例1と同様にして剥離液を調製した。(剥離液Cとする)
(3)レジストのラミネート、露光、現像
実施例1と同様にして、ドライフィルムレジストのラミネート、露光、現像を行い、レジストパターンを得た。
(4)レジストの剥離
実施例1と同様にして、200mlガラスビーカーに前記剥離液Cを100ml入れ、80℃に加熱してから、レジストパターン付のシリコンウエハーを浸し、静置しながら、剥離時間を測定した。また、このときのレジストの剥離片形状を目視観察した。剥離時間は3分、剥離片形状は、1mm角程度の微細なものであった。さらに80℃のまま合計2時間加熱した。その後、シリコンウエハーを取り出し、精製水でリンスした後、空気気流で乾燥した。シリコンウエハー上には、残渣は残らなかった。
(5)下地絶縁層への剥離液の影響の確認
実施例1と同様にして調製した、絶縁層(ポリイミドパターン)について、(2)で調製した剥離液Cの中に80℃で2時間浸漬した。水洗及び乾燥の後、膜厚測定と目視観察による絶縁層の評価を行った。膜厚変化率は4.4%、表面異常は見られず、「○」と判定した。
[実施例4]
(1)ドライフィルムレジストの調製
実施例1と同様にして、ドライフィルムレジストを調製した
(2)剥離液の調製
ポリ容器にTMAH25%水溶液(多摩化学工業製)10.0gと精製水(日本薬局方)90.0gを入れ、振り混ぜることにより、2.5%TMAH水溶液とした。500mlガラスビーカーにDMSO(和光純薬製特級試薬)197.9gと上記2.5%TMAH水溶液2.0gおよび1−(N,N−ジブチルアミノメチル)−5−カルボキシベンゾトリアゾールを入れ、攪拌した後ポリ容器に入れ、密閉して保存した。この溶液のTMAH純分の濃度は、0.025質量%となる。これを剥離液Dとする。
(3)レジストのラミネート、露光、現像
実施例1と同様にして、ドライフィルムレジストのラミネート、露光、現像を行い、レジストパターンを得た。
(4)レジストの剥離
実施例1と同様にして、200mlガラスビーカーに前記剥離液Dを100ml入れ、80℃に加熱してから、レジストパターン付のシリコンウエハーを浸し、静置しながら、剥離時間を測定した。また、このときのレジストの剥離片形状を目視観察した。剥離時間は3分、剥離片形状は、1mm角程度の微細なものであった。さらに100℃のまま合計2時間加熱した。その後、シリコンウエハーを取り出し、精製水でリンスした後、空気気流で乾燥した。シリコンウエハー上には、残渣は残らなかった。
(5)下地絶縁層への剥離液の影響の確認
実施例1と同様にして調製した、絶縁層(ポリイミドパターン)について、(2)で調製した剥離液Cの中に100℃で2時間浸漬した。水洗及び乾燥の後、膜厚測定と目視観察による絶縁層の評価を行った。膜厚変化率は5.0%、表面異常は見られず、「○」と判定した。
[比較例1]
(1)ドライフィルムレジストの調製
実施例1と同様にして、ドライフィルムレジストを調製した
(2)剥離液の調製
500mlガラスビーカーにTMAH25%水溶液8.0gとDMSO192.0gを入れ、攪拌した後ポリ容器に入れ、密閉して保存した。この溶液のTMAH純分の濃度は、1.0質量%となる。これを剥離液Eとする。
(3)レジストのラミネート、露光、現像
実施例1と同様にして、ドライフィルムレジストのラミネート、露光、現像を行い、レジストパターンを得た。
(4)レジストの剥離
実施例1と同様にして、200mlガラスビーカーに前記剥離液Eを100ml入れ、80℃に加熱してから、レジストパターン付のシリコンウエハーを浸し、静置しながら、剥離時間を測定した。また、このときのレジストの剥離片形状を目視観察した。剥離時間は4分、剥離片形状は、1mm角程度の微細なものであった。さらに80℃のまま合計2時間加熱した。その後、シリコンウエハーを取り出し、精製水でリンスした後、空気気流で乾燥した。シリコンウエハー上には、残渣は残らなかった。
(5)下地絶縁層への剥離液の影響の確認
実施例1と同様にして調製した、絶縁層(ポリイミドパターン)について、(2)で調製した剥離液Eの中に80℃で浸漬したところ、ポリイミドパターンは10分以内に完全に溶解した。従って「×」と判定した。
[比較例2]
(1)ドライフィルムレジストの調製
実施例1と同様にして、ドライフィルムレジストを調製した
(2)剥離液の調製
500mlガラスビーカーにTBAH1.0mol%水溶液15.4gとDMSO184.6gを入れ、攪拌した後ポリ容器に入れ、密閉して保存した。この溶液のTBAH純分の濃度は、2.0質量%となる。これを剥離液Fとする。
(3)レジストのラミネート、露光、現像
実施例1と同様にして、ドライフィルムレジストのラミネート、露光、現像を行い、レジストパターンを得た。
(4)レジストの剥離
200mlガラスビーカーに前記剥離液Fを100ml入れ、実施例1と同様にして、80℃に加熱してから、レジストパターン付のシリコンウエハーを浸し、静置しながら、剥離時間を測定した。また、このときのレジストの剥離片形状を目視観察した。剥離時間は4分、剥離片形状は、1mm角程度の微細なものであった。さらに80℃のまま合計2時間加熱した。その後、シリコンウエハーを取り出し、精製水でリンスした後、空気気流で乾燥した。シリコンウエハー上には、残渣は残らなかった。
(5)下地絶縁層への剥離液の影響の確認
実施例1と同様にして調製した、絶縁層(ポリイミドパターン)について、(2)で調製した剥離液Fの中に80℃で浸漬したところ、ポリイミドパターンは10分以内に完全に溶解した。従って「×」と判定した。
Figure 2005181802
本発明の剥離液組成物は、液状フォトレジスト、ドライフィルムレジスト等の感光性材料に対して、下地の絶縁層に影響を及ぼすことなく、良好な剥離特性を示す。特に、本発明は、容易に除去されにくい液状フォトレジスト、ドライフィルムレジストおよび他のプロセス残留物を除去するのに有効であり、産業上高い利用価値を持つものである。

Claims (3)

  1. (a)非プロトン性極性有機溶媒:90〜99.8質量%、(b)有機アミン類または有機第四アンモニウム塩:0.01〜0.49質量%、(c)水:0.1〜10質量%、を含むレジスト剥離液組成物。
  2. (a)非プロトン性極性有機溶媒が、ジメチルスルホキシドまたはN−メチルピロリドンである請求項1記載のレジスト剥離液組成物。
  3. シリコンウエハー上の絶縁層を下地として形成されたレジストパターンを剥離するために用いられることを特徴とする請求項1または2記載のレジスト剥離液組成物。
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