JP2005180287A - 可変動弁機構 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 カム74と弁体32との間にカム74の回転と同期して揺動する第1アーム部材44と、制御軸12の回転角θCに応じて、第1アーム部材44の角度θAを変化させる第2アーム部材46とを設ける。制御軸12およびカム74の近傍における温度を検出し、その温度に基づいて、その温度の影響が排除されるように制御軸12の回転角θCを補正する。
【選択図】 図4
Description
前記作用角およびまたはリフト量を変化させるべくその状態が制御される制御軸と、
カムと弁体との間に介在しカムの回転と同期して揺動することにより当該カムの作用力を前記弁体に伝達する揺動アームと、
前記制御軸の状態に応じて、前記弁体に対する前記揺動アームの基本相対角を変化させる可変機構と、
前記制御軸および前記カムの近傍における温度を検出または推定する温度検出手段と、
前記温度に基づいて、その温度の影響が排除されるように前記制御軸の状態を補正する温度補正手段と、
を備えることを特徴とする。
前記制御軸の状態を検出するセンサと、
前記制御軸を駆動するアクチュエータと、
前記センサの出力に基づいて前記アクチュエータの制御値を制御するアクチュエータ制御手段とを備え、
前記温度補正手段は、前記温度に基づいて、前記アクチュエータの制御値を補正することを特徴とする。
前記温度補正手段は、前記温度に基づいて、前記センサの出力を補正し、
前記アクチュエータ制御手段は、補正後のセンサ出力に基づいて前記アクチュエータの制御値を制御することを特徴とする。
前記制御軸の状態を検出するセンサと、
前記制御軸を駆動するアクチュエータと、
前記制御軸の目標状態を設定する目標状態設定手段と、
前記センサの出力と、前記制御軸の目標状態とが整合するように前記アクチュエータを制御するアクチュエータ制御手段とを備え、
前記温度補正手段は、前記温度に基づいて、前記制御軸の目標状態を補正することを特徴とする。
前記作用角およびまたはリフト量を変化させるべくその状態が制御される制御軸と、
カムと弁体との間に介在しカムの回転と同期して揺動することにより当該カムの作用力を前記弁体に伝達する揺動アームと、
前記制御軸の状態に応じて、前記弁体に対する前記揺動アームの基本相対角を変化させる可変機構とを備え、
前記制御軸とカムシャフトの距離を決める部材と、前記制御軸と前記カムとの間に介在する部材とが、線膨張係数の同じ材質で構成されていることを特徴とする。
[可変動弁機構の全体構成]
図1は、本発明の実施の形態1の可変動弁機構の全体構成を説明するための図である。より具体的には、図1(A)は、可変動弁機構の全体を表した平面図であり、図1(B)はその機構を図1(A)に示すB矢視で表した側面図である。
次に、本実施形態の可変動弁機構が、個々の気筒に対応して備える機械的機構の構成と動作を説明する。尚、以下の説明においては、説明の便宜上、その機械的機構も、符号30を付したうえで「可変動弁機構」と称することとする。また、内燃機関の個々の気筒には、2つの吸気弁が配設されており、それぞれの可変動弁機構30は、2つの吸気弁を駆動するものとする。
次に、図4および図5を参照して、可変動弁機構30の動作を説明する。ここで、図4および図5には、既述した構成要素に加えて、ロストモーションスプリング76と、バルブスプリング78とが図示されている。バルブスプリング78は、既述した通り、弁軸34およびロッカーアーム36を閉弁方向に付勢するためのスプリングである。一方、ロストモーションスプリング76は、ローラ当接面48とカム74との機械的接触を維持するためのスプリングである。
以上説明した通り、本実施形態の可変動弁機構は、制御軸12を回転させることにより、弁体32の作用角およびリフト量を変化させることができる。ところで、本実施形態において、制御軸12およびカムシャフト72は、何れもシリンダヘッド10により保持されている。図4(A)中に符号Lを付して示す距離は、それら両者間の寸法である。このL寸法は、シリンダヘッド10周辺の温度変化に起因してシリンダヘッド10に熱変形が生ずることにより伸縮する。一方、シリンダヘッド10の周辺に温度変化が生じれば、制御軸12とカムシャフト72の間に介在している部材、つまり、第1アーム部材44や第2アーム部材46にも熱膨張或いは熱収縮が生ずる。
次に、再び図1乃至図5を参照して、本発明の実施の形態2について説明する。本実施形態の可変動弁機構は、構造的には実施の形態1の可変動弁機構と同様の構造を有している。上述した実施の形態1の機構は、制御軸12とカムシャフト72の距離、つまり、図4(A)に示すL寸法を決める部材と、それらの間に介在する部材とを線膨張係数の異なる材質で構成することとしている。そして、シリンダヘッド10の周辺温度に基づいて作用角を補正することにより、熱膨張および熱収縮の影響を排除することとしている。
22 モータ
32 弁体
32 揺動アーム
44 第1アーム部材
46 第2アーム部材
72 カムシャフト
74 カム
θC 制御軸回転角
θA アーム回転角
Claims (5)
- 内燃機関の弁体の作用角およびまたはリフト量を変化させる機能を有する可変動弁機構であって、
前記作用角およびまたはリフト量を変化させるべくその状態が制御される制御軸と、
カムと弁体との間に介在しカムの回転と同期して揺動することにより当該カムの作用力を前記弁体に伝達する揺動アームと、
前記制御軸の状態に応じて、前記弁体に対する前記揺動アームの基本相対角を変化させる可変機構と、
前記制御軸および前記カムの近傍における温度を検出または推定する温度検出手段と、
前記温度に基づいて、その温度の影響が排除されるように前記制御軸の状態を補正する温度補正手段と、
を備えることを特徴とする可変動弁機構。 - 前記制御軸の状態を検出するセンサと、
前記制御軸を駆動するアクチュエータと、
前記センサの出力に基づいて前記アクチュエータの制御値を制御するアクチュエータ制御手段とを備え、
前記温度補正手段は、前記温度に基づいて、前記アクチュエータの制御値を補正することを特徴とする請求項1記載の可変動弁機構。 - 前記温度補正手段は、前記温度に基づいて、前記センサの出力を補正し、
前記アクチュエータ制御手段は、補正後のセンサ出力に基づいて前記アクチュエータの制御値を制御することを特徴とする請求項2記載の可変動弁機構。 - 前記制御軸の状態を検出するセンサと、
前記制御軸を駆動するアクチュエータと、
前記制御軸の目標状態を設定する目標状態設定手段と、
前記センサの出力と、前記制御軸の目標状態とが整合するように前記アクチュエータを制御するアクチュエータ制御手段とを備え、
前記温度補正手段は、前記温度に基づいて、前記制御軸の目標状態を補正することを特徴とする請求項1記載の可変動弁機構。 - 内燃機関の弁体の作用角およびまたはリフト量を変化させる機能を有する可変動弁機構であって、
前記作用角およびまたはリフト量を変化させるべくその状態が制御される制御軸と、
カムと弁体との間に介在しカムの回転と同期して揺動することにより当該カムの作用力を前記弁体に伝達する揺動アームと、
前記制御軸の状態に応じて、前記弁体に対する前記揺動アームの基本相対角を変化させる可変機構とを備え、
前記制御軸とカムシャフトの距離を決める部材と、前記制御軸と前記カムとの間に介在する部材とが、線膨張係数の同じ材質で構成されていることを特徴とする可変動弁機構。
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