JP2005179921A - 減圧弁付き給水装置 - Google Patents

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Masayasu Ibuichi
政康 五歩一
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Abstract

【課題】 保管場所から迅速に運搬でき、給水車や蛇口設備に容易に取り付けることができ、かつ容易に操作でき、しかも、使用前の消毒を容易に行えることができる安価な給水装置を提供する。
【解決手段】 高圧の送水管から減圧して実用的な水圧を得るための減圧弁付き給水装置において、減圧弁1と、減圧弁1の出側に取り付けられた流量計2と、減圧弁1の入側に取り付けられた入側開閉弁3と、流量計2の出側に取り付けられた出側開閉弁4とを備えている。入側開閉弁3と減圧弁1と流量計2とは、手動により着脱可能なカップリングを介して互いに接続されている。入側開閉弁3の入口端は、送水管に接続され、出側開閉弁4の出側端は、給水車等の使用側設備に接続される。
【選択図】 図1

Description

この発明は、給水装置、特に、高圧力の送水管から分岐して適切な圧力に調整した水を給水車や蛇口等の使用側設備に供給するための減圧弁付き給水装置に関するものである。
地震等の災害により断水した場合には、直ちに飲料水を必要な場所に供給する必要がある。このためには、給水車、あるいは、民家近くの適切な場所に設置された蛇口への飲料水の給水装置が必要となる。
給水車あるいは蛇口等の使用側設備への飲料水の供給源として、後述する送水管内の飲料水を使用する場合がある。これは、送水管は、耐震性等を十分に高めて施工されているために、地震等による被害が少ないと想定されるからである。
送水管は、貯水池と民家の蛇口等に連結される配水管との間に配管されている。なお、上水道は、ポンプ類を除いて、図9に示すように、貯水池9、導水管10、浄水場11、送水管12、配水池13および配水管14の順に流れて民家15等に供給されている。飲料水に適した滅菌処理等は、浄水場11で行われ、その後、送水管12に送られる。
浄水場11が遠地に配置されている場合、送水管12は、送水圧力を高くする必要がある。また、起伏の多い場所では落差により静水圧が高くなる。
災害時に送水管12から水を取り出すための分岐部としては、送水管12に間隔をあけて設けられた空気弁16を取り付けるための枝管17が利用できる。
しかしながら、例えば、水圧1.96MPaのような高圧水の条件下では、飲料水を直接、送水管12から取り出すには、配管・蛇口の耐水圧性、配管の不安定さ、ウォーターハンマーによる破損等の危険があり、0.29MPa程度に減圧する必要がある。
また、給水車への補給や直結で蛇口を設ける等の場合には、適切な場所に設けられた空気弁16まで容易に移動でき、簡易に取り付けられ、容易に操作できる給水設備でなければならず、さらに、普及させるには安価である必要がある。しかも、このような給水装置は、長期間使用しない場合、使用前に内部の死水を排出し、容易に消毒が行えるようにする必要がある。
しかしながら、保管場所から迅速に運搬でき、給水車や蛇口等の使用側設備に容易に取り付けることができ、かつ容易に操作でき、しかも、使用前の消毒を容易に行えることができる安価な給水装置は、まだ提案されていないのが現状である。
なお、災害時に飲料水を供給する別な手段として緊急貯水槽があるがこの水槽の設置は、非常に高額となり普及させるには時間がかかる。
従って、この発明の目的は、保管場所から迅速に運搬でき、送水管の空気弁に容易に取り付けて、給水車や蛇口設備に接続することができ、かつ容易に操作でき、しかも、使用前の消毒を容易に行えることができる安価な給水装置を提供することにある。
請求項1記載の発明は、高圧の送水管内の飲料水を実用的な水圧に減圧して使用設備に供給するための減圧弁付き給水装置において、減圧弁と、前記減圧弁の出側に取り付けられた流量計と、前記減圧弁の入側に取り付けられた入側開閉弁と、前記流量計の出側に取り付けられた出側開閉弁とを備え、前記入側開閉弁と前記減圧弁と前記流量計とは、手動により着脱可能なカップリングを介して互いに接続され、前記入側開閉弁の入口端は、前記送水管に接続され、前記出側開閉弁の出側端は、使用側設備に接続されることに特徴を有するものである。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、給水装置用台車を備え、前記台車により手動により目的地まで自在に搬送できることに特徴を有するものである。
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の発明において、前記減圧弁は、1台で1/6〜1/7に圧力調整が可能であり、入側と出側には、圧力計が取り付けられていることに特徴を有するものである。
この発明によれば、保管場所から迅速に運搬でき、送水管の空気弁に容易に取り付けて、給水車や蛇口設備に接続することができ、かつ容易に操作でき、しかも、使用前の消毒を容易に行えることができる安価な給水装置が提供される。
次に、この発明の給水装置の一実施態様を、図面を参照しながら説明する。
図1は、この発明の給水装置Aを示す正面図、図2は、この発明の給水装置Aを示す平面図、図3は、送水管の空気弁から給水装置Aが接続されるカップリングまでの配管図、図4は、給水装置用台車を示す正面図、図5は、給水装置用台車を示す平面図、図6は、給水装置用台車を示す側面図、図7は、送水管の建屋に固定された給水装置を示す平面図、図8は、図7のA−A矢視拡大図である。
図1および図2において、1は、減圧弁であり、送水管内の飲料水の水圧を1/6〜1/7に減圧可能になっている。減圧弁1の入口側と出口側には、圧力計(図示せず)が取り付けられていて、入口側と出口側との圧力を確認できるようになっている。2は、減圧弁1の出側に取り付けられた電磁流量計、3は、減圧弁1の入側に取り付けられた入側開閉弁、4は、流量計2の出側に取り付けられた出側開閉弁である。入側開閉弁3と減圧弁1と流量計2とは、手動により容易に着脱可能なオス、メスのカップリングを介して互いに接続されている。
すなわち、入側開閉弁3の入口端は、オスの入側カップリング5により形成され、入側開閉弁3の出口端は、メスのカップリングにより形成され、これに減圧弁1の入口端のオスのカップリングが挿入されている。また、減圧弁1の出口端は、メスのカップリングにより形成され、これに流量計2の入口端のオスのカップリングが挿入されている。出側開閉弁4の出口端は、オスの出側カップリング6により形成されている。入側カップリング5は、後述する送水管側のメスのカップリング23に挿入され、出側カップリング6は、給水車や蛇口等の使用側設備のメスのカップリング(図示せず)に挿入される。
入側開閉弁3と出側開閉弁4とは、それぞれレバー3A、4Aを手動で回動させることによって容易に開閉可能になっている。入側開閉弁3と減圧弁1とを接続するカップリング、および、減圧弁1と流量計2とを接続するカップリングは、それぞれ着脱レバー7、8を開閉することによって容易に着脱可能になっている。
次に、上述した給水装置Aと送水管12との接続法を、図3を参照しながら説明する。
図3において、18は、送水管12からの枝管17の途中に取り付けられた仕切弁であり、空気弁16の補修時等に使用される。19は、空気弁16と仕切弁18との間に取り付けられたT字管、20は、T字管19に取り付けられた仕切弁、21は、仕切弁20の出側に取り付けられた逆止弁、22は、逆止弁21の出側に取り付けられたドレンバルブ、23は、逆止弁21とドレンバルブ22との間に取り付けられたメスのカップリングである。このカップリング23に上述した給水装置Aの入側カップリング5が挿入される。
次に、この発明の給水装置Aにより送水管から飲料水を使用側設備に供給する方法について説明する。
先ず、給水装置Aを使用する前に、入側および出側開閉弁3、4を全開にして給水装置A内に次亜塩素酸ナトリウム等の消毒液を流して給水装置Aを消毒する。また、仕切弁20を開いて枝管17からカップリング23までの管路内に溜まった死水をドレンバルブ22から排水する。このようにして、給水装置Aと管路内の清掃、消毒が完了したら、給水装置Aのオスの入側カップリング5を送水管12側のメスのカップリング23に挿入し、接続する。この後、オスの出側カップリング6を、例えば、カップリング付きのホースを介して給水車に接続する。このとき仕切弁20と入側および出側開閉弁3、4とは閉にしておく。そして、給水装置Aの接続完了後、仕切弁20と入側および出側開閉弁3、4とを開けば、減圧弁1により所定の水圧に減圧された送水管12内の飲料水が給水車に供給される。
給水装置Aは、空気弁16毎に設けても良いが、必要な空気弁16箇所に運搬して接続するようにすれば経済的である。これには、図4から図6に示すような給水装置用台車24を使用する。この台車24は、キャスター25およびハンドル26が設けられ、図1および図2中、二点鎖線で示すように、給水装置Aを載せた後、バンド27および蝶ネジ28により給水装置Aを固定できるようになっている。
所定の空気弁16の箇所まで給水装置Aを台車24により運搬したら、図7および図8に示すように、送水管12の建屋の壁31に給水装置Aをバンド29および蝶ネジ30により固定し、使用する。給水装置Aの取り外しは、蝶ネジ30を緩めることによって簡単に行える。
なお、減圧弁1が故障した場合には、減圧弁1を取り外し、入側開閉弁3を直接、流量計2に接続しても良い。この場合、減圧操作は、入側および出側開閉弁3、4の開度調整により行う。
この発明の給水装置を示す正面図である。 この発明の給水装置を示す平面図である。 送水管の空気弁から給水装置が接続されるカップリングまでの配管図である。 給水装置用台車を示す正面図である。 給水装置用台車を示す平面図である。 給水装置用台車を示す側面図である。 送水管の建屋に固定された給水装置を示す平面図である。 図7のA−A矢視拡大図である。 貯水池から民家までの飲料水の流れを示す図である。
符号の説明
1:減圧弁
2:流量計
3:入側開閉弁
3A:開閉レバー
4A:開閉レバー
4:出側開閉弁
5:入側カップリング
6:出側カップリング
7:着脱レバー
8:着脱レバー
9:貯水池
10:導水管
11:浄水場
12:送水管
13:配水池
14:配水管
15:民家
16:空気弁
17:枝管
18:仕切弁
19:T字管
20:仕切弁
21:逆止弁
22:ドレンバルブ
23:カップリング
24:台車
25:キャスター
26:ハンドル
27:バンド
28:蝶ネジ
29:バンド
30:蝶ネジ
31:壁

Claims (3)

  1. 高圧の送水管内の飲料水を実用的な水圧に減圧して使用設備に供給するための減圧弁付き給水装置において、
    減圧弁と、前記減圧弁の出側に取り付けられた流量計と、前記減圧弁の入側に取り付けられた入側開閉弁と、前記流量計の出側に取り付けられた出側開閉弁とを備え、前記入側開閉弁と前記減圧弁と前記流量計とは、手動により着脱可能なカップリングを介して互いに接続され、前記入側開閉弁の入口端は、前記送水管に接続され、前記出側開閉弁の出側端は、使用側設備に接続されることを特徴とする、減圧弁付き給水装置。
  2. 給水装置用台車を備え、前記台車により手動により目的地まで搬送できることを特徴とする、請求項1記載の減圧弁付き給水装置。
  3. 前記減圧弁は、1台で1/6〜1/7に圧力調整が可能であり、入側と出側には、圧力計が取り付けられていることを特徴を有する、請求項1または2記載の減圧弁付き給水装置。
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