JPH07806U - 移動型水パックシール機 - Google Patents

移動型水パックシール機

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Publication number
JPH07806U
JPH07806U JP3484493U JP3484493U JPH07806U JP H07806 U JPH07806 U JP H07806U JP 3484493 U JP3484493 U JP 3484493U JP 3484493 U JP3484493 U JP 3484493U JP H07806 U JPH07806 U JP H07806U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
pack
seal
machine body
machine
Prior art date
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Pending
Application number
JP3484493U
Other languages
English (en)
Inventor
義雄 前嶋
Original Assignee
中央包装機株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 中央包装機株式会社 filed Critical 中央包装機株式会社
Priority to JP3484493U priority Critical patent/JPH07806U/ja
Publication of JPH07806U publication Critical patent/JPH07806U/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Containers And Plastic Fillers For Packaging (AREA)
  • Package Closures (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 非常事態下、水をパック状にして定量供給す
る。 【構成】 長尺なシ−トをガイド体11の周囲に誘導
し、上から下へ移動させる間に両側を縦シール部12で
シールして筒状材を形成し、筒状材を幅方向に一定間隔
毎に横シール部13でシールパックを形成するパックシ
ール装置10を機体20上に設置する。筒状材内に水を
注入する注水パイプ21を有する貯水タンク22を機体
20上に設置し、注水量を検出して注水を停止させるた
めの水量検出手段23を横シール部13の上方に配置す
る。本機を任意の場所に移動させる車輪31と、ハンド
ル33を夫々機体20に取り付ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は災害等の非常時に水を供給するための移動型水パックシール機に関す るものである。
【0002】
【従来の技術】
災害時に給水車が出動した場合、従来は給水を受けに来る者が用意する容器に 水を満たして供給するのが普通であった。しかしこの場合、大きな容器に大量の 水が供給され、小さな容器しか用意できなかったものとの間に不公平が生ずる。 また給水作業時の注水や容器の交換の際に貴重な水がこぼれ易い問題もあった。
【0003】
【課題を解決しようとする課題】
本考案は前記の問題に着目してなされたもので、その課題とするところは災害 等の非常時に何処へでも移動し、そこで水をパック状にして定量ずつ供給するこ とを可能とし、また不公平や水の浪費をなくすことである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため本考案は、シートロールから引き出したシートをパッ クの外形を決めるためのガイド体11の周囲に誘導し、上から下へ移動させる間 にシートの両側を縦シール部12で閉じて筒状材を形成し、移動方向上下の一定 間隔置きに筒状材を横シール部13により幅方向に閉じてパックを形成するため のパックシール装置10を基体20上に設置し、1箇所の幅方向シールを終えた 後次のシールがなされる間に筒状材に水を注入する注水パイプ21を有する貯水 タンク22を機体20の上部に設置し、筒状材内への注水量が定量に達したとき に注水を止め、横シール部13を作動させるための水量検出手段23を横シール 部13の上部に配置し、前記機体20の下部に本機を任意の場所へ移動させるた めの車輪31と任意の場所に定置するための手段32とからなる移設手段30を 設け、さらに移動時に機体20を操るハンドル33を機体20に設けるという手 段を講じたものである。
【0005】
【実施例】
図例は、人力によって移動させることができる2輪型の水パックシール機に関 するもので、機体20にはパックシール装置10が搭載されている。
【0006】 パックシール装置10は、パック用シート材を巻装したシートロールRからシ ートSを引き出し、縦に配置されているほぼ円筒形のガイド体11の周囲に誘導 し、上から下へ移動させる間にシートSの両側縁を移動方向に沿って縦シール部 12によりシールし、筒状材Tを形成するとともに、その筒状材を横シール部1 3で幅方向にシールして移動方向上下の長さが一定となったパックPを形成する ものである。なお、このようなパックシール機は例えば実公平5−7121号に 開示されているようなものが利用できる。
【0007】 図中、14はシートの反転ガイドであり、円筒状に形成されたガイド体11の 上部に襟のように設けられ、それに沿ってシートSを反転させ、ガイド体11の 周面に巻きつけるようにするもので、シートSの両側縁は装置前面で合わさる。 縦シール部12と横シール部13は、夫々シートSを例えば熱溶着によりシール するもので、そのパック用シート材は熱溶着性のものである。15は筒状材の前 後に配置された袋規制板であり、パックの膨らみを規制する。16は横シール部 13の駆動部であり、横シール部13を筒状材の前後から挾んでヒートシールと 切り離しを行なう。1箇所のヒートシール部は、切り離し部を境に下が下位のパ ックの上部シールとなり、上は上位のパックの下部シールとなる。
【0008】 筒状材内に水を注入するための注水パイプ21を有する貯水タンク22が機体 20の上部に設置されている。貯水タンク22は所要量の飲料水を貯水しておく ものであり、注水パイプ21には電磁弁34が設けられ、パイプ口を開閉する弁 体35の作動時間で注水量を設定する。36はボールタップ、37はオーバーフ ロー口を示す。なお、タンクへの給水は各種上水道のほか浄水機からも受けるこ とができる。38は浄水機よりの導入口を示す。
【0009】 筒状材内への注水量の定量管理のために水量検出手段(レベルセンサ)23が 横シール部13の上部に配置されている。このセンサ23は筒状材内に注水され ている水の水位上昇を検出し、前述の袋規制板15、横シール部13、電磁弁3 4などに信号を発する。図中、39は機体上部に設置された操作盤部を示す。な お、電源にはAC100V或いは発電機が利用できる。
【0010】 機体20の下部には、本パックシール機を任意の場所へ移動して使用するため の移動手段30が設けられている。例示の移動手段30は機体下後部の左右に設 けられた、非舗装地走行に耐える大径の一対の車輪31と、機体下前部の左右に 設けられた停止手段32としての一対の支脚であり、さらに人力移動のために操 作するハンドル33を前部に突設している。ハンドル33は機体20の両側に伸 縮可能に設けられており、少なくとも伸出位置と収縮位置に小孔33′が形成さ れていて、ボルト33″により各位置で止めることができる。移動手段30は動 力移動可能であっても良く、また他車によって牽引されるようにしても良い。ま た定置手段32に、ブレーキ付き車輪を用いることもできる。
【0011】 さらに定量の水がパックされた水パックを受け取り、一方向へ搬送するために ベルトコンベア等よりなる搬送手段40が併用される。例示の搬送手段40は定 間隔に係止片41を設けたベルト42を機枠43に掛回し、動力44により駆動 するもので立ち上がり姿勢にするための高脚45を前部に有し、不使用時には水 タンク22の上に載置して収容乃至搬送される。
【0012】 このように構成された本案パックシール機では、車輪31により任意の位置へ 移動して使用することができる。運転スイッチがオンになると電磁弁34が作動 して注水パイプ21を開き、1箇所の幅方向のシール(底シール)を終えている 筒状材の中に水が注入される。筒状材(水パック)の水位が水量検出手段23に より検出されると注水パイプ21が閉じ(定量管理)、検出手段23の指令によ りしごきロール15′が閉じて筒状材の送りと共に回転し、横シール部13が駆 動してシールがなされ、同時にカッタが作動し、1個の水パックを切り離す。こ れが繰り返されて一定量の(例えば1リットル)の水をパックした水パックが順 次供給されるのである。
【0013】
【考案の効果】
本考案は以上の如く構成されかつ作用するものであるから任意の場所へ運んで 一定量の水をパックした状態で供給することができるから不公平にもならず、ま た容器も不要であり、従って災害等の非常時に給水する場合に好適であるという 効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る移動型水パックシール機の実施例
を示す正面図。
【図2】同上の側面図。
【図3】同じく平面図。
【図4】シール機構の説明図。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートロールから引き出したシートをパ
    ックの外形を決めるためのガイド体11の周囲に誘導
    し、上から下へ移動させる間にシートの両側を縦シール
    部12で閉じて筒状材を形成し、移動方向上下の一定間
    隔置きに筒状材を横シール部13により幅方向に閉じて
    パックを形成するためのパックシール装置10を基体2
    0上に設置し、1箇所の幅方向シールを終えた後次のシ
    ールがなされる間に筒状材に水を注入する注水パイプ2
    1を有する貯水タンク22を機体20の上部に設置し、
    筒状材内への注水量が定量に達したときに注水を止め、
    横シール部13を作動させるための水量検出手段23を
    横シール部13の上部に配置し、前記機体20の下部に
    本機を任意の場所へ移動させるための車輪31と任意の
    場所に定置するための手段32とからなる移設手段30
    を設け、さらに移動時に機体20を操るハンドル33を
    機体20に設けた構成を有する移動型水パックシール
    機。
  2. 【請求項2】 定量の水がパックされた水パックを受け
    取り、一方向へ搬送するベルトコンベアのような搬送手
    段40が用意されており、使用時にはそれを横シール部
    13の下方の機体下に配置し、不使用時には貯水タンク
    22上に載置するように構成された請求項第1項記載の
    移動型水パックシール機。
JP3484493U 1993-06-02 1993-06-02 移動型水パックシール機 Pending JPH07806U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3484493U JPH07806U (ja) 1993-06-02 1993-06-02 移動型水パックシール機

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JP3484493U JPH07806U (ja) 1993-06-02 1993-06-02 移動型水パックシール機

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Publication Number Publication Date
JPH07806U true JPH07806U (ja) 1995-01-06

Family

ID=12425505

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JP3484493U Pending JPH07806U (ja) 1993-06-02 1993-06-02 移動型水パックシール機

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JP (1) JPH07806U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005179921A (ja) * 2003-12-16 2005-07-07 Nippon Chutetsukan Kk 減圧弁付き給水装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5018498A (ja) * 1973-06-22 1975-02-26
JPS5023154A (ja) * 1973-06-28 1975-03-12
JPS5527521U (ja) * 1978-08-09 1980-02-22
JPS63256114A (ja) * 1987-04-13 1988-10-24 Nippon Mizushiyori Kk 非常用パツク式給水分配装置

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