JP2005179601A - 高再認率香料組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】 高再認率の香料組成物及びそれを含有する皮膚化粧料、毛髪化粧料、身体洗浄剤、トイレタリー製品、芳香剤、香水類などの香粧品を提供する。
【解決手段】 本発明は、成分(A)L−メントール、2,4−ジメチルー3−シクロヘキセニルカルボキシアルデヒド、トリシクロデセニルアセテート、メチルイオノン、バニリン、クマリン、ベンジルアセテート、2−メチルー3−(4−tert−ブチルフェニル)−プロパナール、フェニルエチルアルコール、シトラール、(3α、6、6,9α―テトラメチルドデカハイドロナフト〔2,1−b〕フラン、ヘキシルシンナミックアルデヒド、2−メチル−4−(2,2,3−トリメチル−3−シクロペンテン−1−イル)−2−ブテン−1−オール、シトロネロール、リモネン、及びメチルジヒドロジャスモネートから選ばれる1種又は2種以上の成分を含有する再認率の高い香料組成物である。
【選択図】 なし

Description

本発明は、高再認率の香料組成物及びそれを含有する皮膚化粧料、頭髪化粧料、身体洗浄剤、香水類などの香粧品及びトイレタリー製品、芳香剤などに関する。
香粧品、日用品などの市場において、技術の向上に伴い、製品の差別化・個性化が重要になってきている。商品の付加価値として、消費者に商品をより強く印象付けることのできる新しい機能を開発することが強く望まれている。
商品を印象付ける手段としては、TVコマーシャルの映像、音声、また起用するタレントの存在感などが挙げられる。また、商品のパッケージのデザイン、色、コピーなども有効な方法として様々な検討がなされてきた。しかしながら、これまでの方法では、その商品のコマーシャルの情報、パッケージの情報が印象に残るものである。
特許文献1には、「ネロリドール、ヘディオン、マイヨール、リリアール、ヘリオナール、フェニルエチルアルコール及びα−ヘキシルシンナミックアルデヒドに優れた記憶力増強作用、しかも、高ストレス負荷による記憶力増強作用に優れること」が開示され、これらの成分を含有する記憶力増強用の香料組成物が開示されている。
特許文献2では、精神的に鎮静させ、リラックス感を与える効果を発揮する香料組成物が開示されている。また、特許文献2には、酪酸テルピニル、γ−ノナラクトン、アセチルイソオイゲノール、アニス酸メチル、テルピネオール、ネロール、クリサンテノン、リラール、リリアール、β−フェニルエチルアルコール、γ−メチルイオノン、イソ・イー・スーパー、Z−3−ヘキセニルサリシレート、p−メチルフェニルアセトアルデヒド、リモネン、オシメン、ヘリオナール、リナリルアセテート、ゲラニルアセート、ゲラニオール、ヘディオン、リナロール、シトロネロール、および、γ−ヘキサラクトンからなる群から選ばれる1種または2種以上の成分を含有する、精神鎮静用香料組成物が開示されている。
また、特許文献3には、香りの選択及び芳香デザインを助けるための基礎としての暗黙記憶を利用した香りの評価方法が開示されている。すなわち、対象物又は準備刺激の存在の下で香りの認識試験をし、香りの暗黙記憶をさせ、香り/対象物の組み合わせに関する暗黙記憶の結果を用いた香りの評価方法である。
特開2001−288493号公報 特開2003−119490号公報 特表2001−501611号公報
本発明は、人間による再認率が高い香料組成物及び該香料組成物を含有する香粧品を提供する。
本発明は、特定の香料に見出された高い記憶性に注目し、人の記憶に残りやすく、再認率の高い香料組成物及び該香料組成物を含む香粧品などである。すなわち、本発明は、成分(A)L−メントール、2,4−ジメチルー3−シクロヘキセニルカルボキシアルデヒド(IFF社商品名:トリプラール)、トリシクロデセニルアセテート、メチルイオノン、バニリン、クマリン、ベンジルアセテート、2−メチルー3−(4−tert−ブチルフェニル)−プロパナール(Givaudan社商品名:リリアール)、フェニルエチルアルコール、シトラール、(3α、6、6,9α―テトラメチルドデカハイドロナフト〔2,1−b〕フラン(花王社商品名:アンブロキサン)、ヘキシルシンナミックアルデヒド、2−メチル−4−(2,2,3−トリメチル−3−シクロペンテン−1−イル)−2−ブテン−1−オール(花王社商品名:サンダルマイソルコア)、シトロネロール、リモネン、及びメチルジヒドロジャスモネートから選ばれる1種又は2種以上の成分を含有する再認率の高い香料組成物である。
本発明に係る香料組成物には、さらに成分(B)シス−3−ヘキサノール、セージクラリーオイル、バナナベース、、ガルバナムオイル、レモンオイル、メロンベース、ペッパーミントオイル、メチルサリシレート、シナモンバークオイル、レモングラスオイル、ジャスミンアブソリュート、ラブダナム抽出物、アップルベース、カシスベース、パチュリオイル、カモミールローマンオイル及びヒノキオイルから選ばれる1種又は2種以上を含むことができる。
本発明における記憶に残りやすい香料組成物とは、香りを嗅いだ人に強い印象を与え、嗅いだ香りそのものの記憶が残りやすいという性質を持つ香料組成物を意味する。
消費者がかつて購入して使ったことがある製品について、その製品に記憶されやすくかつ再認識されやすい香料または香料組成物で賦香された場合に、消費者は、その製品の優れた使用感、効果感がその製品に賦与された香りと共に記憶され、異なる場面で想起され、その製品の再度の購入につながる。また、再認されやすい同一の香調の香りでそれぞれ一連の製品群に賦与された場合には、消費者がその関連製品群中の一の製品に対する良い使用感、効果感の記憶を、香りと共に想起させることにより、関連製品群における他の製品の購入の契機にもなる。
本発明に係る香料組成物は、人間に記憶されやすく、再認率が高いため、当該香料組成物が配合されている香粧品を使った人は、記憶に残っていたその香りを頼りに過去に自己が使用していた皮膚化粧料、身体洗浄剤、頭髪化粧料、芳香剤、香水類、トイレタリー製品などを見つけることができる。
また、本発明に係る香料組成物を皮膚化粧料、身体洗浄剤、頭髪化粧料、芳香剤、香水類、トイレタリー製品に配合することにより、消費者にかつての記憶にあった香りを思い出させ、再認識させることにより、同じ香りを付与した同じ製品を思い出させる可能性を高くすることを可能にする。
香料組成物成分(B)において、バナナベースにはエチルブチレート、イソアミルアセテート、n-アミルn-ブチレート、シンナミックアルコール等を含むことができ、メロンベースにはエチルアセテート、イソブチルアセテート、ヘキシルアセテート、ベンジルアセテート、ベンジルアルコール等を含むことができる。さらにアップルベースにはパーライド、アルデハイドC−14ピーチ、o-t-ブチルシクロヘキシルアセテート、プレニルアセテート等を含むことができ、カシスベースには、リラール、メチルジヒドロジャスモネート、トリプラール、ベータピネン等を含むことができる。
本発明に係る香料組成物において、前記成分(A)、成分(B)のほか、香りの嗜好性を向上させる等のために、他の香料成分や精油等を所望する記憶性効果が相殺されない限度内で含有させることができ、調合香料として用いることができる。
ここで、バナナベースは、天然のバナナの芳香を再現した代替物であり、同様にメロンベース、アップルベース、カシスベースもそれぞれ天然の果実の芳香を再現したものである。また、ラブダナム抽出物は、ラブダナムから溶剤抽出及び水蒸気蒸留によって得られる成分を全て含むことができる。
また、セージクラリーオイルは、天然香料のみならず、その香りを再現した代替物をも含む。同様に、ガルバナムオイル、レモンオイル、ペパーミントオイル、ジャスミンアブソリュート、パチュリオイル、カモミールローマンオイルも天然香料のみならず、その香りを再現した代替物をも含む。
他の香料成分としては、合成香料及び天然香料などを挙げることができる。具体的には、α−ダマスコン、デカナール、γ−ウンデカラクトン、γ−ノナラクトン、n−ヘキサナール、n−オクタナール、n−ノナナール、アリルヨノン、1−(2−t−ブチルシクロヘキシルオキシ)−2−ブタノール、アンブレットリド、アミルシンナミックアルデヒド、アネトール、アニスアルコール、アニスアルデヒド、α−ピネン、α−テルピネン、α−テルピネオール、バクダノール、ベンズアルデヒド、ベンジルアルコール、ボルネオール、β−ピネン、カロン、カンファー、セドロール、セドロールメチルエーテル、4−アセチルジメチル−t−ブチルインダン、シス−3−ヘキセノール、シス−ジャスモン、シトロネリルニトリル、クマリン、シクラメンアルデヒドを挙げることができる。
また、α,α−ジメチルフェニルエチルアルコール、δ−ダマスコン、デセノール、ジヒドロジャスモン、ジヒドロミルセノール、2,6−ジメチルヘプタノール、ジペンテン、ジフェニルオキサイド、4−トリシクロデシリデンブタナール、エストラゴール、エチルリナロール、エチルマルトール、エチルバニリン、エチレンブラシレート、オイゲノール、p−エチルジメチルヒドロシンナミックアルデヒド、ゲラニオール、ゲラニルシクロペンタノン、ヘリオナール、ヘリオトロピン、ヘリオトロピルアセトン、ヒドラトロピックアルデヒド、ヒドロキシシトロネラール、インドール、α−ヨノン、β−ヨノン、イソ・イー・スーパー、イソシクロシトラール、イソダマスコン、イソメントン、コアボン、3,4,5,6,6−ペンタメチル−2−ヘプタノールも挙げることができる。
また、δ−デカラクトン、γ−デカラクトン、δ−ウンデカラクトン、δ−ドデカラクトン、γ−ドデカラクトン、δ−ノナラクトン、l−カルボン、リリアール、リナロール、l−メントン、リラール、マグノラン、マルトール、p−イソプロピルシクロヘキシルメタノール、メチルb−ナフチルケトン、α−イソメチルヨノン、メチルイソオイゲノール、ムゴール、エチレンドデカンジオエート、ムスクケトン、マイラックアルデヒド、ネロール、ネロリドール、β−ナフトールエチルエーテル、β−ナフトールメチルエーテル、シクロヘキサノン、クレオゾール、ヘキサメチルヘキサヒドロシクロペンタベンゾピラン、シクロペンタデカノリド、フェノキシエチルアルコール、フェニルアセトアルデヒドジメチルアセタール、ラズベリーケトンも挙げることができる。
また、エチルフォーメイト、リナリルフォーメイト、ゲラニルフォーメイト、ベンジルフォーメイト、エチルアセテート、ブチルアセテート、イソアミルアセテート、ヘキシルアセテート、ゲラニルアセテート、リナリルアセテート、ターピニルアセテート、ボルニルアセテート、スチラリルアセテート、シンアミルアセテート、アニシルアセテート、パラクレシルアセテート、リナリルプロピオネート、セドリルアセテート、エチルブチレート、ヘキシルブチレート、エチルアセトアセテート、エチルベンゾエート、ベンジルベンゾエートなどのエステル系合成香料も挙げることができる。
さらに、ルボフィクス、ローズオキサイド、ローズフェノン、イソカンフィルシクロヘキサノール、5−メチル−3−ヘプタノンオキシム、テルピネロール、テルピノーレン、テトラヒドロゲラニオール、テトラヒドロリナロール、テトラヒドロムゴール、チモール、2,2,6−トリメチルシクロヘキシル−3−ヘキサノール、トリメチルウンデセナール、4−メチル−3−デセン−5−オール、2,2,5,5−テトラメチル−4−イソプロピル−1,3−ジオキサン、ベルンアルデヒド、アニスオイル、バジルオイル、コリアンダーオイル、エレミレジノイド、ハッカ、ラバンジンオイル、ラベンダーオイル、ライムオイル、ナツメグオイル、オークモスアブソリュート、オレンジエッセンスオイル、オレンジオイル、ペッパーオイルホワイトも挙げることができる。
さらに、ペパーミントオイル、ペチグレンオイル、パインオイル、ローズマリーオイル、スチラックスオイル、リグストラール、ライムオキサイド、3−メチル−5−フェニルペンタノール、ルバフラン、ゲラニルニトリル、イソブチルキノリン、ジャスモラクトン、ペリラアルデヒド、アルモーゼオイル、セダーウッドオイル、グアイアックウッドオイル、パルマローザオイル、リアトリックスレジノイド、オリバナムレジノイド、オポポナックスオイル、オポポナックスレジノイド、オレンジビターオイル、スチラックスレジノイド、トリーモスアブソリュート、ベチバーオイル、イランイラン、アセチルセドレンなどの合成香料及び天然香料も用いることができる。
また、本発明に係る香料組成物には、例えば、抗酸化剤、防腐剤、キレート剤、溶剤、紫外線吸収剤、色素などを含有させることもできる。
本発明に係る香料組成物は、本発明の記憶しやすさ、再認率の高さを損なわない限り、皮膚化粧料、頭髪化粧料、身体洗浄料、香水類等の香粧品、トイレタリー製品及び芳香剤などの製品に含有させることができる。
香粧品としては、例えば、皮膚化粧料、身体洗浄剤、頭髪化粧料、香水類などを挙げることができる。より具体的には、皮膚化粧料として、メイク製品、フェイスケア製品、ボディケア製品などを挙げることができ、頭髪化粧料として、シャンプー・リンス類、コンディショナー、スタイリング剤、ヘアカラーなどを挙げることができ、身体洗浄剤として、洗顔料、ボディーシャンプー、浴剤、石鹸などを挙げることができる。香水類として、パルファム、オードパルファム、オードトワレ、オーディコロン、コロンなどを挙げることができる。トイレタリー製品としては、衣類用洗剤、仕上げ剤、住居用洗剤、食器用洗剤、台所用洗剤などを挙げることができ、芳香剤類としては、室内及び車用芳香剤、玄関用芳香剤、トイレ用芳香剤、タンス用芳香剤、アロマキャンドルなどを挙げることができる。
本発明に係る香料組成物における成分(A)及び(B)の含有量は、本発明の高再認率を維持し、記憶に残りやすい効果が損なわれない限り、特に限定することなく、本発明の香料組成物が配合される製品の種類や目的の香りの種類などに応じて任意に選択することが可能であるが、成分(A)は香料組成物中に0.01〜100質量%含有させるのが好ましく、成分(B)は香料組成物中に0.01〜100質量%含有させるのが好ましい。また、成分(A)と成分(B)の質量比は、香料組成物における香りの高再認率を維持しつつ、香料の創作の自由度をより広げるという観点から、10000:1〜1:10000であってもよく、好ましくは5000:1〜1:5000で、さらに1000:1〜1:1000、特に500:1〜1:500が好適である。
より具体的には、本発明に係る香料組成物は、皮膚化粧料、頭髪化粧料、身体洗浄剤、芳香剤、トイレタリー製品などの製品に配合する場合には、下記の含有量で含めることができる。
1.皮膚化粧料
香料素材がL−メントール、トリプラール、バニリン、アンブロキサン(以下、素材グループ1という)である場合には、皮膚化粧料用香料組成物における香料の含有量は、好ましくは0.01質量%〜10質量%であり、より好ましくは0.05質量%〜9質量%、特に好ましくは0.1質量%〜8質量%である。
香料素材がトリシクロデセニルアセテート、クマリン、シトラール、サンダルマイソールコア(以下、素材グループ2という)である場合には、皮膚化粧料用香料組成物における香料の含有量は、好ましくは0.1質量%〜30質量%であり、より好ましくは0.5質量%〜25質量%、特に好ましくは1質量%〜20質量%である。
香料素材がメチルイオノン、リリアール、ベンジルアセテート、ヘキシルシンナミックアルデヒド、シトロネロール、フェニルエチルアルコール、リモネン、メチルジヒドロジャスモネート(以下、素材グループ3という)である場合には、皮膚化粧料用香料組成物における香料の含有量は、好ましくは0.1質量%〜50質量%であり、より好ましくは1質量%〜40質量%、特に好ましくは5質量%〜30質量%である。
2.身体洗浄剤、頭髪化粧料、トイレタリー製品
素材グループ1の香料の場合、身体洗浄剤、頭髪化粧料、トイレタリー製品用香料組成物における香料の含有量は、好ましくは0.1質量%〜50質量%であり、より好ましくは0.3質量%〜45質量%、特に好ましくは0.5質量%〜30質量%である。
素材グループ2の香料の場合、身体洗浄剤、頭髪化粧料、トイレタリー製品用香料組成物における香料の含有量は、好ましくは0.1質量%〜25質量%であり、より好ましくは0.5質量%〜15質量%、特に好ましくは1質量%〜10質量%である。
素材グループ3の香料の場合、身体洗浄剤、頭髪化粧料、トイレタリー製品用香料組成物における香料の含有量は、好ましくは0.1質量%〜100質量%であり、より好ましくは1質量%〜80質量%、特に好ましくは5質量%〜60質量%である。
3.芳香剤、香水類
素材グループ1の香料の場合、芳香剤、香水類用香料組成物における香料の含有量は、好ましくは0.1質量%〜50質量%であり、より好ましくは0.5質量%〜45質量%、特に好ましくは1質量%〜30質量%である。
素材グループ2の香料の場合、芳香剤、香水類用香料組成物における香料の含有量は、好ましくは0.1質量%〜90質量%であり、より好ましくは1質量%〜75質量%、特に好ましくは3質量%〜70質量%である。
素材グループ3の香料の場合、芳香剤、香水類用香料組成物における香料の含有量は、好ましくは0.1質量%〜100質量%であり、より好ましくは0.5質量%〜90質量%、特に好ましくは1質量%〜80質量%である。
皮膚化粧料の製品における香料組成物の含有量は、好ましくは0.0001質量%〜2.0質量%であり、より好ましくは0.0003質量%〜1.5質量%、特に好ましくは0.0005質量%〜1.0質量%である。
頭髪化粧料、身体洗浄剤、トイレタリー製品における香料組成物の含有量は、0.001質量%〜10質量%であってもよく、好ましくは0.005質量%〜5質量%、特に好ましくは0.01質量%〜2質量%である。
芳香剤、香水類等の製品における香料組成物の含有量は、20質量%〜100質量%であってもよく、好ましくは30質量%〜95質量%、特に好ましくは40質量%〜90質量%である。
以下に実施例を挙げて、本発明について更に詳細に説明を加えるが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。なお、「%」で表示した配合量は、配合対象に対する質量%である。再認率は再認試験によって得たデータに基づいて計算した。
<再認試験>
まず、被験者に香り試料のニオイを嗅ぎながら与えられた課題に従って香りの評価をさせた。一定の期間(例えば、数日)経過後、被験者に香り試料のニオイを再度嗅がせた。一度嗅いだ香りを再度嗅がせた場合に正確に認識することができるかどうかを調査した。再認率の信頼度を確保するために、再認ステップでは、妨害用の刺激として学習した香りとは全く関係のない香りをも同時に提示して嗅がせた。
被験者に提示する課題として、香りの親近性、嗜好性について5段階で評価させ、5項目の形容詞対(うれしい−悲しい、明るい−暗い、美しい−醜い、鋭い−鈍い、はっきり−あいまい)について、香りを嗅いで感じた気持ちとの一致度を7段階のSD法で評価をさせた。
試験に用いられる香りの試料は、表1のリスト(A)、表2のリスト(B)に示した香料素材をそれぞれ用い、香料の含有量が試料全体の5〜10%になるようにジプロピレングリコール(DPG)で希釈した。それぞれコットン球に0.4g含浸させた試料を2個ずつ、50mL茶褐色のガラス瓶に入れた。被験者には前記ガラス瓶のフタを開け、鼻先に瓶口を近づけて匂いを嗅ぎながら評価をさせた。
次に具体的な評価を流れに沿って説明する(図1参照)。
1つ目のセッションである学習ステップで、被験者に10種類の香り試料を1つずつ順番に嗅がせ、評価1)親近性(良く知っている〜全く知らないの5段階)、評価2)嗜好性(好き〜好きではないの5段階)で評価させた。
<評価1)親近性の評価基準>
良く知っている 1
時々嗅ぐ香り 2
嗅いだことはある 3
嗅いだことがあるかもしれない 4
全く知らない 5
<評価2)嗜好性の評価基準>
好き 1
やや好き 2
どちらともいえない 3
あまり好きではない 4
好きではない 5
続いて、形容詞の対義語同志で対になっておりその間の意味を5段階で区切っている組み合わせ5組(うれしい−悲しい、明るい−暗い、美しい−醜い、鋭い−鈍い、はっきり−あいまい)を用いて、それぞれの対の間の5段階の選択肢のうち、香り試料を嗅いだ時のイメージと一番一致するものを選択する方法で評価した。ここまでの流れを学習ステップという。
再認ステップは学習ステップの1週間後に実施した。このステップでは、学習ステップで提示した10種類の香り試料(学習香料)、そのうえ妨害用の刺激として全く新規の香り試料10種類(妨害香料)を加え、合計20種類香りの試料をランダムに被験者に提示し、1つずつ学習ステップで嗅いだ香りに一致するかどうかを確認させた。具体的には、「この香りは先週のセッション嗅ぎましたか?」という質問を与え、「はい/いいえ」で再認の有無を調べた。
1つの香りについて、学習過程でその香りを嗅いだ人数の中で、再認過程で正確に再認できた人数の割合を求め、ヒット率を算出した。同様の香り試料を別のグループでは、学習ステップで提示せず再認ステップでのみ提示し、誤認(学習ステップで嗅いでいないものに対して嗅いだと間違えて答える)した人の割合を求め、虚認率を算出した。再認率は、個々の香りのヒット率からそれぞれの虚認率を引いた値である。これは、ヒット率の中に、虚認率と同じ割合で誤認をしている人が含まれていると想定し、それを虚認率として差し引くことによって、学習過程で真に香りを記憶・再認識した人数の割合をより正確にするためである。
次に、具体例を挙げて再認率の調査の手順及びその計算法を説明する。
グループAの被験者群に学習過程で10種類の香り試料(A1〜A10とする)を嗅がせ、予め用意した質問を答えることにより香りの評価をしてもらう。同様にグループBの被験者群(グループAとは異なる被験者)には学習過程で別の10種類の香り試料(B1〜B10とする)を嗅がせ、予め用意した質問を答えることにより香りの評価をしてもらう。続いて、1週間後に同じ被験者群A及びBにそれぞれ、20種類の香り試料(A1〜A10及びB1〜B10)を嗅がせ、「1週間前の実験でこの香りを嗅ぎましたか」という質問に対し、それぞれ「はい」若しくは「いいえ」で回答させる。
ここで、グループAの被験者には、A1〜A10の香り試料を「学習香料」として与え、B1〜B10の香り試料を「妨害香料」として与えた。逆にグループBの被験者には、B1〜B10の香り試料を「学習香料」として与え、A1〜A10の香り試料を「妨害香料」として与えた。
再認過程において、グループAの被験者がA1〜A10の香り試料に対して「はい」と答えた場合は「ヒット」であり、B1〜B10の香り試料に対して「はい」と答えた場合を「虚認」である。同様にグループBの被験者がB1〜B10の香り試料に対して再認過程で「はい」と答えた場合は「ヒット」であり、A1〜A10の香り試料に対して再認過程で「はい」と答えた場合は「虚認」である。
グループAの被験者の内、A1〜A10の香り試料に対して「はい」と答えた人数を、グループA全体の被験者数で割ってヒット率を得た。B1〜B10の香りに試料に対して「はい」と答えた人数を、グループA全体の被験者数で割って虚認率得た。同様にグループBの被験者のうち、B1〜B10の香り試料に対して「はい」と答えた人数を、グループB全体の被験者数で割ってヒット率を得た。A1〜A10の香りに試料に対して「はい」と答えた人数を、グループB全体の被験者数で割って虚認率を得た。各香り試料に対して算出されるヒット率から虚認率をひいて、個々の香りの再認率を求めた。
Figure 2005179601
具体的には、A1の香り試料を「学習香料」として嗅がせた被験者(グループAの被験者)の中で、再認ステップにおいてA1の香りを再認できた(質問に「はい」と答えた)被験者が何人いるかをカウントし、その割合を算出してA1の香り試料のヒット率を得た。また、A1の香り試料を「妨害香料」として嗅がせた被験者(グループBの被験者)の中で、再認ステップにおいてA1の香りを誤認した(質問に「はい」と答えた)被験者が何人いるかをカウントし、その割合を算出してA1の香り試料の虚認率を得た。さらに、得たヒット率から虚認率を引いて、A1の香り試料の再認率を得た。
上記の評価方法に従って行った評価の結果を表1に示した。表1に示したように、トリプラール、バニリン、メチルイオノン、クマリン、トリシクロデセニルアセテート、ベンジルアセテートなどが高い再認率を示した。また、表2に示したように、シス−3−ヘキサノール、セージクラリーオイル、ガルバナムオイル、レモンオイルなども高い再認率を示した。さらに、表2に示されている香料素材は、表1の香料素材と組み合わせることが高再認率を保持しつつ、香りに厚みまたは豊かさを与え、さらに香調の創作の自由度を大きくする観点から特に好ましい。
Figure 2005179601
Figure 2005179601
以下の実施例において、「%」は「質量%」を意味する。
下記の実施例1〜実施例21の香料組成物をエタノールで稀釈することにより、コロン、香水類を作ることができる。好ましくは実施例7、8、13、20、22、23の香料組成物、特に好ましくは、実施例22、23の香料組成物をエタノールで希釈することにより、コロン、香水類を作ることができる。香水(パルファム)は、希釈率15〜50%であることが好ましく、オードパルファム、オードトワレ、オーデコロンは希釈率1〜15%であることが好ましい。
下記の実施例1〜実施例21の香料組成物は、皮膚化粧料、頭髪化粧料、身体洗浄剤、トイレタリー製品などに配合することができる。その一部を例として、実施例22〜実施例35に挙げる。これらの実施例に従って、それぞれの香料組成物、各種製品を作ることができ、かつ、高再認率であることが確認できた。
実施例1
L−メントール 8%
パーライド50% 8%
アセチルセドレン 8%
ベンジルサリシレート 5%
メチルアンスラニレート 3%
リナロール 20%
ゲラニオール 15%
チモール 1%
o−t−ブチルシクロヘキシルアセテート 15%
ヘリオナール 3%
フロロパール 3%
D.P.G バランス
実施例2
トリプラール 5%
リラール 9%
ゲラニオールエクストラ 15%
p−t−ブチルシクロヘキシルアセテート 13%
ターピネオール 12%
テンタローム 13.5%
ロジノール 6%
ラベンダーモンブラン40/42 4.5%
ヒドロキシシトロネラール 4.5%
アルデハイドC−12ラウリル 1%
インドール 1%
D.P.G バランス
実施例3
バニリン 5%
o−t−ブチルシクロヘキシルアセテート 8%
ヘリオトロピン 3%
パーライド50% 8.5%
アセチルセドレン 9%
p−t−ブチルシクロヘキシルアセテート 10%
アニスアルデヒド 3%
リナロール 8%
メチルアンスラニレート 0.2%
ヘキシルシンナミックアルデヒド 18%
ゲラニウムベース 3%
ジフェニルオキサイド 1%
α−ダマスコン50% 1%
アリルアミルグリコレート 0.6%
ジヒドロミルセノール 8%
D.P.G バランス
実施例4
アンブロキサン 3%
ジフェニルオキサイド 0.1%
p−t−ブチルシクロヘキシルアルコール 0.3%
シンナミルアセテート 2%
ジャスモピランフォルテ 3%
シクロヘキシルサリシレート 3%
p−t−ブチルシクロヘキシルアセテート 6%
テトラヒドロムゴール 6%
ターピニルアセテート 6%
トリシクロデセニルプロピオネート 8%
リナロール 16.5%
パーライド50% 17%
D.P.G バランス
実施例5
トリシクロデセニルアセテート 8%
カラナール 0.1%
ペンタライド 10%
ベラモス 1.2%
バンガロール 1.5%
アンバーコア 14.5%
シクラメンアルデハイド 15.5%
ネロリンブロメリア 2.2%
フェニルヘキサノール 12%
トリシクロデセニルプロピオネート 5.2%
アルデハイドC-14ピーチ 2.5%
ポアレネート 3%
アリルアミルグリコレート 0.9%
グレープフルーツベース 22%
D.P.G バランス
実施例6
クマリン 15%
ベルガモットオイルイタリーベルガプテンフリー 20%
ローズアブソリュートターキー 11.5%
ベチバーオイルブルボン 8.6%
オークモスアブソリュートカラーレス 13.5%
ムスクケトン 6%
シベットベース 0.2%
システアブソルリュート 3%
D.P.G バランス
実施例7
シトラール 10%
シスー3−ヘキセニルアセテート 0.5%
エチルブチレート 2%
エチル−2−メチルブチレート 1.5%
エチルカプロエート 3%
アルデハイドC−16ストロベリー 15%
アルデハイドC−14ピーチ 5%
エチルアセトアセテート 5.5%
ベンズアルデヒド 7.5%
エチルマルトール 2%
エチルバニリン 2.5%
ベンジルベンゾエート 35%
D.P.G バランス
実施例8
サンダルマイソールコア 20%
アリルヘプタノエート 1%
グレープフルーツオイル 4%
アリルアミルグリコレート 0.5%
o−t−ブチルシクロヘキシルアセテート 8.5%
アリルシクロヘキサンプロピオネート 1%
エチルイソブチレート 1%
フルーテート 1%
ラベンダーベース 35%
メチルヘキシルケトン 1.5%
ユーカリプトスオイル 5%
カンファー 5%
リナロール 13.5%
D.P.G バランス
実施例9
γ−メチルイオノン 30%
o−t−ブチルシクロヘキシルアセテート 8%
ヘリオトロピン 3%
パーライド50% 8.5%
アセチルセドレン 9%
p−t−ブチルシクロヘキシルアセテート 10%
アニスアルデヒド 3%
リナロール 8%
メチルアンスラニレート 0.2%
ヘキシルシンナミックアルデヒド 18%
ゲラニウムベース 3%
ジフェニルオキサイド 1%
α−ダマスコン50% 1%
アリルアミルグリコレート 0.6%
ジヒドロミルセノール 8%
D.P.G バランス
実施例10
リリアール 25%
ベルガモットオイルイタリーベルガプテンフリー 18%
シス−3−ヘキセニルサリシレート 4%
ヘリオナール 6%
アリルアミルグリコレート 0.7%
タジェットオイル 0.1%
ノピルアセテート 5%
オイゲノール 5%
フェニルヘキサノール 15%
ベンジルアルコール 5%
シスジャスモン 1%
p−クレシルアセテート 0.1%
リラール 5%
パーライド50% 15%
スチラックスオイル 0.1%
ベンジルサリシレート 10%
D.P.G バランス
実施例11
ベンジルアセテート 30%
スチラリルアセテート 0.5%
イソボルニルシクロヘキサノール 1.5%
オイゲノール 3.5%
ターピネオール 3.5%
ヘリオトロピン 5%
リラール 6%
パーライド50% 10%
ヨノンベータ 11%
ベンジルサリシレート 18%
イソイースーパー 19.5%
D.P.G バランス
実施例12
ヘキシルシンナミックアルデヒド 20%
ハバノライド 6%
イソイースーパー 6%
ヨノンアルファ 2.5%
リラール 8%
フロローサ80% 25%
フェニルヘキサノール 30%
シトロネリルアセテート 2.5%
ヘリオナール 2.5%
シス−3−ヘキセニルサリシレート 2%
ベルガモットオイルイタリーベルガプテンフリー 2.5%
D.P.G バランス
実施例13
シトロネロール 30%
アリルヘプタノエート 1%
グレープフルーツオイル 4%
アリルアミルグリコレート 0.5%
o−t−ブチルシクロヘキシルアセテート 8.5%
アリルシクロヘキサンプロピオネート 1%
エチルイソブチレート 1%
フルーテート 1%
ラベンダーベース 35%
メチルヘキシルケトン 1.5%
ユーカリプトスオイル 5%
カンファー 5%
リナロール 13.5%
D.P.G バランス
実施例14
フェニルエチルアルコール 20%
アルデハイドC−14ピーチ 0.2%
アルデハイドC−8 0.3%
アルデハイドC−10 0.5%
スチラリルアセテート 1%
アリルヘプタノエート 1%
ジエチルマロネート 2%
イソボルニルシクロヘキサノール 3.5%
ターピニルアセテート 5.6%
リナリルアセテート 8.7%
ターピネオール 8.5%
オレンジバレンシア 12%
パーライド50% 14%
リナロール 15%
D.P.G バランス
実施例15
リモネン 30%
ベルガモットオイルイタリーベルガプテンフリー 18%
シス−3−ヘキセニルサリシレート 4%
ヘリオナール 6%
アリルアミルグリコレート 0.7%
タジェットオイル 0.1%
ノピルアセテート 5%
オイゲノール 5%
フェニルヘキサノール 15%
ベンジルアルコール 5%
シスジャスモン 1%
p−クレシルアセテート 0.1%
リラール 5%
パーライド50% 15%
スチラックスオイル 0.1%
ベンジルサリシレート 10%
D.P.G バランス
実施例16
メチルジヒドロジャスモネート 15%
ベルガモットオイルイタリーベルガプテンフリー 13%
ベンジルサリシレート 10%
テンタローム 12%
ベチベリルアセテート 8%
ヨノンアルファ 8%
リラール 8%
シス−3−ヘキセニルサリシレート 6%
ゲラニオール 5%
リナリルアセテート 5%
イランイランエクストラ 2%
ジャスモピランフォルテ 2%
クローブバッドオイル 1.5%
ダイナスコン10 0.25%
アルデハイドウンデセノイック 0.25%
D.P.G バランス
実施例17
トリプラール 8%
シス3ヘキセノール 2%
ベルガモットオイルイタリーベルガプテンフリー 18%
シス3ヘキセニルサリシレート 4%
ヘリオナール 6%
アリルアミルグリコレート 0.7%
タジェットオイル 0.1%
ノピルアセテート 5%
オイゲノール 5%
フェニルヘキサノール 12%
ベンジルアルコール 5%
シスジャスモン 1%
パラクレシルアセテート 0.1%
リラール 5%
パーライド50% 15%
スチラックスオイル 0.1%
ベンジルサリシレート 8%
D.P.G バランス
実施例18
シトラール 10%
レモングラスオイル 5%
ベルガモットオイルイタリーベルガプテンフリー 10%
ベンジルサリシレート 10%
テンタローム 12%
ベチベリルアセテート 7%
ヨノンアルファ 6%
リラール 10%
シス3ヘキセニルサリシレート 6%
ゲラニオール 5%
リナリルアセテート 4%
イランイランエクストラ 2%
ジャスモピランフォルテ 2%
クローブバッドオイル 1%
ダイナスコン10 0.25%
アルデハイドウンデセノイック 0.25%
D.P.G バランス
実施例19
ベンジルアセテート 15%
ジャスミンアブソリュート 12%
ジフェニルオキサイド 0.1%
p−t−ブチルシクロヘキシルアルコール 0.3%
シンナミルアセテート 2%
ジャスモピランフォルテ 3%
シクロヘキシルサリシレート 3%
p−t−ブチルシクロヘキシルアセテート 6%
テトラヒドロムゴール 6%
ターピニルアセテート 6%
トリシクロデセニルプロピオネート 8%
リナロール 10.5%
パーライド50% 11%
D.P.G バランス
実施例20
メチルイオノン 30%
ヒノキオイル 20%
カルダモンオイル 0.1%
ベチベリルアセテート 0.4%
カシュメラン 0.4%
グアイアックウッドオイル 0.5%
グレープフルーツオイル 1.5%
リラール 1.5%
リナロール 1.8%
エチレンブラシレート 6.5%
イソイースーパー 8.5%
ベルガモットオイルイタリーベルガプテンフリー 12.5%
パーライド50% 15%
D.P.G バランス
実施例21
リモネン 30%
レモンオイル 15%
アルデハイドC−14ピーチ 0.2%
アルデハイドC−8 0.3%
アルデハイドC−10 0.5%
スチラリルアセテート 1%
アリルヘプタノエート 1%
ジエチルマロネート 2%
イソボルニルシクロヘキサノール 3.5%
ターピニルアセテート 5.6%
リナリルアセテート 8.7%
オレンジバレンシア 10%
パーライド50% 9%
リナロール 10%
D.P.G バランス
実施例22
ガルバナムオイル 10%
メチルイオノン 5%
フェニルエチルベンゾエート 20%
ローズオイル 6%
ミューゲベース 15%
セドリルメチルケトン 10%
ベチベリルアセテート 20%
オークモスオイル 10%
D.P.G バランス
実施例23
レモンオイル 20%
オレンジオイル 15%
ベルガモットオイル 40%
ネロリオイル 1%
ラベンダーオイル 7%
ローズマリーオイル 5%
メチルアンスラニレート 0.5%
ペチグレンオイル 5%
D.P.G バランス
実施例24
洗顔料
脂肪酸塩 36%
保湿剤 25%
界面活性剤 5%
実施例16の香料 0.1%
精製水 バランス
実施例25
化粧水
保湿剤 10%
柔軟剤 0.1%
界面活性剤 1%
エタノール 10%
実施例10の香料 0.05%
精製水 バランス
実施例26
乳液
油分 12.5%
界面活性剤 2%
保湿剤 5%
実施例17の香料 0.05%
精製水 バランス
実施例27
クリーム
油分 31%
保湿剤 10%
界面活性剤 5%
実施例15の香料 0.05%
精製水 バランス
実施例28
シャンプー
シス−1,2−シクロヘキサンジカルボン酸 1.0%
ポリオキシエチレン(3)ラウリルエーテル硫酸ナトリウム 10.0%
ラルリル硫酸ナトリウム 5.0%
ポリオキシエチレン(15)ラウリルエーテル 1.0%
ラウリン酸ジエタノールアミド 1.0%
ラウリン酸アミドプロピルベタイン 1.0%
塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 0.1%
実施例5の香料 1.0%
精製水 バランス
実施例29
リンス
シス−1、2−シクロヘキサンジカルボン酸 1.0%
塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 1.1%
セタノール 3.0%
パルミチン酸イソプロピル 0.5%
ジメチルポリシロキサンエマルション 4.0%
ヒドロキシエチルセルロース 0.1%
実施例21の香料 1.0%
精製水 バランス
実施例30
ヘアスプレー
シス−1,2−シクロヘキサンジカルボン酸 1.0%
グリセリン 2.0%
セタノール 4.0%
軽質流動イソパラフィン(日石三菱アイソゾール400) 4.0%
ポリオキシエチレン(20E0)イソセチルエーテル 0.5%
イソステアリルグリセリルエーテル 2.0%
ジメチルポリシロキサン 1.0%
実施例14の香料 1.0%
95%エタノール バランス
実施例31
石鹸
脂肪酸 30%
水酸化ナトリウム 6%
界面活性剤 11.5%
グリセリン 9%
ソルビトール 14%
塩化ナトリウム 1.5%
安定化剤 1.0%
実施例11の香料 1.5%
精製水 バランス
実施例32
ボディシャンプー
脂肪酸 15%
ラウロイルジエタノールアミド 5%
グリセリン 20%
水酸化カリウム 3.6%
実施例2の香料 1.2%
精製水 バランス
実施例33
ゲル状芳香剤
エタノール 10%
ポリオキシエチレンオレイルエーテル 20%
プロピレングリコール 3%
カチオン性増粘剤 4%
実施例7の香料 30%
精製水 バランス
実施例34
入浴剤
炭酸水素ナトリウム 25%
炭酸ナトリウム 25%
フマル酸 40%
ポリエチレングリコール 5%
実施例1の香料 1.0%
ジプロピレングリコール 適量
実施例35
食器用洗剤
ポリオキシエチレンラウリルエーテル 20%
ラウリルジメチルアミンオキサイド 5%
アルキルポリグルコシド 5%
ポリオキシエチレンアルキルエーテル 3%
ラウリルジメチルヒドロキシスルホベタイン 3%
エタノール 5%
パラトルエンスルホン酸 3%
実施例4の香料 0.5%
精製水 バランス
実施例36
衣料用洗剤
直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ソーダ 40%
牛脂脂肪酸ソーダ 1%
ポリオキシエチレンアルキルエーテル 5%
ゼオライト 22.5%
炭酸ソーダ 10%
蛍光塗料 0.5%
酵素 1.0%
実施例19の香料 0.5%
芒硝 バランス
実施例37
キッチン用洗剤
界面活性剤 3%
水溶性溶剤 4%
アルカリ剤 5%
実施例13の香料 0.5%
精製水 バランス
実施例38
風呂場用洗剤
界面活性剤 7%
キレート剤 7%
水溶性溶剤 5%
実施例8の香料 0.5%
精製水 バランス
実施例39
香水
実施例22の香料 35%
エタノール バランス
実施例40
オーデコロン
実施例23の香料 10%
エタノール バランス
再認率の調査の流れを示す図である。

Claims (10)

  1. 下記成分(A)を含む高再認率香料組成物。
    (A)L−メントール、2,4−ジメチルー3−シクロヘキセニルカルボキシアルデヒド、トリシクロデセニルアセテート、メチルイオノン、バニリン、クマリン、ベンジルアセテート、2−メチルー3−(4−tert−ブチルフェニル)−プロパナール、フェニルエチルアルコール、シトラール、(3α、6、6,9α―テトラメチルドデカハイドロナフト〔2,1−b〕フラン、ヘキシルシンナミックアルデヒド、2−メチル−4−(2,2,3−トリメチル−3−シクロペンテン−1−イル)−2−ブテン−1−オール、シトロネロール、リモネン、及びメチルジヒドロジャスモネートから選ばれる1種又は2種以上
  2. さらに下記成分(B)を含む請求項1に記載の香料組成物。
    (B)シス−3−ヘキサノール、セージクラリーオイル、バナナベース、、ガルバナムオイル、レモンオイル、メロンベース、ペッパーミントオイル、メチルサリシレート、シナモンバークオイル、レモングラスオイル、ジャスミンアブソリュート、ラブダナム抽出物、アップルベース、カシスベース、パチュリオイル、カモミールローマンオイル及びヒノキオイルから選ばれる1種又は2種以上
  3. 前記成分(A)を香料組成物中に0.01〜100質量%含有する請求項1に記載の香料組成物。
  4. 前記成分(B)を香料組成物中に0.01〜100質量%含有する請求項2に記載の香料組成物。
  5. 前記成分(A):前記成分(B)の質量比が、10000:1〜1:10000である請求項2又は3に記載の香料組成物。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の香料組成物を含む皮膚化粧料。
  7. 請求項1〜5のいずれかに記載の香料組成物を含む頭髪化粧料。
  8. 請求項1〜5のいずれかに記載の香料組成物を含む身体洗浄剤。
  9. 請求項1〜5のいずれかに記載の香料組成物を含む香水類。
  10. 請求項1〜5のいずれかに記載の香料組成物を含むトイレタリー製品。
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