JP2005179363A - 繊維を含む固体の化粧品組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】 製品の表面を損なうことなく、アプリケータを使用してまたは指で取り出すことができる、架橋オルガノポリシロキサンエラストマー粒子とその他の粉末とを含有する固体組成物を提供することである。
【解決手段】 本発明は、水と、架橋オルガノポリシロキサンエラストマーの固体粒子と、繊維と、その他の粉末とを含有する粉状化粧用組成物に関する。
【選択図】 なし

Description

本発明は、オルガノポリシロキサンエラストマーおよび繊維を含有する固体組成物、特に化粧用組成物に関する。本発明は、肌、爪、まつげ、まゆ毛、または毛髪、特に肌など、人間のケラチン物質のメークアップまたは非治療的処置方法であって、上記組成物をこれらのケラチン物質に塗ることを含む方法にも関する。
本発明の組成物は、ケラチン物質、特に肌のメークアップまたはケア用組成物とすることができ、好ましくはメークアップ組成物とすることができる。
このメークアップ組成物は、コンプレキション製品(特にファンデーション)、アイシャドウ、アイライナー、メークアップルージュ、コンシーラー製品、ボディメークアップ製品、リップメークアップ製品、ネイルメークアップ製品、またはヘアメークアップ製品などの、スキンメークアップ製品とすることができる。好ましくは、この組成物は、スキンメークアップ製品、特にファンデーション、アイシャドウ、またはメークアップルージュである。より具体的には、本発明は、コンプレキションメークアップ製品、特にファンデーションに関する。
このスキンケア組成物は、スキンケア製品(顔、ボディ、または手の)、スキンマッティング製品(skin matting product)、肌用(特に顔用)紫外線防止製品、セルフタンニング用組成物、またはデオドラント製品とすることができる。
水性媒体中に架橋有機ポリシロキサンエラストマーの粒子と顔料およびフィラーなどの粉末とを含有する固体の化粧用組成物は、国際公開第02/053126号に開示されている。この組成物は、粘着性を有するペーストのテクスチャの固体形態を有し得る。この固体組成物は、特に皿形容器に入れてあり、弾性のある取り出し表面を有し、その結果、硬い感触の普通のコンパクトパウダーとは異なる新しい感触が得られる。
国際公開第02/053126号に記載の固体の組成物を使用するには、ユーザーは、手当てまたはメークアップするケラチン物質に塗ることを意図して、この製品の望む量を取り出すために、スポンジ、プウダーパフ、またはブラシなどのアプリケータあるいは指を使用して、この固体製品の表面をこする。この製品の特定のテクスチャー(特に、しなやかさ及び弾力性)のために、アプリケータでピックアップするのは難しく、ユーザーが製品の表面を過度の力でこする時に、亀裂が生じ又は大きくなり、表面を損なうかもしれない。その後の製品の表面は、ムラができ、美しくなくなり、製品を取り出すのが更に困難になる。その製品は、もはや美しい外観を有しておらず、それ故、不都合である。
国際公開第02/053126号 欧州特許出願公開第1064930号 欧州特許出願公開第295886号 特開昭61-194009 欧州特許出願公開第242219号 欧州特許出願公開第381166号 特開平10-175816 米国特許第5928660号 欧州特許出願公開第6921217号 欧州特許出願公開第686858号 米国特許第5472798号 米国特許第3802841号 フランス特許第2079785号 欧州特許出願公開第0360728号 欧州特許出願公開第0549494号 R. PigeonおよびP. Allard、Chimie Macromoleculaire Appliquee、40/41 (1974)、139〜158頁(No.600)の文献、
したがって、本発明の目的は、製品の表面を損なうことなく、アプリケータを使用してまたは指で取り出すことができる、架橋オルガノポリシロキサンエラストマー粒子とその他の粉末とを含有する固体組成物を提供することである。
本発明者等は、こうした組成物が、組成物に繊維を導入することによって得られ、本繊維により、製品の表面のせん断力を増強させ、それにより製品がアプリケータで取り出す時に表面を傷付けることを防ぐことができることを見出した。その使用の過程において、製品は、表面フラグメンテーションを示さず、亀裂が大きくならないが、規則正しく美しい表面外観を保持する。
欧州特許出願公開第1064930号は、柔らかな感触を有する均一で一定の形のメークアップを得るために、架橋オルガノポリシロキサンエラストマーの粒子及び繊維を含む化粧品組成物を開示している。本文献では、粉末を含む固体製品のせん断力を増すために、繊維を使用することを推奨していない。
より具体的には、本発明の一主題は、水と、オルガノポリシロキサンエラストマーの固体粒子と、繊維と、その他の粉末とを含有する固体組成物である。この組成物は、特に化粧用組成物である。
本発明の主題はまた、上記定義の組成物をケラチン物質、特に肌に塗ることを含むケラチン物質、特に肌の化粧用メークアップまたは非治療的処置方法である。
用語「固体組成物」とは、一時間後に、室温(25℃)でその自重で流動しない組成物を意味する。
本発明の組成物は、架橋オルガノポリシロキサンエラストマーの粒子を含有している。
架橋オルガノポリシロキサンエラストマーは、特に白金触媒の存在下、ケイ素に結合した少なくとも1個の水素を含有するジオルガノポリシロキサンと、ケイ素に結合したエチレン性不飽和基を含有するジオルガノポリシロキサンとの架橋付加反応によって;あるいは、特に有機スズの存在下、ヒドロキシ末端基を含有するジオルガノポリシロキサンと、ケイ素に結合した少なくとも1個の水素を含有するジオルガノポリシロキサンとの脱水素架橋縮合反応によって;あるいは、ヒドロキシ末端基を含有するジオルガノポリシロキサンと、加水分解性オルガノポリシランとの架橋縮合反応によって;あるいは、特に有機過酸化物触媒の存在下、オルガノポリシロキサンの熱架橋によって;あるいは、ガンマ線、紫外線、または電子ビームなどの高エネルギー照射によるオルガノポリシロキサンの架橋によって得ることができる。
好ましくは、架橋オルガノポリシロキサンエラストマーは、例えば欧州特許出願公開第295886号に記載のように、特に白金触媒(C)の存在下、それぞれケイ素に結合している少なくとも2個の水素を含有するジオルガノポリシロキサン(A)と、ケイ素に結合した少なくとも2個のエチレン性不飽和基(特にビニル基)を含有するジオルガノポリシロキサン(B)との架橋付加反応によって得られる。
特に、オルガノポリシロキサンは、白金触媒の存在下、ジメチルビニルシロキシ末端基を含有するジメチルポリシロキサンと、トリメチルシロキシ末端基を含有するメチルハイドロジェンポリシロキサンとの反応によって得ることができる。
化合物(A)は、オルガノポリシロキサンエラストマー形成の基本試薬であり、架橋は、触媒(C)の存在下、化合物(A)と化合物(B)との付加反応によって行われる。
化合物(A)は、特に、それぞれの分子の異なるケイ素原子に結合した少なくとも2個の水素原子を含有するオルガノポリシロキサンである。
化合物(A)は、任意の分子構造、とりわけ、直鎖、または分岐鎖、または環構造を取ることができる。
化合物(A)の25℃での粘度は、とりわけ、化合物(B)との混和性が良好であるように、1〜50,000センチストークスの範囲とすることができる。
化合物(A)の、ケイ素原子と結合した有機基は、メチル、エチル、プロピル、ブチル、またはオクチルなどのアルキル基;2-フェニルエチル、2-フェニルプロピル、または3,3,3-トリフルオロプロピルなどの置換アルキル基;フェニル、トリル、またはキシリルなどのアリール基;フェニルエチルなどの置換アリール基;およびエポキシ基、カルボン酸エステル基、またはメルカプト基などの置換1価炭化水素系の基とすることができる。
したがって、化合物(A)は、トリメチルシロキシ末端基を含有するメチルハイドロジェンポリシロキサン、トリメチルシロキシ末端基を含有するジメチルシロキサン-メチルハイドロジェンシロキサン共重合体、およびジメチルシロキサン-メチルハイドロジェンシロキサン環状共重合体から選択することができる。
化合物(B)は、有利には、少なくとも2個の低級アルケニル基(例えばC2〜C4)を含有するジオルガノポリシロキサンである;低級アルケニル基は、ビニル、アリル、およびプロペニル基から選択することができる。これらの低級アルケニル基は、オルガノポリシロキサン分子の任意の位置に置くことができるが、好ましくはオルガノポリシロキサン分子の末端に置かれる。
オルガノポリシロキサン(B)は、分岐鎖、直鎖、環状または網目構造を取ることができるが、直鎖構造が好ましい。化合物(B)の粘度は、液体状態からゴム状態までの範囲とすることができる。好ましくは、化合物(B)の粘度は、25℃で少なくとも100センチストークスである。
オルガノポリシロキサン(B)は、メチルビニルシロキサン、メチルビニルシロキサン-ジメチルシロキサン共重合体、ジメチルビニルシロキシ末端基を含有するジメチルポリシロキサン、ジメチルビニルシロキシ末端基を含有するジメチルシロキサン-メチルフェニルシロキサン共重合体、ジメチルビニルシロキシ末端基を含有するジメチルシロキサン-ジフェニルシロキサン-メチルビニルシロキサン共重合体、トリメチルシロキシ末端基を含有するジメチルシロキサン-メチルビニルシロキサン共重合体、トリメチルシロキシ末端基を含有するジメチルシロキサン-メチルフェニルシロキサン-メチルビニルシロキサン共重合体、ジメチルビニルシロキシ末端基を含有するメチル(3,3,3-トリフルオロプロピル)ポリシロキサン、およびジメチルビニルシロキシ末端基を含有するジメチルシロキサン-メチル(3,3,3-トリフルオロプロピル)シロキサン共重合体から選択することができる。
上記のアルケニル基以外に、化合物(B)においてケイ素原子に結合したその他の有機基としては、メチル、エチル、プロピル、ブチルまたはオクチルなどのアルキル基; 2-フェニルエチル、2-フェニルプロピル、または3,3,3-トリフルオロプロピルなどの置換アルキル基;フェニル、トリル、またはキシリルなどのアリール基;フェニルエチルなどの置換アリール基;およびエポキシ基、カルボン酸エステル基、またはメルカプト基などの置換1価炭化水素系の基とすることができる。
オルガノポリシロキサン(B)は、メチルビニルポリシロキサン、メチルビニルシロキサン-ジメチルシロキサン共重合体、ジメチルビニルシロキシ末端基を含有するジメチルポリシロキサン、ジメチルビニルシロキシ末端基を含有するジメチルシロキサン-メチルフェニルシロキサン共重合体、ジメチルビニルシロキシ末端基を含有するジメチルシロキサン-ジフェニルシロキサン-メチルビニルシロキサン共重合体、トリメチルシロキシ末端基を含有するジメチルシロキサン-メチルビニルシロキサン共重合体、トリメチルシロキシ末端基を含有するジメチルシロキサン-メチルフェニルシロキサン-メチルビニルシロキサン共重合体、ジメチルビニルシロキシ末端基を含有するメチル(3,3,3-トリフルオロプロピル)ポリシロキサン、およびジメチルビニルシロキシ末端基を含有するジメチルシロキサン-メチル(3,3,3-トリフルオロプロピル)シロキサン共重合体から選択することができる。
特に、オルガノポリシロキサンエラストマーは、白金触媒の存在下、ジメチルビニルシロキシ末端基を含有するジメチルポリシロキサンと、トリメチルシロキシ末端基を含有するメチルハイドロジェンポリシロキサンとの反応によって得ることができる。
有利には、化合物(B)1分子当たりのエチレン基の数と、化合物(A)1分子当たりのケイ素原子に結合した水素原子の数の合計が、少なくとも5個である。
化合物(A)を、化合物(A)のケイ素原子に結合した水素原子の総量と、化合物(B)のすべてのエチレン性不飽和基の総量との分子比が、1.5/1〜20/1の範囲内にあるような量で添加することが有利である。
化合物(C)は、架橋反応の触媒であり、特に、坦体上の白金、クロロ白金酸、クロロ白金酸-オレフィン錯体、クロロ白金酸-アルケニルシロキサン錯体、クロロ白金酸-ジケトン錯体、または白金黒である。
触媒(C)は、化合物(A)と(B)の総量1000重量部当たりの純白金金属として、好ましくは0.1〜1000重量部、より好ましくは1〜100重量部の割合で添加する。
架橋オルガノポリシロキサンエラストマーのこうした粒子は、特に、特開昭61-194009、欧州特許出願公開第242219号、および欧州特許出願公開第381166号に記載されている。
有利には、このエラストマーは非乳化エラストマーである。用語「非乳化」とは、ポリオキシアルキレン単位を含有していないオルガノポリシロキサンエラストマーを定義するものである。
使用することができる粉末状のエラストマーとしては、「DC 9505」および「DC 9506」という商品名でDow Corningから販売されているものが挙げられる。
本発明の一具体的実施形態によれば、使用される架橋オルガノポリシロキサンエラストマーの粒子は、水性分散液の形態とすることができる。
本発明のオルガノポリシロキサンエラストマーは、特開平10-175816または米国特許第5928660号に記載の架橋ポリマーから選択することができる。この特許によれば、これらは、特に白金系触媒の存在下、少なくとも
- (a) シリコーン鎖上α-ω位に1分子当たり少なくとも2個のビニル基を含有するオルガノポリシロキサン(i)と、
- (b) ケイ素原子に結合した1分子当たり少なくとも1個の水素原子を含有するオルガノシロキサン(ii)と、
の架橋付加反応によって得られる。
特に、オルガノポリシロキサン(i)はポリジメチルシロキサンから選択され、より具体的には(α-ω(-ジメチルビニルポリジメチルシロキサンである。
本発明の組成物中のオルガノポリシロキサンエラストマーは、水性懸濁液の形態にあることが好都合である。この懸濁液は、特に、以下のようにして得ることができる。
- (a) シリコーン鎖上α-ω位に1分子当たり少なくとも2個のビニル基を含有するオルガノポリシロキサン(i)と、ケイ素原子に結合した1分子当たり少なくとも1個の水素原子を含有するオルガノシロキサン(ii)とを混合する;
- (b) 触媒、とりわけ白金系の触媒を添加する;
- (b) 乳化剤を含有する水相を添加してエマルジョンを形成する;
- (c) 白金触媒の存在下、オルガノポリシロキサン(i)とオルガノシロキサン(ii)とを乳化重合させる。
乳化剤は、HLB≧8の非イオン性、カチオン性、およびアニオン性界面活性剤から選択することができ、好ましくは非イオン性界面活性剤から選択することができる。
界面活性剤の割合は、オルガノポリシロキサンエラストマー組成物100重量部当たり、好ましくは0.1〜20重量部、より好ましくは0.5〜10重量部である(特開平10-175816の記載を参照のこと)。
工程(c)の後、得られた粒子を乾燥して、トラップされた水のすべてまたは一部をそこから蒸発させることができる。
オルガノポリシロキサンは、一定の硬度を有する変形しうる固体粒子の形態とすることができる。硬度は、室温でショアAデュロメータ(ASTM標準D2240に準拠)を使用して、または日本標準規格JIS-Aに準拠して測定することができる。この硬度は、以下のようにこの目的のために作製されたエラストマーのブロックで測定することができる:オルガノポリシロキサン(i)とオルガノシロキサン(ii)を混合する;混合物から空気を除去する;100℃で30分間、炉で成形および加硫する;室温まで冷却し、硬度を測定する。密度も、このエラストマーのブロックで測定する。
オルガノポリシロキサンのJIS-A硬度は、80以下、特に10〜80の範囲であり、好ましくは65以下、特に15〜65の範囲である。
水に分散したオルガノポリシロキサン粒子としては、Dow Corning社が品名BY 29-122およびBY 29-119で販売しているものを使用することができる。
架橋オルガノポリシロキサンエラストマーの粒子は、組成物の総重量に対して、10重量%〜50重量%の範囲、好ましくは20重量%〜40重量%の範囲、より好ましくは25重量%〜40重量%の範囲の含有率で本発明の組成物に存在することができる。
本発明の組成物は、また、繊維も含有する。
用語「繊維」とは、Dが繊維の断面を内接させる円の直径であり、LがDよりはるかに大きいような、長さLと直径Dの物体を意味するものと解釈されるべきである。特に、比L/D(または形状係数(shape factor))は、3.5〜2500、好ましくは5〜500、より好ましくは5〜150の範囲で選択される。
本発明の組成物で使用できる繊維は、合成または天然由来の無機または有機繊維とすることができる。これらの繊維は、短くても長くても、単独でも束ねても、例えば編んであっても、中空でも中実でもよい。これらの繊維は、目的とする特定の用途に応じて、任意の形状でよく、特に円形または多角形(正方形、六角形または八角形)断面を有してもよい。特に、これらの繊維の末端は、けがを防止するために平滑および/または研磨されている。
特に、繊維の長さは、1μm〜10mm、好ましくは0.1mm〜5mm、より好ましくは0.3mm〜1mmの範囲である。その断面は、2nm〜500μmの範囲、好ましくは100nm〜100μmの範囲、より好ましくは1μm〜50μmの範囲の直径の円の中にあることができる。繊維の重量または番手は、デニールまたはデシテックスで与えられることが多く、糸9km当たりのグラム重量を表す。好ましくは、本発明の繊維の番手は、0.01〜10デニール、好ましくは0.1〜2デニール、より好ましくは0.3〜0.7デニールの範囲で選択される。
繊維は、織物の製造に使用されるもの、特に、絹繊維、木綿繊維、羊毛繊維、亜麻繊維、特に木材、植物もしくは藻類から抽出されたセルロース繊維、レイヨン繊維、ポリアミド(Nylon(登録商標))繊維、ビスコース繊維、アセテート繊維、特にレイヨンアセテート繊維、ポリ(p-フェニレンテレフタルアミド)(またはアラミド)繊維、特にKevlar(登録商標)繊維、アクリルポリマー繊維、特にポリメチルメタクレレート繊維またはポリ(2-ヒドロキシエチルメタクリレート)繊維、ポリオレフィン繊維および特にポリエチレンもしくはポリプロピレン繊維、ガラス繊維、シリカ繊維、炭素繊維、特に黒鉛形態のもの、ポリテトラフルオロエチレン(Teflon(登録商標)などの)繊維、不溶性コラーゲン繊維、ポリエステル繊維、ポリ塩化ビニル繊維またはポリ塩化ビニリデン繊維、ポリビニルアルコール繊維、ポリアクリロニトリル繊維、キトサン繊維、ポリウレタン繊維、ポリエチレンテレフタレート繊維、ならびに上記ポリマーの混合物から形成される繊維、例えばポリアミド/ポリエステル繊維の織物の製造に使用されるものとすることができる。
繊維は、ポリアミド(Nylon(登録商標))繊維であることが好ましい。
手術で使用される繊維も使用することができる。例えば、グリコール酸とカプロラクトンから作製された吸収性合成繊維(Johnson & Johnson製のMonocryl(登録商標));乳酸とグリコール酸の共重合体型の吸収性合成繊維(Johnson & Johnson 製のVicryl(登録商標));ポリテレフタル酸エステル繊維(Johnson & Johnson 製のEthibond(登録商標))およびステンレス鋼縫合糸(Johnson & Johnson製のAcier(登録商標))が挙げられる。
さらに、繊維は、表面を処理しても未処理でも、保護層で被覆しても未被覆でもよい。
本発明で使用できる被覆繊維としては、帯電防止効果を持たせるために硫化銅で被覆したポリアミド繊維(例えば、Rhodia製のR-STAT(登録商標))、または別のポリマーで被覆して繊維に特別な組織を与えたもの(特殊表面処理)を挙げることができる。本明細書で後述する顔料などの、無機または有機顔料で被覆した繊維も挙げることができる。
合成された繊維、特に手術で使用されるような有機繊維を使用することが好ましい。
本発明の組成物に使用することができる繊維は、好ましくは、ポリアミド繊維、セルロース繊維、ポリ(p-フェニレンテレフタルアミド)繊維またはポリエチレン繊維である。繊維の長さ(L)は、0.1mm〜5mm、好ましくは0.25mm〜1.6mmの範囲とすることができ、その平均直径は、1μm〜50μmの範囲とすることができる。特に、Etablissements P. Bonteが「Polyamide 0.9 Dtex 3 mm(登録商標)」の品名で販売している、平均直径6μm、番手約0.9デシテックス、長さ範囲0.3mm〜5mmのポリアミド繊維、またはLCW社がFiberlon 931-D1-Sの品名で販売している、番手約0.9デシテックス、長さ0.3mmのポリアミド繊維を使用することができる。平均直径50μm、長さ範囲0.5mm〜6mmのセルロース(またはレイヨン)繊維、例えばClaremont Flock社が品名「Natural rayon flock fiber RC1BE-N003-M04(登録商標)」で販売しているものも使用することができる。ポリエチレン繊維、例えばMini Fibers 社が「Shurt Stuff 13 099 F(登録商標)」で販売しているものも使用することができる。
本発明の組成物は、硬質繊維ではない上記の繊維とは対照的な、「硬質」繊維も含有することができる。
硬質繊維は、分散媒体中に入れると初めはほぼまっすぐであり、以下に定義される角度条件によって表される形状が大きく変化することはない。この角度条件が、やはりほぼまっすぐで線状であると形容することができる形状を表している。この角度条件は、繊維の剛性を表すものであり、この硬質繊維のように小さい物体について、剛性を別のパラメータで表現することは難しい。
繊維の剛性は、以下の角度条件で表される。有利には数の上で少なくとも50%、好ましくは数の上で少なくとも75%、より好ましくは数の上で少なくとも90%の繊維は、この繊維の中心軸線への接線と、この繊維の端を繊維長の半分に相当する繊維の中心軸線上の点に結ぶ直線とがなす角度が15°未満であり、かつ、この繊維の中央の点での繊維の中心軸線への接線と、この繊維の両端の一方を繊維長の半分に相当する繊維の中心軸線上の点に結ぶ直線とがなす角度が、0.8mm〜5mmの範囲、好ましくは1mm〜4mmの範囲、好ましくは1mm〜3mmの範囲、より好ましくは2mmの同一繊維長について、15°以下である。
有利には、上記の角度は、繊維の両端と繊維の中央の点で測定される。言い換えれば、この場合は3つの測定値が得られ、測定された角度の平均が15°以下である。
特に、繊維上の任意の点において、接線は15°未満の角度を形成する。
本明細書では、繊維上の一点における接線がなす角度とは、繊維上の前記の点における繊維の中心軸線への接線と、前記の点から最も近い繊維の端を、繊維長の半分に相当する繊維の中心軸線上の点に結ぶ直線とがなす角度のことである。
一般に、本発明の組成物に使用することができる硬質繊維は、同一またはほぼ同一の繊維長を有する。
より具体的には、その中に硬質繊維を1重量%の繊維濃度で分散した媒体を、倍率2.5倍が可能な対物レンズと全視野を有する顕微鏡で観察した場合、硬質繊維の数の上での過半数、即ち数の上で硬質繊維の少なくとも50%、好ましくは数の上で硬質繊維の少なくとも75%、より好ましくは数の上で硬質繊維の少なくとも90%は、上記定義の角度条件を満足しなければならない。この角度を得るための測定は、同一の長さの繊維について行う。この長さは、0.8mm〜5mmの範囲、好ましくは1〜4mm、好ましくは1〜3mm、より好ましくは2mmである。
観察を行う媒体は、硬質繊維の良好な分散が確実に得られる分散媒体、例えば水、または粘土もしくは会合性ポリウレタンの水性ゲルである。硬質繊維を含有する組成物の直接観察も行うことができる。調製した組成物または分散液の試料を、スライドとカバースリップの間に置き、倍率2.5倍が可能な対物レンズと全視野を有する顕微鏡で観察する。全視野により、繊維の全体を見ることができる。
硬質繊維は、ポリエステル、ポリウレタン、アクリル系高分子、ポリオレフィン、ポリアミド、特に非芳香族ポリアミド、および芳香族ポリイミドアミドから選択される合成高分子の繊維から選択することができる。
硬質繊維の例としては、以下のものを挙げることができる。
- ポリエステル繊維、例えば、Dupont de Nemours社が、Fibre 255-100-Rll-242T Taille 3mm (八葉断面), Fibre 265-34-Rll-56T Taille 3mm (円形断面)およびFibre Coolmax 50-34-591 Taille 3mm (四葉断面) の品名で販売している糸を切断して得られるもの;
- ポリアミド繊維、例えば、Cellusuede Products社が、Trilobal Nylon 0.120-1.8 DPF;Trilobal Nylon 0.120-18 DPF;Nylon 0.120-6 DPF の品名で販売しているもの;または、DuPont de Nemours社が、Fibre Nomex Brand 430 Taille 3mmの品名で販売している糸を切断して得られるもの;
- ポリイミドアミド繊維、例えば、Rhodia社が、「Kermel」および「Kermel Tech」の品名で販売しているもの;
- Dupont de Nemours社が、特にKevlar(登録商標)の品名で販売しているポリ(p-フェニレンテレフタルアミド)(またはアラミド);
- ポリエステル、アクリル系高分子およびポリアミドから選択されるポリマーの交互層を有する多層構造の繊維、例えば、欧州特許出願公開第6921217号、欧州特許出願公開第686858号および米国特許第5472798号の各明細書に記載のもの。こうした繊維は、帝人が、「Morphotex」および「Teijin Tetron Morphotex」の品名で販売している。
特に好ましい硬質繊維は、芳香族ポリイミドアミド繊維である。
本発明の組成物に使用することができるポリイミドアミド糸または繊維は、例えば、R. PigeonおよびP. Allard、Chimie Macromoleculaire Appliquee、40/41 (1974)、139〜158頁(No.600)の文献、または米国特許第3802841号、フランス特許第2079785号、欧州特許出願公開第0360728号、および欧州特許出願公開第0549494号の各明細書に記載されており、これらを参照することができる。
好ましい芳香族ポリイミドアミド繊維は、トリレンジイソシアネートと無水トリメリット酸のポリ縮合によって得られる、式:
Figure 2005179363
の繰り返し単位を含むポリイミドアミド繊維である。
繊維は、組成物の総重量に対して、0.5重量%〜20重量%の範囲、好ましくは0.5重量%〜15重量%、より好ましくは0.5重量%〜8重量%の範囲、特に好ましくは2重量%〜8重量%の範囲の含有率で、本発明の組成物中に存在することができる。
有利には、繊維および架橋オルガノポリシロキサンエラストマーの粒子は、
繊維/架橋オルガノポリシロキサン重量比が、0.01から2、好ましくは0.03から1、より好ましくは0.05から0.5、更に好ましくは0.05から0.2の範囲になるような量で本発明の組成物に存在することができる。
本発明の組成物は、上記の架橋オルガノポリシロキサンエラストマーの粒子および繊維とは異なる、少なくとも若干のその他の粉末を含有する。
その他の粉末は、粉末状色素、フィラーおよび繊維、ならびにこれらの混合物から選択することができる。
粉末状色素は、特に、顔料および真珠光沢顔料、ならびにこれらの混合物から選択することができる。
用語「顔料」とは、生理的媒体に不溶であり、本組成物を着色させるための、白色または着色した任意の形状の無機または有機粒子を意味するものと解釈されるべきである。
用語「真珠光沢顔料」とは、特に、特定の軟体動物によってその殻内に生成された、あるいは合成された、任意の形状の真珠光沢粒子を意味するものと解釈されるべきである。
顔料は、白色または着色物、ならびに無機および/または有機物とすることができる。無機顔料としては、必要に応じて表面処理した二酸化チタン、酸化ジルコニウム、または酸化セリウム、さらに酸化亜鉛、酸化鉄(黒、黄または赤)または酸化クロム、マンガンバイオレット、ウルトラマリンブルー、クロム水和物、鉄青、ならびにアルミニウム粉末または銅粉末などの金属粉末を挙げることができる。
有機顔料としては、カーボンブラック、D&C型の顔料、コチニールカルミンをベースとしたレーキ、あるいは、バリウム、ストロンチウム、カルシウムまたはアルミニウムをベースとしたレーキを挙げることができる。
真珠光沢顔料は、チタンまたはオキシ塩化ビスマスを被覆したマイカなどの白色真珠光沢顔料、チタンマイカと酸化鉄、特にチタンマイカと鉄青または酸化クロム、チタンマイカと上記のタイプの有機顔料などの着色真珠光沢顔料、ならびにオキシ塩化ビスマスをベースとした真珠光沢顔料から選択することができる。
粉末状色素は、組成物の総重量に対して、0.5重量%〜60重量%の範囲、好ましくは0.5重量%〜50重量%の範囲、より好ましくは0.5重量%〜40重量%、更に好ましくは1重量%〜30重量%、より更に好ましくは3重量%〜25重量%の含有率で本発明の組成物に存在することができる。
本発明の組成物はフィラーを含有することができる。
用語「フィラー」とは、組成物が製造された温度にかかわらず組成物の媒体に不溶であり、任意の形状の無色または白色の、無機または合成粒子を意味するものと解釈されるべきである。
フィラーは、結晶形状(例えば、層状、立方、六方、斜方など)にかかわらず、任意の形状、小板形、球状または長方形の無機または有機物とすることができる。タルク、マイカ、シリカ、カオリン、ポリアミド(Nylon(登録商標))粉末、ポリ-β-アラニン粉末およびポリエチレン粉末、テトラフルオロエチレンポリマー(Teflon(登録商標))粉末、ラウロイルリジン、デンプン、窒化ホウ素、塩化ポリビニリデン/アクリロニトリルの中空高分子ミクロスフェア、例えばExpancel(登録商標)(Nobel Industrie)、またはアクリル酸共重合体の中空高分子ミクロスフェアなどの中空高分子ミクロスフェア、特にRP Scherer社によってPolytrap(登録商標)6603 Adsorberの品名で販売されているエチレングリコールジメタクリレートとラウリルメタクリレートの共重合体粉末、シリコーン樹脂マイクロビーズ(例えば、Toshiba製のTospearls(登録商標))、沈殿炭酸カルシウム、炭酸マグネシウムおよび炭酸水素マグネシウム、ハイドロキシアパタイト、中空シリカミクロスフェア、ガラスもしくはセラミックマイクロカプセル、炭素原子8〜22個、好ましくは炭素原子12〜18個を含有する有機カルボン酸から誘導される金属石けん、例えばステアリン酸亜鉛、ステアリン酸マグネシウムもしくはステアリン酸リチウム、ラウリン酸亜鉛またはミリスチン酸マグネシウム、および、これらの混合物を挙げることができる。
好ましくは、フィラーは、マイカ、ポリアミド粉末、エチレングリコールジメタクリレートとラウリルメタクリレートの共重合体粉末および窒化ホウ素、ならびにこれらの混合物から選択される。 フィラーは、組成物の総重量に対して、0.5重量%〜40重量%の範囲、好ましくは1重量%〜35重量%の範囲、より好ましくは5重量%〜30重量%の範囲の含有率で組成物に存在することができる。
有利には、本発明の組成物は、その他の粉末(色素+フィラーを含めて)の総含有率を、組成物の総重量に対して、10重量%〜70重量%の範囲、好ましくは10重量%〜60重量%の範囲、より好ましくは10重量%〜60重量%の範囲、特に好ましくは25重量%〜50重量%の範囲とすることができる。
架橋オルガノポリシロキサンエラストマー粒子とその他の粉末は、架橋オルガノポリシロキサン粒子/その他の粉末の重量比が、0.4/1〜2.5/1、好ましくは0.4/1〜2/1、より好ましくは0.4/1〜1.5/1、より更に好ましくは0.4/1〜1.3/1、最も好ましくは0.6/1〜1.3/1の範囲になるような含有率で、本発明の組成物中に存在することが好ましい。
本発明の組成物は水を含有する。この水は、ヤグルマソウ水などの花の水、および/またはeau de Vittel、eau de Lucasもしくはeau de La Roche Posayなどのミネラルウォーター、および/または湧水とすることができる。
本組成物は、水を、組成物の総重量に対して、5重量%〜30重量%の範囲、好ましくは10重量%〜25重量%の範囲、より好ましくは15重量%〜25重量%の範囲、特に好ましくは20重量%〜25重量%の範囲の含有率で含むことができる。
本組成物は、特に炭素原子2個〜20個、好ましくは炭素原子2個〜10個、より好ましくは炭素原子2個〜6個を含むポリオールも含有することができる。ポリオールとしては、グリセロール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、ペンチレングリコール、ヘキシレングリコール、ジプロピレングリコールおよびジエチレングリコール、ならびにこれらの混合物を挙げることができる。
本発明の組成物は、ポリオールを、組成物の総重量に対して、1重量%〜20重量%の範囲、好ましくは3重量%〜15重量%の範囲の含有率で含むことができる。
本組成物は、その他の通常の化粧成分を含有することができ、これらは、特に、酸化防止剤、フレグランス、保存剤、中和剤、界面活性剤、ワックス、オイル、日焼け止め剤、ビタミン、モイスチャーライザー、セルフタンニング用化合物およびしわ防止用活性剤から選択することができる。
言うまでもないが、当分野の技術者であれば、1種または複数のその他の任意選択の化合物および/またはその量を、この予想される追加によって、本発明の組成物の有利な特性が悪影響を受けないか、ほとんど受けないように選択するように注意するであろう。
有利には、本発明の組成物は、0.07N〜0.4N、好ましくは0.1〜0.35Nの範囲の硬度、および15%〜80%の範囲、好ましくは30%〜70%の範囲の弾性ELを有することができる。
製品の硬度と弾性は、Rheo社がTA-XT2iの名称で販売している、直径12.7mmのビード形状のステンレス鋼製スピンドルを備えたテクスチュロメータを用いて、以下の操作によって、力(圧縮力または引張り力)(F)の変化を時間の関数として測定することによって、20℃で測定される。スピンドルを、速度0.1mm/sで移動させて、針入深さ0.3mmまで製品に針入させる。スピンドルを深さ0.3mmまで製品に針入させた後、スピンドルを速度0.1mm/sで後退させる。スピンドルを後退させると、力(圧縮力)は大幅に減少して、時間tで0になる。この操作により、スピンドルは6秒間で往復動作を行う。
硬度は、この操作中に測定される最大圧縮力に相当する。硬度はニュートンで表される。
弾性ELは百分率で表され、式:
EL(%)=100×(t-3)/(6-3)
によって求める。
本発明の組成物は、特にBaker-Perkinsターボミキサー/造粒機で、またはClextral社製のBC21押出機-ブレンダーなどの連続式二軸スクリューブレンダーで、種々の成分を混ぜ合わせることによって調製することができる。
本組成物は、成分の混合物を押し付けることによって、皿形容器または箱形容器に詰めることができる。
本発明の組成物は、以下を含有しないことが好ましい(百分率は、組成物の総重量に対する重量%で示した)。
二酸化チタン8.1%
酸化鉄1.9%
ナイロン粉末10%
ポリアミド繊維5%
アクリル系粉末5%
水21.8%に分散したオルガノポリシロキサンエラストマー粒子37.1%
グリセリン5%
プロピレングリコール5%
保存剤1%
本発明を、以下に記載の実施例によってより詳細に説明する。
以下の組成を有するコンプレキションメークアップ製品を調製した。
- 架橋ポリマー(Dow Corning製BY 29-119)を63重量%含有する架橋ポリジメチルシロキサンの粒子の水性分散液 59g、即ち純分37.1g
- グリセロール 5g
- プロピレングリコール 5g
- 保存剤 1g
- ナイロン粉末(Atofina 製Orgasol(登録商標)2002 Extra D Nat Cos) 10g
- RP Scherer社がPolytrap(登録商標)6603 Adsorberの品名で販売しているエチレングリコールジメタクリレートとラウリルメタクリレートの共重合体粉末 5g
- 0.9デシテックスのポリアミド繊維、長さ0.3mm 、Paul Bonte社製 5g
- 顔料(酸化鉄、二酸化チタン) 10g
成分を混ぜ合わせた後、製品を押し付けて皿形容器に詰める。この製品は、製品の表面を損なうことなく、スポンジで表面から取り出すことができる。
得られた製品は、上記の条件で測定して、硬度が0.2N、弾性が55%である。
以下の組成を有するスキンマッティング製品を調製した。
- 架橋ポリマー(Dow Corning製BY 29-119)を63重量%含有する水性分散液として架橋ポリジメチルシロキサンの粒子 59g、即ち純分37.1g
- グリセロール 5g
- プロピレングリコール 5g
- 保存剤 1g
- ナイロン粉末(Atofina 製Orgasol(登録商標)2002 Extra D Nat Cos) 20g
- RP Scherer社がPolytrap(登録商標)6603 Adsorberの品名で販売しているエチレングリコールジメタクリレートとラウリルメタクリレートの共重合体粉末 5g
- 0.9デシテックスのポリアミド繊維、長さ0.3mm 、Paul Bonte社製 5g
成分を混ぜ合わせた後、製品を押し付けて皿形容器に詰める。この製品は、製品の表面を損なうことなく、スポンジで表面から取り出すことができる。
以下の組成を有するアイシャドウ製品を調製した。
- 架橋ポリジメチルシロキサン粒子(Dow Corning製DC 9506) 28g
- 水 17g
- グリセロール 5g
- 保存剤 1g
- 0.9デシテックスのポリアミド繊維、長さ0.3mm 、Paul Bonte社製 4g
- 真珠光沢顔料 45g
成分を混ぜ合わせた後、製品を押し付けて皿形容器に詰める。この製品は、製品の表面を損なうことなく、スポンジで表面から取り出すことができる。
以下の組成を有するコンプレキションメークアップ製品を調製した。
- 架橋ポリマー(Dow Corning製BY 29-119)を63重量%含有する水性分散液として架橋ポリジメチルシロキサンの粒子 55g、即ち純分34.65g
- グリセロール 10g
- 保存剤 1g
- ナイロン粉末(Atofina 製Orgasol(登録商標)2002 Extra D Nat Cos) 19g
- 0.9デシテックスのポリアミド繊維、長さ0.3mm 、Paul Bonte社製 5g
- 顔料(酸化鉄、二酸化チタン) 10g
成分を混ぜ合わせた後、製品を押し付けて皿形容器に詰める。この製品は、製品の表面を損なうことなく、スポンジで表面から取り出すことができる。
以下の組成を有するスキンマッティング製品を調製した。
- 架橋ポリマー(Dow Corning製BY 29-119)を63重量%含有する水性分散液として架橋ポリジメチルシロキサンの粒子 55g、即ち純分34.65g
- グリセロール 10g
- 保存剤 1g
- ナイロン粉末(Atofina 製Orgasol(登録商標)2002 Extra D Nat Cos) 29g
- 0.9デシテックスのポリアミド繊維、長さ0.3mm 、Paul Bonte社製 5g
成分を混ぜ合わせた後、製品を押し付けて皿形容器に詰める。この製品は、製品の表面を損なうことなく、スポンジで表面から取り出すことができる。
以下の組成を有するコンプレキションメークアップ製品を調製した。
- 架橋ポリジメチルシロキサン粒子(Dow Corning製DC 9506) 40g
- 水 19g
- グリセロール 5g
- プロピレングリコール 5g
- 保存剤 1g
- ナイロン粉末(Atofina 製Orgasol(登録商標)2002 Extra D Nat Cos) 10g
- RP Scherer社がPolytrap(登録商標)6603 Adsorberの品名で販売しているエチレングリコールジメタクリレートとラウリルメタクリレートの共重合体粉末 5g
- 0.9デシテックスのポリアミド繊維、長さ0.3mm 、Paul Bonte社製 5g
- 顔料(酸化鉄、二酸化チタン) 10g
成分を混ぜ合わせた後、製品を押し付けて皿形容器に詰める。この製品は、製品の表面を損なうことなく、スポンジで表面から取り出すことができる。
以下の組成を有するスキンマッティング製品を調製した。
- 架橋ポリジメチルシロキサン粒子(Dow Corning製DC 9506) 40g
- 水 19g
- グリセロール 5g
- プロピレングリコール 5g
- 保存剤 1g
- ナイロン粉末(Atofina 製Orgasol(登録商標)2002 Extra D Nat Cos) 20g
- RP Scherer社がPolytrap(登録商標)6603 Adsorberの品名で販売しているエチレングリコールジメタクリレートとラウリルメタクリレートの共重合体粉末 5g
- 0.9デシテックスのポリアミド繊維、長さ0.3mm 、Paul Bonte製 5g
成分を混ぜ合わせた後、製品を押し付けて皿形容器に詰める。この製品は、製品の表面を損なうことなく、スポンジで表面から取り出すことができる。

Claims (19)

  1. 水と、オルガノポリシロキサンエラストマーの固体粒子と、繊維と、その他の粉末とを含有する固体組成物。
  2. 前記架橋オルガノポリシロキサンが、
    - ケイ素に結合した少なくとも1個の水素を含有するジオルガノシロキサンと、ケイ素に結合したエチレン性不飽和基を含有するジオルガノポリシロキサンとの架橋付加反応によって;
    - ヒドロキシ末端基を含有するジオルガノポリシロキサンと、ケイ素に結合した少なくとも1個の水素を含有するジオルガノポリシロキサンとの脱水素架橋縮合反応によって;
    - ヒドロキシ末端基を含有するジオルガノポリシロキサンと、加水分解性オルガノポリシランとの架橋縮合反応によって;
    - オルガノポリシロキサンの熱架橋によって;
    - 高エネルギー照射によるオルガノポリシロキサンの架橋によって;
    得られるものから選択されることを特徴とする、請求項1に記載の組成物。
  3. 前記架橋オルガノポリシロキサンエラストマー粒子が、前記組成物の総重量に対して、10重量%〜50重量%の範囲、好ましくは20重量%〜40重量%の範囲、より好ましくは25重量%〜40重量%の範囲の含有率で存在することを特徴とする、請求項1または2に記載の組成物。
  4. 前記繊維が、絹繊維、木綿繊維、羊毛繊維、亜麻繊維、セルロース繊維、ポリアミド繊維、ビスコース繊維、アセテート繊維、特にレイヨンアセテート繊維、ポリ(p-フェニレンテレフタルアミド)繊維、アクリル系繊維、特にポリメチルメタクレレート繊維またはポリ(2-ヒドロキシエチルメタクリレート)繊維、ポリオレフィン繊維および特にポリエチレンもしくはポリプロピレン繊維、シリカ繊維、炭素繊維、特に黒鉛形態のもの、ポリテトラフルオロエチレン繊維、不溶性コラーゲン繊維、ポリエステル繊維、ポリ塩化ビニル繊維またはポリ塩化ビニリデン繊維、ポリビニルアルコール繊維、ポリアクリロニトリル繊維、キトサン繊維、ポリウレタン繊維、ポリエチレンフタレート繊維、ポリマーの混合物から形成される繊維、およびほぼ直線状の硬質繊維、ならびにこれらの混合物から選択されることを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載の組成物。
  5. 前記繊維の長さが、1μm〜10mm、好ましくは0.1mm〜5mm、より好ましくは0.3mm〜1mmの範囲であることを特徴とする、請求項1から4のいずれか一項に記載の組成物。
  6. 前記繊維が、長さL/直径Dが、1.5〜2500、好ましくは3.5〜500、より好ましくは5〜150の範囲で選択されるような、LとDを有することを特徴とする、請求項1から5のいずれか一項に記載の組成物。
  7. 前記繊維が、組成物の総重量に対して、0.5重量%〜20重量%の範囲、好ましくは0.5重量%〜15重量%の範囲、より好ましくは0.5重量%〜8重量%の範囲、特に好ましくは2重量%〜8重量%の範囲の含有率で存在することを特徴とする、請求項1から6のいずれか一項に記載の組成物。
  8. 前記繊維と前記架橋オルガノポリシロキサン粒子が、繊維/架橋オルガノポリシロキサン粒子重量比が、0.01〜2、好ましくは0.03〜1、より好ましくは0.05〜0.5、特に好ましくは0.05〜0.2の範囲になるような含有率で存在することを特徴とする、請求項1から7のいずれか一項に記載の組成物。
  9. 前記その他の粉末が、粉末状色素、フィラーおよびこれらの混合物から選択されることを特徴とする、請求項1から8のいずれか一項に記載の組成物。
  10. 前記粉末状色素が、二酸化チタン、酸化ジルコニウム、酸化セリウム、酸化亜鉛、酸化鉄、酸化クロム、マンガンバイオレット、ウルトラマリンブルー、クロム水和物、鉄青、アルミニウム粉末および銅粉末から選択されることを特徴とする、請求項9に記載の組成物。
  11. 前記フィラーが、タルク、マイカ、シリカ、カオリン、ポリアミド粉末、ポリ-β-アラニン粉末、ポリエチレン粉末、テトラフルオロエチレンポリマー粉末、ラウロイルリジン、デンプン、窒化ホウ素、塩化ポリビニリデン/アクリロニトリルの中空ミクロスフェア、アクリル酸共重合体の中空ミクロスフェア、エチレングリコールジメタクリレートとラウリルメタクリレートの共重合体粉末、シリコーン樹脂マイクロビーズ、沈殿炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、炭酸水素マグネシウム、ハイドロキシアパタイト、中空シリカミクロスフェア、ガラスまたはセラミックマイクロカプセル、および炭素原子8〜22個を含有する有機カルボン酸から誘導される金属石けん、ならびにこれらの混合物から選択されることを特徴とする、請求項9に記載の組成物。
  12. 組成物の総重量に対して、10重量%〜70重量%の範囲、好ましくは10重量%〜60重量%の範囲、より好ましくは10重量%〜60重量%の範囲、特に好ましくは20重量%〜50重量%の範囲の総含有率のその他の粉末を含むことを特徴とする、請求項1から11のいずれか一項に記載の組成物。
  13. 前記架橋オルガノポリシロキサン粒子と前記その他の粉末が、前記架橋オルガノポリシロキサン粒子/その他の粉末重量比が、0.4/1〜2/1、好ましくは0.4/1〜1.5/1、より好ましくは0.4/1〜1.3/1、特に好ましくは0.6/1〜1.3/1の範囲になるような含有率で存在することを特徴とする、請求項1から12のいずれか一項に記載の組成物。
  14. 前記水が、組成物の総重量に対して、5重量%〜30重量%の範囲、好ましくは10重量%〜25重量%の範囲、より好ましくは15重量%〜25重量%の範囲、特に好ましくは20重量%〜25重量%の範囲の含有率で存在することを特徴とする、請求項1から13のいずれか一項に記載の組成物。
  15. 0.07N〜0.4N、好ましくは0.1〜0.35Nの範囲の硬度、および15%〜80%の範囲、好ましくは30%〜70%の範囲の弾性ELを有することを特徴とする、請求項1から14のいずれか一項に記載の組成物。
  16. 化粧用組成物であることを特徴とする、請求項1から15のいずれか一項に記載の組成物。
  17. 肌のメークアップ組成物、特にコンプレキションメークアップ組成物、特にファンデーションであることを特徴とする、請求項1から16のいずれか一項に記載の組成物。
  18. スキンケア組成物が、スキンケア製品、スキンマッティング製品、肌のための日焼け止め製品、セルフタンニング組成物又はデオドラント製品であることを特徴とする、請求項1から16のいずれか一項に記載の組成物。
  19. 請求項1から19のいずれか一項に記載の組成物を、ケラチン物質、特に肌に塗ることを含む、ケラチン物質、特に肌のメークアップ方法。
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