JP2005178537A - 車両用空調装置の吹出し構造 - Google Patents

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幸夫 尾関
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Abstract

【課題】乗員が満足する最適な風速の空調風を得ること。
【解決手段】車室CR内の運転席S1側に向くサイドベント吹出口35cと助手席S2側に向くサイドベント吹出口35dから送風される空調風の風速を調節する風速調節ユニット40を装着し、車両CのインストルメントパネルIP上面中央部に設置した日射量センサ66で運転席S1側と助手席S2側に照射される日射量を測定して日射量が多い側のサイドベント吹出口35cから風速調節ユニット40で高速化した空調風を送風することにより、直射日光が当たる側の座席S1に着座した乗員が強い日差しによる体感暑さからも解放されて快適な涼感が得られるものとする。
【選択図】図8

Description

本発明は、温度調節された空調風を車室内に送風する車両用空調装置の吹出し構造に関し、特に乗員の快適性を向上させたものである。
従来、車両に搭載される空調装置としては、例えば特許文献1に開示されたものが知られている。この空調装置は、例えば真夏の炎天下で駐車しておいた車両に乗車した乗員が素早く冷房感を感じることができるように、エンジンを始動してから所定時間が経過するまで吹出口から出る冷風の風向きを乗員の顔部に向けて送風できるようにしたものである。
特開2002−46446号公報
しかしながら、特許文献1に開示された空調装置においては、乗員の顔部に向けて送風される冷風の風速を調節する機能までは設けられていない。このため、冷風の風速は吹出口の開口面積に左右されるものとなり、冷房性能を向上させる目的で吹出口を全開にしてその開口面積を大きくすると冷風の風速が弱まってしまう。すると、エンジン始動直後のまだ室温の高い冷房初期時において、強烈な風速の冷風を求める乗員にとっては満足するような快適な涼感を得られないという問題がある。またこの問題は例えば真冬の氷点下で駐車しておいた車両に乗車する場合にも同様に考えられる。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、空調初期時において乗員が満足する快適な風速の空調風を得ることができる車両用空調装置の吹出し構造を提供することにある。
本発明は、前述した目的を達成するために、車両に搭載される空調ユニット内で温度調節された空調風を吹出口から車室内に送風する車両用空調装置の吹出し構造であって、前記車室内の温度を検出する室内温度センサと、前記室内温度センサで検出された温度検出信号に基づいて作動するアクチュエータと、前記アクチュエータに連動して前記吹出口に連通する通風路の通過面積を増減して該吹出口から送風される空調風の風速を調節するダンパと、を備えたことを特徴とするものである。
この構造によると、車室内の温度が所定以上または所定以下であると、室内温度センサで検出された温度検出信号によってアクチュエータが作動し、このアクチュエータの作動に連動してダンパが閉じて吹出口に連通する通風路の通過面積が狭められ、吹出口から送風される空調風の風速が高速化されるので、空調初期時に強烈な風速を求める乗員が満足できる空調風を送風することができる。
また、本発明の好ましい実施形態としては、車両に搭載される空調ユニット内で温度調節された空調風を運転席側に向く吹出口と助手席側に向く吹出口から車室内に送風する車両用空調装置の吹出し構造であって、前記車室外の温度を検出する室外温度センサと、前記車室内の運転席側に照射される日射量と助手席側に照射される日射量を検出する日射センサと、前記室外温度センサで検出された温度検出信号と前記日射センサで検出された日射検出信号に基づいて作動するアクチュエータと、該アクチュエータに連動して前記運転席側に向く吹出口に連通する通風路の通過面積を増減して該吹出口から送風される空調風の風速を調節するダンパと、前記室外温度センサで検出された温度検出信号と前記日射センサで検出された日射検出信号に基づいて作動するアクチュエータと、該アクチュエータに連動して前記助手席側に向く吹出口に連通する通風路の通過面積を増減して該吹出口から送風される空調風の風速を調節するダンパと、を備え、前記室外温度センサで検出された室外温度が所定温度以上の場合に、前記日射センサで検出された日射量を比較して日射量が多い側の前記吹出口から送風される空調風の風速が高速化される構造を採用することができる。
ここで、運転席(または助手席)側に向く吹出口とは、車両のインストルメントパネル前面端部に開口されたサイドベント吹出口に限らず、インストルメントパネル前面中央部に開口されて運転席(または助手席)側に向けて風向きを変えられるセンタベント吹出口も含むものとする。
この構造によると、車室内の温度が所定以上であると、日射量の多い側の吹出口から送風される冷風の風速が高速化されるので、直射日光が当たる側の座席に着座した乗員は強烈な冷風を受けることで強い日差しによる体感暑さからも解放されて快適な涼感が得られる。
また、本発明の別の好ましい実施形態としては、車両に搭載される空調ユニット内で温度調節された空調風を後席側に向く吹出口から車室内に送風する車両用空調装置の吹出し構造であって、前記車室内の温度を検出する室内温度センサと、前記後席に着座した乗員の有無を検出する乗員センサと、前記室内温度センサで検出された温度検出信号と前記乗員センサで検出された乗員検出信号に基づいて作動するアクチュエータと、該アクチュエータに連動して前記吹出口に連通する通風路の通過面積を増減して該吹出口から送風される空調風の風速を調節するダンパと、を備え、前記乗員センサで検出された前記後席の乗員がいる場合に、前記吹出口から送風される空調風の風速が高速化される構造が考えられる。
ここで、後席側に向く吹出口とは、車両のインストルメントパネル前面中央部に開口されたセンタベント吹出口に限らず、ルーフパネルに開口されて後席側に向けて風向きを変えられる吹出口も含むものとする。
この構造によると、車室内の温度が所定以上または所定以下で後席に着座した乗員がいる場合には、後席側に向く吹出口から高速化した空調風が送風されるため、空調初期時において後席に着座した乗員も強烈な空調風を受けることができ、快適な室内空間が得られる。
さらに、本発明の別の好ましい実施形態としては、車両に搭載される空調ユニット内で温度調節された空調風を座席の足元に向く吹出口から車室内に送風する車両用空調装置の吹出し構造であって、前記車室内の温度を検出する室内温度センサと、前記室内温度センサで検出された温度検出信号に基づいて作動するアクチュエータと、該アクチュエータに連動して前記吹出口に連通する通風路の通過面積を増減して該吹出口から送風される空調風の風速を調節するダンパと、を備え、前記室内温度センサで検出された室内温度が所定温度以下の場合に、前記吹出口から送風される空調風の風速が高速化される構造が考えられる。
ここで、座席の足元に向く吹出口とは、車両のインストルメントパネル前面下側に開口された前席用のフロントフット吹出口に限らず、車両の前席座席下に開口された後席用のリアフット吹出口も含むものとする。
この構造によると、室温が低い暖房初期時のように車室内の温度が所定以下であると、乗員が特に寒さを感じ易い足元に向けて高速化した強烈な温風が送風されるため、素早く快適な温感が得られる。
本発明に係る車両用空調装置の吹出し構造によれば、車両に搭載された空調ユニット内で温度調節された空調風を車室内に送風する際に、車室内の温度に基づいて吹出口から出る空調風が最適な風速に調節されて送風されるため、特に空調初期時において乗員が満足する快適な風速の空調風を得ることができるという効果を有する。
以下、本発明の実施形態について、添付した図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明を適用した車両用空調装置の概略構成を示す断面図である。
同図に示すように、第1実施形態の車両用空調装置CEは車両CのインストルメントパネルIPの内側空間に空調ユニット10と風速調節ユニット40を搭載したもので、空調ユニット10で温度調節した空調風の風速を吹出口手前の風速調節ユニット40で調節して車室CR内に送風する装置である。
空調ユニット10は、ケース11の内部にブロア12と、エバポレータ13と、ヒータコア14と、エアフィルタ15と、エアミックスドア16を備えている。
ブロア12は送風手段であり、ケース11内部にある空気を図中矢印Aで示す方向に送風させるものである。
エバポレータ13は冷凍サイクル内を循環する低温低圧の冷媒によってケース11内の空気の熱を吸熱して冷風を起こす冷却用熱交換器である。またヒータコア14はエンジンの排熱によって高温化したエンジン冷却水の熱をケース11内の空気に放熱して温風を起こす加熱用熱交換器である。
エアフィルタ15は両熱交換器13,14よりも上流に配設されていて、エバポレータ13とヒータコア14が持つフィンに塵や埃等の異物が堆積して熱交換率が低下するのを防ぐためにこれらの異物を上流で捕獲する役割を果たしている。
エアミックスドア16はエバポレータ13の下流でかつヒータコア14の上流に配設されており、スライド式のドア部16aを備えている。エバポレータ13を通過して冷却された空気は、このドア部16aの開閉度を調節することによって、下流のヒータコア14を経由して加熱された温風が流れる温風通路17とヒータコア14をバイパスして冷風のまま流れる冷風通路18の両通路に流れる風量がそれぞれ調節される。この風量調節により、両通路17,18が合流するチャンバ19には設定温度に調節された空調風が送出されるようになっている。
こうして温度調節された空調風はチャンバ19内で分岐されて、ケース11の上面1箇所に開口されたデフロスタ開口部21と、図1bに示すケース11の前面上部の中央2箇所に開口されたセンタベント開口部22a,22bと、ケース11の前面上部の左右2箇所に開口されたサイドベント開口部22c,22dと、ケース11の前面下部の2箇所に開口されたフロントフット開口部23a,リアフット開口部23bからそれぞれケース11外部に送風される。
デフロスタ開口部21にはデフロスタダクト31が嵌着され、その開口部を開閉する揺動式のデフロスタドア24が設置されている。またセンタベント開口部22a,22bとサイドベント開口部22c,22dにはそれぞれセンタベントダクト32a,32bとサイドベントダクト32c,32dが嵌着され、すべての開口部を一括して開閉するバタフライ式のベントドア25が取り付けられている。さらにフロントフット開口部23aとリアフット開口部23bにはフロントフットダクト33aとリアフットダクト33bが嵌着され、両開口部23a,23bには個別にバタフライ式のフロントフットドア26aとリアフットドア26bが設置されている。
図2は車両用空調装置を搭載した車両内部の様子を示す平面図である。
同図に示すように、前記デフロスタダクト31の開口終端部はインストルメントパネルIPの上面奥側に開口された4箇所のデフロスタ吹出口34,34,…に連通し、この吹出口34から出た空調風は車両CのフロントガラスFWに向けて吹き付けられて曇り止めとして機能する。
前記センタベントダクト32a,32bの開口終端部はインストルメントパネルIPの前面上側中央に開口された2箇所のセンタベント吹出口35a,35bに連通し、この吹出口35a,35bから出た空調風は運転席S1と助手席S2の間を抜けて後席S3に着座した乗員に向けて送風される。また前記サイドベントダクト32c,32dの開口終端部はインストルメントパネルIPの前面上側両端に開口された2箇所のサイドベント吹出口35c,35dに連通し、右のサイドベント吹出口35cから出た空調風は運転席S1に着座した乗員の胸元に向けて送風され、左のサイドベント吹出口35dから出た空調風は助手席S2に着座した乗員の胸元に向けて送風される。
前記フロントフットダクト33aの開口終端部はインストルメントパネルIPの前面下側に開口された2箇所のフロントフット吹出口36aに連通し、この吹出口36aから出た空調風は前席に着座した乗員の足元に向けて送風される。前記リアフットダクト33bの開口終端部は前席の座席下に開口された2箇所のリアフット吹出口36bに連通し、この吹出口36bから出た空調風は後席S3に着座した乗員の足元に向けて送風される。
そして、インストルメントパネルIPに組み込まれたタッチパネル上で設定操作すると前記各ドア24,25,26a,26bが内部の制御手段で開閉動作して、次のイ〜ニに示す4つの風向モードに切り換わる。
イ)デフロスタモード…デフロスタドアが開、ベントドアとフットドアが閉の状態
ロ)ベントモード…ベントドアが開、デフロスタドアとフットドアが閉の状態
ハ)フットモード…フットドアが開、デフロスタドアとベントドアが閉の状態
ニ)バイレベルモード…ベントドアとフットドアが開、デフロスタドアが閉の状態
なお、フットドア26a,26bは個別に開閉制御されて、前席S1,S2のみ,後席S3のみ,および前席S1,S2と後席S3の双方という各パターンで空調風を送風できるようになっている。
ところで、この車両用空調装置CEは、上流の空調ユニット10で温度調節した空調風の風速を下流の風速調節ユニット40で調節して車室CR内に送風できるようにしたものである。本実施形態では、図1に示したように前記サイドベント吹出口35c,35dに連通するサイドベントダクト32c,32dにそれぞれ風速調節ユニット40,40が装着されている。
図3は風速調節ユニットの装着状態を示す斜視図である。
同図に示すように、風速調節ユニット40は、略直方体形状からなるケース41の背面に全面開口された吸込口42と、ケース41の前面にスリット状に開口された吹出口43と、吸込口42から吹出口43に連通する通風路44を備え、この通風路44内に風速調節機構部50が内蔵されている。またケース41の側面には風速調節機構部50の駆動手段であるモータアクチュエータ55が取り付けられている。
風速調節ユニット40の吸込口42は空調ユニット10のダクトの開口終端部に連結され、風速調節ユニット40の吹出口43は車室CR内に向けられる。本実施形態の風速調節ユニット40では、吸込口42がサイドベントダクト32c,32dの開口終端部に連結され、吹出口43が前記サイドベント吹出口35c,35dとして機能している。空調ユニット10で温度調節された空調風は通風路44内の風速調節機構部50で風速が調節されてサイドベント吹出口35c,35dから車室CR内に送風される。
図4は風速調節ユニットの内部構成を示すブロック図である。
同図に示すように、風速調節ユニット40は、測定された室温に基づいてモータアクチュエータ55で内部の風速調節機構部50を制御し、通風路44の通過面積を増減させることで吹出口43から送風される空調風の風速を調節するものである。
モータアクチュエータ55は車室CR内の温度を測定する室内温度センサ61に対してアンプ62を介して接続されている。同図においてエンジンが作動すると、バッテリ63から電源ライン64を介してモータアクチュエータ55の電源が投入され、室内温度センサ61で検出された温度検出信号がアンプ62で増幅されて信号ライン65を介してモータアクチュエータ55に送信される。そしてモータアクチュエータ55は、受信した温度検出信号に基づいて風速調節機構部50を作動させるモータ駆動信号の出力制御を行なうようになっている。
図5は風速調節ユニットのケース側面から見た風速調節機構部を示す斜視図であり、風速調節機構部を構成する各部品を分解して示したものである。
同図に示すように、風速調節機構部50は、ダンパ51と、リンク52と、接続リンク53と、アクチュエータリンク54と、モータアクチュエータ55を備えている。
ダンパ51は通風路44の上下に一対で設けられ、ケース41の上面41a後端と底面41b後端にそれぞれダンパシャフト51aで回動可能に支持されている。またダンパシャフト51aの一側面には上下のダンパ51,51どうしで前後逆方向を向いたリンク52,52が一体に取り付け固定されている。
モータアクチュエータ55は外部からの検出信号を受信してその信号に基づいて駆動信号の出力制御を行なうもので、内部にモータ制御回路と正逆回転する駆動モータを備えている。駆動モータの回転軸55aにはアクチュエータリンク54が嵌合されており、駆動モータの回転に同期してアクチュエータリンク54が正逆自在に回転するようになっている。
接続リンク53は、前記アクチュエータリンク54の回転動作をダンパ51,51に伝達する長尺状部品である。接続リンク53の長手方向中央には嵌合孔53aが開口されており、この嵌合孔53aにはアクチュエータリンク54先端の駆動ピン54aが嵌合して前後方向にスライド移動するようになっている。また接続リンク53の長手方向両端には係止爪53bが突設されており、係止爪53bをリンク52の係止孔52aに固定することで接続リンク53とリンク52が一体に連結される。
図6は風速調節ユニットの動作状態を示す説明図である。
まず図6aに示すように、モータアクチュエータ55の駆動モータが静止している時には風速調節ユニット40の状態は次のようになる。すなわち駆動モータの静止時においてアクチュエータリンク54の駆動ピン54aは接続リンク53の嵌合孔53a内の前方隅部(図5中Aで示す)に位置している。このとき接続リンク53は最上位に来て上下のリンク52,52を同時に上方に押し上げるため、上下のダンパ51,51がケース41の上面41aと底面41bに対して平行状態に保たれている。この状態はダンパ51,51が最も開いた状態であり、通風路44の通過面積が最大となる。
次に図6bに示すように、モータアクチュエータ55の駆動モータを図中矢印イで示す反時計回り方向(これを正転方向とする)に回転駆動させた時には風速調節ユニット40の状態は次のようになる。すなわち駆動モータが正転駆動するとアクチュエータリンク54は同じ反時計回り方向に回動し、これに伴って駆動ピン54aが接続リンク53の嵌合孔53a内をスライドして後方隅部(図5中Bで示す)にまで移動する。このとき接続リンク53は最下位に来て上下のリンク52,52を同時に下方に押し下げるため、上下のダンパ51,51がケース41の上面41aおよび底面41bから離れて内側に向いて傾斜した状態とされる。この状態はダンパ51,51が最も閉じた状態であり、通風路44の通過面積が最小となる。
さらに図6cに示すように、モータアクチュエータ55の駆動モータを図中矢印ロで示す時計回り方向(これを逆転方向とする)に回転駆動させた時には風速調節ユニット40の状態は次のようになる。すなわち駆動モータが逆転駆動するとアクチュエータリンク54は同じ時計回り方向に回動し、これに伴って駆動ピン54aが接続リンク53の嵌合孔53a内をスライドして前方隅部に戻る。このとき接続リンク53は図6aの静止時と同様に最上位に来て上下のリンク52,52を同時に上方に押し上げるため、上下のダンパ51,51がケース41の上面41aと底面41bに対して平行状態になるまで開いていき通風路44の通過面積が増大する。
図7は冷房運転時における風速調節ユニットの動作状態と室温との関係を示すグラフ図である。
同図において実線で示したのが通風路の通過面積、鎖線で示したのが通風路を通過する空調風の風速であり、縦軸を上に行くほど通過面積が大きく風速が速いことを表わしている。また横軸は室温で右に行くほど温度が高いことを表わしている。
同図から分かるように、通過面積と風速との間には、通過面積が縮小していくと通風路を通過する空調風の風速が上昇し、通過面積が最小(図7中Bで示す)になった時に風速が最も速くなり、逆に通過面積が最大(図7中Aで示す)になった時に風速が最も遅くなるという関係がある。これは同じ風量の風が通過する場合には通過面積が狭くなるにつれて風量が絞られて速度が速くなっていくためである。
そこで、かかる通過面積と風速との関係を利用して、冷房運転時において室温をパラメータとした次のような制御を行なうものとする。
すなわち、室温が所定温度(例えば35℃)以上の場合に、室内温度センサ61からの温度検出信号をアンプ62で増幅してモータアクチュエータ55に送信し、モータ制御回路で駆動モータに対して正転駆動信号を出力する。これにより風速調節ユニット40で図6bに示したダンパ51の閉動作が行なわれ、通風路44の通過面積が最小になり吹出口43から送風される冷風の風速が最も速くなる。
続いて、室温が所定温度未満になって設定温度付近の安定域に達した場合には、室内温度センサ61からの温度検出信号をアンプ62で増幅してモータアクチュエータ55に送信し、モータ制御回路は駆動モータに対して逆転駆動信号を出力する。これにより風速調節ユニット40で図6cに示したダンパ51の開動作が行なわれ、通風路44の通過面積が最大になり吹出口43から送風される冷風の風速が最も遅くなる。
このように、本実施形態によれば、例えば真夏の炎天下で駐車していて室温が非常に高温になっている車両Cに乗車する場合であっても、エンジンを始動して空調装置CEを作動させると、風速調節ユニット40で即座に前述した速度調節が行なわれてサイドベント吹出口35c,35dから風速の速い冷風が送風されるようになっている。このため、エンジン始動直後のまだ室温が高い冷房初期時において、運転席S1および助手席S2に着座した乗員は風速の上昇した強烈な冷風を受けることができるので暑さを感じる間もなく素早く涼感が得られ、快適に到達するまでの時間が大幅に短縮されるという効果がある。
また空調装置CEの運転を続けて室温が設定温度付近の安定域まで下がって来ると、今度はサイドベント吹出口35c,35cから風速の遅い緩やかな冷風が送風されるようになるので強風により乗員の身体が冷え過ぎる心配もない。
なお、風速調節ユニット40による風速制御は、本実施形態のように所定温度を境界として最高速と最低速という風速のON−OFF制御を行なっても良く、また室温に合わせて風速を段階的に制御することも可能である。段階的制御を行なう場合には、前記モータアクチュエータ55の駆動モータにACサーボモータやDCステッピングモータを用いると良い。
次に、この風速調節ユニット40を内蔵した車両用空調装置CEの他の実施形態について図8ないし10に基づき説明する。
図8は車両用空調装置の第2実施形態を示す平面図である。
本実施形態の車両用空調装置CEは、空調ユニット10と、風速調節ユニット40と、図示略の室外温度センサと、日射量センサ66を備えており、風速調節ユニット40のモータアクチュエータ55は室外温度センサで検出された温度検出信号と日射センサ66で検出された日射検出信号に基づいて作動するように構成されている。その他の構成は第1実施形態と同様であり、前記風向モードはベントモードまたはバイレベルモードに設定されている。
風速調節ユニット40は、空調ユニット10のサイドベント開口部22c,22dに嵌着されたサイドベントダクト32c,32dの開口終端部にそれぞれ装着されている。これにより、サイドベント吹出口35c,35dから車室CR内に送風される空調風の風速が調節可能になっている。
室外温度センサは車室CR外の気温を測定するものであり、アンプ62を介してモータアクチュエータ55に接続されている。この室外温度センサで測定された外気温が所定温度以上または所定温度以下である場合には、その温度検出信号がアンプ62で増幅されて信号ライン65を介してモータアクチュエータ55に送信される。そして、モータアクチュエータ55内部のモータ制御回路によってモータ駆動信号が出力制御される。
日射量センサ66は、車室CR内の運転席S1側に照射される日射量と助手席S2側に照射される日射量を測定する機能を持つものである。本実施形態では、日射量センサ66は車両CのインストルメントパネルIP上面中央に設置されており、運転席S1側に向けて傾斜配置させた受光素子66aと、助手席S2側に向けて傾斜配置させた受光素子66bと、両受光素子66a,66bの間に配置した遮光板66cを備えている。
ここで、両受光素子66a,66bで検出された日射量検出信号に基づいて運転席S1側の日射量と助手席S2側の日射量が比較される。そして、PID制御により日射量の多い側のサイドベントダクト32c(または32d)に装着された風速調節ユニット40のモータアクチュエータ55に対してアンプ62で増幅されたモータの正転駆動信号が出力されるようになっている。
このように、本実施形態では室外温度センサで検出された温度検出信号が所定温度以上の場合には、日射量センサ66で検出された運転席S1側に照射される日射量と助手席S2側に照射される日射量が比較され、車室CR内において日射量が多い側のサイドベント吹出口(本実施形態では35c)から送風される空調風の風速が高速化される。
したがって、本実施形態によれば、直射日光が当たる側の座席(本実施形態では運転席S1)に着座した乗員に対してサイドベント吹出口35cから風速の上昇した強烈な冷風が送風されるため、座席に着座した乗員は前述した第1実施形態の効果に加えて強い日差しによる体感暑さからも解放され、快適な室内空間が得られるという利点がある。
図9は車両用空調装置の第3実施形態を示す平面図である。
本実施形態の車両用空調装置CEは、空調ユニット10と、風速調節ユニット40と、乗員センサを備えており、風速調節ユニット40のモータアクチュエータ55は室内温度センサ61で検出された温度検出信号と乗員センサで検出された乗員検出信号に基づいて作動するように構成されている。その他の構成は第1実施形態と同様であり、前記風向モードはベントモードまたはバイレベルモードに設定されている。
風速調節ユニット40は、空調ユニット10のセンタベント開口部22a,22bに嵌着されたセンタベントダクト32a,32bの開口終端部にそれぞれ装着されている。これにより、センタベント吹出口35a,35bから車室CR内に送風される空調風の風速が調節可能になっている。
乗員センサは車室CR内の座席に着座した乗員の有無を検出するものであり、例えば座席にかかる荷重を測定して検出する重量センサや、座席の温度分布を測定して検出する赤外線センサ等を使用することができる。本実施形態では、乗員センサは後席S3に設置されており、室内温度センサ61と同様にアンプ62を介して風速調節ユニット40のモータアクチュエータ55に接続されている。そして、乗員センサで検出された検出信号が有りの場合には、その検出信号がアンプ62で増幅されて信号ライン65を介してモータアクチュエータ55に送信され、内部のモータ制御回路によってモータ駆動信号が出力制御される。
このように、本実施形態では室内温度センサ61で所定温度以上の室温が検出され、後席S3に着座した乗員がいる場合には、同図に示すように車室CR内のセンタベント吹出口35a,35bから出る空調風の風速が高速化されて、運転席S1と助手席S2との間を抜けて後席S3に着座した乗員に向けて送風される。したがって、本実施形態によれば、車室CR内の室温が高い冷房初期時や室温が低い暖房初期時において、後席S3に着座した乗員にとっても風速の上昇した強烈な空調風を受けることで快適な室内空間が得られるという利点がある。
図10は車両用空調装置の第4実施形態を示す平面図であり、図11は風速調節ユニットの動作状態を示す平面図である。
本実施形態の車両用空調装置CEは、空調ユニット10と、風速調節ユニット40を備えており、風速調節ユニット40のモータアクチュエータ55は室内温度センサ61で検出された温度検出信号に基づいて作動するように構成されている。
風速調節ユニット40は、空調ユニット10のフロントフット開口部23aとリアフット開口部23bに嵌着されたフロントフットダクト33aとリアフットダクト33bの開口終端部に装着されている。これにより、フロントフット吹出口36aとリアフット吹出口36bから車室CR内に送風される空調風の風速が調節可能になっている。その他の構成は第1実施形態と同様であり、前記風向モードはフットモードまたはバイレベルモードに設定されている。
本実施形態では、室内温度センサ61で所定温度(例えば15℃)以下の室温が検出された場合に、その温度検出信号をアンプ62経由でモータアクチュエータ55に送信し、モータ制御回路が駆動モータに対して正転駆動信号を出力する。これにより図11aに示したように風速調節ユニット40でダンパ51に閉動作が行なわれ、フロントフット吹出口36aとリアフット吹出口36bから送風される温風の風速が高速化されるようになっている。
続いて、室温が所定温度を超えて設定温度付近の安定域に達した場合には、室内温度センサ61からの温度検出信号をアンプ62経由でモータアクチュエータ55に送信し、モータ制御回路が駆動モータに対して逆転駆動信号を出力する。これにより図11bに示したように風速調節ユニット40でダンパ51の開動作が行なわれ、フロントフット吹出口36aとリアフット吹出口36bから送風される温風の風速が低速化されるようになっている。
このように、本実施形態では室内温度センサ61で所定温度以下の室温が検出された場合には、同図に示すように車室CR内のフロントフット吹出口36aとリアフット吹出口36bから送風される高速化した温風が運転席S1,助手席S2,および後席S3に着座した乗員の足元に向けて吹き付けられる。したがって、本実施形態では例えば真冬の氷点下で駐車しておいた車両Cに乗車する場合に、車室CR内の室温が低い暖房初期時において乗員が特に寒さを感じ易い足元に向けて高速化した強烈な温風が送風されるため、素早く快適な温感が得られるという利点がある。
また、本実施形態において、第3実施形態のように乗員センサを後席S3に設置して後席S3に着座した乗員の有無を検出して、後席S3に乗員がいない場合にはリアフットドア26bを閉じてフロントフット吹出口36aのみから高速化した温風を送風するように出力制御することも可能である。
なお、本実施形態では暖房運転時の例を挙げて説明したが、冷房運転時においても同様に適用することができ、この場合には乗員の足元に向けて高速化した強烈な冷風が送風されることになり、乗員は足元から体温を下げることで素早く涼感に到達できる。
本発明を適用した車両用空調装置の概略構成を示す断面図。 車両用空調装置を搭載した車両内部の様子を示す平面図。 風速調節ユニットの装着状態を示す斜視図。 風速調節ユニットの内部構成を示すブロック図。 風速調節ユニットのケース側面から見た風速調節機構部を示す斜視図。 風速調節ユニットの動作状態を示す説明図。 冷房運転時の風速調節ユニットの動作状態と室温との関係を示すグラフ図。 車両用空調装置の第2実施形態を示す平面図。 車両用空調装置の第3実施形態を示す平面図。 車両用空調装置の第4実施形態を示す平面図 図10に示すB部拡大平面図。
符号の説明
C 車両
CR 車室
FW フロントガラス
IP インストルメントパネル
S1 運転席
S2 助手席
S3 後席
CE 車両用空調装置
10 空調ユニット
11 ケース
12 ブロア
13 エバポレータ
14 ヒータコア
15 エアフィルタ
16 エアミックスドア
16a ドア部
17 温風通路
18 冷風通路
19 チャンバ
21 デフロスタ開口部
22a,22b センタベント開口部
22c,22d サイドベント開口部
23a フロントフット開口部
23b リアフット開口部
24 デフロスタドア
25 ベントドア
26a フロントフットドア
26b リアフットドア
31 デフロスタダクト
32a,32b センタベントダクト
32c,32d サイドベントダクト
33a フロントフットダクト
33b リアフットダクト
34 デフロスタ吹出口
35a,35b センタベント吹出口
35c,35d サイドベント吹出口
36a フロントフット吹出口
36b リアフット吹出口
40 風速調節ユニット
41 ケース
42 吸込口
43 吹出口
44 通風路
50 風速調節機構部
51 ダンパ
51a ダンパシャフト
52 リンク
52a 係止孔
53 接続リンク
53a 嵌合孔
53b 係止爪
54 アクチュエータリンク
54a 駆動ピン
55 モータアクチュエータ
55a 回転軸
61 室内温度センサ
62 アンプ
63 バッテリ
64 電源ライン
65 信号ライン
66 日射量センサ
66a,66b 受光素子
66c 遮光板

Claims (4)

  1. 車両に搭載される空調ユニット内で温度調節された空調風を吹出口から車室内に送風する車両用空調装置の吹出し構造であって、
    前記車室内の温度を検出する室内温度センサと、
    前記室内温度センサで検出された温度検出信号に基づいて作動するアクチュエータと、
    前記アクチュエータに連動して前記吹出口に連通する通風路の通過面積を増減して該吹出口から送風される空調風の風速を調節するダンパと、を備えた
    ことを特徴とする車両用空調装置の吹出し構造。
  2. 車両に搭載される空調ユニット内で温度調節された空調風を運転席側に向く吹出口と助手席側に向く吹出口から車室内に送風する車両用空調装置の吹出し構造であって、
    前記車室外の温度を検出する室外温度センサと、
    前記車室内の運転席側に照射される日射量と助手席側に照射される日射量を検出する日射センサと、
    前記室外温度センサで検出された温度検出信号と前記日射センサで検出された日射検出信号に基づいて作動するアクチュエータと、該アクチュエータに連動して前記運転席側に向く吹出口に連通する通風路の通過面積を増減して該吹出口から送風される空調風の風速を調節するダンパと、
    前記室外温度センサで検出された温度検出信号と前記日射センサで検出された日射検出信号に基づいて作動するアクチュエータと、該アクチュエータに連動して前記助手席側に向く吹出口に連通する通風路の通過面積を増減して該吹出口から送風される空調風の風速を調節するダンパと、を備え、
    前記室外温度センサで検出された室外温度が所定温度以上の場合に、前記日射センサで検出された日射量を比較して日射量が多い側の前記吹出口から送風される空調風の風速が高速化される
    ことを特徴とする車両用空調装置の吹出し構造。
  3. 車両に搭載される空調ユニット内で温度調節された空調風を後席側に向く吹出口から車室内に送風する車両用空調装置の吹出し構造であって、
    前記車室内の温度を検出する室内温度センサと、
    前記後席に着座した乗員の有無を検出する乗員センサと、
    前記室内温度センサで検出された温度検出信号と前記乗員センサで検出された乗員検出信号に基づいて作動するアクチュエータと、該アクチュエータに連動して前記吹出口に連通する通風路の通過面積を増減して該吹出口から送風される空調風の風速を調節するダンパと、を備え、
    前記乗員センサで検出された前記後席の乗員がいる場合に、前記吹出口から送風される空調風の風速が高速化される
    ことを特徴とする車両用空調装置の吹出し構造。
  4. 車両に搭載される空調ユニット内で温度調節された空調風を座席の足元に向く吹出口から車室内に送風する車両用空調装置の吹出し構造であって、
    前記車室内の温度を検出する室内温度センサと、
    前記室内温度センサで検出された温度検出信号に基づいて作動するアクチュエータと、該アクチュエータに連動して前記吹出口に連通する通風路の通過面積を増減して該吹出口から送風される空調風の風速を調節するダンパと、を備え、
    前記室内温度センサで検出された室内温度が所定温度以下の場合に、前記吹出口から送風される空調風の風速が高速化される
    ことを特徴とする車両用空調装置の吹出し構造。
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CN113619358A (zh) * 2021-08-16 2021-11-09 诺博汽车系统有限公司 一种用于车辆的出风组件和具有其的车辆

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