JP2005177569A - 回転霧化頭及び塗装ガン - Google Patents

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Abstract


【課題】 回転霧化頭を構成する2つの部品を、高い精度で同心状となるように且つ容易に離脱しないように組み付ける。
【解決手段】 回転霧化頭20は、凹面21と貯留室22の前面壁23Fを有する円形の第1部品30と、貯留室22の後面壁23Rを有する円形の第2部品40と、両部品30,40の周面に互いの係合を可能に形成したネジ部32,43と、両部品30,40の周面に形成されたテーパ面31,41とを備えて構成される。第1部品30と第2部品40をネジ込みにより結合したので、両部品30,40が容易に離脱する虞がない。また、第1部品30と第2部品40は、その互いに当接する周面に形成したテーパ面31,41によって高い精度で同軸状に組み付けることができる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、回転霧化頭及び塗装ガンに関するものである。
ガン本体に対して着脱可能な回転霧化頭を備えた塗装ガンにおいて、回転霧化頭を洗浄する際の作業性向上を図る手段として、回転霧化頭を分解可能としたものが、特許文献1に開示されているものがある。
回転霧化頭は、前面に塗料を薄膜化するための凹面が形成されているとともに、この凹面の後方に配された貯留室とを備え、貯留室内に送り込まれた塗料を、貯留室の前面壁の連通孔を通して凹面に供給し、遠心力により凹面の外周縁から微粒化しつつ放出するようになっている。そして、特許文献1に記載された従来の回転霧化頭は、貯留室の前面壁及び凹面のうちの中心側領域を構成するキャップ状部品と、凹面のうちの周縁側領域及び貯留室の後面壁を構成するカップ状部品とに分割されている。
キャップ状部品の外周のシール溝にはシールリングが装着され、カップ状部品の内周には、シールリングのうちのシール溝から突出した部分を収容するための係止溝が形成されている。キャップ状部品の外周とカップ状部品の内周との隙間はシールリングによってシールされている。また、シールリングが係止溝の縁部に引っ掛かることによって、キャップ状部品がカップ状部品に対して組付け状態に保持されている。
特開平9−234393号公報
上記従来のものでは、シールリングを係止溝の縁部に引っ掛かけることによってキャップ状部品を抜止めしているが、シールリングは弾性を有するものであるから、抜止め機能の信頼性が低いという問題がある。
また、従来のものでは、キャップ状部品の外周面とカップ状部品の内周面との間に、両部品の組付け及び離脱時のコジリや引っ掛かりを回避するための僅かなクリアランスが設けられるため、両部品の間では僅かではあっても軸ブレを生じることは避けられない。ところが、高速回転する回転霧化頭では、ごく僅かな軸ブレであっても、それが原因となって回転軸に過大な負荷が作用するという問題もある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、回転霧化頭を構成する2つの部品を、高い精度で同心状となるように且つ容易に離脱しないように組み付けることを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、ガン本体の前端部に取り付けられて回転駆動されるようになっており、前面が塗料を薄膜化するための凹面とされ、前記凹面の後方に配された貯留室に送り込まれた塗料が、前記貯留室の前面壁の連通孔を通して前記凹面に供給され、遠心力により前記凹面の外周縁から微粒化しつつ放出されるようにした円形の回転霧化頭であって、前記凹面と前記貯留室の前面壁を有する円形の第1部品と、前記貯留室の後面壁を有し、前記第1部品と同心の円形をなす第2部品と、前記第1部品と前記第2部品の周面に互いの係合を可能に形成されたネジ部と、前記第1部品と前記第2部品の互いに接触する周面に形成されたテーパ面とを備えて構成されているところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記テーパ面が、前記ネジ部よりも前方であり且つ前記貯留室よりも後方に配されているところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載のものにおいて、前記第2部品には、複数の治具係合部が周方向に等角度間隔を空けて形成されており、前記複数の治具係合部に治具を係合させることで前記第2部品を前記第1部品に対して回転させるようにしたところに特徴を有する。
請求項4の発明は、前面が塗料を薄膜化するための凹面とされているとともに前記凹面の後方に貯留室が配された円形の回転霧化頭を、ガン本体の前端部に取り付けて回転させることで、前記貯留室に送り込まれた塗料を、前記貯留室の前面壁の連通孔を通して前記凹面に供給し、遠心力により前記凹面の外周縁から微粒化しつつ放出させるようにした塗装ガンであって、前記回転霧化頭が、前記凹面と前記貯留室の前面壁を有する円形の第1部品と、前記貯留室の後面壁を有し、前記第1部品と同心の円形をなす第2部品と、前記第1部品と前記第2部品の周面に互いの係合を可能に形成されたネジ部と、前記第1部品と前記第2部品の互いに接触する周面に形成されたテーパ面とを備えて構成されているところに特徴を有する。
請求項5の発明は、請求項4に記載のものにおいて、前記テーパ面が、前記ネジ部よりも前方であり且つ前記貯留室よりも後方に配されているところに特徴を有する。
請求項6の発明は、請求項4又は請求項5に記載のものにおいて、前記第2部品には、複数の治具係合部が周方向に等角度間隔を空けて形成されており、前記複数の治具係合部に治具を係合させることで前記第2部品を前記第1部品に対して回転させるようにしたところに特徴を有する。
<請求項1及び請求項4の発明>
第1部品と第2部品をネジ込みにより結合したので、両部品が容易に離脱する虞がない。また、第1部品と第2部品の互いに当接する周面にテーパ面を形成したので、両部品を高い精度で同軸状に組み付けることができる。
<請求項2及び請求項5の発明>
テーパ面同士の密着領域では液密状にシールされた状態となるので、貯留室内の液体がネジ部の隙間に侵入することが防止される。
<請求項3及び請求項6の発明>
治具係合部が周方向において等角度間隔で配置されているので、第2部品の重心が軸心から偏心することがなく、第2部品の軸ぶれが防止される。
<実施形態1>
以下、本発明を具体化した実施形態1を図1乃至図8を参照して説明する。
本実施形態の塗装ガンは、前後方向に細長いガン本体10の前端部に回転霧化頭20を取り付けたものである。ガン本体10は、複数の部品を組み付けることによって略円筒状をなしており、ガン本体10の内部には、前後方向に延びる円形の塗料管11が同心状に固定されているとともに、この塗料管11を包囲する形態であって塗料管11と同心円形をなす回転軸12が周知のエアタービン構造により高速で回転駆動されるように支持されている。
回転軸12の前端部には、回転霧化頭20が一体的に回転し得るように且つ離脱可能にねじ込みにより固着されている。回転霧化頭20は、回転軸12の同心の円形をなし、前端面は、塗料を遠心力によって薄膜化するためのカップ状をなす凹面21とされている。回転霧化頭20の内部、即ち凹面21よりも後方の位置には、前後方向の寸法が比較的小さい円形の貯留室22が形成されている。貯留室22の後面壁23Rの中心には、塗料管11の前端を貯留室22内に臨ませるための同士円形の貫通孔24が前後に貫通して形成されている。また、貯留室22の前面壁23Fには、その外周縁に沿い且つ周方向において等角度間隔を空けた複数の連通孔25が前後に貫通して形成されている。貯留室22の前面壁23Fの前面は、前後方向(回転霧化頭20の軸線)と直角な平坦面であって凹面21の中心領域21aを構成している。そして、凹面21のうち連通孔25よりも外周側の環状領域は前方に向かって拡径するテーパ状の周縁領域21bとなっている。尚、貯留室22の前面壁23Fの中心部には、塗料管11の前端部に近接し且つ凹面21側に連通する連通孔26が形成されている。
回転霧化頭20を高速回転させた状態で塗料管11を通して貯留室22に送り込まれた塗料(図示せず)は、貯留室22の前面壁23Fの連通孔25,26を通して凹面21に供給され、遠心力により凹面21上で薄膜化されつつ外周縁側へ拡がり、凹面21の外周縁から微粒化しつつ放出される。
かかる回転霧化頭20は、円形をなす金属製の第1部品30と同じく円形をなす金属製の第2部品40との2つの部品を組み付けることによって構成されている。
第1部品30は、凹面21の全領域(中心領域21aと周縁領域21bの両方)と、貯留室22の前面壁23F、及び貯留室22の内周面を有している。第1部品30の略後半部分、即ち貯留室22の内周面よりも後方の部分の内周には、回転霧化頭20と同心の円形をなすテーパ面31と、同じく回転霧化頭20と同心の円形をなす雌ネジ部32とが形成されている。テーパ面31は、貯留室22の内周面の後端に連なり、この内周面の後端から後方に向かって次第に拡径する形態とされている。回転霧化頭20の軸線に対するテーパ面31の傾斜角度は、テーパ面31の前端から後端に至る前領域に亘って一定の角度されている。また、雌ネジ部32は、テーパ面31の後端から第1部品30の後端に亘って形成され、その雌ネジ部32の内径はその前端から後端に至る前領域に亘って一定である。
第2部品40は、貯留室22の後面壁23Rと貫通孔24を有している。第2部品40の外周面のうち後面壁23Rと対応する領域には、第1部品30のテーパ面31に対して面接触状態で密着可能なテーパ面41が形成されている。また、後面壁23Rの後面における外周縁からは、円筒状をなす外筒部42が同心状に後方へ延出されている。外筒部42の外周には第1部品30の雌ネジ部32と螺合可能な雄ネジ部43が形成されている。さらに、外筒部42の延出端(後端)には、径方向外側へ同心円状に張り出すフランジ部44が形成されており、このフランジ部44の後端面には、周方向において等角度間隔を空けた複数(本実施形態では4つ)の孔状の治具係合部45が形成されている。また、外筒部42の内周には回転軸12に取り付けるための雌ネジ部46が形成されている。
また、後面壁23Rの後面には、外筒部42よりも内側から塗料管11の前端部を包囲するように円筒状をなす内筒部47が後方へ且つ同心に延出されている。この内筒部47の中空は貫通孔24と同心状に連通している。内筒部47の外周における略後半領域には、後方へ向かって次第に縮径するテーパ状の調芯面48が形成されている。
第1部品30と第2部品40を組み付ける際には、第1部品30の雌ネジ部32に対して後方から第2部品40を接近させてその雄ネジ部43を係合させ、両部品30,40を前後方向に接近させる。この両ネジ部32,43の接近に伴ない、テーパ面31,41同士も互いに平行な位置関係を保ちつつ接近し、両部品30,40が正規の組付け状態に至るとテーパ面31,41同士がその全域に亘ってほぼ同時に面接触状態に密着する。これにより、2つの部品30,40が高い精度で同軸状に調芯された状態で合体(結合)され、もって回転霧化頭20が得られる。
このように組付けられた回転霧化頭20は、第2部品40の外筒部42の雌ネジ部46を回転軸12の前端部外周の雄ネジ部13に対して前方から螺合するとともに、内筒部47の調芯面48を回転軸12の前端部内周に形成したテーパ状の調芯面14に対して面接触状態で密着させる。これにより、回転霧化頭20が回転軸12に対して高い制度で同軸状に調芯された状態で一体回転可能に固定される。
回転霧化頭20を回転軸12に組み付けた後は、ガン本体10の前端部にエアキャップ15をねじ込みにより取り付ける。エアキャップ15は、回転霧化頭20を包囲するような筒状をなしており、エアキャップ15の先端部から噴出するエアにより、回転霧化頭20の外周縁から放出された霧化塗料が所定のパターンに成形されるようになっている。
さて、回転霧化頭20を洗浄する際には、まず、エアキャップ15をガン本体10から取り外して回転霧化頭20を露出させ、次いで、第2部品40のフランジ部44の後面に形成されている治具係合部45に図示しない治具を係合させ、回転霧化頭20を回転軸12に対して回転させる。すると、回転軸12の雄ネジ部13から第2部品40の雌ネジ部46が解離し、回転霧化頭20が回転軸12から外される。この後、治具係合46に治具を係合させた状態のままで、第1部品30の前端外周縁にゴムリング(図示せず)を嵌め付け、両部品30,40を回転させる。すると、第1部品30の雌ネジ部32と第2部品40の雄ネジ部43が解離し、両部品30,40が離脱される。両部品30,40が離脱された状態では、貯留室22を構成する前面壁23Fと後面壁23Rが前後に分離して貯留室22の内部が後方へ露出した状態となるため、貯留室22内を容易且つ確実に洗浄することができる。
上述のように本実施形態においては、回転霧化頭20を構成する第1部品30と第2部品40をネジ込みによって結合したので、両部品30,40が容易に離脱する虞がない。また、第1部品30と第2部品40の互いに当接する周面にテーパ面31,41を形成したので、両部品30,40を高い精度で同軸状に調芯された状態で組み付けることができる。第1部品と第2部品を周方向に間隔を空けて配した複数のネジで締結させる構造では、各ネジの重量が微妙に異なるため、分解後の再組立時に各ネジが正規の位置とは異なる位置に捩じ込まれた場合に、重心位置が偏心し、回転アンバランスを生じて回転軸の軸受けを損傷させる虞があるが、本実施形態では、上記のように、回転霧化頭20の回転中心と同芯の雌ネジ部32及び雄ネジ部43によって両部品30,40を高い精度で同軸状に調芯された状態で組み付けることができるので、回転アンバランスを回避することができる。
また、テーパ面31,41同士が密着する領域では液密状にシールされた状態となるのであるが、本実施形態では、テーパ面31,41を、両部品30,40を結合するための雌ネジ部32及び雄ネジ部43よりも前方であり且つ貯留室22よりも後方に配したるので、貯留室22内の液体(塗料)がネジ部32,43の隙間に侵入することが防止されている。
また、回転霧化頭20を回転軸12に対して着脱するとともに、第1部品30と第2部品40とを着脱するための治具(図示せず)を係合させるために第2部品40に形成した治具係合部45は、周方向において等角度間隔で配置されているので、第2部品40の重心が軸心から偏心することがなく、第2部品40の軸ぶれが防止され、ひいては回転霧化頭20の軸ぶれが防止される。
また、第1部品30では、第2部品40との係合手段である雌ネジ部32を後端側に形成したので、塗料膜が薄膜化する際に流動する凹面21には着脱用治具の係合部を設けずに済んでいる。したがって、回転霧化頭20を2つの部品30,40に分割する構造としたことによって塗料を薄膜化する性能及び微粒化する性能が低下することはない。
また、回転霧化頭を2部品に分割する手段としては、前面壁23Fを凹面21の形成されている部品から分離させ、前面壁23Fの外周に突出させた多数の支柱を凹面21側部品の内周に嵌合させることにより、前面壁23Fの外周と凹面21側部品の内周との隙間に隙間を空けた状態で前面壁23Fを凹面21側部品に対して位置決めするとともに、隣り合う支柱の間に、貯留室22内の塗料を凹面21に誘導するための孔状をなす多数の流路(本実施形態の連通孔25に相当)を構成する構造のものが考えられる。このような構造の場合、塗料の微粒化を促進するためには、支柱の数を増やさなければならないが、支柱の数を増やすということは各支柱が細くなって支柱の強度が低下することを意味するため、前面壁23Fと凹面21側部品との間で芯ずれを来たし、ひいては回転アンバランスを生じることが懸念される。その点、本実施形態では、前面壁23Fと凹面21側部品とが一体化された形態となっているので、回転アンバランスを来たすことはない。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態ではネジ部を第1部品の内周と第2部品の外周に形成したが、本発明によれば、ネジ部を第1部品の外周と第2部品の内周に形成してもよい。
(2)上記実施形態ではテーパ面をネジ部よりも前方の位置に配置したが、本発明によれば、テーパ面をネジ部よりも後方の位置に配置してもよい。
(3)上記実施形態ではテーパ面を貯留室よりも後方の位置に配置したが、本発明によれば、テーパ面を貯留室と対応する位置又は貯留室よりも前方の位置に配置してもよい。
(4)上記実施形態ではテーパ面を第1部品の内周と第2部品の外周に形成したが、本発明によれば、テーパ面を第1部品の外周と第2部品の内周に形成してもよい。
(5)上記実施形態では治具係合部を第2部品の後面に配置したが、本発明によれば、治具係合部を第2部品の外周面に配置してもよい。
本実施形態の断面図 回転霧化頭の断面図 第1部品の断面図 第1部品の正面図 第1部品の背面図 第2部品の断面図 第2部品の正面図 第2部品の背面図
符号の説明
10…ガン本体
20…回転霧化頭
21…凹面
22…貯留室
23F…前面壁
23R…後面壁
30…第1部品
31…テーパ面
32…雌ネジ部
40…第2部品
41…テーパ面
43…雄ネジ部
45…治具係合部

Claims (6)

  1. ガン本体の前端部に取り付けられて回転駆動されるようになっており、前面が塗料を薄膜化するための凹面とされ、前記凹面の後方に配された貯留室に送り込まれた塗料が、前記貯留室の前面壁の連通孔を通して前記凹面に供給され、遠心力により前記凹面の外周縁から微粒化しつつ放出されるようにした円形の回転霧化頭であって、
    前記凹面と前記貯留室の前面壁を有する円形の第1部品と、
    前記貯留室の後面壁を有し、前記第1部品と同心の円形をなす第2部品と、
    前記第1部品と前記第2部品の周面に互いの係合を可能に形成されたネジ部と、
    前記第1部品と前記第2部品の互いに接触する周面に形成されたテーパ面とを備えて構成されていることを特徴とする回転霧化頭。
  2. 前記テーパ面が、前記ネジ部よりも前方であり且つ前記貯留室よりも後方に配されていることを特徴とする請求項1記載の回転霧化頭。
  3. 前記第2部品には、複数の治具係合部が周方向に等角度間隔を空けて形成されており、前記複数の治具係合部に治具を係合させることで前記第2部品を前記第1部品に対して回転させるようにしたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の回転霧化頭。
  4. 前面が塗料を薄膜化するための凹面とされているとともに前記凹面の後方に貯留室が配された円形の回転霧化頭を、ガン本体の前端部に取り付けて回転させることで、前記貯留室に送り込まれた塗料を、前記貯留室の前面壁の連通孔を通して前記凹面に供給し、遠心力により前記凹面の外周縁から微粒化しつつ放出させるようにした塗装ガンであって、
    前記回転霧化頭が、
    前記凹面と前記貯留室の前面壁を有する円形の第1部品と、
    前記貯留室の後面壁を有し、前記第1部品と同心の円形をなす第2部品と、
    前記第1部品と前記第2部品の周面に互いの係合を可能に形成されたネジ部と、
    前記第1部品と前記第2部品の互いに接触する周面に形成されたテーパ面とを備えて構成されていることを特徴とする塗装ガン。
  5. 前記テーパ面が、前記ネジ部よりも前方であり且つ前記貯留室よりも後方に配されていることを特徴とする請求項4記載の塗装ガン。
  6. 前記第2部品には、複数の治具係合部が周方向に等角度間隔を空けて形成されており、前記複数の治具係合部に治具を係合させることで前記第2部品を前記第1部品に対して回転させるようにしたことを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の塗装ガン。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010036090A (ja) * 2008-08-04 2010-02-18 Asahi Sunac Corp 回転霧化塗装機
JP2011025178A (ja) * 2009-07-27 2011-02-10 Asahi Sunac Corp 回転霧化頭

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