JP2005177424A - 栗の渋皮除去具 - Google Patents

Abstract

【課題】 台上に置いて、無造作に効率よく渋皮を除去する器具を提供する。
【解決手段】 中央部を湾曲に成型し、無数の鋭角突起を作り擦り削り面とし、側板の先端部に薄刃物を装着したことを特徴とする栗の渋皮除去具。
【選択図面】 図１

Description

本発明は栗の渋皮を擦り、削り落とす渋皮除去具に関するものである。

従来栗の渋皮を除去する器具はない。従って渋皮を除くには小刃物を使用して削り落としている。

そのために次のような問題点があった。
（イ） 指先で栗をつまみ、小刀等で削り落としているが指先に力が要り、指や手が 痛くなる。
（ロ） 不安定な動作で誤って指を傷つけることがある。
（ハ） 渋皮と共に実の部分も削り落とされて小さくなる。
（ニ） 時間がかかり能率が悪い。本発明は、これらの問題を解決するためになされ たものである。

課題を解決するための手段

中央部を湾曲に成型し、表面に無数の鋭角突起を作り擦り削り面とし、先端部に削り薄刃物を装着した。以上を特徴とする栗の渋皮除去具である。

発明の効果

擦り削り部を湾曲に成型したために歩留まりは良く、台上に置いての作業は無造作な取扱いで疲れず能率がよい。

以下、本発明の形態について説明する。
（イ） 湾曲した擦り削り面（１）に無数の鋭角突起（２）を作る。
（ロ） 削り面（１）と交互に抜き窓（３）を設ける。
（ハ） 両端を曲折して側板（４）とする。
（ニ） 先端部に湾曲した削り薄刃物（５）を装着する。
本発明は以上のような構造で、これを使用するときは器具を台上に置き擦り削り面（１）で栗を回し乍ら往復運動すると抜き窓から渋皮は落下する。
外観よく仕上げるには先端部の薄刃物を使用すると完全である。

本発明の平面図 本発明のＡ−Ａ断面図 本発明の右側面図

符号の説明

１ 擦り削り面
２ 鋭角突起
３ 抜き窓
４ 側板
５ 薄刃物
６ 刃物軸

Claims (1)

1. 湾曲した中央部を擦り削り面とし、両端を曲折して側板とし、先端部に削り薄刃を装着したことを特徴とする栗の渋皮除去具。

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