JP2005177379A - 放射線画像撮影装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 フラットパネルX線検出器が衝撃を受けて動作不能になった場合に、X線の照射を確実に禁止する。
【解決手段】 放射線照射タイミングを制御する制御装置と、該制御装置との通信手段を持ち、制御装置からの命令によって放射線発生装置から照射され、被写体を透過した放射線を電気信号に変換し、画像情報として制御装置に送信する機能を有する撮像センサから構成される放射線画像撮影装置において、撮像センサ内に衝撃を検知するための衝撃検知回路と、撮像センサの動作可否状態を診断するための自己診断回路を有し、衝撃検知回路からの信号によって自己診断回路を駆動し、自己診断の結果、撮像センサの動作が行えないと判断した場合には制御装置に動作が行えないことを通知するとともに、制御装置が放射線発生装置に対して放射線の照射を禁止する。
【選択図】 図2
【解決手段】 放射線照射タイミングを制御する制御装置と、該制御装置との通信手段を持ち、制御装置からの命令によって放射線発生装置から照射され、被写体を透過した放射線を電気信号に変換し、画像情報として制御装置に送信する機能を有する撮像センサから構成される放射線画像撮影装置において、撮像センサ内に衝撃を検知するための衝撃検知回路と、撮像センサの動作可否状態を診断するための自己診断回路を有し、衝撃検知回路からの信号によって自己診断回路を駆動し、自己診断の結果、撮像センサの動作が行えないと判断した場合には制御装置に動作が行えないことを通知するとともに、制御装置が放射線発生装置に対して放射線の照射を禁止する。
【選択図】 図2
Description
本発明は、被写体を透過した放射線を電気信号に変換して放射線画像を得る放射線画像検出器及び、該放射線画像検出器を用いた放射線画像撮影装置の制御方法に関する。
従来、放射線画像撮影装置の画像記録媒体としてフィルムカセッテに替わってフラットパネルX線検出器を用いた放射線画像撮影装置が提案されている(例えば特許文献1参照)。
特開平11−99144号公報
前記従来構成の放射線画像撮影装置においては、フラットパネルX線検出器を移動して取り扱われることが勘案されるが、取り扱い時において、フラットパネルX線検出器を落下させる、あるいはベッドなど固定物に衝突させるなどによってフラットパネルX線検出器に衝撃が与えられ、フラットパネルX線検出器を構成する部品が動作しなくなる可能性がある。しかしながら、X線を照射するX線管球と、フラットパネルX線検出器の制御を別々に行っている場合、フラットパネルX線検出器による画像の読み込みが行えない場合であっても、X線管球の駆動が可能であり、X線照射時点においてフラットパネルX線検出器の動作が正常であるか判別することができない問題がある。このため、X線管球と、フラットパネルX線検出器の制御を同期し、X線管球の駆動時、フラットパネルX線検出器からの画像の読み取り動作による動作試験を行い、画像の読み取りが可能であるかを確認し、読み取りが可能な場合のみX線管球の駆動を行うよう構成することも可能であるが、X線管球の駆動時にフラットパネルX線検出器に対して、動作の確認を常に行う時間が必要となり、フラットパネルX線検出器の動作が正常の場合であるにもかかわらず、撮影までの動作時間が長くなるという問題がある。
そこで、この発明は、放射線発生装置との通信手段を持ち、放射線発生装置の放射線照射タイミングを制御する制御装置と、該制御装置との通信手段を持ち、制御装置からの命令によって放射線発生装置から照射され、被写体を透過した放射線を電気信号に変換し、画像情報として制御装置に送信する機能を有する撮像センサから構成される放射線画像撮影装置において、衝撃によって撮像センサの動作ができなくなった場合にX線の照射を確実に禁止するとともに、撮像センサの動作が正常な場合に、撮影時の動作時間を短縮することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の請求項1に係る放射線画像撮影装置においては、放射線発生装置との通信手段を持ち、放射線発生装置の放射線照射タイミングを制御する制御装置と、該制御装置との通信手段を持ち、制御装置からの命令によって放射線発生装置から照射され、被写体を透過した放射線を電気信号に変換し、画像情報として制御装置に送信する機能を有する撮像センサから構成される放射線画像撮影装置において、
撮像センサ内に衝撃を検知するための衝撃検知回路と、撮像センサの動作可否状態を診断するための自己診断回路を有し、衝撃検知回路からの信号によって自己診断回路を駆動し、自己診断の結果、撮像センサの動作が行えないと判断した場合には制御装置に動作が行えないことを通知するとともに、制御装置が放射線発生装置に対して放射線の照射を禁止することを特徴とする。
撮像センサ内に衝撃を検知するための衝撃検知回路と、撮像センサの動作可否状態を診断するための自己診断回路を有し、衝撃検知回路からの信号によって自己診断回路を駆動し、自己診断の結果、撮像センサの動作が行えないと判断した場合には制御装置に動作が行えないことを通知するとともに、制御装置が放射線発生装置に対して放射線の照射を禁止することを特徴とする。
また、本発明の請求項2に係る放射線画像撮影装置においては、
放射線発生装置との通信手段を持ち、放射線発生装置の放射線照射タイミングを制御する制御装置と、該制御装置との通信手段を持ち、制御装置からの命令によって放射線発生装置から照射され、被写体を透過した放射線を電気信号に変換し、画像情報として制御装置に送信する機能を有する撮像センサから構成される放射線画像撮影装置において、
撮像センサ内に衝撃を検知するための衝撃検知回路と、撮像センサの動作可否状態を診断するための自己診断回路、及び自己診断の結果を表示するための表示装置を有し、衝撃検知回路からの信号によって自己診断回路を駆動し、衝撃検知回路からの信号によって自己診断回路を駆動し、自己診断の結果、撮像センサの動作が行えないと判断した場合には制御装置に動作が行えないことを通知するとともに、自己診断の結果を該表示装置に表示する事を特徴とする。
放射線発生装置との通信手段を持ち、放射線発生装置の放射線照射タイミングを制御する制御装置と、該制御装置との通信手段を持ち、制御装置からの命令によって放射線発生装置から照射され、被写体を透過した放射線を電気信号に変換し、画像情報として制御装置に送信する機能を有する撮像センサから構成される放射線画像撮影装置において、
撮像センサ内に衝撃を検知するための衝撃検知回路と、撮像センサの動作可否状態を診断するための自己診断回路、及び自己診断の結果を表示するための表示装置を有し、衝撃検知回路からの信号によって自己診断回路を駆動し、衝撃検知回路からの信号によって自己診断回路を駆動し、自己診断の結果、撮像センサの動作が行えないと判断した場合には制御装置に動作が行えないことを通知するとともに、自己診断の結果を該表示装置に表示する事を特徴とする。
以上説明したように本発明の放射線画像撮影装置によれば、放射線発生装置との通信手段を持ち、放射線発生装置の放射線照射タイミングを制御する制御装置と、該制御装置との通信手段を持ち、制御装置からの命令によって放射線発生装置から照射され、被写体を透過した放射線を電気信号に変換し、画像情報として制御装置に送信する機能を有する撮像センサから構成される放射線画像撮影装置において、
撮像センサが衝撃を検知した場合に撮像センサ内の自己診断回路を駆動し、自己診断の結果、撮像センサの動作が行えないと判断した場合には放射線照射を禁止するため、X線照射時点で撮像センサの動作が正常であるか、異常であるかを判別できるとともに、自己診断結果を撮像センサ上に表示することで撮像センサのみによって撮像センサの現在の状態を知ることができ、撮像センサの異常を効率的に検知可能となる。
撮像センサが衝撃を検知した場合に撮像センサ内の自己診断回路を駆動し、自己診断の結果、撮像センサの動作が行えないと判断した場合には放射線照射を禁止するため、X線照射時点で撮像センサの動作が正常であるか、異常であるかを判別できるとともに、自己診断結果を撮像センサ上に表示することで撮像センサのみによって撮像センサの現在の状態を知ることができ、撮像センサの異常を効率的に検知可能となる。
(実施例1)
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。図1は本発明を実施する放射線画像撮影装置(以下撮影装置と称する)の概略構成を示す模式図であり、1はフラットパネルX線検出器で、有線あるいは無線通信路を介してコントロールPC2に接続されている。コントロールPC2には撮影したX線透過画像をモニタするためのモニタ3、X線透過画像の撮影条件などの情報を撮影時に修正するためのキーボード4と、X線透過画像の撮影開始を行うための画像撮影制御スイッチ6が接続されている。また、コントロールPC2はX線管球5と有線あるいは無線通信路を介して接続されており、X線管球5を駆動し、X線の照射を行う。コントロールPC2内部には不図時のX線照射の許可、不許可の状態を保持する記憶領域があり、該記録領域の内容を元に、X線管球5を駆動するか否かを制御するよう構成している。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。図1は本発明を実施する放射線画像撮影装置(以下撮影装置と称する)の概略構成を示す模式図であり、1はフラットパネルX線検出器で、有線あるいは無線通信路を介してコントロールPC2に接続されている。コントロールPC2には撮影したX線透過画像をモニタするためのモニタ3、X線透過画像の撮影条件などの情報を撮影時に修正するためのキーボード4と、X線透過画像の撮影開始を行うための画像撮影制御スイッチ6が接続されている。また、コントロールPC2はX線管球5と有線あるいは無線通信路を介して接続されており、X線管球5を駆動し、X線の照射を行う。コントロールPC2内部には不図時のX線照射の許可、不許可の状態を保持する記憶領域があり、該記録領域の内容を元に、X線管球5を駆動するか否かを制御するよう構成している。
フラットパネルX線検出器1は、全体としては2次元の平面状の形をしており、図4に示すように、X線検出部20とコントロール・ユニット21とからなり、X線検出部20は被検体を透過したX線を電荷に変換するX線検出物質層22と、この電荷を読み出し電気信号に変換するTFTトランジスタ24とで構成されており、22および24はガラス基板25上に形成される。
また、コントロール・ユニット21は、X線検出物質層23により変換された電荷をTFTトランジスタ24により読み出すタイミングの制御や読み出した電気信号からX線画像情報を構成し、補正情報を元に画像の補正処理を行う制御回路26、制御回路からの制御によってTFTトランジスタ24で変換された電気信号を増幅するアンプ27、制御回路で処理されたX線画像情報を格納するメモリ28、制御回路が画像補正に使用する補正情報を格納した補正情報格納メモリ29と、制御回路26、アンプ27、メモリ28の機能が正しく動作することを確認するための自己診断回路30、フラットパネルX線検出器1に振動が加えられた場合に振動の強さを検出するためのショックセンサ31で構成され、このコントロール・ユニット21とX線検出部20とは保護ケースに収容されている。
このフラットパネルX線検出器1には、直接変換方式と間接変換方式とがあり、直接変換方式のX線検出器ではX線検出物質層が図5(a)に示すように光導電体膜(例えばアモルファス・セレン膜、Cd(Zn)Te膜)とされ、入射X線はアモルファス・セレン膜でそのエネルギーを放出し、電子と正孔のペアーに変換され、電荷は外部印加電圧により移動し、TFTの電荷収集電極を通してコンデンサに蓄積され、TFTの読み出し回路により読み出され、コントロール・ユニット21を通してコントロールPC2にX線透過画像が送られる。
また、間接方式のX線検出器では、図6(a)に示すようにX線検出物質層がヨウ化セシウム(CsI)あるいはGOS(Gd2O2S)層とされ、入射X線はX線検出物質層でそのエネルギーを放出し、蛍光に変換され、発光はTFT上のフォトダイオードに導びかれ、フォトダイオードで光から電荷への変換がなされ、電荷はコンデンサに蓄積され、TFTの読み出し回路により読み出され、コントロール・ユニット21を通してコントロールPC2にX線透過画像が送られる。
図4に戻って図中31に示すショックセンサの構成例を図7に示す。
ショックセンサ31は圧力、張力などの応力を受けて機械的な歪みを生じたときに電荷を発生する圧電セラミック素子11を2枚張り合わせた構造のバイモルフ素子の1端を固定し、圧電セラミック素子11からの電荷変動を電圧変動として検知する電圧監視回路13から構成する。衝撃によって、衝撃方向14と逆の慣性方向15に圧電セラミック素子が変形することにより電圧監視回路13の出力電圧が変化し、衝撃の大きさを検知することが可能となる。
図2は図1に示すフラットパネルX線検出器1が衝撃を受けた場合の本発明に係る放射線画像撮影装置の動作を示すフローチャートである。ステップS101においてフラットパネルX線検出器1内部にある図4中、31に示すショックセンサによって衝撃を検知した場合、ステップS102で、図4中、26に示す制御回路において、ショックセンサ31からの信号を元に衝撃レベルが、あらかじめ規定された規定量を超えているかを判断する。衝撃レベルの判定は、ショックセンサ31から衝撃の大きさに比例して出力される電圧と、制御回路26内にあらかじめ設定されている電圧量を比較することによって行う。ステップS102の判断によって衝撃レベルが規定量を超えたと判断した場合には、ステップS103において制御回路26は、図4中、30に示す自己診断回路を駆動し、制御回路26、アンプ27、メモリ28の機能が正しく動作するかを確認する自己診断を実行する。自己診断は、例えばX線検出部からの読み出し動作を実施し、読み出し動作が正しく行われるかを確認することによって行う。ステップS104においてS103で実施した自己診断結果を判定し、正しく動作しない機能があった場合には、ステップS105で図1中、2に示すコントロールPCに撮影動作の禁止を通知する。S105でフラットパネルX線検出器1からの撮影動作の禁止を通知する信号を受け取ると、ステップS106でコントロールPC2は、図1中、不図時の記憶領域にX線照射を禁止する状態を保存して処理を終了する。ステップS102、S104の判定でそれぞれ、衝撃レベルが規定量を超えていない、また自己診断結果として正しく動作しない機能がなかったと判断した場合には、それぞれ処理を終了する。
図3は図1に示す撮影装置によって画像を撮影する動作を示すフローチャートである。ステップS201において、図1中、6に示す画像撮影制御スイッチの押下によって撮影が要求されると、ステップS202において、現在X線照射が可能であるかをコントロールPC2内の記憶領域に保持されているX線照射の許可、不許可の状態から判断し、X線照射が禁止状態でない場合にはステップS203においてX線管球5を駆動してX線を照射し、ステップS204においてフラットパネルX線検出器1から画像を取得して処理を終了する。ステップS202においてX線照射が禁止状態であった場合には、ステップS203以降の処理を行わず処理を終了する。
以上説明した構成、及び処理によれば、放射線発生装置との通信手段を持ち、放射線発生装置の放射線照射タイミングを制御する制御装置と、該制御装置との通信手段を持ち、制御装置からの命令によって放射線発生装置から照射され、被写体を透過した放射線を電気信号に変換し、画像情報として制御装置に送信する機能を有する撮像センサから構成される放射線画像撮影装置において、
撮像センサが衝撃を検知した場合に撮像センサ内の自己診断回路を駆動し、自己診断の結果、撮像センサの動作が行えないと判断した場合には放射線照射を禁止するため、X線照射時点でフラットパネルX線検出器の動作が正常であるか、異常であるかを判別できる。
撮像センサが衝撃を検知した場合に撮像センサ内の自己診断回路を駆動し、自己診断の結果、撮像センサの動作が行えないと判断した場合には放射線照射を禁止するため、X線照射時点でフラットパネルX線検出器の動作が正常であるか、異常であるかを判別できる。
(実施例2)
前記実施例1においては、フラットパネルX線検出器1が衝撃を受けた場合の自己診断結果はコントロールPC2に送信され、画像を撮影するタイミングで現在X線照射が可能であるかをコントロールPC2内の記憶領域に保持されているX線照射の許可、不許可の状態から判断するよう構成しているが、フラットパネルX線検出器1が動作できなくなったことが分かるのが撮影を行うタイミングであるため、撮影準備のやり直しなどが発生し、検査の効率が悪くなるという問題点が発生する。このため、フラットパネルX線検出器1に現在のフラットパネルX線検出器1の状態を表示するための表示装置を付加し、画像を撮影する前のタイミングで撮影が可能であるかを検知できるよう構成することも可能である。図8は現在のフラットパネルX線検出器1の状態を表示するための表示装置を付加したフラットパネルX線検出器1の構成例であり、図中7が現在のフラットパネルX線検出器1の状態を表示するための自己診断結果表示装置である。図9に自己診断結果表示装置7の表示例を示す。図中(a)はフラットパネルX線検出器1が衝撃を受けた場合に自己診断を実施する場合に表示される表示文字列例であり、(b)は自己診断を実施した結果動作が可能である場合の表示文字列例、(c)が自己診断を実施した結果動作が不可能である場合の表示文字列例である。
前記実施例1においては、フラットパネルX線検出器1が衝撃を受けた場合の自己診断結果はコントロールPC2に送信され、画像を撮影するタイミングで現在X線照射が可能であるかをコントロールPC2内の記憶領域に保持されているX線照射の許可、不許可の状態から判断するよう構成しているが、フラットパネルX線検出器1が動作できなくなったことが分かるのが撮影を行うタイミングであるため、撮影準備のやり直しなどが発生し、検査の効率が悪くなるという問題点が発生する。このため、フラットパネルX線検出器1に現在のフラットパネルX線検出器1の状態を表示するための表示装置を付加し、画像を撮影する前のタイミングで撮影が可能であるかを検知できるよう構成することも可能である。図8は現在のフラットパネルX線検出器1の状態を表示するための表示装置を付加したフラットパネルX線検出器1の構成例であり、図中7が現在のフラットパネルX線検出器1の状態を表示するための自己診断結果表示装置である。図9に自己診断結果表示装置7の表示例を示す。図中(a)はフラットパネルX線検出器1が衝撃を受けた場合に自己診断を実施する場合に表示される表示文字列例であり、(b)は自己診断を実施した結果動作が可能である場合の表示文字列例、(c)が自己診断を実施した結果動作が不可能である場合の表示文字列例である。
図10は図1に示すフラットパネルX線検出器1が衝撃を受けた場合の本発明の第2の実施例に係る放射線画像撮影装置の動作を示すフローチャートである。ステップS301においてフラットパネルX線検出器1内部にある図4中、31に示すショックセンサによって衝撃を検知した場合、ステップS302で、図4中、26に示す制御回路において、ショックセンサ31からの信号を元に衝撃レベルが、あらかじめ規定された規定量を超えているかを判断する。衝撃レベルの判定は、ショックセンサ31から衝撃の大きさに比例して出力される電圧と、制御回路26内にあらかじめ設定されている電圧量を比較することによって行う。ステップS302の判断によって衝撃レベルが規定量を超えたと判断した場合には、ステップS303において図8、7に示す自己診断結果表示装置に自己診断中であることを示す表示を行った後、ステップS304において制御回路26は、図4中、30に示す自己診断回路を駆動し、制御回路26、アンプ27、メモリ28の機能が正しく動作するかを確認する自己診断を実行する。自己診断は、例えばX線検出部からの読み出し動作を実施し、読み出し動作が正しく行われるかを確認することによって行う。ステップS305においてS304で実施した自己診断結果を判定し、正しく動作しない機能があった場合には、ステップS306において図8、7に示す自己診断結果表示装置にフラットパネルX線検出器の動作が異常であることを示す表示を行った後、ステップS307で図1中、2に示すコントロールPCに撮影動作の禁止を通知する。S307でフラットパネルX線検出器1からの撮影動作の禁止を通知する信号を受け取ると、ステップS308でコントロールPC2は、図1中、不図時の記憶領域にX線照射を禁止する状態を保存して処理を終了する。ステップS305の判定で正しく動作しない機能がなかった場合には、ステップS309において図8、7に示す自己診断結果表示装置にフラットパネルX線検出器の動作が正常であることを示す表示を行った後、処理を終了する。
ステップS302の判定で衝撃レベルが規定量を超えていないと判断した場合には処理を終了する。
以上説明した構成によれば、上記実施例1に示した効果に加えて、自己診断結果をフラットパネルX線検出器上に表示することでフラットパネルX線検出器のみによってフラットパネルX線検出器の現在の状態を知ることができ、フラットパネルX線検出器の異常を効率的に検知可能である。
1 フラットパネルX線検出器
2 コントロールPC
7 自己診断結果表示装置
30 自己診断回路
31 ショックセンサ
2 コントロールPC
7 自己診断結果表示装置
30 自己診断回路
31 ショックセンサ
Claims (2)
- 放射線発生装置との通信手段を持ち、放射線発生装置の放射線照射タイミングを制御する制御装置と、該制御装置との通信手段を持ち、制御装置からの命令によって放射線発生装置から照射され、被写体を透過した放射線を電気信号に変換し、画像情報として制御装置に送信する機能を有する撮像センサから構成される放射線画像撮影装置において、
撮像センサ内に衝撃を検知するための衝撃検知回路と、撮像センサの動作可否状態を診断するための自己診断回路を有し、衝撃検知回路からの信号によって自己診断回路を駆動し、自己診断の結果、撮像センサの動作が行えないと判断した場合には制御装置に動作が行えないことを通知するとともに、制御装置が放射線発生装置に対して放射線の照射を禁止することを特徴とする放射線画像撮影装置。 - 放射線発生装置との通信手段を持ち、放射線発生装置の放射線照射タイミングを制御する制御装置と、該制御装置との通信手段を持ち、制御装置からの命令によって放射線発生装置から照射され、被写体を透過した放射線を電気信号に変換し、画像情報として制御装置に送信する機能を有する撮像センサから構成される放射線画像撮影装置において、
撮像センサ内に衝撃を検知するための衝撃検知回路と、撮像センサの動作可否状態を診断するための自己診断回路、及び自己診断の結果を表示するための表示装置を有し、衝撃検知回路からの信号によって自己診断回路を駆動し、衝撃検知回路からの信号によって自己診断回路を駆動し、自己診断の結果、撮像センサの動作が行えないと判断した場合には制御装置に動作が行えないことを通知するとともに、自己診断の結果を該表示装置に表示することを特徴とする放射線画像撮影装置。
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- 2003-12-24 JP JP2003426298A patent/JP2005177379A/ja not_active Withdrawn
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