JP2005175747A - 携帯通信端末機 - Google Patents

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【課題】 一対のキャビネット1、2からなるケーシングに、耳に押し当てて音響を聞き取るべき第1スピーカと、頬骨に押し当てて音響を聞き取るべき骨伝導式の第2スピーカとを具えた携帯通信端末機において、一方のスピーカから他方のスピーカに切り替えた後も聞き取り易い受話音を維持する。
【解決手段】 本発明に係る携帯通信端末機は、第1スピーカの動作状態に関する調整値と第2スピーカ4の動作状態に関する調整値とを入力することが可能であって、第1スピーカの調整値と第2スピーカ4の調整値との対応関係が格納されており、動作させるべきスピーカを一方のスピーカから他方のスピーカへ切り替えたとき、前記一方のスピーカの切り替え時点における調整値に対応する前記他方のスピーカの調整値を読み出して、前記他方のスピーカの調整値として設定する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、携帯電話機などの通信端末機に関し、特に骨伝導式スピーカを具えた通信端末機に関するものである。
老人の如く聴覚機能の低下したユーザであっても十分に受話音を聞き取ることの出来る電話機として、所謂骨伝導式スピーカを具えた送受話器が提案されている(特許文献1参照)。
この種の送受話器によって送受話を行なう場合、送受話器に配備されている骨伝導式スピーカを頬骨に押し付ける。これによって、骨伝導式スピーカから発せられる振動が頭骨を経て蝸牛に伝わり、蝸牛にて振動が電気信号に変換され、該電気信号が聴神経を経て脳に伝えられ、この結果、音声を認識することが出来るのである。
特開2003−174496号公報[H04M1/03]
そこで、携帯可能なケーシングに送話部と受話部を配備した携帯電話機において、受話部として従来の一般的なレシーバであるスピーカ(第1スピーカ)と骨伝導式のスピーカ(第2スピーカ)の両方を配備することが考えられる。該携帯電話機によれば、例えば雑踏の中の様に雑音が大きい状況での通話においては第1スピーカから第2スピーカに切り替えることによって、受話音が聞き取り易いものとなる。
しかしながら、従来の一般的なスピーカは空気の振動を鼓膜に加えて音を伝えるものであるのに対し、骨伝導式スピーカは頬骨に対して直接に振動を加えて音を伝えるものであるため、一方のスピーカでは適切なボリューム値や周波数特性が他方のスピーカでも適切なものとは言えない。従って、一方のスピーカから他方のスピーカへ切り替えを行なったとき、ボリュームや周波数特性等の調整値をそのまま維持したとすると、受話レベルが過大若しくは過小となったり、受話音が耳障りなものとなったりして、受話音の聞き取りが困難となる。
そこで本発明の目的は、従来の一般的なスピーカ(第1スピーカ)と骨伝導式のスピーカ(第2スピーカ)の両方を具えた携帯通信端末機において、一方のスピーカから他方のスピーカに切り替えた後も聞き取り易い受話音が維持される携帯通信端末機を提供することである。
本発明に係る携帯通信端末機は、ケーシングに第1スピーカ(24)と第2スピーカ(4)とを配備したものであって、
第1スピーカ(24)の動作状態に関する調整値と第2スピーカ(4)の動作状態に関する調整値とを入力するための調整値入力手段と、
第1スピーカ(24)の調整値と第2スピーカ(4)の調整値との対応関係が格納されている関係格納手段と、
動作させるべきスピーカを一方のスピーカから他方のスピーカへ切り替えたとき、前記関係格納手段から、前記一方のスピーカの切り替え時点における調整値に対応する前記他方のスピーカの調整値を読み出し、前記他方のスピーカの調整値として設定する調整値設定手段
とを具えている。
上記本発明の携帯通信端末機において、関係格納手段には、第1スピーカ(24)についての複数の調整値(例えば受話音のレベルを規定するボリューム値)が格納されると共に、これらの調整値のそれぞれに対応させて、同等の音響効果が発揮されることとなる第2スピーカ(4)についての複数の調整値が格納されている。
例えば第1スピーカ(24)による通話中に第2スピーカ(4)による通話に切り替えたとき、切り替え時点における第1スピーカ(24)の調整値に基づいて、関係格納手段から該調整値に対応する第2スピーカ(4)についての調整値が読み出され、該調整値が第2スピーカ(4)に設定される。逆に、第2スピーカ(4)による通話中に第1スピーカ(24)による通話に切り替えたときは、切り替え時点における第2スピーカ(4)の調整値に基づいて、関係格納手段から該調整値に対応する第1スピーカ(24)についての調整値が読み出され、該調整値が第1スピーカ(24)に設定される。
上述の一方のスピーカから他方のスピーカへの切り替えにおいて、切り替え前に動作していた一方のスピーカについては、そのユーザによって好適な調整値が設定されているので、その調整値に対応させて他方のスピーカについて設定した調整値も、そのユーザにとって好適なものである。
従って、スピーカの切り替え後も受話音はユーザにとって聞き取り易いものとなる。
具体的構成において、前記ケーシングは、一対のキャビネット(1)(2)を開閉可能に連結して構成され、両キャビネット(1)(2)を開くことによって露出するケーシング内面に前記第1スピーカ(24)が配備されると共に、ケーシング背面に前記第2スピーカ(4)が配備され、両キャビネット(1)(2)を開くことによって第1スピーカ(24)がオン、第2スピーカ(4)がオフとなる一方、両キャビネット(1)(2)を閉じることによって第1スピーカ(24)がオフ、第2スピーカ(4)がオンとなる。
該具体的構成においては、一対のキャビネット(1)(2)を開いた状態では、第1スピーカ(24)がオンとなって、第1スピーカ(24)を耳に押し当てることによって音響を聞き取ることが出来る。これに対し、一対のキャビネット(1)(2)を閉じた状態では、第2スピーカ(4)がオンとなって、第2スピーカ(4)を頬骨に押し当てることによって音響を聞き取ることが出来る。
更に具体的な構成において、前記調整値入力手段は、第1スピーカ(24)と第2スピーカ(4)の調整値をそれぞれ複数段階で変更するための主操作手段と、両キャビネット(1)(2)を閉じた状態で第2スピーカ(4)に対する調整値を複数段階で変更するための副操作手段とを具え、副操作手段の1回の操作によって変更し得る調整値の幅は、主操作手段の1回の操作によって変更し得る調整値の幅よりも大きなものとなっている。
該具体的構成によれば、一対のキャビネット(1)(2)を開いた状態では主操作手段の操作によって第1スピーカ(24)と第2スピーカ(4)についての調整値を複数段階に変更して、適切な調整値を設定することが出来る。又、一対のキャビネット(1)(2)を閉じた状態では副操作手段の操作によって第2スピーカ(4)についての調整値を複数段階に変更して、適切な調整値を設定することが出来る。ここで、副操作手段による調整値の変更幅は、主操作手段による調整値の変更幅よりも大きなものとなっているので、ユーザは、副操作手段の操作によって第2スピーカ(4)の動作状態が変化していることを明確に認識することが出来る。
本発明に係る携帯通信端末機によれば、一方のスピーカから他方のスピーカに切り替えた後も聞き取り易い受話音が維持される。
以下、本発明を折り畳み式携帯電話機に実施した形態につき、図面に沿って具体的に説明する。
本発明に係る折り畳み式携帯電話機においては、図1〜図3に示す如く、操作側キャビネット(1)と表示側キャビネット(2)がヒンジ機構(3)を介して互いに開閉可能に連結されて、折り畳み可能なケーシングが構成されている。
図3に示す如く、操作側キャビネット(1)の内面には、テンキーやリングキーを含む複数の操作キー(11)が配備されると共に、その側面には、サイドキー(15)が配備されている。又、操作側キャビネット(1)には、ヒンジ機構(3)とは反対側の端部にマイクロホン(13)を内蔵した送話部(12)が配備されている。
表示側キャビネット(2)の内面には、液晶パネルからなるメインディスプレイ(21)が配備されると共に、ヒンジ機構(3)とは反対側の端部に、第1スピーカ(24)を内蔵した受話部(22)が配備されている。
更に図1及び図2に示す如く、表示側キャビネット(2)の背面には、その中央部にサブディスプレイ(23)が配備されると共に、ヒンジ機構(3)側の端部には、弾性部材(5)を介して骨伝導式の第2スピーカ(4)が配備されている。
尚、図1に示す様に、両キャビネット(1)(2)を閉じた状態で送話部(12)の一部が露出する様、送話部(12)の表面には凹部が形成されている。
又、表示側キャビネット(2)は、ヒンジ機構(3)とは反対側の端部から第2スピーカ(4)の設置部に向かって表面が隆起した形状を有し、該形状に沿う様に傾斜した姿勢でサブディスプレイ(23)が設置されている。
図4は、上記本発明の折り畳み式携帯電話機の電気的な構成を表わしている。図示の如くアンテナ(61)が接続されたRF回路(62)には、ASIC、DSP、CPU等から構成される制御回路(6)が接続されている。制御回路(6)には、前述の操作キー(11)やサイドキー(15)が接続されると共に、制御動作に供すべきクロックを発生するクロック発生器(64)、必要な回路部に電源を供給するシステム電源IC(65)、外部の通信機器等を接続するためのインタフェース(63)が接続されている。
又、制御回路(6)には、変調・復調処理を実行するコーデック(7)が接続され、該コーデック(7)に、前述のマイクロホン(13)や第1スピーカ(24)の他、イヤホン用マイクロホン(14)が接続されている。又、コーデック(7)には、制御回路(6)からのON/OFF制御信号によってオン/オフ制御される増幅器(71)を介して前述の第2スピーカ(4)が接続されると共に、着信メロディー等を発するための音源IC(72)を介して報知用スピーカ(16)が接続されている。
更に制御回路(6)には、制御バスを介して、メモリ(73)が接続されると共に、LCDドライバー(74)を介して前述のメインディスプレイ(21)やサブディスプレイ(23)が接続されている。
制御回路(6)には、図6に示す如く、9段階の受話レベル設定値のそれぞれに対応させて、第1スピーカ(24)についてのボリューム設定値と第2スピーカ(4)についてのボリューム設定値とがテーブルとして格納されている。第1スピーカ(24)についてのボリューム設定値をそのまま第2スピーカ(4)についてのボリューム設定値とした場合、第2スピーカ(4)の受話レベルが過大となるため、第2スピーカ(4)についてのボリューム設定値は全体的に第1スピーカ(24)についてのボリューム設定値よりも低くなっており、その低下量は受話レベル設定値が大きくなるほど大きくなっている。
従って、ユーザは、キー操作によって受話レベル設定値を9段階に変更して、最も聞き取り易い受話レベルを選択することが出来る。
又、制御回路(6)には、図7に示す第1スピーカ(24)についてのイコライザー周波数特性を規定するための複数のデータ(イコライザー値)が格納されると共に、図8に示す第2スピーカ(4)についてのイコライザー周波数特性を規定するための複数のデータ(イコライザー値)が格納されている。骨伝導式の第2スピーカ(4)を使用する場合、1KHz付近に共振点が存在するため、図8に示す如く1KHz付近の周波数帯域では僅かにゲインを抑圧することにより、受話音が耳障りなものとなることを回避している。又、600Hz以下の周波数ではゲインを僅かに持ち上げることによって、受話音を落ち着いたものとしている。但し、2KHz付近の周波数帯域では、図7及び図8に示す如く同レベルのゲインを維持して、健聴者と難聴者の何れにとっても聞き取り易い受話音を実現している。
上述の折り畳み式携帯電話機によれば、図1に示す如く両キャビネット(1)(2)を折り畳んだ状態で、送話部(12)と骨伝導式の第2スピーカ(4)によって送受話が可能であると共に、図3に示す如く両キャビネット(1)(2)を開いた状態で、送話部(12)と通常の第1スピーカ(24)によって送受話が可能である。
又、通話中に両キャビネット(1)(2)を開き或いは閉じることによって、第1スピーカ(24)と第2スピーカ(4)の間でスピーカを切り替えることも可能である。
図5は、両キャビネット(1)(2)の開閉に応じた第1スピーカ(24)と第2スピーカ(4)の切り替え制御の手続きを表わしている。
骨伝導式の第2スピーカ(4)の動作を可能とするモードを設定した状態で、先ずステップS1にて着信が有ったかどうかを判断し、イエスと判断されたときはステップS2に移行して、オフフック操作が有ったかどうかを判断する。
ステップS2にてイエスと判断されたときは、ステップS3にて通信動作を開始した後、ステップS4にてケーシングが開かれているかどうかを判断する。ここでケーシングが開かれており、イエスと判断されたときは、ステップS5にて、第1スピーカ(24)をオン、第2スピーカ(4)をオフとした後、ステップS6にて、そのときの受話レベル設定値と前記テーブルの読み出しを行なう。
続いてステップS7にて、読み出したボリューム値と第1スピーカ(24)についてのイコライザー値とを、第1スピーカ(24)についての動作状態の調整値として設定する。
その後、ステップS8では、ボリューム変更操作が有ったかどうかを判断し、イエスと判断されたときはステップS9に移行して、ユーザの操作に応じて受話レベル設定値1〜9の9段階でボリューム値を変更し、受話レベル設定値を更新した後、ステップS15へ進む。ステップS8にてノーと判断されたときはステップS9を迂回してステップS15へ進む。
一方、通話開始時にケーシングが閉じられており、ステップS4にてノーと判断されたときは、ステップS10にて第1スピーカ(24)をオフ、第2スピーカ(4)をオンとした後、ステップS11にて、そのときの受話レベル設定値と前記テーブルの読み出しを行なう。
続いてステップS12にて、読み出したボリューム値と第2スピーカ(4)についてのイコライザー値とを、第2スピーカ(4)についての動作状態の調整値として設定する。
その後、ステップS13では、サイドキー(15)によるボリューム変更操作が有ったかどうかを判断し、イエスと判断されたときはステップS14に移行して、ユーザの操作に応じて受話レベル設定値1、5、9の3段階でボリューム値を変更し、受話レベル設定値を更新した後、ステップS15へ進む。ステップS13にてノーと判断されたときはステップS14を迂回してステップS15へ進む。
ステップS15では、オンフック操作が有ったかどうかを判断し、ノーと判断されたときはステップS4に戻って、ステップS4〜S15の手続きを繰り返す。ここで、通話中にケーシングが開き状態から閉じられたときは、ステップS5〜S9の処理から、ステップS10〜S14の処理に切り替わり、第1スピーカ(24)から第2スピーカ(4)へ動作スピーカが切り替えられると共に、前記テーブルに基づいて、第2スピーカ(4)についてのボリューム値がその時点で設定されている受話レベルに応じたボリューム値に変更されると共に、第1スピーカ(24)についてのイコライザー値が第2スピーカ(4)についてのイコライザー値に変更されることになる。
又、通話中にケーシングが閉じ状態から開かれたときは、ステップS10〜S14の処理から、ステップS5〜S9の処理に切り替わり、第2スピーカ(4)から第1スピーカ(24)へ動作スピーカが切り替えられると共に、前記テーブルに基づいて、第1スピーカ(24)についてのボリューム値がその時点で設定されている受話レベルに応じたボリューム値に変更されると共に、第2スピーカ(4)についてのイコライザー値が第1スピーカ(24)についてのイコライザー値に変更されることになる。
その後、オンフック操作が有ってステップS15にてイエスと判断されたときは、ステップS16に移行して、通信動作を終了する。
上述の本発明に係る折り畳み式携帯電話機においては、第1スピーカ(24)から第2スピーカ(4)へ動作スピーカが切り替えられた場合、第1スピーカ(24)について設定されていたボリューム値が図6に示す如く同じ音響効果が得られることとなる第2スピーカ(4)についてのボリューム値に変更されると共に、図8に示された第2スピーカ(4)に好適なイコライザー周波数特性が設定されるので、受話音は聞き取り易いものとなり、快適な通話が実現される。
又、第2スピーカ(4)から第1スピーカ(24)へ動作スピーカが切り替えられた場合も同様に、第2スピーカ(4)について設定されていたボリューム値が図6に示す如く同じ音響効果が得られることとなる第1スピーカ(24)についてのボリューム値に変更されると共に、図7に示された第1スピーカ(24)に好適なイコライザー周波数特性が設定されるので、受話音は聞き取り易いものとなり、快適な通話が実現される。
更に、本発明に係る折り畳み式携帯電話機においては、両キャビネット(1)(2)を閉じた状態でサイドキー(15)を操作することによって第2スピーカ(4)の受話レベルを調整する場合、図6に示す9段階の受話レベル設定値の内、3つの受話レベル設定値9、5、1に対応した3つのボリューム設定値−6dB、−12dB、−16dBの中から選択し得る構成としており、サイドキー(15)の1回の操作による受話レベルの変化幅が大きいものとなっているので、ユーザは、サイドキー(15)の操作によって受話レベルが変化することを明確に認識することが出来る。
尚、本発明の各部構成は上記実施の形態に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能である。例えば、マイクロホン(13)の感度はケーシングの開閉に拘わらず一定に保つ構成に限らず、ケーシングを開いた状態から閉じることによって増大させる構成を採ることも可能である。
本発明に係る折り畳み式携帯電話機を折り畳んだ状態を示す斜視図である。 同上状態を示す平面図である。 該折り畳み式携帯電話機を開いた状態を示す斜視図である。 該折り畳み式携帯電話機の電気的な構成を示すブロック図である。 第1スピーカと第2スピーカの切り替え制御の手続きを表わすフローチャートである。 第1スピーカと第2スピーカについてのボリューム設定値の対応関係を示す図表である。 第1スピーカについてのイコライザー周波数特性を示すグラフである。 第2スピーカについてのイコライザー周波数特性を示すグラフである。
符号の説明
(1) 操作側キャビネット
(11) 操作キー
(12) 送話部
(13) マイクロホン
(15) サイドキー
(2) 表示側キャビネット
(21) メインディスプレイ
(22) 受話部
(23) サブディスプレイ
(24) 第1スピーカ
(4) 第2スピーカ

Claims (6)

  1. 携帯可能なケーシングに、耳に押し当てて音響を聞き取るべき第1スピーカ(24)と頬骨に押し当てて音響を聞き取るべき骨伝導式の第2スピーカ(4)とを配備した携帯通信端末機において、
    第1スピーカ(24)と第2スピーカ(4)についての動作状態に関する調整値が格納されている格納手段と、
    一方のスピーカから他方のスピーカへの切り替わりに応じて、前記格納手段から、前記他方のスピーカについての調整値を読み出し、前記他方のスピーカの調整値として設定する調整値設定手段
    とを具えていることを特徴とする携帯通信端末機。
  2. 携帯可能なケーシングに、耳に押し当てて音響を聞き取るべき第1スピーカ(24)と頬骨に押し当てて音響を聞き取るべき骨伝導式の第2スピーカ(4)とを配備した携帯通信端末機において、
    第1スピーカ(24)の動作状態に関する調整値と第2スピーカ(4)の動作状態に関する調整値とを入力するための調整値入力手段と、
    第1スピーカ(24)の調整値と第2スピーカ(4)の調整値との対応関係が格納されている関係格納手段と、
    動作させるべきスピーカを一方のスピーカから他方のスピーカへ切り替えたとき、前記関係格納手段から、前記一方のスピーカの切り替え時点における調整値に対応する前記他方のスピーカの調整値を読み出し、前記他方のスピーカの調整値として設定する調整値設定手段
    とを具えていることを特徴とする携帯通信端末機。
  3. 前記動作状態に関する調整値は、音量を規定するボリューム値である請求項2に記載の携帯通信端末機。
  4. 第1スピーカ(24)についてのイコライザー周波数特性と第2スピーカ(4)についてのイコライザー周波数特性とが格納されている特性格納手段と、
    動作させるべきスピーカを一方のスピーカから他方のスピーカに切り替えたとき、前記特性格納手段から、前記他方のスピーカについてのイコライザー周波数特性を読み出して、前記他方のスピーカのイコライザー周波数特性として設定する特性設定手段
    とを具えている請求項2又は請求項3に記載の携帯通信端末機。
  5. 前記ケーシングは、一対のキャビネット(1)(2)を開閉可能に連結して構成され、両キャビネット(1)(2)を開くことによって露出するケーシング内面に前記第1スピーカ(24)が配備されると共に、ケーシング背面に前記第2スピーカ(4)が配備され、両キャビネット(1)(2)を開くことによって第1スピーカ(24)がオン、第2スピーカ(4)がオフとなる一方、両キャビネット(1)(2)を閉じることによって第1スピーカ(24)がオフ、第2スピーカ(4)がオンとなる請求項1乃至請求項4の何れかに記載の携帯通信端末機。
  6. 前記調整値入力手段は、第1スピーカ(24)と第2スピーカ(4)の調整値をそれぞれ複数段階で変更するための主操作手段と、両キャビネット(1)(2)を閉じた状態で第2スピーカ(4)に対する調整値を複数段階で変更するための副操作手段とを具え、副操作手段の1回の操作によって変更し得る調整値の幅は、主操作手段の1回の操作によって変更し得る調整値の幅よりも大きなものとなっている請求項5に記載の携帯通信端末機。
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