JP2005175561A - 高周波電力増幅回路用電源回路および電源用半導体集積回路並びに電源用電子部品 - Google Patents
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Abstract
【課題】 出力電圧の応答性が良好でありGSMやWCDMA方式の携帯電話機に使用できるとともに、GSM方式やCDMA方式のような2以上の通信方式による通信が可能な携帯電話機に使用することができ、しかも電力効率の高い高周波電力増幅回路用電源回路を実現する。
【解決手段】 電力効率は劣るが立ち上がりの速いシリーズレギュレータのような第1直流電源回路(231,237)と、立ち上がりは遅いが電力効率は高いスイッチングレギュレータのような第2直流電源回路(232)とを併用して高周波電力増幅回路用電源回路を構成し、電源電圧の高速立ち上げが必要な際にはシリーズレギュレータとスイッチングレギュレータの両方を同時に作動させて出力電源電圧が所定のレベルに達したならシリーズレギュレータの動作をオフさせるようにした。
【選択図】 図1
【解決手段】 電力効率は劣るが立ち上がりの速いシリーズレギュレータのような第1直流電源回路(231,237)と、立ち上がりは遅いが電力効率は高いスイッチングレギュレータのような第2直流電源回路(232)とを併用して高周波電力増幅回路用電源回路を構成し、電源電圧の高速立ち上げが必要な際にはシリーズレギュレータとスイッチングレギュレータの両方を同時に作動させて出力電源電圧が所定のレベルに達したならシリーズレギュレータの動作をオフさせるようにした。
【選択図】 図1
Description
本発明は、携帯電話機等の無線通信装置に使用される高周波電力増幅回路の電源回路さらにはパワー制御可能な電源回路に適用して有効な技術に関し、特にGSM(Global System for Mobile Communication)方式やCDMA(Code Division Multiple Access)方式など複数の通信方式による通信が可能な携帯電話機に利用可能な電源回路に関する。
現在、携帯電話機の高周波電力増幅回路用電源回路としては、CDMA系のシステムにおいてはDC−DCコンバータのような電圧変換回路とMOSFETなどからなる電源スイッチとを組み合わせて、出力電力が低い時は電源スイッチをオフさせてDC−DCコンバータで降圧した電圧を使用し、出力電力が高い時はDC−DCコンバータをオフさせ電源スイッチをオンさせてバッテリー電圧をそのまま高周波電力増幅回路に電源電圧として供給することでシステム全体としての電力効率を向上させるようにした技術がある。
一方、GSM系のシステムにおいては、DC−DCコンバータを電源回路として使用したものはない。理由としては、GSMシステムは出力電力がCDMAに比べて高いとともに、GSMに特有の制御方式が電源回路の立ち上げ時間が短いことを要求するので従来のDC−DCコンバータでは応答性が悪くて使用できないためであると考えられる。なお、CDMA系のシステムとGSM系のシステムに共通の電源回路に関する発明としては、例えば特許文献1に開示されている発明がある。ただし、この先願発明は、DC−DCコンバータを電源回路として使用しているが、GSM系方式の通信の際にはDC−DCコンバータをオフするようにしている。また、本発明に近い発明として、例えば特許文献2に開示されている発明がある。ただし、この先願発明と本発明とでは制御方法が異なる。
特開2003−189603号公報
特開2002−64339号公報
現在、ナローバンドのCDMA方式の携帯電話機においては、ベースバンド回路からの起動信号ないしはバイアス信号によって高周波電力増幅回路の動作を開始させるようになっている。この信号は送信動作の間ずっとアクティブにされており、送信中になくなることがない。また、CDMAの規格では、起動信号を高周波電力増幅回路に与えてから高周波の音声信号およびデータ信号が送信されるまで、100マイクロ秒以上のゆとりが与えられている。通常のスイッチングレギュレータは、その出力の立ち上がりに50マイクロ秒以上の時間を要するが、上述のようにCDMAの規格では、起動信号を高周波電力増幅回路に与えてから実際に送信が開始されるまでに100マイクロ秒以上のゆとりが与えられているため、スイッチングレギュレータを用いて高周波電力増幅回路の電源電圧を生成することができる。
しかしながら、現在盛んに実用化が進められているワイドバンドのCDMA携帯電話システムにおいては、機能アップを図るために起動信号を高周波電力増幅回路に与えてから高周波の音声信号およびデータ信号が送信されるまでに許される時間が、ナローバンドのCDMAで許されている時間の数分の1に短縮されることが予想される。従って、高周波電力増幅回路の電源電圧もこれに合わせて短時間に立ち上げる必要があるが、通常のスイッチングレギュレータでは間に合わない可能性がある。
一方、GSM方式の携帯電話システムにおいては、送信開始時に高周波電力増幅回路の出力電力を−25dBm以下のレベルから+33dBmまで23マイクロ秒のような短い時間内に完了することが規定されている。また、送信動作中はベースバンド信号に同期して277Hzのような周期で高周波電力増幅回路がオン/オフを繰り返すように制御する必要がある(オン期間のデューティ比は1/8)。高周波電力増幅回路がオフ状態のときはハイインピーダンスつまり電源回路にとっては無負荷状態となるため、上記周期で負荷状態と無負荷状態とが繰り返される。
GSMシステムにおいては、上記無負荷状態から負荷状態への切り替えは数マイクロ秒以内に行なう必要がある。仮に高周波電力増幅回路の電源回路としてスイッチングレギュレータを使用した場合を考えると、無負荷状態から負荷状態へ切り替わった瞬間に出力端の平滑コンデンサから急激に電荷が引き抜かれて出力電源電圧が下がり、この出力電源電圧の変化がフィードバックされることでスイッチングレギュレータは出力電源電圧を元の電圧に戻すように動作する。ところが、前述したように、通常のスイッチングレギュレータはその出力の立ち上がりに50マイクロ秒以上の時間を要するため、高周波電力増幅回路の電源電圧は起動信号に追従して速やかに変化することができず、数10マイクロ秒以上の間電圧の落ち込みが発生してしまう。
かかる電圧の落ち込みを防止する方法としては、スイッチングレギュレータの応答性を向上させるか平滑コンデンサの容量値を大きくする方法が考えられるが、GSM規格で要求されるような短い時間で応答するスイッチングレギュレータを設計することは現在の技術ではかなり困難である。また、携帯電話機は小型軽量化に対する要求が高いため、小型軽量化に反する平滑コンデンサの容量値の増大は困難であるとともに、平滑コンデンサの容量値を大きくすると最初に電源回路の出力を立ち上げるのに要する時間が長くなってしまうという不具合がある。
この発明の目的は、出力する電圧の応答性が良好でありGSM方式やWCDMA方式の携帯電話機に使用することができる高周波電力増幅回路用電源回路を提供することにある。
この発明の他の目的は、GSM方式やCDMA方式のような2以上の通信方式による通信が可能な携帯電話機に使用することができしかも電力効率の高い高周波電力増幅回路用電源回路を提供することにある。
この発明のさらに他の目的は、携帯電話機の小型軽量化に貢献することができる高周波電力増幅回路用電源回路を提供することにある。
この発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴については、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
この発明の他の目的は、GSM方式やCDMA方式のような2以上の通信方式による通信が可能な携帯電話機に使用することができしかも電力効率の高い高周波電力増幅回路用電源回路を提供することにある。
この発明のさらに他の目的は、携帯電話機の小型軽量化に貢献することができる高周波電力増幅回路用電源回路を提供することにある。
この発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴については、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要を説明すれば、下記のとおりである。
すなわち、電力効率は劣るが立ち上がりの速いシリーズレギュレータのような第1直流電源回路と、立ち上がりは遅いが電力効率は高いスイッチングレギュレータのような第2直流電源回路とを併用して高周波電力増幅回路用電源回路を構成し、電源電圧の高速立ち上げが必要な際にはシリーズレギュレータとスイッチングレギュレータの両方を同時に作動させて出力電源電圧が所定のレベルに達したならシリーズレギュレータの動作をオフさせるようにしたものである。
すなわち、電力効率は劣るが立ち上がりの速いシリーズレギュレータのような第1直流電源回路と、立ち上がりは遅いが電力効率は高いスイッチングレギュレータのような第2直流電源回路とを併用して高周波電力増幅回路用電源回路を構成し、電源電圧の高速立ち上げが必要な際にはシリーズレギュレータとスイッチングレギュレータの両方を同時に作動させて出力電源電圧が所定のレベルに達したならシリーズレギュレータの動作をオフさせるようにしたものである。
上記した手段によれば、高周波電力増幅回路の電源の高速立ち上げを必要とするGSMやWCDMA方式の通信を行なう携帯電話機に使用することができるとともに、シリーズレギュレータがオンされるのは電源立ち上げ開始直後の極めて短い時間のみであり、大部分の送信動作中はスイッチングレギュレータのみ動作させればよいため、シリーズレギュレータのみで構成された電源回路に比べて大幅に電力効率を高めることができる。
また、GSM方式とCDMA方式のような2以上の通信方式による通信が可能な携帯電話機における高周波電力増幅回路用電源回路として適用した場合には、GSMモードで動作するときもCDMAモードで動作するときにも共通の電源回路から動作電圧を供給することができるとともに大容量の平滑コンデンサを設ける必要がない。
本願において開示される発明のうち代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記のとおりである。
すなわち、本発明に従うと、特性の異なる2つのレギュレータを併用し起動時には立ち上がりの速いレギュレータを動作させるため、出力する電圧の応答性が良好でありGSMやWCDMA方式の携帯電話機に使用することができる高周波電力増幅回路用電源回路を実現することができる。
すなわち、本発明に従うと、特性の異なる2つのレギュレータを併用し起動時には立ち上がりの速いレギュレータを動作させるため、出力する電圧の応答性が良好でありGSMやWCDMA方式の携帯電話機に使用することができる高周波電力増幅回路用電源回路を実現することができる。
また、本発明に従うと、起動時を除く大部分の送信動作中はスイッチングレギュレータのみ動作させるため、電力効率の高い高周波電力増幅回路用電源回路を実現することができる。
さらに、本発明に従うと、共通の電源回路から動作電圧を供給することができるとともに大容量の平滑コンデンサを設ける必要がないため、携帯電話機の小型軽量化に貢献することができる高周波電力増幅回路用電源回路を実現することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。なお、本発明の実施の形態を説明するための全図において、同一機能を有するものには同一符号を付けて説明する。
図1は、本発明を、GSM系とCDMA系の2つの方式による送受信が可能な携帯電話機の高周波電力増幅回路用電源回路に適用した場合の電源回路とシステムの一実施例を示す。図1はこのうちCDMAシステムの構成例を示す。GSMのシステム構成については後述する。
図1において、100は送信信号を増幅して出力する高周波電力増幅回路、200はバッテリーBTTからの電源電圧Vbに基いて高周波電力増幅回路100の電源電圧Vddを生成する電源回路、300は音声信号をベースバンド信号に変換したり受信信号を音声信号に変換したり送受信の切替え信号や変調方式あるいはモードの切替え信号を生成したりするベースバンド回路と受信信号を復調しベースバンド信号を生成したり送信信号を変調したりする変復調回路からなるベースバンド&変復調部である。ベースバンド&変復調部300は、DSP(Digital Signal Processor)やマイクロプロセッサ、半導体メモリなど複数のLSIやICで構成される。また、図示しないが高周波電力増幅回路100で増幅された送信信号は、高調波を除去するロウパスフィルタや送受信切り替えスイッチなどを経てアンテナより送信される。
410は高周波電力増幅回路100の出力電力を検出するカプラなどからなるパワー検出手段、420はベースバンド&変復調部300で変調された送信信号を出力レベル指示信号Vrampに応じて増幅する可変利得アンプ、430はベースバンド&変復調部300から出力される出力レベル指示信号Vrampと前記パワー検出手段410により検出された信号とを比較して電位差に応じて前記可変利得アンプ420のゲインを制御する電圧を生成する自動パワー制御回路である。この自動パワー制御回路430の出力電圧が前記可変利得アンプ420にパワー制御信号Vapcとして供給されることで、高周波電力増幅回路100の出力電力がベースバンド&変復調部300からの出力レベル指示信号Vrampと一致させるようなフィードバック制御が行なわれる。
電源回路200は、バッテリーBTTと高周波電力増幅回路100の電源端子との間に接続された電圧制御用のPチャネルMOSFET231と、バッテリーBTTの電圧Vbを電圧変換するスイッチングレギュレータ232と、上記MOSFET231およびスイッチングレギュレータ232の制御信号を生成する電源制御回路233と、スイッチングレギュレータ232の出力端子と高周波電力増幅回路100の電源端子との間に接続されたインダクタ(コイル)234と、発生された電源電圧を安定化させる平滑コンデンサ235などから構成される。スイッチングレギュレータ232は、PWM(パルス幅変調)方式またはPFM(パルス周波数変調)方式でインダクタ234に流れる電流を制御することで所望の電位の直流電圧を発生させる。なお、上記電圧制御用MOSFET231としてPチャネル型が使用されているのは、Nチャネル型MOSFETに比べて出力電源電圧Vddをバッテリー電圧Vbの近くまで上げることができるためである。これにより、電力ロスを小さくすることができる。
電源回路200は、バッテリーBTTと高周波電力増幅回路100の電源端子との間に接続された電圧制御用のPチャネルMOSFET231と、バッテリーBTTの電圧Vbを電圧変換するスイッチングレギュレータ232と、上記MOSFET231およびスイッチングレギュレータ232の制御信号を生成する電源制御回路233と、スイッチングレギュレータ232の出力端子と高周波電力増幅回路100の電源端子との間に接続されたインダクタ(コイル)234と、発生された電源電圧を安定化させる平滑コンデンサ235などから構成される。スイッチングレギュレータ232は、PWM(パルス幅変調)方式またはPFM(パルス周波数変調)方式でインダクタ234に流れる電流を制御することで所望の電位の直流電圧を発生させる。なお、上記電圧制御用MOSFET231としてPチャネル型が使用されているのは、Nチャネル型MOSFETに比べて出力電源電圧Vddをバッテリー電圧Vbの近くまで上げることができるためである。これにより、電力ロスを小さくすることができる。
さらに、この実施例の電源回路200には、基準となる電圧を発生するバンドギャップリファランス回路のような基準電圧発生回路236、上記電圧制御用のMOSFET231のゲート電圧を制御する差動増幅回路(以下、アンプと称する)237、電源回路の出力電源電圧を抵抗で分割して前記アンプ237の非反転入力端子にフィードバックする抵抗分割回路238、前記基準電圧発生回路236により生成された基準電圧Vrefまたは接地電位を選択して前記反転入力端子に供給する切り替えスイッチSW1、該スイッチSW1により選択された電圧またはバッテリー電圧Vbを選択して前記アンプ237の反転入力端子に供給する切り替えスイッチSW2、電源制御回路233から出力される起動信号SDに基づいて前記スイッチSW1の制御信号を生成するワンショットパルス発生回路239などが設けられている。
前記スイッチSW2は、GSMモードで高出力が要求されるときにバッテリー電圧Vb側に切り替えられる。一方、CDMAモードではスイッチSW2がバッテリー電圧Vb側に切り替えられることはない。スイッチSW2がバッテリー電圧Vb側に切り替えられると、アンプ237の反転入力端子にバッテリー電圧Vbが入力されるため、アンプ237の出力はロウレベルに固定され、電圧制御用のMOSFET231が連続してオン状態にされてバッテリー電圧Vbを高周波電力増幅回路100へ電源電圧Vddとして供給し続ける。
抵抗分割回路238は、電源回路の電圧出力端子OUTと接地点GNDとの間に直列に接続されたブリーダ抵抗R1,R2,R3と、R1とR2との接続ノードN1またはR2とR3との接続ノードN2のいずれかの電位を選択してアンプ237に供給するための切り替えスイッチSW3とから構成されており、このスイッチSW3が電源制御回路233からの制御信号によって切り替え制御されることにより、アンプ237にフィードバックされる電圧が切り替えられる。これにより、基準電圧を変更することなく電源回路から出力される電源電圧を2段階に切り替えることができるようにされている。電源制御回路233はベースバンド&変復調部300からの2ビットの制御信号CNTに基づいてスイッチSW3の切り替え制御信号を生成するようにされる。
なお、特に制限されるものでないが、本実施例では、電源回路230を構成する素子のうちインダクタ234および平滑コンデンサ235を除く部分が1つの半導体チップ上に半導体集積回路(IC)として構成されており、このICと上記インダクタ234、平滑コンデンサ235などのディスクリートの電子部品が、配線パターンが形成されたセラミックのような絶縁基板上に実装されて電源モジュールとして構成されている。ただし、上記電圧制御用のPチャネルMOSFET231もインダクタ234や平滑コンデンサ235と同様にディスクリートの電子部品を用いて構成するようにしてもよい。また、抵抗分割回路238を構成するブリーダ抵抗R1〜R3も外付け素子を用いるようにしても良い。モジュールを構成する絶縁基板は表面や内部にプリント配線が施され、基板に実装された複数の半導体チップや部品間が上記プリント配線やボンディングワイヤで電気的に結合されることであたかも一つの電子部品として扱えるように構成される。
次に、図1の実施例の電源回路200の動作を、図2のタイミングチャートを用いて説明する。
ベースバンド&変復調部300からの起動信号SDが立ち上がると電源制御回路233はこれと同じように変化する制御信号SD’をパルス生成回路239とスイッチングレギュレータ232へ出力する。すると、スイッチングレギュレータ232が動作を開始するとともに、パルス生成回路239は所定時間T0の間だけハイレベル(もしくはロウレベル)の制御パルスφpを出力する(図2(B))。これによって、スイッチSW1が基準電圧Vrefを選択する側に切り替わる。そして、起動直後は電圧出力端子からのフィードバック信号は接地電位に近いため、アンプ237の出力は低くなり電圧制御用のMOSFET231がオン状態にされてバッテリー電圧Vbが高周波電力増幅回路100側へ電源電圧Vddとして供給され、図2(E)のように出力電源電圧Vddが急速に立ち上がる。
ベースバンド&変復調部300からの起動信号SDが立ち上がると電源制御回路233はこれと同じように変化する制御信号SD’をパルス生成回路239とスイッチングレギュレータ232へ出力する。すると、スイッチングレギュレータ232が動作を開始するとともに、パルス生成回路239は所定時間T0の間だけハイレベル(もしくはロウレベル)の制御パルスφpを出力する(図2(B))。これによって、スイッチSW1が基準電圧Vrefを選択する側に切り替わる。そして、起動直後は電圧出力端子からのフィードバック信号は接地電位に近いため、アンプ237の出力は低くなり電圧制御用のMOSFET231がオン状態にされてバッテリー電圧Vbが高周波電力増幅回路100側へ電源電圧Vddとして供給され、図2(E)のように出力電源電圧Vddが急速に立ち上がる。
このとき、電源電圧Vddを抵抗分割回路238で分圧した電圧がアンプ237の非反転入力端子にフィードバックされるため、電源電圧Vddを分圧した電圧が基準電圧Vrefまで上昇するとアンプ237の入力電位差が小さくなるため出力が上昇して電圧制御用のMOSFET231がオフする方向へ制御にされる。つまり、アンプ237と電圧制御用のMOSFET231とがシリーズレギュレータとして動作する。そのため、電源電圧Vddは抵抗分割回路238の抵抗R1〜R3の比に応じた所定の電圧まで上昇すると、それ以降はその電圧を維持する。
その後、スイッチングレギュレータ232が立ち上がるのに要する時間Tsおよび負荷としての高周波電力増幅回路100がオンされる時間よりも長い所定時間T0が経過すると、スイッチSW1が接地電位側へ切り替えられる。すると、アンプ237の出力は電源電圧に近い電圧に変化して電圧制御用のMOSFET231が完全なオフ状態にされる。しかし、このときまで、スイッチングレギュレータ232が立ち上がっているため、電圧制御用のMOSFET231がオフしても高周波電力増幅回路100へはスイッチングレギュレータ232の側から電源電圧Vddが供給され続ける。
アンプ237を持たずスイッチングレギュレータ232のみで高周波電力増幅回路100へ電源電圧Vddを供給するように構成された電源回路にあっては、図2(F)のように、電源電圧Vddの立ち上がりが本実施例の電源回路よりも遅いとともに、負荷としての高周波電力増幅回路100へバイアス電圧Vregが印加されて動作を開始したときに急に電流が流れて出力が一時的に落ち込む現象が生じていたものが、本実施例の電源回路200においては、図2(E)のように、電源電圧Vddの落ち込みが生じないという利点がある。
なお、スイッチングレギュレータ232は、例えば図8に示すように、基準電圧発生回路236により生成された基準電圧Vrefと抵抗分割回路238により分圧されたフィードバック電圧VFBとを比較して電位差に応じた電圧を出力する誤差アンプ321と、該誤差アンプの出力に応じたデューティを有するパルスを生成するPWM制御回路322と、該PWM制御回路320により生成された駆動信号によりオン/オフ駆動されるパワーMOSトランジスタ323,324とから構成される。トランジスタ324は逆方向接続のダイオードで置き換えても良い。また、PWM制御回路322の代わりに、誤差アンプ321の出力に応じた周波数の駆動信号を生成するPFM制御回路を用いても良い。スイッチングレギュレータ232の動作を一時的に停止させる場合には、トランジスタ323と324が共にオフされてPWM制御回路322の出力端子はハイインピーダンスの状態に保持される。
図3は、本発明を、GSM系とCDMA系の2つの方式による送受信が可能な携帯電話機の高周波電力増幅回路用電源回路に適用した場合の電源回路とGSMシステムの一実施例を示す。電源回路200の構成は、図1に示されているものと同一であるので、電源回路200の構成の説明は省略する。また、図3において、図1と同一の機能を有する回路には同一符号を付けて重複した説明は省略する。
図3に示されているように、GSMシステムにおいては、ベースバンド&変復調部300からの出力レベル指示信号Rampとパワー検出手段410により検出された検出信号Vsnsとを比較して電位差に応じた電圧を出力する自動パワー制御回路(APC)430から出力される制御電圧Vabcが、高周波電力増幅回路100に供給されてゲイン制御が行なわれる。ベースバンド&変復調部300から高周波電力増幅回路100に供給される送信信号としての高周波信号RFinは振幅が一定の信号とされる。また、GSMシステムにおいては、自動パワー制御回路(APC)430から出力される制御電圧Vabcが電源回路200の起動信号SDとして電源回路200へ供給される。
なお、GSM系とCDMA系の2つの方式による送受信が可能な携帯電話機は、図1のようなシステムと図3のようなシステムを組み合わせたような構成とされる。その場合、特性を重視するシステムでは高周波電力増幅回路100をCDMA用とGSM用とに別々に設けてもよいし、小型化を重視するシステムでは高周波電力増幅回路100を共用させるように構成することができる。本実施例では、自動パワー制御回路(APC)430から出力される制御電圧Vabcが電源回路200へ起動信号SDとして供給されるように構成されているが、起動信号SDはベースバンド&変復調部300から与えるように構成しても良い。
次に、図3のGSMシステムにおける要求出力レベルが中レベルもしくは低レベルのときの電源回路200の動作を、図4のタイミングチャートを用いて説明する。要求出力レベルが中レベルもしくは低レベルのときは、スイッチSW2は電源制御回路233からの制御信号によりスイッチSW1側に切り替えられる。
GSMシステムでは、ベースバンド&変復調部300から3.6ミリ秒(277Hz)ごとに送信時の出力レベルを指示する出力レベル指示信号RampがAPC回路430へ出力される。APC回路430は出力レベル指示信号Vrampを受けるとパワー検出手段410により検出された検出信号Vsnsと比較して電位差に応じた制御電圧Vabcを出力し、これが高周波電力増幅回路100へ起動信号SDとして供給される。そのため、制御電圧Rampが立ち上がる度に電源制御回路233がこれと同じように変化する制御信号SD’をパルス生成回路239とスイッチングレギュレータ232へ出力する(図4(B))。
すると、スイッチングレギュレータ232が動作を開始するとともに、パルス生成回路239は周期的な制御パルスφpを出力する(図4(C))。これによって、制御パルスφpがハイレベル期間だけアンプ237の出力は低くなって電圧制御用のMOSFET231がオン状態にされて、その間バッテリー電圧Vbが高周波電力増幅回路100側へ電源電圧Vddとして供給される。なお、GSMシステムでは、出力レベル指示信号Rampはベースバンド&変復調部300からパルスとして出力され、そのパルスの振幅のレベルが要求出力レベルの大きさを表わすように生成される。
制御パルスφpがロウレベルの間は、電圧制御用のMOSFET231が完全なオフ状態にされ、スイッチングレギュレータ232から高周波電力増幅回路100へ電源電圧Vddが供給される。そして、出力レベル指示信号Rampがロウレベルの間は、スイッチングレギュレータ232の動作も停止され、直前の電源電圧が平滑コンデンサ235に保持され、図4(E)のように、電源電圧Vddはほぼ同一の電位を維持する。
アンプ237を持たずスイッチングレギュレータ232のみで高周波電力増幅回路100へ電源電圧Vddを供給するように構成された電源回路にあっては、図4(F)のように、負荷としての高周波電力増幅回路100が動作を開始したときに急に電流が流れて出力が一時的に落ち込む現象が生じていたものが、本実施例の電源回路200においては、図4(E)のように、電源電圧Vddの落ち込みが非常に小さいという利点がある。
なお、要求出力レベルが高レベルのときは、出力レベル指示信号Rampのハイレベルの期間に応じてスイッチSW2が周期的にバッテリー電圧Vb側に切り替えられることにより、電圧制御用のMOSFET231が周期的にオン状態にされて、オンの間はバッテリー電圧Vbがそのまま高周波電力増幅回路100へ電源電圧Vddとして供給される。
図5は、本発明の高周波電力増幅回路用電源回路の他の実施例を示す。この実施例の電源回路200の構成は、図1に示されているものとほぼ同一である。図1の実施例の電源回路200との違いは、電源回路200の電圧出力端子と接地点との間にディスチャージ用のMOSFET TR1を、また該MOSFET TR1と接地点との間にMOSFET TR2を追加して、電圧制御用のMOSFET231をオフさせたときに出力電源電圧Vddを所定の設定電位まで高速で立ち下げることができるように構成されている点にある。
この実施例では、ディスチャージ用のMOSFET TR1は、NチャネルMOSFETでありアンプ237の出力によって電圧制御用のPチャネルMOSFET231と相補的に動作されるように構成されており、図6に示すように、制御信号DCSが立ち下がった後、ワンショットパルス発生回路239で生成されたパルス信号φpを反転した信号/φpでMOSFET TR2がオフされている期間ΔTだけオンするように制御される。これにより、電圧制御用のMOSFET231をオフさせたときに出力電源電圧Vddを所定の設定電位Vref・R1/(R1+R2)まで高速で立ち下げることができる。
図7は、本発明の高周波電力増幅回路用電源回路のさらに他の実施例を示す。この実施例の電源回路200の構成は、図1に示されているものとほぼ同一である。図1の実施例の電源回路200との違いは、抵抗分割回路238の抵抗R3と直列に接地点との間にオン/オフ・スイッチSW4を設けて、電源回路200をオフさせたときに平滑コンデンサ235に蓄積されている電荷が放電されるパスを遮断することができるように構成されている点にある。このスイッチSW4は例えば外部から供給される起動信号SDをインバータINVで反転した信号によりオン/オフされるようにされる。他の構成は、図1と同一であるので説明は省略する。
このスイッチSW4がない場合には、抵抗R1〜R3を通して電荷が抜けて図4(E)に破線で示すように、スイッチングレギュレータ232がオフされている間に出力電源電圧Vddのレベルが徐々に下がってしまうおそれがあるが、本実施例のようにスイッチSW4を設けることにより、出力電源電圧Vddが下がるのを防止することができる。なお、図3の実施例においても平滑コンデンサ235の容量値や抵抗R1〜R3の抵抗値を大きくすることにより、出力電源電圧Vddが下がるのを実用上問題にならない程度に抑えることができる。ただし、そのようにすると回路の小型化が図れなくなるという不具合があるので、本実施例のように構成するのが望ましい。
(変形例)
(変形例)
次に、前記実施例の変形例を説明する。
前記実施例では、シリーズレギュレータとして、電圧制御用MOSFET231と該FET231を駆動するアンプ237とから構成されたものを使用した例を説明したが、このシリーズレギュレータとして、図9に示すようなアンプを用いずに直列形態の抵抗R0とツェナーダイオードD0とからなる定電圧回路で生成された定電圧でFET231を駆動するようにした簡易なシリーズレギュレータを用いても良い。また、シリーズレギュレータの代わりに、図10に示すような負荷LDと直列に接続された抵抗R0と、負荷LDと並列に設けられた電圧制御用MOSFET231’とにより構成されたシャントレギュレータを用いるようにしても良い。
前記実施例では、シリーズレギュレータとして、電圧制御用MOSFET231と該FET231を駆動するアンプ237とから構成されたものを使用した例を説明したが、このシリーズレギュレータとして、図9に示すようなアンプを用いずに直列形態の抵抗R0とツェナーダイオードD0とからなる定電圧回路で生成された定電圧でFET231を駆動するようにした簡易なシリーズレギュレータを用いても良い。また、シリーズレギュレータの代わりに、図10に示すような負荷LDと直列に接続された抵抗R0と、負荷LDと並列に設けられた電圧制御用MOSFET231’とにより構成されたシャントレギュレータを用いるようにしても良い。
図11は、上記高周波電力増幅回路100の回路構成例を示す。この実施例の高周波電力増幅回路100は、能動素子として複数の電界効果トランジスタ(以下、単にトランジスタとも呼称する)を順次従属接続して回路的に多段構成にした構造になっている。すなわち、初段トランジスタQ1のドレイン端子に中段トランジスタQ2のゲート端子を接続し、この中段トランジスタQ2のドレイン端子に終段トランジスタQ3のゲート端子を接続した3段構成になっている。
図11の高周波電力増幅回路100は、初段トランジスタQ1のゲート端子に容量素子C1を介して高周波信号Pinが入力され、終段トランジスタQ3のドレイン端子が容量素子C4を介して出力端子Poutに接続されており、高周波入力信号Pinの直流成分をカットし交流成分を増幅して出力する。そして、このときの出力レベルがバイアス制御電圧Vregと電源回路230からの電源電圧Vddによって制御される。バイアス制御電圧Vregは、抵抗R1,R2,R3を介してトランジスタQ1,Q2,Q3のゲートに供給され、バイアス電圧Vg1,Vg2,Vg3が印加される。バイアス制御電圧Vregは、要求出力レベルに応じて例えばベースバンド&変復調部300から供給される。
なお、図11において、符号MS1〜MS6はそれぞれ各段間のインピーダンスの整合をとるためのインダクタとして働くマイクロストリップ線路、MS7〜MS9は電源回路200との間のインピーダンスを整合させるマイクロストリップ線路である。マイクロストリップ線路MS1〜MS6と直列に接続されたコンデンサC1,C2,C3,C4は、電源電圧Vddとゲートバイアス電圧(Vg1,Vg2,Vg3)の直流電圧を遮断する働きがある。なお、図11の高周波電力増幅回路100はあくまでも一例であって、本発明の電源回路からの電源電圧により動作する高周波電力増幅回路100はこのような構成のものに限定されるものではない。
以上本発明者によってなされた発明を実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。例えば、前記実施例では、パワーアンプの出力を立ち上げる際にシリーズレギュレータとスイッチングレギュレータを同時に起動させてワンショットパルスによって所定時間後にシリーズレギュレータのみオフさせるようにしているが、出力電源電圧を検出する手段を設けて出力電源電圧が所定のレベルに達した時点でシリーズレギュレータのみオフさせるようにしても良い。また、シリーズレギュレータをオフさせる代わりにその駆動力を低下させるように制御しても良い。
また、前記実施例では、抵抗分割回路238がブリーダ抵抗R1,R2,R3とスイッチSW3とからなり出力レベルを2段階に切り替えるように構成されたものを示したが、抵抗分割回路238が出力レベルを3段階以上に切り替えられるように構成されていてもよい。また、これに応じてベースバンド&変復調部300からの制御信号CNTも3ビット以上の信号にしても良い。
また、前記第2の実施例では、GSMシステムとしてパワー検出手段410と自動パワー制御回路430とを備え、出力レベル指示信号Rampと検出信号Vsnsとを比較してパワーアンプ100のパワーを制御するクローズドループ方式における電源回路として適用したものを示したが、出力レベル指示信号Rampをアンプ237の反転入力端子へ供給するパスを設けておくことにより、パワー検出手段410と自動パワー制御回路430を設けずに、電源回路200からの電源電圧Vddのみでパワーアンプ100のパワーを制御するオープンループ方式における電源回路にも適用することができる。
さらに、前記実施例の電源回路において、インダクタ234と平滑コンデンサ235との間にフェライトビーズと容量とからなるフィルタを設けるようにすると良い。このフィルタによってスイッチングレギュレータ232のスイッチング動作で発生するノイズを除去することができ、スイッチングレギュレータと共にモジュールに実装されるアナログ回路の特性を向上させることができる。
以上の説明では主として本発明者によってなされた発明をその背景となった利用分野であるGSM系とCDMA系の2つの方式の通信が可能な高周波電力増幅回路の電源回路について説明したが、上記2つの方式の他に、例えば1710〜1785MHz帯のDCS(Digital Cellular System)のような周波数帯の信号を扱えるデュアルバンド方式とCDMA系や、さらに1850〜1915MHz帯のPCS(Personal Communication System)の信号を扱えるトリプルバンド方式とCDMA系の通信が可能な携帯電話機の高周波電力増幅回路用の電源回路に適用することができる。
100 高周波電力増幅回路
200 電源回路
231 電圧制御用MOSFET
232 スイッチングレギュレータ(高効率の直流電源回路)
233 電源制御回路
234 インダクタ(コイル)
235 平滑コンデンサ
236 基準電圧発生回路
237 差動増幅回路(アンプ)
238 抵抗分割回路
239 ワンショットパルス発生回路
300 ベースバンド&変復調部
410 パワー検出手段
420 可変利得アンプ
430 自動パワー制御回路
200 電源回路
231 電圧制御用MOSFET
232 スイッチングレギュレータ(高効率の直流電源回路)
233 電源制御回路
234 インダクタ(コイル)
235 平滑コンデンサ
236 基準電圧発生回路
237 差動増幅回路(アンプ)
238 抵抗分割回路
239 ワンショットパルス発生回路
300 ベースバンド&変復調部
410 パワー検出手段
420 可変利得アンプ
430 自動パワー制御回路
Claims (10)
- 第1の電力効率と第1の応答特性を有する第1の直流電源回路と、前記第1の電力効率よりも高い第2の電力効率と前記第1の応答特性よりも低い第2の応答特性を有する第2の直流電源回路とが電圧出力端子に対して並列に設けられ、該電圧出力端子に結合された高周波電力増幅回路に電源電圧を供給する高周波電力増幅回路用電源回路であって、
前記高周波電力増幅回路の出力電力を変化させるため前記高周波電力増幅回路に供給する電源電圧を変化させる際に、前記第1の直流電源回路および前記第2の直流電源回路が共に起動され、所定時間が経過した後もしくは出力電源電圧が所定のレベルに達した後に前記第1の直流電源回路の動作が停止もしくは電源供給能力が低下されることを特徴とする高周波電力増幅回路用電源回路。 - シリーズレギュレータもしくはシャントレギュレータからなる第1の直流電源回路と、スイッチングレギュレータからなる第2の直流電源回路とが電圧出力端子に対して並列に設けられ、該電圧出力端子に電源端子が結合された高周波電力増幅回路に電源電圧を供給する高周波電力増幅回路用電源回路であって、
前記高周波電力増幅回路の出力電力を変化させるため前記高周波電力増幅回路に供給する電源電圧を変化させる際に、前記第1の直流電源回路および前記第2の直流電源回路が共に起動され、所定時間が経過した後もしくは出力電源電圧が所定のレベルに達した後に前記第1の直流電源回路の動作が停止もしくは電源供給能力が低下されることを特徴とする高周波電力増幅回路用電源回路。 - 前記第1の直流電源回路は、電圧入力端子と電圧出力端子との間または電圧出力端子と接地点との間にソース・ドレイン間チャネルが接続されたトランジスタと、該トランジスタのゲート端子に接続された差動増幅回路を備え、出力電源電圧に応じた電圧が前記差動増幅回路の一方の入力端子にフィードバックされ、前記差動増幅回路の他方の入力端子には基準となる電圧が印加可能にされ、前記差動増幅回路の出力によって前記トランジスタが動作されることを特徴とする請求項2に記載の高周波電力増幅回路用電源回路。
- 前記第2の直流電源回路には前記差動増幅回路の一方の入力端子にフィードバックされる電圧と同一の電圧がフィードバックされ、前記第2の直流電源回路は前記フィードバック電圧に応じて動作することを特徴とする請求項3に記載の高周波電力増幅回路用電源回路。
- 前記電圧出力端子と前記差動増幅回路の一方の入力端子との間のフィードバック経路の途中には、分圧比を切り替え可能な抵抗分割回路が設けられ、該抵抗分割回路からフィードバックされる電圧が切り替えられることにより出力される電源電圧のレベルが切り替え可能にされていることを特徴とする請求項3または4に記載の高周波電力増幅回路用電源回路。
- 前記第2の直流電源回路の動作が停止される際に、前記フィードバック経路を接地電位から切り離して前記電圧出力端子をハイインピーダンス状態に移行させ、前記第2の直流電源回路に接続されている平滑コンデンサの蓄積電荷の放電を抑制することを特徴とする請求項3〜5のいずれかに記載の高周波電力増幅回路用電源回路。
- 前記第2の直流電源回路には前記差動増幅回路の他方の入力端子に印加される基準電圧と同一の電圧が印加され、前記第1の直流電源回路と前記第2の直流電源回路は共通の基準電圧に基づいて動作することを特徴とする請求項3〜6のいずれかに記載の高周波電力増幅回路用電源回路。
- シリーズレギュレータもしくはシャントレギュレータを構成する電圧制御用トランジスタと、前記電圧制御用トランジスタを制御する電圧を出力する差動増幅回路と、スイッチングレギュレータとを備えた電源用半導体集積回路であって、前記差動増幅回路と前記スイッチングレギュレータとは並行して起動され、所定時間が経過した後もしくは出力電源電圧が所定のレベルに達した後に前記スイッチングレギュレータの動作が停止もしくは電源供給能力が低下されることを特徴とする電源用半導体集積回路。
- 前記差動増幅回路の一方の入力端子に出力電源電圧に応じた電圧を帰還させるフィードバック経路を備え、前記スイッチングレギュレータには前記差動増幅回路の一方の入力端子にフィードバックされる電圧と同一の電圧がフィードバックされるとともに、前記差動増幅回路の他方の入力端子と前記スイッチングレギュレータには共通の基準電圧が供給され、前記差動増幅回路と前記スイッチングレギュレータはそれぞれ前記基準電圧および前記フィードバック電圧に応じて動作することを特徴とする請求項8に記載の電源用半導体集積回路。
- 請求項8または9に記載の電源用半導体集積回路と、電源出力端子に接続された平滑コンデンサと、前記スイッチングレギュレータと前記電源出力端子との間に接続されたインダクタとが、1つの絶縁基板上に実装されてなることを特徴とする電源用電子部品。
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