JP2005174085A - ファイル管理装置およびファイル管理方法およびファイル管理プログラム - Google Patents
ファイル管理装置およびファイル管理方法およびファイル管理プログラム Download PDFInfo
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Abstract
【課題】
ファイルのセキュリティ管理処理における、ファイル管理装置およびファイル管理方法およびファイル管理プログラムを提供する。
【解決手段】
ファイルサーバ102上のデータベース208にファイルのセキュリティレベルおよびユーザのセキュリティレベルおよびプリンタのセキュリティレベルをファイル属性TBL、ユーザ属性TBL、プリンタ属性TBLとして登録管理し、クライアント端末からファイルへのアクセス時に、ファイル管理装置201は、ファイル属性TBL、ユーザ属性TBL、プリンタ属性TBLを参照してクライアント端末からファイルへのアクセスの許可および印刷の許可を制御する。
【選択図】 図1
ファイルのセキュリティ管理処理における、ファイル管理装置およびファイル管理方法およびファイル管理プログラムを提供する。
【解決手段】
ファイルサーバ102上のデータベース208にファイルのセキュリティレベルおよびユーザのセキュリティレベルおよびプリンタのセキュリティレベルをファイル属性TBL、ユーザ属性TBL、プリンタ属性TBLとして登録管理し、クライアント端末からファイルへのアクセス時に、ファイル管理装置201は、ファイル属性TBL、ユーザ属性TBL、プリンタ属性TBLを参照してクライアント端末からファイルへのアクセスの許可および印刷の許可を制御する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、ファイル管理装置およびファイル管理方法およびファイル管理プログラムに関し、特に、ファイル、ユーザ、プリンタに関してセキュリティレベルを設定することにより、印刷後のプリント物にもセキュリティを与えることを可能にしたファイル管理装置およびファイル管理方法およびファイル管理プログラムに関する。
近年、電子政府市場や一般オフィスでの社外秘および部外秘の文書管理に対するセキュリティが大きな問題になってきている。
例えば、ファイルとファイル出力先のセキュリティ情報を比較し、セキュリティが確保されると判断された場合にのみ転送を行うことで機密性を確保する装置が知られている。 このような、ファイル管理に関する機密性を高める処理を可能にした装置としては、例えば特許文献1に記載されたものが知られている。
すなわち、特許文献1に記載された機密性が比較的高いファイルの転送に考慮したファイル転送装置においては、ファイルの転送の際に、ファイル側セキュリティ情報とファイル転送先のセキュリティ情報を比較し、セキュリティが確保されると判断された場合にのみ転送を行うことで機密性を確保するファイル転送装置が知られている。
特開平08−115277
しかしながら、上記特開平08−115277号公報記載のシステムでは、ファイルのセキュリティ情報に応じてプリンタへの出力有無を判断することは考えられているが、セキュリティレベルに応じてプリンタを選択できるということはできなかった。また、ファイル自体にセキュリティ情報を付加しているため、セキュリティ情報の一括管理ができないことで保守および管理の面で作業の効率化が図れなかった。
そこで、本発明は、印刷後のプリント物にもセキュリティを与えることを可能にしたファイル管理装置およびファイル管理方法およびファイル管理プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1の発明は、データベース上のファイルにアクセスすることにより印刷処理を行うファイル管理装置において、前記データベース上の各ファイルに対してそれぞれ第1のセキュリティレベルを設定するファイルセキュリティ設定手段と、前記データベースにアクセスを許可されたユーザおよび該ユーザに対応する第2のセキュリティレベルを登録するユーザ登録手段と、前記印刷処理を行うプリンタおよび該プリンタに対応する第3のセキュリティレベルを登録するプリンタ登録手段と、前記データベース上のファイルに対する前記ユーザからのプリント要求に際して、該ファイルに対して設定された前記第1のセキュリティレベルが該ユーザに対して設定された前記第2のセキュリティレベルより低く、かつ、前記印刷処理を行うプリンタに対して設定された前記第3のセキュリティレベルが該ファイルに対して設定された前記第1のセキュリティレベルより高い場合に前記プリント要求を許可するプリント要求許可手段とを具備することを特徴とする。
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記プリント要求許可手段は、前記プリント要求に係わるファイルに対して設定された前記第1のセキュリティレベルが前記ユーザに設定された前記第2のセキュリティレベルより低い場合で、該ファイルの印刷処理を行うプリンタに対して設定された前記第3のセキュリティレベルが前記ファイルに対して設定された前記第1のセキュリティレベルより高いプリンタが存在する場合は、該プリンタに対して前記印刷処理を選択的に許可することを特徴とする。
また、請求項3の発明は、請求項1の発明において、前記データベース上のファイルに対する前記ユーザ登録手段に登録されたユーザからのアクセス要求に際して、該ファイルに対して設定された前記第1のセキュリティレベルが該ユーザに対して設定された前記第2のセキュリティレベルより低い場合に該ファイルに対するアクセス要求を許可するアクセス要求許可手段を更に具備することを特徴とする。
また、請求項4の発明は、データベース上のファイルにアクセスすることにより印刷処理を行うファイル管理方法において、前記データベース上の各ファイルに対してそれぞれ第1のセキュリティレベルをファイルセキュリティ設定手段により設定し、前記データベースにアクセスを許可されたユーザおよび該ユーザに対応する第2のセキュリティレベルをユーザ登録手段により登録するとともに前記印刷処理を行うプリンタおよび該プリンタに対応する第3のセキュリティレベルをプリンタ登録手段により登録し、前記データベース上のファイルに対する前記ユーザからのプリント要求に際して、該ファイルに対して設定された前記第1のセキュリティレベルが該ユーザに対して設定された前記第2のセキュリティレベルより低く、かつ、前記印刷処理を行うプリンタに対して設定された前記第3のセキュリティレベルが該ファイルに対して設定された前記第1のセキュリティレベルより高い場合に前記プリント要求をプリント要求許可手段により許可することを特徴とする。
また、請求項5の発明は、データベース上のファイルにアクセスすることにより印刷処理をコンピュータに実行させるファイル管理プログラムであって、前記データベース上の各ファイルに対してそれぞれ第1のセキュリティレベルを設定するステップと、前記データベースにアクセスを許可されたユーザおよび該ユーザに対応する第2のセキュリティレベルを登録するステップと、前記印刷処理を行うプリンタおよび該プリンタに対応する第3のセキュリティレベルを登録するステップと、前記データベース上のファイルに対する前記ユーザからのプリント要求に際して、該ファイルに対して設定された前記第1のセキュリティレベルが該ユーザに対して設定された前記第2のセキュリティレベルより低く、かつ、前記印刷処理を行うプリンタに対して設定された前記第3のセキュリティレベルが該ファイルに対して設定された前記第1のセキュリティレベルより高い場合に前記プリント要求を許可するステップとを含むことを特徴とする。
本発明によれば、ユーザ、ファイル、プリンタに関するセキュリティレベルをファイル管理装置で管理し、特にプリンタに関してもセキュリティレベルを付与することでユーザセキュリティレベルにより使用可能なプリンタを選択できる。
また、セキュリティレベルが低いユーザが選択できるセキュリティレベルの高いプリンタには、例えば、特殊なウオーターマーク等が施してある用紙を設定しておくことにより、プリント物にもセキュリティを与えることができるという効果を奏する。
以下、この発明に係わるファイル管理装置およびファイル管理方法およびファイル管理プログラムの実施例を添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、この発明を適用して構成されたファイルサーバ102の概略構成を示すブロック図である。
図1に示すファイルサーバ102においては、内部にこの発明に係わるファイル管理装置201およびデータベース208が設けられている。
ファイル管理装置201は、このファイル管理装置の全体動作を統括制御する制御部202、該制御部202にバスライン207を介して相互に接続され、ネットワーク上のクライアントパーソナルコンピュータ(以下、クライアントPCという)からのファイル参照要求およびプリンタ選択要求等の受信またはそれに伴った応答電文を送信するクライアント通信部203、クライアント通信部203において、受信した印刷要求をプリンタに送信し、プリンタからの応答電文の受信を行うプリンタ通信部204、データベースを管理し、データに対するアクセス要求に応えるDB管理部205、クライアントに対してDB管理部205で取得したセキュリティ情報により適切なアクセス制御を行うセキュリティ管理部206を具備して構成される。
またデータベース208は、ファイルセキュリティレベルを管理しているファイル属性テーブル(以下、ファイル属性TBLという)209、ユーザセキュリティレベルを管理しているユーザ属性テーブル(以下、ユーザ属性TBLという)210、プリンタセキュリティレベルを管理しているプリンタ属性テーブル(以下、プリンタ属性TBLという)211を具備して構成される。
ここで、ファイル属性TBL209は、ファイルサーバ上の各ファイルのファイルセキュリティレベルを管理している。
つまり図5(a)に示すように、ファイル属性TBL209は「ファイル識別情報」および「ファイルセキュリティレベル」を含む情報を有している。
上記「ファイル識別情報」とは、例えばファイル名とかでよい。また実施例では「ファイル識別情報」をファイル名である場合を想定するが、これに限るものではなく、ファイルを特定できるものなら何でもよい。
また、上記「ファイルセキュリティレベル」とは、例えばセキュリティレベルが低いレベルから「0」、「1」、「2」のようなものである。また実施例では「ファイルセキュリティレベル」を3種類用意しているが、これに限るものではなく、必要に応じて各ファイルのセキュリティレベルを設定することができる。
ここで、ユーザ属性TBL210は、各クライアントのユーザセキュリティレベルを管理している。
つまり、図5(b)に示すように、ユーザ属性TBL210は「ユーザ識別情報」および「ユーザセキュリティレベル」を含む情報を有している。
上記「ユーザ識別情報」とは、例えば、所定のユーザID若しくは「255.255.255.255」などのように3桁の数字4つで構成されたIPアドレス等である。なお、実施例では「ユーザ識別情報」をIPアドレスである場合を想定するが、これに限るものではなく、クライアントを特定できるものなら何でもよい。
また、上記「ユーザセキュリティレベル」とは、例えばセキュリティレベルが低いレベルから「0」、「1」、「2」のようなものである。なお、実施例では「ユーザセキュリティレベル」を3種類用意しているが、これに限るものではなく、必要に応じて各ユーザのセキュリティレベルを設定することができる。
ここで、プリンタ属性TBL211は、各プリンタのプリンタセキュリティレベルを管理している。
つまり、図5(c)に示すように、プリンタ属性TBL211は「プリンタ識別情報」および「プリンタセキュリティレベル」を含む情報を有している。
上記「プリンタ識別情報」とは、例えば、プリンタ名を用いることができる。なお、実施例では「プリンタ識別情報」をプリンタ名である場合を想定するが、これに限るものではなく、プリンタを特定できるものなら何でもよい。
また上記「プリンタセキュリティレベル」とは、「0」、「1」、「2」のようなものである。なお、実施例では「プリンタセキュリティレベル」を3種類用意しているが、これに限るものではなく、必要に応じて各プリンタのセキュリティレベルを設定することができる。
なお、上記各セキュリティレベルは予めデータベース内の各テーブル(以下、TBLという)に登録しておく必要があり、新規ファイル登録の場合はファイル属性TBL209に「ファイル識別情報」と「ファイルセキュリティレベル」を対に登録し、新規ユーザ登録の場合はユーザ属性TBL210に「ユーザ識別情報」と「ユーザセキュリティレベル」を対に登録し、新規プリンタ登録の場合は、プリンタ属性TBL211に「プリンタ識別情報」と「プリンタセキュリティレベル」を対に登録することで既存のデータには影響を与えることなく登録処理を行える。
また、ファイルを削除する場合はファイル属性TBL209より「ファイル識別情報」と「ファイルセキュリティレベル」を対にして削除し、ユーザを削除する場合はユーザ属性TBL210より「ユーザ識別情報」と「ユーザセキュリティレベル」を対にして削除し、プリンタを削除する場合はプリンタ属性TBL211より「プリンタ識別情報」と「プリンタセキュリティレベル」を対にして削除することで他のデータには影響を与えることなく行える。
また既存のデータに対して変更を行う場合に関しても、他のデータに影響を与えずに、あるデータに対して或いは、複数データに対しての一括変更処理が行える。
すなわち、データベース上の各TBLに各セキュリティレベルを管理しているので、各ユーザに与えられたセキュリティレベルおよび各ファイルに与えられたセキュリティレベルおよび各プリンタに与えられたセキュリティレベルをすぐに把握できるので登録/変更/削除処理が比較的簡単に行え、管理および保守が容易にできる。
図2は、図1に示したファイルサーバ102を使用するネットワーク構成の概要を表したものである。図2に示すファイルサーバ102は、LAN(ローカル・エリア・ネットワーク)104に接続されている。このLAN104には複数台のクライアントPC101−1から101−Mの他に複数台のプリンタ103−1から103−Nにも接続されている。
ここでファイルサーバ102は、クライアントPC101−1からクライアントPC101−Mのいずれかからアクセスされると、各クライアントPCに設定されたセキュリティレベルに許可されたファイルのみをアクセス可能にする。
また、ファイルサーバ102はクライアントPC101−1からクライアントPC101−Mのいずれかからファイルサーバ内のファイルに対しての印刷要求を受け付けると、各クライアントPCに設定されたセキュリティレベルと印刷要求されたファイルに設定されたセキュリティレベルの和に許可されたプリンタのみを選択可能にする。なお、クライアントPCからファイルサーバ内のファイルを印刷する場合は、必ずファイルサーバ102を介してプリンタへ印刷要求を発信する。
図3は、ファイルサーバ102における、ファイル管理手順を説明した図でクライアントPC101−Mからファイルサーバ102上のファイルを参照する場合のファイル参照要求についての通信手順を示すシーケンスチャートである。
まず、クライアントPC101−Mよりファイル管理装置201に対して「ユーザ識別情報」を送信する(ステップ301)。
次にクライアントPC101−Mより「ユーザ識別情報」を受信したファイル管理装置201は該「ユーザ識別情報」をキーとして、データベース208上のユーザ属性TBL210を検索し、「ユーザセキュリティレベル」を取得する(ステップ302およびステップ303)。
次にファイル管理装置201は、ステップ302およびステップ303で取得した「ユーザセキュリティレベル」をキーとして、データベース208上のファイル属性TBL209を検索し、該「ユーザセキュリティレベル」が許可する「ファイルセキュリティレベル」のファイル一覧を取得する(ステップ304およびステップ305)。
次に、ファイル管理装置201は、ステップ304およびステップ305で取得したファイル一覧情報をクライアントPC101−Mに送信し、クライアントPC101−Mでは受信したファイル一覧情報を表示する(ステップ306)。以上がファイル参照要求についての通信手順である。
図4は、ファイルサーバ102における、ファイル管理手順を説明した図でクライアントPC101−Mからファイルサーバ102上のファイルを印刷する場合のファイル印刷要求についての通信手順を示すシーケンスチャートである。
まず、クライアントPC101−Mよりファイル管理装置201に対して「ユーザ識別情報」を送信する(ステップ401)。
次にクライアントPC101−Mより「ユーザ識別情報」を受信したファイル管理装置201は上記「ユーザ識別情報」をキーとして、データベース208上のユーザ属性TBL210を検索し、「ユーザセキュリティレベル」を取得する(ステップ402およびステップ403)。
次にクライアントPC101−Mよりファイル管理装置201に対して、ファイル一覧情報より選択したファイルの「ファイル識別情報」を送信する(ステップ404)。
そしてクライアントPC101−Mより「ファイル識別情報」を受信したファイル管理装置201は上記「ファイル識別情報」をキーとして、データベース208上のファイル属性TBL209を検索し、「ファイルセキュリティレベル」を取得する(ステップ405およびステップ406)。
次に、ファイル管理装置201は、ステップ402およびステップ403で取得した「ユーザセキュリティレベル」と、ステップ405およびステップ406で取得した印刷するファイルの「ファイルセキュリティレベル」の和をキーとして、データベース208上のプリンタ属性TBL211を検索し、該「ユーザセキュリティレベル」と該「ファイルセキュリティレベル」の和が許可するプリンタ一覧を取得する(ステップ407およびステップ408)。
次に、ファイル管理装置201は、ステップ407およびステップ408で取得したプリンタ一覧情報をクライアントPC101−Mに送信し、クライアントPC101−Mでは受信したプリンタ一覧情報を表示する(ステップ409)。
次にクライアントPC101−Mにてプリンタを選択後、印刷要求をファイル管理装置201に送信する(ステップ410)。
次に、印刷要求を受信したファイル管理装置201より選択されたプリンタ宛てに印刷要求を送信し(ステップ411)、プリンタより印刷完了通知を受信する(ステップ412)。
次に、ファイル管理装置201はクライアントPC101−Mに印刷完了通知を送信する(ステップ413)。以上がファイル印刷要求についての通信手順である。
図6は、図1に示したファイルサーバ102におけるファイル管理処理の動作を説明するフローチャートである。
まず、クライアントPCがファイルサーバにアクセスすると、この処理は開始される(ステップ601)。するとファイルサーバのファイル管理処理が開始され、セキュリティレベルに応じたファイル参照許可判断処理を行う(ステップ602)。
このファイル参照許可判断処理は、アクセスしてきたクライアントのセキュリティレベルと参照されようとしているファイルのセキュリティレベルを比較して、ユーザのセキュリティレベルが許可するファイルのみを参照可能にする処理である。このファイル参照許可判断処理の詳細は図7に示される。
すなわち、図7においてファイル参照許可判断処理が開始されると、まず、アクセスしてきたクライアントPCの「ユーザ識別情報」に対応する「ユーザセキュリティレベル」をユーザ属性TBL210より取得する(ステップ701)。
次に、ステップ701で取得したセキュリティレベルより低いセキュリティレベルが設定されたファイルがなくなるまで703からステップ704の処理を繰り返す。ステップ701で取得した「ユーザセキュリティレベル」をキーとして、該「ユーザセキュリティレベル」より低い「ファイルセキュリティレベル」の「ファイル識別情報」を取得する(ステップ703)。そして取得したファイル一覧情報をクライアント応答電文に設定する(ステップ704)。
そして、ファイル情報が設定されたクライアント応答電文を送信し(ステップ706)、このファイル参照許可判断処理を終了する。
図6に戻り、ファイル参照許可判断処理(ステップ602)が終了すると、このファイル参照許可判断処理の結果を受けて、クライアントPCではファイルサーバより受信したファイル一覧を表示する(ステップ603)。
そして、印刷処理を行いたいファイルをステップ603で表示されたファイル一覧から選択する(ステップ604)。ファイルは単独でも複数でも選択できる。
次に、ファイルを印刷するプリンタの選択を行うプリンタ印刷許可判断処理を行う(ステップ605)。このプリンタ印刷許可判断処理の詳細は図8に示される。
図8において、プリンタ印刷許可判断処理が開始されると、まずアクセスしてきたクライアントPCの「ユーザ識別情報」に対応する「ユーザセキュリティレベル」をユーザ属性TBL210より取得する(ステップ801)。
次に印刷指示するために選択されたファイルの「ファイル識別情報」に対応する「ファイルセキュリティレベル」をファイル属性TBL209より取得する。
ここで複数のファイルを選択した場合は得られた「ファイルセキュリティレベル」の内もっとも小さい値を印刷ファイルの「ファイルセキュリティレベル」とする(ステップ802)。
次に、ステップ801で取得したセキュリティレベルとステップ802で取得したセキュリティレベルの和より高いセキュリティレベルが設定されたプリンタがなくなるまで804からステップ805の処理を繰り返す。前記「ユーザセキュリティレベル」と前記「ファイルセキュリティレベル」の和をキーとし、該セキュリティレベルより高い「プリンタセキュリティレベル」の「プリンタ識別情報」を取得する(ステップ804)。そしてプリンタ一覧情報をクライアント応答電文に設定する(ステップ805)。
そして、プリンタ情報が設定されたクライアント応答電文を送信し(ステップ807)、このプリンタ印刷許可判断処理を終了する。
図6に戻り、プリンタ印刷許可判断処理(ステップ605)が終了すると、プリンタ印刷許可判断処理の結果を受けて、クライアントPCではファイルサーバより受信したプリンタ一覧を表示する(ステップ606)。
例えば、ユーザセキュリティレベルが「0」のユーザがファイルセキュリティレベルが「0」のファイルを印刷指示する場合、プリンタセキュリティレベルが「0」のプリンタのみが表示され、ここでプリンタセキュリティレベル「0」のプリンタには「社外秘」等のウオーターマーク印刷を施したプリント用紙のみを設定しておくと、プリント後の文書にもセキュリティを与えることができる。
そして、使用するプリンタを前記プリンタ一覧より選択し、印刷要求をファイルサーバに送信する(ステップ607)。この印刷要求処理の詳細は図9に示される。
図9において、印刷要求処理が開始されると、まず、ファイルサーバはクライアントPCから印刷要求を受信すると、印刷要求を該当プリンタに送信する(ステップ901)。そしてこの印刷結果が正常な場合は(ステップ902でYES)、印刷正常をクライアント応答電文に設定後、送信する(ステップ903)。該印刷結果に異常がある場合は(ステップ902でNO)、印刷異常をクライアント応答電文に設定後、送信する(ステップ904)。以上でこの印刷要求処理を終了する。
図6に戻り、印刷要求処理(ステップ608)が終了すると、この印刷要求処理の結果を受けて、クライアントPCでは印刷完了通知を受信し(ステップ609)、この処理を終了する。
なお、上記実施例においては、上記ファイルサーバ102におけるファイル管理処理をファイルサーバ内102内のファイル管理装置201により行うように構成したが、このファイル管理処理をファイルサーバ102にインストールされたファイル管理プログラムにより実行させるように構成してもよい。
本発明のファイル管理装置およびファイル管理方法およびファイル管理プログラムは、ネットワークに接続された複数のクライアントに対して、アクセス可能なファイルにセキュリティを付与したい場合に有効で、特に、プリント物の増加により重要文書等の管理が適切に行われていないオフィスおよび業務での印刷処理に有効利用することができる。
101−1、101−M クライアントPC
102 ファイルサーバ
103−1、103−N プリンタ
104 LAN(ローカル・エリア・ネットワーク)
201 ファイル管理装置
202 制御部
203 クライアント通信部
204 プリンタ通信部
205 DB管理部
206 セキュリティ管理部
207 バスライン
208 データベース
209 ファイル属性TBL
210 ユーザ属性TBL
211 プリンタ属性TBL
102 ファイルサーバ
103−1、103−N プリンタ
104 LAN(ローカル・エリア・ネットワーク)
201 ファイル管理装置
202 制御部
203 クライアント通信部
204 プリンタ通信部
205 DB管理部
206 セキュリティ管理部
207 バスライン
208 データベース
209 ファイル属性TBL
210 ユーザ属性TBL
211 プリンタ属性TBL
Claims (5)
- データベース上のファイルにアクセスすることにより印刷処理を行うファイル管理装置において、
前記データベース上の各ファイルに対してそれぞれ第1のセキュリティレベルを設定するファイルセキュリティ設定手段と、
前記データベースにアクセスを許可されたユーザおよび該ユーザに対応する第2のセキュリティレベルを登録するユーザ登録手段と、
前記印刷処理を行うプリンタおよび該プリンタに対応する第3のセキュリティレベルを登録するプリンタ登録手段と、
前記データベース上のファイルに対する前記ユーザからのプリント要求に際して、該ファイルに対して設定された前記第1のセキュリティレベルが該ユーザに対して設定された前記第2のセキュリティレベルより低く、かつ、前記印刷処理を行うプリンタに対して設定された前記第3のセキュリティレベルが該ファイルに対して設定された前記第1のセキュリティレベルより高い場合に前記プリント要求を許可するプリント要求許可手段と
を具備することを特徴とするファイル管理装置。 - 前記プリント要求許可手段は、
前記プリント要求に係わるファイルに対して設定された前記第1のセキュリティレベルが前記ユーザに設定された前記第2のセキュリティレベルより低い場合で、該ファイルの印刷処理を行うプリンタに対して設定された前記第3のセキュリティレベルが前記ファイルに対して設定された前記第1のセキュリティレベルより高いプリンタが存在する場合は、該プリンタに対して前記印刷処理を選択的に許可する
ことを特徴とする請求項1記載のファイル管理装置。 - 前記データベース上のファイルに対する前記ユーザ登録手段に登録されたユーザからのアクセス要求に際して、該ファイルに対して設定された前記第1のセキュリティレベルが該ユーザに対して設定された前記第2のセキュリティレベルより低い場合に該ファイルに対するアクセス要求を許可するアクセス要求許可手段
を更に具備する
ことを特徴とする請求項1記載のファイル管理装置。 - データベース上のファイルにアクセスすることにより印刷処理を行うファイル管理方法において、
前記データベース上の各ファイルに対してそれぞれ第1のセキュリティレベルをファイルセキュリティ設定手段により設定し、
前記データベースにアクセスを許可されたユーザおよび該ユーザに対応する第2のセキュリティレベルをユーザ登録手段により登録するとともに
前記印刷処理を行うプリンタおよび該プリンタに対応する第3のセキュリティレベルをプリンタ登録手段により登録し、
前記データベース上のファイルに対する前記ユーザからのプリント要求に際して、該ファイルに対して設定された前記第1のセキュリティレベルが該ユーザに対して設定された前記第2のセキュリティレベルより低く、かつ、前記印刷処理を行うプリンタに対して設定された前記第3のセキュリティレベルが該ファイルに対して設定された前記第1のセキュリティレベルより高い場合に前記プリント要求をプリント要求許可手段により許可する ことを特徴とするファイル管理方法。 - データベース上のファイルにアクセスすることにより印刷処理をコンピュータに実行させるファイル管理プログラムであって、
前記データベース上の各ファイルに対してそれぞれ第1のセキュリティレベルを設定するステップと、
前記データベースにアクセスを許可されたユーザおよび該ユーザに対応する第2のセキュリティレベルを登録するステップと、
前記印刷処理を行うプリンタおよび該プリンタに対応する第3のセキュリティレベルを登録するステップと、
前記データベース上のファイルに対する前記ユーザからのプリント要求に際して、該ファイルに対して設定された前記第1のセキュリティレベルが該ユーザに対して設定された前記第2のセキュリティレベルより低く、かつ、前記印刷処理を行うプリンタに対して設定された前記第3のセキュリティレベルが該ファイルに対して設定された前記第1のセキュリティレベルより高い場合に前記プリント要求を許可するステップと
を含むことを特徴とするファイル管理プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003414784A JP2005174085A (ja) | 2003-12-12 | 2003-12-12 | ファイル管理装置およびファイル管理方法およびファイル管理プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003414784A JP2005174085A (ja) | 2003-12-12 | 2003-12-12 | ファイル管理装置およびファイル管理方法およびファイル管理プログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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ID=34734486
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008068882A1 (ja) * | 2006-12-01 | 2008-06-12 | Seiko Epson Corporation | 出力管理システム及びその出力制御方法、並びにセキュリティ管理機能付き出力装置 |
JP2015191595A (ja) * | 2014-03-28 | 2015-11-02 | インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーションInternational Business Machines Corporation | セキュリティ要件に応じて印刷を行うシステム、コンピュータ、方法およびプログラム |
WO2019041917A1 (zh) * | 2017-08-31 | 2019-03-07 | 珠海赛纳打印科技股份有限公司 | 安全打印方法及系统 |
-
2003
- 2003-12-12 JP JP2003414784A patent/JP2005174085A/ja active Pending
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