JP2005173826A - 外部記録媒体の利用が可能な電子機器および外部記憶媒体の利用方法 - Google Patents

外部記録媒体の利用が可能な電子機器および外部記憶媒体の利用方法 Download PDF

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あゆみ 溝渕
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Abstract

【課題】 外部記録媒体を用いることによって、複数のユーザ(使用者)によって共有(共用)される電子機器において、共有者各人のプライバシーを確実に保護し、用途の異なる外部記録媒体の使い分けができる電子機器を提供する。
【解決手段】 制御部170はスロットに装着されたメモリ・カード141に対して所定の情報を記録することにより、保護すべき個人利用情報の記憶専用の個人専用媒体を作成する。制御部170は、スロットに装着されたメモリ・カードが、個人専用記録媒体かそれ以外の外部記録媒体かを判別し、個人専用媒体であると判別した場合には、LCD101の表示画面に、スロットに装着されたメモリ・カード141は、個人専用媒体であることを通知する表示を表示して使用者に通知するようにする。
【選択図】図6

Description

この発明は、例えば、半導体メモリなどを用いた外部記録媒体を利用することによって、複数人で共有(共用)可能な電子機器、この電子機器で用いられる外部記録媒体の利用方法に関する。
従来、通信機能付きの電子機器において、電子メール機能やWWW(World Wide Web)ブラウザ機能や電子掲示板機能などのネットワーク接続機能を使用するためには、ネットワーク接続のため、予め、ISP(Internet Service Provider;インターネットサービスプロバイダ)情報や、メールアカウントの情報を設定しておく必要がある。
ISP情報としては、接続するISPのDNS(Domain Name System)や、パスワード、アクセスポイントの電話番号などがある。また、電子メール機能であれば、メールアカウントの情報しては、メールユーザのアカウント情報や、POP(Post Office Protocol)3サーバや、SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)サーバの情報などがある。
従来のネットワーク接続機能を備える電子機器においては、通常は、1つの電子機器端末は一人のユーザが使用することを想定し、上述のISP情報やメールアカウント情報は、端末を使用する一人のユーザについての情報のみが設定される。
ところで、複数のユーザが、一つの電子機器のネットワーク接続機能を使用することができれば便利である場合がある。このことを、例えばメモリ・カードなどの外部記憶媒体を用いて実現したものとして、後に記す特許文献1に記載の発明がある。すなわち、この特許文献1に記載の発明においては、外部記憶媒体に、ISP情報やユーザのメールアカウント情報などのネットワーク接続機能を使用する際に必要な情報を書き込んでおく。
そして、電子機器の外部記憶媒体の装填部に外部記憶媒体が装填されたときに、電子機器では、この外部記憶媒体から、ISP情報やユーザのメールアカウント情報などのネットワーク接続機能を使用する際に必要な情報を読み出し、この読み出した前記情報を用いて、ネットワーク接続機能の送受のアクセスを実行するようにするものである。
この特許文献1に記載の発明によれば、予め、電子メール機能などのネットワーク接続機能を使用しようとするユーザは、電子機器にISP情報やメールアカウント情報などの電子メールの送受信の際に必要な情報を設定しておく必要がなく、単に、外部メモリを装填部に装填するという事前操作を行うだけで、電子メール機能などのネットワーク通信機能の使用が可能になる。
したがって、自分用のISP情報やメールアカウント情報などの電子メールの送受信の際に必要な情報を書き込んだ外部メモリを所持するユーザであれば、誰でも、電子機器の電子メール機能の使用が可能になる。
また、上述のように、ネットワーク接続機能を使用する際に必要な情報を外部記憶媒体に書き込み、その外部記憶媒体を電子機器に装填することによりネットワーク接続機能を実行することができるようにした場合において、外部記憶媒体に書き込まれた、ネットワーク接続機能を使用する際に必要な情報にセキュリティがかかっていない場合には、誰でも、その外部記憶媒体を用いて、電子メールなどのネットワーク接続機能を実行することができてしまう可能性がある。
このため、その外部記憶媒体を落としたり、紛失したり、また、その外部記憶媒体が盗まれたりした場合、不正にネットワーク接続機能が実行されてしまうおそれがあった。そこで、上述のようにネットワーク接続機能を使用する際に必要な情報が書き込まれた外部記憶媒体が、不正に利用されないようにするものとして、後に記す特許文献2に記載の発明がある。
この特許文献2に記載の発明によれば、外部記憶媒体には、鍵情報が書き込まれ、電子機器に装填されてネットワーク接続機能が実行される際に、その鍵情報が読み出されて、使用者についての認証が行なわれる。そして、認証が取れた使用者のみが、その電子機器において、その外部記憶媒体を用いた前記ネットワーク接続機能を使用できるので、鍵情報が何であるかを知らない者は、その外部記憶媒体を用いて、その電子機器において、前記ネットワーク接続機能を使用することはできず、不正使用が防止される。
特開2000−330904号公報 特開2003−216501号公報
上述したように、外部記録媒体を用いてネットワーク接続機能を使用する際に必要なデータを管理すると共に、作成した電子メールや受信した電子メールについて管理することができるようにすれば、1台の端末を複数人で共有(共用)する場合であっても、使用時においては自分専用の端末と同様の使い勝手を実現できる。また、上述もしたように、外部記録媒体についてのセキュリティ上の管理も適正に行うことができる。
しかしながら、外部記録媒体で管理していない情報(電子メール以外の機能)は、共有されるので、共有者各人にとって、共有する電子機器をその使用時において完全に自分専用端末として利用可能な環境を提供できないという問題がある。例えば、電子機器に搭載された辞書の学習機能や予測変換機能は、電子機器側で実現される機能であるので、使用者が誰であっても共通に働く。このため、他の共有者に自分がよく使う単語や前に使用した入力情報が見えてしまう(分かってしまう)可能性がある。
また、WWWブラウザの閲覧履歴情報も共通に用いられるため、他の共有者に自分が閲覧したWebページを知られたくない場合は、閲覧履歴情報の消去を意識して行うようにしなければならない。また、WWWブラウザで用いられるキャッシュメモリに記録された情報やWWWサーバがユーザを識別・管理するための仕組みであるcookieの情報についても、Webページの閲覧履歴情報と同様に、情報の消去を意識して行う必要がある。このため、共有者各人にとっては、情報の消去という余計な手間がかかってしまう場合もある。
なお、近年においては、通信ネットワークのブロードバンド化に伴って、ADSLやCATVインターネットなどの高速回線を通じてインターネットに接続することもできるようにされている。この場合には、従来の電話回線を通じてのインターネット接続の場合と異なりISPの電話番号等は必要なく、目的とするADSL網あるいはCATV網に接続可能な自宅などからでないと接続できない。このため、インターネットに接続するために必要になる種々の情報は、外部記録媒体にではなく電子機器本体側に設定される場合もある。
しかしながら、インターネットに接続するために必要になる種々の情報を電子機器本体に設定しておくようにしたとしても、送信する、あるいは、受信した電子メールや、辞書の学習機能や予測変換機能の情報など、共有者それぞれで異なることになる種々の情報は存在する。また、通信機能を備えない電子機器であっても、いわゆるワードプロセッサ機能を備えた電子機器においては、辞書機能を備えており、その電子機器を複数人に共有する場合には、よく使う字句を他の共有者に知られたくない場合も多く、まして自分が作成した文書を他の共有者に見られたくない場合もある。
また、外部記録媒体を用いてネットワーク接続機能を使用する際に必要なデータを管理すると共に、作成した電子メールや受信した電子メールについて管理するようにした場合、例えばバックアップなどの目的で使用されるなどの種々の情報の単なるストレージとして用いられる外部記録媒体との使い分けが問題になる。
この発明は、以上の点にかんがみ、外部記録媒体を用いることによって、複数のユーザ(使用者)によって共有(共用)される電子機器であって、共有者各人のプライバシーをも確実に保護することができると共に、用途の異なる外部記録媒体の使い分けを確実に行えるようにして、信頼性が高く、使い勝手のよい電子機器および外部記録媒体の利用方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明の電子機器は、
外部記録媒体の装填部と、
前記挿填部に装填された外部記録媒体を、保護すべき個人利用情報の記憶専用の個人専用媒体とするための情報を記録するようにする個人専用媒体作成手段と、
前記挿填部に装填された外部記録媒体が、前記個人専用媒体か、それ以外の外部記録媒体かを判別する判別手段と、
前記判別手段により、前記挿填部に装填された外部記録媒体が、前記個人専用媒体であると判別された場合に、これを通知する通知手段と
を備えることを特徴とする。
この請求項1に記載の発明の電子機器によれば、個人専用媒体作成手段によって、保護すべき個人利用情報の記憶専用の個人専用媒体が作成するようにされる。したがって、装填部に装填される外部記録媒体には、個人専用媒体と、それ以外の外部記録媒体とが存在するようにされる。
そして、判別手段により、装填部に装填された外部記録媒体が、個人専用記録媒体かそれ以外の外部記録媒体かが判別するようにされる。この判別手段により、個人専用媒体であると判別された場合には、通知手段により、装填部に装填された、あるいは、装填されている外部記録媒体は、個人専用媒体であることが使用者に通知される。
これにより、電子機器の使用者は、装填部に装填された外部記録媒体が個人専用媒体か、それ以外の外部記録媒体か明確に認識して、それらの使い分けを意識して行うことができるようにされる。そして、信頼性が高く、使い勝手のよい電子機器を実現することができるようにされる。
また、請求項2に記載の発明の電子機器は、請求項1に記載の電子機器であって、
前記判別手段により、前記挿填部に装填された外部記録媒体が、前記個人専用媒体であると判別された場合に、前記個人専用媒体を使用するか否かの選択入力を受け付ける受付手段と、
前記受付手段を通じて、前記個人専用媒体の利用を選択する選択入力を受け付けた場合に、保護すべき個人利用情報については、前記個人専用媒体に対して書き込み/読み出しを行うようにする制御手段と
を備えることを特徴とする。
この請求項2に記載の発明の電子機器によれば、装填部に装填された外部記録媒体が、個人専用媒体であると判別手段により判別され、これが通知手段により通知された場合に、その個人専用媒体を使用するか否かの選択入力が受付手段を通じて受け付けられる。そして、受付手段を通じて、個人専用媒体を使用することの選択入力が受け付けられた場合には、制御手段によって、保護すべき個人利用情報については、個人専用媒体に対して、書き込み、あるいは、読み出しが行うようにされる。
これにより、使用者が選択した場合にのみ、個人専用媒体が個人専用媒体として利用することができるようにされる。すなわち、個人専用媒体とそれ以外の外部記録媒体との使い分けを行うことができるようにされる。また、保護すべき個人利用情報は、個人専用媒体に対してしか書き出すことはできないし、また、必要な個人利用情報は、個人専用媒体から読み出すようにされ、電子機器のメモリには残らないようにされ、プライバシーの保護を確実に行うことができるようにされ、信頼性が高く、使い勝手のよい電子機器を実現することができるようにされる。
また、請求項3に記載の発明の電子機器は、請求項1または請求項2に記載の電子機器であって、
前記個人専用媒体に記録する保護すべき個人利用情報は、キャッシュメモリの保持情報、ネットワーク接続時に利用される情報、ネットワーク接続時に送信あるいは受信される情報、アドレス帳情報、辞書関連情報、文字サイズ情報などの主に個人的に利用される情報であることを特徴とする。
この請求項3に記載の発明の電子機器によれば、キャッシュメモリの保持情報、ネットワーク接続時に利用される情報、ネットワーク接続時に送信あるいは受信される情報、アドレス帳情報、辞書関連情報、文字サイズ情報など、同じ電子機器の共有(共用)者に呈しては見られたくない、あるいは、使われたくない主に個人的に利用される情報が個人専用媒体に記録保持されると共に、読み出して利用することができるようにされる。
上述のような個人的に利用される情報は、個人専用媒体でのみ管理されるので、電子機器の共有者に見られたり、使用されたりすることを防止し、プライバシーの保護を確実にして、信頼性が高く、使い勝手のよい電子機器を実現することができるようにされる。
以上説明したように、この発明によれば、個人的にも利用される個人専用媒体と、それ以外の外部記録媒体との使い分けを確実に行うことができるようにされる。また、外部記録媒体を用いることで、1台の電子機器を複数の共有(共用)者によって共有した場合であっても、自分だけの専用電子機器として、その電子機器を使えるようにすることができる。
また、保護が必要な個人的に利用される情報を確実に保護し、プライバシーの保護を確実に行うようにすることができる。また、保護が必要な個人的に利用される情報は、個人専用媒体でのみ管理するようにされ、電子機器側には、個人的に利用される情報が残ることが無いので、個人的に利用される情報を電子機器側のメモリから削除するようにするなどの面倒な操作を行うことなく、使い勝手のよい電子機器を実現できる。
住宅内などの限られたエリア内で構築される無線LAN(Local Area Network)システムの一種として、テレビ放送の受信用のチューナが内蔵または接続され、モデムを介して電話回線が接続されるなど、情報ソースとして機能するベース装置と、このベース装置との間の無線通信によって、ベース装置に対してコマンドを発行して、ベース装置からテレビの画像を受信し、ベース装置を介してインターネット上の情報を受信して、ディスプレイ上に画像や情報を表示し、ベース装置を介して電子メールを送受信するモニタ装置とからなるシステムが考えられる。
以下、この発明を上記のシステムのモニタ装置に適用した場合を例に挙げて、この発明の一実施形態を示す。以下に示す実施形態においては、外部記憶媒体としては、メモリースティック(登録商標)、スマートメディア(登録商標)、マルチメディアカード(登録商標)、コンパクトフラッシュ(登録商標)などのメモリ・カードを用いるものである。
(モニタ装置およびベース装置の概略構成:図1〜図4)
図1は、モニタ装置の一例の概略構成を示し、図2および図3は、ベース装置の一例の概略構成を示し、図4は、モニタ装置をスタンドによって自立させた状態を示す。
図1に示すように、モニタ装置100の正面には、LCD(液晶ディスプレイ)101が設けられ、その表示画面上には、タッチパネル103が設けられ、LCD101の左右位置には、上部にスピーカ105,106が設けられ、下部に後述のベース装置200との間の無線通信用のパッチアンテナ107,108が設けられる。
一方のパッチアンテナ107は、モニタ装置100の前方側に半球面状の放射パターンを形成するものとされ、他方のパッチアンテナ108は、逆にモニタ装置100の後方側に半球面状の放射パターンを形成するものとされて、各パッチアンテナ107,108の受信レベル情報に基づいて実際に送信および受信を行うパッチアンテナが選択されることによって、パッチアンテナ107,108全体として、全球面状の放射パターンを有するアンテナが形成されて、モニタ装置100とベース装置200との位置関係の如何にかかわらず、モニタ装置100とベース装置200との間の無線通信が良好に行われるように構成される。
モニタ装置100の正面の右側部分には、スピーカ106の下側に、インデックスボタン111、ジャンプボタン112、およびチャンネルボタン113,114が設けられ、正面の左側部分には、スピーカ105の下側に、充電ランプ(LED)115、およびメール自動送受信ランプ(LED)116が設けられる。
インデックスボタン111は、これを押すことによって、LCD101上に図示するようなインデックス画面を表示するものであり、ユーザは、タッチペンまたは指で、いずれかのメニューにタッチすることによって、テレビの選局、ベース装置200に接続された外部機器の操作、インターネットへのアクセス、メールの作成・送信、アルバムの表示・作成などを行うことができる。
ジャンプボタン112は、これを押すことによって、一つ前に受信していたチャンネルを受信することができるものであり、チャンネルボタン113は、これを押すことによって、LCD101上に表示される操作画面が、テレビ→外部機器→インターネット→メール→アルバム→テレビの順に切り換えられるものであり、チャンネルボタン114は、これを押すことによって、LCD101上に表示される操作画面が、上記の順とは逆の順に切り換えられるものである。
アルバムとは、デジタルカメラで撮影してメモリースティック(登録商標)などのメモリ・カードに記録した画像を、LCD101上に表示し、LCD101上で加工し、LCD101上で作成したメールに添付し、加工後にモニタ装置100内またはメモリ・カードに保存し、あるいは、テレビの画像を静止画として、またはメールで受信した画像やインターネット上で取得した画像などを、モニタ装置100内またはメモリ・カードに保存し、LCD101上で加工し、LCD101上で作成したメールに添付し、あるいは、モニタ装置100内またはメモリ・カードに保存されている画像をインターネット上にアップロードするなどである。
画像の加工としては、画像の色や明るさなどを変え、手書き入力によって画像に文字や絵などを加えることができる。
モニタ装置100の上面には、タッチペン119が収納される溝部121、スタンバイランプ(LED)122、電源ボタン123、回線ランプ(LED)124、回線切断ボタン125、印刷ボタン126、消音ボタン127、音量増強ボタン128、および音量低減ボタン129が設けられる。
モニタ装置100の左側面には、LCD101の明るさを調整する摘み131、ヘッドホン接続用の端子132、USB(Universal Serial Bus)端子133、キーボード接続用の端子134、およびACパワーアダプタ接続用の端子135が設けられる。
モニタ装置100の右側面には、メモリ・カード141が装着(装填)されるスロット142、およびメモリ・カード用のランプ(LED)143が設けられ、モニタ装置100の底面には、充電端子151,152が設けられる。
モニタ装置100の背面には、モニタ装置100の把持用の手掛け部161が設けられるとともに、モニタ装置100を自立させるためのU形のスタンド163が開閉可能に取り付けられ、図では省略したが、スタンド163で囲まれる部分にバッテリ収納部が設けられ、これにバッテリが収納される。
図2に示すように、ベース装置200は、正面部210と後方部220を接合して一体化した構造とされ、正面部210の左右位置には、モニタ装置100との間の無線通信用のパッチアンテナ207,208が設けられる。
モニタ装置100のパッチアンテナ107,108と同様に、一方のパッチアンテナ207は、ベース装置200の前方側に半球面状の放射パターンを形成するものとされ、他方のパッチアンテナ208は、逆にベース装置200の後方側に半球面状の放射パターンを形成するものとされて、各パッチアンテナ207,208の受信レベル情報に基づいて実際に送信および受信を行うパッチアンテナが選択されることによって、パッチアンテナ207,208全体として、全球面状の放射パターンを有するアンテナが形成されて、ベース装置200とモニタ装置100との位置関係の如何にかかわらず、ベース装置200とモニタ装置100との間の無線通信が良好に行われるように構成される。
正面部210は、後方側に傾いたものとされ、その中央下部に、モニタ装置100をベース装置200に立て掛けるための支持体211が設けられ、支持体211の内側に、充電端子201,202が設けられ、支持体211の表面に、電源ランプ(LED)204が設けられ、正面部210の中央に、回線ランプ(LED)205が設けられる。
また、図3に示すように、後方部220の下部背面には、電源ボタン231、ACパワーアダプタ接続用の端子232、VHF/UHF端子239、回線端子241、ADSLモデムやCATVモデムなどの接続用のイーサネット(登録商標)端子242、AVマウス接続用の端子243,244、S映像入力端子245、映像音声入力端子246,247、映像音声出力端子248、およびプリンタ接続用のUSB端子249などが設けられる。
上述したモニタ装置100およびベース装置200では、ユーザは、ベース装置200を居間などの場所に固定的に配置し、モニタ装置100を住居内や庭などの任意の場所に持ち運んで、任意の場所で手元のモニタ装置100によって、テレビ放送を受信し、インターネットにアクセスし、電子メールを送受信するなどの機能を実行することができる。
この場合、モニタ装置100を手に持って使用することもできるが、図4に示すように、スタンド163を開いて、モニタ装置100を適当な面上に適当な傾斜角で自立させることもできる。
また、モニタ装置100をベース装置200の正面部210に立て掛けて使用することもできる。この場合、モニタ装置100の底面の充電端子151,152が、ベース装置200の支持体211の内側の充電端子201,202に接触し、接続されることによって、モニタ装置100に装着されたバッテリを、ベース装置200によって充電することができる。
(ベース装置およびモニタ装置の機能ブロック構成:図5および図6)
図5は、ベース装置200の機能ブロック構成の一例を示す。制御部270は、CPU271、CPU271が実行すべきプログラムや固定データなどが書き込まれたROM272、およびCPU271のワークエリアなどとして機能するRAM273によって構成される。
VHF/UHF端子239には、VHF/UHFアンテナ1が接続され、VHF/UHFアンテナ1で受信された地上波テレビ放送信号が、ベース装置200内のVHF/UHFチューナ259で選局復調され、さらに映像データおよび音声データに変換された上で、バス274に送出される。
回線端子241には、電話回線2が接続され、回線端子241は、回線インタフェース261およびモデム262を介してバス274に接続される。
映像音声入力端子246には、第1外部機器6として、例えばデジタルCSチューナやデジタルBSチューナなどが接続され、これからの映像データおよび音声データが、ベース装置200内の外部入力インタフェース266を介して、バス274に送出される。
映像音声入力端子247には、第2外部機器7として、例えばDVDプレーヤやハードディスクレコーダなどが接続され、これからの映像データおよび音声データが、ベース装置200内の外部入力インタフェース267を介して、バス274に送出される。
端子243および244には、AVマウス3および4が接続されるとともに、端子243および244は、ベース装置200内のインタフェース263および264を介してバス274に接続され、制御部270からのコマンド信号によってAVマウス3および4の発光部から送出された赤外線遠隔操作信号が、第1外部機器6および第2外部機器7に設けられた受光部で受信されることによって、第1外部機器6および第2外部機器7が操作される。
USB端子249には、プリンタ9が接続され、バス274に送出された印刷用のコマンドおよびデータが、USBインタフェース269を介してプリンタ9に供給される。
バス274には、無線通信部280が接続され、モニタ装置100に送信されるべき各種のデータやコマンドが、無線通信部280において、所定の変調方式(例えばDS−SS)で変調され、所定周波数帯(例えば2.4GHz帯)の高周波信号に変換されて、パッチアンテナ207,208からモニタ装置100に送信されるとともに、モニタ装置100から送信されたコマンドや各種のデータが、パッチアンテナ207,208で受信され、無線通信部280において、周波数変換され、復調されて、バス274に送出される。
図6は、モニタ装置100の機能ブロック構成の一例を示す。制御部170は、CPU171、CPU171が実行すべき後述のスライドショー設定処理ルーチンおよびスライドショー表示処理ルーチンを含むプログラムや固定データなどが書き込まれたROM172、およびCPU171のワークエリアなどとして機能するRAM173によって構成される。
バス174には、画像ファイルなどが書き込まれるユーザメモリ175が接続されるとともに、図1に示したスロット142にメモリ・カード141が装着されることによって、メモリ・カード141が接続される。
バス174には、無線通信部180が接続され、ベース装置200に送信されるべきコマンドや各種のデータが、無線通信部180において、所定の変調方式で変調され、所定周波数帯の高周波信号に変換されて、パッチアンテナ107,108からベース装置200に送信されるとともに、ベース装置200から送信された各種のデータやコマンドが、パッチアンテナ107,108で受信され、無線通信部180において、周波数変換され、復調されて、バス174に送出される。
バス174には、表示制御部191を介してLCD101が接続されるとともに、D/Aコンバータ195および音声増幅回路196を介してスピーカ105,106が接続される。
また、タッチパネル103が、座標検出部193を介してバス174に接続されるとともに、図1に示したインデックスボタン111などを含む操作部109が、インタフェース199を介してバス174に接続される。
(モニタ装置100の各種機能の起動:図7〜図8)
上述したモニタ装置100では、以下に示すように、図1のLCD101の画面に示したインデックス画面から、各種の機能を指定するボタンをタッチペン119や指で操作して選択することにより、その指定した機能を実行することができる。
図7および図8は、これら各種の機能を起動するための処理ルーチンを説明するためのフローチャートである。このフローチャートの各ステップは、モニタ装置100の制御部170が実行するものである。
例えばテレビ放送の受信画面などをLCD101の画面に映出している場合において、例えばインデックスボタン111を押す、などのインデックス画面を表示するための操作がなされたか否かを判別する(ステップS101)。インデックス画面を表示するための操作がなされないと判別したときには、そのときの画面モードを継続する(ステップS102)。そして、インデックス画面を表示するための操作がなされたと判別したときには、図1に示すようなインデックス画面を表示する(ステップS103)。
次に、インデックス画面に表示される機能ボタンのいずれかの選択入力を待ち(ステップS104)、選択入力がなされたと判別したときには、いずれが選択されたか判別する(ステップS105)。
このステップS105で、「設定」が選択されたと判別したときには、後述する図8の設定の処理ルーチンに移行する。また、その他の機能が選択されたと判別したときには、選択された当該機能の処理ルーチンを実行して(ステップS106)、インデックス画面が表示される前の画面モードに戻す(ステップS107)。この後、ステップS101に戻り、インデックス画面を表示するための操作の有無を監視する。
ステップS105で、「設定」が選択されたと判別したときには、図8に示す処理に進み、設定一覧画面をLCD101の画面に表示する(ステップS111)。そして、この設定一覧画面で「メモリ・カード」が選択されたか否か判別し(ステップS112)、「メモリ・カード」が選択されなかったときには、モニタ装置100本体についての設定のルーチンに移行し(ステップS113)、このルーチンの終了後は、ステップS117に進み、インデックス画面が表示される前の画面モードに戻す(ステップS117)。そして、インデックス画面が表示される前の画面モードに戻した後には、図7に示したステップS101に戻り、インデックス画面を表示するための操作の有無を監視する。
ステップS112で、「メモリ・カード」が選択されたと判別したときには、メモリ・カード141が装着されているか否か判別し(ステップS114)、装着されていなければ、メモリ・カード141の装着を促すメッセージを表示する(ステップS115)。そして、設定中止の操作がなされたか否か判別し(ステップS116)、設定中止の操作がなされなかったと判別したときには、ステップS114に戻り、メモリ・カード141の装着を再チェックする。
ステップS116で、設定中止の操作がなされたと判別したときには、ステップS117に進み、インデックス画面が表示される前の画面モードに戻す。そして、インデックス画面が表示される前の画面モードに戻した後には、図7に示したステップS101に戻り、インデックス画面を表示するための操作の有無を監視する。
次に、ステップS114で、メモリ・カードが装着済みであると判別したときには、メモリ・カードについての設定ルーチンを実行し(ステップS118)、この後に、図7に示したステップS101に戻り、インデックス画面を表示するための操作の有無を監視することになる。
そして、以下に説明するように、この実施形態のモニタ装置100の制御部170は、メモリ・カード141が装着されると、そのメモリ・カードの内容を読み取り、そのメモリ・カードがメモリースティック(登録商標)と呼ばれるソニー株式会社が開発した小型メモリ・カードか、それ以外のメモリ・カードかを区別することができるようにしている。
さらに、メモリースティックを用いる場合には、電子メールのアカウント情報、受信した電子メールや作成した電子メール、その他の個人的に利用される種々の情報が記録され、それらの情報が他に洩れることがないように、安全性の高い管理(セキュアな管理)が要求される特別なメモリースティックと、単なるストレージとして利用される通常のメモリースティックとを使い分けることができるようにしている。
そして、特別なメモリースティックも通常のメモリースティックもハードウエア的な構成に変わるところはないが、特別なメモリースティックとして用いるメモリースティックに対しては、特別なメモリースティックとして用いるようにするために、所定の情報を記録するようにするなどの所定の処理が施すようにされ、この所定の処理が施されたメモリースティックについては、使用の開始や終了を使用者指示して、より安全性高く、記録された情報を管理することができるようにしている。
図8のステップS118において実行されるメモリ・カードの設定ルーチンにおいては、特別なメモリースティックを作成したりするなどのメモリ・カードについての種々の設定処理を行うことができるようにしている。
なお、以下においては、電子メールのアカウント情報や電子メールに代表される保護すべき個人的に利用される情報が記録され、安全性高く管理すべき特別なメモリースティックをミーメール+あるいはミーメール+(プラス)、あるいは、ミーメール+のメモリースティックと示すこととする。すなわち、ミーメール+(ミーメール+(プラス))は、電子メールやその他の個人的に利用される重要情報を記録する特別なメモリースティック(個人専用媒体)を意味するものである。
(メモリ・カードの設定処理;図9〜図15、図16〜図25)
次に、図8のステップS118のメモリ・カードに対して種々の設定処理を行うメモリ・カードの設定ルーチンを図9〜図15のフローチャートと、図16〜図25の画面レイアウトとを参照しながら説明する。なお、以下に説明するように、図9は、メモリ・カードの設定ルーチンを説明するためのフローチャートであり、図10、図11は、図9のステップS122で実行されるミーメール+未作成媒体設定ルーチンを、図12、図13、図14は、図9のステップS124で実行されるミーメール+作成済媒体設定ルーチンを、図15は、図9のステップS125で実行される外部メモリ設定ルーチンを説明するためのフローチャートである。
まず、図9に示したメモリ・カードの設定ルーチンについて説明する。上述したように、設定一覧表示画面からメモリ・カードの設定が選択され、メモリ・カードがこの実施の形態のモニタ装置100にメモリ・カードが装着されている場合には、モニタ装置100の制御部170は、図9に示すメモリ・カードの設定ルーチンを実行する。
まず、制御部170は、自機のスロット142に装着されたメモリ・カード141の情報を参照し、当該メモリ・カード141は、ミーメール+として作成されていない、すなわち、ミーメール+未作成のメモリースティックか否かを判断する(ステップS121)。すなわち、ミーメール+として作成されたメモリースティックの場合には、所定のフラグが立てられ、あるいは、電子メールのアカウント情報などの所定の情報が記録されているので、それらの情報を参照することにより、ミーメール+未作成のメモリースティックか否かを判断することができる。
ステップS121の判断処理において、自機に装着されているのは、ミーメール+未作成のメモリースティックであると判断したときには、制御部170は、ミーメール+未作成媒体設定ルーチンを実行し(ステップS122)、この後、図9に示すメモリ・カード設定ルーチンを終了する。ステップS121の判断処理において、自機に装着されているメモリ・カード141は、ミーメール+未設定のメモリースティックでないと判断したときには、メモリ・カード141は、ミーメール+作成済メモリースティックか否かを判断する(ステップS123)。
このステップS123もまた、ステップS121の判断処理の場合と同様に、自機のスロット142に装着されたメモリ・カード141の情報を参照し、ミーメール+設定済みを示すフラグが立っているか、あるいは、電子メールのアカウント情報などの所定の情報が記録されているか否かを判断することにより、ミーメール+作成済メモリースティックか否かを判断する。
ステップS123の判断処理において、自機に装着されたメモリ・カードは、ミーメール+作成済のメモリースティックであると判断したときには、制御部170は、ミーメール+作成済媒体設定ルーチンを実行し(ステップS124)、この後、図9に示すメモリ・カード設定ルーチンを終了する。
また、ステップS123の判断処理において、自機に装着されたメモリ・カードは、ミーメール+作成済のメモリースティックではないと判断したときには、制御部170は、自機に装着されたメモリ・カード141は、メモリースティック以外のメモリ・カードであると判断し、メモリースティック以外の外部メモリ・カードについての設定ルーチン(外部メモリ設定ルーチン)を実行し(ステップS125)、この後、図9に示す処理を終了する。
このように、この実施の形態のモニタ装置100においては、メモリースティックとそれ以外のメモリ・カードとを区別し、さらに、メモリースティックの場合には、ミーメール+の記録媒体(特別なメモリースティック)とされていないメモリースティックと、ミーメール+の記録媒体(特別なメモリースティック)とされているメモリースティックとを区別し、そのそれぞれに対して適切な設定処理を行うことができるようにしている。以下、図9に示したメモリ・カード設定ルーチンのステップS122、ステップS124、ステップS125のそれぞれにおいて実行される処理について説明する。
(ミーメール+(プラス)未作成媒体設定ルーチンについて)
まず、図9に示したメモリ・カード設定ルーチンのステップS122において行われるミーメール+未作成媒体設定ルーチンについて説明する。図10、図11は、図9のステップS122で実行されるミーメール+未作成媒体設定ルーチンを説明するためのフローチャートである。
この実施の形態のモニタ受像機100の制御部170は、自機に装着されたメモリ・カード141が、ミーメール+未作成メモリースティックである場合には、そのメモリースティック(通常のメモリースティック)をミーメール+のメモリースティックとする処理(ミーメール+作成処理)と、メモリースティックの初期化との2つの処理だけが実行可能な図16に示すメモリ・カード設定画面を表示する(ステップS201)。
ステップS201で表示されるメモリ・カード設定画面は、図16に示すように、本来、(1)ミーメール+(プラス)作成、(2)ミーメール+(プラス)パスワードの有効/無効、(3)ミーメール+(プラス)パスワードの変更、(4)初期化の4つの選択項目を有するものである。
しかし、ミーメール+未作成メモリースティックの場合には、ミーメール+作成済メモリースティックの場合とは異なり、(2)ミーメール+(プラス)パスワードの有効/無効、(3)ミーメール+(プラス)パスワードの変更を行うことはありえないので、(1)ミーメール+(プラス)作成、(4)初期化の2項目のみの選択が可能なメモリ・カード設定画面がステップS201において表示される。
また、メモリ・カード設定画面の右下端部には、インデックス画面への遷移の指示を受け付ける設定一覧アイコン11と、メモリ・カード設定画面を子画面表示とし、例えば、テレビ放送番組の画像や外部機器からの画像を親画面に表示するようにするための子画面アイコン12とが表示され、そのそれぞれのアイコンに対する入力が受け付けられる。
そして、制御部170は、使用者からの選択入力を受け付け(ステップS202)、設定一覧アイコン11の選択(設定アイコン11に対する操作)を受け付けたか否かを判断する(ステップS203)。ステップS203の判断処理において、設定一覧アイコン11が選択されたと判断したときには、制御部170は、この図10、図11に示すミーメール+未作成媒体処理を終了し、設定一覧、すなわちインデックス画面を表示し、目的とする処理項目を選択することができるようにされる。
ステップS203の判断処理において、設定一覧アイコン11は選択されていないと判断したときには、制御部17は、図16に示しメモリ・カード設定画面において、(1)ミーメール+作成が選択されたか否かを判断する(ステップS204)。ステップS204の判断処理において、(1)ミーメール+(プラス)作成が選択されたと判断したときには、制御部170は、図17に示すミーメール+(プラス)についての説明画面を表示し(ステップS205)、使用者からの操作入力を受け付ける(ステップS206)。
図17に示したミーメール+(プラス)についての説明画面においては、その最下段に示すように、ミーメール+のメモリースティックの作成処理を進めるようにするための「進む」アイコン13、ミーメール+のメモリースティックの作成処理をやめるように指示するための「やめる」アイコン14が表示され、「進む」アイコン13、「やめる」アイコン14の選択入力を受け付けるようにしている。
そして、受け付けた操作入力が「進む」アイコン13が選択(操作)されたか否かを判断する(ステップS207)。ステップS207の判断処理において、「進む」アイコン13は選択されていないと判断したときには、制御部170は、ステップS201からの処理を繰り返すようにする。
ステップS207の判断処理において、制御部170は、「進む」アイコン13が選択されたと判断したときには、制御部170は、図18に示すミーメール+(プラス)の作成画面を表示し(ステップS208)、使用者からの操作入力を受け付ける(ステップS209)。ミーメール+(プラス)の作成画面は、図18に示したように、データの引継ぎをも含むミーメール+(プラス)の作成と、まったく新規のミーメール+(プラス)の作成とを行うことができるようにしている。
ここで、データの引継ぎをも含むミーメール+(プラス)の作成は、モニタ受像機100に装着されたメモリースティックをミーメール+(プラス)のメモリースティックとすると共に、現状において、モニタ受像機100の制御部170のRAM173などに記憶されている受信した電子メールなどの自己の情報を今回作成したミーメール+(プラス)のメモリースティックにコピーする処理をも行うものである。また、新規のミーメール+(プラス)の作成は、まったく新規にミーメール+(プラス)のメモリースティックを作成するものである。
また、図18において、ミーメール+(プラス)の作成画面の最下段に示したように、ミーメール+(プラス)の作成画面においては、ミーメール+(プラス)の作成を指示された方法で行うようにするための「OK」アイコン15と、ミーメール+(プラス)の作成を止めるようにするための「やめる」アイコン16とが設けられ、これらを選択することができるようにしている。
そして、この実施の形態のモニタ受像機100の制御部170は、使用者から受け付けた操作入力は、「OK」アイコン15に対する入力操作か否かを判断する(ステップS210)。ステップS210の判断処理において、「進む」アイコン15は操作されていないと判断したときには、「やめる」アイコンが操作されたと判断し、制御部170は、ステップS201からの処理を繰り返す。
ステップS210の判断処理において、「OK」アイコン15が操作されたと判断したときには、作成は本体情報のコピーをも含むものか否かを判断する(ステップS211)。ステップS211の判断処理において、本体情報のコピーをも含むミーメール+(プラス)の作成を指示するものであると判断したときには、制御部170は、スロット142に装着されているメモリースティックに必要なフラグを立てるなどの処理を行って、当該メモリースティック141をミーメール+(プラス)にすると共に、モニタ受像機100のRAM173などに保持されている個人的に利用される情報をスロット142に装着されたメモリースティックにコピーし(ステップS212)、終了メッセージを表示して(ステップS213)、ステップS201からの処理を繰り返すようにする。
また、ステップS211の判断処理において、新規のミーメール+(プラス)の作成を指示するものであると判断したときには、制御部170は、図20に示すホーム設定画面、図21に示すメール基本設定画面を順次に表示して、使用者からの情報の入力を受け付け、受け付けた情報をスロット142に装着されているメモリースティックに記録すると共に、必要なフラグを立てるなどの処理を行って、当該メモリースティック141をミーメール+(プラス)にし(ステップS214)、終了メッセージを表示して(ステップS215)、ステップS201からの処理を繰り返すようにする。
なお、図20に示したホーム設定画面は、インターネットに接続し、ブラウザを用いてWebページを閲覧する場合に必要になる情報を設定するためのものであり、図20に示したように、文字サイズ、最初にアクセスするホームページ(Webページ)、Java(登録商標)Scriptの有効/無効、Flashコンテンツを見るか否か、Java(登録商標)Appletの有効/無効、キャッシュの消去、cookieの消去、パスワード(図においてはPWと記載)の消去のそれぞれの設定を行うためのものである。
この図20において設定可能な情報は、他人に見られたくない情報、あるいは、他人に見られたくない情報の処理についての保存情報である。図20において設定可能な情報以外にも、インターネットに接続してWebページを閲覧するために設定が必要な情報、例えば、ADSLやCATV網を通じての接続か、電話回線を通じての接続かなどの接続経路についての情報などの設定も必要になるがそれらの情報は、モニタ受像機100側に設定するようにされる。すなわち、個人的に利用される情報として確実に保護すべき情報をミーメール+のメモリースティックに記憶保持するようにしている。
また、図21に示したメール基本設定画面は、電子メールの送信、受信を行う場合に必要になる情報を設定するためのものであり、図21に示したように、使用者の名前、メールアドレス、メールアカウント、パスワード、POP3サーバ名、SMTPサーバ名、受信メールの保存の有無、新着メールの確認周期、文字サイズのそれぞれの設定を行うためのものである。このメール基本設定画面において、設定可能な情報もまた、個人情報として確実に保護すべき情報であり、これらの情報がミーメール+のメモリースティックに設定するようにしている。
また、ステップS214において用いられるホーム設定画面(図20)、メール基本設定画面(図21)においても、「OK」アイコン15、「やめる」アイコン16が表示され、使用者が入力した情報を画面上で確認し、「OK」アイコン15を選択した場合に、入力情報のメモリースティックへの書き込みを行い、「やめる」アイコン16が選択された場合には、ミーメール+(プラス)の新規作成処理を中止することもできるようにされる。このようにして、ミーメール+未設定メモリースティックに対しては、これをミーメール+(プラス)のメモリースティックとすることができるようにされる。
一方、使用者により選択された項目は、ステップS204の判断処理において、ミーメール+(プラス)の作成は指示されていないと判断した場合には、制御部170は、初期化が指示されたか否かを判断する(ステップS216)。このステップS216の判断処理において、初期化も指示されていないと判断したときには、制御部170は、ステップS201からの処理を繰り返し、再度、メモリ・カード設定画面を介したユーザの選択入力を行うようにする。
ステップS216の判断処理において、初期化が指示されたと判断したときには、制御部170は、図19に示すメモリースティック初期化画面を表示し(ステップS217)、初期化を行うか否かの選択入力を受け付けると共に、「OK」アイコン17、「やめる」アイコン18、「切換え」アイコン19を通じての操作を受け付けるようにする(ステップS218)。
そして、制御部170は、「OK」アイコンが選択されたか否かを判断する(ステップS219)。ステップS219の判断処理において、「OK」アイコン15が選択されたと判断したときには、現在装着されているメモリースティック141の初期化を実行し(ステップS220)、その結果を通知して(ステップS221)、図10に示すステップS201からの処理を繰り返すようにする。
また、図19に示したメモリースティック初期化画面において、「切換え」アイコン19を選択することにより、メモリースティック以外のメモリ・カードの初期化を行うように処理を切り換えることができるようにされる。なお、説明を簡単にするため、初期化するメモリ・カードの切り換え処理については、図10、図11のフローチャートにおいては省略している。
このように、自機に装着されたメモリ・カードがミーメール+(プラス)未作成のメモリースティックである場合には、当該メモリースティックをミーメール+(プラス)のメモリースティックとする処理(ミーメール+作成処理)と、メモリースティックの初期化処理とのいずれかを行うことができるようにされる。そして、ミーメール+(プラス)されたメモリースティックは、電子メールに代表される個人的に利用される情報であって、保護する必要のある情報については、全てミーメール+(プラス)のメモリースティックに記録し、詳しくは後述もするが、通常のメモリースティックと異なった管理を行うようにして、記録情報に対する安全性を高めることができるようにしている。
なお、個人的に利用される情報の内、ミーメール+(プラス)のメモリースティックに記録される情報は、電子メール、電子メールのアカウント設定情報、アドレス帳、その他のメールアプリケーションの全て、および、インターネット関連のパスワード、ブックマークの登録情報、保存するようにしたWebページ、アクセス履歴、キャッシュやcookieの情報、さらに、テレビ放送視聴時やインターネット利用時などにおいてキャプチャするようにした画像情報、また、辞書情報(学習履歴や予測情報などを含む)、文字サイズ情報などの複数人で共有(共用)する場合に、使用者毎に異なる可能性があり、他の共有者にあまり知られたくない、見られたくない情報の全てがミーメール+(プラス)のメモリースティックに記録するようにされる。
(ミーメール+(プラス)作成済媒体設定ルーチンについて)
次に、図9に示したメモリ・カード設定ルーチンのステップS124において行われるミーメール+作成済媒体設定ルーチンについて説明する。図12、図13、図14は、図9のステップS124で実行されるミーメール+作成済媒体設定ルーチンを説明するためのフローチャートである。
既にミーメール+の記録媒体とされたメモリースティックに対しては、(1)ミーメール+(プラス)作成、(2)ミーメール+(プラス)パスワードの有効/無効、(3)ミーメール+(プラス)パスワードの変更、(4)初期化のいずれをも行うことができるようにされる。
このため、ミーメール+作成済媒体設定ルーチンの場合、(1)ミーメール+(プラス)作成と(4)初期化の各処理は、図10、図11を用いて前述したミーメール+未作成媒体設定ルーチンの場合とほぼ同様に行われる。したがって、図12、図13、図14に示すミーメール+作成済媒体設定ルーチンにおいても、図10、図11に示したミーメール+未作成媒体ルーチンと同様に行われる処理部分については、同じ参照符号を付し、その部分の詳細な説明は省略することとする。
この実施の形態のモニタ受像機100の制御部170は、自機に装着されたメモリ・カード141が、ミーメール+作成済メモリースティックである場合には、(1)ミーメール+(プラス)作成、(2)ミーメール+(プラス)パスワードの有効/無効、(3)ミーメール+(プラス)パスワードの変更、(4)初期化の4つの選択項目を全て有効(選択可能)とした図16に示すメモリ・カード設定画面を表示する(ステップS301)。
そして、図12に示したように、ステップS301以降の処理は、図10に示したステップS202からステップS215の処理と同様の処理が行うようにされ、ミーメール+説明画面(図17)、ミーメール+作成画面(図18)を通じてミーメール+のメモリースティックの作成を行うことができるようにされる。
この場合、図10を用いて上述したように、モニタ受像機に装着されたメモリースティックをミーメール+の記録媒体とすると共に、本体の情報をミーメール+のメモリースティックにコピーするようにしたり、また、モニタ受像機に装着されたメモリースティックを新規にミーメール+のメモリースティックにしたりすることができるようにされる。
また、図12のステップS204の判断処理において、使用者によって選択された項目は、ミーメール+の作成ではないと判断した場合には、この実施の形態のモニタ受像機100の制御部170は、図13に示す処理に移り、ミーメール+のパスワードの有効/無効の設定が選択されたか否かを判断する(ステップS316)。
ステップS316の判断処理において、ミーメール+のパスワードの有効/無効の設定が選択されたと判断したときには、制御部170は、図22に示すミーメール+のパスワードの入力画面を表示し(ステップS317)、パスワードの入力を受け付けると共に、「OK」アイコン15、「やめる」アイコン16の選択入力を受け付ける(ステップS318)。
そして、制御部170は、使用者により「OK」アイコン15が選択されたか否かを判断する(ステップS319)。ステップS319の判断処理において、「OK」アイコン15が選択されたと判断したときには、制御部170は、ステップS317において表示するようにしたミーメール+のパスワードの入力画面(図22)を通じて受け付けたパスワードをミーメール+のメモリースティックに記録(設定)し(ステップS320)、図23に示すミーメール+のパスワードの有効/無効設定画面を表示する(ステップS321)。
この後、制御部170は、パスワードの有効/無効の入力を受け付けるとともに、「OK」アイコン15、「やめる」アイコン16の選択入力を受け付ける(ステップS322)。そして、制御部170は、使用者により「OK」アイコン15が選択されたか否かを判断する(ステップS323)。ステップS323の判断処理において、「OK」アイコン15が選択されたと判断したときには、制御部170は、ステップS321において表示するようにしたミーメール+のパスワードの有効/無効設定画面(図23)を通じて受け付けた設定情報をミーメール+のメモリースティックに記録(設定)し(ステップS324)、図12に示したステップS301からの処理を繰り返すようにする。
また、ステップS319の判断処理、または、ステップS323の判断処理において、「OK」アイコン15ではなく、「もどる」アイコン16が選択されたと判断したときには、パスワードやパスワードの有効/無効の設定は行わずに、図12に示したステップS301からの処理を繰り返すようにする。
そして、ステップS316の判断処理において、ミーメール+のパスワードの有効/無効の設定が選択されていないと判断したときには、図14に示す処理に進み、ミーメール+のパスワードの変更が選択されたか否かを判断する(ステップS325)。ステップS325の判断処理において、ミーメール+のパスワードの変更が選択されたと判断したときには、図24に示すミーメール+のパスワードの変更画面を表示し(ステップS326)、使用者からの選択入力を受け付ける(ステップS327)。
図24に示すミーメール+のパスワードの変更画面においては、変更前パスワードと変更後パスワード、さらに確認のために変更後パスワードの入力を行い、先に設定したパスワードの変更入力を行うようにすることができると共に、「OK」アイコン15、「やめる」アイコン16の選択を受け付けることができるようにされる。
そして、変更前パスワードの入力が間違っていたり、あるいは、変更後パスワードと確認のための変更後パスワードとが一致していなかったり、あるいは、パスワードの桁数や利用不能な文字が利用されるなどのエラーが生じているか否かを判断し(ステップS328)、エラーが生じている場合には、エラーを通知するためのメッセージを表示し(ステップS329)、ステップS327からの処理を繰り返すようにする。
ステップS328の判断処理において、エラーは発生していないと判断したときには、制御部170は、「OK」アイコン15が選択されたか否かを判断する(ステップS330)。ステップS330の判断処理において、「OK」アイコン15が選択されたと判断したときには、ミーメール+のメモリースティックに記録されているパスワードを新たなパスワードに変更するパスワード変更処理を行い(ステップS331)、この後、図12に示したステップS301からの処理を繰り返すようにする。
また、ステップS325の判断処理において、ミーメール+のパスワードの変更は選択されていないと判断したときには、制御部170は、図14のステップS216からステップS221に示すように、図11に示した各処理と同様にして、初期化が選択された場合には、メモリースティックの初期化処理を行って、その他の場合には、何もすることなく、図12のステップS301からの処理を繰り返すようにする。
このように、自機に装着されたメモリ・カードがミーメール+(プラス)作成済のメモリースティックである場合には、当該メモリースティックをミーメール+(プラス)のメモリースティックとする処理(ミーメール+作成処理)、ミーメール+のパスワードの有効/無効の設定、ミーメール+のパスワードの変更、メモリースティックの初期化を行うことができるようにされる。
そして、ミーメール+(プラス)されたメモリースティックは、電子メールに代表される個人的に利用される情報であって、保護する必要のある情報については、全てミーメール+(プラス)のメモリースティックに記録され、詳しくは後述もするが、通常のメモリースティックと異なった管理を行うようにし、記録情報に対する安全性を高めることができるようにしている。
(外部メモリ設定ルーチンについて)
次に、図9に示したメモリ・カード設定ルーチンのステップS125において行われる外部メモリ設定ルーチンについて説明する。図15、図9のステップS125で実行される外部メモリ設定ルーチンを説明するためのフローチャートである。
この実施の形態のモニタ受像機100の制御部170は、自機に装着されたメモリ・カード141が、メモリースティック以外のメモリ・カードである場合には、メモリ・カードの初期化処理だけが実行可能な図16に示すメモリ・カード設定画面を表示する(ステップS501)。
ステップS501で表示されるメモリ・カード設定画面は、図16に示すように、本来、(1)ミーメール+(プラス)作成、(2)ミーメール+(プラス)パスワードの有効/無効、(3)ミーメール+(プラス)パスワードの変更、(4)初期化の4つの選択項目を有するものである。しかし、メモリースティック以外のメモリ・カードの場合には、ミーメール+として利用することができないので、(4)初期化のみの選択が可能なメモリ・カード設定画面をステップS501において表示することになる。
そして、制御部170は、使用者からの選択入力を受け付け(ステップS502)、設定一覧アイコン11の選択を受け付けたか否かを判断する(ステップS503)。ステップS503の判断処理において、設定一覧アイコン11が選択されたと判断したときには、制御部170は、この図15に示す外部メモリ設定ルーチンを終了し、設定一覧、すなわちインデックス画面を表示し、目的とする処理項目を選択することができるようにされる。
ステップS503の判断処理において、設定一覧アイコン11は選択されていないと判断したときには、制御部170は、初期化が指示されたか否かを判断する(ステップS504)。このステップS504の判断処理において、初期化も指示されていないと判断したときには、制御部170は、ステップS501からの処理を繰り返し、再度、メモリ・カード設定画面を介したユーザの選択入力を行うようにする。
ステップS504の判断処理において、初期化が指示されたと判断したときには、制御部170は、図25に示す外部メモリ・カード初期化画面を表示し(ステップS505)、初期化を行うか否かの選択入力を受け付けると共に、「OK」アイコン17、「やめる」アイコン18、「切換え」アイコン19を通じての操作を受け付けるようにする(ステップS506)。
そして、制御部170は、「OK」アイコンが選択されたか否かを判断する(ステップS507)。ステップS507の判断処理において、「OK」アイコン17が選択されたと判断したときには、現在装着されている外部メモリ・カードの初期化を実行し(ステップS508)、その結果を通知して(ステップS509)、この図15に示す処理を終了する。
また、図25に示した外部メモリ・カード初期化画面において、「切換え」アイコン19を選択することにより、メモリースティックの初期化を行うように処理を切り換えることができるようにされる。なお、説明を簡単にするため、初期化するメモリ・カードの切り換え処理については、図15のフローチャートにおいては省略している。
このように、自機に装着されたメモリ・カードがメモリースティック以外の外部メモリ・カードである場合には、これを初期化し、種々の情報を記憶保持するストレージとして利用することができるようにされる。
(メモリ・カードの使い分け;図26〜図29)
上述のように、この実施の形態のモニタ受像機100は、メモリースティックとその他のメモリ・カードとをメモリ・カード141として用いることができるものであるが、メモリースティックの場合には、プライバシー保護などの観点から厳重に管理する必要のある個人的に利用される重要な種々の情報を記憶保持する特別のメモリ・カードとして用いるミーメール+と呼ばれるメモリースティックを作成することができる。
そして、ミーメール+のメモリースティックの場合には、上述もしたように、電子メールのアカウント情報や電子メールなどの個人的に利用される情報であって、保護する必要のある情報が記録される。このため、ミーメール+のメモリースティックとそれ以外のメモリ・カードとを使用者が明確に認識することができると共に、ミーメール+のメモリースティックに記録された情報については、洩れることなく、安全性高く管理できるようにしなければならない。
そこで、この実施の形態のモニタ受像機100においては、装着されたメモリ・カードがミーメール+のメモリースティックかそれ以外かを判別し、その判別結果を使用者に通知する共に、ミーメール+のメモリースティックについては、モニタ受像機100からの不用意な取り外しによるデータの破損を防止することができるようにしている。
図26は、この実施の形態のモニタ受像機100においての表示画像の一例を示す図である。この実施の形態のモニタ受像機100においては、スロット142に装着されたメモリ・カードが、ミーメール+のメモリースティックである場合には、図26Aに示すように、装着されたメモリ・カードは、ミーメール+のメモリースティックであり、ミーメール+のメモリースティックとしてまだ選択されていないことを示すための表示であるミーメール+未選択アイコン21をLCD101の表示画面に表示する。
このミーメール+未選択アイコン21を選択することにより、当該アイコンは例えば反転表示するようにされてミーメール+選択済アイコン21Xとし、ミーメール+のメモリースティックが使用するようにされたことを使用者にも明確に通知することができるようにしている。この後、モニタ受像機100は、装着されたミーメール+のメモリースティックとして用いるように動作する。
つまり、上述もしたように、個人的に利用される情報、例えば、電子メール、保存したWebページ、キャプチャした画像情報、辞書関連情報(学習履歴、予測情報)などの情報を全てミーメール+のメモリースティックに記録するようにする。また、ミーメール+のメモリースティックとして使用することが指示された場合には、モニタ受像機100からの取り外し時における管理を厳重に行って、不用意に取り扱われたり、また、データの破損などを生じさせたりすることがないようにしている。
また、この実施の形態のモニタ受像機100においては、スロット142に装着されたメモリ・カードが、ミーメール+のメモリースティックでない場合には、図26Bに示すように、装着されたメモリ・カードは、通常のメモリ・カードであることを示す通常メモリ・カードアイコン22をLCD101の表示画面に表示する。この通常メモリ・カードアイコン22は、ミーメール+未選択アイコン21とは異なり、単に表示だけであり、選択対象とはされないものである。
次に、この実施の形態のモニタ受像機100において行われるメモリ・カード認識処理と、メモリ・カード認識後の処理について説明する。図27は、メモリ・カード認識処理を説明するためのフローチャートである。この図27に示す処理は、電源が投入されているモニタ受像機100にメモリ・カードが装着された場合やメモリ・カードが装着されたまま電源が落とされていたモニタ受像機100に電源が投入された場合に、制御部170において実行される処理である。
まず、制御部170は、装着された、あるいは、装着されているメモリ・カードは、ミーメール+のメモリースティックか否かを判断する(ステップS601)。ステップS601の判断処理において、装着された、あるいは、装着されているメモリ・カードは、ミーメール+のメモリースティックであると判断した場合には、制御部170は、図26Aに示したように、ミーメール+未選択アイコン21を表示するようにし(ステップS602)、ミーメール+未選択アイコン21に対する使用者からの操作の受け付けを開始し(ステップS603)、この図27に示す処理を終了する。
また、ステップS601の判断処理において、ステップS601の判断処理において、装着された、あるいは、装着されているメモリ・カードは、ミーメール+のメモリースティックではないと判断した場合には、図26Bに示したように、通常メモリ・カードアイコン22を表示し(ステップS604)、この図27に示す処理を終了する。
そして、図27に示した処理のステップS603において、ミーメール+未選択アイコン21に対する使用者からの操作の受け付けが開始されたことに伴い、制御部170においては、例えば、図28に示すミーメール+使用ルーチンが、所定のタイミング毎に実行される。
図28に示すミーメール+使用ルーチンは、装着された、あるいは、装着されているメモリ・カードがミーメール+のメモリースティックである場合に、ミーメール+未選択アイコン21が表示され、これが選択されてミーメール+のメモリースティックを使用するようにするか否かを確定するようにするための処理である。
図28に示すミーメール+使用ルーチンにおいては、まず、ミーメール+未選択アイコン21が使用者により選択されたか否かを判断する(ステップS701)。ステップS701の判断処理において、ミーメール+未選択アイコン21に対する選択がまだないと判断した場合には、この図28に示す処理を終了し、次に実行タイミングにおいて実行されるまで動作はしないようにされる。
また、ステップS701の判断処理において、ミーメール+未選択アイコン21が選択するようにされたと判断したときには、ミーメール+未選択アイコン21に対する受け付けを終了させる(ステップS702)。つまり、このステップS702の処理は、図28に示した処理の所定タイミング毎の繰り返しての実行を終了させるようにするものである。
そして、制御部170は、ミーメール+のメモリースティックが利用するように選択されたことを示すミーメール+選択済みアイコン21Xを表示する(ステップS703)。ここで、ミーメール+選択済みアイコン21Xは、例えば、ミーメール+未選択アイコン21を例えば反転表示させ、既に選択されていることが明確にわかるようにしたものである。
そして、制御部170は、使用するようにされたミーメール+のメモリースティックは、パスワードの使用が有効とされたものか否かを判断する(ステップS704)。ステップS704の判断処理において、パスワードの使用が有効とされていると判断した場合には、制御部170は、パスワード入力画面を表示し(ステップS705)、パスワードの入力を受け付ける(ステップS706)。
そして、ミーメール+のメモリースティックの使用を中止するようにするための「やめる」アイコンが選択されたか否かを判断する(ステップS707)。ステップS707の判断処理において、「やめる」アイコンが選択されたと判断したときには、ミーメール+未選択アイコン21を表示し(ステップS708)、ミーメール+未選択アイコンに対する入力の受け付けを開始する(ステップS709)。そして、この図28に示す処理を終了する。
ステップS707の判断処理において、「やめる」アイコンが選択されていないと判断し場合には、ステップS706で受け付けたパスワードと、ミーメール+のメモリースティックに設定されているパスワードとが一致したか否かを判断し(ステップS710)、一致していないと判断したときには、一致していない旨を通知して(ステップS711)、ステップS706からの処理を繰り返す。
ステップS710の判断処理において、パスワードが一致していると判断したときには、ミーメール+モード、すなわち、個人的に利用される情報であって、記録するようにされた情報については、全てミーメール+のメモリースティックに記憶するようにするモードに遷移し(ステップS712)、ミーメール+モードを抜けるために、ミーメール+選択済みアイコン21Xに対する受け付けを開始するようにし(ステップS713)、この図28に示す処理を終了する。
また、ステップS704の判断処理において、ミーメール+のメモリースティックにはパスワードが設定されていないと判断したときには、即座にステップS712の処理に進み、ミーメール+モードに遷移するようにされる。
このようにして、図26Aに示したミーメール+未選択アイコン21が選択された場合に、ミーメール+モードされ、個人的に利用される情報がミーメール+のメモリースティックに記録され、このメモリースティックを取り外すことにより、共有者には、自分の利用した情報を知られないようにすることができる。
そして、図28に示したステップS713の処理において、ミーメール+選択済アイコン21Xに対する使用者からの操作の受け付けが開始されたことに伴い、制御部170においては、例えば、図29に示すミーメール+確認ルーチンが、所定のタイミング毎に実行される。
図29に示すミーメール+確認ルーチンは、使用するようにされたミーメール+のメモリースティックの使用を中止し、安全に取り出せるようにするためのいわゆる確認処理である。図29に示すミーメール+確認ルーチンにおいては、まず、ミーメール+選択済アイコン21Xが使用者により選択されたか否かを判断する(ステップS801)。
ステップS801の判断処理において、ミーメール+選択済アイコン21Xに対する選択がまだないと判断した場合には、ミーメール+のメモリースティックがモニタ受像機100から取り出されたか否かを判断する(ステップS802)。ステップS802の判断処理において、メモリースティックは取り出されていないと判断したときには、この図29に示す処理を終了する。
ステップS802の判断処理において、ミーメール+のメモリースティックがモニタ受像機100から取り出されていないと判断したときには、取り出されたミーメール+のメモリースティックに対してデータの書き込みを行っていたか否かを判断する(ステップS803)。
ステップS803の判断処理において、取り出された時点においてはデータの書き込みは行われていなかったと判断した場合には、データが破損している可能性は低いので、ミーメール+のメモリースティックをモニタ受像機100に戻し、ミーメール+のメモリースティックの使用を終了するようにした後に取り出すように警告するメッセージ1を表示あるいは音声により出力し(ステップS804)、取り出されたミーメール+のメモリースティックの再装着を確認して(ステップS805)、この図29に示す処理を終了する。
また、ステップS803の判断処理において、取り出された時点においてデータの書き込みが行われていたと判断した場合には、データが破損している可能性があるが、まず、ミーメール+のメモリースティックをモニタ受像機100に戻し、ミーメール+のメモリースティックの使用を終了するようにした後に取り出すように警告すると共に、再装着するか、そのまま終了するか否かの確認入力を求めるメッセージ2を表示あるいは音声により出力する(ステップS806)。
そして、使用者からの操作入力を受け付け(ステップS807)、「やめる」アイコンが選択されたか否かを判断する(ステップS808)。ステップS808の判断処理において、「やめる」アイコンは選択されていないと判断したときには、再装着が選択されたと判断し、再装着を確認して(ステップS809)、この図29に示す処理を終了する。この用にすることにより、ミーメール+のメモリースティックの使用をできるだけ正常に終了させるようにして、ミーメール+のメモリースティックに記憶されたデータが破損することがないように保護することができるようにしている。
また、ステップS808の判断処理において、「やめる」アイコンが選択されたと判断したときには、ミーメール+のメモリースティックに記憶されているデータが破損している可能性があることを通知するメッセージを表示するなどの所定の終了処理を行い(ステップS810)、この図29に示す処理を終了する。
図26〜図29を用いて説明したように、ミーメール+のメモリースティックが、この実施の形態のモニタ受像機100に装着された場合には、ミーメール+未選択アイコン21が表示され、このミーメール+未選択アイコン21が使用者によって選択されるまでは、ミーメール+のメモリースティックとして認識されず、このミーメール+未選択アイコン21が使用者によって選択された場合に、ミーメール+のメモリースティックと認識されて、個人的に利用される保護すべき情報であって、記憶保持する必要のある情報の全てが、ミーメール+のメモリースティックに記憶するようにされる。これにより、使用者は、ミーメール+のメモリースティックを利用する場合に、これを意識し、通常のメモリースティックと間違えることがないようにされる。
また、ミーメール+未選択アイコン21が選択された後においては、装着されたメモリースティックがミーメール+のメモリースティックであるとモニタ受像機100において認識され、ミーメール+選択済みアイコン21Xが使用者により選択され、ミーメール+のメモリースティックの使用が終了するようにされるまで、ミーメール+のメモリースティックが取り出された場合に、警告を出し、ミーメール+のメモリースティックに記憶されたデータの破損することがないように、保護することができるようにしている。
また、ミーメール+のメモリースティックを用いるようにした場合には、個人的に利用する情報であって、保護すべき種々のデータは、ミーメール+のメモリースティックに記憶保持するようにされるので、当該ミーメール+のメモリースティックを使用者が適切に管理するようにすれば、モニタ受像機100を複数人で共有(共用)するようにした場合であっても、知られたくない情報が他の共有者に知られてしまうなどの不都合を完全に防止し、共有者各人にとって、1台のモニタ受像機を自分専用のものとして利用することができる。
また、上述の説明からも分かるように、上述した実施の形態においては、メモリ・カード141が外部記録媒体に相当し、スロット142が外部記録媒体であるメモリ・カードの装填部に相当する。また、ミーメール+のメモリースティックが、個人専用媒体に相当している。
また、上述した実施の形態においては、判別手段は制御部170が実現し、個人専用媒体作成手段は、制御部170およびスロット142が協働することにより実現し、通知手段は制御部170とLCD101とが協働することにより実現するようにしている。さらに、受付手段は、タッチパネル103と座標検出部193、および、操作部109とインタフェース199とが実現し、制御手段は、制御部170が実現するようにしている。
なお、上述した実施の形態においては、ミーメール+未選択アイコン21とミーメール+選択済アイコン21Xとは、基本的に同じものであり、ミーメール+未選択アイコン21が選択された場合には、これが反転表示することでミーメール+選択済アイコン21Xとし、ミーメール+選択済アイコン21Xが選択された場合には、これを反転表示することで、ミーメール+未選択アイコンとするようにした。しかし、これに限るものではない。
例えば、スロット142に装着されたメモリ・カードが、ミーメール+のメモリースティックである場合には、これを通知するためのミーメール+未選択表示を行うようにし、ミーメール+のメモリースティックを利用することの入力を受け付けるソフトウエアボタンスイッチ、あるいは、ハードウエアボタンスイッチを設けて、それらに対する操作を受け付けた場合に、ミーメール+未選択表示に換えて、ミーメール+のメモリースティックが使用するようにされたことを示すミーメール+選択済表示を行うようにしてもよい。
そして、ミーメール+のメモリースティックの利用の終了することの入力を受け付けるソフトウエアボタンスイッチ、あるいは、ハードウエアボタンスイッチを設けて、それらに対する操作を受け付けた場合に、ミーメール+選択済表示に換えて、ミーメール+のメモリースティックが使用するようにされていないことを示すミーメール+未選択表示を行うようにしてもよい。
すなわち、スロットに装着されたメモリ・カードがミーメール+のメモリースティックか否を示す表示と、ミーメール+のメモリースティックの使用/未使用を切り換えるための操作手段とは、それぞれ別個に設けるようにすることができる。
また、ミーメール+未選択表示やミーメール+選択済表示は、図26に示したようなアイコン表示ではなく、例えば、表示画面の背景の色を異ならせたり、表示画面の縁の部分の色を異ならせたりするなどの種々の対応を取ることが可能である。また、音声により、ミーメール+未選択状態か、ミーメール+選択済状態かを通知するようにすることも可能である。この場合には、制御部170が音声メッセージを形成し、D/Aコンバータ195、アンプ196、スピーカ106を通じて出力するようにすればよい。
また、上述した実施の形態においては、個人的に利用する情報であって、保護すべき種々のデータを記憶する特別なメモリ・カード(ミーメール+のメモリ・カード)として利用可能なものは、メモリースティックに限るようにしたが、他のメモリ・カードについても個人的に利用する情報であって、保護すべき種々のデータを記憶する特別なメモリ・カードとして利用するようにすることも可能である。
また、前述した実施の形態においては、ネットワークへの接続をも実現するシステムのモニタ受像機にこの発明を適用するものとして説明したが、これに限るものではない。例えば、パーソナルコンピュータや、ワードプロセッサ、PDA(Personal Digital Assistants)、携帯電話端末等の種々の電子機器にこの発明を適用することができる。
すなわち、通信機能を備えることは必須の条件ではない。複数人で共有される可能性のある電子機器であって、個人的に利用される情報であって、共有者に見られたり、利用されたりすることがないように、保護する必要のある情報を外部記録媒体に記録することが可能な電子機器にこの発明を適用することができる。
この発明による電子機器の実施形態としてのモニタ装置の一例を示す図である。 モニタ装置と無線接続されるベース装置の一例の正面および側面を示す図である。 モニタ装置と無線接続されるベース装置の一例の背面を示す図である。 モニタ装置をスタンドによって自立させた状態を示す図である。 ベース装置の機能ブロック構成の一例を示す図である。 モニタ装置の機能ブロック構成の一例を示す図である。 モニタ装置の動作を説明するためのフローチャートの一部を示す図である。 図7の続きのフローチャートを示す図である。 メモリ・カードの設定ルーチンを説明するためのフローチャートである。 ミーメール+未作成媒体設定ルーチンを説明するためのフローチャートである。 図10に続くフローチャートである。 ミーメール+作成済媒体設定ルーチンを説明するためのフローチャートである。 図12の続きのフローチャートの一部を示す図である。 図12の続きのフローチャートの一部を示す図である。 外部メモリ設定ルーチンを説明するためのフローチャートである。 メモリ・カード設定画面の例を示す図である。 ミーメール+の説明画面の例を示す図である。 ミーメール+の作成画面の例を示す図である。 メモリースティックの初期化時の表示画面の例を示す図である。 ホーム設定画面の例を示す図である。 電子メール基本設定画面の例を示す図である。 パスワードの入力画面の例を示す図である。 パスワードの有効/無効の設定画面の例を示す図である。 パスワードの変更画面の例を示す図である。 メモリ・カードの初期化時の表示画面の例を示す図である。 ミーメール+未選択アイコン、ミーメール+選択済アイコンの表示例を示す図である。 メモリ・カード認識ルーチンを説明するためのフローチャートである。 ミーメール+使用ルーチンを説明するためのフローチャートである。 ミーメール+確認ルーチンを説明するためのフローチャートである。
符号の説明
100…モニタ装置、170…制御部、171…CPU、172…ROM、173…RAM、141…メモリ・カード、142…スロット、101…LCD、191…表示制御部、103…タッチパネル、193…座標検出部、109…操作部、199…インタフェース

Claims (6)

  1. 外部記録媒体の装填部と、
    前記挿填部に装填された外部記録媒体を、保護すべき個人利用情報の記憶専用の個人専用媒体とするための情報を記録するようにする個人専用媒体作成手段と、
    前記挿填部に装填された外部記録媒体が、前記個人専用媒体か、それ以外の外部記録媒体かを判別する判別手段と、
    前記判別手段により、前記挿填部に装填された外部記録媒体が、前記個人専用媒体であると判別された場合に、これを通知する通知手段と
    を備えることを特徴とする外部記録媒体の利用が可能な電子機器。
  2. 請求項1に記載の電子機器であって、
    前記判別手段により、前記挿填部に装填された外部記録媒体が、前記個人専用媒体であると判別された場合に、前記個人専用媒体を使用するか否かの選択入力を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段を通じて、前記個人専用媒体の利用を選択する選択入力を受け付けた場合に、保護すべき個人利用情報については、前記個人専用媒体に対して書き込み/読み出しを行うようにする制御手段と
    を備えることを特徴とする外部記録媒体の利用が可能な電子機器。
  3. 請求項1または請求項2に記載の電子機器であって、
    前記個人専用媒体に記録する保護すべき個人利用情報は、キャッシュメモリの保持情報、ネットワーク接続時に利用される情報、ネットワーク接続時に送信あるいは受信される情報、アドレス帳情報、辞書関連情報、文字サイズ情報などの主に個人的に利用される情報であることを特徴とする外部記録媒体の利用が可能な電子機器。
  4. 挿填部に装填された外部記録媒体を、保護すべき個人利用情報の記憶専用の個人専用媒体とするための情報を記録するようにする個人専用媒体の作成が可能な電子機器においての外部記録媒体の利用方法であって、
    前記挿填部に装填された外部記録媒体が、前記個人専用媒体か、それ以外の外部記録媒体かを判別する判別ステップと、
    前記判別ステップにおいて、前記挿填部に装填された外部記録媒体が、前記個人専用媒体であると判別された場合に、これを通知する通知ステップと
    を有することを特徴とする外部記録媒体の利用方法。
  5. 請求項4に記載の外部記録媒体の利用方法であって、
    前記判別ステップにおいて、前記挿填部に装填された外部記録媒体が、前記個人専用媒体であると判別された場合に、前記個人専用媒体を利用するか否かの選択入力を受け付ける受付ステップと、
    前記受付ステップにおいて、前記個人専用媒体の利用を選択する選択入力を受け付けた場合に、保護すべき個人利用情報については、前記個人専用媒体に対して書き込み/読み出しを行うようにする制御ステップと
    を有することを特徴とする外部記録媒体の利用方法。
  6. 請求項4または請求項5に記載の外部記録媒体の利用方法であって、
    前記個人専用媒体に記録する保護すべき個人利用情報は、キャッシュメモリの保持情報、ネットワーク接続時に利用される情報、ネットワーク接続時に送信あるいは受信される情報、アドレス帳情報、辞書関連情報、文字サイズ情報などの主に個人的に利用される情報であることを特徴とする外部記録媒体の利用方法。
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