JP2005173372A - 光学装置の手振れ補正装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 撮像装置全体の小型化・薄型化を可能にする手振れ補正装置を提供する。
【解決手段】 第1アクチュエータ8及び第2アクチュエータ9は、レンズ1、撮像素子7、及びこれらを保持する鏡筒2を含む可動部を、光軸と直交する平面に含まれる互いに直交する第1回動軸及び第2回動軸の回りにそれぞれ回動する。第1回動軸及び第2回動軸を含む平面の光軸方向の位置は可動部の重心の光軸方向の位置とほぼ一致する。第1アクチュエータが可動部に駆動力を印加する第1作用点は、撮像素子のレンズとは反対側であって、第2回動軸と光軸とを含む平面内に位置し、第2アクチュエータが可動部に駆動力を印加する第2作用点は、撮像素子のレンズとは反対側であって、第1回動軸と光軸とを含む平面内に位置する。
【選択図】 図1

Description

本発明は撮像光学系の手振れを容易に解決する小型の光学装置の手振れ補正装置に関する。
昨今、ムービおよびデジタルスチルカメラの高倍率ズーム時や暗所撮影時には、手振れによる撮影画像の乱れが問題となっている。
従来、カメラ撮影時の手振れを補正する手段として、以下のような技術が知られている。
例えば、特許文献1には、撮影レンズを保持するレンズ鏡筒と、撮影レンズの一部であり光軸に対して垂直面内に移動させることで手振れ補正を行う補正レンズと、レンズ鏡筒の振れ量を検出する第1及び第2の振れ検出手段とを備え、第1及び第2の振れ検出手段が検出したレンズ鏡筒の振れ量に応じて補正レンズを保持する保持枠を光軸と直交する2方向に駆動することにより、撮像素子に入射する光線の角度を変えて手振れ補正行う手振れ補正装置が記載されている。
また、特許文献2には、バリアングルプリズム式手振れ補正装置が記載されている。即ち、この手振れ補正装置は、2枚のガラス板を特殊フィルム製の蛇腹でつなぎ、内部に高屈折率を有する液体を充填させた可変頂角プリズムを撮像レンズ群の内部に配置し、2枚のガラス板を水平方向及び垂直方向にそれぞれ傾けることにより、撮像素子に入射する光線の角度を変えて手振れ補正を行う。
特開2000−75338号公報 特開平11−183951号公報
昨今、CCD等撮像素子の画素数は年々増加してきている。高画質化に伴って、撮像素子の画素数が少ない場合には気にならなかった少しの手触れによる撮影画像の乱れが目立つようになってきた。
一方、携帯電話やモバイル機器などの小型携帯機器においてカメラの搭載比率の増加は顕著であり、これらに搭載されるカメラにも手振れ補正機能が要望されている。
ムービやデジタルスチルカメラには上述したような手振れ補正装置が付加されたものが商品化されているが、この手振れ補正装置は構造が複雑で、機構的に大きく、小型化に不向きである。そして、この手振れ補正装置を更に小型化しようとすると、十分な手振れ補正効果が得られない。従って、従来の手振れ補正装置は、デジタルスチルカメラの更なる小型化の障害となり、また、携帯電話やモバイル機器などの小型携帯機器には実質的に搭載することができないという問題を有していた。
本発明は、従来の手振れ補正装置の上記の問題を解決し、撮像装置全体の小型化・薄型化を可能にする手振れ補正装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の光学装置の手振れ補正装置は、レンズ、撮像素子、及びこれらを保持する鏡筒を含む可動部と、前記可動部を光軸と直交する平面に含まれる互いに直交する第1回動軸及び第2回動軸の回りにそれぞれ回動させる第1アクチュエータ及び第2アクチュエータとを有し、前記第1回動軸及び前記第2回動軸を含む前記平面の前記光軸方向の位置は前記可動部の重心の前記光軸方向の位置とほぼ一致し、前記第1アクチュエータが前記可動部に駆動力を印加する第1作用点は、前記撮像素子の前記レンズとは反対側であって、前記第2回動軸と前記光軸とを含む平面内に位置し、前記第2アクチュエータが前記可動部に駆動力を印加する第2作用点は、前記撮像素子の前記レンズとは反対側であって、前記第1回動軸と前記光軸とを含む平面内に位置することを特徴とする。
本発明の光学装置の手振れ補正装置によれば、可動部を回動させる手振れ補正機構の構成を簡単にすることができ、撮像装置の小型化・薄型化を実現できる。
本発明の光学装置の手振れ補正装置において、前記第1作用点と前記第2の作用点は前記光軸と直交する同一平面内に位置することが好ましい。これにより、第1,第2アクチュエータによる駆動の制御性及び応答性がよくなり、手振れ補正装置を小型化、薄型化しても十分な手振れ補正効果を得ることができる。
また、前記第1アクチュエータ及び前記第2アクチュエータの前記可動部に対する駆動力の印加方向は、前記光軸と略平行であることが好ましい。これにより、第1,第2アクチュエータのわずかな変形により可動部を容易に回動させることができ、手振れ補正装置の薄型化が容易になる。
また、前記第1アクチュエータ及び前記第2アクチュエータは、圧電セラミックスを用いたバイモルフ型又はユニモルフ型アクチュエータであることが好ましい。これにより、手振れ補正装置を小型化、薄型化が容易になり、また、消費電力を抑えることができる。
また、前記第1アクチュエータ及び前記第2アクチュエータが一体化されていることが好ましい。これにより、手振れ補正装置を更に小型化、薄型化することができる。また、部品点数及び組立工数を削減でき、低コスト化を実現できる。
以下に、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明の一実施形態に係る光学装置の手振れ補正装置を被写体側から見た斜視図である。以下の説明の便宜のために、光学装置の光軸をZ軸、水平軸をX軸、垂直軸をY軸とするXYZ直交座標系を設定する。X軸とY軸とは、光軸(Z軸)上で交差する。なお、手振れ補正装置が搭載された撮像装置の実際の使用状態での水平方向及び垂直方向は、X軸及びY軸の向きと一致しないことがある。図2は、図1におけるX軸に沿ったII−II線における矢視断面図、図3は、図1におけるY軸に沿ったIII−III線における矢視断面図である。
レンズ1がレンズ枠(鏡筒)2に固着されて保持されている。レンズ枠2は、その外周側のレンズ枠ホルダー3と一体化されている。レンズ枠ホルダー3のY軸が交差する位置に一対の貫通孔3aが設けられている。
レンズ枠ホルダー3の外側に、レンズ枠ホルダー3と離間して環状の第1回動ホルダー4が設置されている。第1回動ホルダー4のY軸が交差する位置に一対の貫通孔4aが設けられている。レンズ枠ホルダー3の一対の貫通孔3aと第1回動ホルダー4の一対の貫通孔4aとに、Y軸方向を中心軸方向とする一対の第1回動ピン4bが挿入されている。これにより、レンズ枠ホルダー3は、一対の第1回動ピン4bを介して第1回動ホルダー4に、Y軸回り(ヨー方向RY)に回動自在に保持されている。
第1回動ホルダー4のX軸が交差する位置に一対の貫通孔4cが設けられている。
第1回動ホルダー4の外側に、第1回動ホルダー4と離間して、環状の第2回動ホルダー5が設置されている。第2回動ホルダー5のX軸が交差する位置に一対の貫通孔5aが設けられている。第1回動ホルダー4の一対の貫通孔4cと第2回動ホルダー5の一対の貫通孔5aとに、X軸方向を中心軸方向とする一対の第2回動ピン5bが挿入されている。これにより、レンズ枠ホルダー3及び第1回動ホルダー4は、一対の第2回動ピン5bを介して第2回動ホルダー5に、X軸回り(ピッチ方向RX)に回動自在に保持されている。
7はレンズ1に対して被写体側とは反対側に配置された撮像素子である。撮像素子7はレンズ枠2に固着されている。
6は、撮像素子7と干渉しないように中央部に開口が形成された矩形枠状の台座である。上述の第2回動ホルダー5はこの台座6の被写体側の面上に搭載されている。台座6の被写体とは反対側の面上には、第1,第2アクチュエータ8,9が固定されている。なお、図2では第2アクチュエータ9は省略されており、図3では第1アクチュエータ8は省略されている。
本発明では、相互に固着され一体化されたレンズ1、レンズ枠2、レンズ枠ホルダー3、及び撮像素子7を「可動部」と呼ぶ。上記の説明から明らかなように、可動部は、台座6に対してX軸回り(ピッチ方向RX)及びY軸回り(ヨー方向RY)に回動することができる。
第1回動ピン4b及び第2回動ピン5bのZ軸方向における位置、即ち、X軸及びY軸を含む平面のZ軸方向における位置は、可動部の重心のZ軸方向における位置とほぼ一致している。このように、可動部の回動中心位置をその重心位置とほぼ一致させることにより、アクチュエータ8,9の駆動効率を向上させることができる。
次にアクチュエータ8、9と撮像素子7との位置関係および駆動力の作用点について説明する。
図4は本発明の一実施形態に係る光学装置の手振れ補正装置を被写体側とは反対側から見た斜視図である。枠状の台座6のX軸と平行な一辺に第1アクチュエータ8が設置され、Y軸と平行な一辺に第2アクチュエータ9が設置されている。第1アクチュエータ8は、アクチュエータ台座8bと圧電素子8cと押さえ板8aとがこの順に積層されてなり、これらは一体にビス8dで台座6に固定されている。アクチュエータ9も同様に、アクチュエータ台座9bと圧電素子9cと押さえ板9aとがこの順に積層されてなり、これらは一体にビス9dで台座6に固定されている。台座6の開口内には撮像素子7が配置されている。可動部がX軸回り及びY軸回りに回動したとき撮像素子7と台座6とが干渉しないように、台座6の開口の内側周縁と撮像素子7との間には隙間が設けられている。圧電素子8c,9cとしては、例えば、バイモルフ型又はユニモルフ型の圧電セラミックを用いることができる。第1,第2アクチュエータ8,9の片持ち支持された圧電素子8c,9cの先端は撮像素子7に直接又は他の部材(図示せず)を介して固定されている。第1,第2アクチュエータ8,9の電極(図示せず)に電圧を印加して圧電素子8c,9cを変形させると、撮像素子7に駆動力が作用して、可動部を、X軸回り及びY軸回りに回動(傾斜)させることができる。これにより、レンズ1及び撮像素子7の受光面を光軸(Z軸)に対して傾斜させることができる。
図5は本発明の一実施形態に係る光学装置の手振れ補正装置を被写体側とは反対側から見た背面図である。Z軸方向と平行な方向から見たとき、第1アクチュエータ8の駆動力が撮像素子7に印加される第1作用点8eは、Y軸とZ軸とを含む平面(YZ面)内で、X軸よりもアクチュエータ8の取り付け側(押さえ板8a及びビス8d側)の位置にある。この第1作用点8eを介して第1アクチュエータ8の駆動力を撮像素子7に印加することによって、可動部をX軸回りに回動させることができ、ピッチ方向の像振れを補正することができる。
一方、Z軸方向と平行な方向から見たとき、第2アクチュエータ9の駆動力が撮像素子7に印加される第2作用点9eは、X軸とZ軸とを含む平面(XZ面)内で、Y軸よりもアクチュエータ9の取り付け側(押さえ板9a及びビス9d側)の位置にある。この第2作用点9eを介して第2アクチュエータ9の駆動力を撮像素子7に印加することによって、可動部をY軸回りに回動させることができ、ヨー方向の像振れを補正することができる。
更に、YZ面内に配置された第1作用点8e、及びXZ面内に配置された第2作用点9eのZ軸方向における各位置は互いに同一である。即ち、第1,第2作用点8e,9eは、Z軸と直交する同一平面内に位置する。これにより、いずれか一方の作用点のみに駆動力を印加して可動部を回動させた場合に、他方の作用点において撮像素子7とこれに連結されたアクチュエータとの間に無理な力がほとんど発生しない。従って、第1,第2アクチュエータ8,9による駆動の制御性及び応答性がよくなり、手振れ補正装置を小型化、薄型化しても十分な手振れ補正効果を得ることができる。
また、圧電素子8c,9cの長手方向をZ軸と略直交する方向とし、圧電素子8c,9cが作用点8e,9eに印加する駆動力の印加方向をZ軸と略平行とすることにより、圧電素子8c,9cのわずかな変形でレンズ1及び撮像素子7を回動させることができ、手振れ装置の薄型化が可能になる。
上述したように第1作用点8e及び第2作用点9eをそれぞれYZ面内及びXZ面内に配置し、且つ、第1,第2作用点8e,9eのZ軸からの距離を小さくすることにより、圧電素子8c,9cの小さな変位量で可動部を大きく回動させることができ、手振れ補正が可能な範囲を拡大することができる。例えば、Z軸からY軸方向及びX軸方向にそれぞれ1mm離れた位置に第1,第2作用点8e,9eを設け、第1,第2作用点8e,9eにて圧電素子8c,9cがZ軸方向に20μm変位するように第1,第2アクチュエータ8,9を駆動すると、可動部は概略1.1度傾斜する。このように、第1,第2作用点8e,9eをZ軸と直交する面内においてZ軸の近傍に配置すると、可動部の回動量、つまり、手振れ補正量を拡大することができる。
一般的にパラレルタイプのバイモルフ型アクチュエータでは先端の変位量xは下記式(1)によって概略求めることができることがわかっている。ここで、パラレルタイプとは2枚の圧電素子材料の間に中間電極を配置したものをいう。
x=3・d31・(L/t)2・(1+ts/t)・V・α …(1)
式(1)中の各記号は以下の通りである。
Figure 2005173372
表1の「数値例」の値をとるとき、圧電素子の先端(自由端)は20μm変位する。尚、圧電材料、電極の材質、機械的な寸法によって補正係数αは変化するが、実測値と合致させるため、ここでは1とした。
また、バイモルフ型アクチュエータの幅を変えることによって発生する駆動力を変化させることができる。可動部を回動させるときの摩擦力や可動部の慣性などを考慮して、アクチュエータの幅を十分に確保することで、表1の「数値例」のアクチュエータを用いて可動部を1度程度傾けることができ、デジタルカメラの手振れ量の実測値0.5度以下に対して十分な補正が可能となる。
ここではパラレルタイプのバイモルフ型アクチュエータの実測値及び計算値を示したが、ユニモルフ型アクチュエータを用いた場合にも、必要な手振れ補正量に応じてアクチュエータの機械的な寸法および材料を選択することによって、所望する手振れ補正効果を得ることが可能である。
このように、本実施形態によれば、小型、薄型の手振れ補正装置を実現できるので、手振れ補正装置を搭載した撮像装置の小型化、薄型化が可能になる。また、従来は搭載不可能であったモバイル機器などにも搭載可能な手振れ補正装置を提供できる。
(実施の形態2)
上記の実施形態1では、可動部をピッチ方向及びヨー方向に回動させるために別個の第1,第2アクチュエータ8,9を用いたが、これらが一体化された一体型アクチュエータを用いることもできる。以下に、このような一体型アクチュエータを説明する。
図6は2つの変位部分11,12を有する櫛状の一体型バイモルフアクチュエータ10の斜視図である。一体型アクチュエータ10は、矩形状のバイモルフ型圧電素子の中央部分にスリット10jを形成することにより略「U」字形状に形成されており、片持ち支持された2つの平行な変位部分11,12を備えている。2つの変位部分11,12の一方の面上の電極10dと電極10g、他方の面上の電極10cと電極10f、中間の電極10eと電極10hは、いずれも相互に絶縁されている。取り付け時にはスリット10jの一部が隠れるようにが押さえ板10aとアクチュエータ台座10bとで圧電素子を挟持する。これにより、2つの変位部分11,12は相互に独立して変位することができる。このとき、電極10dと電極10g、電極10cと電極10fの絶縁を確保するために、押さえ板10a及びアクチュエータ台座10bは絶縁性材料からなることが好ましい。
図7は一体型バイモルフアクチュエータ10の取り付け状態を示した背面図である。矩形枠状の台座6の4隅のうちの一つに一体型バイモルフアクチュエータ10がビス10dで固定されている。
第1変位部分11の駆動力が撮像素子7に印加される第1作用点11aは、Y軸とZ軸とを含む平面と、撮像素子7の表面とが交わる直線上にある。この第1作用点11aに第1変位部分11の駆動力を印加することによって、可動部をX軸回りに回動させることができ、ピッチ方向の像振れを補正することができる。
また、第2変位部分12の駆動力が撮像素子7に印加される第2作用点12aは、X軸とZ軸とを含む平面と、撮像素子7の表面とが交わる直線上にある。この第2作用点12aに第2変位部分12の駆動力を印加することによって、可動部をY軸回りに回動させることができ、ヨー方向の像振れを補正することができる。
このように一体型バイモルフアクチュエータ10を用いることにより、図1〜図5に示した第1,第2アクチュエータ8,9を用いた場合と同様に手振れを補正することができる。更に、一体型バイモルフアクチュエータ10によれば、部品点数や組立工数が削減でき、また、手振れ補正装置の小型化や薄型化も一層容易になる。
本実施の形態2は、上記以外は実施の形態1と同様である。
本発明の光学装置の手振れ補正装置の利用分野は特に限定されず、ムービ、デジタルスチルカメラ、小型携帯機器に搭載される撮像装置の手振れ補正装置として広く利用できる。
また、光学装置の補正機構に限らず、微小な角度補正を行うチルト装置としても利用可能である。
本発明の一実施形態に係る光学装置の手振れ補正装置の被写体側から見た斜視図 光学装置の一実施形態に係る光学装置の手振れ補正装置のX軸とZ軸とを含む平面における断面図 光学装置の一実施形態に係る光学装置の手振れ補正装置のY軸とZ軸とを含む平面における断面図 本発明の一実施形態に係る光学装置の手振れ補正装置の被写体側とは反対側から見た斜視図 本発明の一実施形態に係る光学装置の手振れ補正装置の被写体側とは反対側から見た背面図 2箇所の変位部分を有する櫛状の一体型バイモルフアクチュエータの斜視図 本発明の別の実施形態に係る光学装置の手振れ補正装置の被写体側とは反対側から見た背面図
符号の説明
1 レンズ
2 レンズ枠
3 レンズ枠ホルダー
3a 貫通孔
4 第1回動ホルダー
4a,4c 貫通穴
4b 第1回動ピン
5 第2回動ホルダー
5a 貫通穴
5b 第2回動ピン
6 台座
7 撮像素子
8 第1アクチュエータ
9 第2アクチュエータ
8a、9a 押さえ板
8b、9b アクチュエータ台座
8c、9c 圧電素子
8d、9d ビス
8e 第1作用点
9e 第2作用点
10 一体型バイモルフアクチュエータ
10a 押さえ板
10b 一体型アクチュエータ台座
10c、10d、10f、10g 電極
10e、10h 中間電極
10d ビス
10j スリット
11,12 変位部分
11a 第1作用点
12a 第2作用点

Claims (5)

  1. レンズ、撮像素子、及びこれらを保持する鏡筒を含む可動部と、
    前記可動部を光軸と直交する平面に含まれる互いに直交する第1回動軸及び第2回動軸の回りにそれぞれ回動させる第1アクチュエータ及び第2アクチュエータと
    を有し、
    前記第1回動軸及び前記第2回動軸を含む前記平面の前記光軸方向の位置は前記可動部の重心の前記光軸方向の位置とほぼ一致し、
    前記第1アクチュエータが前記可動部に駆動力を印加する第1作用点は、前記撮像素子の前記レンズとは反対側であって、前記第2回動軸と前記光軸とを含む平面内に位置し、
    前記第2アクチュエータが前記可動部に駆動力を印加する第2作用点は、前記撮像素子の前記レンズとは反対側であって、前記第1回動軸と前記光軸とを含む平面内に位置することを特徴とする光学装置の手振れ補正装置。
  2. 前記第1作用点と前記第2の作用点は前記光軸と直交する同一平面内に位置する請求項1に記載の光学装置の手振れ補正装置。
  3. 前記第1アクチュエータ及び前記第2アクチュエータの前記可動部に対する駆動力の印加方向は、前記光軸と略平行である請求項1又は2に記載の光学装置の手振れ補正装置。
  4. 前記第1アクチュエータ及び前記第2アクチュエータは、圧電セラミックスを用いたバイモルフ型又はユニモルフ型アクチュエータである請求項1〜3のいずれかに記載の光学装置の手振れ補正装置。
  5. 前記第1アクチュエータ及び前記第2アクチュエータが一体化されている請求項1〜4のいずれかに記載の光学装置の手振れ補正装置。
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