JP2005173280A - 多点測距カメラ - Google Patents

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Abstract

【課題】選択表示される測距領域のばらつきを低減し、信頼性が向上される多点測距カメラを提供する。
【解決手段】撮影画面内の複数の領域それぞれについて測距する多点測距手段と、測距領域を選択する選択手段と、選択された測距領域における前記測距手段の測距結果に基づき焦点調節を行う自動焦点調節装置と、前回の測距時と同一シーンであるかを判別するシーン判別手段と、カメラの各種設定や選択手段にて選択されたひとつあるいは複数の測距領域を撮影画面に重ねて操作表示部に表示する表示手段と、各測距領域について選択手段にて選択された履歴を記憶する記憶手段とを備え、表示手段が、測距時に前回の測距時と同一シーンであると判別され、かつ測距結果の差が前回測距時と所定値以下である場合には、選択手段にて選択されたひとつあるいは複数の測距領域に加え、記憶手段に記憶された履歴情報に基づいて表示部に表示する測距領域を決定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、多点測距装置を備えた撮像装置に関する。
従来の多点測距装置を備えた撮像装置では、撮影画面内複数の測距領域において測距を行い、その測距結果から主被写体の存在する測距領域を選択手段により選択し、選択された測距領域における測距結果に基づき、撮影レンズの焦点調節を行っている。このため、撮影画面の中央に主被写体が存在しなくても、フォーカスロックなどの手間をかけることなく主被写体にピントの合った撮影が可能となっている。
一方で測距手段の測距結果は、同一シーンの撮影においても被写界深度程度のばらつきが存在する。このばらつきは焦点調節に反映されるが、被写界深度内のばらつきであるために撮影画像のピントが大幅にボケてしまうことはない。
特開2002−341426号公報
しかしながら、従来の構成の多点測距装置では、この測距結果のばらつきにより同一被写体に対応する測距領域が複数存在し、測距結果が等しくなるはずのシーンの場合であっても、測距領域の選択結果にばらつきが生じることがある。このため、同一シーンにおいて複数回撮影あるいは撮影前測距動作を行う毎に、操作表示部に撮影画面と共に表示される選択測距領域表示にばらつきが生じる。この選択測距領域表示のばらつきにより、前述のように撮影画像のピントに問題がなくても、撮影者に不安を与えることになる。
一例を示すと、図7のように同じ距離に二人並んだシーンにおいて、あるときに図7(a)に示すように測距領域が選択表示されるが、再び測距を行うと図7(b)に示すように表示される。どちらの場合にも中抜けせずに人物にピントのあった画像となるが、選択表示される測距領域が異なるため撮影者に不安を与えてしまう。
本発明は上述の事情に鑑みてなされたものであり、撮影者の不安を解消するため、選択表示される測距領域のばらつきを低減し、見た目の信頼性が向上される多点測距カメラを提供することを目的とする。
さらに、測距時に前回の測距時と同一シーンであるかを判別し、同一シーンであると判別され、かつ測距結果の差が前回の測距時と所定値以下の場合には、前回以前に選択表示された測距領域の履歴を参照し選択測距領域表示の制御を行うことで、選択表示される測距領域のばらつきの低減を図ることを目的とする。
上記課題を解決するために本発明では、以下の構成を採用している。
即ち、本発明に係る請求項1の多点測距カメラは、撮影画面内の複数の領域それぞれについて測距する多点測距手段と、前記多点測距手段の測距結果より主被写体の位置に対応する測距領域を選択する選択手段と、前記選択手段にて選択された測距領域における前記測距手段の測距結果に基づき、撮影レンズの焦点調節を行う自動焦点調節装置と、前回の測距時と同一シーンであるかを判別するシーン判別手段と、カメラの各種設定や前記選択手段にて選択されたひとつあるいは複数の測距領域を撮影画面に重ねて操作表示部に表示する表示手段と、各測距領域について前記選択手段にて選択された履歴を記憶する記憶手段とを備え、前記表示手段は、前記測距手段による測距時に前回の測距時と同一シーンであると前記シーン判別手段により判別され、かつ測距結果の差が前回の測距時と所定値以下である場合には、前記選択手段にて選択されたひとつあるいは複数の測距領域に加え、前記記憶手段に記憶された履歴情報に基づき、前記操作表示部に表示する測距領域を決定することを特徴とする。
また、本発明に係る請求項2の多点測距カメラは、請求項1に記載の多点測距カメラにおいて、前記表示手段は、前記記憶手段の履歴のうち、最近の複数回の履歴のみを参照することを特徴とする。
また、本発明に係る請求項3の多点測距カメラは、請求項1に記載の多点測距カメラにおいて、前記表示手段は、前記記憶手段の履歴より選択された頻度に基づき、選択表示する測距領域を決定することを特徴とする。
また、本発明に係る請求項4の多点測距カメラは、請求項1に記載の多点測距カメラにおいて、前記シーン判別手段は、測距時における被写体の明るさ、カメラの姿勢、ズームポジション、測距領域設定、マクロ・非マクロ設定、撮影モード設定、前回測距時からの経過時間の各項目うち、少なくともいずれかひとつを含む項目が所定条件を満たすときに、前回の撮影と同一シーンであるか判別することを特徴とする。
また、本発明に係る請求項5の多点測距カメラは、請求項1に記載の多点測距カメラにおいて、前記測距結果の差を比較する所定値は被写界深度相当であることを特徴とする。
本発明に係る請求項1の多点測距カメラによれば、前回の測距時と同一シーンであると判別され、かつ測距結果の差が前回の測距時と所定値以下である場合には、以前に選択された測距領域の履歴情報を用いて前回表示された測距領域は再び表示するなどの制御を行うことで、選択測距領域表示のばらつきの低減が可能となる。
また、請求項2の多点測距カメラによれば、以前に選択された測距領域の履歴のうち、最近の複数回の履歴のみを参照するため、履歴を参照し選択表示する測距領域の信頼性の向上が見込まれる。
また、請求項3の多点測距カメラによれば、以前に選択された頻度に基づき選択表示する測距領域を決定するため、同一シーンにおいて多数回の測距を繰り返した場合の選択測距領域表示のばらつき低減が可能となる。
また、請求項4の多点測距カメラによれば、前記シーン判別手段は、測距時における被写体の明るさ、カメラの姿勢、ズームポジション、測距領域設定、マクロ・非マクロ設定、撮影モード設定、前回測距時からの経過時間の各項目うち、少なくともいずれかひとつを含む項目が所定条件を満たすときに、前回の撮影と同一シーンであるか判別するため、異なるシーンの選択表示履歴を参照した誤表示を防止することが可能となる。
また、請求項5の多点測距カメラによれば、前記測距結果の差を比較する所定値は被写界深度相当であるため、選択表示履歴に基づき表示した測距領域におけるピントが、焦点調節を行ったピントから外れてしまうことを防止できる。
発明の最良の実施形態
以下に本発明の実施例について説明する。
以下に、本発明の第1の実施例を図1〜図6に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明の実施例を適用した多点測距カメラの構成を示すブロック図である。
101は固定レンズ、102は光量を制御する絞り及びシャッター、103はAE処理部、104は後述する撮像素子上に焦点をあわせるためのフォーカスレンズ、105はAF処理部、106はストロボ、107はEF処理部、108は被写体からの反射光を電気信号に変換する受光手段又は光電変換手段としての撮像素子、109は撮像素子108の出力ノイズを除去するCDS回路やA/D変換前に行う非線形増幅回路を含むA/D変換部、110は画像処理部、111はWB処理部、112はフォーマット変換部、113は高速な内蔵メモリ(例えば、ランダムアクセスメモリなど、以下DRAMと記す)、114はメモリーカードなどの記録媒体とそのインターフェースからなる画像記録部、115は撮影シーケンスなどシステムを制御するシステム制御部、116は画像表示用メモリ(以下VRAMと記す)、117は画像表示の他、操作補助のための表示やカメラ状態の表示の他、撮影時には撮影画面と測距領域を表示する操作表示部、118はカメラを外部から操作するための操作部、119はカメラの姿勢を検出する検出手段としての姿勢検出センサ、120はシステムに電源を投入するためのメインスイッチ、121はプログラム、風景、人物などの撮影モードを設定する撮影モードスイッチ、122はAFやAE等の撮影スタンバイ動作を行うためのスイッチ(以下SW1と記す)、123はSW1の操作後、撮影を行う撮影スイッチ(以下SW2と記す)である。
113のDRAMは一時的な画像記憶手段としての高速バッファとして、あるいは画像の圧縮伸張における作業用メモリなどに使用される。操作部118は、例えば次のようなものが含まれる。撮像装置の撮影機能や画像再生時の設定などの各種設定を行うメニュースイッチ、撮影レンズのズーム動作を指示するズームレバー(ズーム指示手段)、撮影モードと再生モードの動作モード切替スイッチ、などである。
以下、本発明の実施例の動作を図2を参照しながら詳述する。
図2は、本発明の実施例を適用した多点測距カメラの動作を表すフローチャートである。
まず、ステップS201でメインスイッチ120の状態を検出し、ONであればステップS202へ進む。ここに、メインスイッチ120の機能はシステムに電源を投入することである。ステップS202では画像記録部114の残容量を調べ、残容量が0であればステップS203へ進み、そうでなければステップS204へ進む。ステップS203では画像記録部114の残容量が0であることを警告してステップS201に戻る。警告は操作表示部117に表示するか又は図示しない音声出力部から警告音を出すか、又はその両方をおこなってもよい。
ステップS204では後述する図3のフローチャートに従ってズーム動作を行う。ステップS205ではスイッチSW1の状態を調べ、ONであればステップS207へ進み、そうでなければステップS206へ進む。ここに、SW1の機能は、AFやAEなどの撮影スタンバイ動作を行うことである。ステップS206ではメインスイッチ120の状態を調べ、ONであればステップS204へ、そうでなければステップS201へ進む。ステップS207ではAE処理部103で画像処理部110の出力からAE処理を行う。
ステップS208では後述する図4のフローチャートに従ってAF動作を行う。ステップS209はSW2の状態を調べ、ONであればステップS211へ、そうでなければステップS210へ進む。ここに、SW2の機能はSW1の操作後撮影を行うことである。ステップS210ではSW1の状態を調べ、ONであればステップS209へ戻り、そうでなければステップS204へ戻る。ステップS211では後述する図5のフローチャートにしたがって撮影動作をおこなう。
ステップS212では画像記録部114の残容量を調べ、残容量が0であればステップS203へ進み、そうでなければステップS213へ進む。ステップS213ではSW2の状態を調べ、ONでなければステップS210へ進む。
以下、図3のフローチャートを参照しながら図2のフローチャートにおけるS204のズーム動作のサブルーチンを説明する。
図3は、図2のフローチャートにおけるズーム動作(S204)のサブルーチンのフローチャートである。
ステップS301では図1に図示しないズームレバーがTele側に操作されてないか調べる。ONであればステップS302へ、そうでなければステップS306へ進む。ステップS302ではズーム位置がTele端であるか調べ、Tele端でなければステップS303へ、Tele端であればステップS304へ進む。ステップS303ではズーム位置をTele側へ動かし、ステップS301へ戻る。
ステップS304では電子ズームを使用していて最大倍率となっているか調べ、最大倍率であればステップS306へ、そうでなければステップS305へ進む。
ステップS305では、電子ズームの倍率を上げてステップS301へ戻る。
ステップS306では図1に図示しないズームレバーがWide側に操作されてないか調べる。ONであればステップS307へ進み、そうでなければステップS311へ進む。ステップS307ではズーム位置がWide端であるか調べ、Wide端でなければステップS308へ進み、Wide端であればステップS311へ進む。ステップS308では電子ズームを使用しているか調べ、使用していればステップS309へ、そうでなければステップS310へ進む。ステップS309では電子ズームの倍率を下げてステップS306へ戻る。ステップS310ではズーム位置をWide側へ動かし、ステップS306へ戻る。ステップS311では現在のズーム位置をシステム制御部115に内蔵される図示しない演算メモリに記憶する。
以下、図4のフローチャートを参照しながら図2のフローチャートにおけるステップS208のAF動作のサブルーチンを説明する。
AF動作は撮像素子から得られる信号の高域成分(以下、焦点評価値と記す)のピーク検出により行われる。図4は、図2のフローチャートにおけるAF動作(ステップS208)のサブルーチンのフローチャート図である。
まず、ステップS401ではフォーカスレンズ104をスキャン開始位置に移動する。ここではスキャン開始位置を測距範囲における無限端に設定するものとする。ステップS402では、測距領域毎の焦点評価値とフォーカスレンズ104の位置を記憶する。フォーカスレンズ104の位置の検出はステッピングモータにより駆動している場合には、図1に図示しないフォトインタラプタによってリセット位置からの相対位置として検出される。ステップS403ではレンズ位置が終了位置にあるかどうかを調べ、終了位置であればステップS405へ、そうでなければステップS404へ進む。ここではスキャン終了位置を測距範囲における至近端に設定するものとする。ステップS404ではフォーカスレンズ104を駆動して至近方向へ所定量動かす。
ステップS405では、測距領域毎にステップS402で記憶した焦点評価値とそのレンズ位置から、測距の信頼度を判定する。ステップS406では測距領域毎に焦点評価値の最大値を求め、その時のフォーカスレンズ104の位置を抽出する。ステップS407では、測距の信頼度および姿勢検出センサ119により検出された撮影時のカメラ姿勢などの情報を含め、ステップS406で抽出されたフォーカスレンズ位置が最も至近側である測距領域を選択する。ステップS408では、ステップS407で選択された測距領域において、ステップS406で抽出された焦点評価値が最大値を示した位置へフォーカスレンズ104を移動する。
ステップS409では、後述する図6のフローチャートに従って前回の測距時と同一シーンであるかどうか判別する。同一シーンと判別されればステップS410へ進み、そうでなければステップS411へ進む。ステップS410では、ステップS408でフォーカスレンズ104を移動した位置の前回測距時との差が所定値以下であるか調べ、所定値以下であればステップS412へ進み、そうでなければステップS411へ進む。ステップS411では、ステップS407で選択された測距領域を操作表示部117に表示する。ステップS412では、ステップS407で選択された測距領域に加え、システム制御部115に内蔵される図示しない演算メモリに記憶された選択測距領域の履歴を参照し、直前の測距時に選択表示された測距領域について、操作表示部117に表示する。ステップS413では、ステップS407で選択された測距領域および測距時の被写体情報やカメラの設定情報を、システム制御部115に内蔵される図示しない演算メモリに記憶する。
ステップS410で前回測距時との差が所定値以下であるか調べるが、所定値は被写界深度相当とすることで、選択測距領域の履歴に基づき表示した測距領域のピント位置と、ステップS407で選択された測距領域のピント位置の対応をとることが可能となる。
なお、ステップS412で選択測距領域の履歴より、直前に選択表示された測距領域についてのみ追加表示する実施例を示したが、この実施例に限られるものではなく、最近の複数回の履歴において、1回以上あるいは連続で選択表示された測距領域を表示するようにしてもよいし、または、複数回の履歴より測距領域ごとの選択表示された頻度が所定値以上である場合に選択表示されるようにしてもよい。
以下、図5のフローチャートを参照しながら図2のフローチャートにおけるステップS211の撮影動作のサブルーチンを説明する。
図5は、図2のフローチャートにおける撮影動作(ステップS211)のサブルーチンのフローチャートである。
まず、ステップS501では被写体輝度を測定する。ステップS502ではステップS501で測定した被写体輝度に応じて撮像素子108への露光を行う。撮像素子面上に結像された像は光電変換されてアナログ信号となり、ステップS503にてA/D変換部109へと送られ、撮像素子108の出力ノイズ除去や非線形処理などの前処理の後にデジタル信号に変換される。ステップS504では、A/D変換部109からの出力信号をWB処理部111により画像処理部110でホワイトバランス調整し、適正な出力画像信号とする。ステップS505では、出力画像信号をフォーマット変換部112でJPEGフォーマット等への画像フォーマット変換を行い、DRAM113に一時的に記憶する。ステップS506では、DRAM113内のデータを画像記録部114にてカメラ内のメモリ、またはカメラに装着されたメモリーカードなどの外部記憶媒体へと転送し記憶する。
以下、図6のフローチャートを参照しながら図4のフローチャートにおけるステップS409のシーン判別のサブルーチンを説明する。
図6は、図4のフローチャートにおけるシーン判別(ステップS409)のサブルーチンのフローチャートである。また、以下に説明する図6のフローチャートで比較を行う前回測距時の情報は、図4のフローチャートのステップS413にてシステム制御部115に内蔵される図示しない演算メモリに記憶されるものである。
ステップS601では、被写体の明るさの差を前回測距時と比較し、例えば±1/3段などの所定値内であるか調べ、所定値内であればステップS602へ進み、そうでなければNoへ進む。ステップS602では、カメラの姿勢を前回測距時と比較し、同じ姿勢であればステップS603へ進み、そうでなければNoへ進む。ステップS603では、ズームポジションを前回測距時と比較し、同じズームポジションであればステップS604へ進み、そうでなければNoへ進む。ステップS604では、測距領域設定を前回測距時と比較し、同じ測距領域設定であればステップS605へ進み、そうでなければNoへ進む。ステップS605では、マクロ・非マクロ設定を前回測距時と比較し、同じマクロ・非マクロ設定であればステップS606へ進み、そうでなければNoへ進む。ステップS606では、撮影モードを前回測距時と比較し、同じ撮影モードであればステップS607へ進み、そうでなければNoへ進む。ステップS607では、前回測距時から経過した時間を調べ、所定の経過時間内であればYesへ進み、そうでなければNoへ進む。
以上で説明した前記シーン判別のフローチャートは、測距時における被写体の明るさ、カメラの姿勢、ズームポジション、測距領域設定、マクロ・非マクロ設定、撮影モード設定、前回測距時からの経過時間の各項目全てが所定条件を満たすときに、前回の撮影と同一シーンであると判別する実施例であるが、上記各項目のうち、少なくともいずれかひとつを含む項目が所定条件を満たすときに、前回の撮影と同一シーンであると判別するとしてもよい。また、各項目の満たすべき所定条件は、上記で示した値に限られるものではない。
以上説明したようにカメラの制御を行うことにより、本実施例を使用した多点測距カメラは、前回の測距時と同一シーンであると判別され、かつ測距結果の差が前回の測距時と所定値以下である場合には、以前に選択された測距領域の履歴情報を用いて前回表示された測距領域は再び表示するなどの制御を行うことで、選択測距領域表示のばらつきの低減が可能となる。
本発明に係る第1の実施例の多点測距カメラの構成を示すブロック図である。 本発明に係る第1の実施例の多点測距カメラの動作を表すフローチャート図である。 図2におけるズーム動作のサブルーチンのフローチャート図である。 図2におけるAF動作のサブルーチンのフローチャート図である。 図2における撮影動作のサブルーチンのフローチャート図である。 図4におけるシーン判別のサブルーチンのフローチャート図である。 従来例における測距領域が選択表示される一例である。
符号の説明
101 固定レンズ
102 絞り及びシャッター
103 AE処理部
104 フォーカスレンズ部
105 AF処理部
106 ストロボ
107 EF処理部
108 撮像素子
109 A/D変換部
110 画像処理部
111 WB処理部
112 フォーマット変換部
113 DRAM
114 画像記録部
115 システム制御部
116 VRAM
117 操作表示部
118 操作部
119 姿勢検出センサ
120 メインスイッチ
121 モードスイッチ
122 スイッチ
123 撮影スイッチ

Claims (5)

  1. 撮影画面内の複数の領域それぞれについて測距する多点測距手段と、
    前記多点測距手段の測距結果より主被写体の位置に対応する測距領域を選択する選択手段と、
    前記選択手段にて選択された測距領域における前記測距手段の測距結果に基づき、撮影レンズの焦点調節を行う自動焦点調節装置と、
    前回の測距時と同一シーンであるかを判別するシーン判別手段と、
    カメラの各種設定や前記選択手段にて選択されたひとつあるいは複数の測距領域を撮影画面に重ねて操作表示部に表示する表示手段と、
    各測距領域について前記選択手段にて選択された履歴を記憶する記憶手段とを備え、
    前記表示手段は、前記測距手段による測距時に、前回の測距時と同一シーンであると前記シーン判別手段により判別され、かつ測距結果の差が前回の測距時と所定値以下である場合には、前記選択手段にて選択されたひとつあるいは複数の測距領域に加え、前記記憶手段に記憶された履歴情報に基づき、前記操作表示部に表示する測距領域を決定することを特徴とする多点測距カメラ。
  2. 前記表示手段は、前記記憶手段の履歴のうち、最近の複数回の履歴のみを参照することを特徴とする請求項1に記載の多点測距カメラ。
  3. 前記表示手段は、前記記憶手段の履歴より選択された頻度に基づき、選択表示する測距領域を決定することを特徴とする請求項1に記載の多点測距カメラ。
  4. 前記シーン判別手段は、測距時における被写体の明るさ、カメラの姿勢、ズームポジション、測距領域設定、マクロ・非マクロ設定、撮影モード設定、前回測距時からの経過時間の各項目うち、少なくともいずれかひとつを含む項目が所定条件を満たすときに、前回の撮影と同一シーンであるか判別することを特徴とする請求項1に記載の多点測距カメラ。
  5. 前記測距結果の差を比較する所定値は被写界深度相当であることを特徴とする請求項1に記載の多点測距カメラ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011053379A (ja) * 2009-08-31 2011-03-17 Canon Inc 撮像装置及びその制御方法
US20110221924A1 (en) * 2010-03-12 2011-09-15 Sanyo Electric Co., Ltd. Image sensing device

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